映画「リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル」の感想(ネタバレ)

2018.06.15 Friday 洋画 アクション/SF

■映画「リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル」の感想(ネタバレ)


■監督:アルベルト・アルベロ
■出演者:エドガー・ラミレス エリック・ウィルドプレット マリア・バルベルデ フアナ・アコスタ フランシスコ・デニス

【映画「リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル」のあらすじ】

ベネズエラの資産家の息子ボリバルは1800年ごろ、マドリードで出会った女性マリア・テレサと恋に落ちて彼女と結婚し、母国に戻る。そんなボリバルは少年時代の家庭教師ロドリゲスの影響を受け、ベネズエラを宗主国スペインの支配から解放したいと望んでいたが、マリア・テレサを黄熱で失ったこともあり、革命運動に乗り出す。ボリバルはベネズエラの民衆を指揮し、カルタヘナ一帯をスペインから解放することに成功するが……。

WOWOWから引用

【映画「リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「ボーン・アルティメイタム」のエドガー・ラミレス主演の歴史アクション。

 

南米一の英雄というタイトルに惹かれて見てみた。

 

内容は、現在のベネズエラをスペインの奴隷支配から解放した革命家で同国の初代大統領でもあるシモンボリバルの生涯を描いた話。

 

西洋の帝国主義の影響に苦しめられる話というとアフリカやインド(ガンジー)、アメリカ(インディアン先住民)などの話は、有名だが、南米も同様に西洋の支配にひどく苦しめられていたというのは、この映画を見て始めて知った。

 

なぜか南米というと、自分の勉強不足もあるが、サッカーが有名すぎて、政治的な情報や歴史は、あまり良く知らない。

 

歴史や政治の本とかでも、ヨーロッパやアジア、中東の出来事は頻繁によく引用されて出てくるが、あまり南米のことについては聞く機会がない。チェゲバラ(キューバ)、フォークランド紛争(アルゼンチン)くらいかな。もちろん南米の国の本を読めば普通に載ってると思うが、今のところ南米のことにあまり興味が沸いてないので、南米に関する情報はかなりスカスカだ。特にこの当時(1800年代)の南米のことは余計わからない。

 

この映画の舞台のベネズエラという国もアメリカに敵対的姿勢だったチャベス大統領がいたこと、社会主義国で経済状況があまりよろしくない国という位の印象しかない。

 

そんなベネズエラだが、正式名称は、ベネズエラボリバル共和国(ウィキペディア参照)で、同国の英雄シモンボリバルの名が、国名についているほど、国を代表する英雄がいたらしい。

 

で、内容の方だが、序盤は、生い立ちというか(青年時代の)女性関係の話で革命家としての行動は特に描かれない。のちに結婚した最愛の妻を病気(黄熱)で亡くしたことと、スペイン支配からの解放に情熱を持っている子供の頃の家庭教師との再会から解放者の道へと進んでいく。

 

革命に立ち上がる人間の動機というのは、いろいろあるが、それなりに理由が積み重なってなるものだと思う。ボリバル本人は奴隷ではないが、間近でその扱いのひどさを見ているというのは、立ち上がる理由になるし、大半の人がその状況に不満を持っていたことも革命が成功するきっかけになったと思う。

 

何かを大きく変えるには、国民(大衆)が何かひとつでもいいが価値観を共有してる事柄(共通の不満)が無いと、一人よがりになって終わってしまうだろう。

 

またボリバルは、もともと資産家の息子でお金もあり(それなりに発言権があり)、幼い頃から家庭教師からちゃんと国家というものについて教育を受けていたことというのは、のちに戦略を考える上でかなり大きかったと思う。細かい戦略部分はあまり描かれていないが。

 

国の制度について何も知らないと、武力解放に成功した後、大統領にまで成れたかどうかは微妙だったと思う。歴史や制度など基本的な事柄を知っていないと、何をどうしていいかもわからず結局誰かの傀儡になりかねない。

 

ちなみに話の後半では、駐留するスペインの大軍と解放軍が対峙しての戦いがあるが、戦の仕方が大分ひどい。銃器がない弓矢の時代ならあれでもいいが、銃器が出てきた1800年代の戦争は、これじゃまずい。

 

日本の戦国時代のいろいろ頭を使った謀略戦争を見たりしてると、銃を持ってる軍隊に対して、剣のみでただ突撃するこの映画の解放戦争の(映画の演出ではあるけど)描写は、なんかもう見てられない。自由を求める解放者の姿という意味では、弾をも恐れない意志というのは、理解、共感できるが、指揮官として作戦なしの数での突撃は、指揮官としてどうなのかと思ってしまう。自作の弾除けの木の盾くらい用意して持たせよう。

 

まーこれは映画の演出上(見せ方)の話で実際はわからないが。さすがにこれはないだろうと思う。

 

一応奴隷支配からの解放に成功してるからいいが、失敗してたらその責任は大きい。この映画でも、解放戦争に参加した息子?を亡くした女性から唾を吐かれる印象的なシーンがあるが、どちらにしても兵士を預かるリーダーは、彼らの命の責任は大きい。

 

大東亜戦争(太平洋戦争)とかの本を読んだりすると、成功の影でいかに指導者が駄目な作戦(決断)を指揮し、兵士を無駄死にさせていたかというものも目に付くが(それで罰もなく、責任も一切取っていない)、リーダーの勢い任せのなんとかなるだろう作戦というものに対して、怒りしかわかない。

 

この映画の意図とは直接関係ないけど、なんかアクションシーンを見て急に気になった。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:ベネズエラという国の歴史が少しわかる歴史アクション。中国の歴史でもそうだけど、革命に成功した後の指導者(皇帝)というのは、平和になっても暗殺者に狙われたり、身内からの裏切り(内部抗争)に巻き込まれたり、決して平和に暮らせない。このシモンボリバルもしかり、最後は側近の裏切りにあって殺されたと見るべきかな。公式発表は結核らしいけど。多くの人間を統治してそれを持続させるってのは、並大抵のことじゃない。このシモンも解放後、南米を統一(ひとつ)にするか、分けるか(利権を持つ反対派)の問題に直面したが、結局、バラバラの民族をまとめて国を強引にひとつにするってのは、理想ではあるけど現実的に無理だなと思う。大きい理想は時に現実には即さないことがある。)

 

 

 

人は自由を求める

 

宿命だ

 

-?

