映画「サニー 永遠の仲間たち」の感想(ネタバレ)

2019.10.26 Saturday 韓国映画 レビュー

■映画「サニー 永遠の仲間たち」の感想(ネタバレ)


■監督:カン・ヒョンチョル
■出演:ユ・ホジョン シム・ウンギョン チン・ヒギョン カン・ソラ ミン・ヒョリン チョン・ウヒ コ・スヒ ホン・ジニ イ・ヨンギョン キム・ソンギョン


【映画「サニー 永遠の仲間たち」のあらすじ】

専業主婦のナミは母親が入院した病院で、高校時代の親友チュナと偶然再会。25年前、ナミは転校先の高校でチュナと出会い、彼女とその親友たちとナミを合わせた7人の少女は仲良しグループ“サニー”を組んでいた。しかし現在のチュナは難病で余命2カ月。チュナに頼まれ、“サニー”のメンバーを捜すナミは、25年前の楽しかった日々を思い出しつつ、夫も娘もいて不自由ない今の自分は、なりたかった自分になれたかと自問する。

WOWOWから引用

【映画「サニー 永遠の仲間たち」の感想(ネタバレ)】 

 

 

後に篠原涼子ら出演で日本でもリメイクされた韓国の青春映画。

 

番組情報で泣けると書かれてたので見てみた。

 

内容は、高校時代の友人が余命宣告されてたことを知った友人女性が、今では連絡を取ってなかった高校時代に仲良かった友人たちを再び集めようとする話。

 

中年になって自分たちが一番輝いていた青春時代を振り返るという王道の構成ではあるのだが(ラストのオチもベタ)、描き方も韓国人ならではの、実体験を伴うようなリアリティある自虐エピソードの数々に意外と好感度が高い。

 

個人的には、最初のほうで、韓国ドラマを何本か見てると大体遭遇する、恋愛してた男女が実は、実の兄妹の疑い(設定)が出てきたり、急に主に女性(男性)が重い病気で死ぬ不幸設定などに韓国人として、見ながらいちいちツッコミを入れてる日常風景などは、日本人でも気になるわけだから、韓国では余計思うわなと、そのシーンに納得する。

 

ある種、韓国人の韓国ドラマのあるある設定(自虐)とでも言える笑いだ。韓国のコメディは、韓国バラエティとか見ても、全然面白くはないが(自分が見たものは)、この映画の中の笑いは、比較的日本人に好まれそうな笑いが多い。

 

その他、エピソードとして、家が貧乏で三本ラインのアディダスが買えず、一本線?のなんちゃってメーカー靴を履いてたらバカにされるとか。※日本でも良く聞く定番話ではあるけど。

 

また、軍事政権化で、それに熱心に反対する学生と警察が街で衝突してるのを、意外と他人事のように眺めていたりと、よく見る反日活動や政治活動にのみに忙しくしている、良く見る嫌な韓国人イメージとは違う、少し物事を冷静に見つめた韓国人という一般視点があって、なかなか新鮮だった。

 

なんでそんな感じの映画になるかを勝手に想像すると、男がほとんど出てこなくて、主役が韓国の女性たちにのみスポットが当てられているからなのかと思う。韓国の女性は、儒教文化の影響で、家ではあんまり発言権がないが(高齢なら別)、家が金持ちであるほど、その傾向が強い感じもあるが。(※ドラマや映画の中で)

 

その普段、虐げられた女性たちの方に視点を持ってくると、演出(見せ方)もあると思うが、非常に活き活きとしている姿が浮かんでくる。自由というか。なんとなく韓国人女性の友人関係は、意外と日本の女性の友人関係のそれに近い感じもする。言葉遣いは、下品だけど(笑)

 

結論として、一般的に韓国女性は、韓国人男性と一緒にならない方が(特に結婚はしない方が)、自由なんじゃないだろうか。そんな風にこの映画を見ると思います。なんか家の中での夫婦関係が緊張感あるんだよね韓国。夫婦によると思うけど。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:韓国映画ではあるが、今までの韓国作品とはややテイストの異なる青春コメディ映画。音楽主導で、序盤からあきらかに泣かせようとする匂いがぷんぷんしますが、ラストも良いけど、泣くほどの作品ではないかな。ただ共感や感情移入もしやすく、作品としては良作ですね。学生と警官隊の衝突をコメディにして、動きとして見せるのも、上手く見せてると思います。この監督、腕ありますね。)

 

 

人生は短く

 

革命は永遠だ

 

-?

 

 

 

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映画「甘い人生」の感想(ネタバレ)

2019.05.07 Tuesday 韓国映画 レビュー

■映画「甘い人生」の感想(ネタバレ)


■監督:キム・ジウン
■出演者:イ・ビョンホン キム・ヨンチョル シン・ミナ エリック キム・レハ ファン・ジョンミン


【映画「甘い人生」のあらすじ】

ホテルのマネージャーである冷酷な男性ソヌ。実は裏社会での7年間の実績がボスのカンに認められ、カンが社長を務めるホテルを任されていた。カンはソヌに自分が留守の間、自分の愛人である若いチェリスト、ヒスを監視しろと命じ、ヒスが自分を裏切ったら殺せと念を押す。ソヌはヒスが若者と浮気している現場を押さえるが、なぜかヒスに同情して情事を見逃してしまう。しかしこれを知ったカンは激怒し、ソヌは追い詰められていく。

WOWOWから引用

【映画「甘い人生」の感想(ネタバレ)】 

 

 

2005年に韓国俳優四天王の一人、イ・ビョンホンが主演したハードアクション映画。

 

