映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」の感想(ネタバレ)

2019.06.15 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」の感想(ネタバレ)


■監督:篠原哲雄
■出演者:黒島結菜 小瀧望 高杉真宙 川栄李奈 谷村美月 白石美帆 森崎博之


【映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」のあらすじ】

糸真は東京の女子高で仲間外れにされ、逃げるように父親のいる北海道に引っ越す。転校初日、彼女はクールで上から目線だが友人思いの弦、少し病弱だが笑顔のまぶしい和央、最初に声を掛けてくれた晴歌と出会う。女子の間で“弦と和央はみんなのもの”というルールがあるにもかかわらず、糸真は2人と親しくなってしまう。そのことを快く思わない晴歌は糸真を仲間外れにしようとする。だが、糸真の真っすぐな気持ちが状況を変える。

WOWOWから引用

【映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」の感想(ネタバレ)】 

 

 

いくえみ綾の同名コミックを黒島結菜とジャニーズWESTの小瀧望で映画化した学園ラブストーリー。

 

恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

この作品、少女マンガが原作ということなのだが、よくある、本命とは別のドSなイケメン男にぐいぐい迫られるようなことはなく、ヒロインが恋愛的に終始脇役っぽい位置にいる。イケメン男が二人でてくるが、友達にこそなっても、どちらからもアプローチされることがない。※こんなパターンもあるようだ。

 

ジャニーズの小瀧望演じる弦のキャラが神経質過ぎて、大分イタイ男に見えたり、オープニングロールのセンスが非常にダサかったり等あるのだが、物語自体は、ヒロインが仲間外れにされたり(いじめを受けたり)、恋愛面で孤独になることもあって、自然と感情移入はしやすい。

 

また、メインの黒島結菜とは別に糸真(黒島結菜)のクラスメートで友達役の川栄李奈演じる国重晴歌の恋愛(失恋)も意外と悲しく、そちらも共感出来る。個人的には、むしろこちらの晴歌の恋愛の方がこの映画の中で印象に残っている。

 

特に体育館での川栄演じる晴歌の失恋シーンは、何回か見返したくなるほど切ない。(※4〜5回は見た)

 

体育館で弦が一人でバスケをしてるところに晴歌がやってきて、落ちてたボールを手にとって一緒にバスケをしようとするが、弦はなぜか晴歌が来ると急にやめて一人ベンチに座ってしまう。それを見て晴歌もボールを置いて、弦の隣に並んで座る。

 

しばらく無言でベンチに座る二人。弦が急に晴歌の方に正座で向き合うと、突然別れ話を切り出す。晴歌は、少し会話した後、納得し、握手をしてから、「じゃあね」と言って体育館から出て行く。

 

このシーンは、名シーンと言ってもいいほど素晴らしい。

 

特にここでの川栄の演技が絶妙で、胸に突き刺さる。

 

晴歌が弦を体育館で見つけたとき、まさかこの後、別れるなんて微塵も思っていなかっただろうに、そんな別れの準備もなくただ会いたくて来たのに、その好奇心のせいで、急に恋愛が終わりを迎える。

 

もし、この時、晴歌が体育館に来なければ、ここで急に別れを切り出されることにはならなかっただろうにと、そう思うと、青春の残酷すぎる辛い一面を見た気がした。

 

たぶんだが、話があるから体育館に来いと事前に呼ばれて来た訳ではなかっただけに、余計に切ない。

 

仮に呼び出されてたら、まず先に、”話って何?”っという会話が先に出ると思うが、そういうことはないのでたまたま体育館に晴歌が遊びに来たのが濃厚だろう。また、もし、事前に呼ばれてたら、晴歌は一連の流れから別れ話だとすぐに悟り、会いに来ない可能性もある。そんなヤツだ。

 

