映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」の感想(ネタバレ)

2020.01.25 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」の感想(ネタバレ)


■監督:長谷川康夫
■出演:山田裕貴 齋藤飛鳥 松本穂香 佐久本宝 國島直希 中田圭祐 遊佐亮介


【映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」のあらすじ】

1990年代のとある地方都市。高校生の浩介はクラスメートの悪友たちと騒ぎを起こしては学校側から怒られていた。ある時、問題ばかり起こす浩介に業を煮やした担任が、彼をクラス一の優等生である真愛の前の席に移動させる。彼女を浩介のお目付け役にしようというのだ。浩介は常に目を光らせる真愛に反発する一方で、中学校時代から男子たちの憧れのマドンナだった彼女との距離が縮まったことにときめきを覚えるのだが……。

WOWOWから引用

【映画「あの頃、君を追いかけた(2018)」の感想(ネタバレ)】 

 

2011年の同名台湾映画を「空母いぶき」などの脚本を手掛ける長谷川康夫監督が山田裕貴、乃木坂46の齋藤飛鳥共演でリメイクした青春映画。

 

邦画の恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

台湾映画のリメイクということだが、原作は未見なので、原作との比較はできないが、日本を舞台にした邦画作品であり、出演者やスタッフも日本人のはずだが、どことなくキャラクター設定や世界観などで、どこかで見た台湾映画の雰囲気を感じる。

 

時代設定もリメイクによって、日本の1990年代(たぶん後半)に置き換えてられているが(当時の話題が出てくるが)、露骨に平成という時代を強く感じることなく、ある日本のどこかの話という位で設定は、ふわっとしている。これがいい意味で邦画でありながら邦画っぽくなく、ノスタルジックさをより強調してくる。

 

ただ、登場人物はちゃんとそこに生きていて、乃木坂46のメンバーが出ているある種、アイドル映画ではあるが、最近の少女マンガ原作映画によくあるバカみたいなキラキラ演出で誤魔化すことなく、ちゃんと中身(人間ドラマ)で勝負しているあたりは、好感度が高い。

 

元々の原作が良いと思うが、キスシーンすら無い(妄想ではあるが)にも関わらず、全然雰囲気(世界観)だけで見れてしまうのは、落ち着いた演出と、登場人物のやりとり、セリフの質が高いのが影響しているだろう。

 

基本的に、恋愛作品でもなんでも人間ドラマの中心は、会話(セリフ)にあると思ってるが、なんでその登場人物がそういうセリフを日々言うかという部分の背景がしっかりしてるものは、登場人物や世界観に対して自然と共感しやすい。

 

この作品では、優等生のヒロインと粗暴な?彼氏のやりとりの中に、お互いの哲学(生き方)が見えて興味深い。

 

まーよくある優等生と勉強ができない男の定番設定といえば設定なのだが、ただ、勉強ができる、できないだけという設定で終わらず、その土台となる思想(なんでそういう生き方をしてるのか)、勉強する意味や、勉強しない理由もそれぞれ描かれてるあたりは、良くできている。

 

なんと言っても、ヒロインが結婚する連絡を受けた時のショックが登場人物と同じく、マジか!?と落胆を共有できるのも、この作品ならでは質の高さだろう。最近は、こういう衝撃シーンで登場人物と気持ちを全く共有できてなく、特に何も思わないで流れてしまう映画が結構ありますから、それだけでもこの作品を評価できます。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4.2)

 

(まとめ:最近では珍しく人間がちゃんと描けれていて余韻が心地よい恋愛映画(リメイク作品)。手もつながないような淡い純愛を繰り広げつつ、家の中では、全裸で生活しているなどシュールな笑いもところどころ散りばめられている(ヒロインの結婚相手のキャラ(人選)が一番面白い。)。その設定がいるかどうかは、微妙だが。また友人同士の人間関係も、各々個性的であるが、そこにいじめや階層を感じることも無く、自然で気持ちが良い。この友人関係は日本というより、台湾(映画)っぽい。久々に恋愛映画で満腹感、リピートしたいと思う作品に出会った。この作品はおすすめです。)

 

 

 

ジャンヌダルク 清少納言 土井たか子

 

女は負けず嫌いに限る

 

-?

 

 

成長は残酷なものだ

 

女は先に大人になり

 

男はそれに気づくことはない

 

-?

 

 

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映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想(ネタバレ)

2020.01.14 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想(ネタバレ)


■監督:柴山健次
■出演:岩田剛典 杉咲花 須賀健太 芦名星 伊藤かずえ 小市慢太郎 財前直見


【映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」のあらすじ】

インテリアコーディネーターのつぐみは、高校時代に初めて好きになった相手で憧れの先輩だった樹と取引先の飲み会で再会するが、樹は車いすに乗っていた。樹は小学生のころから夢だった一級建築士となり、建築設計事務所に勤めていた。打ち合わせでつぐみが樹の事務所を訪れた夜、2人は樹の行きつけの店で夕食をともにし、樹は大学3年生の時に事故で脊髄を損傷して歩けなくなったと明かす。その後、彼らは距離を縮めていき……。

WOWOWから引用

【映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想(ネタバレ)】 

 

 

有賀リエの少女漫画を「流れ星が消えないうちに」の柴山健次監督が三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典と杉咲花共演で実写映画化したラブストーリー。

 

朝ドラの杉咲花の恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

内容は、車椅子となっていた高校時代の憧れの先輩に仕事先で偶然再会してしまった女性の話。

 