大分前に見てる作品だが、最近また放送してたので見てみた。

 

内容は、マフィアのボスに心身ともに身を捧げてきた側近の男が、ボスの個人的依頼を受けるも、その処理をミスし、それが原因で組織から死を宣告される。なんとか組織の手から逃げ延びた男は、不服としてボスや組織に復讐していくという話。

 

この作品、まさに男らしさというか、硬派というか、男の生き様というか、男はこうあるべきであるというような男が持つある種の理想を上手く表現していると思う。

 

男は、なぜか利益とか全く関係なく、ただ理想のために死すら許容してしまう謎の生き物だと思う。

 

ただの意地と言ってしまえばそれまでだが、そこには突き動かすなんらかの想いがある。

 

この作品をただ組織への復讐の話と見るか、好きな女を救うための話と見るかは、分かれるが、最初と最後に語られる、師匠と弟子のある会話を読むと、後者ではないかと思う。

 

この師匠と弟子の会話は、仏教観を表している思う。

 

春の日は、悟りを開く前の弟子の状態で、秋の夜は、修行を積み、師匠の言う悟りを理解した後と考えるべきだろう。

 

悟りを開けば、一切の悩みは無くなるが、ただ、悩みが無くなっても、生きてる間は、感じることから逃れられない。

 

この世界が、空だと分かれば、分かるほど、この一瞬、一瞬が作られる度に、消滅を繰り返してる、この一瞬という瞬間しかない状態を悟れば悟るほど、この時間が非常に貴重で尊いものだと知る。

 

それを理解すればするほど、叶わない夢というのは、より悲しく感じてしまう。

 

ここで、師匠が泣いてる弟子を見て、感情に左右されてるようでは、お前はまだまだ修行が足らないというのは、回答が違う。

 

ここで師匠が何か言うとしたら、ようやく弟子が悟りを理解したと見るべきだろう。

 

この作品は、その状態をわかった上で見ると、余計悲しい話なのである。

 

この甘く悲しい人生を生かされていた、と。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4.8)

 

(まとめ:イビョンホンが出演した良作ハードアクション。完成された良い映画は、いつ見ても良い映画だと思う。ジャンル的には、復讐アクション映画ではあるけど、個人的には、これは恋愛映画であると思っている。恋愛作品というのは、当事者のやりとりが、ほとんど何も無くても(むしろ無い方が)、ただ、外から相手を見てるだけでも十分に成り立つのが不思議である。ただの妄想なんだけど。5点満点ではないところは、武器商人のくだり。あの部分がやや間延びしてる感は否めない。笑いを取りにいってるのが見え見えだし。あそこにあの変なキャラクターが必要かどうかは微妙だし。)

 

 

 

ある春の日

 

風に揺れる枝を見て

 

弟子が尋ねた

 

”師匠”

 

”動いてるのは枝ですか? 風ですか?”

 

弟子の指す方も見ずに

 

師匠は笑って言った

 

”動いているのは枝でもなければ

 

風でもない

 

”お前の心だ”

 

-?

 

 

 

ある秋の夜

 

夢から覚めた弟子が

 

泣いていた

 

その姿を見た師匠が

 

不思議に思って聞いた

 

”怖い夢か?”

 

”いいえ”

 

”悲しい夢か”

 

”いいえ”

 

”甘い夢でした”

 

”なぜ泣いている?”

 

弟子は涙をふきながら

 

低い声で言った

 

”その夢は叶わないからです”

 

-?

 

 

 

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映画「悪女/AKUJO」の感想(ネタバレ)

2019.02.05 Tuesday 韓国映画 レビュー

■映画「悪女/AKUJO」の感想(ネタバレ)


■監督:チョン・ビョンギル
■出演者:キム・オクビン シン・ハギュン ソンジュン キム・ソヒョン キム・ヨヌ


【映画「悪女/AKUJO」のあらすじ】

犯罪組織によって殺し屋として育てられた女性スクヒは、育ての親ジュンサンにいつしか恋心を抱きだし、彼と結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていたそんな矢先、ジュンサンは敵対する組織によって殺害され、逆上したスクヒは復讐のための戦いへ。しかしその後、国家的組織によって拘束され、政府直属の暗殺者として第二の人生を歩みだす。やがて新たにある男性と運命的に出会って彼との幸福を願うが、困難な任務を命じられて……。

WOWOWから引用

【映画「悪女/AKUJO」の感想(ネタバレ)】 

 

日本でもリメイクされた韓国版「殺人の告白」のチョン・ビョンギル監督が「渇き(2009)」のキム・オクビンを主演に迎えたアクション。

 

”悪女”というタイトルに惹かれて久々に韓国映画を選んでみた。

 

この作品、監督がアクション監督出身ということで、アクションシーンにこだわりがあり、かなり力が入っている。

 

序盤から主観での長回しのアクションシーンに始まり、中盤のバイクでのカーアクション(バイクアクション?)など見どころがあり、ときおり俳優、カメラマンともにどうやって撮影してるのかわからないほど、カメラが自由自在に移動している。しかも1カット(のように見える)で撮っている。

 

これらのアクションシーンに関しては、今までに見たことが無いと言って良いほどの出来だと思う。

 

特にこれだけのアクションシーンをほぼ1カット(風)でやっているのは、自分の中では見たことが無いレベル。ただ、撮影自体はすごいのだが、ときおり動きが早いシーンになると、カメラが内視鏡みたい見えてしまい、通常の映画と比べるとかなり見づらくなってしまう。

 

