映画「彼岸島」の感想(ネタバレ)

2011.03.21 Monday 邦画レビュー

■映画「彼岸島」の感想(ネタバレ)



■監督:キム・テギュン
■出演者:石黒英雄 渡辺大 水川あさみ 山本耕史 弓削智久 森脇史登 足立理 半田晶也 瀧本美織

WOWOWで放送していた映画「彼岸島」を鑑賞。

【映画「彼岸島」のあらすじ】

高校生の明は、謎の美女・冷と知り合った矢先、人間とは思えない生命力を持つ何者かに襲われてしまう。かろうじて逃げ延びた明は、冷から婚約者と旅行に出かけたまま行方不明となった兄・篤が生きていると教えられ、彼女の導きで仲間たちと共に絶海の孤島・彼岸島へと向かう。だがそこは、吸血鬼となった住人たちが支配する恐怖の島だった。囚われた明たちは、吸血鬼たちのリーダー・雅と対面し、冷にだまされたことを知るが……。

※WOWOWから引用

【映画「彼岸島」の感想(ネタバレ)】

松本光司の同名人気コミックを韓国映画『火山高』『オオカミの誘惑』『百万長者の初恋』で有名な韓国のキムテギュン監督がメガホンを取った日韓合作のサバイバル・アクションホラー。

冒頭、中盤、ラストと時間が経つごとに内容がどんどん変わっていく異色作。

単純に原作コミックが30巻以上あり(※現在も継続中)、その辺のストーリーをきゅっとまとめるとこんなことになってしまうようだ。

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冒頭は、映画「サイレン」のような始まりで、孤島で一人の男がゾンビ?から逃げ、襲われるところから始まる。

このフリでホラー重視の映画かと思いきや、そこから離れた普通の街では、急に映画「ブレイド」に出るような人間離れしたヴァンパイヤが一人現れると、主人公達を襲い始める。ここでちょっとホラーよりもアクションテイストが多めになってくる。

そして、ある女(水川あさみ)からずっと行方不明になっている主人公の兄貴が”彼岸島”にいると聞くと、主人公は仲間とともに”彼岸島”に助けに向かうが、そこには、バンパイヤがたくさんいて、すぐに捕まってしまう。

なんとか隙を見てヴァンパイヤのもとから脱出すると、”彼岸島”で一人生き延びていた兄貴とばったり再会する。

それ以降、兄貴と行動を共にするが、急にバンパイヤの大ボス(山本耕史)が現れると、バンパイヤたちが主人公らを襲い、死闘が始まる。なぜか兄貴はブレイドの主人公(ウェズリースナイプス)ばりに刀と特殊な火薬を操り、ヴァンパイヤと戦い始める。

兄貴の力で命からがら逃げ切った一向は、ヴァンパイヤに家族を襲われた生き残りの人達が集う、忍者の里みたいな場所で英気を養う。そこには、兄貴に武術を教えた師匠がいて、ヴァンパイヤに対抗する武術を仲間に教えていた。

さきほど逃げるときにヴァンパイヤに囚われてしまった友人を助けるため、主人公は、師匠から武術を教わり修行を始める。

主人公は、実の兄貴よりも才能があったため、少し修行するだけで、急に人間離れした強さ(力)を見せ始める。そして、強くなった主人公はヴァンパイヤの根城に捕らえられた友人の救出に向かう。

しかし、ヴァンパイヤの根城には、でかい魔物がおり、ここから急にロードオブザリング1の洞窟内でのトロールとの死闘ばりのスペクタクルな魔物との派手なアクションシーンに突入する。

そしてラストは、主人公は兄貴と力を合わせ、ヴァンパイヤのボスと対峙し倒すのだが…。

最終的には、サバイバルアクションホラーというジャンルで語れるが、2時間の中にこの進行の速さでは全くついていけず。

特に、主人公への共感(感情移入)という部分では、主人公に共感できないため0点です。

この主人公は、感情的に物事を考えるタイプでいわゆる熱い人間なのだが、物事に感情的に反応しているだけで、見ていてイライラしてしまう。(※たぶんこの主人公のバックボーンの描写が足りないため、こちらの気持ちが全くついていけてないのが原因と思われる)

とりあえず一旦落ち着こう。と言いたい。

そして、この映画の中で一番イライラする人間は、主人公の友人。

自分から仲間と離れた友人が、なぜ僕を助けに来ないんだと、後になって主人公らに詰め寄るシーンがあるのだが、友情をテストするのは良いけど、なぜ今なんだと状況を考えなさいと言いたい。

