映画「ゴールデンスランバー(2018)」の感想(ネタバレ)

  • 2020.11.01 Sunday
  • 23:49

■映画「ゴールデンスランバー(2018)」の感想(ネタバレ)


■監督:ノ・ドンソク
■出演:カン・ドンウォン キム・ウィソン キム・ソンギュン キム・デミョン ハン・ヒョジュ ユン・ゲサン


【映画「ゴールデンスランバー(2018)」のあらすじ】

ソウル。真面目な好青年の宅配便ドライバー、キム・ゴヌは強盗に襲われたアイドル歌手を救って“模範市民”と呼ばれるように。ある日突然、音信不通だったかつてのバンド仲間ムヨルに呼び出されるが、彼がゴヌに“誰も信じるな”などのメッセージを残した直後、国民自由党で次期大統領候補となったユが乗った車が爆破されてユが亡くなり、ムヨルが乗ったトラックも爆発する。ユ殺害犯のぬれぎぬを着せられたゴヌは逃走を開始する。

WOWOWから引用


【映画「ゴールデンスランバー(2018)」の感想(ネタバレ)】


2010年に堺雅人主演で映画化された伊坂幸太郎の同名小説を、韓国でカン・ドンウォン主演で再映画化したサスペンス。

 

韓国でリメイク版が作られていたので見てみた。

 

基本的には、物語は同じらしいが、日本版を見た記憶がほぼ無いので詳しい比較はできないが、韓国版は、前半開始50分位までは、巻き込まれ型の逃亡アクションとしては、テンポよく描かれていて普通に見れるのだが、中盤を過ぎたあたりから、急に青春ムービーのような、主人公と友人のバンド仲間との友情(人情)話が前に出たり、主人公がいらない弱音を吐いたりして、話に緊張感がなくなってしまう。

 

 

一方では、大統領候補暗殺と言う非常に緊張感がある物語を展開していながら、友情がどうのという小さい事柄に必要以上に時間を使って、テンポを悪くしている。

 

最後にそれらを利用して、反撃に出てサクセス(ハッピーエンド)はあるものの、作品としては、当初の緊張感を取り戻せないまま、ダラダラと終了した感じは否めない。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:必要以上の変なエモ(−ショナル)路線が緊張感を台無しにしてる韓国版リメイク。日本版は良く出来ていたので、韓国でもアクションサスペンスという部分のみをよりアップグレードすれば、普通にそれ以上の作品になったと思うので、非常にもったいない作品だと思う。日本の堺雅人に対して、主演のカンドンウォンは見た目人情味を感じる非常に雰囲気が似てるキャスト人選ではあるが、堺雅人に比べるとややひ弱なタイプ部分が強調され過ぎて、大事な部分で絵的に締りが足りないように思う。個人的にもっと合うキャストがいたと思う。女性陣のキャストは可愛い。)

 

 

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映画「大好きだから」の感想(ネタバレ)

  • 2020.08.27 Thursday
  • 05:19

■映画「大好きだから」の感想(ネタバレ)


■監督:チュ・ジホン
■出演:チャ・テヒョン キム・ユジョン ソ・ヒョンジン キム・ユネ イム・ジュファン ソン・ドンイル


【映画「大好きだから」のあらすじ】

音楽家イヒョンは歌手の卵である後輩ヒョンギョンにプロポーズしようとしたその日、交通事故で重傷を負う。彼は目覚めると記憶を失っており、しかも彼の心は高校の保健室にいる生徒マリの体に入っていた。マリは学年トップの秀才で大学受験を控えていたが、同級生の子どもがお腹にいた。やがてあるきっかけから、イヒョンの心は新たに、妻と離婚寸前である中年刑事パクの中へ。イヒョンはマリの親友スカリーに助けを求めるが……。

WOWOWから引用


【映画「大好きだから」の感想(ネタバレ)】

 

「猟奇的な彼女」のチャテヒョンが主演したラブコメディ。

 

チャテヒョンが出てたので見てみた。

 

内容は、交通事故に遭ったことから、その後、次々と他人の体に憑依していくという話。

 

一人目で女子校生に憑依したところまでは良かったが、その後、おっさんの刑事に移ったあたりから、急に共感と興味がなくなり、さらに、この作品の意図がわかってしまい(何人かの人生を辿りつつ、最終的にそれらを統合され、最後に感動話に仕上げる作風)、見る気がなくなってしまった。

 

結局、30〜40分見たところで(3人目の教師に移ったところで)、時間が気になり、まだこの後、1時間以上あるのかと思ったら、この映画は、もういいやと、途中リタイヤです。

 

最後まで見てない映画を評価するのは、あれだが、でも30〜40分は一応見たので、何かしら書かかないのもその時間が無駄になるので、気になったことを少し記しておきます。

 

ちなみにダメな部分を上げると、事故に遭う主人公の人物像の情報が少なく、まるで共感が作れていない。ほとんどチャテヒョンのキャラクターで持ってるようなもんです。

 

また、他人に憑依するにあたって、記憶喪失になってしまう設定が、物語の目的意識がなく、興味を感じづらいです。

 

例えば、記憶があって、なんとかプロポーズする予定だった彼女の元に他人の体でも、たどり着きたいという願い(意図)があれば、応援しやすいのですが、ただただ他人の人生をよくわからず過ごしているだけで、どこに向かってるのか、目的が見えない。