 

法律のない自由は危険だ

 

-?

 

 

法は特権階級だけを守る

 

-?

 

たとえ戦争であっても

 

法律に従うべきだよ

 

-?

 

 

スペイン人が勝手に国境と呼び

 

我々を分断した

 

-?

 

 

変わらないこともある

 

-?

 

 

>>リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル 【DVD】

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:洋画

映画「ザ・コンサルタント」の感想(ネタバレ)

2018.06.01 Friday 洋画 アクション/SF

■映画「ザ・コンサルタント」の感想(ネタバレ)


■監督:ギャヴィン・オコナー
■出演者:ベン・アフレック アナ・ケンドリック J・K・シモンズ ジョン・バーンサル ジェフリー・タンバー ジーン・スマート ジョン・リスゴー

WOWOWで放送していた映画「ザ・コンサルタント」を鑑賞。

【映画「ザ・コンサルタント」のあらすじ】

大都市シカゴ郊外にある田舎町で会計士をしている男性クリスチャンだが、凄腕の殺し屋という秘密の顔も持っていた。そんな彼に、彼と付き合いが長い、大企業に雇われている“マネージャー”から電子機器メーカー“リビング・ロボ社”の使途不明金を調査せよという指令が下る。先に使途不明金を見つけたのは“リビング・ロボ社”の経理を担当する女性デイナだが、実は彼女はクリスチャンの違法行為を探る当局に利用されていて……。

WOWOWから引用

【映画「ザ・コンサルタント」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「アルマゲドン」のベンアフレックが主演したアクション映画。

 

久々にベンアフレックが主演した作品をWOWOWで見つけたので見てみた。

 

自閉症で会計士をする傍ら裏で殺し屋をしていたという設定のアクション作品だが、ファンタスティックフォーのような人間を超越するパワーを持ってる訳ではなく、マットデイモンのジェイソンボーンのような特殊部隊上がり的な強さ(アクション)を持つ。(※幼い頃に軍人の父親から格闘やその他を習っていたことで才能が開花)

 

実際は、わかりやすいヒーローアクション映画なのだが、序盤は、事情が意図的に伏せられたりしている編集で、話の矛先がどこに向っているのかイマイチわかりにくい。見終わってみれば、よくある弱者を助ける王道のヒーローアクション映画なので、そんなにもったいぶる感じで描かなくても良い気はする。

 

中盤で仕事で一緒になったアナ・ケンドリック演じる経理のディナが殺し屋から狙われるようになってからが、この映画の本領発揮になるが、そこからは普通に面白い。

 

ジェイソンボーン的ではあるが、マットデイモンのそれとはアクションの方向がやや違い、こちらはベンアフレックの大きい体格を生かした荒くゴリ押しなアクションになっている。でもこれはこれでありです。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:ベンアフレック主演の新たなヒーローアクション。内容は、安定してるので、ジェイソンボーンやキアヌリーブスのジョンウィック系が好きなら見といて損はない。終盤のJKシモンズのシーン(良い父親だったか?と問われ…)はなかなか感動した。内容と関係ないが、ベンが暗がりで大音量の音楽をかけてトラウマ(過去)と対峙するシーン?で長めの光の点滅があるが、この部分は作品としてかなりマイナス評価です。点滅を使った演出は、見てると気分が悪くなってくるので、出来れば他の方法に変えてもらいたい。)

 

 

 

 

他人の行動は理解しがたい

 

-?

 

 

逆らわなければ

 

好かれると思ってるか?

 

-?

 

異質さを人は恐れる

 

-?

 

 

 

>>ザ・コンサルタント(Blu−ray Disc)

 

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」の感想(ネタバレ)

2018.05.19 Saturday 洋画 アクション/SF

■映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」の感想(ネタバレ)


■監督:ガブリエーレ・マイネッティ
■出演者:クラウディオ・サンタマリア ルカ・マリネッリ イレニア・パストレッリ ステファノ・アンブロジ

WOWOWで放送していた映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」を鑑賞。

【映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のあらすじ】

爆弾テロが相次ぐローマ。冴えないチンピラのエンツォは警察に追われた末に潜った川底で放射性廃棄物のタンクに近づいてから体調不良に悩まされるが、自分がスーパーパワーを手に入れたと気付く。そんなエンツォと働く年上の犯罪者セルジョが麻薬取引の現場で殺される事件が起き、消えた麻薬を捜す危険なマフィア、ジンガロはセルジョの家に押し入る。エンツォは「鋼鉄ジーグ」が大好きな、セルジョの娘アレッシアを守ろうとする。

WOWOWから引用

【映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」の感想(ネタバレ)】 

 

イタリアのアカデミー賞にあたる?第60回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で同年最多の16部門にノミネートされ、7部門で受賞したというイタリアのファンタジーアクション。

 

番組情報(あらすじ)を見て面白そうだったので見てみた。

 

ちなみにWOWOWの番組情報では、”「鋼鉄ジーグ」のファンである無垢な少女を愛する犯罪者がスーパーパワーを得た…”と書いてあったので、ジャンレノ×ナタリーポートマンの映画「レオン」みたいな、子供を助ける中年親父ヒーロー的な映画を想像していたのだが、実際は、思ったのとなんか違っていた。

 

その原因は、レオンのナタリーポートマン的なあの年頃(小学生の高学年か中学生位)の少女を勝手に想像していたのだが、実際はヒロインの少女が、でか過ぎて(外見はほぼ大人で(あきらかにがんばって下に見たとしても高校生位))、少女という感じが微塵もしなかったという点だ。

 

製作者は別にこの女性を少女という設定では描いていないはずなので、製作者に対しては何もないが、(ただのアニメファンのとある娘(女性))、日本で放送するにあたり、ヒロインを勝手に”少女”として映画を紹介してるのは、どうだろうか。完全に騙された。

 

この映画を見た後に、”この映画に登場していたヒロインの少女がさ〜”という会話をするだろうか。

 