一応、原作は少女マンガのようだが、最近の恋愛作品でよくある男性を過度に持ち上げるキラキラ演出はされてなく、至って普通に描いている真面目な恋愛作品。

 

話自体も、二人の邪魔をする意地悪なキャラクターも存在せず、世界観はただただ平和の中、二人の恋愛だけがゆっくりと進行していく。

 

基本的に好感度が高い感じで撮影されていて、全体を通して良い話であるのはわかるが、ほんとそれだけしか印象がなく、登場人物に深く共感するほどには、気持ちが入り込めない。

 

原因は、基本的にすべて上手く行きすぎなところだろう。

 

お互い好き同士だし、二人の間(恋愛)に障害があるとすれば、彼氏(男)が車椅子という部分のみ。※合併症の心配もあるが

 

シンプルにこれだけしかテーマがない。このテーマのみで100分使っていると言っても良いが、その割に、車椅子生活という目線では、誰もが思い描く程度の描写しかできていなく、特に新しさは無い。

 

当事者にとっては、問題であるのはわかるが、それが大きな壁(障害)だと感じるようなシーンにはあまり思えない。

 

結局のところ、当事者同士、気持ちは通じている訳で、車椅子というハンディを一緒に乗り越えたいかどうかの決断(意気込み)のみがずっと問題になってるだけなのだ。

 

見てる側としては、もうそれは好きにしてよ!としかいいようがない。

 

父親が多少邪魔してくるが、あんまり邪魔になってない。

 

最悪、駆け落ちパターンもある訳で。純愛を貫くという部分では、そこはあまり関係ない。

 

だって、ずっと問題は、彼らの気持ち次第なんで。

 

ずっと気持ち待ちです。

 

今、これって何待ちなの?

 

彼らの気持ち待ちです(笑)

 

ほんと、終始、そういうことなのだ。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:ただただ男が意固地になってるだけの退屈なラブストーリー。内容は記した通りだが、個人的には、女性の好みも影響して、ヒロインの杉咲花が恋愛作品の主役ヒロインとしては、ちょっと素材が弱いかなと感じてしまう。もちろん役柄もあると思うが、あまりに真っ直ぐすぎて、あんまり女の子としての魅力が出ていない。たぶん天然っぽさが足りないんだろうと思う。キャラクターがぐいぐい過ぎてどこか息苦しいのだ。これなら「十二人の死にたい子どもたち」の杉咲花の方がまだ良かった。また全体を通して、女目線のストーリーということもあって、男が見るような(男向け)作品ではないのかもしれない。)

 

 

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映画「ニセコイ」の感想(ネタバレ)

2020.01.01 Wednesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ニセコイ」の感想(ネタバレ)


■監督:河合勇人
■出演:中島健人 中条あやみ 池間夏海 島崎遥香 岸優太 加藤諒 DAIGO


【映画「ニセコイ」のあらすじ】

勉強一筋の真面目な高校生だが、実は極道一家“集英組”の2代目である楽はある日、金髪でハーフの転校生・千棘と出会う。彼女はアメリカから日本に進出してきたギャング組織、“ビーハイブ”のボスのひとり娘。楽の父親と千棘の父親は抗争寸前の組織の仲を取り持つため、2人に偽者の恋人(ニセコイ)を演じるように強制する。性格が反対で相性も最悪の2人は衝突してばかりだったが、次第に互いのことを意識するようになり……。

WOWOWから引用

【映画「ニセコイ」の感想(ネタバレ)】 

 

古味直志のコミックを「俺物語!!」の河合勇人監督が中島健人(Sexy Zone)、中条あやみ共演で実写映画化したラブコメディ。

 

邦画の恋愛作品を見つけたので見たみた。

 

こちらは少女マンガ原作ではなく、少年ジャンプに連載された少年漫画のようだが(原作は読んでいない)、恋愛作品としての演出面では、最近の少女マンガ原作系恋愛映画化作品とあまり変わらず、人物に対するリアル感は乏しい。※またヒロインが森で行方不明になるし。

 

登場人物への共感という部分も、人間に対する深さが無いため(描写が甘く)、感情移入ができず、結果、一部早送り+早見(1.5倍速)での視聴となった。

 

ヤクザの息子とギャングの娘の恋愛(ニセコイ)設定は良いが、組の抗争という部分がほぼほぼコメディ描写なので、さして二人のニセコイ恋愛部分の動向に差し迫った感じが無く、ちょっとした行動縛り程度。

 

恋愛の動向によって若い組員が時々死んだりするようなことがあれば、多少、緊張感が出て、二人の恋愛部分にも真剣さや意味が出てくるが、そういったことは何もない。ヤクザやギャングともに暴力演出がヤラセ感丸出し(コメディ)だし。

 

途中から警視総監の娘も出て来て、そこの三角関係には期待があったが、最初だけで、あまりそこの裏設定が生きてる感じは無い。キャラの扱いも最初だけで、すぐに邪魔な背景と化しているし。

 

結局、親がヤクザとかギャングとか警察とか、子供の生い立ちに背景(違い)があるだけで、恋愛自体は、子供ら当事者たちが主導してるようなもので、普通の学園ラブストーリーと変わらない。

 

親の意向で、子供が仕方なしに嫌な行動を選択し続けなければいけないみたいな当事者の苦難などは、最初だけで実は何も無い。

 

