映画「青夏 きみに恋した30日」の感想(ネタバレ)

2019.09.02 Monday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「青夏 きみに恋した30日」の感想(ネタバレ)


■監督:古澤健
■出演:葵わかな 佐野勇斗 古畑星夏 岐洲匠 久間田琳加 水石亜飛夢 白川和子 橋本じゅん


【映画「青夏 きみに恋した30日」のあらすじ】

都会育ちの女子高校生・理緒は夏休み、大自然に囲まれた地方に住む祖母の家で弟の颯太と過ごすことになった。そこで彼女は、地元の高校生・吟蔵と出会う。少しぶっきらぼうだが優しさにあふれる彼に、理緒は一瞬にして恋心を抱く。だが、吟蔵には幼なじみで婚約者の万里香がいて、理緒は万里香の存在にやきもきさせられる。そして東京から理緒の友人たちが遊びに来るが、そのひとりの祐真がバーベキューの時、理緒に告白し……。

WOWOWから引用

【映画「青夏 きみに恋した30日」の感想(ネタバレ)】 

 

 

南波あつこの人気コミックを「今日、恋をはじめます」の古澤健監督が葵わかな、佐野勇斗共演で実写映画化した青春ラブストーリー。

 

恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

ヒロインは、マイネオのCMでお馴染みの葵わかな。または、NHKの朝ドラ「わろてんか」のヒロインでもあったようだが、朝ドラ見てないのでそっちはわからない。ヒーローの佐野勇斗に関しては、一応出演作を何本か見たことがあるが、あんまり覚えていない。

 

どちらも大手スターダストプロモーション所属ということで、作品を抜きにすると、俳優プロモーション映画作品といっても良いかもしれない。

 

内容も、純愛+過度な演出に頼らない落ち着いた描き方をしていて、自然と登場人物に共感しやすい作りになっていて、好感触。

 

三角関係こそ少しあるが、恋愛関係でドロドロすることなく、終始爽やか。

 

休日(夏休み中)にお互い学生服を来て学校(教室)に行ったりするシーンがあったが、純愛シーンとして、そこは、なかなか良かった。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:悪くないけど、めっちゃ良かったというほどではない非常に無難な純愛映画。よってこういう作品は書くことがあまりない。唯一振り返って印象に残ってるのは、古畑星夏の水着姿位…。葵わかな、佐野勇斗のファンなら多少魅力は出てるので、おすすめ。それと、田舎の風景は綺麗なので、そこは見所かもしれない。しかし、特に作品としては、これと言ってないので、それ以外は、スルーで良いかも。)

 

 

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映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)

2019.08.16 Friday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)


■監督:行定勲
■出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 市川実日子 瀬戸康史


【映画「ナラタージュ」のあらすじ】

大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問だった葉山から、後輩たちのために卒業公演に参加してほしいという連絡が来る。葉山は孤独だった泉に演劇部という居場所を与えてくれた恩人で、彼女は葉山に好意を抱いていた。卒業式の日から誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、演劇部の部室で彼と再会した日から彼への想いが募っていく。だが泉は葉山から離婚が成立していない妻の存在を知らされ……。

WOWOWから引用

【映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)】 

 

島本理生の同名小説を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が松本潤、有村架純共演で映画化した恋愛映画。

 

有村架純が出てたので見てみた。原作は未読なのでわかりません。

 

内容は、客観的には教師と生徒の恋愛+不倫という禁断愛の要素が入った、大人の恋愛作品なのだが、その盛り上がるテーマとは別に恋愛作品としては、どうもパっとしない。

 

繊細や詩的に描いているという表現はできなくもないが、根本的なところで、恋愛作品として、回りくどくて面白みに欠ける。っというかまず恋愛映画で140分は長い。

 

また登場人物の気持ちは手に取るように理解できるのに、感情移入して応援したくなるほどの人間的な魅力をどうも感じない。

 

そのため、ずっと、2時間強、周りを巻き込みつつ、二人でただグダグダやってる感じから出ない(笑)

 

ずっと気持ちに素直なヒロイン(有村架純)と、結婚してる体裁やひどい過去を引きずっていて、終始煮え切らない男(松本潤:葉山)、この二人のすれ違う?恋の隙間に束縛が強い坂口健太郎(小野)が加わってきて一時は、煮え切らない葉山のことを見限って小野と前に進み始めたヒロインだが、やっぱりお互い忘れきれず、小野と別れ、葉山と再会し気持ちが盛り上がるも、一夜限りの関係のみで、恋愛としては、実らなかったヒロインの恋。それがこの作品の大まかな話。

 

そして、結論としては、上手くいかず、記憶としてあまりよく思っていなかったはずの過去の恋だが、改めて現在振り返って見ると、それほど悪い恋じゃなかったかもと思えるようになった(彼は愛してくれていたことを知る)という話でもある。

 

ただ、これは、見たままのあらすじの話。そこの過程に面白みはない。

 

なぜこの作品が面白く無いのかについて、その原因は、まず、構成が悪いと思う。

 

時間軸をいじってシーンを印象的に見せたいというのは、映画でよく使われる手法だが、この作品も時間軸(回想を使って)をいじって、過去の情報を小出しにしている。ただそれがあまり効果的ではない。別に隠す必要の無い情報を隠したり、後付けにしたりしている。

 

高校生の時のいじめられていたシーンにしても。プールに落とされるいじめのシーンはあるけど、彼女とその同級生の日常的な人間関係(学校でのポジション)みたいなのが一切描かれて無いので、急に落とされるシーンが挿入されてビックリするだけで、それ以上の気持ちを共有できない。存在(見せ方)がヒロインと先生以外の視点がほぼ無い。

 

ただわかるのは、ヒロインが落とされたという事実に先生が怒ってたことだけ。クラスでこういう人間関係が日々あって、先生とは日常的にこんな関係だったとかそういう情報が一切無い。どんな気持ちでいたとか。

