映画「春待つ僕ら」の感想(ネタバレ)

2020.03.28 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「春待つ僕ら」の感想(ネタバレ)


■監督:平川雄一朗
■出演:土屋太鳳 北村匠海 小関裕太 磯村勇斗 杉野遥亮 稲葉友 佐生雪


【映画「春待つ僕ら」のあらすじ】

高校入学を機に“脱ぼっち”を目標に掲げた女子高校生の美月だったが、クラスメートに話し掛けられずに失敗続き。そんな彼女のバイト先にバスケットボール部の人気者の永久、恭介、竜二、瑠衣の4人組が現われる。一見チャラく見えるが、実はバスケに対して真剣に取り組み、仲間を大事にする彼らの素顔を知った美月は4人と距離を縮めていく。そんなある日、美月は幼なじみで現在は高校バスケ界の期待の星となった亜哉と再会する。

WOWOWから引用

【映画「春待つ僕ら?」の感想(ネタバレ)】

 

あなしんの人気コミックを、TVドラマ「集団左遷!!」「義母と娘のブルース」の平川雄一朗監督が土屋太鳳、北村匠海ら共演で実写映画化した青春映画。

 

土屋太鳳が出ていたので見てみた。

 

原作は、少女漫画ということで、いつものイケメンに取り囲まれたい女性(少女漫画ならでは)の願望を叶える設定は健在。

 

ただ、男のイケメン要素を過度に強調するキラキラ演出は、控えめで、少女漫画原作映画の中では、ノリに頼らず、意外と普通の映画として描かれている。

 

ストーリーも、弱者(自身がないヒロイン)に寄り添う作りで、ヒロインに自然と共感しやすいが、登場人物がほぼほぼ良い人ばかりで、嫌な奴がいないため、この平和な世界観に慣れてしまうと、変化が乏しくかなり退屈でもある。

 

良い話(ポジティブ)の中で、どうコントラストをつけるかが、テーマだと思うが、盛り上がり部分と思われる三角関係の恋愛模様も相手が良い人過ぎで、必要以上に争ったり、関係が極度に悪化することもないため、大して盛り上がらない。

 

それと、実写映画化した部分の根本的なところで、バスケ部のイケメン男子が”バスケが上手い”という基本設定に対して、頑張ってはいると思うが、個人的に演者(俳優)のバスケスキルが足りていないと思う。イケメンではあるが、バスケが上手いというほどの上手さがない。

 

俳優自身運動神経は悪くはなさそうだが、普通に高校の部活練習(または友達同士のバスケ遊び)で見れるレベルで、あえて持ち上げられてるほどの上手さを感じない。

 

そのためバスケに懸ける登場人物たちの情熱に対する説得力があまり感じられず、下手するとペラい人間のように見えてしまう。彼らの圧倒的なバスケの実力(上手さ)があってこそ、イケメンだけではない部分の説得力のはずなのだが。

 

女性からしたら、見た目が良ければそこは(技術うんぬんは)あんまり関係ないのかもしれないが、男からすると技術が足りてない(テクニックの凄さに素人が一目で圧倒しない)のに、過剰に持ち上げられてる姿というのは、尊敬できないし、ただただ滑稽に見えてしまう。

 

スリーポイントが入れられるというのも、演出的にはバスケの見せ場かもしれないが、別にそれ=上手いとは、感じにくい。ダンクも別に背が高く、またリングが低ければ誰にでも出来る訳で、それ=上手いとはならない。あきらかに公園のリングは、低い感じしたし。

 

基本的に、地味だが、ドリブルだったり、細かい動きの素早さが重要なのかなと思う。

 

これは、ただノリで描いてるいつもの少女漫画系キラキラ映画だったら、この俳優自身のバスケの上手さという部分は、別にそれほど重要ではなかったが、やや実体感を伴った演出でリアリティ(人間を描いてる)を重視しようとしてたため、余計、設定に対して、足りてない部分が気になった。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:良い話でピュアで感動作でもあるが、どこか退屈な土屋太鳳主演の青春スポーツ映画。唯一面白かったのが、土屋太鳳がつまづいて転ぶシーン。なぜか体を横にして回転しながら坂をゴロゴロと転げ落ちていった。ジャッキーチェンか(笑) こんな転がり方をする女子校生は普通いないだろう。運動神経が高い土屋太鳳ならではのシーンだと思う。あんな自信のなさそうな子が、転んだ時にする動きではない。)

 

 

>>春待つ僕ら プレミアム・エディション

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:邦画

映画「PとJK」の感想(ネタバレ)

2020.03.15 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「PとJK」の感想(ネタバレ)


■監督:廣木隆一
■出演:亀梨和也 土屋太鳳 高杉真宙 玉城ティナ 西畑大吾 村上淳 ともさかりえ 大政絢 田口トモロヲ


【映画「PとJK」のあらすじ】

恋愛初心者の高校生・歌子は友人に連れられて行った合コンで警察官の功太と出会う。歌子が男らしい功太に惹かれる一方、彼女が16歳の高校生と知った功太は戸惑いを隠せない。職務上、功太は女子高校生と軽々しく付き合うことはできないと考えるが、高まる気持ちを抑えることができず、いきなり彼女にプロポーズ。歌子は彼との結婚を決め、2人の“内緒の結婚生活”がスタートするが、次第に気持ちがすれ違っていき……。

WOWOWから引用

【映画「PとJK」の感想(ネタバレ)】 

 

三次マキの同名少女コミックを「オオカミ少女と黒王子 」の廣木隆一監督が亀梨和也、土屋太鳳共演で映画化した青春ラブストーリー。

 

タイトルに惹かれて見てみた。

 

PとJKは、ポリス(警察)と女子(J)高校生(K)の略だと思うが、ひょんなことから知り合った警察官と女子高生が惹かれ合い、結婚前提に付き合うという話。

 

原作は未見だが、ほぼほぼ設定ありきで作られたとわかる話で、この設定をやりたいがために起こる主人公の言行にあまり納得がいかず、この設定を受け入れるだけの共感が入ってない。

 