自分の感覚では、”このヒロインの女(女性)がさ〜”としか出てこない。

 

このヒロインに対して、あえて”少女”っていう単語を使う感覚って、一体どういう感覚なのだろうか。

 

例えば、ある街で1人の女が行方不明になったとして、その時にその女は、アニメファンの少女として紹介された場合、一般の人が街からその少女らしき人物を探してくる時に、一般の人はどの年代の少女を連れてくるだろうか。

 

情報は、アニメファンの少女という感覚情報しかない。

 

自分なら、レオンの時のナタリーポートマン位の女の子(小学生高学年から中学生位)を見つけてくると思う。日本なら現在の芦田愛菜ちゃんかな。またもう少し年齢を上げてよければ、見た目なら橋本環奈も今ではかなり微妙になってしまったが、ああいう童顔タイプで背も低い女性なら年齢は多少オーバーしていても、少女と言われてもまー理解できる。

 

しかし、もし、少女と言われて、この映画のヒロインを真っ先に連れてくるようなヤツがいたら、俺は、そいつをぶん殴りたい(笑)

 

そいつは、いわゆる少女じゃないから(笑)

 

ちなみに、ウィキペディアによれば、少女は、”7歳から18歳前後の女の子。”と書いている。

 

数値(年齢)だけ見れば、もしかしたら、このヒロインもそのカテゴリの範囲の設定に入ってるのかもしれない。

 

でも、こっちが期待してるのは、一般的な大雑把な感覚情報。年齢よりもやはり見た目重視、情報のわかりやすさだと思う。

 

18歳だけど老け顔(大人っぽい)の女性は、少女の年齢カテゴリに入っていても、あえて少女と言うべきではないでしょう。

 

例えば、ニュースで犯罪を犯した若い女性(未成年)のことを少女という表現を使うかもしれないが、それは文脈とやってることからどんなタイプの少女かある程度理解できるし、年齢も一緒に記載されてるからから特に問題はない。

 

しかし、アニメファンの少女と言われただけでは、情報があまりにも少ない。

 

それなら少女といわずに、女性もしくは、○○歳の女の子、高校生の女の子などというべきだろう。そもそもWIKIでは7歳からが少女の範囲ということからもわかるが、低年齢的(童顔)な部分が少女の特徴だと思う。

 

ちなみに、設定上では、年齢的な部分でカバーしてるから、少女という言い方もありという意見もあるかもしれない。見た目じゃないと。やはり少女の概念は数値だと。

 

もし仮にこのヒロインを少女とあえて言って紹介するなら、この映画の中では、おっぱいを出していたり、試着室で中年男とやってるシーンが普通にあるが、概念的に少女といわれる人物が中年男とヤッてていいのだろうか。

 

内容から察すれば、ここでヒロインを少女とあえて言ってしまう人は、少女という言葉に対する倫理観をどう思ってるのだろうか(笑) 少女は中年男とヤってても別に大丈夫ですという見解なのだろうか。

 

さらにダメ押しで言えば、その少女アレッシア役を演じてるイレニア・パストレッリという女優だが、1985年生まれで、この映画の制作年(2015年)から実年齢を計算すると、当時は、30歳だったということがわかる。

 

これを見てもわかるが、実年齢、30歳の女優が演じてるヒロインは、少女ではないだろう。せめて実年齢が10代なら、そういう意図を理解できなくもないが(たまたま老けてた)、もう30歳が演じてたらもうそこの言い訳はできないでしょう。

 

この映画を見たことで、全く映画の内容とは関係ないが、”少女”という概念がなんなのかというのを非常に考えさせられることになった。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:ヒロインのでかさが気になって感情移入が入りきらないイタリア製ヒーロー映画。ちなみにWOWOWの番組情報を批判するだけで、内容に全く触れていないが、この映画の不満も、やはりヒロインのでかさだろう。もっと年齢が子供だったら、もっと泣ける映画になったと思う。あそこまで大人の女性では、せっかくの日本のアニメファンというナイス設定が生かしきれない。ヒーロー映画の定番(自己犠牲や正義感)を押さえて非常に好感度高い作品なだけに、あの大きさがただただ気になる。非常に惜しい作品です。ちなみに鋼鉄ジーグは見たこと無いけど。)

 

 

 

ヒロシ

 

-?

 

 

 

司馬宙(シバヒロシ)だ

 

-?

 

 

 

ヒーローとは何か?

 

優れた能力と

 

秀でた勇気の持ち主である

 

悪の代わりに

 

善を選ぶ

 

人を救い

 

自らは犠牲に

 

何より失うだけで

 

得るものなき時に

 

行動する

 

-?

 

 

>>皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ [Blu-ray]

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:洋画

映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想(ネタバレ)

2018.05.15 Tuesday 洋画 アクション/SF

■映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想(ネタバレ)


■監督:マーク・ウェッブ
■出演者:アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン ジェイミー・フォックス デイン・デハーン ポール・ジアマッティ サリー・フィールド

WOWOWで放送していた映画「アメイジング・スパイダーマン2隊」を鑑賞。

【映画「アメイジング・スパイダーマン2」のあらすじ】

ニューヨーク。高校生ピーターはクモのようなパワーを持つ正義のヒーロー、スパイダーマンでもあるが、恋人グウェンの亡き父親と交わした“彼女を危険に巻き込まないよう別れる”という約束を果たせずに悩む。そのころ町では孤独な男性マックスが勝手に自分がスパイダーマンのパートナーだと思い込む一方、ピーターの旧友ハリーの父親が総帥を務める巨大企業“オズコープ”がなぜかずっとピーターを監視していた事実が分かり……。

WOWOWから引用

【映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想(ネタバレ)】 

 

 

初代のアムライミ監督×トビーマグワイアコンビからマークウェップ監督×アンドリューガーフィールドに主演が交代してリブートされた「アメイジング・スパイダーマン」シリーズの続編。

 

先日、主演交代し、アベンジャーズを見据えた新しいスパイダーマンシリーズとしてWOWOWで初放送していた「スパイダーマンホームカミング」を見た際に、過去作のこちらの「アメイジング・スパイダーマン2」を見ていないことに気づいたので、こちらも再放送をちょうど見つけたので見てみた。