全然メインと関係ない脇役の恋愛だが、そっちの方がシーンが良くて、感情移入してしまう。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:主役の恋愛より脇役の恋愛の方がなぜか印象に残る恋愛映画。巷では、元AKBの川栄の演技が上手い等話が出たりしてるが、イマイチそこまで上手いという印象を持ってなかったが、この映画を見ると、たしかにそうかもしれないと思った。個人的に本田翼より上手いような気がする。ま〜でも俳優の演技は、監督や演出の力で、上手く見えたり下手に見えたりするので、一概に言えないが、この映画、またこのシーンに限って言えば、めちゃくちゃ上手く嵌ってるといえる。そういった意味では、この作品は、川栄のおすすめ映画でもある。脇役だけど。少し話は変わるが、ヒロインに当てつけに紹介された第三の男(金やんという呼び名)がいるのだが、彼のキャスティングも絶妙。いい感じにオーラがないイケメンを揃えている(笑)一目見ただけで、彼との恋愛は絶対無いなとわかるほどの残念さ。決して不細工ではないんだけど、とにかくオーラ(華)が無い。それとこの映画のロケ地が北海道らしいが、街中のシーンで、龍が如く5を思い出した。実際の街並みをゲーム内で再現してるようだが本当にそう見えた。)

 

 

 

じゃあね

 

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映画「不能犯」の感想(ネタバレ)

2019.06.12 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「不能犯」の感想(ネタバレ)


■監督:白石晃士
■出演者:松坂桃李 沢尻エリカ 新田真剣佑 間宮祥太朗 矢田亜希子 安田顕 小林稔侍


【映画「不能犯」のあらすじ】

ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を残すと、その“願い”を叶えてくれるという噂がSNS上で話題になっていた。ある日、金融会社社長が喫茶店で、町内会会長が公園で、ともに心不全で不審死を遂げる事件が発生する。刑事の多田は部下の百々瀬と現場で目撃された黒いスーツの男・宇相吹を追うが、彼は目を見ただけで相手を死に追いやるというマインドコントロールを使った犯行で、罪には問われない“不能犯”だった。

WOWOWから引用

【映画「不能犯」の感想(ネタバレ)】 

 

 

宮月新原作、神崎裕也作画の同名コミックを「貞子vs伽椰子」の白石晃士監督が松坂桃李を主演に迎えて実写映画化したスリラー。

 

シンプルなタイトルに惹かれて見てみた。

 

内容は、自ら手を下すことなくマインドコントロールで人を殺せる男とそれを阻止しようする唯一そのマインドコントロールに掛からない女性刑事の話。

 

催眠術(洗脳)の原理を知ってると、実際にある程度可能な方法なので(さすがに自殺に追い込むのは難しいらしい)、そこからヒントを得た話なのかと思ってみると、なかなか興味深いストーリー。

 

基本的には、松坂桃李演じる不能犯は、依頼されたら殺害のみ引き受けるということで、ある種、自分自身に厳格なルールを課している。

 

犯罪者しか殺さないデスノートのキラみたいなスタンスとちょっと似ている。殺害という行為自体は否定しないが、殺害するという部分では、誰かの依頼があって初めて行う。キラも犯罪者がいなければ、基本、人を裁かない(殺さない)。

 

さて、そんな神のような不能犯に対するのが、マインドコントロールに掛からない沢尻エリカ演じる女性刑事なのだが、この女性は、洗脳の防御方法を知ってる専門家という訳ではなく、ただ、マインドコントロールに掛からないそういう体質の人。

 

せっかく、いいテーマなのに、体質で片付けてしまったので、せっかくのマインドコントロ−ルの深みが一切無い。

 

個人的には、催眠術対決ではないが、視線を合わせない、体に触れさせない、また言語によるイメージ誘導など、催眠の各段階による攻防があったら非常に面白いと思ったのだが、そういうのは一切無かった。

 

そういう訳で、エスパー対決みたいなことにならず、女性刑事が武器にするのは、アナログ的に自らの法と正義。

 

しかし、不能犯は、法では裁けないので(殺人を立証できないので)、彼を止めるためには、自らが手を下さなければいけない。そこで彼女が自らの正義を保ちつつ、どう対応するかという部分がこの映画のテーマである。

 

ウソをつけば彼を法で裁ける機会を得るが、自分の正義に反するためウソはつけず、彼を止められない。

 

この作品を見てると、憲法9条縛りみたいな自分がやられない限り自らは何もしない(できない)のが、さもそのルールさえ守っていればいいみたいな、思考停止した平和解釈に縛られているみたいで、見ていてすごくイライラする。

 

法律的(ルール的)には、そうかもしれないけど(その方が楽だけど)、法だけ守って、目の前で人が死んでたら意味無くないか?