その言葉に主人公らは何も言えず、たじたじしてしまう。ここもイライラですね。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(共感と言う部分では0点だが、CGオンパレードのラストのスペクタクルシーンは、かなりの迫力がある。ヴァンパイヤ役で白塗りの山本耕史の演技も始めは誰かわからない位変わっていて板についている。そして、水川あさみとの若干の濡れ場シーンがある。しかし、始めの方で流れる、スリガラス越しの水川あさみのシャワーシーンは、吹き替えか、何か胸に盛っているような気がしてならない。水川あさみはスレンダーなのでそんなに胸はないはずだが。)


彼岸島

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映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」の感想(ネタバレ)

2011.03.19 Saturday 邦画レビュー

■映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」の感想(ネタバレ)



■監督:堤幸彦 
■出演者:唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 平愛梨 藤木直人 石塚英彦 宮迫博之 佐々木蔵之介 山寺宏一 高橋幸宏 佐野史郎 石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木瞳

WOWOWで放送していた映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」を鑑賞。

【映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」のあらすじ】

死から蘇るというパフォーマンスを成功させた《ともだち》は、ついに世界大統領に就任した。西暦改めともだち歴3年、彼は、自分を信じないものは宇宙人によって滅亡すると説き、その予言を真実にするために世界規模のテロを計画していた。一方、ともだちの手から逃れたカンナやオッチョたちは、それぞれのやり方で戦いを続けていた。そんな中、東京を取り囲む壁の向こうで、ギターを抱えた《あの男》が再び姿を現わす……。

※WOWOWから引用

【映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」の感想(ネタバレ)】

1部(140分)+2部(140分)+3部(160)=計440分(約7時間半)という邦画にしては類を見ない3部作の超大作映画「20世紀少年」がようやく見終わり、今回の最終章にあたる第3部「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」で、この映画の大きな謎である”ともだち”の正体がようやく判明する。

気になる”ともだち”の正体は、第1章の2000年の大晦日にビルから落ちて死んだはずのフクベイ(佐々木蔵之介)だった。※ラストにはどんでん返しがもうひとつ用意されているが…。

この”ともだち”の正体がわかるまで、約7時間半という時間が引っ張られていたわけだが、邦画としては、スペクタクルあり、サスペンスありでなかなか楽しめた。

第1章、第2章と比べると、第3章は、”ともだち”の正体解明(動機)と、ツキシマ博士が作ったとされる新たなロボットによる、人類破滅へのスペクタクルシーン(※製作費の多くはこの部分に当てられたと思われる)の2点が見どころとして挙げられるが、なんとなく第1章、第2章と比べると、満足度は低くなってしまう。

個人的には、全体を見回すと、第一章のラストの2000年の破滅が始まるあたりが一番謎が多く、緊張感があって良かった。

そして、第2章での”ともだち”暗殺…この辺までは、ストーリーの意外性が良かったが、第3章は、”ともだちの正体解明”があるため、そこに向かうために、ストーリーは大分落ち着いてきて、失速感は否めない。まあしょうがないんだけども。

また時間の関係もあり、原作で描かれていないシーンや原作とは異なるシーンもあるらしく、結局、映画に物足りなさがあるなら、原作を読めということになりそうです。

全24巻なので読めなくはないが、「天使の恋の携帯小説」に続いて、これも読むのは結構辛い…(汗)



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(演技について詳しいことはよくわからないが、この「20世紀少年」では、登場人物の設定や状況が第1部、第2部、第3部で大幅に変わるので、それに合わせて俳優の演技も別人のように変わる必要があるが、この20世紀少年のメインメンバーに選ばれている中堅キャストは、さすが長年日本のドラマや映画に出ていることもあり、安定感がある。特に主役の唐沢君は、第1部と第3部では、キャラが別人になっている。また、佐々木蔵之介も最後の”ともだち”の破綻さを上手く演じていたと思う。っということで有名人総出演のこの映画は、俳優の演技の大幅な変わり具合に注目しても意外と楽しめる。)


20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

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映画「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」の感想(ネタバレ)

2011.03.19 Saturday 邦画レビュー

■映画「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」の感想(ネタバレ)



■監督:堤幸彦 
■出演者:豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 ユースケ・サンタマリア 藤木直人 石塚英彦 宇梶剛士 小日向文世 佐々木蔵之介 石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木瞳 唐沢寿明

