映画「きょうのキラ君」の感想(ネタバレ)

2018.06.21 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「きょうのキラ君」の感想(ネタバレ)


■監督:川村泰祐
■出演者:中川大志 飯豊まりえ 葉山奨之 平祐奈 岡田浩暉 三浦理恵子 安田顕


【映画「きょうのキラ君」のあらすじ】

長く伸ばした前髪で目を隠し、他人と関わることを避けてきた女子高校生のニノ。そんな彼女は、隣に暮らす同級生のキラに恋をしてしまう。とはいえ、イケメン男子で学校一の人気者であるキラに気持ちを伝えることなど思いも寄らないニノ。だが、あるとき彼女がキラの重大な秘密を知ってしまったことから、次第に2人の距離が縮まっていく。キラがいつでも笑顔でいられるよう、365日ずっと一緒にいることを誓うニノだったが……。

WOWOWから引用

【映画「きょうのキラ君」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「近キョリ恋愛」のみきもと凜の人気漫画を「海月姫」の川村泰祐監督が中川大志と飯豊まりえ共演で映画化した青春ラブストーリー。

 

邦画の恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

こちらも少女マンガが原作の恋愛作品のようで(原作は読んでいない)、内気な女子がキラキラした男性(イケメンで人気者)に恋したことで次第に明るく変わっていく一方、男の方が実は、”病気で余命1年という秘密?”を持っていて出会いの段階からそこを一緒に共有する部分が、これまでの少女系恋愛作品とはやや違うところになっている。

 

少女マンガの世界観でありながら、死が絡む悲しい話で多少の重たさはあるが、決して死んだりするラストではないので、後味の悪さは無い。

 

ただ、恋愛作品として面白いかというと、特に面白さは感じられず、途中でかなり退屈になった。

 

ヒロインを演じる飯豊まりえの良さは多少わかるが(キャラクターではなく女優の好みで)、中川大志演じる主役のキラ君の方には男前だが、ほとんど共感が起きない。

 

イケメンではあるし(好感度はあると思う)、病気に悩むという共感エピソードもあるが、あまり人間的魅力が出て無くて(西島秀俊的な大根演技臭がしないでもない(笑))、ほとんどキラ目線では見れない。途中に病気で苦しんだりするのだが、キャラクターに対して感情移入が出来ていないので、他人事感がいつまでも拭えない。

 

っというか、この作品一体何が良いのかわからない(笑)

 

最後まで見ても、特にこれといって盛り上がりが無い。ニノの父親に交際を許してもらえなかったキラ君が翌日から急に学校に来なくなったりするが、ただ母親の墓参りに行っていただけというオチでなんだそれという感じ。

 

過去に尖っていた男(荒れていた男)がヒロイン(ニノ)と恋愛していく中で、徐々に優しくなっていくという変化はあるが、それすらもあまり伝わってこない。終始演技が演じてます感があり臭い。

 

また、主役二人以外で、共感できる人間がいるかといえば、周りを囲む親友(男女)もあまり魅力的でない。

 

ドラマやマンガによくいるタイプのわかりやすいキャラではあるけど(実際にはそんなヤツはいないと思う人たち)。またヒロイン(ニノ)の両親も、そんな親いる?みたいな優し過ぎる両親で生活感がない。その割に、交際に反対したりするが、そんな親なのでなんか説得力が無い。しかも父親変態だし(安田顕)。※変態仮面に出た俳優は、もう何を演じても変態が真面目なフリして日常生活してるだけにしか見えない(笑)

 

この作品見終わってから思ったが、学園ドラマ(映画)という割りに彼らがそこでホントに学生生活を送っているようなリアリティが感じられない。英語の授業中にキラ君の病床仲間の彼女がニノを連れ出すシーンがあるが、クラスメートや先生の存在が完全に背景扱い。クラスメートが見てる前で、あんなやりとりは、見てて恥ずかしい。完全に何かに酔っている。

 