 

それと、目の前でテロを起こされてるのに、犯罪者の更生をまだ信じてるとかも相当アホだし(笑)

 

裏切られてショックかもしれないけど。

 

”信じる”という行為は、あそこまで行ってしまうと、もう宗教というか現実逃避です。

 

警察官じゃないなら、別に勝手に信じてていいけど、目の前に危機があるならまずそれを全力で止めるのが仕事じゃないのか。

 

ちなみに勝手な自身のルールに縛られる(守る)理想の正義で行くならそれはそれでいいけど、それならそれで犯人(不能犯)刺したらダメだと思う。そこの抵抗は、いいのかよ(笑)

 

なんか思想がどっち付かずなんだよね。あんまり深くテーマに切り込めていない。

 

とりあえず、ヒロイン(女刑事)が決断できず悩んでいる間に、人が死に過ぎだし。

 

この話って、極論を言えば、人間(全体)の殺意がある限り、殺人事件は無くならないという部分があって、不能犯はその思い(殺意)をただ代行してる存在。

 

しかし不能犯に依頼すると、その殺人が罪にならない。

 

殺人という行為があるのに、その行為の責任を誰も取らない。ここの不公平さが問題。

 

でも法では、立証できないため取り締まれない。

 

その間に、人は次々と死んでいく。

 

では、建前上人を守るため?に作られた法律が、人を守れない場合の法律の存在意味とは?

 

個人的な結論を言えば、もううるせーですね(笑)

 

そんな使えない法律をひたすら守ってる必要はないと思いますね。

 

そもそも誰が見ても、彼女が仮に不能犯を実力で止めたとしてもそのことを攻められないし、緊急事態として、しょうがない結論になると思う。さすがにこの状況を見て、人が死ぬよりも法律を守るべきだという人は、普通に良識があればいないと思う。

 

もしいたらその人は、不能犯に自分や家族が殺されても別に法さえ守れればいいと言ってる様な人だと思うので、相手にせずほっておいて良いでしょう。どっちみちその考えだと、その人は極論死んじゃう訳だから。

 

こういう場合は、緊急事態(特例)としてその時の状況判断で見るべきでしょうね。法律や憲法は、ずっと永遠に固定されたモノではなく、状況に応じて、変えてくもんだと思うし。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.6)

 

(まとめ:テーマはいいけど、デスノートほどの心理戦は無い松坂桃李主演のスリラー。ただ作品自体はそれなりに面白く飽きずに見れる。しかし、冷静に考えると殺人依頼が多過ぎ。松坂桃李目線で描いてたら、毎日相当忙しく活動してると思う。他の仕事は出来ない。完全にボランティアでやるには、一人では仕事量が多い、そろそろバイトを一人雇った方がいい。あと、依頼が来るたびにあのサイコなキャラクターを維持するのは結構大変だと思う。やってるそばから次の依頼がどんどん来てると思うし。そう考えると彼の私生活は意外と面白い。結構一日で仕事が重なってバタバタしてくると、「いいかげんお前ら俺に頼んでこないで、自分でやれよ!」って言ってそう。それ言っちゃうと本末転倒だから言えないんだけど。だから、この話の解決策ってのは、殺人依頼を大幅に増やして(外国からも依頼する)、彼を過労で廃業に追い込めれば、勝ちでしょうね。一応正義は貫いてます。ただそれがオチだったら誰も納得しないし、エンディングがものすごいダサイですけど。)

 

 

チクショー

 

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映画「15時17分、パリ行き」の感想(ネタバレ)

2019.06.08 Saturday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「15時17分、パリ行き」の感想(ネタバレ)


■監督:クリント・イーストウッド
■出演者:アンソニー・サドラー アレク・スカラトス スペンサー・ストーン ジェナ・フィッシャー ジュディ・グリア


【映画「15時17分、パリ行き」のあらすじ】

2015年8月21日15時17分、パリ行きの高速列車がオランダのアムステルダムを発車。乗客554人の中には、ひそかに自動小銃を持ち込み、やがてそれを乱射して車内をパニックに陥れるイスラム過激派の男や、まさかそんなことが起きるとも知らず、無邪気に観光旅行を楽しむ3人組のアメリカ人青年、アンソニー、アレク、スペンサーもいた。幼なじみの3人は、どのように成長し、銃乱射事件にいかに立ち向かったのか―。