WOWOWで放送していた映画「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」を鑑賞。

【映画「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」のあらすじ】

ケンヂたちが《ともだち》に反旗を翻した《血の大みそか》から15年を経た2015年。日本は《ともだち》の支配下にあり、消息不明となったケンヂは、惨劇の首謀者という汚名を着せられていた。ケンジの幼なじみ・ユキジに育てられ、高校生となったケンヂの姪・カンナは、あるとき《ともだち》に反抗的な人間が送られる洗脳施設《ともだちランド》に《ともだち》の正体を探る秘密があると知り、危険を承知で施設に乗り込むのだが……。
※WOWOWから引用

【映画「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」の感想(ネタバレ)】

前回見た映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」の続きで、ケンジら仲間たちが悪のテロリストである”ともだち”が作った巨大ロボットに対抗し、爆破した2000年から時が流れ、話は2015年に舞台は移動する。

主役も2000年爆発に巻き込まれ消息不明になっているケンジ(唐沢寿明)から、ケンジの姉と”ともだち”の間に出来た娘で”運命の子”と呼ばれる、カンナ(平愛梨)にバトンタッチ。

この第二章でも、”ともだち”と呼ばれる謎の人物の正体は明かされない。

しかし、ケンヂの”よげんのしょ”とは異なる、”ともだち”が作成したとされるすべてのテロ行為が記される”しんよげんのしょ”と呼ばれる手がかりが、新たな登場人物によって浮き彫りになる。

第二章では、新しく小学5年の時に死んだとされていたサダキヨ(ユースケサンタマリア)が登場し、そのほか第一章で同窓会に来ていたヤマネ(小日向文世が、実は”ともだち”の細菌兵器作りに関わっていたことなどがわかる。

ヤマネは、ケンヂの姉(キリコ)と細菌兵器作りに関わっていたが、自らが作った細菌兵器により15万人が死んだとわかると、同僚のキリコから「これは間違っている」と説得を受ける、

ヤマネは自らの行為を改めると”ともだち”の暗殺を計る。

ヤマネの”ともだち”暗殺は成功するが、その3日後に”ともだち”は突然生き返り、キリストが生き返ったとき信者から”神”と呼ばれたように”ともだち”も同じように信者から、より強い崇拝を受け、”ともだち”の輪は世界中にどんどん広がっていく。

そして、”ともだち”は世界中で細菌兵器がばら撒くと、人がいなくなっていた。

2017年、北海道ではラジオを聴くものが誰もいないなか、ケンヂは一人バイクを走らせ…。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(第二章のラストで、第一章で死んだものと思われていたケンヂが実は生きていたことがわかる。第二章は、第一章からの緊張感がそのまま続いていると思いきや、主役がバトンタッチしたことで、一から建て直しされており、冒頭は若干もたつき感がある。しかし、新たなサダキヨ登場、そして中盤以降で”ともだち”が暗殺されるという意外な展開後は、なかなかの緊張感を伴い、グイグイ引き込まれていく。”ともだち”の葬儀シーンでは、エキストラを1000〜10000人規模で使っていることもありスケールがでかい。最近の邦画の中では、インパクトやパワーが相当ある。途中に我慢できずにコミカルさに走ってしまうのが難点。主役の平愛梨や、小泉響子役の木南 晴夏も良い。ちなみにカンナ役の平愛梨を見て、大谷みつほと雰囲気が似ていると感じた。)

20世紀少年<第2章>最後の希望

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映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」の感想(ネタバレ)

2011.03.16 Wednesday 邦画レビュー

■映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」の感想(ネタバレ)



■監督:堤幸彦 
■出演者:唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 石塚英彦 宇梶剛士 宮迫博之 生瀬勝久 小日向文世 佐々木蔵之介 石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木瞳

WOWOWで放送していた映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」を鑑賞。

【映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」のあらすじ】

1997年。ケンヂはロックスターになる夢を諦め、失踪した姉の赤ん坊を育てながら小さなコンビニを営んでいた。あるとき彼は、友人の葬儀で再会した小学校時代の仲間たちから、世間を騒がせているテロや致死性ウイルスなどの大事件が、なんと当時遊びで描いていた人類崩壊の予想図《よげんの書》と酷似していることを知らされる。やがて彼らは、事件の背景に《ともだち》なる教祖の率いる新興宗教が関わっていると気づくのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」の感想(ネタバレ)】

「MONSTER」「MASTERキートン」のコミックで知られる浦沢直樹原作の「20世紀少年」を総製作費60億円を掛けて映画化した第3部からなる邦画の超大作映画の第1章。

子供の頃に仲間とともに遊びで書いた物語(予言書)が、時を隔てた2000年の未来に実際に同じ出来事が起きてしまう。その予言書に関わった少年らが、大人になり、予言書の内容を実行するテロリストらに対抗しようと、仲間と力を合わせて奮闘する作品。