たぶんこの映画に共感できない原因はそこに尽きると思う。演技含めて演出なのか。そうなってくると世界観を描けていない監督がダメという結論になる。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:”きょうのキラ君”という、タイトルの今日のキラ君の状態にあまり興味がでない恋愛映画。この映画唯一面白いところがあるといえば、キラ君の同級生の親友(矢部和弘)。始めは、不良で尖っていたキラ君に話しかけられないほどびびり倒していたのに、今では、キラ君とタメ口で、むしろ上からいく位(胸倉とか掴んじゃう)の勢いで接しちゃう。こんな男同士の急な人間関係(立場)の変化ってあんまり考えられない。お互い不良同士ならある瞬間で立場が変わるのはわかるけど、もともとヘタれでビビってた男が、不良だったキラ君と次第に仲良くなったからと言って関係が急に対等以上になるってね。普通タメ口になったとしてもところどころ少し気を使ってる感じを残してるのが普通だと思うが、この映画はそうではない。勢いに任せると上からいっちゃう。そう考えると、結論は、ヘタれから舐められるキラ君って実はもともと大分しょぼかったんだねという感想しかない。)

 

 

 

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映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の感想(ネタバレ)

2018.04.01 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の感想(ネタバレ)


■監督:三木孝浩
■出演者:福士蒼汰 小松菜奈 東出昌大 山田裕貴 清原果耶 大鷹明良 宮崎美子

WOWOWで放送していた映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を鑑賞。

【映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のあらすじ】

京都の美大に通う高寿は、いつも通りに大学へ向かう電車の中で愛美と出会い、ひと目見た瞬間、恋に落ちる。勇気を振り絞って声を掛け、また会う約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は突然涙してしまう。愛美のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だが、不器用な自分を受け入れてくれた彼女にますます惹かれていく。そして初めてのデートで告白した高寿は、OKをくれた彼女との交際をスタートさせるが……。

WOWOWから引用

【映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の感想(ネタバレ)】  

 

七月隆文の小説を「アオハライド」の吉田智子脚本&三木孝浩監督が福士蒼汰と小松菜奈共演で映画化したというラブストーリー。
 

最近ずっと海外ドラマばかり見てるので、気分転換に邦画のラブストーリーモノを選んでみた。

 

出演が福士蒼汰と小松菜奈という人気若手俳優共演ということで、多少の期待を持ってみたが、見終わってみると、感情移入も微妙で、この映画の設定を理解するのに頭をやたら使っていて、結局なんだかよくわからない映画だった。

 

とりあえず今回、その辺を振り返りながら整理したいと思います。

 

まず、いきなりネタバレになってしまうが、この作品は、小松菜奈演じるヒロインが未来からやってきた(今あるこの世界とは別の世界からやってきた)という設定。

 

これだけなら、よくあるパターンなのだが、そこにベンジャミンバトン的(ヒロインだけ大人から子供になる時間軸)な要素が加わっている。

 

男側の福士蒼汰は、子供から大人になる普通のタイム感で生きているのだが、彼女は、未来から過去へと流れる(大人から子供になる)別の時間軸の世界で生きていて、この二つの異なる世界は、5年に一度だけ(1回あたり30日間?(約1ヶ月))、お互いの世界が交わる瞬間があり、その間だけ二人が出会うことが出来るというらしい。※織姫と彦星か。

 

男 5歳→10歳→15歳→20歳→25歳→30歳→35歳

 

映画では主に二人が20歳の時に出会った頃(重なる部分)を描いている。

 

女 35歳←30歳←25歳←20歳←15歳←10歳←5歳 

 

簡単に状況を説明すると、彼氏にとっての彼女との初めての出会いは、彼女側(目線では)にとっては、彼氏との最後の別れの瞬間になるということらしい。※これが製作者(原作者)の言いたい(描きたい)肝心な部分でしょう。

 

このことだけを念頭に入れれば、おおまかなこの映画の設定を理解できるのだが、しかし細かくシーン(設定)を見ていくと、複雑で、頭の中で理解するには、もうなんだかよくわからなくなってくる。

 

上記の説明だけなら、そういうことねとわかるが、彼らが記憶の話を始めると、途端についていけなくなる。

 

ちなみに彼女側の記憶は、彼氏の未来は事前にいくらでもわかるが(現在20歳で彼と出会ったとき(再会したとき)、逆向きに時間が流れてる彼女の時間では、その時の時点で過去に出会っている彼の未来の姿はすべて知っていることになる)、しかし自分の未来(子供になっていく方向)はわからない。

 

なので、今の関係を継続させるためには、彼女は自分の未来(子供の頃に(過去の自分))を彼氏に託して、彼氏から未来の彼女へ情報を前もって教えてあげないといけない。

 

この辺の意味がよくわからないので二人の記憶について記号で表してみると

 

男 →ABCDEFG

 

女  A’B’C’D’E’F’G’←

 