っというのも、最初の設定、警察官の男(26歳?)に対して、土屋太鳳が演じる女子高校生(16歳)という年齢設定から、さすがに無理がある。せめて女子高生といえど、18歳位にしてくれないと、16歳では、ほぼほぼ中学生の方に近く、年齢から来る犯罪臭に気が散って中身が入ってこない(笑) 

 

大人っぽい16歳もいるがそういう事ではない。

 

教師と生徒なら学校のことなので、16歳という設定でもしょうがないが、警官と女子校生という設定なら別に無理に16歳にしとく理由もない。原作がたぶん16歳だったんじゃないかと思うが、そこは実写(俳優)に合わせて年齢も変えたらいいと思う。

 

そもそも実年齢で言うと、撮影当時、亀梨和也(1986-2017)が31歳(前後)に対して、土屋太鳳(1995-2017)は、22歳(前後)という状態で演じているわけだが、どちらもやはり見た目に無理がある。なんであえてこの設定でこのキャストなんだと。

 

土屋太鳳の16歳は、高校生に見えなくはないが、16歳と言われると大分無理してる感じは否めない。特に若さ(フレッシュさ、純粋さ)というものを演技でカバーしよう(出そう)とすればするほど、なんかどこかキャラがアホに見えてくる(笑)

 

亀梨和也にしても、なぜ今、この設定で亀梨和也なのか?という疑問もある。

 

もっと他若手でちょうど良いジャニーズがいるだろうし。

 

まーこの年齢や外見は、実写作品なので、なんとか許容するにしても、それ以前に登場人物の動機や行動にも共感ができないことが多い。

 

まず、そもそも16歳の女子高生とちゃんと付き合うという主人公の行動が、作品上で全然理解ができない。これは個人的な価値観とかではなく、物語上の流れとして。

 

もちろん、誠実さをウリにしてる警察官という設定なので、法律に触れないように行動しようとするのはわかるが、キャラクターが心底そう決断してるというよりかは、作品のコンプライアンス上、そういうスタンス(模範警察官)にしないといけませんと、上から命令が下されたような行動にしか思えない。

 

この行動にこっちの気持ちがまるで乗ってこず、どこか暑苦しさだけがある。

 

こう言ってはあれだが、なんか警察の名誉回復映画とも言わんようなキャラクターだ。

 

正義感の塊というか。全然人間味(私生活)が感じられない。

 

例えば、交番の同僚が、結婚前提に付き合うと決めた彼に対して、18歳まで待てないの?というような普通の事を言うが、ホントにその言葉通りで、本当に好きなら付き合わずに2年位待ちゃいいのだ。それが大人の判断(決断)じゃないのか。なぜにそんなに焦る。そんなに現役女子高生がいいのか。

 

これがそういう設定だから、仕方ないのはわかるが、この時点でもう設定に無理が出てきているのだ。

 

ちなみに、変にここで正義感を出したことで(結婚前提に付き合うと両親に宣言する)、話がややこしくなってる。

 

そもそも、出会って1日目で(飲み会の終わりに一緒に帰って不良に絡まれて彼女がケガして、入院して、付き添ってるうちに好意が募って)、結婚前提に付き合うって決めるって、早すぎ。そう思っててもいいが、別に思ったことをすぐ口に出して言わなくていい。

 

本来なら、この男側の内面の感情が理解できて、結婚前提に付き合うという決断が素直にこちらにもそうした方が良いと感じられるようでなくてはいけないが、まるでこっちの感情が育ってないうちに勝手に一人で決断していて、ずっと気持ちは置いてけぼりなのだ。

 

で、その理由が、”彼女を近くで守りたい”というのだが、その建前が回りくどくて、よくわからない(笑)

 

これなら、女子高生とやりたいと下心全開で言ってくれた方が、話がわかりやすい。

 

”彼女を近くで守りたい”と言っても、仕事中は、警察の仕事をしてる訳で、実際、守れるのは私生活の時間だけだし。

 

職業が警備員ならギリギリわかるが。

 

警備のし過ぎで、自分が警備員なのか警察なのかごっちゃになっているのではないかすら思う。

 

彼女を近くで守りたいなら警備会社に就職した方が良い。

 

そして、彼女の両親から警備の仕事をもらうのだ。仕事はこないだろうけど。

 

あと、自分に絶対の自信(正義)を持ってるようだが、出会って二日目に、結婚前提に付き合わせてください…という両親への報告は、彼女の家族からしたら、あんた誰だよ?のレベルだ(笑)

 

せめて彼女の家族と適度に人間関係が出来て、変な男にばっかり当たって傷つく娘を心配した父親から、本当は、娘には君のような人と一緒になってくれたらいいんだけどね…というような言葉をもらえる位信頼を勝ち取れてから、娘さんと結婚前提に付き合わせてくださいというのが、本当の誠実さではないのか。

 

出会って二回目に急に結婚前提に付き合わせてくださいというのは勝手だが。

 

あんたはな、誠実さがあるように見えて、あんたの誠実さというのは、ただ、自分の意見を通したいだけの、ただの自己満足なんだよ。(笑)

 

それに飲み会に来てた子が、急に女子校生だとわかった時に、”このクソガキ!”と豹変するのは警察官(人)としてどうなんだろうね。

 

あんたのその軽々しい態度が、事件を呼び込んでいるんじゃないのかね。

 

彼女が不良達に拉致されたのも、もとはと言えば、スケボーで遊んでた少年を無理やり逮捕しようとしたことが原因じゃないのか。

 

父親が亡くなった時もそうだ。

 

街中でヘッドフォンして、辺りの物事に一切気を配ってなかったから、犯人が近づいてたことすらわからなかった。

 

そうだ、父親は、そんなあんたを庇って死んだ。

 

ヘッドフォンをしてたあんたには、父親の最後の声も届いてなかっただろう。

 

そうか、教えてほしいか、父親が最後に何て言ってたか?