WOWOWから引用

【映画「15時17分、パリ行き」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「アメリカン・スナイパー」のクリントイーストウッド監督が2015年に実際にパリで起きた「タリス銃乱射事件」を映画化したサスペンス。

 

劇場公開時の番宣CMで気になっていたのが、WOWOWで放送してたので見てみた。

 

テーマとなってる「タリス銃乱射事件」については、個人的に映画を見て今回初めて知った程度。その理由は、見ればわかるのだが、三人の活躍によって、重傷者は出たものの亡くなった人が誰もいなかったことで大惨事には至っていなかったため、当時、フランスから遠く離れた日本では、それほどニュースにはなってなかったのではと思う。

 

そのため、そういった事件の事情を知らずに、多数の死傷者が出たいつかの大きなテロ事件だと思ってみてたら、意外と最後は、地味と言ったら失礼だが、現場こそ壮絶ではあるが、映画としてはかなりあっさりしていた。

 

ただ、のちにヒーローとなる人物を少年時代から遡って丁寧に描いてることもあり、いわゆる問題児的な部分があったりすると、こんなヤツがヒーローになるのかと、序盤から結構前倒しで、感動してしまう。この辺は、そもそもオチがヒーローになるので、生い立ちは、苦労してたり、ちょっとダメな部分があればあるほど、感情移入してしまう。※勝手ながら、真相を知らなかったので、このテロ事件に巻き込まれて最後は死んでしまうと思っていた。

 

ちなみに最後まで見て知ったが、この映画は、実際に「タリス銃乱射事件」を防ぎ、ヒーローになった当事者の3人(+α)を映画に呼んで、彼らを自分役で出演させ、実際の事件を彼ら視点で再度演じてもらって、事件を再現していたらしい。

 

実際の事件を本人出演で再現するなんて、こんな映画は今までたぶん見たこと無い(笑)

 

ずっとよく知らないマイナーな俳優が演じてるとばかり思っていたが、普通の素人が出ていただけだった。しかし、改めて素人と思って見返してみると、演技は自然で普通に上手い。英語がわからないからかもしれないが、見た目に素人っぽさ(B級感)はあるものの、それほど違和感は感じない。

 

個人的には、これを機会に日本でもヒーロー事件を本人出演で映画化してみたらどうだろうか。

 

少し前に、行方不明の少女を発見した、例のおじいさんを本人出演で映画化してもいいと思ってる。※メインが素人だと、他のプロ俳優と比べてセリフ回しが、ちょっとコントみたいな雰囲気になってしまう感じは大いにするけど。それも込みで、海猿的なフジテレビ演出全開の熱い映画にしてくれたら見たい。

 

なぜか日本は、時のヒーロー(一般人)を称える文化がすごく弱いと思う。ニュースでは語るけど、後追いとしてはあんまり見ない。プライバシーに配慮してるからか。

 

一方、アメリカは、テロ事件でも積極的に映画化して、貢献した一般人を積極的に持ち上げて称えるが、日本は、事件が起きるとものすごく暗くなってしまう。文化や信仰の違いだと思うけど、ヒーローがいるような話は、積極的に映画化して称えて欲しい気はします。思い出したくないとか、金儲けに使うなとかいろいろあると思うけど。

 

このテロ事件を映画に出来る、アメリカの死に対する意外なまでのポジティブな考え方(死んでも復活して、永遠の肉体(生)をもらえる信仰)というのは、キリスト教(圏)の良さなのかとも思う。

 

ま〜金儲けに積極的という部分も大いにあるだろうけど。ただ、愛国心を称える文化は、素直に日本も見習って欲しい。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:奇跡体験アンビリバボーの再現ドラマみたいな映画だが、愛国心を凄く感じる作品。映画の構成としては、事件のテロ部分をひたすら温存して、とにかく最後に引っ張っています。そのため中盤でヨーロッパ旅行に入ると、そのこと忘れてるんじゃないかと思うくらい、ただ普通にみんなで観光旅行しています(笑)この映画を見ると、結論として、偶然その場に居合わせた3人の奇跡という感じで、あの時あ〜してなかったら、あの場に彼らはいなかったという、たられば奇跡論が出てきますが、個人的には、あの時彼らがあ〜してなかった場合は、テロリストも15時17分のパリ行き列車に乗らず、テロもしていなかったんじゃないかなという結末も同時に考えてしまう。なぜかテロリストの行動だけ変化せず、確定してるのはおかしいので。一部が変化すれば、それに応じて、全体の結論も変わると思う。これは彼らの偉業とは別の話ですけど。それにしても銃を持ってる相手に間髪おかず突撃できるのは、勇気というか頭のねじが多少飛んでいないと出来ない行動だなと思う。勇気と無謀は紙一重です。ただどちらにしても、あそこで行動出来るのはすごい。それに尽きます。)

 

 

”できない”とは思わないが

 

お前はやらない

 

-?