男側は、AからGへと時間が流れるので、アルファベットが進むとそれ以前のアルファベットは男の過去の記憶として収納される。

 

しかし、女側は、G’から始まりA’へと逆向きに進んでいく。

 

彼氏にとってAの記憶の部分を”電車での彼女と初めて出会ったシーン”とすると、彼女にとって、その同じシーンA’(男側と区別するためA’とします)とすると、G’から始まる彼女にとっては、A’は、自分の未来の先端にあたり、その部分の彼女側の意味は、彼氏との最後の別れのシーンに当たる。

 

ここまではエピソードで理解できるが、男側が時間経過と共に記憶が蓄積されるのとは反対に、一緒にいる女側の方での記憶は、時間が流れるに連れてどんどん記憶が無くなっていくという設定がある。

 

ここがまたややこしい。

 

話で理解すると訳がわからないので数字に変換します。

 

この数字については、相手に関する情報量を表すことにします。

 

男 →0 5 10 15 20 25 30

 

女  0 5 10 15 20 25 30← 

 

男は、彼女と出会うことで最初0だったものが(誰?という状況から)どんどん彼女に関する情報量が増えていきます。一方、女側は、最初の時点で彼氏に対する情報(ストーカー並に)をたくさん持っているが、時間が経つにつれて、減っていき、最後には、0になります。

 

彼女にとって、この0(ゼロ)のところが、男にとっては彼女との初めての出会いのシーンであり、彼女にとっては、彼氏との最後の別れのシーンになる。

 

お互いその部分は、0(ゼロ)ではあるが、彼女は、彼氏の情報がどんどん減っていき、無くなる悲しさが最後の瞬間(彼氏にとって出会いのシーン)にあるという訳だ。

 

こう客観的に考えると、ようやくシーンの理解は深まるのだが。

 

ただ、実際は、二人が20歳以外の時にも会ってるので、彼女が最後の別れというシーンは、最後ではないのだ。記憶に覚えているという部分と、その年代では最後だけど。

 

そこがこの映画のシンプルではないところだろう。

 

もう一度、彼らの年齢を振り返ってみると、以下になっている。

 

男 5歳→10歳→15歳→20歳→25歳→30歳→35歳

 

女 35歳←30歳←25歳←20歳←15歳←10歳←5歳 

 

彼女は、35歳の時に彼氏の子供時代(5歳)と会って、溺れているところを助けている。彼氏にとっては、ここで彼女との出会いが始まっている。一方、彼氏側も、35歳の時に彼女(5歳)と会った時に助けている。

 

お互い、本来なら自分の未来は知らないはずだが、どういう訳か知っている。

 

男 5歳→10歳→15歳→20歳→25歳→30歳→35歳

  ↑    端と端が繋がっている     ↓

女 35歳←30歳←25歳←20歳←15歳←10歳←5歳 

 

その謎が、セリフにも出てくる。

 

お互いの未来と過去の端と端が実は繋がっているからだという。

 

そして、繋げるためにメモ書きの未来に起こる自分達の行動を実行することで、メビウスの輪のように、流れる時間が異なる二人の人生(世界)をつなげるということらしい。

 

この作品は、こう見ていくと設定の発想はかなり優れている。

 

よくこのめんどくさい設定をストーリーに載せて形にしたなと思う。発想は思いついても、ストーリーにするのがめんどくさい。

 

だが、この作品、設定は優れているが、いち人間の視点に立つと、二人の人間味(共感)があまり描かれていなくて(伝わりにくいのか)、恋愛映画として感情移入がかなり微妙だ。

 

設定がややこしいために、それ用の説明セリフが多く、恋愛映画で肝になる、男女のやりとり(シーン)における、ドキドキするような良さはあまり感じない。最初の電車での出会いが一番のピークで、それ以降は、関係が馴れ合いになってしまい、親密度の深まりを見て楽しめる感じがない。

 

それと、現実的に考えると、お互い35歳の時に5歳の子供を助けて、その子供とのちに付き合うというのは、ロリコンっぽい話ではある。

 

お互い20歳の時の話は、すごい美談で良いのだが、男が25歳の時に15歳の学生の彼女を説得するシーンは、どうも危険な香りがしちゃう。

 

しかも、子供の時に会って以来、いきなり会って相手を信用できるのかという疑問もある。年を重ねるにつれ価値観も変わるだろうし。

 