 

最終的に、様々な人の人生を通ることで、最終的に、それらをまとめて感動的な状態(オチ)にしたいというような製作者の都合だけはなんとなくわかりますが、その個別のフリ自体の話には、大した面白さがありません。

 

一応、コミカルに描いていて、とっつきやすくはしている感じはあるが、それだけでは、限界があります。

 

個人的には、女子高生だけで憑依部分が完結するなら、それなりに、同級生の彼女(スカリー)とのやりとりは、見れる気がしますが、知らないおっさんになってしまうと、もう見る気が起きません。

 

興味ないおっさんの、特にこれといって何かがある訳でもなさそうな、普通の話はどうでもいいです(笑)

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:ラストに感動的なことが用意されているのはわかるが、最後まで見るのが面倒な韓国ラブファンタジー。とりあえず、女子高生キャストは可愛いので、その部分に関しては、星1つ、です。)

 

 

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映画「聖女/Mad Sister」の感想(ネタバレ)

  • 2020.08.26 Wednesday
  • 03:35

■映画「聖女/Mad Sister」の感想(ネタバレ)


■監督:イム・ギョンテク
■出演:イ・シヨン パク・セワン イ・ジュニョク チェ・ジノ イ・ヒョンチョル


【映画「聖女/Mad Sister」のあらすじ】

格闘家の女性イネはある事件で過剰防衛と見なされ、1年半の懲役へ。出所後、発達障害である高校生の妹ウネが待つ家に戻り、妹と人生をやり直そうとする。しかしウネは高校で同級生たちのいじめに遭い、彼女たちの友人の不良少年たちの美人局を手伝わされる。そのせいでウネは犯罪者に誘拐される事態に。異変に気付いたイネは妹を追うが、ウネは別の犯罪者に売られる。さらに一連の騒動には、意外な黒幕がいることが分かっていく。

WOWOWから引用


【映画「聖女/Mad Sister」の感想(ネタバレ)】

 

 

ボクサーとして韓国女子代表入りの経験もあるイ・シヨンが主演したというバイオレンスアクション。

 

韓国の復讐モノを見つけたので見てみた。

 

内容は、発達障害の妹を誘拐されたことから一人で奪還しようとする姉の救出劇を描く話。

 

妹が不良少女たちのいじめから美人局に協力させられ、美人局の客がヤクザだったことから、落とし前に妹を拉致され、風俗に売られて…という流れから、奪還作業が始まる。

 

序盤から30分位までは、悪役が大活躍で感情的にも掴まれ、かなりテンポ良く流れが出来ていて、このまますぐに救出できれば、40〜50分の作品としてはまずまずの内容であった。

 

しかし、そこから、妹の手がかりを辿っていくうちに地元の店主や写真館のおっさん、車修理のおっさん、最終的に悪徳議員まで過去に手を出していたことがわかり、話はより複雑化していく。

 

ただ、この後半部分というのは、すべて後から出てきた情報で、ほぼほぼ付け足しである。復讐という部分のノリでは、最初のヤクザに連れ去られた部分で、十分動機としては成立している。

 

結局、後半部分は、妹がいろんな男に強姦されていてという、復讐心を煽る作業の積み増しである。

 

最終的にこの悪徳議員がいることで、警護の若い衆を呼び集めてきて、1(ヒロイン)対大人数でのバトルとなる。

 

よくある流れです。

 

ちなみに、こういう作品、普通は、被害者の妹は誘拐されても強姦未遂位で、なんとか無事助かるのが普通ですが、主要な登場人物の数だけ、やられていて、妹の扱いがひどいです(笑)

 

ちなみにこの妹役のパク・セワンの発達障害の演技は本物かと思う位上手いですね。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:収録時間ほどの内容は無い韓国のバイオレンスアクション。個人的に40〜50分で十分の話です。実際は94分なので、90分映画としてはやたら長く感じます。復讐モノとしては、悪役が大活躍で、ヒロインの感情は共有できます。ただ長いです…。)

 

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映画「犯人は生首に訊け」の感想(ネタバレ)

  • 2020.08.24 Monday
  • 07:40

■映画「犯人は生首に訊け」の感想(ネタバレ)


■監督:イ・スヨン
■出演:チョ・ジヌン キム・デミョン イ・チョンア シン・グ ソン・ヨンチャン ユン・セア


【映画「犯人は生首に訊け」のあらすじ】

内科医スンフンは妻と離婚し、開発が始まった京畿道のある町の病院で働くようになり、大家一家が経営する精肉店兼食堂が1階にあるマンションの3階で暮らし始める。この町では15年にわたる未解決連続殺人事件が続いていたが、ソウルの漢江大橋でばらばらの他殺体が見つかった直後、大家一家の痴呆症である老祖父が“頭はまだ冷蔵庫の中”とつぶやいたのを聞き、一家が連続殺人事件に関与しているのではないかと疑いだして……。

WOWOWから引用


【映画「犯人は生首に訊け」の感想(ネタバレ)】

 

 

韓国での劇場公開で興収ランキング第1位を記録したという「お嬢さん(2016)」のチョジヌン主演のサスペンス。

 