この辺は、アクション自体は拘っているのでもったいない。ただ、こういうカメラで撮らないと、シーンの繋ぎや細部の荒が目立ってしまうんだろうと思う。悪く言えば、CG処理してる部分(血等)が多くあるので、その誤魔化しのためともいえる。(※この撮影時のメイキングは見たい)

 

ちなみにアクションに関してはすごいのだが、肝心のストーリーがかなり微妙。

 

普通に時間軸通りに描いてくれれば、それで良いと思うが、変に時間軸を細かく入れ替えて、サスペンスさ?(謎)を強調させているが、これが逆に物語をわかりにくくさせていて、イライラする。

 

ちなみに時間軸通りに描くとたぶんこんな感じだ。

 

1.スクヒは、幼い頃、父親の親友に父親を殺される。

 

2.父親を失ったスクヒは父の親友に捕まり売られるが、たまたまスクヒを買春した男を殺しに来た殺し屋に助けられ、殺し屋の一味として、育てられる。

 

3.その後、スクヒは、殺し屋グループのリーダーの男(助けてくれたその男(おじさん))を好きになり、結婚するが、新婚旅行中に、他の任務に向かった夫(おじさん)は、そこで殺されてしまう。

 

4.スクヒは、夫の敵討ちのため、敵対組織に乗り込み組織を壊滅させるが、警察に捕まり、その後、その才能(殺し屋スキル)を買われ、政府直属の殺し屋として、施設に入れられ軟禁状態となる。

 

5.おじさん(夫)の子供を妊娠していたスクヒは、その政府機関(施設)で一人娘を産み、そこで育てながら、殺し屋として活動する。

 

6.その後、施設を出て娘とともに団地に引っ越すが、そこで隣人の男(実は、スクヒに好意を抱いていた政府機関の男)と親密になる。

 

7.ある時、殺し屋として任務を遂行する過程で、暗殺のターゲットが過去に死んだはずの夫だったことがわかる。

 

8.夫が生きていたことを知るが、ターゲット(おじさん)を殺せなかったことから、結果、前にいたおじさんの殺し屋組織から命を狙われ、その過程で、娘とともに親密となっていた隣人の男を殺されてしまう。

 

9.娘と男を殺されたスクヒは、復讐のためおじさんとその組織と戦う。

 

 

全体像はこんなストーリーなのだが、この作品では、まず、4の夫を殺されスクヒが復讐に燃えて、組織に乗り込むところからスタートする。導入のアクションとしては、緊張感があって、良いのだが、それ以降、まるで世界観の説明もないまま、謎の政府機関に収容され、そこからダラダラと施設での話が流れる。

 

なぜダラダラかというと、主人公のスクヒの生い立ち(過去や生活観)やこの作品の世界観(そもそも謎の政府機関(殺し屋育成機関)ってなんやねん)がほとんど見えない状態で、物語だけ勝手に進んでおり、感情移入ができない。

 

また、知らないうちにスクヒが妊娠していて、誰の子かわからない娘を産んで、育てていて、全くついていけない。※誰の子供やねん

 

前提として、事前に結婚していて、さらに夫が死んで、その過程で娘を身ごもっていたという悲劇ストーリーは、前提に描いていないとまるでなんのこっちゃわからない。施設に入ってから身ごもったのか、それ以前に身ごもっていたのかすら、説明が無さ過ぎて、わからない。

 

結局、この映画何が言いたいのかというと、おじさん(殺し屋グループのリーダー)が死んだと嘘をついて(この部分を一応謎にしてる(スクヒだけ知らされない))、復讐に燃えたスクヒを敵対組織に乗り込ませ、その隙に、その組織が持っていた覚せい剤?だかを強奪していたという話であり、スクヒ目線では、おじさんと結婚までしたが、結局、殺し屋の駒として扱われていたという悲劇である。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:長回しのアクションだけは唯一見どころだが、ストーリーがごちゃごちゃしててわかりにくい映画。この映画、サスペンス部分の理想としては、「ユージュアル・サスペクツ」的などんでん返し(驚き)を少しやりたかったと思うが(※途中で仲間がケガを偽装した演技をしてる)、あまりにも構成が下手すぎて、物語に集中できず、謎が明らかになった際の驚きがほとんどない。エピソードの盛り上げ方が下手すぎる上に、主人公の髪型と顔が過去と現在で大分変わっていて、ころころ挿入される過去シーンは、ぱっと見では、誰の話なのかがわかりにくい。施設の仲間にもショートカットの人物とかいてそいつのことなのかと思ったりして、とにかくわかりにくい。物語を順を追ってストレートに描けば、それなりに感情移入できる話で、十分見れたと思うので、何でこんな格好つけた変な構成にしてるのか謎です。そういえば、隣人の男が携帯でスクヒの娘の秘密を聞くのもあれも謎のままだな。スクヒの娘は、おじさんの子供(娘)じゃなかったてことか。じゃないと普通は、自分の娘を殺さないよね。その辺もよくわからない。あと、タイトルの悪女って、殺し屋という意味では悪女ではあるけど、”悪い女”という意味では、悪女ではない。”悪いおじさん”の方がしっくり来る。)

 

 

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映画「監獄の首領」の感想(ネタバレ)

2018.11.19 Monday 韓国映画 レビュー

■映画「監獄の首領」の感想(ネタバレ)


■監督:ナ・ヒョン
■出演者:ハン・ソッキュ キム・レウォン チョン・ウンイン キム・ソンギュン シン・ソンロク チョ・ジェユン


【映画「監獄の首領」のあらすじ】

ソウルのとある刑務所。そこは囚人チョン・イクホが首領として君臨し、今や看守や所長でさえも刃向かうことができなくなっていた。イクホの一味は刑務所を出ては犯罪を繰り返していたが、外にいるはずのない囚人たちを疑う者はおらず、事実上の完全犯罪を成功させていた。そんなある日、不祥事を起こした元刑事ユゴンが収監される。血気盛んなユゴンはやがてイクホに目を掛けられ、彼の部下として犯罪に手を染めていくが……。