 

「アメイジング・スパイダーマン」は、クリストファーノーラン×クリスチャン・ベールが描くバットマン的な、ヒーローをリアルな人間としてキャラクターを丁寧に掘り起こした(特殊能力は使っているが)もので、個人的にパート1はそれなり良かったと思うが、このパート2は、なんか微妙な出来。

 

ところどころ良い部分(シーン)もあるが、細部を見ていくと、ダメなところも目立つ、そして差し引きギリプラスかな。

 

まず良いところを挙げると、最初のスパイダーマンの親父と殺し屋との飛行機での一連のシーン(格闘含む)は、物語の掴みとして非常に良い。特殊能力は何も使ってないのだが、先がわかってるだけにシーンの説得力(悲しさ)がある。ここの親父役が救命医ハンクで大富豪役をやってたキャンベル・スコットなので、それだけでも感情移入しちゃう。ここの飛行機墜落シーンは良い。

 

あと、スパイダーマンの昔の親友役にデイン・デハーン。若手俳優だが、このデイン・デハーンの見た目は洗練された感じで非常に良い。昔のレオナルドディカプリオ的な雰囲気があり好印象。

 

ただ、このデイン・デハーンだが、スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド )といろいろゴタゴタがあってダークサイドに堕ちて、悪役として再登場した時の見た目が、笑っちゃうくらいちょーダサイ(笑)髪型から何から変わりすぎ。

 

あの美形だった彼が、こんなヤツに???という位のドギタナイ特殊メイクした姿の見た目のヒドさ。そして、悪役演技も思ってた感じと違って、見た目に引っ張られていてあまり深く入り込めていない。入り込めてないというか、コント演技に見える。

 

この作品、彼の悪役としての再登場シ−ンが出オチで終わりなんじゃないかと思うくらいひどい。この映画、全部で140分近くある長い映画なのに、最後の最後に来て、彼が再登場して全部台無しにしている。

 

もっと言えば、ジェイミー・フォックスが悪役としてエレクトロ(マン)としてメインを張ってたのに、後からのこのこ彼が出てくる必要はないと思う。しかもキャラクターは、過去のサムライミ版のスパイダーマンでジェームズ・フランコが悪役になった時にやってることとほぼ一緒。お馴染みのサーフィンの乗りモノにまた乗ってるし。100円ガチャの入れ物のような光る丸い爆弾を使うのも一緒。

 

せっかく今までリアルな人物としてキャラクターを描いていたのに、そこから前作にはない新たな違うタイプの新キャラクターで登場するのかと思いきや、ほぼ同じなのに、見た目が前作よりも大幅に劣化してる(ただ汚い)ってどういうこと(笑)

 

あれなら前のジェームズ・フランコので全然良い。

 

ちなみにもっと深く言うと、デイン・デハーンがダークサイド(悪役)に堕ちる時(スパイダーマンに対して敵意する)の動機が前作よりも弱くなっている。サムライミ版は、親父を殺したのがスパイダーマンだったというところからダークサイドに堕ちるが(のちに誤解だと分かる)、今回は、親の敵とかそういう訳ではない。自分が病気で死にそうなのにスパイダーマンが血をよこさないから、それで悪役になる。クモの血の影響もあるけど。

 

かなり自分勝手すぎる。結局、スパイダーマンの最初の助言どおり、血を与えたことで状態がかなり悪いことになってるし。本人は一応生き延びれるようになったのかもしれないが、社会には完全に悪影響を及ぼしている。スパイダーマンはそれを心配してたんだよね。おかしなことになっちゃうよって。

 

そもそもクモの血さえ手に入れられたのなら、追い出そうとした自分の会社(重役)への復讐はわかるが、幼い頃からの親友への復讐(彼女を攻撃したり)は関係ない。完全な八つ当たり。

 

過去作のジェームズ・フランコの時は、父殺し(誤解だけど)だったので彼にも同情は出来たが、こっちは、完全に同情できず親友に感情移入ができない。

 

もう少し付け加えると、メインの悪役のジェイミー・フォックスの扱いもかなり雑だ。

 

彼に対しては、誤解から逆恨みで、のちにスパイダーマンと対決する流れとなっていくが、最終的にそこの誤解は一切解かれることなく、普通にイチ悪党として倒され、爆発してそのまま終了。

 

誤解なんだ、いや信じられない、誤解なんだ…、そうだったのか…スパイダーマン、俺が間違ってた…的な、最後にエレクトロが改心するような流れがない。ヒーロー映画なのに。最終的に悪役を破壊!

 

完全にジェイミー・フォックスは、ただのいちモンスターとして役目を終えてしまった。この映画での彼の良さは、設計図がどうのと人間として出てきた数分位だろう。あとは、ずっとモンスターなので。

 

この「アメイジングスパイダーマン2」は、この悪人とのやりとりが結局力任せで押し切ってしまってるところに、ちゃんと作ってる割にどこか内容が薄いと感じてしまう。

 

その部分を埋めてるのが、最後にヒロインが死んでしまうという喪失感。しかし、ヒーロー映画とは到底思えない展開であり、やはり見終わった後にヒロインが死んでるヒーロー映画というのはどうなんだろう?とい問いが見た後に収まらない。

 

喪失からの再起という部分は、人間ドラマとしては、これ以上無い感動的な部分(演出、展開)ではあるのだが、別にヒーロー映画でしなくてもいいかなと思います。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:全体的に重厚な感じで描かれるが、胃がもたれただけで、あまり栄養は無かったアメイジングスパイダーマン2。この作品、最初のシーンが良かったところから逆算して思うのは、この作風では、アンドリューガーフィールド 、デインデハーンという俳優には、ちょっと絵的に荷が重かったような、それに尽きると思う。キャンベル・スコットのシーンは、総じて落ち着いていて、アメイジングしていて説得力があっただけに、主演が違っていたらもう少し違った印象になっていたかもしれない。ヒロイン役のエマストーンは良い。)

 

 

道ある道を進むな

 

自分の道を歩め

 

-?

 

 

ただどこかに

 

ちゃんと仕舞っておくの

 

-?