それにこの作品、相手の未来を知ってるということで言えば、いつ誰が死ぬかとかも知っていないといけないが、そういう類の話が一切ない。最初に出たけど、知らないうちにうやむやになっている。

 

彼氏側の家族と会ったときになんとなくそういう空気感のような感じはあるが、特にエピソードとして語らない。

 

自分が彼氏だったらまず、そこが一番気になる。

 

そういう基盤の上にストーリーが乗っかっていないから、話がどうも薄っぺらくみえる。

 

人間は死が前提にあるから、運命に左右されるという部分で悲しみがあるのだが、そこが描かれていないので説得力がない。

 

男 5歳→10歳→15歳→20歳→25歳→30歳→35歳

  ↑    端と端が繋がっている     ↓

女 35歳←30歳←25歳←20歳←15歳←10歳←5歳 

 

上記の輪で言えば、なぜ5歳から35歳という悩みが少ない時期でのみ回っているのか。

 

誰もが、黒板に記された?あの重なる輪を見たときに、なぜそれ以降の年が除外されてるのか。

 

35歳以降はどちらかが死んでしまうのか、その辺がもっと具体的に話として出てくれば、この20歳という時代で一緒にいることにより価値が生まれたのにと思う。

 

そんなことを深く考えちゃうとこの作品やっぱ無理だなと。逆向きの時間という概念も実際考えるとどういう状態なのかよくわからないし。

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:作品の完成度(設定)は非常に高いが、恋愛映画としての面白さが薄い微妙作品。ストーリーは良いのに恋愛映画として見ていて惹きつけられない部分は、出演者の福士蒼汰と小松菜奈の二人の演技にもあると思う。演出もあるだろうけど。福士蒼汰は、まーあれでしょうがないとして、未来から過去を生きているという難役を担っている小松菜奈がただの不思議ちゃんの域から出ないのは問題だろう。二人とも他の映画では、魅力が出てたが、この作品に関しては、なんかビジュアル的イメージだけが維持されてるだけで人間味が出てない。結局のところ映画は完成度(設定)も大事だけど、登場人物に感情移入が出来るかどうかだな。感情移入できれば多少の細かい部分はどうでもいい感じになる。)

 

 

月は毎年4cmずつ

 

離れてってる

 

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映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の感想(ネタバレ)

2017.10.04 Wednesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の感想(ネタバレ)



■監督:小泉徳宏
■出演者:佐藤健/大原櫻子/三浦翔平/窪田正孝/水田航生/反町隆史

WOWOWで放送していた映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」を鑑賞。

【映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のあらすじ】

天才サウンドクリエイターで、大人気バンド“CRUDE PLAY”の元メンバーである秋は、ビジネスとしての音楽の世界に嫌気が差し、自分の現状にもつまらなさを感じていた。そんなとき、彼は気まぐれで女子高生の理子に声をかけ、自分の正体を隠したまま付き合い始める。最初は軽い気持ちだった秋も、いつしか理子の純粋な想いに惹かれていく。そんな折、類いまれな歌声を持つ理子をプロデューサーの高樹がスカウトし……。

WOWOWから引用

【映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の感想(ネタバレ)】  


青木琴美の人気コミックを「タイヨウのうた」の小泉徳宏監督が佐藤健、大原櫻子共演で映画化したラブストーリー。

今年(2017年)の1月位に録画してまだ見てなかったので見てみた。

原作コミックは知らずに見てみたが、内容は、音楽モノのラブストーリー。人気バンドに曲を提供する自身も元メンバーだったミュージシャン役の佐藤健と歌手としてプロを目指す女子高生(大原櫻子)がひょんなことから出会い…というもの。

ちなみに佐藤健は、作曲家ということでギターとベースを実際に弾いているシーンがある。またバンドのベーシスト役の窪田正孝も俳優ながらベースを弾いており、中盤あたりでチョッパー(スラップ奏法)を披露している。ヒロインの大原櫻子は、この映画のために5000人の応募の中から選ばれたらしいが、歌は普通に上手い。※この映画を見るまで存在を知らなかったが、現在は歌手としても活動してるようだ。

物語としては、お互い惹かれあうも、あるスキャンダルが原因で、相手のこと思って(嘘ついて)、別れる(男が身を引く)という、どこかで見たことがある展開。くっついて→別れる→またくっつく?の王道のラブストーリー構成。

