映画「シグナル100」の感想(ネタバレ)

  • 2020.10.30 Friday
  • 06:33

■映画「シグナル100」の感想(ネタバレ)


■監督:竹葉リサ
■出演:橋本環奈 小関裕太 瀬戸利樹 甲斐翔真 山田愛奈 恒松祐里 中村獅童


【映画「シグナル100」のあらすじ】

学園祭の準備で慌ただしい日々を送る聖新学園高校3年C組の生徒たち。ある朝、怜奈ら生徒たちは担任の下部から視聴覚室に呼び出され、不気味な映像を見せられる。それはシグナルが100個ある強力な自殺催眠の暗示で、それを解く方法は自分以外のクラスメートが死んで、ただひとり生き残ることのみ。シグナルを発動させた生徒が次々に死んでいく中、下部も意外な運命を遂げてしまう。怜奈たちはシグナルの謎を探り始めるが……。

WOWOWから引用


【映画「シグナル100」の感想(ネタバレ)】

 

宮月新&近藤しぐれの同名コミックを「オルジャスの白い馬」の竹葉リサ監督が橋本環奈主演で実写映画化バイオレンススリラー。

 

橋本環奈が主演してたので見てみた。

 

話は、担任に自殺催眠を掛けられた生徒らが100個あるという自殺フラグ行動を避けつつ生き残りをかけて戦うという話。

 

生徒が殺し合いをするという部分は、バトルロワイヤルを例に出さなくても、よくあるテーマであるが、そんなテーマを今更どう料理してくるのか興味はあるが、見てみるとこれもまた、とんでもなくひどい内容である(笑)

 

ひどい内容と言うか、内容がまるで無い!

 

大した駆け引きも無く生徒がバタバタと死ぬだけ。

 

凝ってる部分があるとすれば、様々なグロテスクな自殺パターン(死に方)があるだけ。

 

見ていてただただ気分が悪い。

 

そして、オチは、自殺して死んだはずの担任が実は生きていてという、催眠を掛けた黒幕が他にいてという話でも何でもなく、ご都合主義全開の話である。

 

そもそも橋本環奈が法学部を受験するほど頭が良いという設定があるが、まるでその設定が生きていない。

 

列挙されたシグナルに対して、どう対策するとか頭脳戦が全くない。

 

そもそも個別のシグナルをひとつずつ紹介せず、黒板に書かれた50数個を視聴者が勝手に読んで、それぞれが把握するという雑な演出。

 

蓋を開けてみると、黒板に書かれていないシグナルの方が重要になり、そちらで話が進んでいくという、意味の無さ。

 

また”大声を出してはいけない”というシグナルがあったが、それすら守っていないのに、それでは死なないゆるゆる過ぎるルール判定。

 

そして参加している登場人物は、もれなく死ぬ前提で用意されている、脇役ならではの騒がしいアホキャラばかり。

 

本来なら洗脳や催眠のしくみなどの根本的な部分に話が進むはずだが、そこに触れることは一切なく、ずっと自殺トリガーのシグナル探しだけ。

 

結局最後まで見ても、催眠自体がいつどうかけられたのかは、判明することなく、ただ、特殊なDVD映像を見ると、それだけで自殺フラグ立って、その人は、ある行動(シグナル)を取るとそれがトリガー(引き金)となって死んでしまうという非常に雑なシステム。

 

そして、最後は、唯一生き残った生徒に特殊映像を見せられて担任も死んでしまうという、ひどい復讐話。

 

 

 

評価 ☆☆☆☆☆ (星0)

 

(まとめ:とにかく登場人物全員(スタッフ関係者も含め)が頭が悪くてひどい駄作バイオレンススリラー。この作品に仮に脇役で出演していたら、この映画この脚本で大丈夫ですか?って監督にうっかり問いかけたくなるほど、中身が低レベル過ぎてひどいです。あまりにも登場人物がバカ過ぎないかと。出演者の親とか友達とかこれ見たら気の毒だろう。せっかく映画に出たのに、このここで首吊って死んでるのが俺だよって紹介するのかな。こんな映画だと知ってれば、誰も出たくない。最近はこういう殺し合いとかそういう映画がよくあるけど、映画化する前にちゃんと考えた方が良い。いい大人が何やってんだって思う。竹内結子が亡くなってからこの映画を見るとただただ不快で不吉な映画でしかない。)

 

 