原作は読んでいないため、コミックと映画の違いはわからないが、”ともだち”と名乗るテロリストが出てきて、地球(日本)に破滅が訪れてからはからは、過去と未来(現在)が交錯するストーリー、世界観にどんどん引き込まれていく。

一番の謎は、同級生の誰かということしかわからない”ともだち”と名乗るテロリストの実行犯の正体だが、第一章の中では、この正体は語られず、疑問を残したまま第二章へと続く。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(製作費が60億円ということで、テロリストの攻撃によって破壊される建物や、巨大ロボットの出現など、CGが各所で使われ、日本映画としてはスペクタクルな迫力は満載だが、ハリウッド映画に比べると、ところどころCGの荒さは目立つ。しかし、ストーリーがしっかりしているので、サスペンス的な部分で十分楽しめる。製作費が多いためか、俳優だけでなく芸人、コメンテーター、アナウンサーなど芸能人・有名人が多数出演しているが、それが逆にストーリーの足を引っ張り、リアル感が薄くなっていて、もったいない。ユキジ役の常盤貴子、チョイ役だが、風俗嬢役でナース姿の片瀬那奈が良い。)

20世紀少年<第1章>終わりの始まり

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映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦」の感想(ネタバレ)

2011.03.13 Sunday 邦画レビュー

■映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦」の感想(ネタバレ)



■監督:松田秀知 
■出演者:米倉涼子 陣内孝則 筧利夫 笹野高史 柳葉敏郎 反町隆史 林遣都 成宮寛貴 城田優 津川雅彦

WOWOWで放送していた映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦」を鑑賞。

【映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦」のあらすじ】

現金輸送車から大金を強奪した一味が、ショッピングモールの客たちを人質にとる事件が発生。警視庁で犯人との交渉を専門にする宇佐木玲子が一味と話し合おうとすると一味が仕掛けた爆弾が爆発し、逃げる人質に紛れて犯人の1人、中川は逃走。数週間後、休暇を北海道で過ごすため、羽田空港に来た宇佐木だが、人質の1人だった青年、祐介を見かけて不審に思い、彼と同じ北九州行きの便に乗り込む。そこでハイジャック事件が発生し!?

※WOWOWから引用

【映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦」の感想(ネタバレ)】

久々にひどい映画を見た。

革命を企むテロリストによるハイジャック事件が発生するという大きなテーマのサスペンスアクション?大作映画だが、上記のでかい風呂敷(テーマ)を広げている割りには、中身はあまりなく見終わったあとに何も残らなかった。

今までどんな映画でも何かしら受け取るものがあったが、この映画は何もない。ここまでひどいと逆に言いたいことが結構あるので、箇条書きでまとめてみた。

1.交渉人なのに”交渉”していない

交渉人というタイトルから、ケビンスペーシーの映画「交渉人」のような犯人との緊迫したやり取りが見せ場なのかと思っていたが、主演の米倉涼子に”さすが交渉人、テクニック使って交渉してるな〜”と感じるシーンは特になかった。犯人と会話(説得)はしてるけど。むしろサブの陣内孝則の方が、少しは交渉してるかなといえる。


2.米倉涼子の役がいい女過ぎ

米倉涼子が主演で頑張っているが、米倉涼子本人とも思える自信ありありのいい女役は見た目は良いが、弱さが見えないのでキャラクターにあまり共感できない。自分の力で物事をなんとかしているというよりかは、設定の方が米倉涼子に擦り寄って来ているような感じ。特に最後の飛行機の操縦への流れはないだろうと思う。ニコラスケイジのコンエアーか!


3.米倉涼子の演技が、最初から最後までずっと同じ。

いろいろ考えてみたが、実は米倉涼子はあまり演技力がないのかなという結論に至る。この映画の登場人物は、やたら重厚な演技をしている人(そういう演出がある)が目立つが、特に米倉涼子の役柄は、常に力が入っている。結局、全編通して、同じ雰囲気だし、スティーブンセガールの沈黙シリーズに共通するような演技だと思う。


4.伏線は練られているが、まとまりとしてのオチがイマイチ。

反町ッスが久々にテロリスト役で出演していて一番この物語を支えて頑張っていたが、途中の爆破で不意に死んでからのストーリーの尻つぼみ感は否めない。またテロリストに洗脳されてしまったフリーター役を林遣都が演じているが、嵌められていたことに気づいた後、「約束が違う!」の一点張りしか言わないので、もっと他に言うことなかったのかと思う。

5.成宮寛貴が一番おいしい役

出番は少ないが、飛行機に仕掛けられた爆発物処理と言う肝心なところは横取りしていて、この映画の中で一番おいしい役どころ。テロリストに仕立てられた犯人に対する皮肉なキャラという位置もある。


6.飛行機の着陸は、プロのアドバイスがあれば素人が操縦しても大丈夫!