最初は、ニセコイだったけど、付き合ううちに本物の恋になったところで、それはそれでヤクザやギャングの親目線では、それを最初に臨んでいた訳で、当事者がそこに納得しただけじゃんということで、それによって何か新たな問題が起きる訳ではない。

 

つうかただ話が丸く収まっただけ。

 

劇中でロミオとジュリエットの劇を引用してるが、ロミオとジュリエットは、親が犬猿の仲で、両者が相容れないことによって、子供たちの恋愛は認められず、悲劇的な結末になるが、この「ニセコイ」は、組同士は犬猿でも親同士が了解の上で、子供を一緒にさせようとしてる訳で、問題の方向性が全然違う。

 

この作品は、ヤクザの息子である中島健人が、親の許婚にあたるギャングの娘(中条あやみ)ではない、別の女性と恋愛に至っていくことで、親同士の関係が悪くなり、そこの障害が恋愛の壁となり、設定がより生きてくるわけだが、なぜかそっちに進まず、許婚の方で満足してしまう。

 

回り道はしたが、ものすごく普通の話なのだ。

 

この作品、何かストーリーが進んでるのに、大して盛り上がっていかない原因はたぶんそこだろうと思う。

 

話の流れが普通というか、ただただ落ち着くところに落ち着いた。

 

ただそれだけなのだ。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:設定が生きてない学園ラブコメディ。個人的にヒロインの中条あやみの金髪が似合ってないのもあるが、ヒロインとしての見た目の可愛さが、池間夏海や島崎遥香などの脇役に負けてしまっている。(配役ミス)そのせいかどちらというと脇役との恋愛を応援したくなる。これならまだ3D彼女の時(黒髪)の方がまだ良かった。最近は、中条あやみが恋愛作品によく起用されているが、なんでそこまで人気なのかよくわからない。ちなみにジャニーズの中島健人(Sexy Zone)が主演してるからなのか、これまで見た恋愛作品とは違いやたらスケールがでかく撮影され、セットやその他にお金が掛かっている。たぶんジャニーズ作品だからかなと思っている。作品としては面白くないが、★2つなのは、元AKBの島崎遥香を久々に見たから(★ひとつ追加)。)

 

 

 

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映画「あのコの、トリコ。」の感想(ネタバレ)

2019.12.21 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「あのコの、トリコ。」の感想(ネタバレ)


■監督:宮脇亮
■出演:吉沢亮 新木優子 杉野遥亮 内田理央 古坂大魔王 岸谷五朗


【映画「あのコの、トリコ。」のあらすじ】

冴えない高校生・頼は、東京の学校に転入早々、幼なじみで現在は人気モデルの雫と再会する。女優を目指して頑張る雫にあらためて恋心を抱いた頼は、あることを機に雫の付き人をすることに。そんなある日、ランジェリー広告に起用された雫が緊張のあまり遅刻し、共演するはずだった彼らの幼なじみで人気俳優の昴が帰ってしまう。雫は降板の危機に陥るが、その時演出家の近藤が頼を代役にしたことから、頼の運命が静かに動きだす。

WOWOWから引用

【映画「あのコの、トリコ。」の感想(ネタバレ)】 

 

 

白石ユキ原作の少女コミックを吉沢亮、新木優子、杉野遥亮らが共演で映画化したラブストーリー。

 

また新たな邦画の恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

ここ最近、見た恋愛映画「3D彼女 リアルガール」「ういらぶ。」は、どちらかというと少女マンガ原作でも日常からかけ離れた演出が多い恋愛作品だったが、この作品は、少女マンガ原作だが、かなりまともに作られている方。※それらと比べてだが

 

ようやく普通に見てて主人公に共感できる恋愛作品を見た気がする。

 

ちなみにヒロインは、新木優子で、CMや写真等で見ると顔は整っていて可愛いのだが、ただ撮り方によっては、元々の顔の濃さ(ソース顔)が強調されることもあって、ちょっと気になるときがある。

 

出来るだけ光を当てるか、補正を掛けて透明感を出し続けて欲しい。

 

ちなみに内容については、主人公に共感しやすい背景(ダメさ、良い人、一途など)に、何度か挫折を味わいつつも、サクセスもあり(監督から見出される)で、ほぼほぼ合格点だが、ラストシーンのアメリカに旅立つ前の告白だけはどうも共感できない。

 

個人的には、アメリカに行って、ある程度結果を出してから格好良く戻って、告白して欲しかった。アメリカでの面接シーンとか別にいらないから。

 

そもそも、あのラストでは、賞を取ったら告白する(あきらめる)というその前の男同士の約束に対して、誠実さがない。そこは男と同志の約束、きっちり守って欲しい。そういうところだよ、ダメなところ。

 

日本の賞のバトルでは負けたけど、世界のアカデミー賞は、先に取って帰ってくるという流れではなかったのか。

 

そもそもドラマ?の撮影中の合間に告白するというのも身勝手さが出てて頂けない。思い切り、お前の都合で撮影止めてるじゃねえかと。

 

さらに言うと、彼女が空港に行くならいいが、男の方が空港に行かずに(行く前に)、彼女に会いに行くってのはどうなんだろうか。せっかくタイムリミットを切ったはずだが、その設定が意味がない。

 

アメリカに行くのやめて、彼女を取るならいいけど、アメリカに行くのに会いに戻るな。

 

「まだ飛行機まで時間あるし、その前にちょっと告白でもしとくか!」じゃないんだよ(笑)

 

フリータイムか!