 

こうだ、

 

”うしろ〜〜、功太うしろ〜、うっ…功太…”

 

それがあんたの父親が残した最後の言葉だ。

 

街を歩くときは、せいぜい後ろに気を付けるんだな、志村さんよ、

 

「俺、佐賀野って言います」

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1.5)

 

(まとめ:設定としてPとJKの相性が良くないことがわかる亀梨和也と土屋太鳳の青春ラブストーリー。最初の15分位は走って、疾走感はあったが、走らなくなってからは、面白さも無くなってしまった。少女漫画で基本女子目線の映画であるが、女性側として、この男(内容)にぐっとくるのだろうか。マンガならわからなくもないが、実写では謎です。むしろ同級生の不良の男の子の方が、背景がわかりやすく、共感がある。亀梨和也と土屋太鳳のファンもなければ、スルーで良い。ラストシーンも急に出演者が劇化してふざけてるし。ああいうのは誰が言うんだろうね。最後は出演者みんなで校門まで二人を送り届けよう、…今までの役が台無しもいいところだね(笑))

 

 

 

想像できないってことは

 

可能性があるってことなんだよな

 

どんな人間にもなれるよ

 

-?

 

 

>>PとJK (通常盤) [Blu-ray]

 

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「一週間フレンズ。」の感想(ネタバレ)

2020.03.11 Wednesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「一週間フレンズ。」の感想(ネタバレ)


■監督:村上正典
■出演:川口春奈 山崎賢人 松尾太陽 上杉柊平 高橋春織 伊藤沙莉 戸次重幸


【映画「一週間フレンズ。」のあらすじ】

高校2年生の祐樹はいつもひとりでいる同級生、香織に心を惹かれるように。ある日、祐樹は思い切って香織に“友達になってください”と声を掛けるが、彼女から断わられてしまう。実は彼女には“友人のことを1週間で忘れてしまう”という記憶障害があり、これまで友人を作ることを拒み続けていた。それでも諦め切れない祐樹は彼女のそばにいたいと願い、香織と交換日記を始めて、彼女との距離を縮めようとするが……。

WOWOWから引用

【映画「一週間フレンズ。」の感想(ネタバレ)】 

 

 

葉月抹茶の同名コミックを「電車男」の村上正典が川口春奈、山崎賢人共演で実写映画化したラブストーリー。

 

川口春奈が出てたので見てみた。

 

内容は、交通事故が原因で一週間しか記憶が保てない記憶障害に陥ってしまった女子校生と彼女に好意を抱くクラスメートの話。

 

全体を通して、毎週記憶がリセットされてしまう彼女に対して、男側が健気に何度もアプローチを繰り返す姿には、好感はあるものの、序盤から中盤までは、ほぼほぼ関係性に進展がないため(恋愛ですらない)、見どころが無い。

 

電車内に忘れた本を渡すシーンは、印象的だが、それ以降は、ほぼほぼ何でもないようなシーンの繰り返し。

 

その後、元カレらしき人物の登場で、三角関係となるも、過去のいじめが記憶障害の原因だったり、新たな真相がわかるものの、二人の関係性が改善されるわけでもなく、ぐだぐだが続き、あまり盛り上がらない。

 

これまでの出来事(彼女との記憶)をぺらぺらマンガで記しておいたラストのオチは、この為に作った作品かと思うほど、感動的ではあるが、そこをやりたいがために費やした二時間と価値を考えると、トータルでは微妙としかいえない。

 

また、記憶が一部復活した後に、付き合うことになるかと思いきや、また友達から始めるというのも、男側にとっては、なんとも割に合わない。高校も卒業しちゃう訳だし。卒業後も関係が続くとは到底思えない。人間関係なのでそういうものではないと思うが、あまりにも物語として、男側にリターンが無い話である。

 

リターンが無いというのをもっと深く言うと、リターンと感じさせないほど(リターンが無くてもいいやと思うほど)の川口春奈の魅力がほぼほぼ出てないということでもある。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:物語自体は純愛だし、感動もあって悪い話ではないが、どこか退屈な川口春奈出演のラブストーリー。記憶障害というのがテーマになってるが、この負の記憶障害の要素を飲み込んでしまうほどの恋愛物語にはなっていない。最初から最後まで、記憶障害に囚われてしまい、実話でもなければ、ただの作者の自己満足としか思えない綺麗すぎるラストがあるのみ。どれほどの人間がこのラストで満足できるのかは、人それぞれだと思うが、個人的には、旨味が少ないとしかいいようがない。ましてや、一週間で記憶が無くなることをいいことに嫌らしいことを考えしまうような人間には、このラストは、到底受け入れられない。まあタイトルで、”一週間フレンズ”ってネタバレしてるわけだけども。) 

 

 

何かいいことしたいってときは

 

何か悪いことしたいって

 

思ってる時らしいぞ

 

-?

 

 

あたしと友達になってください

 

-?

 

 

>>一週間フレンズ。 豪華版 [初回限定生産][Blu-ray] / 邦画

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「君は月夜に光り輝く」の感想(ネタバレ)

2020.03.02 Monday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「君は月夜に光り輝く」の感想(ネタバレ)


■監督:月川翔
■出演:永野芽郁 北村匠海 甲斐翔真 松本穂香 今田美桜 優香 及川光博


【映画「君は月夜に光り輝く」のあらすじ】

高校2年生の卓也はクラスの寄せ書きを届けるために行った病院で、同級生のまみずと出会う。明るく振る舞う彼女だが、“発光病”と呼ばれる不治の病に侵され、余命ゼロといわれていた。まみずが大切にしていたスノードームを割ってしまった卓也は、病院を出ることが許されない彼女のために、叶わない願いを体験する“代行体験”をすることになる。体験を重ねることでまみずは人生の楽しさを覚え、卓也は彼女に惹かれていくが……。

WOWOWから引用

【映画「君は月夜に光り輝く」の感想(ネタバレ)】 

 

 

佐野徹夜のデビュー小説を映画「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督が永野芽郁とDISH//の北村匠海がダブル主演で映画化したラブストーリー。

 

永野芽郁が出ていたので見てみた。

 

内容は、発光病という謎の病に侵され病室から出られない女子高生とそのクラスメイトの関係を描いた恋愛話。

 