 

 

 

自分が分かってくると

 

自分に課された力が

 

見えてくる

 

そうなるためには

 

日々闘うのみ

 

人は戦いを避ける

 

人は痛みを避ける

 

夢を目指していると

 

ある時点で

 

変化が起きてくる

 

今まで活性化しなかった何かが

 

お前の中で目覚める

 

より高く跳ぶこと

 

より深く知ることを学べ

 

人に夢を認めてもらう必要は無い

 

正しいことをしろ

 

近道しようとするな

 

経験を積め

 

我々はこの偉業に選ばれた

 

-?

 

 

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映画「否定と肯定」の感想(ネタバレ)

2019.06.06 Thursday 洋画 人間ドラマ/ヒューマンドラマ レビュー

■映画「否定と肯定」の感想(ネタバレ)


■監督:ミック・ジャクソン
■出演者:レイチェル・ワイズ トム・ウィルキンソン ティモシー・スポール アンドリュー・スコット
 ジャック・ロウデン


【映画「否定と肯定」のあらすじ】

アメリカの大学で教鞭をとるユダヤ人女性歴史学者のリップシュタットは、ナチスによるユダヤ人大量虐殺などなかったと主張するホロコースト否定論者アーヴィングを、自らの著作の中で非難。これを、自らを世間に売り込む絶好の機会と捉えたアーヴィングは、名誉棄損で彼女を提訴。一方、これを黙って見過ごすと重大な歴史の歪曲につながりかねないと、彼女はイギリスの法廷を舞台に、アーヴィングと苦難に満ちた闘いを繰り広げる。

WOWOWから引用

【映画「否定と肯定」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」のレイチェルワイズが主演した法廷ドラマ。

 

ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)は、真実か否かを問うという番組情報を見て選んでみた。

 

第二次世界大戦中に起きたとされるドイツのナチスによるユダヤ人大量虐殺。話には良く出てくるが、実際のところどうなのか個人的によくわかっていない。あったと思うけど、なかった(少なかった)(600万人という数は無理だ)という話もある。

 

ちなみにこの映画は、1996年にイギリスで実際にあったホロコーストを巡る裁判を描いた作品をもとにしている。ということで、この映画の結論は、一応、信じても良さそうだと思う。

 

まず、この映画の冒頭では、まずホロコースト否定論者がよく唱える内容(論法)について以下の説明をしている。

 

 

1.欧州の全ユダヤ人虐殺というのはナチス全体への命令はない。

 

2.死者の数は600万人よりはるかに少ない

 

3.ガス室や新たに建てられた殺戮施設などなかった

 

 

よって結論は”ホロコーストはユダヤ人が捏造したもので、彼らは賠償金をせしめてイスラエルを建国した”と。

 

 

ホロコーストはあったのか、その証明方法は?

 

証拠写真は

 

ガス室内のユダヤ人の写真は1枚もないわ

 

なぜか

 

ドイツ軍が撮影を禁じたから

 

ではいかにしてこれほどの虐殺を知ったのか

 

どんな証拠がどこにあるのか

 

その信憑性は?

 

 

こんな大風呂敷を広げた問いからスタートしてるので期待が大きいのだが、実際に映画を見て感じるのは、冒頭の問いの答えを気持ちよく立証してくれるような、客観的証拠(答え)が弱いということ。※映画の中で取り上げられているのが少ないのかもしれないが。

 

個人的には、もっとわかりやすい証拠がバンバンあるのかと思ってたが、意外と客観的に証明する部分では、かなり難航しているように見えた。やはり決定的な写真が無いというのが大きい。

 

基本的には、ユダヤ人の生存者の告白によって、虐殺があったとされて広がってはいたものの、この裁判では、あえてそれら被害者の証人証言を使わずに立証することに拘ったため、証言以外の資料のみで客観的にホロコーストを立証することに挑戦したため、かなりてこずっているようにみえる。