 

当日スケジュールは余裕ありすぎか。

 

幼馴染の男も性格は悪いけど、さすがに可哀相だ。

 

仕事中に告白はされるは、間接的に振られるわで。それでなんか二人が上手くいったせいで、みんなが祝福してる手前、一緒に祝ったりもしなきゃいけない。彼女にえらく拘ってたのに、あんなにすぐに気持ち切り替えられないだろう(笑)

 

あのキャラクターは、振られてもストーカーするようなタイプじゃないのか。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:ほぼほぼ王道展開で安定感はあるが、最後が気に入らないラブストーリー。吉沢亮については、ストーリー上、格好良さはいいとして、演技が上手い(スター性が垣間見える)という設定があるが、あんまり、そこの演技を見て、すごい!(圧倒されない)と思えないところがやや痛い。また幼馴染の杉野遥亮との身長差も結構気になります。杉野遥亮がでか過ぎなんだけどね。とりあえず新木優子ファンは、良さが結構出てるので(下着になったり)、見といて損は無い。)

 

 

 

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映画「ういらぶ。」の感想(ネタバレ)

2019.12.15 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ういらぶ。」の感想(ネタバレ)


■監督:佐藤祐市
■出演:平野紫耀 桜井日奈子 玉城ティナ 磯村勇斗 桜田ひより 伊藤健太郎


【映画「ういらぶ。」のあらすじ】

同じマンションに住む凛、優羽、蛍太、暦は幼なじみの4人組。初めて会ったときから優羽のことが好きな凛だが、彼女に対して冷たくしてしまい、優羽もそんな彼から冷たい態度を取られ、ネガティブ思考になってしまうという関係が続いていた。ある日、マンションの改装のため一時的に一軒家に引っ越した優羽の前にイケメンで秀才の和真が現われ、優羽に猛アタック。気が気ではない凛は優羽に仮の恋人になるよう命令するが……。

WOWOWから引用

【映画「ういらぶ。」の感想(ネタバレ)】 

 

 

星森ゆきものコミックをKing & Princeの平野紫耀と桜井日奈子共演で映画化した青春ラブストーリー。

 

邦画の恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

前回、同じ恋愛映画の「3D彼女 リアルガール」でひどい目にあったので、桜井日奈子が出演するこっちはどうかと思ってみたが、こっちもあんまり変わらず、内容は結構微妙。

 

しかしキャラ設定等は、あらすじにもある通り、彼女のことを好きだが、なぜか冷たく接してしまう幼馴染の男とその扱いによって、ネガティブでヘタレみたいになってしまった女の恋愛ということで、設定自体は今までに無く新しい。

 

しかし、全編通して、あまりこの関係性に変化が無く、三角関係も一応あることはあるが、相手(伊藤健太郎)がそんなに悪いやつではないため(ほぼ友達になってるし)、またヒロインの心がそれによって動くこともないため(幼馴染に対して基本ずっと一途)、恋愛もあまり盛り上がらない。

 

結局、好き同士だが、イマイチ上手くいかない幼馴染の二人を周りの友達(幼馴染)が、アドバイスをしつつも静かに見守ってるというスタンスが終始形を変えて続くだけ。

 

そんな感じなので、こっちもまあ好きにしたらいいんじゃねえ?という客観的状態から気持ちは変わらない。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2.5)

 

(まとめ:設定は良いが、それ以上に大きな見せ場と呼べる展開がないラブコメディ。30分ドラマならちょうどいい設定だが、100分も使って描くほどの内容がない。途中で飽きてくる。作品のストーリーよりも、エンドロールで流れていた、出演者の撮影メイキング映像の方が面白そう(楽しそう)。そんな映画です。少女マンガ原作作品を何個か見て思うのは、森に行くと大体片方が迷子になりますね(笑)、青夏、プリンシパル、3D彼女、この作品しかり、大体、一回は森(ロケ)に行きますね。)

 

 

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映画「3D彼女 リアルガール」の感想(ネタバレ)

2019.12.05 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「3D彼女 リアルガール」の感想(ネタバレ)


■監督:英勉
■出演:中条あやみ 佐野勇斗 清水尋也 恒松祐里 上白石萌歌 ゆうたろう 濱田マリ 竹内力


【映画「3D彼女 リアルガール」のあらすじ】

光は2次元を愛する超オタクな高校3年生で、家族に心配される毎日。学校では存在感ゼロで、大好きなアニメ「魔法少女えぞみち」のヒロインえぞみちと、オタク仲間の悠人のおかげで何とか生き延びていた。ある日、教師に呼び出された同級生ミツヤに命令されて職員室に行った光は、超絶美少女の色葉とプール掃除をするはめに。万引きの疑いを掛けられた色葉を救った光は、彼女から“半年間だけ付き合ってほしい”と告白され……。

WOWOWから引用

【映画「3D彼女 リアルガール」の感想(ネタバレ)】 

 

那波マオの原作コミックを映画「ヒロイン失格」の英勉監督が中条あやみ×佐野勇斗共演で実写映画化したラブストーリー。

 

邦画の恋愛モノを見つけたので見てみた。

 

内容は、アニメ好きのオタク高校生と学校で人気の美少女との恋愛を描いた話。

 

原作は知らないのでそちらとの比較はできないが、この映画作品のみの感想だけで言うと、とにかく登場人物ほとんどに共感できず全然面白くないです。

 

見るのが時間の無駄と言ってしまいたいほど、というか基本見なくて良いです(笑)

 