音楽もので楽曲含め、内容もそれほど悪くは無いと思うが、男目線で見ると、成功者の苦悩を描いてるので個人的に共感は弱い。学生時代からじっくり描いていけばもっと共感は多かったと思う。回想や思い出として後から振り返るのは、後出しなので弱い。

また恋愛部分も、あこがれてた女性と付き合う(付き合えるようになった)というタイプの恋愛ではなく、道でたまたま拾った(知り合った)女が、意外と良い女だったという感じなので、男側として恋愛への期待と盛り上がりも薄い。

っというか、この映画は完全に女性向け(女子中高生向け)のラブストーリーといえる。佐藤健の役が社会的に評価が高いスター(成功者)だし。設定が男女逆なら男側も興奮できたかも。

ちなみに男目線(個人的に)として、大原櫻子は見た目可愛くて(小動物的で)、歌も上手いけど、それ以上の女性的魅力はあまりこの映画の中では感じられなかった。好みの問題かな。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:女子中高生向けの音楽モノラブストーリー。恋愛映画として男性向けではない。男側(佐藤健目線(秋)での)の内面にヒットしてくる女性(女子高生)と出会えたという要素もわからなくないが、もともと女性に苦労してないタイプの男なので、男が見る男として好感度(共感度)は低い。もちろん人間として悪い人間ではないと思うが、友人関係含めどこかチャラさがある(笑)、ラストは、あのラスト(後ろから抱きつく)で良かったのか。なんとなく終りが中途半端な気がしなくもない。)



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映画「高台家の人々 」の感想(ネタバレ)

2017.08.26 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「高台家の人々 」の感想(ネタバレ)



■監督:土方政人
■出演者:綾瀬はるか/斎藤工/水原希子/間宮祥太朗/坂口健太郎/市村正親/大地真央/シャーロット・ケイト・フォックス//塚地武雅

WOWOWで放送していた映画「高台家の人々 」を鑑賞。

【映画「高台家の人々 」のあらすじ】

妄想が趣味の口下手で不器用な木絵が勤める会社に、名家“高台家”の長男・光正が転勤してくる。イギリス人の血を引くクオーターで東大卒、さらにはオックスフォードにも留学経験のある長身イケメンの光正。そんな彼と木絵に接点があるとは思えなかったが、木絵が落としたコピーを光正が拾ったことから2人は顔を合わせるようになる。ある日、光正が木絵をいきなり食事に誘ったことをきっかけに、2人の距離は近くなり……。

WOWOWから引用

【映画「高台家の人々 」の感想(ネタバレ)】

森本梢子の人気コミックを「映画 謎解きはディナーのあとで」の土方政人監督が綾瀬はるかと斎藤工共演で映画化したロマンティックラブコメディ。

綾瀬はるかが出てたので見てみた。

この作品は、あらすじから分かるとおり、人の心(考え)が読めるという男(ある一家(高台家))と妄想好きの女性の恋愛映画。人の心が読めるという設定は、特に新しいわけでは無いが、その特徴を逆手に取った、女性側のアプローチ(対処法)は、なかなか斬新で、見ながらヤラレたと思った。今までにないかな。

大抵、相手の心が読める設定モノは、読める側のアプローチにのみ特化するものだが、この作品は、ヒロインを天然妄想キャラにすることで、そこの部分で読む側のツッコミを取り入れ、上手く笑いにしている。

ちなみに心を読まれる部分での遊び方にしても、策略的に笑いを取りに行こうとしたら、逆に面白くなくなってしまうと思うが、ヒロインを不思議系女優の綾瀬はるかにして、ふわっとするような笑いで収めてるところで、彼女の空気感を含め、嫌味が無い笑いを取っている。全体の内容は別にして、コメディのバランスが良い。



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:心が読める設定を使った斬新なラブコメディ。コメディがめちゃくちゃ面白いというものではないが、クスクス系の外した笑いがあり、意外と心地よい。特にヒロイン(綾瀬はるか)が心を無にしたときの環境ビデオのような挿入映像は、一度きりでなく、ときおり天丼のように何度か挟まれると笑えてくる。真面目な映画の途中で、テレビが壊れた?というような事故映像のようなふざけた挿入映像が入ってくる。個人的に笑いのツボがあっているからか、ヒロインの性格の良さに感情移入し、結構泣けた。)



名前は平野

平凡の平に野グソの野で

平野ですよ


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映画「オオカミ少女と黒王子」の感想(ネタバレ)

2017.05.27 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「オオカミ少女と黒王子」の感想(ネタバレ)