 

ただ、最終的に、ガス室があった(虐殺行為があったと思える状況)という一番キモの部分においては(※この裁判においては、虐殺人数は関係ないのかそこには触れていないが)、誰が見ても、その部屋は、虐殺するためのガス室であったと思える論理を展開していて、納得させられる。

 

その論理においては、部屋のドアに防毒扉がつけられている。のぞき穴にまで格子鉄がつけられている等の証拠写真によって。

 

否定論者を打ち負かせた決定的なところで、ガス室は、シラミ?がよく発生していため死体の消毒のためにガスを使っていた部分は認めるが、ガスは人を虐殺するためではないと否定していたが、死体はその後、すぐに焼却されていたため、すぐに焼却する死体をガス消毒する理由は?と問われると、そこで勝負がついた。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:題材が題材なだけに面白いと言う表現は不謹慎だが、裁判の話なのに吸引力が続いて興味が尽きない良作映画。これほど見ながら結果や動向が気になる裁判映画はなかなか無い。この当時の裁判には、自身もユダヤ人のスピルバーグが裁判費用を寄付したりしていたらしく、世界の注目が集まっていることがわかるが、その辺も面白い。訴えられたのは、大学の女性歴史学者で、この裁判費用には億単位の費用が掛かっていたみたいだが、本人だけでは到底支払うことはできないのだが、寄付を募ることであっさりと裁判費用が集まったようで、さすがユダヤの力と思ってしまった。こういうときのユダヤ人の団結はすごい。個人的には、日本の過去の戦争も八百長の東京裁判ではなく、日本人の中で真面目に議論して日本人的結論をみんながわかるように答えを出して、新たな歴史観を再構築してほしいと思う。他国から植えつけられた洗脳された自虐史観はもういいです。それと、この映画を見て思うのは、イギリスの裁判制度のおかしさだろう。なぜか訴えられた側が、証明する作業を負うということ。仮にお前は、ウソをついていると訴えられた場合、自分はウソをついていませんと訴えられた側がウソをついていないことを証明しなければいけないらしい。めんどくさ過ぎる。普通は、訴えた側が被告のウソをついてる証拠を用意するはずだが。イギリスって変な国。)

 

 

”卑怯者は安全な時にだけ

 

居丈高になる”と

 

-?

 

 

 

歴史家の義務は冷静さを保つこと

 

-?

 

 

 

良心は妙なものだ

 

最善の策で最大の効果を上げない場合は

 

厄介だ

 

-?

 

 

 

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映画「リベンジgirl」の感想(ネタバレ)

2019.06.03 Monday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「リベンジgirl」の感想(ネタバレ)


■監督:三木康一郎
■出演者:桐谷美玲 鈴木伸之 清原翔 馬場ふみか 竹内愛紗 佐津川愛美 大和田伸也 斉藤由貴


【映画「リベンジgirl」のあらすじ】

東大を首席で卒業、ミスキャンパスグランプリに選ばれるなど、完璧な容姿と頭脳を持つ美輝は、政治家の御曹司・裕雅と出会って恋に落ちるが、裕雅に他に何人もの女性がいることを知って彼と別れる。このままでは腹の虫が収まらない美輝は裕雅にリベンジするべく、総理大臣になるという目標を持って国会議員になろうと行動を開始。あるきっかけで美輝の秘書となった門脇は彼女に厳しく接し、美輝はそんな彼の実直さに惹かれていく。

WOWOWから引用

【映画「リベンジgirl」の感想(ネタバレ)】 

 

 

清智英&吉田恵梨香の小説を「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の三木康一郎監督が桐谷美玲を主演に迎えて映画化したラブストーリー。

 

桐谷美玲が主演してたので見てみた。

 

内容は、政治家の御曹司に二股(10股以上?)を掛けられてしまった才色兼備だが性格だけ悪い女性が、男への復讐を誓って総理大臣を目指すという話。

 

性格が悪いという女性が主人公ということで、序盤は、見ていて不快感しかなく感情移入が全くできないのだが、政治家の息子と出会って、二股を掛けられ捨てられてからは、その男が彼女以上の性格の悪さで、男へのリベンジを誓うとようやく共感を取り戻す。

 

そこからは、持ち前の才色兼備さを武器に出馬へ向け、優秀な秘書とともに二人三脚で努力を始める。

 