WOWOWから引用

【映画「監獄の首領」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「シュリ」のハン・ソッキュとキム・レウォン共演の犯罪サスペンス。

 

久々に韓国映画を見てみた。刑務所モノということでプリズンブレイク的な感じを多少期待していたが、実際は、脱獄モノではなく、刑務所内を支配するベテラン受刑者(ボス役)と新人受刑者の話。

 

ちなみにWOWOWの上記あらすじでは、かなり作品の背景を説明していて状況がわかりやすいが、実際は、新人受刑者が元刑事で実は刑務所内に潜入捜査をしていたという事実は、大分後になってあきらかになる。※この情報はなぜかしばらく伏せられている。なんで?

 

そのため、序盤は、ある刑務所に問題を起こすあらくれ者の新人受刑者が入ってきた(※刑事という情報も最初は知らされていなかった思う)という印象しかなく、ストーリーの方向性もどこに向っているのかわかりにくい。

 

そもそも映画の冒頭は、ヒットマンらが逃げ隠れていたある重要人物を殺害するところ(事件:のちにあきらかになるが、ヒットマンの素性は、受刑者らで構成されていた)から始まるが、その後は、いきなり特に説明もなく、新人受刑者(主人公)の入所シーンに飛んでいく。

 

始めは、流れからヒットマンらの誰かが捕まって入所したのかと思ったが、そうではなく、彼らの殺人事件を捜査していた刑事(主人公)が潜入捜査として刑務所に入ってきた場面に繋がっているのだが、最初の時点では、そのことは一切伏せられているので、なんのこっちゃわからない。

 

なんでこんなわかりにくい構成になっているのか。

 

紐解けば、身内?を殺された刑事が事件の真相を追うべく、刑務所内へ命がけの潜入捜査をするという非常にわかりやすい話で、時系列に沿って描けば、動機も明確で感情移入もしやすいのだが、その一番おいしい背景の情報が一切伏せられたことで、初見では、刑務所にあらくれ者の受刑者が入ってきて、ただ大暴れしているだけにしか見えず、彼(主人公)に対して感情移入も何も全く起きない。

 

ちなみにこの注意を引く行為は、刑務所内のボスに接触するための作戦だったということがのちにわかるが、あとで知ったところで、それほどその部分に対して隠す必要があったのかは疑問に思う。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2.5)

 

(まとめ:時系列を変にいじったせいで作品が非常にわかりにくくなってしまった韓国映画。ただ、ストレートに描けば、感情移入もしやすいし(主人公の気持ちも理解できるし)、普通に見れる話だと思う。韓国映画のいつものパワーは感じるが、非常に惜しい作品。)

 

 

 

敵が現れたら

 

まずはボスを射止める

 

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映画「殺人の告白」の感想(ネタバレ)

2018.05.26 Saturday 韓国映画 レビュー

■映画「殺人の告白」の感想(ネタバレ)


■監督:チョン・ビョンギル
■出演者:チョン・ジェヨン パク・シフ キム・ヨンエ チョ・ウンジ オ・ヨン


WOWOWで放送していた映画「殺人の告白」を鑑賞。

【映画「殺人の告白」のあらすじ】

韓国で女性ばかりを狙った猟奇殺人事件が連続発生する。捜査を担当したチェ刑事は、ある晩、犯人らしき男を追ったが、あと一歩のところで相手を取り逃がしてしまう。それから15年の歳月が空しく過ぎ、事件は時効が成立する。その2年後、イ・ドゥソクという人物が事件の犯人として名乗りを上げ、犯行の詳細を綴った手記を発表。手記は一躍世間の注目を集めてベストセラーとなり、チェ刑事はその事態を苦々しく見守るのだが……。

WOWOWから引用

【映画「殺人の告白」の感想(ネタバレ)】 

 

藤原竜也×伊藤英明共演の映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の原作となった「黒く濁る村」のチョン・ジェヨン出演の韓国スリラー。

 

少し前に藤原竜也×伊藤英明の邦画のリメイク版を見たので、一応、原作(オリジナル)となった韓国映画の方も見てみた。

 

両方見たので、比較しつつネタバレ前提に話を進めると、”私が殺人犯です”の著者が、実は連続殺人事件の被害者の身内だったという設定は原作もリメイク版も同じ。ただ、真犯人に関しては、リメイク版(日本版)が、顔が割れているジャーナリストだったのに対して、原作は、顔がわからない謎の人物。

 

両作品を比べてみて思うのは、韓国版(オリジナル)の方が導入(序盤で犯人と追いかけっこ)は優れているが、それ以降、被害者家族が集まって著者に暴力で復讐を果たそうと計画する過程では緊張感が薄くなりかなり失速気味。その過程で、カーチェイスなどリメイク版に比べてド派手であるが、ありえないアクションにCG多用し、サスペンスとは思えないハチャメチャ感。

 

完全にノリがB級映画と化す。

 

そうかと思うと、後半で著者、刑事、真犯人がテレビ局で対峙する部分は、リメイク版同様、かなり緊張感高めているが、リメイク版は、替え玉を使っていたのに対して、原作は、真犯人が本当にスタジオにやってくる。そして、顔も見せる。潔すぎ。そして、一瞬の隙を見てスタジオから逃走するが、追い詰められ、最後は、いろいろあった末に刑事が毒入り注射?を刺して、真犯人は現場で絶命する。