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JUGEMテーマ:邦画

映画「エリジウム」の感想(ネタバレ)

  • 2020.10.30 Friday
  • 04:48

■映画「エリジウム」の感想(ネタバレ)


■監督:ニール・ブロンカンプ
■出演:マット・デイモン ジョディ・フォスター シャールト・コプリー アリシー・ブラガ ディエゴ・ルナ ウィリアム・フィクトナー


【映画「エリジウム」のあらすじ】

2154年。社会は貧富の格差が拡大し、「エリジウム」と呼ばれる理想的なスペースコロニーで快適に生活する富裕層と、人口過剰で荒廃した地球上に取り残された貧困層にくっきり二分化されていた。不慮の事故で余命わずかとなったマックスは、何が何でも「エリジウム」への渡航証を入手してそこで病気を治療してもらうため、危険な犯罪仕事を請け負う。彼が力ずくで奪い取った情報には、人類の未来を左右する秘密が含まれていた。

WOWOWから引用


【映画「エリジウム」の感想(ネタバレ)】

 

 

「第9地区」「チャッピー」のニール・ブロンカンプ監督がマット・デイモン主演で描いた近未来SFアクション。

 

映画公開時には、「第9地区」の監督作ということで、結構話題になっていたSFアクション大作の一つだと思うので期待して見始めたのだが、なんでしょうこれ、全然面白くない(笑)

 

地球と地球から少し離れた場所に浮かぶ富裕層が暮らす理想の人工都市:エリジウム、貧乏人と富裕層が分かれて暮らすSF的世界観は良いのだが、主人公として貧乏人(弱者側)を演じるマットデイモンのキャラクターにまるで魅力がない。

 

何か運命を背負うような役目、聖書でいうところの予言者的な位置(そういう教え)=選ばれた人のようなキャラクター像として、少年期から勝手に描かれているが、大人になってみると車泥棒の罪で保護観察中の元犯罪者という立場になっている。

 

別に主人公が犯罪者の設定でも良いと思うが、人間を見て見ても、誠実さや真面目さみたいなのを感じにくく、どう見ても元犯罪者ならではというような自己中的な振舞と言動が見られ、共感は薄い。

 

仕事場に行く際に、警備のロボットに職質を掛けられるが、特に悪いことをしてなければ素直に応じれば良いのだが、軽く反抗した態度を取り、その結果、保護観察?がいる役所に行くことになり、仕事にも遅れてしまう。

 

そこまでしなくても良いという感じはせず、どっちかというと自業自得である。ちなみにここからすべての歯車が狂い出し、作業中に事故に遭い余命が5日となる。

 

さすがにまだ死にたくないのでエリジウム行きを決意する。

 

エリジウムに密入国するため、裏の仕事に手を出すが、任務中に負傷した挙句、追われる身となる。

 

幼馴染の医師の女性に助けを求めて、彼女が治療を施したことで命を繋ぐが、彼女の娘が治らない白血病で苦しんでいることを知るも、普通に断り、その場を後にする。

 

危険な事情はわかるものの、全然誠実さが見られない行動である。普通の主人公ならなんとか助けようと考えるだろう。

 

ちなみに、彼女とその娘は、彼をかくまっていたことがバレて、追手に捕まり、拉致されてしまう。ただただ災難である。

 

逃げていた彼は、裏ルートから密入国が出来なくなったことを知ると、盗んだ機密情報をエリジウム行きの取引材料にすることを思い立ち、自ら名乗り出て追手に捕まる。

 

結果的に、追手が彼女と娘を拉致していたことによって、エリジウム行きのシャトル内で運良く?再会を果たす。

 

そのまま追手のシャトルに乗って、みんなでエリジウムへ。

 

この辺まで、ほぼほぼ奇跡的に物事が進んでいて、彼の性格、他人を思いやる自己犠牲や正義感を貫いたことによって、事を成したようなことはほぼほぼない。

 

すっと、ただ自分が死にたくないという自己中的理由によって行動し、犯罪行為を行い、それによって逃亡者の身となっているだけで、彼女にしてみれば、ただただ疫病神である。

 

しかし、唯一、最後のみ、自分が死ぬ代わりに、彼女の娘を助けるのだが、ここの行為は素晴らしいながらも、ややそこに至る展開は雑である。

 

っというのも、彼自身は、偽造コードによって、市民権を持っているので、ポッドに入れば、たちまち全回復できる人である。なので、とりあえずいいから近くのポッドを見つけて入れよ!という気しかしないのだ。