意外な真相が明らかになる…という番組あらすじを見て選んでみた。

 

大オチ目当てで選んでみたが、たしかに最後の部分の意外性(裏切り)という意味では、ひとつのサスペンス映画の裏切りパターンとしては、ふむふむという感じはあるが、難点は、ラストにオチを2つ3つと詰め込んだことにより、当初のテーマがボケしまったことだろう。

 

ここからはネタバレになるが、この物語というのは、主人公が引っ越してきたマンションの大家一家(肉屋を営む)が連続殺人犯ではないか?という数々の疑いに対する、実際はどうなのか?という答えがそのままオチになっている。

 

ちなみにこの設定を裏切るなら、散々連続殺人犯かもしれない?という方向で描いているので、実は、すべては主人公の思い込みやそのほかの理由で、連続殺人犯ではなかった(真犯人がいた)ことにすれば、一応、裏切ったことにはなる。

 

この物語でも、その手法が取られており、実は、すべて主人公の思い込みで、いろいろな人達の掛け違いや思惑の証言によって、主人公が犯人にされてしまうというラストになっている。

 

しかし、この作品はそこで終わらず、実は主人公が精神科に通っていたサイコパスだったという新たな情報も上乗せしてきて、このマンションに引っ越す前にも、1件の殺人を犯していた人物であったことも、さらに追加される。

 

個人的にこの新たな裏切り情報は、かなり余計である。

 

無実の人間が、周りの人間に嵌められて殺人犯に仕立てられてしまったという展開なら、その仕掛けの上手さによれば、それだけでウイットに富んだ?バッドエンドオチ作品として理解できるのだが、実は、主人公がサイコパスで殺人犯でもあったという情報は、裏切りとしては機能してても、主人公の善人的な立ち位置が崩れてしまって、キャラの共感が無くなり、まるで余計な追加情報である。

 

事情はどうであれ、善人に見せていただけの主人公が、他人の罪まで着せられたとはいえ、普通に自ら犯していた殺人罪で捕まっただけの話である。そこに同情の余地がない。

 

無実だから冤罪で捕まったことに対して、数々の伏線に上手いと思うところがある訳で、もともと殺人犯が捕まったのなら、それはそれでしょうがない。

 

それに主人公が殺人犯だったという情報が意図的に隠されていただけの話であり、主人公目線で物語を描いてることを考えると、製作者都合の視聴者をだましたいだけの、不親切な演出ともいえる。

 

こう言う理由もあって、当初の無実な人間が殺人犯に仕立てられてしまうという、テーマから見ると、大分ブレてくる。

 

ちなみに、この作品、これだけで終わらず、さらに余計なのが、実は大家一家は本当に連続殺人犯で、主人公を犯人に仕立てようと嵌めていたという情報まで追加してくる。

 

もう話が後からいろいろ追加で出されて、めちゃくちゃなのだ。

 

ちなみに、その割に、主人公の息子を送ってあげる(主人公が誘拐(拉致)だと思い込む)シーンでは、普通に善人の一人として描いていたりする。

 

善人として描くなら、善人で統一するべきだろう。

 

とりあえずそれぞれの立ち位置が変わり過ぎて、裏切られたというよりかは、後出しじゃんけん連発で、物語としては、成立してないような気がする。

 

主人公は、善人ではなく、思い込みが激しいサイコパスの殺人犯で、連続殺人犯の疑いがあった大家一家は、善人に見えたが、結局、連続殺人犯だった。

 

こんなんでいいのか(笑)

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:どんでん返しを連発し過ぎて、結局何がしたいのかよくわからなくなった韓国サスペンス。後半は裏切りの連発で展開があるが、序、中盤は、面白さが薄い。主人公の魅力も出ていないため、感情移入と言う部分でも全然引っ張れていない。連続殺人犯だと疑い始めた後の行動もテンポが緩やかだし。見方を変えると、伏線のためのゆるい映画だ。)

 

 

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映画「エターナル」の感想(ネタバレ)

  • 2020.08.19 Wednesday
  • 08:20

■映画「エターナル」の感想(ネタバレ)


■監督:イ・ジュヨン
■出演:イ・ビョンホン コン・ヒョジン アン・ソヒ ジャック・キャンベル


【映画「エターナル」のあらすじ】

ソウルの証券会社の支店長カン・ジェフン。妻スジンと幼い息子に英語教育を受けさせようと、彼らを2年前からドニーに住まわせていたが、自社が倒産の危機に陥ってすべてを失いつつあることを受け、家庭をないがしろにしてきたことを反省し、妻子がいるシドニーに飛ぶ。だがスジンは隣家の男性クリスと親密で、ジェフンは強いショックを受ける。そんなジェフンはワーキングホリデーで韓国から来ていた若い女性ジナと出会うが……。

WOWOWから引用


【映画「エターナル」の感想(ネタバレ)】

 


「甘い人生」や「JSA」のイビョンホンが主演したラブサスペンス。

 

珍しくイビョンホン出演作品を見つけたので見てみた。

 

内容は、会社一筋で支店長まで登りつめるも、上層部が不正をしていて倒産、資産を失った客から責任を追及される中、オーストラリアに移住させていた妻子を思い出し訪ねるという話。

 