まず、オタクを主人公にしてる割に、キャラクターのオタク感が弱い。一応アニメに詳しい設定になってるけど、自分の部屋が異常にきれいだったり、いわゆる誰もがイメージするようなオタクな人ではない。オタクなのに洗練されている。

 

また彼の家族にしても仲が良くアットホームだったりして、特に問題が見られない。唯一、対人恐怖症的な悩みはあっても、それが生きるのが辛いというほどの状況とは思えず、人として弱さがなく、特に興味が持てない。

 

親が離婚してて、一人暮らしで、誰からも愛されない救いとしてアニメを見てるとか、人間としてそういう深い動機や心情がある訳でもない。見た目も別に悪いわけでもないし。

 

基本的にこのオタクというキャラクターが人として、ちゃんとそこで生きてる感じがない。

 

そんな主人公に対して、またなぜ彼のをこと気に入ったのかよくわからないヒロインが出てきて、急に付き合い始める。もう意味不明すぎる。

 

まあこれでも、90分位で終わるなら、我慢して見れるが、実際は120分もある。

 

もう地獄です(笑)

 

しかも、中盤までは、比較的軽い話として描いてたのに、急に、ヒロインが実は脳の病気があってと、シリアス調になり、手術をしたら昔の記憶が無くなってしまいとか、後半は、強引な盛り上げを見せる。

 

全然、登場人物に対して、共感が作れていないのに、後半シリアスにされても、全然感情移入できない。

 

また記憶がなくなってる間に、ヒロインが先生?(医者?)と結婚を決め、その人と結婚するの?と思ってしまうほど、ありえない展開(普通はずっと見守ってるキャラだと思うけど、急に恋のライバル)から、結婚式を案の定、途中で抜け出してと、ドタバタでベタベタな流れが続く。

 

しかも、そこからの演出もひどくて、大事なシーンで人が大勢踊ってるハロウィンのパーティ会場みたいな場所に移り、人が周りにいるのにそこで告白とか始める。誰のための演出なのか、とにかく制作側の演出臭がプンプンしていて、ウザい。

 

そして、告白してる間は、なぜか人々が急に空気を読んがかのようにその場で動作を止めて(フラッシュモブか)、静止してたりするが、微妙に細かく動いてたりして、気が散って仕方ない(笑)

 

とにかく、ダメなところをあげるとキリがない。

 

 

評価 ☆☆☆☆☆ (星0)

 

(まとめ:長いし、共感できないし、つまらないの三拍子揃った駄作ラブストーリーの決定版。今年見た中で最低の恋愛映画間違いなし。そもそも誰目線(誰を対象としてる)の映画なのかもよくわからない。主人公がオタクで基本格好良くないから、佐野勇斗目当ての女性向け作品というには、さほど魅力がない。かといって、ヒロインの中条あやみ目当ての男向けかというと、男は好き好んで、こんなの見ないし、中条あやみも男が好きなタイプというよりかは、女性ファンの方が多く居そうな感じの顔。結局、実写映画化して見たものの、誰向けなのか謎である。主人公からヒロイン、友人など、とにかく、登場人物はうすっぺらいし、普通に男女の恋愛だけ、描いてればいいものを、急に男同士の恋愛も入れてきたりして、気が散って仕方ない。とにかくいろいろ詰め込みすぎて、散漫な内容。3D彼女って、2Dのアニメのヒロインが、ひょんなことから人間になって、モテない男子と恋愛するんだとばっかり思ってたが、全然違った。)

 

 

 

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映画「覚悟はいいかそこの女子。」の感想(ネタバレ)

2019.11.09 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「覚悟はいいかそこの女子。」の感想(ネタバレ)


■監督:井口昇
■出演:中川大志 唐田えりか 伊藤健太郎 甲斐翔真 若林時英 荒川良々 小池徹平


【映画「覚悟はいいかそこの女子。」のあらすじ】

幼いころから女子たちに囲まれる人生を送ってきた“愛され男子”の斗和だが、実は恋愛経験ゼロという“超ヘタレ”。彼は親友の律、惟智也、龍生と“DDD同盟”を結成し、彼女をゲットすべく動きだす。斗和が恋人候補にしたのは、幾人もの男子たちからの告白を断わってきた難攻不落のクールビューティー美苑で、斗和は自信満々に決め顔や壁ドンでアタックするがあっさり撃沈される。それでも彼は諦めずに美苑に言い寄り続けるが?

WOWOWから引用

【映画「覚悟はいいかそこの女子。」の感想(ネタバレ)】 

 

 

椎葉ナナのコミックをドラマ版「覚悟はいいかそこの女子。」で監督をした井口昇監督が同じくドラマでも主役を務めた中川大志を迎えて実写映画化したラブストーリー。

 

邦画の新たな恋愛作品を見つけたので見てみた。

 

こちらも少女マンガ原作の作品だが、珍しく主役は、男で男目線で描かれた話になっている。

 

しかし、演出的には、男が楽しむような感じよりかは、イケメンだが、恋愛経験ゼロの男が、クールな女子に恋する(アプローチする)という話からもわかるが、受身な女子向けの妄想願望を満たす映画ともいえる。壁ドンとかあるし。

 

そんな訳で、男としては見てて、それほど面白いものではないが、唯一、この作品で言いたいことがあるとすれば、”愛の告白”ってのは、風邪引いてものすごく体調が悪くても、それを押してまでしなきゃいけないものなのか?という問いである。

 

ネタバレになるが、ラストで、彼(斗和)が好きな女子(美苑)が好きな先生が、地方に転勤することになり、最後の別れの日に彼女は風邪で体調を崩して学校に行けず先生に会うことができない。