「君の膵臓をたべたい」を先に見てると、ヒロインが病気に侵されて余命わずかの設定といい、死ぬまでにやりたいリストに付き合わされる設定(一緒にやるか、一人でやるのかの違いだが)だったり、キャスト(北村匠海)や監督が同じだったり、ほぼほぼ焼き増しのような気がするが、浜辺美波と代わったヒロインの永野芽郁の自然体の良さ(病弱の良さ)は出ていて、内容的には、悪くはない。

 

またノリで描くことなく、落ち着いて描いていて共感しやすい。

 

メインテーマ(病気設定の恋愛)は王道の流れなので、そこに対して特に言うことはないが、脇役で今田美桜がメイドカフェ(メイド服を着て)でバイトしてたり、サブストーリーに多少見どころがある。

 

今田美桜の役は、ほぼほぼ捨てキャラ扱いになってるが、個人的には、もう少しこっち側との恋愛関係があっても良かったと思う位、今田美桜のメイド服の需要は、十分あると思う。

 

ほぼほぼノーメイクで入院服姿で自然体(病弱)の永野芽郁と、化粧してメイド服を着て見た目華がある今田美桜は、対照的なキャラだが、それぞれに良さがある。今田美桜は悪役でもないし。

 

あと、個人的に気になってる松本穂香が、北村匠海(主人公)の事故で亡くなった姉役で少し出ているが、大した絡みもなかったのが、もったいないなと思う。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:若手女優陣の良さが結構出ていた青春SFラブストーリー。永野芽郁、松本穂香、今田美桜が好きなら、見といて損はない。個人的には、メイドカフェでバイトするのがメインストーリーでも良いと思う位、バイトシーン(休憩室含め)がいいなと思う。病弱の彼女のことは一旦忘れて、しばらくバイトしてろと言いたい(笑) 最後に内容について少し触れると、小説的な表現というのは、ある面で美しくもあるが、その表現をリアルに想像すると、完全に頭おかしいなと思うことがある。美しい表現に酔うのは良いが、酔い過ぎると、設定というかそのキャラクターそのものの存在が崩壊しかねない。特にこのヒロインの死に方は、怖すぎる(笑) いきなりファンタジーだし、もうコメディでもある。)

 

 

 

それから渡良瀬まみずは

 

14日間輝き続けて

 

そして 消えた

 

-?

 

 

>>君は月夜に光り輝く 豪華版 【Blu-ray】

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「フォルトゥナの瞳」の感想(ネタバレ)

2020.02.10 Monday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「フォルトゥナの瞳」の感想(ネタバレ)


■監督:三木孝浩
■出演:神木隆之介 有村架純 志尊淳 DAIGO 北村有起哉 斉藤由貴 時任三郎


【映画「フォルトゥナの瞳」のあらすじ】

幼少期に飛行機事故で両親を失った木山は、友人も恋人も作らず、自動車整備工の仕事に打ち込んできた青年。ある日、彼は自分が“死を目前にした人間が透けて見える”能力を持っていることを知る。望まぬ能力に苦悩する中、携帯電話を修理してもらおうとショップに寄った彼は店員の葵と出会う。明るく、自分に対して夢や希望を与えてくれる葵に木山は次第に惹かれていくが、街行く人々が次々と透けて見えてしまうようになり……。

WOWOWから引用

【映画「フォルトゥナの瞳」の感想(ネタバレ)】 

 

百田尚樹の同名小説を「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩監督が神木隆之介、有村架純共演で映画化したラブストーリー。

 

有村架純が出てたので見てみた。

 

内容は、人の死が見える能力を持つ男とその彼に助けられた女性の話。

 

死神のように人の寿命(死)がわかるという設定は、これまでにも多くの作品で使われた設定なので、これと言って新しさはないが、他の作品とやや異なる部分で言うと、いきなりネタバレになるが、人の死が見える”フォルトゥナの瞳”という特殊能力を持ってる人間が、結構いるということ。

 

通常、大抵は主人公だけが特殊能力を持ってることが多いが、この作品、蓋を開けてみると、主人公、女、どこかの医者と、計3人が持っている。※ある街レベルで、3人見つかるので、ほかにも探せばもっと居そうだが。

 

テーマとしては、他人の命を助ける(運命を変える)と、自分の寿命が短くなるという副作用があるため、自分の命を犠牲にしても他人を助けるべきか?という部分が、この作品の見せ場というか共感ポイントとなっている。

 

そして、”フォルトゥナの瞳”を持つ者同士が出会ったことで、最終的には、お互いが相手を思うあまり、一方は、死の運命を受け入れ(自分が死の運命を受け入れることで相手を生かす)、また一方は、自分を犠牲にしても相手の死の運命を変えようと奮闘する(自分の寿命と引き換える)という悲しい運命の中で生きる男女の姿が涙を誘う内容となっているが、それが泣けるかどうかは、微妙である。

 

というのも、作品としては、悪くはないが、ありきたりなテーマで、ありきたりな着地(結末)なので、恋愛作品としては、特に変化はなく通常運転にしかなっていない。

 

唯一、彼女が”フォルトゥナの瞳”を持っていることは、最後まで隠されていて、最後の最後に明らかになりどんでん返しのように、実は、あの時の彼女の心境はこうでと、シーンを振り返ってお涙頂戴作業に入るが、これも、いつもの恋愛映画の作業に思えて、これと言って、深く響くこともなかった。

 

この作品の見どころがあるとすれば、有村架純の携帯ショップ店員部分。

 

携帯ショップに行って、有村架純がいたら、おおって思うね。私服だと年齢相応であまり良さ出てなくて、やっぱ制服だな。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:導入こそ風呂敷の広げ方はでかいが、蓋を開けてみると、意外とこじんまりとした恋愛映画。個人的には、彼らの恋愛よりも”フォルトゥナの瞳”を持つ医者の方が興味深い。彼の信条として運命を変えないことを是としてるのだが、それじゃただのヤブ医者じゃねえか!(ヤブ医者ですらもないかもしれない)というツッコミが止まらない。”フォルトゥナの瞳”設定で考えると、治療やアドバイス自体も間接的に他人の命を伸ばすことになっていないかと思うと、彼の医者としての存在意義とは一体なんなのだろうか。検査するだけで、自分が生き残るために患者には薬もアドバイスも何もしてはいけないと思う。この作品にとって、彼の存在とはなんだろうか。なぜ無理に医者をやってるのだろうか。気になって仕方がない。)