 

現に最初のある親子は、密入国でエリジウムに着くなり、近くのポッドを探して、早急に治療し、治癒している。あれと同じことをすれば良いだけである。

 

その上で、全回復した後に、反政府組織の他の作戦に参加しろよという、ただそれだけのことである。とにかく非常に効率が悪いのである。

 

物語上は、彼が犠牲となったことで、テーマで言えば、イエスキリストのような役目(自己犠牲)を背負ったことで、全人民が救われたという話になっているのだが、それだけを描きたいがために、物語を作っているのであれば、そこに至る過程が練りが足りなすぎである。

 

そもそもキリスト的な役目を背負わせるのであれば、もっと主人公を人格者として、犯罪に手を染めてない誠実なキャラクターで描いてくれた方が、共感できるし、最後の自己犠牲という部分もより、強調されたはずである。

 

さらに付け足すなら、彼の余命が5日、またすでに現状、重傷の状態となっており、死ぬ決断を自らせずとも、時間的には、死んでしまいそうな状態になってしまってるのも、自己犠牲と言う部分を際立たせるなら曖昧にしている。

 

元気いっぱいの人が身を挺して死ぬ決断をするのと、もう死にそうな人が死ぬ決断をするのとでは、同じ死ぬという部分でも大分印象が違うと思う。

 

この映画においては、とにかくそこが引っかかるのである。

 

もっと上手くできただろうと(笑)

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:脚本が雑で、主人公に感情移入ができないニール・ブロンカンプ監督の駄作SF大作。ちなみにこの後に作られた「チャッピー」は、この失敗が反映(反省)されているのか、感情移入しやすいSFドラマ作品になっている。っということ「エリジウム」よりも「チャッピー」の方をおすすめします。これはダメです。)

 

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JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「エイリアン:コヴェナント」の感想(ネタバレ)

  • 2020.10.29 Thursday
  • 06:05

■映画「エイリアン:コヴェナント」の感想(ネタバレ)


■監督:リドリー・スコット
■出演:マイケル・ファスベンダー キャサリン・ウォーターストン ビリー・クラダップ ダニー・マクブライド デミアン・ビチル カーメン・イジョゴ


【映画「エイリアン:コヴェナント」のあらすじ】

人類初の大規模宇宙移住計画で宇宙船コヴェナント号は植民地惑星オリガエ6に向かい、移民の男女2000人は船内で人工冬眠をしていた。だが最新型アンドロイドのウォルターが管理していたのに事故が起き、大勢が命を落としてしまう。事故で亡くなった船長の妻ダニエルズや船長代理のオラムなど、人工冬眠から目覚めた乗員たちは、ある惑星から地球人がいる可能性を示す怪電波を受信。惑星に向かうかどうか意見は分かれるが……。

WOWOWから引用


【映画「エイリアン:コヴェナント」の感想(ネタバレ)】

 

 

「エイリアン1」の監督でもあるリドリー・スコット監督が前日譚を描いた「プロメテウス」の続編。

 

大分前に放送していた話題作を見てみた。

 

前作の「プロメテウス」を見てから大分経ったこともあり、前作の記憶がほぼなく見始めたが、それらを補ってくれるような説明はほぼ皆無で序盤は全体像(目的)がよくわからない。

 

中盤になると、ようやく話がわかり、電波を発していた謎の星へ探索に向かう。結局、そこでエイリアンみたいな生物に襲われてという、どこかで見たような話である。

 

ストーリー自体はシンプルだが、全編通して、クラシック音楽かという位非常にゆったりと奥行きを感じる格式高い雰囲気を構築していて、CGの質も含め映像レベルは一級品といえる。

 

ただ、物語が動かないと、ただただゆっくりとした眠たいだけの映像ともいえる。なので序盤は眠たくなるほどに面白さがなく、感情移入すらもない。

 

っということで、謎の星に着陸してからが、ようやく見どころになるのだが、昔見て記憶しているエイリアンの恐怖、ある種心理的なホラーというのが、このコヴェナントでは、こんなもんだっけ?という印象である。

 

自分が大人になってしまったからそう感じる部分もあると思うが、あきらかに心理的な怖さという表現においては、このコヴェナントは、怖くない出来である。

 

エイリアンが走って襲ってくる見た目の恐怖と言うか気持ち悪さはあるものの、心理的に存在が怖いと感じる演出はかなり控えめである。

 