 

最後に一度だけ先生に気持ちを伝えたかったが、具合が悪くて、どうしても一人で家から出られない。

 

そのことを察した彼は、具合が悪い彼女を強引に外に連れ出し、おんぶしたりしつつ、先生の後を追って、好きな彼女に告白の機会を作ってあげる。

 

この作品の盛り上がりはここだ。

 

好きな彼女の恋愛を一生懸命応援する。

 

マンガなら具合が悪いなか、それを押してでも愛の告白をする姿は、様になるのかもしれない。

 

しかし、それを実写で見たらどうだろうか。

 

どう見ても虐待に見えてくる(笑)

 

個人的には告白とかどうでも良い。今はまだ寝かせて上げろよ。って思う。

 

愛の告白ってそこまでしなきゃいけないものなのか?

 

愛とは、優しさとは、強制なのか。

 

ずっとその疑問が頭の中をぐるぐると回る。

 

今まで愛の告白って、ハリウッド映画とかなら激しいアクションで命がけとか、いろんなシチュエーションを見てきたと思うが、この風邪引いてるのを押してまで告白しに行く地味なパターンってのは、この作品が初めてじゃないかと思う。

 

重い病気を患っていてとか、死ぬ間際にとかはあるけど、完全にただ風邪引いて、一時的に熱が出て具合が悪いけども、なおも告白しに行くというバカみたいなシチュエーションは、今までなかった(笑)

 

状況はなんでもいいんだけど、そのシチュエーションや設定に共感できなければ、いくらがんばって盛り上げようとしてても、見てて冷めますね。

 

このシーンてのは、風邪でも、無理してでも告白という、愛に賭ける情熱の大きさ、人としての”勇気”みたいなのが見せ場だと思うんだろうけど、どうみても勇気というよりもただの無鉄砲という印象が強い。

 

体調が悪い彼女を車椅子に乗せて急ぐという演出。

 

もう見てて危ないよね。

 

車椅子で走るスピードじゃない(笑) 

 

そもそも風邪引いてるなら、タクシーで行けよって思うしね。

 

家にタクシー横付けで、「空港までお願いします!」で済む話。

 

なんで車椅子で動いて、体調悪いのに外の冷たい風を思い切り顔面に浴びなきゃいけないんだ。

 

いろいろツッコミどころが多くて、まるで恋愛に集中できない。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:恋愛も行き過ぎるとバカみたいになる典型なダメラブストーリー。それ以外にも、彼女が先生に告白するときに彼女が今まで着ていたコートを彼が持っていたが(なぜ具合が悪いのにコートを脱いで寒い制服になる必要がある。そこの礼儀を重んじるなら風邪引いてるときに会うなよ)、次のシーンで彼と抱き合うときになると、そのコートが手元からどっかいっていた。演出上、邪魔だからあえて取り除いたと思うが、あきらかに不自然だった。個人的には、自分が預けていたものを(基本預けないけど)勝手にどっかのベンチとかに置かれてたらめっちゃ腹立つよね(笑) とりあえずしばらく持って置けよと思う。それかどっかに置くなら一言言ってほしい。勝手に置いとくなと。なんのために持たせてるのかその意味を理解しろよと(笑)。ベンチとか、地面に置きたくないから持たせてるんだよ。最後は、もう映画と全然関係なくなっちゃったな。)

 

 

 

大人はなんにもできないよ

 

ただ一人で

 

決められるだけだ

 

-?

 

 

 

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映画「青夏 きみに恋した30日」の感想(ネタバレ)

2019.09.02 Monday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「青夏 きみに恋した30日」の感想(ネタバレ)


■監督:古澤健
■出演:葵わかな 佐野勇斗 古畑星夏 岐洲匠 久間田琳加 水石亜飛夢 白川和子 橋本じゅん


【映画「青夏 きみに恋した30日」のあらすじ】

都会育ちの女子高校生・理緒は夏休み、大自然に囲まれた地方に住む祖母の家で弟の颯太と過ごすことになった。そこで彼女は、地元の高校生・吟蔵と出会う。少しぶっきらぼうだが優しさにあふれる彼に、理緒は一瞬にして恋心を抱く。だが、吟蔵には幼なじみで婚約者の万里香がいて、理緒は万里香の存在にやきもきさせられる。そして東京から理緒の友人たちが遊びに来るが、そのひとりの祐真がバーベキューの時、理緒に告白し……。

WOWOWから引用

【映画「青夏 きみに恋した30日」の感想(ネタバレ)】 

 

 

南波あつこの人気コミックを「今日、恋をはじめます」の古澤健監督が葵わかな、佐野勇斗共演で実写映画化した青春ラブストーリー。

 

恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

ヒロインは、マイネオのCMでお馴染みの葵わかな。または、NHKの朝ドラ「わろてんか」のヒロインでもあったようだが、朝ドラ見てないのでそっちはわからない。ヒーローの佐野勇斗に関しては、一応出演作を何本か見たことがあるが、あんまり覚えていない。

 

どちらも大手スターダストプロモーション所属ということで、作品を抜きにすると、俳優プロモーション映画作品といっても良いかもしれない。

 

内容も、純愛+過度な演出に頼らない落ち着いた描き方をしていて、自然と登場人物に共感しやすい作りになっていて、好感触。

 

三角関係こそ少しあるが、恋愛関係でドロドロすることなく、終始爽やか。

 