 

情報が小出しなのに、さらにその情報すらも少ない。=感情移入できない

 

個人的に、小出しにしないで、最初から時間軸どおり普通に描いて欲しい。

 

そして、特に高校生時代のヒロインと先生との出会いと日常的な関係はもっと細かい情報が必要でしょう。

 

この作品、普通に流れ通り、描いてくれるだけで十分だと思う。なぜか意味も無く記憶やシーンがぶつ切りにされている。

 

ちなみにこの作品がなぜ盛り上がらないのかは、禁断設定にも関わらず、先生(葉山)の妻や、教師と生徒という関係を邪魔するような障害(話)が物理的にほとんど表面化してこないので、その設定があんまり効果的でない。後で付き合うことになる小野が適度に邪魔(障害)になるが、自分から付き合うと言って付き合ったので、自業自得と言えば自業自得でもある。

 

また男の葉山だけが、過去を引きずっていて終始煮え切らない状態でいるのだが、ここの理由(描かれ方)に大して共感できない。ただグズってるように見える。

 

ヒロインのことを好きになるんだけど、いろいろあって手を出せないみたいな状態なんだけど(結婚してるから、普通と言えば普通なんだけど)、でも結局、最後には、盛り上がって彼女と一線は越えてる(ラブシーンがある)ので、結局何がしたいのかよくわからない。(ように見える) 

 

ただただVシネみたいに、肉体関係にただただ堕ちていくならそれはそれでそっちにすればいいと思うが、そういうわけでもなく、一応、純愛っぽさを残している。

 

きれいごとではないんだけど、きれいごとにしようとしてる感じすらある。逆にそれがすごい汚い人間に見える。

 

一線を越えたから妻と離婚するような、決意みたいなのもなく(妻とは関係がほとんど無いにも関わらず、罪悪感のため繋いでいる?)、しかし、その場の流れに任せて行動している。(ように見える)彼女(ヒロイン)が何も言わず去ったら(帰ったら)、一応後を追うくせに、そのまま放っておく(現在に恋愛が続いていないと言うことはそういうことだろう)。追う位なら電話しろよ。客観的に見ると、ヒロインはただの都合の良い女だっただけなんじゃないのか。勝手にポジティブに捉えてるけど。

 

特に髪を切らせるシーンなんかは、自分から状況を作りに行ってるともいえる。案の定ヒロインに火がついて、わかりやすく事に至るけど。(キスはする、その後はわからない) ここのシャワーを掛け合うに至るシーンは、見てて恥ずかしくなる位、予定調和というかベタベタな展開。分かりやす過ぎて、そういうコントみたいにみえる。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:有村架純のラブシーン(見せてはいない)があるけど、話はパッとせず面白くない恋愛映画。終盤で後輩(柚子)がいきなり自殺するのだが、その後輩が、出番が少なくて、ほぼ背景の一人位の印象しか記憶にない。その割に、知らない男に婦女暴行されて実は悩んでいたとか、重たい情報が急に出てきて、意外と作品として大事な要素を持っていたりする。結局、この作品は、その部分からも分かるけど、ニュアンスばかりに拘ったせいで、作品としてのバランスが悪くなった失敗作だと思います。)

 

 

 

「幸せであるように」って

 

意味だよ

 

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映画「センセイ君主」の感想(ネタバレ)

2019.07.18 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「センセイ君主」の感想(ネタバレ)


■監督:月川翔
■出演者:竹内涼真 浜辺美波 佐藤大樹 川栄李奈 矢本悠馬 新川優愛


【映画「センセイ君主」のあらすじ】

恋に恋する女子高校生の“さまるん”こと佐丸あゆはは、告白7連敗中。そんなある日、やけ食いした牛丼の代金が払えずに困っていたところをイケメン青年に救われる。その青年・由貴は、あゆはのクラスの新たな担任教師だった。これは運命の出会いだと思ったあゆはは由貴に猛烈なアタックをかけるが、由貴はそんなあゆはを相手にしようとしない。そして由貴はあゆはに、“自分を落とせるものなら落としてみろ”と挑発するが……。

WOWOWから引用

【映画「センセイ君主」の感想(ネタバレ)】 

 

 

幸田もも子の同名コミックを「黒崎くんの言いなりになんてならない」の月川翔監督が竹内涼真×浜辺美波出演で映画化した恋愛映画。

 

邦画の恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

この作品も最近よくある少女マンガ原作作品でよく見られる、男を王子的に実体以上に過度に持ち上げようとするキラキラ?演出がされている。

 

いわゆる少女マンガを日々嗜好する女子中高生向け(竹内涼真ファン向けと言った方が良い)の恋愛映画。

 

内容の方だが、ヒロインの性格が、心の声が全開でかなりコメディ寄りの世界観とキャラクターで作られている。

 

元気いっぱい、ハツラツ(天真爛漫とはちょっと違う)と言ってしまえば、聞こえはいいが、人物像が非常にマンガ的で、マンガとしては、そういうキャラクターなのは想像はつくし理解できるとしても、映画として一人の人物として見てしまうと人間味が感じにくい。

 

女子の友達同士の間でこういう性格(ノリ)はあっても良いと思うが、男の前でも、ずっとこんな感じのヤツはいないだろうと思う。

 

言ってしまうと、ヒロインのキャラクター(演出)が終始ふざけすぎのため、現実で生きているような実在感を感じにくく、彼女の恋愛(悩み)に対して、感情移入が出来ない。

 

自然とやりとりを見ていて、しんみりと気持が共感していくという落ち着いた感じで映画が作られていない。

 

映画全体として採用したコメディ寄りのコントチックな演出が、過度でシリアスな恋愛ドラマを邪魔している。

 