そもそもエイリアンが普通にバンバン登場し過ぎで、アクション映画要素がかなり強くなってしまったかなと思う。

 

ただ、アクション部分は迫力があって面白いし、作品に一応テーマがあるので、物語としてはなかなか興味深い。

 

何か(神)が人間を創造し、人間は自分が創造されたようにアンドロイド(何か)を創造し、アンドロイドも与えられたシステムに疑問を抱き、人間と同じように何かを創作する欲を持つ。

 

その創作の末に出来たものが、エイリアンだった。

 

そして、何かを生み出す過程には、愛という概念(感情)があり…。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:時々眠たいが、意外と話は深め「プロメテウス」の続編。作品自体は良いが、エイリアン第一作に繋がるということがわかってるので、奇をてらった話の広がりは限定的で、ラストのオチも読めてしまうのが、ひとつの作品としてはかなりマイナス点。結局、最後に家に帰ってくるのはわかってる、お出かけのよう。またアンドロイドは死なない前提のキャラクターであるし。)

 

 

サルでさえ直立した

 

ネアンデルタール人も

 

葦を吹くことを覚えた

 

洞窟で子供たちを楽しませるために

 

そして…瞬く間に文明の誕生だ

 

-?

 

 

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JUGEMテーマ:洋画

映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想(ネタバレ)

  • 2020.10.26 Monday
  • 06:09

■映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想(ネタバレ)


■監督:ジェイク・カスダン
■出演:ドウェイン・ジョンソン ジャック・ブラック ケヴィン・ハート カレン・ギラン コリン・ハンクス ダニー・グローヴァー ダニー・デヴィート オークワフィナ アレックス・ウルフ


【映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」のあらすじ】

ビデオゲーム“ジュマンジ”の中で冒険を体験した高校生4人組のひとり、スペンサー。大学生になった彼は都会暮らしに疲れ、破壊されたと思われていた“ジュマンジ”を再起動し、その中に入ってしまう。スペンサーを捜そうと彼の同級生だった3人も“ジュマンジ”に入るが、スペンサーの祖父エディとその友人マイロも入ってしまう。前回はスペンサーのアバターだったブレイブストーンにエディが入るなど意外な事態が続く。

WOWOWから引用


【映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想(ネタバレ)】

 

 

ドウェインジョンソン、ジャックブラックらが共演してヒットした「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編。

 

前作で普通の高校生らがドウェインジョンソンらが演じるゲームキャラに乗り移るという設定が好評だった?ジュマンジシリーズの続編になるが、今回は、新たにダニーグローヴァー(リーサルウエポンのメルギブソンじゃない方)とダニーデヴィート(ツインズでシュワちゃんじゃない方)が参加している。

 

ただ、二人ともすでに年齢的にはおじいちゃんなので、激しいアクションをしなければならないジュマンジのゲームキャラの方ではなく、現実世界のいち家族としての出演になる。

 

そのためジュマンジ側のゲームキャラ(ドウェインジョンソンら)のいつもの演じ手が、ダニーグローヴァーやダニーデヴィートっぽい雰囲気の演技(リアクション)をするという、ゲストなんだか、ただモノマネされてる(してる)だけなのかよくわからない立ち位置を担っている。※マネしてる方の演者はそれなりに似てるが。

 

ちなみに前作との違いは、基本、この二人のゲーム参加と、大学生4人が前作で操作していたキャラとは別のキャラに乗り移ってしまうというハプニングがあるくらいで、特にそれ以上でもそれ以下でもない。

 

個人的に、パート1の後半の時点でこの作品のノリ(ファミリー向け)にはすでに飽きていたので、この続編も基本同じ世界観なので、感想も同じようなものである。

 

もうこの新しいジュマンジも十分じゃないだろうか(笑)

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:ややハートフルさを出してきたが、内容は期待を越えてこない新ジュマンジの続編。駄作と言うよりかはすでにマンネリ感に押されている。前作のゲーム設定による遊び感は影を潜め、キャラが増えて、演技プラン(キャラ選択)が変わっただけで、他に斬新さは何もない。また印象的なセリフはあるが、セリフが刺さるほどの物語を構築できてるとは思えない(笑))

 

 

年を取るのは…

 

天の贈り物だ

 

それを時々忘れるが

 

本当だ

 

それ以上の幸せはない

 

-?