 

 

>>フォルトゥナの瞳 【DVD】

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「君の膵臓をたべたい(2017)」の感想(ネタバレ)

2020.02.06 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「君の膵臓をたべたい(2017)」の感想(ネタバレ)


■監督:月川翔
■出演:浜辺美波 北村匠海 大友花恋 矢本悠馬 森下大地 北川景子 小栗旬


【映画「君の膵臓をたべたい(2017)」のあらすじ】

[僕]は高校時代の同級生・桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった。彼は図書館の改築のため本の整理をしているとき、教え子と話し始めたことをきっかけに、彼女と過ごした数カ月を思い出す。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」という日記を偶然拾ったことから[僕]は家族以外で唯一、彼女が病気の身であると知る。[僕]は桜良の亡くなる前にしたいことのリストに沿って、彼女と一緒の時間を過ごしたが……。

WOWOWから引用

【映画「君の膵臓をたべたい(2017)」の感想(ネタバレ)】 

 

 

住野よるの同名小説を「黒崎くんの言いなりになんてならない」の月川翔監督が浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子らで映画化したラブストーリー。

 

浜辺美波が出てたので見てみた。

 

原作は小説作品のようだが、浜辺美波が演じるヒロインは、女子高生らが主役の青春(萌え系?)アニメに出てくる自分の世界に酔ってるヒロインのようで、実写作品だが、あまりキャラ設定や世界観に現実っぽさは無い。というかどこかアニメっぽい。

 

ちなみに同名のアニメ映画もあるようだが、この実写版公開の後に、アニメ化(2018年)されたようなので、演技等でアニメのキャラクターを意識してたという訳でもなく、小説の段階でもともとこんなキャラクター設定なのだろうと推測する。

 

内容に関しては、ネタバレになるが、膵臓(すいぞう)の病気で余命一年のヒロインの話で、悲劇的な話なのだが、病気の症状をほぼ描かずに、ヒロインも明るく振舞ってることもあって、普通の青春恋愛映画とあまり変わらずに見れる。

 

一応、病いの作品だが、具合の悪さをことさら強調して、お涙頂戴的な演出に振ってないので、ジメジメすることなく好感度は高い。

 

全体的に静かに落ち着いて描かれていて、最近の少女漫画原作系恋愛作品に多くみられる過剰な演出とノリだけで描いてるようなバカっぽさは無いのも良い。

 

そういった意味では、最近の個人的なヒット「あの頃、君を追いかけた(2018)」に次ぐ内容だ。

 

結果的には、一緒にならなかったが、死ぬ前に親友のことを心配して付き合わせようとする(友達にさせようとする)ヒロインの自己犠牲精神には、ベタだが、心をつかまれた。

 

ちなみに欲を言うと、ヒロインのキャラクターはこれで良いが、男の設定がもう少し、行動や言動にユーモアが欲しいところだ。

 

ちょっと性格があまりにも真面目過ぎるので流れ(やりとり)が単調に思うところがある。

 

すごい本が好きで高校生にも関わらず自宅に岩波文庫作品を含む何百冊と本を持ってる設定だが、多少物知りという部分以外の思想的や知的な奥行きがあまり感じられないのはもったいない。

 

この部分で、「あの頃、君を追いかけた(2018)」の方が、引用を使ってる分、知的で会話に深みがある。もちろんこちらも悪くはないが、ヒロインの言動に押され気味だ。図書館を整理できるほど、本を読んでる(設定)なら、もっと返しの言葉から知性を感じるいい訳が欲しい。

 

また個人的には、自信満々のヒロインが勝手にデートの約束をしたりするが、待ち合わせに行かないなどの裏切る行動パターンがあっても良いと思う。もし休日デートの最初の約束をほっぽっていたら、確実にこの男に興味が出て心を鷲掴みにされていたと思う。

 

図書室でデートの約束をした次のシーンが、当たり前のように休日のデートシーンに行くのではなく、月曜の朝の学校の教室のシーンから始まっていたらやばかった。

 

ヒロインの

「なんで来ないの?」

の詰め寄りから、

「行くとは言ってない」

「来ると思ってずっと待ってた」

「時間を無駄にするべきじゃない」

「待ってる時間を無駄にしたわ」

 

膵臓の病気で余命があと1年と宣告されてるヒロインに上から目線で時間を無駄にするなと言いつつ、その子から誘われたデートになぜか行かない。

 

多少人でなしっぽいが、人間的な興味は尽きない。言い分もわかるし。

 

シリアスを維持しつつも、この位のユーモアの幅は欲しい。

 

この作品は、男側が消極的過ぎて、ところどころ会話に勢いが足りない。

 

外見で選ぶとヒロインは、三番目とか、ところどころ注目すべきところはあるが、まだまだ地味に面白さを狙える箇所はある。

 

ヒロインのキャラなど枠組みはしっかりしていて、フリは、良く出来ているが、男側の返しのオチが弱い。

 

共感、感情移入という部分では、非常に惜しい作品だ。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:浜辺美波の魅力が全開の良作青春映画。最近見た彼女の数作品の中では間違いなくベスト1。浜辺美波を知るには、まずはこの作品からでしょう。作品の評価とは関係ないが、この映画の中であるように女性に家に誘われて、さらに思わせぶりな態度で体を密着され、それによって男に火がついて、そのまま強引に事に至った場合、あとから合意の上じゃなかったと仮に女に訴えられたら、男は準強姦罪になってしまうのだろうか。たぶんなってしまうんだろう事実付き合ってた訳じゃないから。そうなったら、もう何も信用できないな(笑) ハニートラップってこういうことなんだろうね。)

 

 

 

偶然じゃない 

 

流されてもいない

 

私たちは自分で選んで

 

ここに来たの

 

-?

 

 

ガムいる?