 

リメイク版が、逮捕後、刑務所に移送されたあと、用務員を装った被害者家族の若者から襲撃されるというラストだったが(一応刑事は、法をしっかり守って処理した)、原作は、被害者でもあった刑事が真犯人に対して自ら手を下して(殺して)、復讐を果たす。

 

そして、法に従い刑期を務めあげたのち、釈放後に待っていた被害者家族らと再会するという感動的?なラストになっている。リメイク版では、真犯人の人物とラストを変えてたようです。

 

結果、原作とリメイク版を比べてみると、日本のリメイク版の方が面白かったかな。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:思ってたのとかなり違った「22年目の告白−私が殺人犯です−」の原作韓国映画。サスペンスやスリラー作品での韓国映画のクオリティは、意外と高い作品が多いので、こちらも結構期待していたが、この作品に関しては、日本のリメイク版の方が落ち着いて描かれていてサスペンスとして面白い。韓国版は、アクション要素(娯楽要素)に振りすぎてやや話に落ち着きが無い。もちろんすでにリメイク版を見ていてすべてネタバレ部分も知った上で見てるので、どんでん返しの衝撃など直接の比較はできないが、一番大事な被害者家族の目線(感情移入という部分で見て)を追っていった場合に、韓国版(原作)は、個々の事件内容に対して、ほとんど触れられていないためか、いざ真犯人と対峙した時に思うであろう被害者サイドのそれぞれの感情が、こちらに上手く伝わってこない。その部分の情報量があきらかに少ないので共感が弱い。この部分は、リメイク版は、かなり改善されて話のつなぎ方はよくなっている。だが、トータルの評価では、リメイク版だが、荒削りながら原作の方が良い部分もある。)

 

 

 

それに人生とは

 

記憶よりも忘却の力により

 

作られるものでは?

 

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映画「ビューティー・インサイド 」の感想(ネタバレ)

2017.07.30 Sunday 韓国映画 レビュー

■映画「ビューティー・インサイド 」の感想(ネタバレ)



■監督:ペク
■出演者:ハン・ヒョジュ/パク・ソジュン/上野樹里/キム・デミョン/ト・ジハン/イ・ドンフィ/ムン・スク

WOWOWで放送していた映画「ビューティー・インサイド 」を鑑賞。

【映画「ビューティー・インサイド 」のあらすじ】

家具デザイナーのウジンは18歳のときから目覚めるたびに心以外の姿、性別、国籍のすべてが変わるようになった。その体質から人に会うことが困難な彼は、才能とインターネットを生かして活躍していた。ある日、彼はアンティーク家具店で働く美しい女性イスに恋してしまう。毎日初めての客のように店に通い、告白できる“見た目”になるまで待ったウジンはついに彼女をデートに誘い、ロマンティックな3日間を過ごすのだが……。

WOWOWから引用

【映画「ビューティー・インサイド 」の感想(ネタバレ)】

ハン・ヒョジュ、上野樹里共演の韓国ファンタジーロマンス。

韓国映画に日本の上野樹里が出演してたようなので見てみた。

内容は、寝て起きると顔(外見)が変わってしまうという体質の男性が、家具屋で働く女性を好きになり…という話。

まず期待していた上野樹里の役どころだが、主人公が好きになる相手役(ヒロイン)かと思ってたら(主役はヒロインのハンヒョジュ(韓国女優))で、男側の主人公が毎日変わる外見の一人(ある一日)という扱いだった。時間にして10分位かな。

出演時間10分位で、WOWOWの番組情報で上野樹里共演って、堂々と書かれているのもどうかと思うけど、まーまるっきり出てない訳では無いのでしょうがない。

ちなみに男側は外見が毎日変わるということで、有名、無名に関わらずかなり多くの韓国俳優が出演し、演じ分けている。韓国映画やドラマに詳しければ、結構知ってる俳優もたくさん出てるので、意外とお得感はある。

さて、内容の方の感想だが、固定されない外見の悩みを持つ男側と、それを受け入れる女性側の悩みをかなりリアルに描いていて、序盤は、コメディチックではあるが、中盤から後半は、かなり悩みと向き合ったシリアスな恋愛模様になっている。

そして、この外見が毎日変わるというテーマを巧みに使って、ただのファンタジーで終わらず、恋愛における、人の見た目、外見とは何か?、愛とは何か?についても、かなり深く切り込んでいる。

この外見と愛がテーマ。

外見が毎日変わるため、次の日に待ち合わせすれば、相手を見つけることすら出来ないヒロインが、ただ、見た目が変わってもどこか相手に対して感じる部分は同じで、そこに対する変わらぬ愛情は自分の中にある。

それは、見た目ではないから、愛そのものでしかない。

雰囲気なのかなんなのか。

愛とは何かに出会った感じがした。


評価 ★★★☆☆ (星3.6)

(まとめ:設定はファンタジーだが、意外と佳作の韓国恋愛映画。恋愛映画として、変化球なので、ものすごくおすすめするほどではないが、こういう恋愛映画も見といても損はないかも。期待の上野樹里は、中世的な男っぽい役どころで、演技は良かったが、あまり女性的な良さは出てなかった。最後に映画とは全然関係ないが、普段はあまり韓国のニュース等で話題になることはないと思うが、韓国での日本のAV女優の知名度の高さは、この映画が発端ではないが、意外と秘めてあるなと思う。きっと蒼井そらだけじゃない。もっといっぱい知っているはずだ韓国人男性(笑))