話を進めると、妻子を訪ねてみたところ、妻が隣人の男と浮気していたことがわかり、ショックを受け、声を掛けられないまま、妻子や隣人の男の後をつけ、、話すきっかけを窺うなか、若い女性と知り合い…。

 

物語の展開としては、オーストラリアに場所が移ってからは、ただストーカーしてるだけで、なかなかそれ以上話が進まず、仕事、家庭ともに上手くいかない主人公の心情的な辛さがだらだら表現されているだけで、エンタメ的な展開の面白さはない。

 

ここからネタバレになるが、このまま終わったら、大して盛り上がらない心象雰囲気だけのひどい映画だなとか思いつつ、まー主人公の遠くからただ見守るストーカー的な態度がどこかシックスセンス的で、仮にこれでこの主人公が死んでるようなオチなら、少しは納得が行くかなとか思っていたら、まんまその通りのオチであった。

 

たしかに、主人公がすでに死んでいるという設定は、シックスセンスと違い、人との会話が成立してる部分が結構あり、まさか?というどんでん返し技ではある。このまさか?はこの角度(設定)から本当にイケる?という部分のまさかである。

 

ただ、やはり会話が成立してる部分が多いと言う面でシックスセンスほどの衝撃は無い。

 

そもそも、主人公と会話が成立してる人は全員、同じ死者だったという部分になるかと思うが、その人がすでに死んでる人なのか生きてる人なのかの区別や、生きてるが死者が見える人なのかと言う部分が曖昧である。

 

そのためにあえて作品を振り返ってみた時に、なんとなく成立条件が微妙じゃないかなと言う気がしてくる。

 

たぶん、制作者の立場から言うと、実はしっかりとこの人はこうでという理由が存在して、そのように伏線も細かく撮影されているのだろうと思う。

 

しかし、会話できる人を増やした結果、成立条件のための伏線の回収作業も増え、基本となる物語のテーマから逸れて、作品として言いたいことが曖昧になったと思う。

 

この物語で言いたいことは一体なんなのか?というところを振り返ってみても、結局のところよくわからない。

 

夫は、家族を養うために仕事に集中するが、結果的にそれが失敗し、妻子に合わせる顔が無いからか、客への責任を取ってかわからないが、自殺を選ぶ。

 

ちなみに、妻子をほったらかしにした挙句、妻に浮気されてしまうという情報は、死後にわかることで、生きてる間は知らないので関係ない。

 

一方、妻は、夫のために永住権を取ろうと外国で奮闘していた一方で、夫を裏切り隣人と不倫していた。この情報も後でわかる。

 

死後、夫は、妻子が行ったというタスマニア?の観光スポットへと向かって、そこでこの世でのやり残しを終えて、成仏する?のだと思われる。

 

人間ドラマとして見ると、イマイチ何をしたいのかよくわからない。

 

ある感動的な物語というよりかは、死んでたオチをやりたいためにそれ用の物語が作られたという見方がどうしても強い。

 

そのためなのか、大事な部分で感情がイマイチ伝わってこない。

 

死んでるというオチから振り返れば、死んでから妻子に会いにいくというよりかは、死ぬ前にまず会いに行けよと言いたい。この部分で共感が出来ない。

 

物語の解釈としては成仏できない魂が実はさまよって、本人の意識とは別に妻子に会いに行ったという事なのかもしれないが、死んでることを隠してるために、死んでるのに生者(妻子)に会えたことの感動はない。※死んでない設定でずっと描いてるのでね。

 

結局、浮気されていた事実を知るのだが、それならそうで、自分の居場所がここには無いと思った瞬間、あきらめて帰ればいいのだが、未練がましく何もせずただうろうろしてるだけで、主人公が何を考えているのかよくわからない。=理由は死んでて何もできないからなんだろうけど。

 

こういう部分で主人公と感情がほぼほぼ共有できない。死んでたというオチがずっと邪魔をしている。

 

とりあえず、不倫されてたら、妻に自分と隣人の男とどっちを取るかだけ聞いて、それによって、今後を判断するべきだろう。

 

そうでないと話が進みようがない。

 

不倫男の状況をいくら知ったところで、結局、妻がどっちを選ぶかによって、すべては決まるだろうし。

 

主人公目線では、すでに自分が死んでしまったことを理解しているので、この不倫男に妻子を任せて大丈夫か、見届けようとしていた作業だったのかもしれないが、すでに死んでしまってることを考えれば、どういう状況であろうが、どうにもできないので全くそこに意味がないし、それならそうで、そういう理由を伝えてくれないと見守る意図がまるで伝わってこない。

 

このように、こちらを考えると、あちらが立たずで、物語としては、大事なところで感情が伴わず、結局、ずっと、う〜〜んという感じだ。そして、オチも先にわかっちゃうしで、いいところがない。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:シックスセンスを大分薄めたイビョンホン主演の韓国映画。シックスセンス系が好きな人にはおすすめだが、すでにシックスセンスと言ってしまった時点で、もう身構えちゃって、見る意味がない(笑) 映画って紹介の仕方が難しいですね。シックスセンスを越えた衝撃って宣伝されて、主人公が死んでたら意味がない。)

 

 

エビをむいてあげるのは

 

愛があるからよ

 

-?