最後にパイロット(機長)を失った飛行機を米倉涼子が操縦するのだが、プロの案内に従って、操縦かんを操作すると、無事に着陸してしまう。操縦の操作の案内が、メモリを5にして…と意外と簡単でビックリする。


7.城田優が奇人の役で出演しているが、よくよく考えると特に意味はない。

城田優が、”羊たちの沈黙”のレクターばりの狂った役を演じていて、米倉涼子演じる玲子に”死ぬ”と始めに予言をするのだが(結局死なない)、それだけ言うだけで、レクターみたいに協力して指示を出すわけでもなく、物語には全然絡まない。ドラマからの流れがあるのかと思うが、映画しか見ていない人にとっては特にいらないような気がしてしまう。結局玲子は死なないし。あの心臓病のあれは一体なんだったんだ。


評価 ★★☆☆☆ (星二つ)

(反町っすのテロリスト役に★二つということで、それ以外は、無駄に豪華キャストの割りに結局米倉涼子のためのプロモーション映画という感じで???が連発。沈黙シリーズは、スティーブンセガールが強すぎてハラハラしないというのがあるが、この映画も米倉涼子にすべて任せておけば大丈夫という空気が、ずっと漂っていて、世界観に入り込めずハラハラ感は少ない。途中で玲子が肩?を撃たれ飛んでいる飛行機から体が外にはみ出そうになっているのに、片手で支えて落ちないシーンなどがあり、強靭な人間だとしか思えずリアル感がない。交渉人ザムービー2に期待しましょう。)


交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦


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映画「猿ロック THE MOVIE」の感想(ネタバレ)

2011.02.17 Thursday 邦画レビュー

■映画「猿ロック THE MOVIE」の感想(ネタバレ)



■監督:前田哲
■出演者:市原隼人 比嘉愛未 小西真奈美 高岡蒼甫 渡部豪太 芦名星 和田聰宏 光石研 西村雅彦

WOWOWで放送していた映画「猿ロック THE MOVIE」を鑑賞。

【映画「猿ロック THE MOVIE」のあらすじ】

下町で鍵屋を営むサルこと猿丸は、お調子者だが開けられない鍵はない天才鍵師。そんなある日、彼の店にマユミと名乗る美女が現われ、勤め先の金庫を開けてほしいと依頼する。彼女には記憶障害があり、番号を忘れてしまったのだという。美人に目がないサルは疑いもせず鍵を開けるが、中から1つのトランクを取り出した矢先、マユミを追ってヤクザが現われる。一方、トランクに隠された情報を巡り、警察もその行方を追い続けていた。
 
※WOWOWから引用
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【映画「猿ロック THE MOVIE」の感想(ネタバレ)】

原作はマンガで深夜ドラマ?で放送後、人気で映画化した「猿ロックザムービー」。下町で鍵屋を営む、女性にうぶな猿丸こと”サル”が、警察の裏金騒動に巻き込まれ奮闘する弱エロコメディ。

サル役の市原隼人が、今までの硬派なイメージを一新するような、女性経験こそないが熱い男を熱演している。特に女性と初めてホテルに入った後の一人で右往左往する演技はかなり印象的だ。

ちなみにヒロインには、ドラマ「コールドブルー」に出演し、最近人気の女優比嘉愛未がサルを誘惑する女性を演じている。もともと清純派路線なので、その辺はちょいセクシーに留めている。

ラストは、手錠を付けられたまま車ごと海に落とされてしまったヒロインを、持ち前の鍵師のテクニックを使い、海の底から助け出すという展開になっている。さすがに鍵師という設定だけに、一番のスペクタクルな設定を作るとなると、やっぱりそうなりますね。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(ドラマからの映画化ということで、原作のマンガやドラマのファンにとっては期待の作品だと思いますが、ドラマや原作を知らなくても、この映画だけ見ても普通に楽しめる。ただ、映画化にするほどの作品かと言われると少し疑問が残ってしまう。ラストはもうひとひねり欲しい気もする。個人的にサンテグジュペリの”星の王子さま”を読んで感動するサルのシーンはなかなか好き。”星の王子様”は安易なタイトルとは異なり中身は、哲学的でかなり深いですからね。あと警察署長の小西真奈美が良い。)