 

もう一度よく見て

 

あとに悔いは残さない

 

-?

 

 

>>アメイジング・スパイダーマン2(Blu−ray Disc)

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想(ネタバレ)

2018.04.24 Tuesday 洋画 アクション/SF

■映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想(ネタバレ)


■監督:ジョン・ワッツ
■出演者:トム・ホランド マイケル・キートン ジョン・ファヴロー ゼンデイヤ ドナルド・グローヴァー タイン・デイリー マリサ・トメイ ロバート・ダウニー・ジュニア

WOWOWで放送していた映画「スパイダーマン:ホームカミング」を鑑賞。

【映画「スパイダーマン:ホームカミング」のあらすじ】

ニューヨーク。15歳の高校生ピーターはクモのように動けるなどの特殊能力を持ち、アイアンマンことトニー・スタークに見込まれ、彼が開発した特製スーツを着てヒーロー、スパイダーマンとなって街の平和を守る。スタークに職を奪われて復讐に燃えるエイドリアン・トゥームスは悪の怪人バルチャーとなり、ニューヨークに危機をもたらすように。一人前のヒーローとして認められたいと焦るピーターはバルチャーに単身戦いを挑むが?

WOWOWから引用

【映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想(ネタバレ)】 

 

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場し、「アメイジングスパイダーマン」シリーズからキャストも新たになった新生スパイダーマン。

 

スパイダーマンの新作がWOWOWで初放送したので見てみた。

 

スパイダーマンシリーズは、初期のサムライミ版(主演トビー・マグワイア)の三部作の後にマーク・ウェブ監督の「アメイジングスパイダーマン」(主演アンドリュー・ガーフィールド)シリーズの2部作(1.2)とあったが、今作の「スパイダーマン:ホームカミング」は、「アメイジングスパイダーマン」からさらにキャストスタッフが変わった新シリーズ。

 

個人的には、ころころキャスト変えないで「アメイジングスパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド(主演)で引き続きやっても良かったと思う。※そういえば、「アメイジングスパイダーマン2」ってまだ見てなかったな。

 

さて、この「スパイダーマン:ホームカミング」だが、これまでの「スパイダーマン」シリーズは、スパイダーマンが主役の独立したヒーロー物語だったが、この作品では各ヒーローが共演して活躍する大ヒット映画「アベンジャーズ」の世界観が加わっていて、スパイダーマンが生きる世界にアイアンマン(ロバート・ダウニー・ジュニア)もいて、度々登場する。

 

話は、アベンジャーズ(アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルクらのヒーロー連隊)にスパイダーマンも加入するか(できるか)どうかという話。

 

ちなみに戦闘力で言ったら他のヒーローに比べ、スパイダーマンは、学生(子供)でパワーこそあるが、弱いという設定になっている。また作品中でもアイアンマンに度々助けられている。

 

ヒーロー映画なのに、ピンチになったら他のヒーローから助けられるというのは、どうなんだ。

 

例えば、ドラゴンボールで、弱い時の悟空が一時的に神様や亀仙人に助けられるという事情とは違う。完全に他のヒーローに上から手柄を横取りされているのだ。

 

その意味では、アイアンマンに終始テストされている時点で、この物語がどこか手加減されていて(敵の強さが調節された)、世界観としてなんとなく危機感がないし。最悪、アイアンマンが助けに来てくれるんでしょという期待が一向に無くならない。

 

全体的に本来はもっとすごい世界(アベンジャーズ)があるのに、低次元で遊んでいる(アクションはすごいけど)という感じの映画に思えてしまう。

 

CGに関しては、船が真っ二つになるところは、アイアンマンの登場込みで見所ではある。

 

キャストに関しては、ピーター(スパイダーマン)のイケてない親友がやや前に出すぎてウザい印象があるし、ヒロインにあたるMJの存在感や魅力は、サムライミ版のキルスティン・ダンストに完全に負けている。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:アベンジャーズの世界に組み込まれたせいで、本来の良さが薄くなってしまった新生スパイダーマン。コミック的な親しみやすいサムライミ版のスパイダーマン、そして、リアルな人物像としてスパイダーマンを描いたアメイジングスパイダーマンがあるが、どちらかと言えば、サムライミ版の方に近い本作だが、サムライミ版ほどちゃんと人物を最初から丁寧に描いていないので(伯父さんが途中で死んでしまうという掴みエピソードが無い)、主人公への感情移入が微妙。個人的にようやく話として面白くなったと思うのが、1時間以上経って悪玉がMJの父親だとわかるところだが、かなり遅い。)

 

 

親愛なる隣人として

 

弱者を守ります

 

-?

 

 

>>スパイダーマン:ホームカミング《通常版》 【Blu-ray】

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「アサシン クリード」の感想(ネタバレ)

2018.03.18 Sunday 洋画 アクション/SF

■映画「アサシン クリード」の感想(ネタバレ)



■監督:ジャスティン・カーゼル
■出演者:マイケル・ファスベンダー マリオン・コティヤール ジェレミー・アイアンズ ブレンダン・グリーソン シャーロット・ランプリング マイケル・ケネス・ウィリアムズ

WOWOWで放送していた映画「アサシン クリード」を鑑賞。

【映画「アサシン クリード」のあらすじ】

人類を支配する力を持った秘宝“エデンの果実”を求めるテンプル騎士団は、ついにその秘密を知るはずの人物を発見する。その名は死刑囚カラム。彼は、ルネサンス期に騎士団に立ち向かったアサシン教団の伝説的な戦士アギラールの末裔であり、アギラールこそは果実の行方を知る最後の人物だった。騎士団は遺伝子に眠る記憶を追体験する装置アニムスによってカラムの意識をアギラールと同化させ、秘宝のありかを探ろうとしていた。

WOWOWから引用

【映画「アサシン クリード」の感想(ネタバレ)】  

 

全世界売り上げ1億本を超えるという同名PS3(PS4)の人気ゲームソフトを実写映画化した作品。

 

アサシンクリードが映画化されていたようなので見てみた。

 