 

 

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映画「スウィンダラーズ」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.27 Monday
  • 07:57

■映画「スウィンダラーズ」の感想(ネタバレ)


■監督:チャン・チャンウォン
■出演:ヒョンビン ユ・ジテ ペ・ソンウ ホ・ソンテ ナナ


【映画「スウィンダラーズ」のあらすじ】

ネズミ講による詐欺事件で3万人以上もの人々を騙して世間を騒がせた大物詐欺師のチャン・ドゥチルがついに死亡した、とある日報じられる。しかし、詐欺師を相手に詐欺を働くジソンは、彼がまだどこかで生きていることを確信。詐欺事件の担当検事パク・ヒスも、やはり彼の行方をなお執念深く追っていた。かくしてジソンとパク・ヒスたちはチームを結成し、チャン・ドゥチルを巧みにおびき寄せて捕まえようと周到な計画を練る。

WOWOWから引用


【映画「スウィンダラーズ」の感想(ネタバレ)】

 

 

韓国映画「百万長者の初恋」のヒョンビンが主演したサスペンス。

 

番組情報で詐欺師モノということで選んでみた。

 

手に汗握る緊張感のあるやりとり(カイジ的な)が楽しめるのかと思っていたが、コミカルなキャラクターが周りを固めていて意外とノリが軽い。


一応主演のヒョンビンの物語で父親を詐欺師に殺された息子というわかりやすい復讐話ではあるのだが、途中から味方で悪役?の検事目線になったり、また途中で急に主人公の行動や考えが共有できなくなったりと、イマイチ当事者目線が続かない。

 

最終的に二点三転する流れではあるものの、共感が離れてしまったため、何が起きても他人事感は否めない。

 

また、途中で当初の目的からズレていってしまうのも物足りなさの原因だろう。

 

わかりやすく、主人公の詐欺師と狡猾な検事が組んで、悪徳詐欺師を騙すというシンプルストーリーで描いてくれれば、入り込みやすいのだが、なぜか、味方(チーム)だったはずの検事までも悪役要素を強めにして途中から悪党化させてしまい、基本路線までひっくり返してしまった。

 

結果、当初の目的だった、一番の悪(チャンドゥチル)を捕らえて復讐するのではなく、実は、裏で親父殺しに加担していたことがわかった味方の検事にターゲットを変更して、そっちに対して復讐を果たして目的達成。

 

チャン攻略については、未達のままだが、この調子で次回やりますよ、という意気込みだけ見せるが、そのままエンディングを迎える。

 

二時間近く付き合ったのに、内容的には大分肩透かしにあった感じは否めない。

 

これで作品としては、「騙されたでしょ?」という感じで作っているのだが、誰もそこ(検事への復讐)を求めてないと思う。

 

目的はずっとチャンを煽っていたのだから、チャンを捕まえなくては、全然快感がこない。

 

内情を調べていくとチャンは、実は、親父殺しの犯人じゃなかったことがわかったので、急遽ターゲットを変えましたということのようだが、それなら最初からその事情を言うべき。

 

ただそれを言うと、検事を嵌めるためにチーム全員仲間だったという前提(オチ)も言わないといけないので、いろんなところで、おかしなことになっている。

 

これはコンフィデンスマンJPの映画版パート1と同じように大分やらかし(オチ)てると思う。前提情報を出さない、勝手な物語構成。

 

騙そう騙そうと力み過ぎたために、裏の裏の裏の裏…を行ったらただただ普通に設定がズレて、出来が悪い作品になったようなそんな感じです。

 

これは、騙まされたというか、なんか腹立つ類のウソです(笑)

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:最後まで見たのに、振出しに戻った感の韓国サスペンス。時間の無駄とまでは言わないが、なんかこのラストでは後味が悪い。原作があって、壮大な物語の為に時間の都合で描き切れないからここで一旦終了なら理解できるが、別にそういうことではなく、ただただ、最初からここで終わりのようだ。結局、このラストだと、チャンってどうでも良かったのかなと思う。散々煽っていたのに…。)

 

 

 

1度目は

 

ダマす方が悪いが

 

2度目は

 

ダマされる方が悪い

 

-?

 

 

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映画「京城学校:消えた少女たち」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.16 Thursday
  • 05:33

■映画「京城学校:消えた少女たち」の感想(ネタバレ)


■監督:イ・ヘヨン
■出演:パク・ボヨン オム・ジウォン パク・ソダム コン・イェジ コ・ウォニ


【映画「京城学校:消えた少女たち」のあらすじ】

1938年、当時日本統治下の京城(現ソウル)郊外にある全寮制の女子校に、ジュランという名の少女が転入してくる。彼女の日本名は静子。クラスメートたちはなぜか彼女によそよそしい態度を見せる中、級長のヨンドクだけはジュランに優しく接し、2人は親友同士の間柄に。ジュランはヨンドクから、以前このクラスには同じ静子という名の別の生徒がいたこと、そして、彼女はある日、不意に姿を消してしまったことを聞かされる。

WOWOWから引用


【映画「京城学校:消えた少女たち」の感想(ネタバレ)】

 

 

韓国ドラマ「ああ、私の幽霊さま」のパクボヨンが主演した韓国のサスペンスホラー。

 

少し前に「レベル16 服従の少女たち」という美少女たちが暮らす寄宿学校という設定を見たが、同様の全寮制の女子高という似た設定(状況)を見つけたのであえて選んでみた。