猿ロック THE MOVIE


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映画「変身」の感想(ネタバレ)

2011.02.02 Wednesday 邦画レビュー

■映画「変身」の感想(ネタバレ)



■監督:佐野智樹
■出演者:玉木宏 蒼井優 佐田真由美 山下徹大 松田悟志 釈由美子 北村和夫
  
WOWOWで放送していた玉木宏、蒼井優共演の映画「変身」を鑑賞。

【映画「変身」のあらすじ】

病院のベッドで長い昏睡状態の末にふと目を覚ました1人の青年。過去の記憶を失っていた彼に、恵という名の少女が“ジュン!”と優しく呼びかける。ジュンこと成瀬純一は、もともと絵が好きで、画材店に毎週通ううち、そこで働く恵と親しい間柄になったことなど、かつての自分の記憶を次第に取り戻していく。やがて無事退院した純一だが、実はある事故が原因で脳の移植手術を受けた彼は次第に別人のような性格を見せ始める。

※WOWOWから引用

【映画「変身」の感想】

脳移植によって死地から助かった男が、移植された他人の脳によって以前の人格を失い、新たな人格に変わってしまうという”変身”がテーマの東野圭吾原作のサスペンスラブストーリー。

頭に銃弾を受け脳移植したことで助かった青年が、以前にずっと一緒にいようと約束し愛していた女性への気持ちも、移植後に日を追うごとに薄れてしまうという愛の切ない物語もあるのだが、描き方が不十分なのか、この不幸な主人公にあまり感情移入できない。

この映画は、移植された脳は一体誰の脳?(自分を撃った犯人の者)という謎解きサスペンスと、それによって一つの愛が失われていくラブストーリーの二つが混在しているのだが、どちらに偏ることなく両方とも中途半端な感じで終わっている。

ストーリーは、原作にかなり沿って作られているらしいが、映画としての完成度はイマイチ感は拭えない。※っというか原作自体が東野圭吾のなかでも、失敗作という噂もある。

ただ、ヒロインを演じている蒼井優は役柄とマッチしているのか魅力は全開で、蒼井優が良いという指示している人の気持ちがこの映画を観ると理解できる。

初々しさと健気さ、純粋さが画面がから溢れていて、彼氏の人格が変わり、急に邪魔者扱いされてしまう姿が見ていられないほど可哀想だ。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(蒼井優を目当てで見たい人におすすめの映画。人格が悪に支配された成瀬(玉木宏)が、佐田真由美演じる病院で働く女性:橘直子を襲ってしまうシーンがあるが、久々に服を強引に引きちぎったらボタンが飛ぶといういやらしい演出を見た。この不自然なシーンは佐田真由美側に濡れ場NGがあったようなそう感じるシーンだった。)


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映画「火天の城」の感想(ネタバレ)

2011.02.01 Tuesday 邦画レビュー

■映画「火天の城」の感想(ネタバレ)



■監督:田中光敏 
■出演者:西田敏行 福田沙紀 椎名桔平 大竹しのぶ  

WOWOWで放送していた映画「火天の城」を鑑賞。

【映画「火天の城」のあらすじ】

戦国時代の1576年。天下統一という自らの野望実現にあと一歩まで迫った織田信長は、琵琶湖を望む安土の地に巨大な城を築くことを決意。金閣寺を建立した京の池上家、奈良の大仏殿を造った中井一門との指図(設計図)争いを勝ち抜いて、築城の総棟梁の地位を獲得した熱田の宮大工・岡部又右衛門は、愛する妻子や門下の大工たちに支えられながら、難事業に懸命に取り組む。しかし彼の前にはなお多くの困難や試練が待ち受けていた…。

※WOWOWから引用

【映画「火天の城」の感想】

織田信長より安土城の築城の命令を受けた宮大工の苦労を描く築城ドラマで、宮大工の頭領を西田敏行が演じており、これまでにない地下2階の地上5層の計7階建ての城を作るために命をかける人々の姿が涙を誘う感動作。

2時間半という比較的長い作品ですが、時間を感じさせないようなテンポで見れる。

ただ、ストーリーは良いが、映画製作の資金面や国の天然記念物等の規制の面に引っかかってしまうためか、実際の築城シーンのスペクタクルさとリアルさが失われているのがかなりおしい作品。

7重の城を支えるのに必要な大黒柱、飛騨ひのき高さ8系、2百5寸(1寸=約3cm、約6m)の柱を用意しなければならず、頭領は武田の領地に取りに行き、ようやく神木を見つけるのだが、育つまでに2000年掛かるという神木をこの映画1本の為に切ることはできず、その後は、この神木はCG処理となってしまう。



実際の木、手は回せるはずもなく、人間(西田敏行)と比べてもかなりでかい!