こういう演出は、浜辺美波の魅力を出す恋愛コントとして10分位見るならそれはそれでいいが、これで一時間半はさすがに辛い。そもそもこのコメディ演出で、映画(作品)として何を見せたいかも全体として俯瞰するとよくわからない。あきらかに必要過多で邪魔だ。

 

結局、早々に映画としての吸引力が無くなったので、途中から早送りで視聴した。

 

中盤以降にセンセイの幼馴染の女子ピアニストが出てきてからの、お決まりの三角関係になって多少傷つくという展開は、共感はしやすくなるが、だからといって、そこの展開(感情)だけを持って作品全体を評価するのはどうかと思う。

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:ヒロインのキャラクター演出がシリアスさを邪魔する騒がしいラブコメディ。北川景子がカメオ出演してたり、川栄がまたヒロインの友達役で出てたり、個人的な見どころはあるが、終始一貫して思うのは、全体的に登場人物の役柄(キャラクター)に魅力が無いこと。この作品を見終わっても満足感が何一つ得られない。エンディングが来て、やっと終わってくれたという位で。結局、途中から早送りで見たというのが、この作品の質を表してると思う。特に竹内涼真や浜辺美波のファンでもなければ、スルーで良いでしょう。)

 

 

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映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」の感想(ネタバレ)

2019.06.15 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」の感想(ネタバレ)


■監督:篠原哲雄
■出演者:黒島結菜 小瀧望 高杉真宙 川栄李奈 谷村美月 白石美帆 森崎博之


【映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」のあらすじ】

糸真は東京の女子高で仲間外れにされ、逃げるように父親のいる北海道に引っ越す。転校初日、彼女はクールで上から目線だが友人思いの弦、少し病弱だが笑顔のまぶしい和央、最初に声を掛けてくれた晴歌と出会う。女子の間で“弦と和央はみんなのもの”というルールがあるにもかかわらず、糸真は2人と親しくなってしまう。そのことを快く思わない晴歌は糸真を仲間外れにしようとする。だが、糸真の真っすぐな気持ちが状況を変える。

WOWOWから引用

【映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」の感想(ネタバレ)】 

 

 

いくえみ綾の同名コミックを黒島結菜とジャニーズWESTの小瀧望で映画化した学園ラブストーリー。

 

恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

この作品、少女マンガが原作ということなのだが、よくある、本命とは別のドSなイケメン男にぐいぐい迫られるようなことはなく、ヒロインが恋愛的に終始脇役っぽい位置にいる。イケメン男が二人でてくるが、友達にこそなっても、どちらからもアプローチされることがない。※こんなパターンもあるようだ。

 

ジャニーズの小瀧望演じる弦のキャラが神経質過ぎて、大分イタイ男に見えたり、オープニングロールのセンスが非常にダサかったり等あるのだが、物語自体は、ヒロインが仲間外れにされたり(いじめを受けたり)、恋愛面で孤独になることもあって、自然と感情移入はしやすい。

 

また、メインの黒島結菜とは別に糸真(黒島結菜)のクラスメートで友達役の川栄李奈演じる国重晴歌の恋愛(失恋)も意外と悲しく、そちらも共感出来る。個人的には、むしろこちらの晴歌の恋愛の方がこの映画の中で印象に残っている。

 

特に体育館での川栄演じる晴歌の失恋シーンは、何回か見返したくなるほど切ない。(※4〜5回は見た)

 

体育館で弦が一人でバスケをしてるところに晴歌がやってきて、落ちてたボールを手にとって一緒にバスケをしようとするが、弦はなぜか晴歌が来ると急にやめて一人ベンチに座ってしまう。それを見て晴歌もボールを置いて、弦の隣に並んで座る。

 

しばらく無言でベンチに座る二人。弦が急に晴歌の方に正座で向き合うと、突然別れ話を切り出す。晴歌は、少し会話した後、納得し、握手をしてから、「じゃあね」と言って体育館から出て行く。

 

このシーンは、名シーンと言ってもいいほど素晴らしい。

 

特にここでの川栄の演技が絶妙で、胸に突き刺さる。

 

晴歌が弦を体育館で見つけたとき、まさかこの後、別れるなんて微塵も思っていなかっただろうに、そんな別れの準備もなくただ会いたくて来たのに、その好奇心のせいで、急に恋愛が終わりを迎える。

 

もし、この時、晴歌が体育館に来なければ、ここで急に別れを切り出されることにはならなかっただろうにと、そう思うと、青春の残酷すぎる辛い一面を見た気がした。

 

たぶんだが、話があるから体育館に来いと事前に呼ばれて来た訳ではなかっただけに、余計に切ない。

 

仮に呼び出されてたら、まず先に、”話って何?”っという会話が先に出ると思うが、そういうことはないのでたまたま体育館に晴歌が遊びに来たのが濃厚だろう。また、もし、事前に呼ばれてたら、晴歌は一連の流れから別れ話だとすぐに悟り、会いに来ない可能性もある。そんなヤツだ。

 

全然メインと関係ない脇役の恋愛だが、そっちの方がシーンが良くて、感情移入してしまう。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:主役の恋愛より脇役の恋愛の方がなぜか印象に残る恋愛映画。巷では、元AKBの川栄の演技が上手い等話が出たりしてるが、イマイチそこまで上手いという印象を持ってなかったが、この映画を見ると、たしかにそうかもしれないと思った。個人的に本田翼より上手いような気がする。ま〜でも俳優の演技は、監督や演出の力で、上手く見えたり下手に見えたりするので、一概に言えないが、この映画、またこのシーンに限って言えば、めちゃくちゃ上手く嵌ってるといえる。そういった意味では、この作品は、川栄のおすすめ映画でもある。脇役だけど。少し話は変わるが、ヒロインに当てつけに紹介された第三の男(金やんという呼び名)がいるのだが、彼のキャスティングも絶妙。いい感じにオーラがないイケメンを揃えている(笑)一目見ただけで、彼との恋愛は絶対無いなとわかるほどの残念さ。決して不細工ではないんだけど、とにかくオーラ(華)が無い。それとこの映画のロケ地が北海道らしいが、街中のシーンで、龍が如く5を思い出した。実際の街並みをゲーム内で再現してるようだが本当にそう見えた。)