 

-?

 

 

>>君の膵臓をたべたい《通常版》 【Blu-ray】

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「わたしに××しなさい!」の感想(ネタバレ)

2020.01.29 Wednesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「わたしに××しなさい!」の感想(ネタバレ)


■監督:山本透
■出演:玉城ティナ 小関裕太 佐藤寛太 山田杏奈 金子大地 オラキオ 高田里穂


【映画「わたしに××しなさい!」のあらすじ】

同級生には秘密で人気ウェブ小説家として活躍する高校生の雪菜。ある時、ライバル作家ドルチェと同時に連載を開始し、最終回で人気の高かったほうを映画化するという対戦企画が持ち上がる。雪菜は新作に恋愛要素を入れようとするが、恋愛経験ゼロの彼女は恋する気持ちが分からない。そんな中、偶然から学校一のモテ男子である時雨が実は腹黒だと知った雪菜は、その秘密を盾にして彼に自分と疑似恋愛するよう脅迫するのだが……。

WOWOWから引用

【映画「わたしに××しなさい!」の感想(ネタバレ)】 

 

遠山えまの同名コミックを玉城ティナと小関裕太の共演で映画化したラブストーリー。

 

タイトルに惹かれて見てみた。

 

内容は、人気ウェブ作家の女子高生が恋愛小説を書くために学校の人気男子の弱みを握って疑似恋愛に励むという話。

 

こちらも少女マンガ原作ということで、いつもながら、イケメン男子に周りを囲まれた逆ハーレム状態の女子目線の夢物語が繰り広げられている。

 

壁ドンその他、女子が見て胸躍る?ようなキュンキュン演出が豊富に盛り込まれているが、過度にその部分をキラキラ持ち上げてる感じはなく、普通の緊張感があるドラマタッチの中でテンポ良く行われるので、男が見てても、それほどバカっぽくは無く、比較的中立の立場で見れる。

 

ただ物語としては、実体験を自身の恋愛小説の文章に逐一反映していくセリフ(言葉)は、映画よりも文章が主体の小説向きだと思う。映画ではヒロインが書いてる恋愛小説の世界には入り込みづらく(内容も少ないのもあるが)、小説家設定自体も、飾り程度でその機能性は薄い。

 

出来ればヒロインの恋愛小説の中身を前面に出し、リアル(学校生活)と小説世界をバランスさせることで、もっと彼女の人間としての内面の奥が描ければ、人として共感が増えたと思うが。

 

個人的には、この「わたしに××しなさい!」という設定は、シリアスで描くには、やや微妙な設定だと思う。

 

しくみ自体は、実体験(ミッション)がフリで、のちの小説化(感想)部分がオチのような関係になっていて、非常にお笑い(コメディ)にしやすい設定になっている。この設定ならいくらでも面白くできるスペースはあるのだが、そういったスカした面白さ(遊び)は、この映画にはほぼ無い。

 

基本的なことを言うと、めちゃくちゃブスな奴をヒロインにして、「わたしに××しなさい!」と命令するが、だれも男が××してくれなくて、恋愛小説の連載が一向に始まらないなど、序盤はここからスタートしてもいい位だと思う。恋愛経験ゼロという設定を使うなら特に。

 

ミッション自体が難航すればするほど、よりヒロインの努力に共感が呼ぶし。

 

モテないので、ただただモテる男の弱みを握ることにだけ精を出す、陰キャラ女の方がキャラ設定として好感がもてるし。

 

作品としては、学校で工作活動ばかりしていて、全然小説書いてねえじゃん位でちょうど良いでしょう。

 

ヒロイン役の玉城ティナは、オタク系っぽさはあるかもしれないが、どう見ても見た目は十分可愛く洗練されていて、「わたしに××しなさい!」という命令自体が、一般的な男にとっては特に嫌な感じがない。性格も悪いというわけでもないし、男側にデメリットが見つからない。

 

少しいじめられてたり、クラスではぶられてる位の設定は必要だったと思う。

 

っということで、この映画では、ヒロインが××しなさい!にあえて男が拒否する理由に最初から疑問が発生している。

 

お前格好つけんなと(笑)

 

ということで、最初の設定から本末転倒で、設定が十分生きていない。

 

これが男と女が逆の設定だったら、非常にわかるんだけどね(笑)

 

この外見のヒロインだったら、ミッションの難易度は、どれもVERY EASYだわな。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:少女マンガ原作映画の中で比較的真面目な恋愛映画。いろいろ書いたが、少女マンガ原作映画作品の割に、ふざけた演出が少ないので、好感が持てる。ただ、内容は、感情移入できるほどの深みはない。恋愛映画では、前回見た「あの頃、君を追いかけた(2018)」を全然超えれてないな。まだ、”あの頃〜”の余韻が残ってるしね。)

 

 

>>わたしに××しなさい! 【DVD】

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」の感想(ネタバレ)

2020.01.25 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」の感想(ネタバレ)


■監督:長谷川康夫
■出演:山田裕貴 齋藤飛鳥 松本穂香 佐久本宝 國島直希 中田圭祐 遊佐亮介


【映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」のあらすじ】

1990年代のとある地方都市。高校生の浩介はクラスメートの悪友たちと騒ぎを起こしては学校側から怒られていた。ある時、問題ばかり起こす浩介に業を煮やした担任が、彼をクラス一の優等生である真愛の前の席に移動させる。彼女を浩介のお目付け役にしようというのだ。浩介は常に目を光らせる真愛に反発する一方で、中学校時代から男子たちの憧れのマドンナだった彼女との距離が縮まったことにときめきを覚えるのだが……。

WOWOWから引用

【映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」の感想(ネタバレ)】 

 

2011年の同名台湾映画を「空母いぶき」などの脚本を手掛ける長谷川康夫監督が山田裕貴、乃木坂46の齋藤飛鳥共演でリメイクした青春映画。

 

邦画の恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

台湾映画のリメイクということだが、原作は未見なので、原作との比較はできないが、日本を舞台にした邦画作品であり、出演者やスタッフも日本人のはずだが、どことなくキャラクター設定や世界観などで、どこかで見た台湾映画の雰囲気を感じる。