 

 

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JUGEMテーマ:アクション映画全般

 

 

映画「屍人荘の殺人」の感想(ネタバレ)

  • 2020.10.24 Saturday
  • 07:51

■映画「屍人荘の殺人」の感想(ネタバレ)


■監督:木村ひさし
■出演:神木隆之介 浜辺美波 中村倫也 葉山奨之 矢本悠馬 山田杏奈 池田鉄洋 古川雄輝 柄本時生


【映画「屍人荘の殺人」のあらすじ】

神紅大学ミステリー愛好会の葉村と明智は学内の事件の謎を解く、自称“ホームズとワトソン”。だが、葉村はミステリー小説オタクなのに推理が当たらず、まるで明智の助手だった。そんな彼らの前に謎の女子大学生探偵・比留子が現われ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ち掛ける。部員宛てに謎の脅迫状が届き、去年の参加者に行方不明の女子部員がいたことを聞いた葉村と明智は、比留子とともに合宿所のペンションに向かう。

WOWOWから引用


【映画「屍人荘の殺人」の感想(ネタバレ)】

 

 

今村昌弘の同名小説を神木隆之介、浜辺美波、中村倫也共演で映画化したミステリー。

 

浜辺美波が出てたの見てみた。

 

内容は、ミステリー愛好会に所属する大学生の男二人が、脅迫状が届いたという別のサークル合宿に参加するという話。

 

原作小説は、国内のミステリー賞を総なめにするなど評価が高かったという作品のようだが(未読)、たしかに斬新さという意味においては、他にはない設定である。

 

ネタバレで書くと、普通のミステリーの中に今流行りの”ゾンビ設定”を入れているという部分は今までにはない、ミステリーとの新しい組み合わせである。

 

しかし、斬新な設定はいいものの、ひとつの映画として見た時に、相反する二つの設定が入ってるせいで、なんかどっちつかずというか、内容がただごちゃごちゃしただけという印象が強い。

 

ミステリーという部分は、人が死んだりしてるので、通常シリアスが基本で描かれる訳だが、そこにゾンビという、非リアリティ状況が加わることによって、ゾンビ世界なのに殺人事件を真面目に推理しているという、あえてこの作品で狙ってるシュールな笑いの設定自体が面白いというよりも、ただふざけてる?という感じしかない。

 

世界観に緊張感が無くなったというべきか。

 

ちなみに、映画の世界観自体もその非現実を考慮したのか、コント的なやりとりが多い、弱コメディ風味で描いている。

 

この弱コメディという味付けをどう見るかによって、作品の評価が分かれそうだが、個人的には、この感じでコメディを入れるなら、もっと最後までコメディ寄りにして欲しかったと思う。

 

クスクスするような薄い笑いを適度にいれているのだが、終始そのタイプの笑いだけなので、コメディとしては非常に物足りなさがあるし、なんならミステリー作品という部分では、このコメディが根本のシリアスをただ邪魔してるようにも見える。

 

結局、最後まで見ると、ゾンビ設定が入ってるが、至って普通の真面目な推理作品である。

 

ゾンビに意外性はあるものの、それ以外に特にこれといった展開が用意されてる訳ではない。

 

こういうのは本来なら、名探偵コナンや金田一少年、相棒などの設定や人間関係、物語がパターンとしてマンネリ定着している作品の番外編ストーリーでやるべき、お楽しみ設定(ゾンビ)である。

 

その方が登場人物のリアクション含めて、通常回と比較して、いろいろと楽しめる部分が多い。

 

誰にもまだ馴染みのない登場人物にいきなりこの突飛な設定をやるには、愛着(そもそも通常のパターンがわからない(フリ))が無さ過ぎて、物語の展開過程にしか興味が膨らんでいかない。

 

結局、ゾンビのその先の展開に期待するもオチは、普通に事件を推理する真面目なミステリーである。

 

期待させてるが、その予想を全然超えてこないのだ。

 

これでは、二時間見ていた甲斐はないかな。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2.5)

 

(まとめ:ゾンビ設定以外は、意外と普通のミステリー映画。作者に笑いのセンス(欲)がもっとあれば、犯人はすでにあそこで死んでるゾンビです、位のオチの変化球が欲しいところです。ところどころコメディで笑かしに来ていたので(ゾンビが殺す時だけガイコツ絵になる)、そのセンスに期待したが、最後はただただ真面目だなと思う(笑)。設定(世界観)の割にバカバカしさが足りないですね。)

 

 

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