俺の一番好きな日本の女優

蒼井そら


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愛はすべてを解決するけど

愛のせいで壊れることもある


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映画「少女は悪魔を待ちわびて」の感想(ネタバレ)

2017.05.06 Saturday 韓国映画 レビュー

■映画「少女は悪魔を待ちわびて」の感想(ネタバレ)



■監督:モ・ホンジン
■出演者:シム・ウンギョン/キム・ソンオ/ユン・ジェムン

WOWOWで放送していた映画「少女は悪魔を待ちわびて」を鑑賞。

【映画「少女は悪魔を待ちわびて」のあらすじ】

7人の命が奪われた連続殺人事件の犯人キム・ギボムは15年後、刑務所から出所する。まだ少女だったころ、警官だった父親をギボムに殺されたナム・ヒジュは父親の同僚たちに育てられ、現在は警察でアルバイトをするが、ずっとギボムへの復讐を目指していた。警察は出所したギボムを監視しだすが、ヒジュも監視をする。しかし、ヒジュ以外にもギボムを狙う者がいたり、ギボムに共犯者がいたと分かるなど、事態は意外な方向へ。

WOWOWから引用

【映画「少女は悪魔を待ちわびて」の感想(ネタバレ)】


「怪しい彼女」のシム・ウンギョンが出演した犯罪スリラー。

WOWOW放送分で10本位録り貯まっている韓国映画から選んでみた。

この作品は、韓国映画ではよくある殺人事件を題材にしたサスペンスで、内容は、いきなりネタバレになるが話をまとめると、骨組みは、幼いときに父親を殺された娘が、刑期を終えて出所してきた犯人に復讐するという話で、それに少し別の話(犯人をもう一人用意したり)をプラスして話を複雑にしている。

サスペンスとして面白いかというか、最初からシンプルな謎解きモノではないためやや微妙。そもそも収監されていた連続殺人犯が父親殺しに実際に関わっていたのかという部分が謎のため、邦題タイトルで指摘している”娘”(少女)の活躍にばかり合わせていると、話がどこに向っているのか方向性が掴みにくい。

これはたぶん邦題のタイトル名がよくないと思う。変に何かを誘導してるようにしてしまっている。

ちなみに原題は、Missing You(直訳:あなたが恋しい)というあなた(you)という部分を特定していないタイトルのようなので、邦題タイトルの”少女は悪魔を待ちわびて”は、ちょっと勝手に内容を先取りしすぎていると思う。悪魔と言えば犯人でしょう、このタイトルは、見る前から変に内容を想像してしまうのでよくない。

邦題タイトルは結果論であって、最初からそんな感じのわかりやすい話ではない。

すったもんだあって、結果、タイトル名のところにまとまるというべきか。

なので、こっちはすったもんだの状態をまだ見てるときに、すでに最後のオチの部分をずっと知らされているという妙な気分の状態で見させられていて、非常に頭がこんがらがる。

邦題タイトルだとずっと少女目線みたいな話を想像してしまうけど、実際は、犯人目線とかあったり、結構話は、いろいろと複雑で混んでいる。こういう邦題タイトルの付け方はよくないと思う。

ちなみに話を内容に戻すと、この作品は、数あるこういった犯罪サスペンスと比べ、あきらかに違う部分があって、殺人事件に哲学的解釈をしていて(引用があったり)、そこからこの映画なりの答えを出してるあたりは、なかなか良い。

悪には、しっかり善人が対処しないといけないという、普通に考えれば当たり前のことを言っているが、なぜそういう答えになるのかは、この物語と合わせることで、よりその意味の理解が深まると思う。



評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:内容的には、可もなく不可もなくの韓国サスペンス。犯人が刑期を終えて刑務所から出てきたときに、頭(後頭部)に豆腐をぶつけるシーンがあるが、これは韓国文化ならではのやり方だなと思う。日本では、改めて用意しない限り豆腐をその時にもっていない。韓国は、刑務所を出たときに、豆腐を食うという文化があるが(他のドラマや映画でもよく見る)、なんで毎回外でじかに、そのまま食うのか。お店で食べるとか家で食べるとか、もっと良い豆腐の食い方あると思う。豆腐はそもそも気軽に持ち歩いて食うような、携帯食じゃないだろうと思う。パンとかならわかるけど。)


音楽のない人生は

人生なんて言えない

ニーチェ


-?


目撃者と被害者の違いは

口がきけるかどうかだ


-?


正義のための勇気について

悪が勝つための

条件は1つだけ

善良な人が何もしないこと


-?

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映画「メモリーズ 追憶の剣」の感想(ネタバレ)

2017.01.07 Saturday 韓国映画 レビュー

■映画「メモリーズ 追憶の剣」の感想(ネタバレ)



■監督:パク・フンシク
■出演者:イ・ビョンホン チョン・ドヨン イ・ジュノ キム・ゴウン イ・ギョンヨン キム・テウ

WOWOWで放送していた映画「メモリーズ 追憶の剣」を鑑賞。

【映画「メモリーズ 追憶の剣」のあらすじ】

高麗末期。剣によって世を変えるべく反乱を企てたドッキやソルラン3人の剣士だったが、ドッキの裏切りで計画は失敗、ソルランは殺された仲間の娘ホンイと姿を消す。18年後。ユベクと名を変えたドッキは国内一の権力者になっていたが、一方のソルランは目が不自由になり、ウォルソと名乗って静かに暮らしていた。ある日、成長したホンイが武術大会でユベクと会ったと知り、ウォルソはホンイの両親が死んだ理由を初めて明かす。