ストーリーは、かなりくだらない話ではあるのだが、意外と見れてしまうのは、リベンジという目的(テーマ)がはっきりしているからだと思う。わかりやすい悪役がいるので、引き込まれやすく、感情の掴み方は上手い。

 

ただ、総理大臣を目指す、選挙という活動部分に限っていえば、ホントにこれちゃんとした大人が作ってるのか?と疑いたくなるほど選挙の描写が適当過ぎてひどい。

 

そもそも政策を一切語らずに選挙に出てるという部分でかなり設定が雑というか見識が無い。もしかしたら政策を語ることでイデオロギーが出て、それによって映画を作る際に各方面に影響が出るから、そこに配慮してるのかもしれないが、選挙をただの人気投票としか見ていない部分で、映画としても、日本の政治に関する大衆レベルは、この程度なのかとあきれてしまう。

 

何か選挙に対して言いたいことがあって、この選挙設定を使ってるのかと思いきや、ただのラブスト−リーの部品程度にしか考えてなくて、見ていて腹が立ってくるし、残念だ。

 

もちろんそんなマジをこの手の恋愛映画に求める必要はないのはわかりきってはいるが、この映画では、一応東大経済学部を主席で卒業してるという設定が主人公(桐谷美玲)にはある。

 

実際のところ各方面からネットではバカにされている世間的には頭が良いとされている東大卒ではあるが、その経済学部をトップで卒業してる彼女が(本来なら法学部を卒業してる設定に欲しかったけど)、選挙活動になった途端、素人に毛が生えた程度の考えしか持ち合わせていない(言わない)のは、設定として非常におかしい。

 

なんというかせっかくの知性の部分の才能をまるで発揮(描写)できていない。

 

宝石美輝なのに、知性の宝の持ち腐れ感が半端ない。雑学レベルの知識しか披露して無いし。ほとんど外見のみしか良さが出てない。

 

個人的にこの映画は、東大を主席で卒業できる知能レベル、ある種知識の天才が、その知性を使って、慣れない選挙というものも、持ち前の知性で臨機応変に平らげてしまうという部分が見どころのはずである。※経済学部を卒業しても実際の政治や特に経済のことはわからないとかそういう皮肉はいらない。

 

その才能は、選挙活動においても、大衆の求めるものを見極めそれに応じて、東大卒らしい俯瞰で見た大人な提案が出来るものと信じていたが、実際の選挙の演説は、見ていてこっちが恥ずかしくなるほど、感情的で稚拙な内容。あんなにエキストラを集めてあの内容は、地獄だ。※東大卒設定はどこ行った?

 

あえて大衆のレベルに合わせた内容(演説)を選んだという答えもあるかもしれないが、それはそれで大衆をバカにし過ぎている。そこまでレベルは低くないだろう。

 

ま〜実際ほとんどの政治に興味の無い大衆はマスコミに洗脳されていてアホにさせられてしまってるけど。でもそういうことを描くための映画なのか。

 

そんな洗脳から目を覚まさせる内容を各所に入れ込むのが本来の作り手の役目ではないのか。

 

ここには非常にがっかりです。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ、ストーリーだけなら★3)

 

(まとめ:結局、ヒロインと真面目に見えたサポートの秘書(門脇)共々アホだった自己中恋愛映画。選挙活動中に有権者の目の前で告白&キスとか、もうありえません。なんなのこのアメリカチックな恋愛観。誰の映画。そしてその行動に有権者が祝福の拍手とかも普通に無いです。制作人の頭を疑いたくなります。この映画の撮影が終わった時に監督の「はいカット!、はいOKで〜す!」って言ってたら、ホントにそれはOKなのか?と問い詰めたくなります(笑) こんなんで良いのか?、こんなんでお金を頂いてよろしいのでしょうか。そもそも脚本を読んだ時にヒロインがバカ過ぎやしないか?とか、なんとかいろいろ疑問が沸いてくると思う。有権者もバカにしてるし、この映画を見てる人もバカにしている。途中まで良かっただけに非常に残念です。もし、桐谷美玲と街で出会うことがあったら、”「リベンジgirl」は大変だったね”と労いの言葉を掛けてあげたい。)

 

 

 

勘違いするな

 

ポイントが貯まってるだけだ

 

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失敗にはすべて

 

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