個人的にアサシンクリードは、PS3で発売された第一作目の「アサシンクリード」をかなり前にプレイしただけで、それ以降の作品はやっていないのでなんともいえないが、とりあえずこの映画化では、一応ゲームの中での主人公が暗殺者として活躍する目玉の中世の世界観は、それなりに再現できていると思う。

 

ただ、かなりの部分で中世の世界観の構築をCGに頼っていて(※砂煙や建物が嘘くさい)、アクションは激しくてもどこかキャラクターがその現場に生きていない感じがして、リアル感に乏しい。※最終的な映像の質感なのかもしれないが。

 

これはついこの前見たファイナルファンタジーの映画版でも感じたことだが、CG描写の場合、細部のフォーカスが緩く、細かいところが曖昧で見えづらい。

 

この映画でも中世の世界観に移るたび、鷹(の目線)となって、上空から町並みを一望しながらカメラが進んで主人公を撮影するシーンがあるが、あきらかに建物や人がCGだとわかるし、それ以外にも頻繁に背景にCG臭を感じる。

 

ゲームなら描写方法はCGで問題ないが、映画化してるのに、結局かなりの部分をCGに頼って描いてたら、どうなんだという疑問が湧いてしまう。もともと映像がない小説が原作ならCGでも良いが、すでにゲームの段階でクオリティは抜きにしてCGで描けているのに、映画でまたCGを使って描いてしまうのはどうだろうか。

 

俳優ができない危険なアクションとか、現代にはない構造物などの世界観などCGなら問題なく可能になるが、そこをあえて映画化だからこそ実写にこだわってやることに意味があると思うのだが…。

 

このゲームの主人公の暗殺者は、ファンタスティックフォーみたいなあきらかに超能力が使えるタイプの人間ではなく、アスリートタイプな人間なので余計そう思う。馬車に引きづられて、崖から落ちそうになる?シーンなんかの広角ショットは、もろCG感があるし。

 

しかも最近はCG自体のクオリティが底上げされていて、スマホゲームのCMでもこの映画に近い質感で描けてしまうので、あまり有り難味がない。

 

唯一建物をぴょんぴょん移動してる部分は実写で撮ってるが、遠くの中世の町並みの背景が映るシーンになると、どことなく合成感がわかる。

 

あと、それと関係ないが中世で派手なアクションしてる時に現代の方でも主人公がシステムに繋がれたまま同じ動きをしているのをシンクロさせて見せているが、あれは実写で見ると非常にダサくみえる。仮想世界が見えてる本人は本気だが、傍から見てるとパントマイムと変わらない。あの現代の挿入シーンは、視聴者の想像に任せていい。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:背景のCG臭がもったいないアサシンクリードの映画版。CG以外のストーリー部分では、人間社会の核心をついたテーマ(人間の非暴力化)を扱っていて、ダヴィンチコード的な過去を視点を変えて掘り返すような面白さはある。そのため気になる名言(セリフ)も多く、この物語に対する製作者のアイデアと熱は感じられる。アクション部分は、やはりゲームで楽しむのが良いかと。)

 

 

人間は自由より

 

生活の方が大事なの

 

-?

 

 

現代人は自由に

 

価値を置かない

 

従順になった

 

-?

 

 

自由意志が存在する限り

 

脅威は残ります

 

-?

 

何世紀にもわたり

 

宗教は政治や消費で

 

意志の排除を

 

試みた

 

今度は科学の番です

 

-?

 

エデンの果実よ

 

私はあると信じてる

 

聖書によれば

 

人類初の反抗の原因だと

 

-?

 

 

暴力は病気よ ガンと同じ

 

ガンのように

 

いつか制御できるはず

 

-?

 

人々が真実に盲従する

 

ところには 心せよ

 

本当の真実はない

 

人々が道徳や法で

 

縛られるところでは 心せよ

 

許せることは何もない

 

-?

 

 

>>アサシン・クリード(4K ULTRA HD+3Dブルーレイ+ブルーレイ)

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の感想(ネタバレ)

2017.12.24 Sunday 洋画 アクション/SF

■映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の感想(ネタバレ)



■監督:エドワード・ズウィック
■出演者:トム・クルーズ/コビー・スマルダーズ/オルディス・ホッジ/ダニカ・ヤロシュ/ロバート・ネッパー

WOWOWで放送していた映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を鑑賞。

【映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」のあらすじ】

かつて米陸軍内部調査部で働いたが、今は放浪の旅を続ける一匹狼リーチャー。ある夜、地方の町で保安官に逮捕されかけ、そんな非常事態を乗り切るが、何者かに仕掛けられた罠ではないかと感じる。直後、彼はかつての同僚スーザンがスパイ容疑で逮捕されたと知り、すぐさま拘禁されたスーザンを脱走させ、彼女と逃亡する。リーチャーはスーザンに掛けられた汚名をそそぐとともに、軍の内部にうごめく巨大な陰謀に迫っていくが……。

WOWOWから引用

【映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の感想(ネタバレ)】  

トム・クルーズが主演したアクション映画「アウトロー(2012)」の続編。

少し前に見た「アウトロー」の続編を続けてみてみた。

今回は、トムクルーズ主演は変わらずだが、監督が「ラストサムライ」のエドワードズウィックに代わっている。この交代の影響なのかもともとの中身の問題なのかわからないが、パート1よりもあきらかに質が落ちている。

前作「アウトロー」は、終始、謎や緊張感や感情移入が出来て良かったのだが、こちらは、同様なスタイル(ジャックリーチャー感(アウトロー感))は維持されてはいるものの、主人公が行動する動機や謎の部分(話の面白さ)で、物語へ没入感が弱い。

なんかスト−リーが上辺だけで作られていて、芯に入ってこない。

また、今回、ジャックリーチャーに娘がいて、その親子感での問題も絡めて、親子愛で共感を狙ってきているのはわかるが、よくある定番パターンを使っているのが見えみえで、ここも素直に入り込むほどでもない。特に最後の事件解決後の親子関係修復の感動シーンは、お決まり過ぎていらないですね。

パート1の任務と自己達成の間で揺れる軍人の気持ちやその中に見える正義、さらにその軍人が凶悪犯罪の冤罪に巻き込まれる悲劇、さらに検事と弁護士親子の正義の対立など、自然とわきあがってくるような怒りや共感がパート2にはない。正確には、無くはないが、自分にはヒットしてこない。

