- 2024.02.11 Sunday
映画「摩天楼はバラ色に」の感想(ネタバレ)
映画「摩天楼はバラ色に」の感想(ネタバレ)
■監督:ハーバート・ロス
■出演:マイケル・J・フォックス ヘレン・スレイター リチャード・ジョーダン マーガレット・ホイットン ジョン・パンコウ フレッド・グウィン エリザベス・フランツ
映画「摩天楼はバラ色に」のあらすじ
ニューヨーク。実業界での成功を目指すカンザス出身の青年ブラントリーは就職する予定だった会社に入れず、仕方なく遠い親戚が重役として働く大企業にメールボーイとして入社することに。社長夫人からしつこく誘われる一方、ブラントリーの心は重役室勤務の美女クリスティに傾いていく。やがてブラントリーは偶然から架空の重役に成り済ましてしまうが、出世の足掛かりにできそうな感触。一方、会社に乗っ取りの危機が近づき……?
※WOWOWから引用 https://www.wowow.co.jp/detail/012365
【映画「摩天楼はバラ色に」の感想(ネタバレ)】
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスが主演したサクセスコメディ。
80〜90年代の映画を見つけたので見てみた。
内容は、田舎者が大都会ニューヨークで成り上がろうとするサクセスモノで、サクセスという部分では、一応成功する話にはなってるが、物語としては、かなり大味で、こういってはなんだか、マイケル・J・フォックスの勢いだけで細かい部分の出来は悪い。
そもそも急展開過ぎて、説明が足らない部分も多いし、倫理的にも主人公としてどうなんだという部分が大いにある。
ネタバレになるが、客観的な事実としては、遠い親戚が社長を務める会社にコネ入社し、最初は知らなかったとはいえ、社長の妻と肉体関係になり、最終的に、会社のかじ取りに口を出し、社長の妻と共謀し、夫(社長)を追い出して、自分が取締役に就くという話である。
また、その過程で、役員の美人?女性(社長の愛人候補)を口説き落とし、最終的に他の会社のスパイ?だったその彼女と良い仲になって、めでたし、めでたしである。
コメディ作品なので、細かいことは気にするなという感じではあるが、いろいろと都合が良すぎるし、後味もあんまり良くない。
親戚の会社でなくて、まったく知らない会社に一から成り上がっていくなら、もう少し印象は変わったかなと。
実力があるのかただ運が良いだけなのか、人としてあまり共感ができない。
評価 ★★☆☆☆ (星2つ)
(まとめ:人気者?マイケル・J・フォックスの主演映画というだけのサクセスコメディ。彼が好きなら見れるが、作品としては、どうなんだという感じはある。当時は、たぶん見ててもそれほど細かい部分は気にならなかったと思うが、大人になって全体を俯瞰して見れるようになると、これは大分ひどい内容だと思う。個人的に80〜90年代の映画の印象的な作品は、そこそこ良作のように感じてるが、中には足らない作品もあるようだ。)
>>摩天楼はバラ色に
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