WOWOWから引用

【映画「メモリーズ 追憶の剣」の感想(ネタバレ)】


イ・ビョンホンとチョン・ドヨン共演の韓国時代劇アクション。

久々に韓国映画にイビョンホンが出演してたので見てみた。

イビョンホン出演ということで、期待値はかなり上がっていたが、結論から言うと、ストーリーは韓国らしい謎?を含む悲哀な話で、詩的な映像をプラスして感動的に描いているのだが、イマイチ感情がついていかない。

序盤は、女の子のホンイ目線で話が進んで感情が乗りやすいが、途中からユベク(イビョンホン)が登場するとユベク目線も入ってきて、そっちは悪役に徹するのかと思いきや、主役のような感じで描き出してそこから軸がよくわからなくなる、単純に正義と悪、ホンイ+ソルランVSユベクかと思っていたが、そういう構図ではなくなってしまう。

結局、ユベク=ソルラン=ホンイの三人が平均的に絡む、悲しい結末の話のようだ。

まーそれはいいのだが、三人同様のバランスで描いたことで、どうにもどっちつかずの感じが否めない。誰に深く感情移入すればいいのかわからない。あちらも立ててこちらも立てる、だからどこも中途半端。だけど話(設定)は強引に悲しくさせている。

それぞれ悲劇的?な話ではあるが、感情移入できるほど、それらの人間関係のシーンが用意されていない。

ソルランとユベクの過去の恋愛や友情の終わりの終末観で感情移入させるにしても、過去のシーンがあれだけでは足りない。ただ事実を並べただけだ。もう一人殺されてしまう仲間との友情も、昔話の解説程度しか話がないので、そこに対する裏切りの決断も実際、真に迫ってこない。

とにかくアクションに時間を取りすぎて大事な人間関係が非常に希薄。

またソルランとホンイの師弟関係のエピソードもほとんど現在の話のみで、過去の印象的なエピソードがないので、ここも感情が入らない。最後に少し二人の追加シーンがあるが、だからと言って気持ちが動くほどでもない。

ネタバレになるが、実は親子だったという韓国お馴染みの血縁オチ?は、描ききれていないので、この映画に必要なかった。

ワイヤーアクションを捨てるか、血縁オチを捨てるかどちらか一方にした方が良かったかな。

そもそもソルランとユベクが本当の両親なのにホンイとして洗脳されて育てられてしまった偽ホンイ(ソル?)は、客観的に見ると、真相は今でも実の両親健在で彼女自身誰にも親を殺されてもいないわけで、本物の両親に当たるソルランとユベクを殺す必要は全く無い。ユベクを殺そうとしたい気持ちはわかるが。

ソルランは罪の意識からホンイ(ソル?)に殺されたがってたが、本物のホンイは、すでに死んでるし、偽ホンイがあえて本物の両親(ユベク、ソルラン)を殺す理由は、実は自分の中で納得のいかないエゴ(洗脳の結果)でしかない。

なんといっても、この話は、総括すると真相を知って、当事者(偽ホンイ)が不幸になる話ではなく(ショックではあるが)、幸になる話。死んでたと聞かされてた親が生きていたわけで、殺されたと聞かされていた両親は、実は、全く血縁関係のない他人だった。両親の友人ではあるが。偽ホンイとの関係は、遠い昔話で語られる話と変らない。長年思い込まされてただけで。

少し時間を与えて落ち着いて心を整理すれば、両親を殺害する(敵討ち)という決断(動機)は、とらないはずだが…。そもそもソルランに限っては生みの親である前に育ての親ではあるわけだし。



評価 ★★☆☆☆ (星2.8)

(まとめ:映像は詩的できれいだが、話としては面白みに欠ける悲劇的な韓国時代劇アクション。久々のイビョンホンも無駄遣い。心に傷を持つ演技はいつもながら上手いけど。ただ、この映画を見るなら”甘い人生”を見た方が感情移入しやすい。)


欲を出せ

手に入れたいと欲を出すのだ

最後の命綱は

その心意気だ


-?


”侠”とは私情を

絶つことだ


-?


いいものは人知れず

ゆっくりと

来るの


-?


痛いところは?

あるなら捨てろ

歯が痛ければ

歯を抜き

指が痛ければ

指を切ってしまえ

一番痛い部分が

お前のすべてを弱くする

人も同じだ人も


-?


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映画「二十歳」の感想(ネタバレ)

2016.10.24 Monday 韓国映画 レビュー

■映画「二十歳」の感想(ネタバレ)


■監督:イ・ビョンホン
■出演者:ジュノ(2PM) キム・ウビン  カン・ハヌル  チョン・ソミン  チョン・ジュヨン  イ・ユビ

WOWOWで放送していた映画「二十歳」を鑑賞。

【映画「二十歳」のあらすじ】

ドンウは絵を描くことだけが取り柄の純情な高校生。同じクラスのソミンに好意を抱いていたが、ある日、軟派なチホが彼女の胸を触ったことから大ゲンカに発展。そこへ優等生のギョンジェが止めに入ったことで、3人は無二の親友になる。さまざまな出来事を経て、3人は高校を卒業。20歳を迎え、浪人生のドンウはバイトを掛け持ちしながら漫画家を目指し、チホは新人女優と出会い、ギョンジェには先輩との恋が到来するが……。

WOWOWから引用

【映画「二十歳」の感想(ネタバレ)】

2PMのジュノ、「チング 永遠の絆」のキム・ウビン、ドラマ「ミセン−未生−」のカン・ハヌルら韓国で旬の若手俳優らが共演したという青春(恋愛)映画。

韓国の青春恋愛映画を見つけたので見てみた。

高校時代から付き合いのある男三人の友情と恋愛を描いた話で、奥手な男や真面目な男、女たらしな男など性格や生い立ち(貧乏、金持ち等)の違う3人のそれぞれの恋愛を笑いあり、下ネタありでライトに描いている作品。