 

 

 

じゃあね

 

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映画「リベンジgirl」の感想(ネタバレ)

2019.06.03 Monday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「リベンジgirl」の感想(ネタバレ)


■監督:三木康一郎
■出演者:桐谷美玲 鈴木伸之 清原翔 馬場ふみか 竹内愛紗 佐津川愛美 大和田伸也 斉藤由貴


【映画「リベンジgirl」のあらすじ】

東大を首席で卒業、ミスキャンパスグランプリに選ばれるなど、完璧な容姿と頭脳を持つ美輝は、政治家の御曹司・裕雅と出会って恋に落ちるが、裕雅に他に何人もの女性がいることを知って彼と別れる。このままでは腹の虫が収まらない美輝は裕雅にリベンジするべく、総理大臣になるという目標を持って国会議員になろうと行動を開始。あるきっかけで美輝の秘書となった門脇は彼女に厳しく接し、美輝はそんな彼の実直さに惹かれていく。

WOWOWから引用

【映画「リベンジgirl」の感想(ネタバレ)】 

 

 

清智英&吉田恵梨香の小説を「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の三木康一郎監督が桐谷美玲を主演に迎えて映画化したラブストーリー。

 

桐谷美玲が主演してたので見てみた。

 

内容は、政治家の御曹司に二股(10股以上?)を掛けられてしまった才色兼備だが性格だけ悪い女性が、男への復讐を誓って総理大臣を目指すという話。

 

性格が悪いという女性が主人公ということで、序盤は、見ていて不快感しかなく感情移入が全くできないのだが、政治家の息子と出会って、二股を掛けられ捨てられてからは、その男が彼女以上の性格の悪さで、男へのリベンジを誓うとようやく共感を取り戻す。

 

そこからは、持ち前の才色兼備さを武器に出馬へ向け、優秀な秘書とともに二人三脚で努力を始める。

 

ストーリーは、かなりくだらない話ではあるのだが、意外と見れてしまうのは、リベンジという目的(テーマ)がはっきりしているからだと思う。わかりやすい悪役がいるので、引き込まれやすく、感情の掴み方は上手い。

 

ただ、総理大臣を目指す、選挙という活動部分に限っていえば、ホントにこれちゃんとした大人が作ってるのか?と疑いたくなるほど選挙の描写が適当過ぎてひどい。

 

そもそも政策を一切語らずに選挙に出てるという部分でかなり設定が雑というか見識が無い。もしかしたら政策を語ることでイデオロギーが出て、それによって映画を作る際に各方面に影響が出るから、そこに配慮してるのかもしれないが、選挙をただの人気投票としか見ていない部分で、映画としても、日本の政治に関する大衆レベルは、この程度なのかとあきれてしまう。

 

何か選挙に対して言いたいことがあって、この選挙設定を使ってるのかと思いきや、ただのラブスト−リーの部品程度にしか考えてなくて、見ていて腹が立ってくるし、残念だ。

 

もちろんそんなマジをこの手の恋愛映画に求める必要はないのはわかりきってはいるが、この映画では、一応東大経済学部を主席で卒業してるという設定が主人公(桐谷美玲)にはある。

 

実際のところ各方面からネットではバカにされている世間的には頭が良いとされている東大卒ではあるが、その経済学部をトップで卒業してる彼女が(本来なら法学部を卒業してる設定に欲しかったけど)、選挙活動になった途端、素人に毛が生えた程度の考えしか持ち合わせていない(言わない)のは、設定として非常におかしい。

 

なんというかせっかくの知性の部分の才能をまるで発揮(描写)できていない。

 

宝石美輝なのに、知性の宝の持ち腐れ感が半端ない。雑学レベルの知識しか披露して無いし。ほとんど外見のみしか良さが出てない。

 

個人的にこの映画は、東大を主席で卒業できる知能レベル、ある種知識の天才が、その知性を使って、慣れない選挙というものも、持ち前の知性で臨機応変に平らげてしまうという部分が見どころのはずである。※経済学部を卒業しても実際の政治や特に経済のことはわからないとかそういう皮肉はいらない。

 

その才能は、選挙活動においても、大衆の求めるものを見極めそれに応じて、東大卒らしい俯瞰で見た大人な提案が出来るものと信じていたが、実際の選挙の演説は、見ていてこっちが恥ずかしくなるほど、感情的で稚拙な内容。あんなにエキストラを集めてあの内容は、地獄だ。※東大卒設定はどこ行った?

 

あえて大衆のレベルに合わせた内容(演説)を選んだという答えもあるかもしれないが、それはそれで大衆をバカにし過ぎている。そこまでレベルは低くないだろう。

 

ま〜実際ほとんどの政治に興味の無い大衆はマスコミに洗脳されていてアホにさせられてしまってるけど。でもそういうことを描くための映画なのか。

 

そんな洗脳から目を覚まさせる内容を各所に入れ込むのが本来の作り手の役目ではないのか。

 

ここには非常にがっかりです。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ、ストーリーだけなら★3)

 

(まとめ:結局、ヒロインと真面目に見えたサポートの秘書(門脇)共々アホだった自己中恋愛映画。選挙活動中に有権者の目の前で告白&キスとか、もうありえません。なんなのこのアメリカチックな恋愛観。誰の映画。そしてその行動に有権者が祝福の拍手とかも普通に無いです。制作人の頭を疑いたくなります。この映画の撮影が終わった時に監督の「はいカット!、はいOKで〜す!」って言ってたら、ホントにそれはOKなのか?と問い詰めたくなります(笑) こんなんで良いのか?、こんなんでお金を頂いてよろしいのでしょうか。そもそも脚本を読んだ時にヒロインがバカ過ぎやしないか?とか、なんとかいろいろ疑問が沸いてくると思う。有権者もバカにしてるし、この映画を見てる人もバカにしている。途中まで良かっただけに非常に残念です。もし、桐谷美玲と街で出会うことがあったら、”「リベンジgirl」は大変だったね”と労いの言葉を掛けてあげたい。)