もちろんアクション部分はパート2でそれなりに派手になっているが、時間が経つと忘れてしまうほど、印象に残らない。



評価 ★★☆☆☆ (星2.8)

(まとめ:パート2となり、ありがちな中途半端な映画に劣化してしまったアウトロー第二弾。今回は軍人としてややナイスバディなヒロイン(コビー・スマルダーズ)が出ているが、脱ぐと見せかけて脱がない。結局、上半身だけ下着(ブラ)にはなるが、それ以上は脱がないでおしまい。なんでしょうこの中途半端さ。このお色気部分でもこの映画の中途半端さがわかります。そもそもシーンとして必要かも疑問。モーテルで男(ジャック)の前で上半身だけ下着になってベッドにただ座ってる状態ってあるのか。洗面所なら着替えの途中でまだわかるけど、ベッドで着替えの途中という訳でもなく(次の行動に移る前提の状態ならわかる)、ただその状態でしばらく涼んでいるって、一体何待ちですか(笑) 軍人だから下着姿でも気にしないという目線もあるだろうけど、むしろ軍人ならその状態でだらだらしてる方がおかしい。このシーンは、非常に謎です。誘っていたのか…。誘ってたとしたら急だな。)


逆よなじるの

強い男って優しいから

大抵 妹がいたり

なぜか妹を欲しいと思ってるの


-?

>>ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(Blu−ray Disc)


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「X-ミッション」の感想(ネタバレ)

2017.12.18 Monday 洋画 アクション/SF

■映画「X-ミッション」の感想(ネタバレ)



■監督:エリクソン・コア
■出演者:エドガー・ラミレス/ルーク・ブレイシー/テリーサ・パーマー/レイ・ウィンストン/デルロイ・リンドー

WOWOWで放送していた映画「X-ミッション」を鑑賞。

【映画「X-ミッション」のあらすじ】

Xスポーツの元アスリートである新人FBI捜査官ユタに、ある特別任務が下る。Xスポーツを応用した特別な手口を使い、奪った金品を貧者にばらまく異色の強盗団に潜入せよというものだ。ユタは強盗団のリーダー、ボーディに接触し、サーフィンの腕前と度胸を認められ、ボーディのチームに加わるのに成功する。チームは“オザキ8”と呼ばれる8つのXスポーツに挑んでいたが、ユタはボーディとの友情と任務のはざまで悩むように。

WOWOWから引用

【映画「X-ミッション」の感想(ネタバレ)】  

過去にキアヌ・リーヴスが主演した「ハートブルー」をリメイクしたというアクション。

劇場公開当時のCMでエクストリームスポーツのスタントが少し話題になっていたので見てみた。

元は、キアヌリーブス主演の映画からのリメイクらしいが、原作は見ていない。

内容の方だが、スタントアクションに関しては、荒波や山岳など実際に大自然で撮影したものも多く、その迫力はなかなかすごい。特に20m級?の荒波でのサーフィンは、撮影も含め常軌を逸している。

ただ、この映画、リアルに現地で撮影した部分もあれば、実はVFX(CG)でところどころ処理した部分も結構あり、スタントアクションをウリにしている映画としては、見ていてなんとも力が抜ける感じがある。

せっかく一方でリアルなスタントを追求してるのに、ところどころ必要以上のCG処理がされていてなんか興ざめする。最初の海のサーフィンは本物だと思うが、途中の命綱つけないロッククライミングやラストの海でのサーフィンは、CGや合成感を感じる。

ミッションインポッシブルとかそういうヒーローアクション系統ならCGでも目をつぶれるが、リアルを重視した感じを出しているこういったスポーツ系アクション作品では、CGは致命的な気がする。それでもやってることはすごいだけに、非常にもったいない。

ちなみにアクション重視だからなのかわからないが、この映画ストーリーがとってつけたような感じで大分ひどい。特に最後なんて、尻すぼみ感がすごい。急に制作費が無くなったのか、やる気がなくなったのかしらないけど、解決したのかしてないのかよくわからない自滅的な終わり方。最後の暴風の中でのサーフィンは、昼間と比べて画質も汚くて見づらいし、たぶんCGだろう。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:アクションだけがウリないろいろと中途半端な作品。エクストリームスポーツアクションが好きなら楽しめるが、そこに映画的な質(内容)を求めると、アクション以外でのエンタメ感は微妙です。テーマも環境保護を訴えてる一方で、テロや銀行強盗を行ったりして、正当性がみられず共感しにくい。結局そこの矛盾で考えさせられるほど話がねられていない。)



同化したいなら

自我を捨て去れ

完全にだ


-?


責任は自分にしか持てない

-?


>>X-ミッション 【BLU-RAY DISC】


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ


JUGEMテーマ:アクション映画全般

映画「アウトロー(2012)」の感想(ネタバレ)

2017.12.14 Thursday 洋画 アクション/SF

■映画「アウトロー(2012)」の感想(ネタバレ)



■監督:クリストファー・マッカーリー
■出演者:トム・クルーズ/ロザムンド・パイク//ヴェルナー・ヘルツォーク/リチャード・ジェンキンス/デヴィッド・オイェロウォ/ジョー・シコラ/

WOWOWで放送していた映画「アウトロー(2012)」を鑑賞。

【映画「アウトロー(2012)」のあらすじ】

ピッツバーグ近郊の街で、川沿いを歩いていた5人の男女が対岸からライフル銃で無差別に射殺されるという事件が発生。捜査の結果、警察は元米軍のスナイパー、バーを逮捕する。取り調べで黙秘を続けていたバーだが、突然、“ジャック・リーチャーを呼べ”と書く。ジャックは元陸軍の秘密捜査官で、2年前に除隊して以来、忽然と姿を消した男。途方に暮れる地方検事ロディンらの前に、不意にジャックが現われ、彼は捜査に着手する。

WOWOWから引用

【映画「アウトロー(2012)」の感想(ネタバレ)】  


英国の作家L・チャイルドのベストセラー“ジャック・リーチャー”シリーズをのちに「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」も監督するクリストファー・マッカーリー監督がトムクルーズを主演に迎えて映画化したアクション。

