映画「摩天楼はバラ色に」の感想(ネタバレ)

 


■監督:ハーバート・ロス
■出演:マイケル・J・フォックス ヘレン・スレイター リチャード・ジョーダン マーガレット・ホイットン ジョン・パンコウ フレッド・グウィン エリザベス・フランツ

 

映画「摩天楼はバラ色に」のあらすじ

 

ニューヨーク。実業界での成功を目指すカンザス出身の青年ブラントリーは就職する予定だった会社に入れず、仕方なく遠い親戚が重役として働く大企業にメールボーイとして入社することに。社長夫人からしつこく誘われる一方、ブラントリーの心は重役室勤務の美女クリスティに傾いていく。やがてブラントリーは偶然から架空の重役に成り済ましてしまうが、出世の足掛かりにできそうな感触。一方、会社に乗っ取りの危機が近づき……?

 

※WOWOWから引用 https://www.wowow.co.jp/detail/012365

 

【映画「摩天楼はバラ色に」の感想(ネタバレ)】

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスが主演したサクセスコメディ。

 

80〜90年代の映画を見つけたので見てみた。

 

内容は、田舎者が大都会ニューヨークで成り上がろうとするサクセスモノで、サクセスという部分では、一応成功する話にはなってるが、物語としては、かなり大味で、こういってはなんだか、マイケル・J・フォックスの勢いだけで細かい部分の出来は悪い。

 

そもそも急展開過ぎて、説明が足らない部分も多いし、倫理的にも主人公としてどうなんだという部分が大いにある。

 

ネタバレになるが、客観的な事実としては、遠い親戚が社長を務める会社にコネ入社し、最初は知らなかったとはいえ、社長の妻と肉体関係になり、最終的に、会社のかじ取りに口を出し、社長の妻と共謀し、夫(社長)を追い出して、自分が取締役に就くという話である。

 

また、その過程で、役員の美人?女性(社長の愛人候補)を口説き落とし、最終的に他の会社のスパイ?だったその彼女と良い仲になって、めでたし、めでたしである。

 

コメディ作品なので、細かいことは気にするなという感じではあるが、いろいろと都合が良すぎるし、後味もあんまり良くない。

 

親戚の会社でなくて、まったく知らない会社に一から成り上がっていくなら、もう少し印象は変わったかなと。

 

実力があるのかただ運が良いだけなのか、人としてあまり共感ができない。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:人気者?マイケル・J・フォックスの主演映画というだけのサクセスコメディ。彼が好きなら見れるが、作品としては、どうなんだという感じはある。当時は、たぶん見ててもそれほど細かい部分は気にならなかったと思うが、大人になって全体を俯瞰して見れるようになると、これは大分ひどい内容だと思う。個人的に80〜90年代の映画の印象的な作品は、そこそこ良作のように感じてるが、中には足らない作品もあるようだ。)

 

 

>>摩天楼はバラ色に

 

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映画「ロープ/戦場の生命線」の感想(ネタバレ)


■監督:フェルナンド・レオン・デ・アラノア
■出演:ベニチオ・デル・トロ ティム・ロビンス オルガ・キュリレンコ メラニー・ティエリー セルジ・ロペス

 

映画「ロープ/戦場の生命線」のあらすじ

 

1995年、民族紛争がいったん停戦になった直後のバルカン諸国のどこか。マンブルゥ、ビー、ソフィーら、国際援助活動家組織「国境なき水と衛生管理団」のメンバーたちは、とある村の井戸の中に投げ入れられた死体の引き揚げ作業に取りかかるが、そのさなかに肝心のロープが切れてしまい、やむなく作業を中断。かくして彼らは、代わりのロープを探し求めてそこら中に地雷が埋められた危険地帯をあてどなくさまようはめとなり…。

 

※WOWOWから引用 https://www.wowow.co.jp/detail/113863/-/01

 

【映画「ロープ/戦場の生命線」の感想(ネタバレ)】

 

「ボーダーライン」のベニチオ・デル・トロ、「ミスティック・リバー」のティム・ロビンス、「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコらが出演したブラックコメディ。

 

人道支援のために奔走する活動家たちが直面する不条理な事態…という番組情報に惹かれて選んでみた。

 

何年も前になんとなく録画していたものの一つで、特にタイトルが有名だったり、当時の話題作ということでもなかったと思うが、ベニチオデルトロを始め、ティムロビンス、キュリレンコなど出演者はかなり豪華。

 

一応、有名俳優出演ということもあって、マイナーな作品ではあるが、作品のクオリティ(映像の質)は、ちゃんとある。

 

ちなみに内容は、紛争地帯を使ったブラックコメディ(たぶん実際にも似たような話があったのだと想像する)で、切れてしまったロープの代えを求めて、奔走する国際援助活動家らの姿を描くというもの。

 

傍から見てるとかなりバカバカしい内容ではあるのだが、目的(ロープが必要)がはっきりしてるために、物語はわかりやすく、共感もしやすい。

 

また、そのバカバカしいやりとりを通して、紛争地帯のリアルな実態もわかるという、教訓も多少入っている。

 

井戸を使えるようにするため放り込まれた太った遺体を取り除こうとする主人公ら。切れてしまったロープの代えを求めて、現地のお店を訪れるが、首を吊るためにロープは必要(風習?)だと言って、頑なに売らないお店の主人。

 

井戸が使えないのを良いことに、給水車で水を売り始める現地人。なんとかロープを手に入れ(実際に首を吊っていた遺体からロープを拝借)、遺体を引き上げることに成功するが、停戦中なので、引き上げた遺体の移動は許可できないと言って邪魔する国連軍。

 

メインは、ロープだが、それ以外にも、え?っと思うことがあって、そこそこ面白い。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:ベニチオデルトロ主演のブラックコメディ。ジャンルとしては、コメディ作品になるが、結果的に変なことになってる状況を見せているだけで、ギャグを言って笑わそうとしてる訳ではないので、作品としての好感度はある。ちゃんと人間が描けている。銃撃アクションみたいなものはないが、紛争地帯と言うことで、地雷原に遭遇したりして、適度に緊張感がある。内容的に評価は難しいが、映画としてはそこそこ面白い。ちなみに原題は、”A Perfect Day”なので、邦題の”ロープ”は、一部分を持ち上げ過ぎな感じはありますね。)

 

 

>>ロープ/戦場の生命線

 

 

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