 

 

 

勘違いするな

 

ポイントが貯まってるだけだ

 

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失敗にはすべて

 

意味がある

 

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映画「虹色デイズ」の感想(ネタバレ)

2019.05.31 Friday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「虹色デイズ」の感想(ネタバレ)


■監督:飯塚健
■出演者:佐野玲於 中川大志 高杉真宙 横浜流星 吉川愛 恒松祐里 堀田真由 山田裕貴 滝藤賢一


【映画「虹色デイズ」のあらすじ】

なっちゃん、まっつん、つよぽん、恵ちゃんは、趣味も性格も違うが、いつも一緒にいる仲の良い高校2年生。ある日、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈に片想いをする。まっつんたちはラインも交換できないなっちゃんを冷やかしながらも応援する。まっつんは杏奈の親友で男性嫌いのまりに惹かれ、つよぽんは恋人のゆきりんと離れての進学に悩む。そして、恵ちゃんは仲が進展しないなっちゃんから杏奈を奪うと挑発する。

WOWOWから引用

【映画「虹色デイズ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

水野美波の同名コミックを「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」の飯塚健監督がGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於や「きょうのキラ君」の中川大志らを迎えて映画化した青春映画。

 

邦画の青春映画を見つけたので見てみた。一応原作からの映画化らしいけど、原作は読んでないのでそちらとの比較はわかりません。

 

とりあえず、作品を見た第一印象は、”めっちゃ青春してるね〜”という感じで、性格がひねくれた人間が見てると、このストレートな青春描写は見てて、大分恥ずかしくなってくる。

 

よく青春というと、誰の基準で作られたのかわからないが、ドラマや映画では、こんな雰囲気が青春時代の理想(汗水たらしてがむしゃらにが)のように語られたり、描写されたりするのがある種、定番になっているが、本当に実際も自分たちの青春がこんな風だったのかは、個々それぞれの感覚で、まるでここに該当しない人も実際は多いだろうと思う。

 

そういう意味では、青春とはこういうもので、という誰かが唱えた理想(シーン)を知らず知らずに押し付けられて、それに次第に影響され(洗脳されて)、そういう理想を欲するよう、思い込まされ、追い求めさせられているのかもしれない。

 

そもそも青春の良さというのが、一般的に男女の恋愛を中心に回っていくというのも、人間の欲望で考えれば、その通りではある反面、だからと言って、こういう感じが青春の理想(形)?なのかというと、どうも疑問が出てくる。

 

原作は、水野美波という、たぶん女性が書いた男子高校生像なので、女子としては、こういう男子の感じがあるところで理想の関係(状態)なのかと思われる。これをもし男が真面目にこういう青春を理想として書いてたら、さすがにちょっと気持ち悪い。

 

なんていうか、男の感覚って、どこか理想を求めると、少し自分の中の不良っぽさ(尖った部分)を出したい感じがあるんだけど、この作品には、そういった男の不良っぽさがない。

 

それと男目線でこの映画を見て思うのは、まず、この映画の登場人物は、クラス(学校)のイケメンが揃う、イケてるグループのイケてる生徒たちの話であるのだが、見ていてあんまり面白みが無いなということ。

 

みんなイケてるグループになりたいのが理想ではあるのだが、いざ理想のグループの出来事(話)を見たところで、あんまり羨ましさが無い。

 

電話帳が埋まるほどモテてるわけだから、本来なら恋愛部分において、男女のおいしい部分を味わってるはずなのだが、そこの描写がほとんど意図的に隠されて、どこまでも純愛に特化してしまったために、一番のおいしいところがファンタジーな世界観になり果ててしまった。

 

奥手のなっちゃんの恋愛は、あれで良いと思うけど、他の仲間の恋愛はもっと、ずっと先を進んでるはずなのだが、そういう性的描写が一切ないのでは、モテてるのかモテてないのかすらよくわからない。

 

結局、イケてるグループにいるのに、モテないグループと変わらないような恋愛世界しか表に見せていないので、それなら別にモテてなくても変わんなくねという感じすらある(笑)

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:イケメン俳優キャストを集めてることからもわかるが、男目線っぽい実は女性受け狙いの青春映画。結局、男が見るとなんか違和感があるのは、そういうことなんだと思う。最後のプラネタリウムでの告白シーンも、なぜかセリフ調で、そんなこと普通は言わないだろうの連発だし。シーンを作るための共同作業感を感じてしまう。そして、この映画を見て思うのは、イケてるグループって、恋愛部分は満たされていると思うが(描かれて無いけど)、人間的にあんまり面白くないなと感じてしまう。大抵の男は、女にモテたいために努力というか無駄な作業をしようとするのに、イケメンは、その作業をほとんどしない分、意外と人生においてやることが無いと思う。そんな気がした。)

 

 

 

言ったら俺だって怖いよ

 

基本 負け戦だし

 

けど引き下がるわけいかねえじゃん

 

ほれちゃったんもんは

 

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映画「恋は雨上がりのように」の感想(ネタバレ)

2019.05.21 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「恋は雨上がりのように」の感想(ネタバレ)