 

しかし、こちらは女子高設定は同じでも、制作は韓国で舞台は、なぜか1938年の日本統治時代の話。

 

なぜにスマホが普及したこのハイテク時代において、あえて、今、この時代を選んで、韓国は映画を撮ってるのだろうか?という疑問が頭をよぎる。

 

ということで、映画の内容云々の前に、日本人として、あからさまに漂う反日臭が気になってしまう。

 

ちなみに中身も旧日本軍(に使われた韓国女性=当時は朝鮮人)が韓国の少女たちを集めて、新薬の人体実験をしていたという、旧日本軍=といえば”極悪”(目の敵)という、悪いイメージの旧日本軍がやりそうな?単純図式で語る内容であった。

 

また時代背景はちゃんとそれっぽく制作してるが(日本語の会話や当時の日本名(通名)など使用)、これが史実(朝鮮での人体薬物実験があった)かどうかは謎である。映画だからなんでも良いかとなるとそうでもないだろうと思うが。

 

ちなみにあまりにもわかりやすい反日設定に、1938年という設定の段階からオチが想像できてしまい、多少回り道をしてみせてるが、もろバレ感は否めない(笑)

 

旧日本軍が出てきて、韓国のいたいけな少女たちが集まってひどい仕打ちを受けている=じゃあたぶん、これ人体実験だな!

 

この単純発想でオチにたどり着いてしまう悲しさ。

 

反日をやるのはいいが、映画なので、もう少し想像力が欲しいところだ。

 

ちなみに、途中で、リングの貞子のような呪い(心霊?)みたいな、ホラー演出を出してきたが(これも日本)、結局、オチは、人体実験ということで終わっていて、あの途中のホラー要素が、一体なんだったのかは、最後まで謎です。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:反日をやっているが、一周回って親日が出てしまう?韓国サスペンスホラー。最初から最後まで反日で通してくれるものだと思っていたが、この女子高の韓国人校長が最後に言うセリフがかなり微妙。まとめると、日本は非人道的な国で(そういう描き方をしている)、しかし、それでも自分も同じように非人道的(人体実験)なことをやってでも、朝鮮で過ごすよりはマシ(日本に尽くしたい)という内容。映画の中で悪人役が言うセリフとはいえ、このセリフからは、韓国人の隠された本音が見えてくる。反日をやりたいなら最後のセリフ(朝鮮よりマシ)はいらない。そう考えると、この映画もなんか、政治的に上から反日映画を作れという命令が来たものの、そんなに別に反日でもない若いスタッフが、とりあえず設定だけ反日っぽい感じを出しつつ、朝鮮人校長という悪役を使って、本音をしゃべらせてるんじゃないかとも取れる。逃げ口上というか。

 

「おい、”ウンザリする朝鮮”って、なんだこのセリフ?、お前ら親日やってないだろうな?」

「やってないです、彼女は、我が同胞を人体実験するような極悪人ですから、彼女の言葉なんて、まともに信じないでください」

「そうか…そうだな、あいつは悪い奴だな」

「そうですよ…(ふう〜危なかった)」

 

パクボヨンが出てるし、作品としては意外と見れたのでギリ星3つで。韓国人の自虐は評価したい。朝鮮から出たいってどれだけ朝鮮って、ダメなんだよ。ダメさは、ま〜知ってるけど(笑))

 

 

真の皇国臣民として

 

堂々と日本に入りたい

 

このウンザリする朝鮮を

 

自分の実力で

 

自分の足で抜け出したいんです

 

-?

 

 

>>京城学校:消えた少女たち [DVD]

 

 

 

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映画「神と共に 第二章:因と縁」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.12 Sunday
  • 07:28

■映画「神と共に 第二章:因と縁」の感想(ネタバレ)


■監督:キム・ヨンファ
■出演:ハ・ジョンウ チュ・ジフン キム・ヒャンギ マ・ドンソク キム・ドンウク イ・ジョンジェ D.O.


【映画「神と共に 第二章:因と縁」のあらすじ】

冥界からの使者、カンニム、ヘウォンメク、ドクチュンという3人はこの1000年の間に48人を転生させることに成功し、あとひとりを転生させれば自分たちも新しい人生を迎えられる状況に。そんな中、過去にカンニムが冥界裁判で弁護を務めた消防士ジャホンの弟スホンが兵役中の誤射で殉職し、その魂が冥界にやって来る。カンニムはその弁護を買って出るが、閻魔大王はスホンが地獄裁判を受けるために必要なある条件を提示する。

WOWOWから引用


【映画「神と共に 第二章:因と縁」の感想(ネタバレ)】

 

 

韓国の人気ウェブコミックを映画化し、韓国で2部作ともに観客動員が1000万人突破の大ヒットを記録したファンタジー2部作の後編。

 

パート1を見たので、一応パート2も見てみた。

 

パート1はイマイチだったが、このパート2はそれなりに良く出来ている。

 

っというか個人的にはパート2だけで良い。

 

っというのもパート1で物語の中心となっていた、貴人の消防士役のチャテヒョンが、パ−ト2では登場せず、主役は、彼の弁護をしていた使者の3人に交代する。

 