そして、倒木し、船で持ってきたときの映像。CGにより多少違和感があるが、まあしょうがない。



そして、いざ、大黒柱をみんなで建てるシーン。

さすがにこんな大木を城の土台とするためにはすごい人数が必要になる。



しかし、いざ実写のシーンになると…



かなり細い木になってしまった。外側が削られ加工されているとはいえ、細すぎる。



ちなみに城の骨組みが出来上がり、近くで映した映像が上記だが、急に抱きつける太さにランクダウンしてしまった。※原木は以下



この映画で原寸大の安土城を復元して作りそのまま、どこかに壊さず残しておけば、現地に見に行きたいと思わせる作品ですが、残念ながらそれは叶わず。


信長の命令で吹き抜け構造を作らされるマタエモン他有名大工たちだったが、マタエモンだけ火攻めに対応するため、吹き抜けを作らず7重構造にする。

実際にそれぞれの模型を燃やして証明するシーンがあるが、実際に模型に火を点けているため、緊張感がある。一発撮りだと思うので、俳優はNGは出せないな。※マタエモンの作品は一番左



ちなみに150分の1の安土城の木製模型が購入することができるみたいだが、見ていたら急に欲しくなってきた。いろんな城模型があるが、やっぱり買うなら安土城かな。

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評価 ★★★★☆ (星4つ)

(後半に守り神と呼ばれる大石を運ぶために指揮を執りに姿を現れた信長に対し、反乱を企てるものが現れ、アクションシーンに突入するが、それによりでかい岩が転がったりしてたくさんの人が亡くなってしまう。この部分は急に映画のカラーが変わってしまい、いらなかったのではと思う。全体的に観ると、西田敏行、椎名桔兵、大竹しのぶらベテラン俳優人に囲まれた良い作品でおすすめ。)


火天の城

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映画「わたし出すわ」の感想(ネタバレ)

2011.01.30 Sunday 邦画レビュー

■映画「わたし出すわ」の感想(ネタバレ)



■監督:森田芳光 
■出演者:小雪 黒谷友香 井坂俊哉 山中崇 小澤征悦 小池栄子 仲村トオル 小山田サユリ 北川景子(友情出演)
 
WOWOWで放送していた小雪主演の映画「わたし出すわ」を鑑賞。

【映画「わたし出すわ」のあらすじ】

東京から故郷へと帰ってきた摩耶は、偶然乗り込んだ路面電車で、運転士となっていた高校時代の同級生・保と再会する。彼が世界の路面電車巡りをする夢を今も抱き続けていると知った摩耶は、一方で旅行資金の当てがないという彼に「そのお金、私が出してあげようか?」と持ちかけ、後日、本当に保の家に大金が送られてくる。やがて、摩耶は同じように同級生たちの夢や希望を叶えるため、次々と大金を差し出して行くのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「わたし出すわ」の感想】


「富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが渇いてくる。」
                      アルトゥル・ショーペンハウアー


「できるだけ儲けて、できるだけ貯めて、できるだけ与えなさい」
                              ジョン・ウェスレー



上記のお金についての格言がはじめに紹介されてから始まる”お金”がテーマの映画。

もしもお金がない人がお金を持ったらどうなるのか?



マヤは、株(投資)の才能で死ぬほどお金を儲けると過去にお世話になった同級生に恩返しすべく、地元に戻り、彼らの夢や悩みを聞き、それを手助けするべく、惜しげもなく資金援助する…という話。

”お金”についての問題定義は、かなり興味性をそそり、引き込まれ内容も良いのだが、ラストは、視聴者まかせで、これといった答えが用意されていない微妙な終わり方。

結局、お金のテーマに答えはなく、人それぞれお金を受け取っても、有効に使える人もいれば、破滅してしまう人、お金を持っていないときは困っている人を助けるために寄付したらと言うが、自分がいざお金を持つと自分の欲に駆られすべて自分のために使ってしまうなど、現実的な世界を見せられる。

それぞれの人生の中から感じることを受け取ってくれというような映画で、見る人それぞれの現実で感じ方は異なる。

個人的に好きなシーン(気になるシーン)もあり、主人公マヤが、今何してんだ?と同級生に聞かれ、「ウイルスソフトの会社から依頼されてウィルスを作っている」(嘘)や”外国人からハンティングされるような優秀な同級生が、ある会社に転職することを決めると、そこの会社の株がおすすめだと株をしている同級生の母親に教える”といった話があり、なんとなくリアルで良かった。優秀な人材に注目して投資するという発想は意外性があり良かった。