■監督:廣木隆一
■出演者:二階堂ふみ/山崎賢人/鈴木伸之/門脇麦/横浜流星/池田エライザ/吉沢亮

WOWOWで放送していた映画「オオカミ少女と黒王子」を鑑賞。

【映画「オオカミ少女と黒王子」のあらすじ】

高校1年生のエリカは彼氏いない歴=年齢だが、恋愛経験豊富な友人たちに見えを張り、彼氏がいるふりをする“オオカミ少女”。本当に彼氏がいるのか友人たちに疑われ始めたエリカは街で撮ったイケメンの写真を見せて自分の彼氏だと言い張りその場をしのぐが、そのイケメンが同じ学校に通う恭也だと知ってしまう。事情を打ち明けると彼氏のフリをしてくれるという恭也だったが、態度が一変、エリカに無理難題を突き付けて……?

WOWOWから引用

【映画「オオカミ少女と黒王子」の感想(ネタバレ)】

八田鮎子の同名コミックを「ストロボ・エッジ」の廣木隆一監督が二階堂ふみと山崎賢人共演で実写映画化したラブコメディ。

少女コミック原作らしい?タイトルの恋愛映画をまた見つけたので見てみた。

最近は、黒王子というかドS設定の男が大活躍する?恋愛映画(または少女コミック原作映画)に需要があるのか、似たような映画が結構作られているようで、自分もなんだかんだで、すでにここ半年の間で似たような作品を5本以上?見ているような気がしている。

別にその設定が好きな訳ではないが、とりあえず旬な若手俳優が出演してる恋愛映画を見ておこうと選ぶと大半が、こんな感じの映画になっている気がする。ちなみに黒王子(ドS)設定もすでに見すぎているせいか、いいかげん慣れて普通になってきた(笑)

この映画もタイトルから想像するに、今までの似た王子設定のイケメン男にただ嫌がりながらもヒロインがドキドキするだけの特に中身は期待できない恋愛映画かと思っていたが、実際見てみるとこれは全く違っていて、久々に見終わった後に良い恋愛映画を見たという映画のあの余韻感に浸れた。エンドロールを最後まで見ていたい例のあれ。

基本要素は、少女マンガ原作の空気はあるものの、過度にキラキラ演出を持ち上げることなく、かなり現実的な人間(等身大)での思春期ならではの恋愛の悩みを丁寧に描いている。そしてやりとりが面白い。

この映画、個人的にはやりとりが面白い(空気感が面白いし、興味深い)、これに尽きるのかもしれない。

恋愛映画も人間ドラマも結局のところ人間のやりとりでしかない訳で、そのやりとりを良い(作品が良い)と思うのは、その出演してる人間が魅力的かどうか(魅力的に見えるか)、共感できるかどうかだけだと思うが、この映画は、まさにその部分をよく埋めてると思う。

出演者(演技)が良いのは言うまでもないが、カメラワーク良し、ロケ地良し、ストーリーの運び良し。とにかく最後まで見て思うのは、丁寧に時間掛けてちゃんと作ってるというのをひしひしと感じる。

ぱっと取ってさっさと終りにしようっていう感じではない。当たり前だけど、こだわりがわかる。

特にカメラワークは、計算してるというか、普通のドラマのように顔アップやカット割豊富で普通に撮る時もあれば、ただそこで起こってる出来事を現場にいる同席者の視点でただ、遠くから定点カメラのように全体だけを見せていたり、また長回し多用で撮ったりするなど、カメラの撮りかたでこの物語の世界観やキャラクターの心情を効果的に見せていると思う。

特に大事なシーンで、顔の表情をあえて見せないワイドで撮る撮りかたは、やりとりの時の表情がわからない分(見えない)、こちらでの想像を掻き立てる。よく計算されている。

でもなんだかんで、この映画の一番の良さは、ヒロインの二階堂ふみの演技でしょう。

細かなしぐさや立ち方、歩き方など、そんな奴いるなと思うくらい、そこに自由に彼女が実在してるように見える。細かな心情がわかるというか、研修旅行でぼっちになってしまった時の後ろ姿が、妙に切ないとか、人間の悲哀がしっかり出ている(演出の上手さや撮り方もあるけど)。こういう演技をしている後ろで悲しい音楽を流せばとりあえず映像が悲しく見えるとか、そういう音楽で感情を誘導するような大雑把な感情誘導ではない、細かな質感が映像から感じる。