■監督:永井聡
■出演者:小松菜奈 大泉洋 清野菜名 磯村勇斗 葉山奨之 松本穂香 戸次重幸


【映画「恋は雨上がりのように」のあらすじ】

高校2年生の少女あきらはアキレス腱断裂によって陸上選手としての夢を絶たれ、悲嘆に暮れていた。雨の日、病院帰りに雨宿りで立ち寄ったファミレスで店長・近藤の優しさに触れたあきらは、自宅からかなり遠いその店でアルバイトを始める。あきらの近藤への想いは次第に募り、ある日、あきらはついに気持ちを打ち明ける。だが、17歳のクールな少女が本気で自分に恋をするはずがないと、近藤は彼女の想いを受け止められず……。

WOWOWから引用

【映画「恋は雨上がりのように」の感想(ネタバレ)】 

 

 

眉月じゅんの同名漫画を小松菜奈、大泉洋で実写映画化した青春ラブストーリー。

 

小松菜奈が主演のラブストーリーを見つけたので見てみた。

 

内容は、女子高生が40過ぎのバツイチのバイト先のファミレスの店長を好きになるという話。

 

意外とありそうでなかった、年の差恋愛の新たなパターン。

 

年の差恋愛といえば、教師と生徒の恋はある種、そっち方向では王道設定だが、こちらはバイト先の店長という変化球。

 

そのバイト先のおじさん店長を大泉洋が演じる。

 

原作マンガは読んでないので、そちらとの比較はわからないが、この映画のみでの評価は、かなり良い。

 

カメラワークが良いというか、とにかく世界観の見せ方が非常に上手い。導入のドローンを使った空撮しかり、バイト先、ファミレス内や休憩室の撮り方等、かなり工夫がわかる。

 

シーンを見せるときに、いちいちセリフでわからせるのではなく、状況だけ見せて主人公が生きてる世界観、人間関係、心情などがよくわかるようになっている。

 

個人的には、雨の日の休憩室で、バイトが終わった小松菜奈(あきら)が好きな店長の大泉洋と別れ、そこに同じくバイトしているクラスの男子が一緒に帰ろうと好きなあきらを誘い、ファミレスの駐車場でぐだぐだ会話してるのを、休憩室の窓から店長がパートのおばさん(濱田マリ)に青春だねと言って眺めてるシーンがあるが、ここのシーンは、ホントに上手いと思う。

 

登場人物の4人の世界観が全部わかるというか、これを別々に区切って撮っていたら、関係性がわかりにくいが、店長とパートのおばさんの背中越しから俯瞰で全体も撮影してるので、それぞれの思いがよくわかる。しかも1カットで全部撮ってるような感覚でそこのシーンを見せている。※実際は1カットじゃなかったと思うけど。

 

ここのシーンだけで、女子高生(あきら)と店長の10代と40代の人間関係(恋)に始まり。女子高性(あきら)と男子高生の人間関係(恋)、それを見る店長とパートの中年世代の関係とさらにそれら全体(作品)を見ている視聴者の感覚と、見た目以上に様々な情報が入っている。

 

このシーンを見たときに、この映画は、よく出来てる(はず)と思ったが、全体としても、登場人物の心情に寄り添った感じで、非常に好感度が高い。最近は、下手に少女マンガ的(アイドル映画)なキラキラ演出にする傾向があるが、人間ドラマとしてただ、ありのまま、等身大とし描いているのが良い。

 

さすがに女子高生とおじさん店長の恋が成就するのは、倫理的に怪しいので、そこにはブレーキが掛かるが、物語としては、十分これで良いと思う。むしろこの先も見たいと思わせる。高校卒業した後、付き合うとかも全然ありだしそっちも見たい。

 

ちなみに、ところどころ、現実世界の情報が使われていて、そこにディスりがあるが、寄生獣の映画(人を食べるシーン)を天丼で使ってるのは、なかなか面白い。寄生獣はデートで見るような映画なのか(笑)

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:小松菜奈の良さがじわじわと出てくる良作青春ラブストーリー。小松菜奈出演の映画は、これまで5作品位見てると思うが、もしかしたら地味に一番良さが出てるのはこの作品かもしれない。小松菜奈は、元々キャピキャピしたキャラクターではないと思うので、あきらかに少女マンガ的?なキラキラ、ノリノリした女性を演じさせるよりかは、こういった不機嫌で心に闇を抱えたような役の方が合ってるように思う。ちなみにどちらかといえば、清純系で決してナイスバディではないが、ショートパンツで太もも出してベッドで寝てるシーンなどで、妙なエロさがある。)

 

 

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映画「今夜、ロマンス劇場で」の感想(ネタバレ)

2019.04.27 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「今夜、ロマンス劇場で」の感想(ネタバレ)


■監督:武内英樹
■出演者:綾瀬はるか 坂口健太郎 本田翼 北村一輝 中尾明慶 石橋杏奈 柄本明 加藤剛


【映画「今夜、ロマンス劇場で」のあらすじ】

撮影所で働きながら監督になる日を夢見る青年・健司。そんな彼は、なじみの映画館“ロマンス劇場”の映写室に眠っていた古いモノクロ映画のお姫様・美雪に心を奪われていた。だが、ある日館主がそのフィルムに買い手が付いたと告げる。落胆する健司が最後にもう一度と上映を始めた矢先、なんと映画の中から美雪が飛び出してきた。劇中と同じモノクロの彼女に驚きながらも、成り行き上健司は彼女と奇妙な同居生活を送ることに……。

WOWOWから引用

【映画「今夜、ロマンス劇場で」の感想(ネタバレ)】 

 

 

綾瀬はるかと坂口健太郎が出演したラブファンタジー。

 

綾瀬はるかと本田翼が出てたので見てみた。

 

内容は、映画の世界のヒロインがやってきてという、どこかシュワちゃんのラストアクションヒーローの雰囲気を感じる作品。アクション映画ではないけど。

 

物語的には、かなりベタな話。また恋愛作品として捉えると、少女マンガ的な男女の触れ合いや恋愛感情変化を煽る演出は少ない。その辺は昭和的な恋愛観。

 