この物語というのは、貴人として取り扱われる死人を取り扱っているが、本当にやりたいことは、貴人の物語(裁判)を通じて、使者の3人が忘れていた(二人は意図的に消されていた)1000年前の過去を思い出し、そして受け入れるという話である。

 

この話の全体像がわかった時に思うのが、パート1で思った通り、やっぱり出来が悪いなと思う。

 

っというのも、本当の主役は、貴人の方ではなく、使者の三人の方なのである。

 

となるなら、最初から使者目線でちゃんと彼らの動向を描くべきで、いかにも貴人が主役のようなパート1の貴人目線ってのは、全くいらない目線なのだ。次第に貴人を弁護してる使者の過去があきらかになるという流れでは全然ダメなのだ。そこまで彼らの人物像に対して、興味や共感が作られてないし。

 

そもそも、パート1で主役っぽさを出していた貴人のチャテヒョンがパート2では、役目を終え、一切出てこない時点で、ただの物語の部品に過ぎなかった訳で、彼を主役のように扱っていたパート1の意味は、パート2を見ると時間の無駄以外にないし、物語上は必要な素材ではあるものの、それだけのこと。

 

個人的には、パート2であきらかになる、1000年前の使者の三角関係や出来事の方が、物語として骨太でそっちの方が断然価値が高い。そこと比べると現代人の貴人の話は、シンクロさせようと後から取ってつけた感が満載だ。とにかく回りくどい。

 

この作品は、わざわざと言ってしまうが、現代の話や仏教の裁判、記憶喪失なんだと、やたら付け加えて、過去話に肉付けしている訳だが、すべて剥がしてみると、1000年前の三国志みたいな歴史時代劇をただ普通に作ってくれた方が、時間を無駄にせず、素直に感動できたと思う。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:二部作だが、パート2だけで十分な無駄なテーマが多い韓国二部作の後編。二部作通して、ハリウッドレベルのスペクタクルなCG技術は見せ場ではあるものの、物語としては、過去の歴史時代劇の話だけで十分。作品を邪魔してるのは、韓国人特有?の悪態や独り言が多い演出(ノリ)で、それらが作品の緊張感を失わせ、質や説得力を低下させている。もう少し上手く作ってくれれば、自然と泣けたと思う。芯の物語も良いし、音楽の質も良いので。とにかくいろいろと惜しい作品です。邦画では、どう頑張ってもこのレベルで作れない内容だし。)

 

 

韓国で正直に生きたら

 

すぐホームレスになる

 

ここは地獄だ

 

-?

 

 

成功した奴らの話は信じるな

 

現状維持のためにほざいてる

 

-?

 

 

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映画「神と共に 第一章:罪と罰」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.08 Wednesday
  • 08:01

■映画「神と共に 第一章:罪と罰」の感想(ネタバレ)


■監督:キム・ヨンファ
■出演:ハ・ジョンウ チャ・テヒョン チュ・ジフン キム・ヒャンギ イ・ジョンジェ キム・ドンウク D.O. マ・ドンソク


【映画「神と共に 第一章:罪と罰」のあらすじ】

消防士キム・ジャホンはビルの火災現場で少女を救うが殉職してしまう。そんな彼の魂の前に冥界からの使者であるヘウォンメクとドクチュンが現われ、彼らによれば、冥界の法によるとすべての人間は死後49日間に7つの地獄で裁判を受けねばならず、すべてを突破した者だけ新たな人生を始められるという。もうひとりの使者で、彼らのリーダーであるカンニムがキム・ジャホンを弁護することになり、4人は7つの地獄に向かうが……。

WOWOWから引用


【映画「神と共に 第一章:罪と罰」の感想(ネタバレ)】

 

 

インターネットで発表されたコミックを「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョンら出演で映画化したファンタジースペクタクルアクション二部作の前編。

 

珍しい2部作の韓国映画を見つけたので見てみた。

 

内容は、詳しくはわからないが、輪廻転生(生まれ変わり)に至る仏教の死後裁判を描いた話で、とにかくCGに力が入っていて、スペクタクルファンタジーアクション大作と言わんばかりの作風ではあるのだが(大画面で見ればそれなりに満足度はあるのかもしれないが)、いかんせん韓国ならではのお涙頂戴の演出が強い上に、約140分と話がやたらに長い。

 

しかも、まだこれで前編だ。

 

冒頭、人を助けた直後にいきなり死んでしまう消防士の掴みは良いのだが、その後が、主人公の過去の善行話の後出しが多く、いろいろ展開があるものの、結局、絵的に背景が変わるだけで、同じ手法の繰り返しで、イマイチ話が盛り上がってこない。

 

また、一応ルールがあって、生者が暮らす下界に介入するなと言ってる割に、後半は都合良く、というか介入しっぱなしで、設定が非常に曖昧である。

 

それと、裁判を導く使者側の人物像がコメディタッチなので、死後世界に緊張感が無い。これが一番問題だな。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:面白雰囲気は出してるが、実際はさほど面白くないマンガ原作の韓国映画2部作の前編。内容としてはマンガ原作っぽい雰囲気はすこぶる感じる内容で、マンガとしては、原作はたぶん面白いと思うが(知らないけど)、それを実写映画にすると、なんとも薄っぺらい話になってしまった。そんな印象です。あとは、韓国の伝家の宝刀のお涙頂戴(不幸自慢)演出とそのやりとりが、わかりやすく逆に冷める。韓国人の正義感は、現実世界では到底無理だから、映画やドラマでその願望を満たしているという話があるが、そういう事情を知ってしまうとなんかこの映画の中だけに存在するような正義感が見てて気の毒だなと感じる。まー日本も大して変わらないけど。…さて、後編はどうすっかな。)