続編の放送に合わせて、WOWOWでこのパート1(アウトロー(2012))が放送してたので見てみた。この作品は今から5年前のトムクルーズ主演の作品なのですでに見てるものと思っていたが、どうやらまだ見てなかった。

トムクルーズが珍しく正統派ではなく悪役ヒーロー的な位置の役柄(アウトロー)だったので、以前にそんな映画があって見た気がしていたが、マイケルマン監督の「コラテラル」と勘違いしていたようだ。※ちなみにコラテラルは悪役ヒーローではなくただの悪者だった気がする。

さて、内容の方だが、この「アウトロー」は、いい意味でトムクルーズ主演作の良作品(当たり)という感じで完成度はなかなか高い。

アクションにばかり偏りストーリーが弱くなっている最近のミッションインポッシブルシリーズよりも、こちらは、原作が良いのか物語がしっかりしていて面白い。アクションとサスペンスのバランスが良く、途中で緊張感がなくなることもない。常に謎を抱えていて先が気になる。

後半の年寄りの元軍人を交えた救出作戦も、粋な演出で好感度ある。

またハリウッド映画では、ある種タブー?である子供が巻き込まれて死ぬという悲劇(設定)を使っているが、その辺も含めた、謎を解決するための主人公らの動機付けの共感性の使い方も上手い。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:トムクルーズ主演の良作アクションサスペンス。ミッションインポッシブルシリーズのようなド派手なアクションはないが、映画としてはエンタメ感もあり十分楽しめます。)


タダほど怖いものはない

-?


>>アウトロー ブルーレイ+DVDセット(’12米)〈2枚組〉


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ


JUGEMテーマ:洋画

映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」の感想(ネタバレ)

2017.12.02 Saturday 洋画 アクション/SF

■映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」の感想(ネタバレ)



■監督:ポール・W・S・アンダーソン
■出演者:ミラ・ジョヴォヴィッチ/イアン・グレン/アリ・ラーター/ショーン・ロバーツ/ルビー・ローズ/オーエン・マッケン/ローラ/

WOWOWで放送していた映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」を鑑賞。

【映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」のあらすじ】

がれきの中で目を覚ましたアリスの前に、アンブレラ社の人工知能レッドクイーンが現われ、あと48時間で現在生存しているすべての人類が死亡すると告げる。それを食い止めるには、T−ウイルスに感染した全生物を抹殺する抗ウイルス剤を散布するほかない、と。だが、その薬はラクーンシティの地下にあるアンブレラ社の中枢施設“ハイブ”にあった。人類滅亡へのタイムリミットが迫る中、アリスは罠かもしれない死闘に身を投じる。

WOWOWから引用

【映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」の感想(ネタバレ)】  


ミラ・ジョヴォヴィッチが主演したカプコンの大ヒットホラーゲーム映画化の第6弾で完結編。

映画版バイオハザードがファイナルを迎えたようなので一応見てみた。

すでにバイオハザードシリーズも現在までにこの作品も入れて計6作品が作られ、2002年公開されたデビュー作から、数えてもう14〜5年も経つ。

前作の「バイオハザードV リトリビューション」ですら2012年公開だったようで、そこからでももう5年も経ってしまい、ほぼ内容は覚えていない。ちなみに前作の5が歌手の中島美嘉が出演していたようだ。

そして、その前の「バイオハザードIV アフターライフ」は、海外ドラマ「プリズンブレイク」で人気俳優となったウェントワース・ミラーが脇役で出演していた。この4は、2010年公開なので7年前だ。もう自分の中で4と5は何がなんやらごっちゃになっている。

ちなみに内容は、過去作シリーズ通してもうほとんど覚えていないといっていいほど印象に残ってない。

さて、このファイナルだが、風の噂で、モデル(タレント?)のローラがハリウッド初進出として出演していたことだけは知っていて、どんな役なんだと期待してみたが、出てたのかで出ていないのかよくわからないほどのちょい役。

前作の中島美嘉の時は、敵役(ゾンビ役)として主役のミラジョボビッチとの絡みがあったが、ローラに限っては、ある生き残り集団の中にいた一人というポジションで、セリフも一言二言で、結局死んでしまい、いてもいなくてもいいようような役。中島美嘉の感じを少し期待していただけに、なんだこれといった印象。

ちなみにローラは、外見は日本人というより、欧米人寄りの顔なので、ミラジョボビッチやその他の欧米俳優と並んでみても、全く見劣りはしないのだが、その分、日本で活動してるときの浮き出てくる本来の良さは死んでしまって、完全に欧米俳優の一人のような感じに見えてしまう。

ローラが出てると事前に知らなければ、出てたっけ?という感じで話題にもならずに流れそうだ。

話題にならないと言う部分では、このファイナルは、内容(出来)も大分ひどくて、個人的にバイオの過去作含めて、最低の出来だと思う。

とりあえずアクションに力が入ってるのはわかるが、CG多様のためリアル感が乏しい。また映像も暗く、画質の色味が薄い感じで、奥行き感が感じられない。アニメみたいなものすごく平面的な映像。

また肝心な人間描写や心理描写も希薄で、感情移入がほとんどできない。一応、仲間とか出てくるが、何かの部品のような扱いで、途中で死んだところで、悲しくも無く全くどうでもいい感じで処理されている。

アリス(ミラジョボビッチ)さえ生きてれば、事足りるような自己中話。悪役のウェスカーもなんだそれという扱いだし。外見は似てるんだけど。

これなら映画にしなくてもミュ−ジックビデオで良いと思う。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:期待のローラはちょい役で、内容も商業映画丸出しの駄作になったバイオファイナル(完結編)。星はひとつで良い思ったが、ラストということで、おまけで★追加。バイオも最後だからという感じで見ようとするなら、これは見なくてもいいでしょう、もっと他の内容がある映画を見た方が良い。)


どうする?

-?


>>バイオハザード:ザ・ファイナル(初回生産限定版)(Blu−ray Disc)


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

JUGEMテーマ:アクション映画全般

WOWOWのおすすめ番組!    

Search

管理人の記憶に残るおすすめ作品

Links