 

時代設定もリメイクによって、日本の1990年代(たぶん後半)に置き換えてられているが(当時の話題が出てくるが)、露骨に平成という時代を強く感じることなく、ある日本のどこかの話という位で設定は、ふわっとしている。これがいい意味で邦画でありながら邦画っぽくなく、ノスタルジックさをより強調してくる。

 

ただ、登場人物はちゃんとそこに生きていて、乃木坂46のメンバーが出ているある種、アイドル映画ではあるが、最近の少女マンガ原作映画によくあるバカみたいなキラキラ演出で誤魔化すことなく、ちゃんと中身(人間ドラマ)で勝負しているあたりは、好感度が高い。

 

元々の原作が良いと思うが、キスシーンすら無い(妄想ではあるが)にも関わらず、全然雰囲気(世界観)だけで見れてしまうのは、落ち着いた演出と、登場人物のやりとり、セリフの質が高いのが影響しているだろう。

 

基本的に、恋愛作品でもなんでも人間ドラマの中心は、会話(セリフ)にあると思ってるが、なんでその登場人物がそういうセリフを日々言うかという部分の背景がしっかりしてるものは、登場人物や世界観に対して自然と共感しやすい。

 

この作品では、優等生のヒロインと粗暴な?彼氏のやりとりの中に、お互いの哲学(生き方)が見えて興味深い。

 

まーよくある優等生と勉強ができない男の定番設定といえば設定なのだが、ただ、勉強ができる、できないだけという設定で終わらず、その土台となる思想(なんでそういう生き方をしてるのか)、勉強する意味や、勉強しない理由もそれぞれ描かれてるあたりは、良くできている。

 

なんと言っても、ヒロインが結婚する連絡を受けた時のショックが登場人物と同じく、マジか!?と落胆を共有できるのも、この作品ならでは質の高さだろう。最近は、こういう衝撃シーンで登場人物と気持ちを全く共有できてなく、特に何も思わないで流れてしまう映画が結構ありますから、それだけでもこの作品を評価できます。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4.2)

 

(まとめ:最近では珍しく人間がちゃんと描けれていて余韻が心地よい恋愛映画(リメイク作品)。手もつながないような淡い純愛を繰り広げつつ、家の中では、全裸で生活しているなどシュールな笑いもところどころ散りばめられている(ヒロインの結婚相手のキャラ(人選)が一番面白い。)。その設定がいるかどうかは、微妙だが。また友人同士の人間関係も、各々個性的であるが、そこにいじめや階層を感じることも無く、自然で気持ちが良い。この友人関係は日本というより、台湾(映画)っぽい。久々に恋愛映画で満腹感、リピートしたいと思う作品に出会った。この作品はおすすめです。)

 

 

 

ジャンヌダルク 清少納言 土井たか子

 

女は負けず嫌いに限る

 

-?

 

 

成長は残酷なものだ

 

女は先に大人になり

 

男はそれに気づくことはない

 

-?

 

 

>>あの頃、君を追いかけた(Blu-ray豪華版)(完全生産限定盤)(特典なし)

 

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想(ネタバレ)

2020.01.14 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想(ネタバレ)


■監督:柴山健次
■出演:岩田剛典 杉咲花 須賀健太 芦名星 伊藤かずえ 小市慢太郎 財前直見


【映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」のあらすじ】

インテリアコーディネーターのつぐみは、高校時代に初めて好きになった相手で憧れの先輩だった樹と取引先の飲み会で再会するが、樹は車いすに乗っていた。樹は小学生のころから夢だった一級建築士となり、建築設計事務所に勤めていた。打ち合わせでつぐみが樹の事務所を訪れた夜、2人は樹の行きつけの店で夕食をともにし、樹は大学3年生の時に事故で脊髄を損傷して歩けなくなったと明かす。その後、彼らは距離を縮めていき……。

WOWOWから引用

【映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想(ネタバレ)】 

 

 

有賀リエの少女漫画を「流れ星が消えないうちに」の柴山健次監督が三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典と杉咲花共演で実写映画化したラブストーリー。

 

朝ドラの杉咲花の恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

内容は、車椅子となっていた高校時代の憧れの先輩に仕事先で偶然再会してしまった女性の話。

 

一応、原作は少女マンガのようだが、最近の恋愛作品でよくある男性を過度に持ち上げるキラキラ演出はされてなく、至って普通に描いている真面目な恋愛作品。

 

話自体も、二人の邪魔をする意地悪なキャラクターも存在せず、世界観はただただ平和の中、二人の恋愛だけがゆっくりと進行していく。

 

基本的に好感度が高い感じで撮影されていて、全体を通して良い話であるのはわかるが、ほんとそれだけしか印象がなく、登場人物に深く共感するほどには、気持ちが入り込めない。

 

原因は、基本的にすべて上手く行きすぎなところだろう。

 

お互い好き同士だし、二人の間(恋愛)に障害があるとすれば、彼氏(男)が車椅子という部分のみ。※合併症の心配もあるが

 

シンプルにこれだけしかテーマがない。このテーマのみで100分使っていると言っても良いが、その割に、車椅子生活という目線では、誰もが思い描く程度の描写しかできていなく、特に新しさは無い。

 

当事者にとっては、問題であるのはわかるが、それが大きな壁(障害)だと感じるようなシーンにはあまり思えない。

 

結局のところ、当事者同士、気持ちは通じている訳で、車椅子というハンディを一緒に乗り越えたいかどうかの決断(意気込み)のみがずっと問題になってるだけなのだ。

 

見てる側としては、もうそれは好きにしてよ!としかいいようがない。

 

父親が多少邪魔してくるが、あんまり邪魔になってない。

 

最悪、駆け落ちパターンもある訳で。純愛を貫くという部分では、そこはあまり関係ない。

 

だって、ずっと問題は、彼らの気持ち次第なんで。

 

ずっと気持ち待ちです。

 

今、これって何待ちなの?