ただ、製作者の作品に対する強い思い(映画が本当に好きなんだろうな)が非常に伝わってきて、昭和のセット(雰囲気)に拘る背景や、音楽の質の良さもあって、作品の世界観に自然と感動させられる。ところどころお涙頂戴のしつこさはあるものの、作品としての完成度は素晴らしい。

 

特に綾瀬はるかに看取られる、実際にこの作品が遺作となったという加藤剛の亡くなるシーンは、親父殺しの脚本だなと思う。映像としては、じじいなのであまり見た目は宜しくないが、もし自分がと置き換えて想像すると、じじいの願望としては、自分が死ぬときに綾瀬はるか(孫くらいの若い女性)に看取られて死ぬというのはある種のひとつの男の理想かもしれないと思う。

 

個人的には、看取られたい願望ってのは、煩悩にいつまでも支配されてる状態なのであまり死ぬ間際の状態としては、良い状態とは思えないけど。それに実際、綾瀬はるかに本当に看取られてたら、逆に死にきれないだろうと思う。まーこの部分は作品と関係ない部分だけど。

 

この辺は、脚本家個人の死に際看取られフェチ願望がかなり入っている感じがします。ここの看取られシーンは、ゴリゴリのお涙頂戴が露骨過ぎて、ちょっと見てて嫌ですね。外の木の葉っぱが落ちる位のシーンで十分です。

 

個人的には、ラブストーリーよりも、北村一輝の売れっ子人気役者の役どころがかなりツボで、ごっつえぇ感じのあげだまのコントを思い出しました。歌舞伎のメイクと衣装のまま自分で車を運転して帰るシーンは、なかなかシュールで好きです。そんな訳ないだろう!とツッコミたくなります。

 

ちなみにもうひとつの目当ての本田翼だが、3番手に名前を連ねていたので結構期待していたが、役どころは好印象ではあるけど、思ったほど出番がない。っというか少ないですね。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:なんだか知らないけど感動しちゃう昭和ラブファンタジー。単純に恋愛作品(物語)として面白いかというと微妙な感じはするけど(なんでお互い触れちゃイケないという後付け設定も急だなと思うし)、作品としての仕上がりは丁寧に作られていて好感度は高い。ただ、一番の疑問は、綾瀬はるかの”おてんばな姫役”をなぜそれほど好きになるのかという坂口健太郎側のマニアックな恋愛感情がイマイチわからない。普通に考えれば、おしとやかで金持ちの娘の本田翼の方が好きになりやすいと思うけど。別に悪い子じゃないし。あの良い子設定なのに報われてなさが逆に悲しい。これは配役の性格設定ミスですね。本田翼が悪いヤツで間を邪魔して、それでも二人がどうにか一緒になるという風にした方が、恋愛作品としはわかりやすく盛り上がったと思う。最後も結局死んじゃうから悲しいという感動ですし。)

 

 

 

 

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映画「ピーチガール」の感想(ネタバレ)

2019.04.23 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ピーチガール」の感想(ネタバレ)


■監督:神徳幸治
■出演者:山本美月 伊野尾慧 新田真剣佑 永野芽郁 本仮屋ユイカ 水上剣星 升毅 菊池桃子


【映画「ピーチガール」のあらすじ】

ももは日焼けした肌に色が抜けた赤い髪という派手な見た目のせいで、周囲から遊んでいそうと誤解されるが、実は心がピュアな女子高生。真面目で硬派な爽やか男の一矢に中学時代から片想いをしているが、ある日、学校でいちばんのモテ男、浬にある勘違いから一方的にキスをされ、その動画がSNSに投稿されたことから大騒ぎになる。小悪魔的な性格のクラスメート沙絵は、ももが幸せになるのを邪魔しようと罠を仕掛けてくる。

WOWOWから引用

【映画「ピーチガール」の感想(ネタバレ)】 

 

 

上田美和の同名コミックを山本美月主演で映画化したラブコメディ。

 

今が旬の山本美月が出演する恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

内容は、学校で人気のある二人の男から結果的に好かれる女子高生の話。

 

この作品も少女マンガ原作のようだが、もろ少女マンガだな〜という感じの恋愛観。

 

二人のイケメンから言い寄られる女子(その二人の間で悩む)というお決まり?の設定なのだが、これがまるでついていけない。

 

押しに弱いというか、信念が無いというか、良いように二人の男を渡り歩いているように見えて、主人公のヒロインに対する共感が難しい。

 

最初は、一途に思っていた幼馴染の一矢に付き合いの末、フラれて傷心すると、間髪おかずに積極的なカイリと付き合う。またカイリに女性の影が見えると勝手に嫉妬して、戻ってきた一矢の方に戻りそうになる。

 

こっちへふらふらあっちへふらふら。

 

女子としては、イケメン二人に振り回されてる私って、幸せ?という感じで楽しめるんだろうけど、個人的には、もう少し道徳心が欲しい。さすがにその二人の間で揺れる状況自体は良いのかも知れないが、客観的に見たときにヒロインを人としてあんまり尊敬ができない。

 

結局、突き詰めると、奔放な女みたいな感じに見えるし。これはマイナスだと思う。

 

それともう少し一緒になるまでの障壁というか我慢が欲しい。

 

特に苦労する訳でもなく、あっちへこっちへ付き合っていて、何がしたいのかよくわからない。

 

中盤のあたり、傷心の末、カイリと付き合うことになった時点で、物語としては、好き同士のカップル誕生で十分そこで話は終わっている。その後の話は、余談で別に無くても良い。

 

唯一、オチがこういう恋愛映画では珍しく初恋の男(一矢)ではない、学校一?のモテ男の第二の男タイプのカイリの方を選ぶという選択だけは、恋愛映画としては、ちょっと意外で新鮮だった。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2.8)

 

(まとめ:初恋の男(一矢)の魅力が途中寝かせすぎで、影が薄くなってる恋愛映画。ヒロインのためを思ってあえて別れるというイケメンな決断をしていたのに、その理由がなぜか後回しにされたため、理由もなくいきなり別れたダメ男の印象を払拭できず、いざ最後の方で出てきて理由があきらかになっても、どうも恋のライバルの位置まで戻れていない。もう少し、彼のその状況(彼目線)を伝えといてくれないと存在を忘れちゃう。これは、編集が悪いのかな。その結果やっぱり脇役キャラになっちゃった。)

 

 

 

 

桃の花の花言葉

 

私はあなたのとりこです

 

-?

