- 2024.03.27 Wednesday
映画「RRR」の感想(ネタバレ)
映画「RRR」の感想(ネタバレ)
■監督:S・S・ラージャマウリ
■出演:N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア ラーム・チャラン アーリヤー・バット レイ・スティーヴンソン アリソン・ドゥーディ オリヴィア・モリス
映画「RRR」のあらすじ
1920年のインド。圧政を敷く英国人総督の一行は、ある村にいた少女を総督府があるデリーに連れ去る。部族の守護者ビームは少女の身柄を取り返そうと、仲間たちとデリーへ。そこにある警察で働く警官ラーマは、英国人の署長にビームたちを捕まえるよう命じられる。やがてビームとラーマは互いの正体を知らないまま交流を始めて友情を深めるが、ビームは少女を救い出すべく、パーティーが開かれている総督の公邸に乗り込み……。
※WOWOWから引用 https://www.wowow.co.jp/detail/190370
【映画「RRR」の感想(ネタバレ)】
「バーフバリ」2部作のS・S・ラージャマウリが監督し、第95回アカデミー賞で歌曲賞を受賞した娯楽アクション。
櫻坂46のメンバーが番組で話題にしていたので見てみた。
内容は、イギリスの植民地時代に実在した二人の革命家の友情と抵抗を描いた話。
実在の人物(革命家)をモチーフにしてるようだが、物語自体はほとんどフィクションと言っても良い作品だと思われる。
二人の男の友情やイギリスへの抵抗活動は、共感できる部分は多い反面、映画としてのスタンス(演出)が、いつもの?インド映画のノリ(途中でダンスや歌が入る)で作られてるため、物語を通して見るとシリアスさが薄められていて、没入感が足りない。
ド派手なアクションについても、アイデアが光って見せ場ではあるが、ほぼほぼマンガみたいなノリなので(見せる用のアクション)、長時間見るには、さすがに厳しい。ツッコミどころも満載。
評価 ★★★☆☆ (星3つ)
(まとめ:マンガのノリが好きなら多少見れるが、180分はさすがに長いインドの娯楽映画。部分部分では本当にいいシーンやセリフあるけど(結果よりもその行為自体に価値がある等)、それを帳消しにしてしまうほどに話が長い。120分位でまとめられれば、もう少し点数が上がったと思う。ただ、現時点では作品としては星3つ以上にはならないかな。しかしながら、この映画を今の時代にインドが作っていて、世界的にヒットしてるのを見ると、今後の世界の行く末にて、間違いなくインドは出てくるでしょう。しかもイギリスへの恨みは相当持ってるだろうし、国民が歴史観として共有してるのは大きい。白人叩きの映画をここまで露骨に描いて映画にしてしまうパワーは、昔では考えられない。)
>>RRR
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