 

彼らの気持ち待ちです(笑)

 

ほんと、終始、そういうことなのだ。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:ただただ男が意固地になってるだけの退屈なラブストーリー。内容は記した通りだが、個人的には、女性の好みも影響して、ヒロインの杉咲花が恋愛作品の主役ヒロインとしては、ちょっと素材が弱いかなと感じてしまう。もちろん役柄もあると思うが、あまりに真っ直ぐすぎて、あんまり女の子としての魅力が出ていない。たぶん天然っぽさが足りないんだろうと思う。キャラクターがぐいぐい過ぎてどこか息苦しいのだ。これなら「十二人の死にたい子どもたち」の杉咲花の方がまだ良かった。また全体を通して、女目線のストーリーということもあって、男が見るような(男向け)作品ではないのかもしれない。)

 

 

>>パーフェクトワールド 君といる奇跡(通常版) [Blu-ray]

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「ニセコイ」の感想(ネタバレ)

2020.01.01 Wednesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ニセコイ」の感想(ネタバレ)


■監督:河合勇人
■出演:中島健人 中条あやみ 池間夏海 島崎遥香 岸優太 加藤諒 DAIGO


【映画「ニセコイ」のあらすじ】

勉強一筋の真面目な高校生だが、実は極道一家“集英組”の2代目である楽はある日、金髪でハーフの転校生・千棘と出会う。彼女はアメリカから日本に進出してきたギャング組織、“ビーハイブ”のボスのひとり娘。楽の父親と千棘の父親は抗争寸前の組織の仲を取り持つため、2人に偽者の恋人(ニセコイ)を演じるように強制する。性格が反対で相性も最悪の2人は衝突してばかりだったが、次第に互いのことを意識するようになり……。

WOWOWから引用

【映画「ニセコイ」の感想(ネタバレ)】 

 

古味直志のコミックを「俺物語!!」の河合勇人監督が中島健人(Sexy Zone)、中条あやみ共演で実写映画化したラブコメディ。

 

邦画の恋愛作品を見つけたので見たみた。

 

こちらは少女マンガ原作ではなく、少年ジャンプに連載された少年漫画のようだが(原作は読んでいない)、恋愛作品としての演出面では、最近の少女マンガ原作系恋愛映画化作品とあまり変わらず、人物に対するリアル感は乏しい。※またヒロインが森で行方不明になるし。

 

登場人物への共感という部分も、人間に対する深さが無いため(描写が甘く)、感情移入ができず、結果、一部早送り+早見(1.5倍速)での視聴となった。

 

ヤクザの息子とギャングの娘の恋愛(ニセコイ)設定は良いが、組の抗争という部分がほぼほぼコメディ描写なので、さして二人のニセコイ恋愛部分の動向に差し迫った感じが無く、ちょっとした行動縛り程度。

 

恋愛の動向によって若い組員が時々死んだりするようなことがあれば、多少、緊張感が出て、二人の恋愛部分にも真剣さや意味が出てくるが、そういったことは何もない。ヤクザやギャングともに暴力演出がヤラセ感丸出し(コメディ)だし。

 

途中から警視総監の娘も出て来て、そこの三角関係には期待があったが、最初だけで、あまりそこの裏設定が生きてる感じは無い。キャラの扱いも最初だけで、すぐに邪魔な背景と化しているし。

 

結局、親がヤクザとかギャングとか警察とか、子供の生い立ちに背景(違い)があるだけで、恋愛自体は、子供ら当事者たちが主導してるようなもので、普通の学園ラブストーリーと変わらない。

 

親の意向で、子供が仕方なしに嫌な行動を選択し続けなければいけないみたいな当事者の苦難などは、最初だけで実は何も無い。

 

最初は、ニセコイだったけど、付き合ううちに本物の恋になったところで、それはそれでヤクザやギャングの親目線では、それを最初に臨んでいた訳で、当事者がそこに納得しただけじゃんということで、それによって何か新たな問題が起きる訳ではない。

 

つうかただ話が丸く収まっただけ。

 

劇中でロミオとジュリエットの劇を引用してるが、ロミオとジュリエットは、親が犬猿の仲で、両者が相容れないことによって、子供たちの恋愛は認められず、悲劇的な結末になるが、この「ニセコイ」は、組同士は犬猿でも親同士が了解の上で、子供を一緒にさせようとしてる訳で、問題の方向性が全然違う。

 

この作品は、ヤクザの息子である中島健人が、親の許婚にあたるギャングの娘(中条あやみ)ではない、別の女性と恋愛に至っていくことで、親同士の関係が悪くなり、そこの障害が恋愛の壁となり、設定がより生きてくるわけだが、なぜかそっちに進まず、許婚の方で満足してしまう。

 

回り道はしたが、ものすごく普通の話なのだ。

 

この作品、何かストーリーが進んでるのに、大して盛り上がっていかない原因はたぶんそこだろうと思う。

 

話の流れが普通というか、ただただ落ち着くところに落ち着いた。

 

ただそれだけなのだ。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:設定が生きてない学園ラブコメディ。個人的にヒロインの中条あやみの金髪が似合ってないのもあるが、ヒロインとしての見た目の可愛さが、池間夏海や島崎遥香などの脇役に負けてしまっている。(配役ミス)そのせいかどちらというと脇役との恋愛を応援したくなる。これならまだ3D彼女の時(黒髪)の方がまだ良かった。最近は、中条あやみが恋愛作品によく起用されているが、なんでそこまで人気なのかよくわからない。ちなみにジャニーズの中島健人(Sexy Zone)が主演してるからなのか、これまで見た恋愛作品とは違いやたらスケールがでかく撮影され、セットやその他にお金が掛かっている。たぶんジャニーズ作品だからかなと思っている。作品としては面白くないが、★2つなのは、元AKBの島崎遥香を久々に見たから(★ひとつ追加)。)

 

 

 

>>ニセコイ 豪華版Blu-ray【Blu-ray】 [ 中島健人 ]

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

 

 

 

JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

WOWOWのおすすめ番組!    

Search

管理人の最近のおすすめ作品

齋藤飛鳥の良さ出てる!
浜辺美波の良さ出てる!
織田裕二の良さ出てる!