 

 

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韓国映画「あなた、そこにいてくれますか」の感想(ネタバレ)

  • 2020.06.01 Monday
  • 05:58

■映画「あなた、そこにいてくれますか」の感想(ネタバレ)


■監督:ホン・ジヨン
■出演:キム・ユンソク ピョン・ヨハン チェ・ソジン キム・サンホ アン・セハ


【映画「あなた、そこにいてくれますか」のあらすじ】

医療ボランティアでカンボジアを訪れた医師のスヒョンは、子どもの命を救ったお礼に、自分の願いを叶えてくれる不思議な薬を村の長老からもらう。スヒョンの切なる願い。それは、30年前に死に別れた恋人ヨナにもう一度会いたいというもの。半信半疑で薬を飲んだスヒョンは本当に30年前にタイムスリップし、若き日の自分と出会う。ヨナの身に近々訪れる死を知らされた青年のスヒョンは、彼女の命を必死で救おうとするのだが…。

WOWOWから引用

【映画「あなた、そこにいてくれますか」の感想(ネタバレ)】

 

 

フランスの作家G・ミュッソの小説「時空を超えて」を、物語の舞台を韓国に移して映画化したラブファンタジー。

 

HDD整理のため大分前の作品を選んでみた。

 

タイムスリップができる薬を手に入れた中年医師が死に別れた昔の恋人を救おうとする話。

 

ストーリー自体は、不幸な過去を変えてハッピーエンドを目指す王道のタイムスリップモノなので、普通に描いてくれさえすれば、感動できるはずなのだが、変に制作サイドの頭の中だけで、状況をこねくり回してるせいで(そう感じる)、気持ちが上手く入っていかなかった。

 

っというのも、中年医師が主人公で、死に別れた恋人の後悔を胸に、タイムスリップしてその彼女に会う、または救おうとするというのがテーマであるのだが、なぜか、昔の恋人が死んでることもそうだが、なぜ死んでしまったのか、その原因をなかなか教えてくれない。

 

主人公目線で描いてる話なのに、主人公はわかってる事実なのに、視聴者には、その事実を伝えない。

 

誰に対する配慮なのか? この時点でこの主人公は自分の味方じゃないと思ってしまった。

 

同じ情報を共有してこそ、主人公との間に共感が生まれるのに。途中で突き放された。

 

そして、話はむしろその部分を謎にして、そこでサスペンス感を出す方向に話を進めて行ってるのだが、ゴール(原因)がわからないのに、その手前で幾らこねくり回されても、何がしたいのか目的がよくわからない。

 

30年前の自分が出てくるので、その事実を伝えると何かしら支障があるのは理解出来るが、視聴者に教えない意味がよくわからない。

 

ちなみに、死の原因は、彼女は水族館でイルカの調教をしてるのだが、ある日、イルカが急に暴走し、プールに入って助けようとしたことで事故に遭って死んでしまうらしい。

 

この情報がしばらく隠されているのだが、知ってしまった後で思うが、別にあえて隠すほどの話でもない(笑)

 

むしろ早く教えてくれよ。そうすればそこに対する、目的がすぐ生まれる。

 

ちなみに、彼女が事故で死ぬ日に、水族館に行かないようにすればいいだけの話だが、何かよくわからないが非常に回りくどい方法をやって、その過程で、なぜか彼女と別れることを選択するのだが、それもイマイチよくわからない。

 

一緒にいると、彼女が不幸になるらしい(何らかの事故に遭ってしまう)、という、理由は不明だが、そういう設定があるらしい。のちに二人が再会しようとした瞬間彼女が事故に遭う。

 

また別の理由としては、現在では別の女性との間に出来た一人娘がいるので、彼女と逆に上手くいくと(過去が変わると)一人娘の存在が無くなってしまうことで、それを気にかけているらしい。

 

まーとにかく、この両者の設定がややこしく、話が絡まり過ぎなのだ。

 

ちなみに、この設定がちゃんとガイドのように、目の前に理由と原因を提示して道筋を作ってくれれば、目的(正解)がはっきりするのだが、なんか微妙にふわふわしていて、わかりにくい。

 

最終的には、30年前の若い自分が、現在の主人公の年齢になった時に、昔(あの時)別れた彼女と数十年ぶりに再会するというのが、やりたかったらしい。

 

では、この理想のゴールをはじめに言ってくれと思う。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2.5)

 

(まとめ:タイムスリップモノでは設定(目的)がわかりにくい韓国ラブファンタジー。たぶん設定をすっと理解できたとしても、そこに気持ちは到底追いついていかない。ある部分で作りが悪い、または不親切な感じは否めない。ラブファンタジー特有の泣きどころは用意されているが、これではさすがに泣けない。)

 

 

人生とは

 

眠れないときに

 

生まれるものなのです

 

-?

 

 

>>あなた、そこにいてくれますか

 

 

 

 

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