この映画は、内容はともかく、公式ページに一般の人が投稿した”お金”にまつわるか有名人の格言集が面白い。これを読むだけで、映画は別に見なくても良いかもしれない。

いろんな人の格言があるが、格言を読むと、言っている人物の人間の深さや考え方がわかるようで、面白い。ドストエフスキーやシェイクスピア等歴史に名を残す偉大な人物は、数行の言葉でも、ストーリー性があり、経験が裏打ちされた内容でとても勉強になる。

なかには、カッコイイことを言おうとして薄っぺらいものになっている人の言葉も見受けられるが、その辺も面白い。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(間宮兄妹の森田芳光監督の作品ということで、森田ファミリーの一員でもある北川景子が1分位のシーンにカメオ出演している。この映画で流れるしっとりとしたピアノで包む音楽が世界観を構築していて心地よい。)

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映画「真夏のオリオン」の感想(ネタバレ)

2011.01.29 Saturday 邦画レビュー

■映画「真夏のオリオン」の感想(ネタバレ)




■監督:篠原哲雄 
■出演者:玉木宏 北川景子 堂珍嘉邦 平岡祐太 吉田栄作 鈴木瑞穂 吹越満 益岡徹 鈴木拓(ドランクドラゴン)
 
WOWOWで放送していた玉木宏主演の戦争映画「真夏のオリオン」を鑑賞。

【映画「真夏のオリオン」のあらすじ】

昭和20年8月。沖縄南島海域に配置された日本軍潜水艦隊は、今や本土防衛最後の砦となっていた。《海中の天才》の異名をとる潜水艦イ−77の若き艦長・倉本は、互いに想いを寄せる志津子から託された1枚の楽譜を胸に、悪化する戦況を見守っていた。だが、ついに親友であり志津子の兄でもある有沢艦長率いるイ−81も悲壮な最期を遂げ、残るは自艦一隻となる。劣勢の中、倉本と部下はなんとか勝機を見つけるべく奮闘を重ねるが……。

※WOWOWから引用

【映画「真夏のオリオン」の感想】

アメリカ海軍の軍艦を20隻近く沈めている伝説の日本潜水艦イ-77(ダブルラッキーセブン)に乗る玉木宏演じる倉本艦長ら海兵隊員と、その日本の潜水艦をを執拗に追い始める米軍駆逐艦(軍艦)との死闘を描く作品。

玉木宏やケミストリーの堂珍、北川景子、平岡祐太など、主要キャストに売れっ子若手俳優が多いためか、邦画の戦争映画によくありがちな、ベテラン俳優の重厚な芝居(昭和っぽさ)は薄く、年齢が若い倉本艦長の人間味あるキャラクターもあるが、意外と現代的な潜水艦アクションになっている。

ラストも戦争映画というわりに、主人公が死ぬことなくハッピーエンドに仕上がっているのも珍しい。

ロードナンバーワンの後に見たせいもあり、「絶対に帰ってきてください」「艦長とご一緒出来て大変光栄でした」等久々に日本語で直に聞き取れる良いセリフは、そのまま胸に染みこんできて感動的だ。

この映画の中で「実はオーケストラの指揮者になりたかった…」という玉木宏の口から出るセリフが、どこか”のだめカンタービレへ”のオマージュ?と観客に問いかけるようなシーンがある。

ちなみにこの”真夏のオリオン”の中で玉木宏や北川景子がやる敬礼の仕方が、韓国ドラマ「ロードナンバーワン」のソジソブやユンゲサンがやっている方法と角度が違っていてすごく気になった。

日本の方が角度が直角に近く、脇を締めている。見た目的には、ロードナンバーワンの脇を開いて角度を45度にする韓国の方(たぶんこちらが一般的)がかっこいい。徴兵制で実際に軍隊を経験していることもあり、韓国の俳優はやっぱり様になる。

ちなみに日本の現在の海上自衛隊の敬礼訓練の映像を見ると、ロードナンバーワンの方がやり方は正しい感じですね。※真夏のオリオンでの微妙な敬礼には何か意図があるのか…。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(この真夏のオリオンは、レッドクリフの音楽を担当している岩代太郎という人が、参加していることもあり、音楽もかなり良く雰囲気を盛り上げている。やっぱり戦争映画の音楽は大事ですね。)


真夏のオリオン

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