映画「映画 みんな!エスパーだよ!」の感想(ネタバレ)
2019.10.04 Friday 邦画 コメディ/お笑い
■監督:園子温
■出演:染谷将太 池田エライザ 真野恵里菜 マキタスポーツ 深水元基 柾木玲弥 安田顕 今野杏南 星名美津紀 篠崎愛 清水あいり
【映画「映画 みんな!エスパーだよ!」のあらすじ】
愛知県東三河。平凡な高校2年生の嘉郎は東京から転校してきた美人の同級生、紗英に想いを寄せながらもんもんとする毎日を過ごしていたが、ある夜、宇宙から東三河に不思議な光が降り注ぎ、嘉郎は他人の心の声が聞こえるテレパシー能力を持つようになり、超能力研究の第一人者・浅見教授のもと、同じように超能力を得た、幼なじみの美由紀ら仲間と行動をともにするようになるが、謎の勢力が東三河を破滅させようとしていると知る。
※WOWOWから引用
【映画「映画 みんな!エスパーだよ!」の感想(ネタバレ)】
若杉公徳のコミックを「新宿スワン」「ヒミズ」などの園子温監督が映像化したドラマ「みんな!エスパーだよ!」の映画版。
かなり前に録画していたのを整理してたら見つけたので見てみた。
原作は、読んでないのでそちらとの比較はできないのだが、この映画を見た第一印象は、なんというかとにかくエロい。
池田エライザを始め、真野恵里菜、今野杏南、星名美津紀、篠崎愛、清水あいりなどグラビアアイドルも多数出演してるのだが(AV女優に頼らないところも良い)、他の動画や画像などで見る以上に、エロく、綺麗に撮れている。撮影機材に金が掛かっているのもあると思うが、よりエロくみせる演出などは、ホント神がかっている。
たぶん実物以上にそれぞれのエロさや魅力がより強調できていると思われる。
たとえば、真野恵里菜以外の面々は、実際ナイスバディでグラビアもやってるので、単純に肌の露出が増えればエロさが増すのはわかりやすいが、真野恵里菜に関しては、今まであんまり引っかかったこなかったが、この作品を見ると、普通の状態(制服姿)で相当可愛いことがわかる。
自撮りで上手く写真が撮れたときに”盛れた”という表現があるが、この作品は、そういった意味では、出演女優がかなり”盛れている”といえる。
エロい部分に関しては以上だが、こういう作品をストーリーとして描いて、さらに一応起承転結を考えて話をまとめる作業に入った時、脚本家なのか原作者なのか、どちらのアイデア(趣向)なのかはわからないが、書き手(監督?)の性癖みたいなのがところどころ垣間見えて、そこに気色の悪さを感じる(笑)
例えば、グラビア(女性)をエロく見せる演出(映像)という部分においては、大抵の男を満足させられるほどエロいストライクゾーンを決めてくるのに、こと精神的な部分においての演出や話の方向を見せると、なんだそれ?と思う部分が数多くある。
ラーララ?の歌、しかり、最後の母親と抱き合う演出だったり、妊娠中に出会っていて、赤ちゃん同士でコミュニケーションがあったりとか。
ここのエロとは別の部分でのアイデアというか、精神性がまるで理解できない。
個人的には、こういう映画(話)なら、最後は、超能力学園Zみたいな、学校のダンスパーティで超能力全開での半裸になるドタバタエロ喜劇の着地で十分だと思う。
訳のわからない変な精神的なまとめとか誰も求めてない(笑)
評価 ★★★★★ (エロ以外は星1つ)
(まとめ:女優陣のエロい魅力だけが異様に神がかってる、駄作ストーリー映画。しかし、男なら死ぬ前に見とくべき映画でもある。基本的に映画のセルDVDは、ほぼほぼ買うことはないが(WOWOWの録画で十分)、この作品のブルーレイだけは、ちょっと欲しい。特典のメイキング映像と未公開カット解禁! どエロい映像集が、ちょっと気になる(笑))
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