休日(夏休み中)にお互い学生服を来て学校(教室)に行ったりするシーンがあったが、純愛シーンとして、そこは、なかなか良かった。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:悪くないけど、めっちゃ良かったというほどではない非常に無難な純愛映画。よってこういう作品は書くことがあまりない。唯一振り返って印象に残ってるのは、古畑星夏の水着姿位…。葵わかな、佐野勇斗のファンなら多少魅力は出てるので、おすすめ。それと、田舎の風景は綺麗なので、そこは見所かもしれない。しかし、特に作品としては、これと言ってないので、それ以外は、スルーで良いかも。)

 

 

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映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)

2019.08.16 Friday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)


■監督:行定勲
■出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 市川実日子 瀬戸康史


【映画「ナラタージュ」のあらすじ】

大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問だった葉山から、後輩たちのために卒業公演に参加してほしいという連絡が来る。葉山は孤独だった泉に演劇部という居場所を与えてくれた恩人で、彼女は葉山に好意を抱いていた。卒業式の日から誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、演劇部の部室で彼と再会した日から彼への想いが募っていく。だが泉は葉山から離婚が成立していない妻の存在を知らされ……。

WOWOWから引用

【映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)】 

 

島本理生の同名小説を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が松本潤、有村架純共演で映画化した恋愛映画。

 

有村架純が出てたので見てみた。原作は未読なのでわかりません。

 

内容は、客観的には教師と生徒の恋愛+不倫という禁断愛の要素が入った、大人の恋愛作品なのだが、その盛り上がるテーマとは別に恋愛作品としては、どうもパっとしない。

 

繊細や詩的に描いているという表現はできなくもないが、根本的なところで、恋愛作品として、回りくどくて面白みに欠ける。っというかまず恋愛映画で140分は長い。

 

また登場人物の気持ちは手に取るように理解できるのに、感情移入して応援したくなるほどの人間的な魅力をどうも感じない。

 

そのため、ずっと、2時間強、周りを巻き込みつつ、二人でただグダグダやってる感じから出ない(笑)

 

ずっと気持ちに素直なヒロイン(有村架純)と、結婚してる体裁やひどい過去を引きずっていて、終始煮え切らない男(松本潤:葉山)、この二人のすれ違う?恋の隙間に束縛が強い坂口健太郎(小野)が加わってきて一時は、煮え切らない葉山のことを見限って小野と前に進み始めたヒロインだが、やっぱりお互い忘れきれず、小野と別れ、葉山と再会し気持ちが盛り上がるも、一夜限りの関係のみで、恋愛としては、実らなかったヒロインの恋。それがこの作品の大まかな話。

 

そして、結論としては、上手くいかず、記憶としてあまりよく思っていなかったはずの過去の恋だが、改めて現在振り返って見ると、それほど悪い恋じゃなかったかもと思えるようになった(彼は愛してくれていたことを知る)という話でもある。

 

ただ、これは、見たままのあらすじの話。そこの過程に面白みはない。

 

なぜこの作品が面白く無いのかについて、その原因は、まず、構成が悪いと思う。

 

時間軸をいじってシーンを印象的に見せたいというのは、映画でよく使われる手法だが、この作品も時間軸(回想を使って)をいじって、過去の情報を小出しにしている。ただそれがあまり効果的ではない。別に隠す必要の無い情報を隠したり、後付けにしたりしている。

 

高校生の時のいじめられていたシーンにしても。プールに落とされるいじめのシーンはあるけど、彼女とその同級生の日常的な人間関係(学校でのポジション)みたいなのが一切描かれて無いので、急に落とされるシーンが挿入されてビックリするだけで、それ以上の気持ちを共有できない。存在(見せ方)がヒロインと先生以外の視点がほぼ無い。

 

ただわかるのは、ヒロインが落とされたという事実に先生が怒ってたことだけ。クラスでこういう人間関係が日々あって、先生とは日常的にこんな関係だったとかそういう情報が一切無い。どんな気持ちでいたとか。

 

情報が小出しなのに、さらにその情報すらも少ない。=感情移入できない

 

個人的に、小出しにしないで、最初から時間軸どおり普通に描いて欲しい。

 

そして、特に高校生時代のヒロインと先生との出会いと日常的な関係はもっと細かい情報が必要でしょう。

 

この作品、普通に流れ通り、描いてくれるだけで十分だと思う。なぜか意味も無く記憶やシーンがぶつ切りにされている。

 

ちなみにこの作品がなぜ盛り上がらないのかは、禁断設定にも関わらず、先生(葉山)の妻や、教師と生徒という関係を邪魔するような障害(話)が物理的にほとんど表面化してこないので、その設定があんまり効果的でない。後で付き合うことになる小野が適度に邪魔(障害)になるが、自分から付き合うと言って付き合ったので、自業自得と言えば自業自得でもある。

 

また男の葉山だけが、過去を引きずっていて終始煮え切らない状態でいるのだが、ここの理由(描かれ方)に大して共感できない。ただグズってるように見える。

 

ヒロインのことを好きになるんだけど、いろいろあって手を出せないみたいな状態なんだけど(結婚してるから、普通と言えば普通なんだけど)、でも結局、最後には、盛り上がって彼女と一線は越えてる(ラブシーンがある)ので、結局何がしたいのかよくわからない。(ように見える) 

 

ただただVシネみたいに、肉体関係にただただ堕ちていくならそれはそれでそっちにすればいいと思うが、そういうわけでもなく、一応、純愛っぽさを残している。

 