 

 

 

ももちゃんを返せ

 

-?

 

 

自分を幸せにしてくれる人を選ぶより

 

自分が幸せにしたいって思う人を選ぶこと

 

-?

 

 

 

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映画「ヒロイン失格」の感想(ネタバレ)

2018.09.02 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ヒロイン失格」の感想(ネタバレ)


■監督:英勉
■出演者:桐谷美玲 山崎賢人 坂口健太郎 福田彩乃 我妻三輪子 高橋メアリージュン 濱田マリ 竹内力


【映画「ヒロイン失格」のあらすじ】

同じ高校に通うはとりと利太は幼なじみ。小学生時代、はとりは、いじめられている利太を救ったことから、自分が利太にとってのヒロインだと信じ込み、友人の杏子からさっさと告白しろとせっつかれる。ある日、学食で地味な女生徒、未帆が不良生徒に絡まれているところを利太が助け、あっという間に未帆と利太はいい雰囲気に。はとりは利太を取り戻す作戦を実行するが大失敗。そんな彼女に学校一のモテ男子、廣祐が声を掛けて……。

WOWOWから引用

【映画「ヒロイン失格」の感想(ネタバレ)】 

 

 

幸田もも子の人気コミックを「高校デビュー」の英勉監督が桐谷美玲×山崎賢人共演で実写映画化したラブストーリー。

 

桐谷美玲が主演してたので見てみた。

 

こちらも原作は少女マンガということで、ジャンル的には、最近よくある男性像を過度に持ち上げたキラキラ演出が施された恋愛映画のひとつです。

 

ただ、ヒロインが直接、視聴者に問いかけるようなスタイル(カメラ目線や語りかけ?がある)が結構使われていたり、いわゆる正統派の映画というよりは、全体的にかなりコントチックな作風(演出)。

 

内容は、ヒロイン失格というタイトルからもわかるが、ヒロインにあえて王道ヒロイン要素をつけずに恋愛をさせてみたら…という恋愛作品としては結構挑戦的(変化球)な作品ではある。というか脚本家(原作者)が王道恋愛作品のお決まり設定を踏み台にして遊んでいるともいえる。

 

ちなみに、切り口として斬新ではあるが、ヒロインにヒロイン要素(脇役に取られる)がないので、ヒロインを一人のキャラクターとしてみると共感する部分があまりない。だって途中まで脇役設定になってるからしょうがないけど。

 

特に序盤は、ほとんど女優の桐谷美玲自身が持っている見た目の好感度でなんとか見れているような感じだ。というか大半がそうだけど。

 

またヒロインにヒロイン設定がつかないということを軸にコメディにしているが、そこの大事な?お笑い的な面白さは、積極的にコメディに振っている割りには、お笑いとしてみると笑ってしまうようなレベルではない。1箇所面白いところはあったけど。

 

それと、コメディに振った際に生じる、ヒロインが自分の存在を客観的に捉えすぎているため(脚本家目線の考えをしているため)、キャラクター自身にその場のリアル(真剣さ)さが出てない。これは登場人物全員に言えることだけど、彼らの抱えてる悩みがあんまり悩みに思えない。

 

状況としては、それぞれ一時的に悲しい状態にはなったりするけど、キャラクターに対する感情移入が弱いので、ぐっと心を掴まれるほど深く入っていけない。

 

そもそも、桐谷美玲演じる”はとり”は、幼馴染の本命の利太にフラれ傷心したのち、学校一のモテ男子の廣祐からのアプローチですぐに付き合い出してしまい(理由はどうあれ)、本当にこの映画のヒロインは失格だなと思う。ヒロインがこんな尻軽状態(設定)なので、この恋愛映画は一体誰に共感すればいいんだろうか…。

 

個人的には、この作品を見るなら、同じ山崎賢人が出演している「オオカミ少女と黒王子」の方をおすすめします。ヒロインの存在感(リアルさ)は、この桐谷美玲より二階堂ふみの方がある。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:いろんな意味で本当にヒロインがヒロイン失格だと思う恋愛映画。むしろヒロインが実は尻軽というコメディならそれはさそれで描き方によっては面白さもあるのかもしれない。結局、幼馴染の利太だけは、一応王道のヒーロー設定(メインの彼氏役として相応しい)は保ってたように思う(最後まで安達に付き合う姿勢は共感がある)。ちなみにこの作品、内容は無いが、かき混ぜ役の学校一のモテ男子:廣祐のセリフというか、やってることや考えは、意外と王道恋愛作品の設定(この映画で言うところのメインカップルと脇役の安達さん)をディスっていて良かった。恋愛映画のメインカップルってのは、お互いは好き同士なのに、そのことに気づいていなかったり、グズったりしてることによって、その間に関わってきた周りの人間を平気で傷つけてたりしているので意外と悪いキャラなのかもしれない。それと内容とは全然関係ないが、この映画、学園ドラマなのにメインの出演者(俳優)が全員20代で現役の10代の学生が誰もいない。なんとなくリアルさがないと感じるのはそこだったのかもしれない。実は、コスプレ恋愛映画。)

 

 

アアー!

 

六角精児ぃ〜

 

-?

 

 

 

恋愛って理屈じゃないから

 

-?

 

 

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