恋愛と友情があるが、誰かが病気になったり、死んだりするなど話が必要以上に重たくなることもなく終始からっとしている。登場人物も明るいし、ノリもある。

ただ、いろいろあっても深刻さをあまり感じない作り(演出)のため、好感度はあっても感情移入はあまりできない。女グセが悪い?男以外の真面目な二人の性格が多少被っている。

個人的に男が3人いれば、誰かしらに深く感情移入できるかと思いきや、心底応援したくなる人間がいなかった。どの男もなんか中途半端。人物がやや薄っぺらいというか(一般的な20歳ってそんな感じだけど)、描き方がライトすぎるというか。この辺が非常にもったいない。

感情移入できないので、失恋しようと何がどうなってもあまり気にならない(笑)

ただ、唯一この映画で見所があって、最後のスローモーションでのアクションコメディシーンでブリジットジョ−ンズの日記でも使われていた「All By MySelf」を流していたのは、笑いの楽曲センスだけはあるなと思った。その他のギャグ(コメディ)は、微妙かな。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:韓国若手俳優が好きなら見といても良いかなレベルの青春映画。女性陣も可愛い子が結構いる。一応コメディ的な狙った笑いがあるが、声に出して笑うほどの面白さは無いが、嫌味なしつこい笑いでもない。そういった意味では、韓国の青春コメディですね。)



”恋は人知れず訪れる”か

断ることもできないよ


-?


”腐敗と戦うのは

若者の義務”

カートコバーンですね


-?



みんなキムヨナじゃない

-?



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映画「神の一手」の感想(ネタバレ)

2016.07.27 Wednesday 韓国映画 レビュー

■映画「神の一手」の感想(ネタバレ)

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■監督:チョ・ボムグ
■出演者:チョン・ウソン イ・ボムス アン・ソンギ キム・イングォン イ・シヨン

WOWOWで放送していた映画「神の一手」を鑑賞。

【映画「神の一手」のあらすじ】

プロ棋士のテソクは兄に頼まれ、一度だけ危険な賭け囲碁の世界に足を踏み入れる。だが、賭けの元締めであるサルスの一団に兄を殺され、自身も殺人の罪を着せられてしまう。テソクはサルスへの報復を誓い、服役中に囲碁の腕を磨き、別人のように体を鍛え上げる。数年後、出所したテソクは、凄腕棋士のジーザス、兄の元仕事仲間のコンスらと手を組み、それぞれの報復を果たすため、サルスとの命懸けの賭け囲碁の勝負に挑む。

WOWOWから引用

【映画「神の一手」の感想(ネタバレ)】


「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン主演のアクションドラマ。

最近見て外れがない韓国映画がまたあったので見てみた。

内容は、賭け囲碁が原因で暴力団に兄を殺されてしまった囲碁のプロ棋士が、兄の無念を晴らすために復讐する話。

この映画のテーマは、裏社会での賭け囲碁(ギャンブル)だが、少し前に見たビッグバンのTOP主演の韓国映画「タチャ-神の手」も、裏社会での賭け花札の話だったが、どうもテーマが同じギャンブルということだからか内容に関していえば、焼き増しに近い位、なんか似ている。

ただ、こちらは、囲碁だけでなく、アクション(格闘)でも見せ場を作っているのが、根本的に違う部分かな。

しかし、内容に関して言えば、「タチャ-神の手」の方がサスペンスの凝縮感や緊張感、感情移入すべてに置いて勝っていて面白い。

こちらは、賭け囲碁をやりつつも、結局アクションでの復讐も達成する感じで、最後は、賭け囲碁はどっかにいってしまった感がある。一応やってるんだけど、ゲーム的な緊迫感がない。※ルールを知らないこともあるけど。

それと主人公が、周りの仲間を引き連れて、暴力団(組織)に相対する部分も「タチャ-神の手」とよく似ているのだが、こちらは、あまりそこの仲間同士の友情とか、人間関係の濃さが見られずが、一体感が薄い。

主人公の内に秘める寡黙なキャラクターの影響なのか、全体的に感情移入が弱い。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:チョンウソン主演のどこか中途半端なサスペンスアクション。良作だと感じた「タチャ-神の手」との比較で、やはりこちらは囲碁がテーマなので、そこを基盤にして、アクションに振るべきではなかったと思います。暴力に訴え始めると(見せ場も作ると)、もう囲碁でチマチマやってるのがなんかバカらしくなります。また主人公(チョンウソン)の人間味が出ていないのも問題ですね。序盤は、チョンウソンとは見た目わからない位違う人に見えたんですけど、髪切って今までのチョンウソンに見えてからは、大根役者みたいになっちゃってるのがもったいないですね。盲目の棋士役のアンソンギは、上手いですし、宮川大輔に似てる、キムイングォンなど脇役の方がキャラが印象に残っています。囲碁の作戦になぞらえていく作品の完成度はありますが、そこに対する感情移入がどうも弱いですね。)




この世で復活できるのは

碁石のみ


-?


碁を打つ犯罪者は

そう簡単に捕まらない

先を読めるからな


-?


人生も碁も同じだ

先を読めないと死ぬ


-?


盲人も夢を?

-?


強い者にとって

この世は遊び場

弱い者には

生き地獄だ


-?



孔子が言っている

”怠けているなら碁でも打て”


-?


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