きれいごとではないんだけど、きれいごとにしようとしてる感じすらある。逆にそれがすごい汚い人間に見える。

 

一線を越えたから妻と離婚するような、決意みたいなのもなく(妻とは関係がほとんど無いにも関わらず、罪悪感のため繋いでいる?)、しかし、その場の流れに任せて行動している。(ように見える)彼女(ヒロイン)が何も言わず去ったら(帰ったら)、一応後を追うくせに、そのまま放っておく(現在に恋愛が続いていないと言うことはそういうことだろう)。追う位なら電話しろよ。客観的に見ると、ヒロインはただの都合の良い女だっただけなんじゃないのか。勝手にポジティブに捉えてるけど。

 

特に髪を切らせるシーンなんかは、自分から状況を作りに行ってるともいえる。案の定ヒロインに火がついて、わかりやすく事に至るけど。(キスはする、その後はわからない) ここのシャワーを掛け合うに至るシーンは、見てて恥ずかしくなる位、予定調和というかベタベタな展開。分かりやす過ぎて、そういうコントみたいにみえる。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:有村架純のラブシーン(見せてはいない)があるけど、話はパッとせず面白くない恋愛映画。終盤で後輩(柚子)がいきなり自殺するのだが、その後輩が、出番が少なくて、ほぼ背景の一人位の印象しか記憶にない。その割に、知らない男に婦女暴行されて実は悩んでいたとか、重たい情報が急に出てきて、意外と作品として大事な要素を持っていたりする。結局、この作品は、その部分からも分かるけど、ニュアンスばかりに拘ったせいで、作品としてのバランスが悪くなった失敗作だと思います。)

 

 

 

「幸せであるように」って

 

意味だよ

 

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映画「センセイ君主」の感想(ネタバレ)

2019.07.18 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「センセイ君主」の感想(ネタバレ)


■監督:月川翔
■出演者:竹内涼真 浜辺美波 佐藤大樹 川栄李奈 矢本悠馬 新川優愛


【映画「センセイ君主」のあらすじ】

恋に恋する女子高校生の“さまるん”こと佐丸あゆはは、告白7連敗中。そんなある日、やけ食いした牛丼の代金が払えずに困っていたところをイケメン青年に救われる。その青年・由貴は、あゆはのクラスの新たな担任教師だった。これは運命の出会いだと思ったあゆはは由貴に猛烈なアタックをかけるが、由貴はそんなあゆはを相手にしようとしない。そして由貴はあゆはに、“自分を落とせるものなら落としてみろ”と挑発するが……。

WOWOWから引用

【映画「センセイ君主」の感想(ネタバレ)】 

 

 

幸田もも子の同名コミックを「黒崎くんの言いなりになんてならない」の月川翔監督が竹内涼真×浜辺美波出演で映画化した恋愛映画。

 

邦画の恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

この作品も最近よくある少女マンガ原作作品でよく見られる、男を王子的に実体以上に過度に持ち上げようとするキラキラ?演出がされている。

 

いわゆる少女マンガを日々嗜好する女子中高生向け(竹内涼真ファン向けと言った方が良い)の恋愛映画。

 

内容の方だが、ヒロインの性格が、心の声が全開でかなりコメディ寄りの世界観とキャラクターで作られている。

 

元気いっぱい、ハツラツ(天真爛漫とはちょっと違う)と言ってしまえば、聞こえはいいが、人物像が非常にマンガ的で、マンガとしては、そういうキャラクターなのは想像はつくし理解できるとしても、映画として一人の人物として見てしまうと人間味が感じにくい。

 

女子の友達同士の間でこういう性格(ノリ)はあっても良いと思うが、男の前でも、ずっとこんな感じのヤツはいないだろうと思う。

 

言ってしまうと、ヒロインのキャラクター(演出)が終始ふざけすぎのため、現実で生きているような実在感を感じにくく、彼女の恋愛(悩み)に対して、感情移入が出来ない。

 

自然とやりとりを見ていて、しんみりと気持が共感していくという落ち着いた感じで映画が作られていない。

 

映画全体として採用したコメディ寄りのコントチックな演出が、過度でシリアスな恋愛ドラマを邪魔している。

 

こういう演出は、浜辺美波の魅力を出す恋愛コントとして10分位見るならそれはそれでいいが、これで一時間半はさすがに辛い。そもそもこのコメディ演出で、映画(作品)として何を見せたいかも全体として俯瞰するとよくわからない。あきらかに必要過多で邪魔だ。

 

結局、早々に映画としての吸引力が無くなったので、途中から早送りで視聴した。

 

中盤以降にセンセイの幼馴染の女子ピアニストが出てきてからの、お決まりの三角関係になって多少傷つくという展開は、共感はしやすくなるが、だからといって、そこの展開(感情)だけを持って作品全体を評価するのはどうかと思う。

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:ヒロインのキャラクター演出がシリアスさを邪魔する騒がしいラブコメディ。北川景子がカメオ出演してたり、川栄がまたヒロインの友達役で出てたり、個人的な見どころはあるが、終始一貫して思うのは、全体的に登場人物の役柄(キャラクター)に魅力が無いこと。この作品を見終わっても満足感が何一つ得られない。エンディングが来て、やっと終わってくれたという位で。結局、途中から早送りで見たというのが、この作品の質を表してると思う。特に竹内涼真や浜辺美波のファンでもなければ、スルーで良いでしょう。)

 

 

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