二階堂ふみの良さが出てるといえばそれまでだが、卑屈でないヒロインの性格設定と相まって、自然体の良さが出ているし、なんといってもヒロインの話なのに、心情が同化させられるほど、心をワシ掴みされた。これは滅多にない。

日下部君の三角関係の入り方もストーリー上嫌味ないし、黒王子設定を告白した後も最後まで折れずに貫いてるのが最高。

ほぼ完璧。

唯一のマイナス箇所は、菜々緒がいらなかった(笑)重要な役ではあるんだけど。


評価 ★★★★☆ (星4.8)

(まとめ:2017年度(たぶんこのハードルは越えれないと思う)の個人的邦画の傑作恋愛映画。この映画実際のところ、二人がいわゆる恋愛してるという部分(そう見える)は、少ないし、始めから片方がそこ(好き発進では動いてないので)を目指してる訳でもない話だが、途中から好きだとそう気付くようになってからは、そこの苦しみが痛いほど伝わってくる。といっても愛欲の苦しみは、仏教的に言えば、ただの無明(迷い)でしかないので、そんなこともわかりつつも、あえてその無明状態を楽しんでしまいたい感じがこの映画にはある。ちなみにこの映画、男の方が大分前に好きになってると思っている。それ(気持ち)をずっとひた隠しにしている話。ヒロインはかなり後だけど。個人的には、序盤(学校の二回目?)でヒロインから変態疑惑を掛けられた後の二人の会話で、ああこれ男の方、もう好きになってるなと思った。男って好きになるの早いからね。それがわかってるので、その後の男の言葉と行動の違いが好意的に見れる。バカだなって。プライドが邪魔をする。※追記、ヤフーレビュー見たらこの映画、平均2.2点だった。オレ絶賛してるのに(笑)一般には、この映画の良さわからないか。)


ごめんね

あたしのせいでサタ君が

変態みたいになっちゃって


-?


そんなに怒っちゃ

せっかくの美人が台無しだよ


-?


こう見えてもオレ

正義巻強い方なんだ


-?

暴力嫌いじゃないのかよ

-?

犬はやだ

-?



その人の言ってることを

否定するってのは

その人のことを

信用してないってことになるじゃん


-?



誰が日下部君だって

-?


>>オオカミ少女と黒王子


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映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の感想(ネタバレ)

2017.05.21 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の感想(ネタバレ)



■監督:三木康一郎
■出演者:岩田剛典/高畑充希/阿部丈二/今井華/大和田伸也/宮崎美子

WOWOWで放送していた映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」を鑑賞。

【映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」のあらすじ】

東京でひとり暮らしをするさやかは仕事もプライベートもうまくいかない。2月の寒い夜、彼女はアパートの前で腹を空かせて動けなくなった青年・樹と出会う。酔っぱらっていたさやかは彼を家に上げ、カップラーメンを食べさせてシャワーを貸す。翌朝、眠っていた彼女が目を覚ますと、キッチンには樹が作った料理が並んでいた。その温かさに感激したさやかは、家事全般を担ってもらうことを条件に樹との共同生活を始めるが……。

WOWOWから引用

【映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の感想(ネタバレ)】

有川浩の小説を三代目J Soul Brothers&EXILEの岩田剛典と高畑充希共演で映画化したラブストーリー。

期待の若手女優?の高畑充希が出演してたので見てみた。

ほとんどストーリー(あらすじ)も知らずに恋愛映画+出演者だけで選んでみたが、サブテーマ(メインテーマ?)だと思われる(といってもタイトルで言われてるが)、雑草(植物)を使った料理や植物うんちくなども紹介されていて、恋愛だけでなく、中身も一応あり、少し為になる。

個人的には、最近は、ドS王子設定の少女マンガ原作系恋愛映画しか見てなかったので、久々にキラキラ演出薄めのニュートラルな恋愛映画を見た気がした。といっても、ところどころ男側へのイケメン演出&セリフはあるので、女性向け(目線)の映画ではある。

ちなみに朝ドラで話題の高畑充希がヒロインで出演してるけど、個人的にストライクゾーンではなかったけど、この映画を見ると、意外とありだなと思う。役柄の好感度が良いのもあるけど。

あと、この映画を見た後だと高畑充希のアイスのCMの”新鮮はおいしい!”がちょっと気になります。



評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(まとめ:野草料理と高畑充希ファンなら見といても良い恋愛映画。またOLで一人暮らしをしてるなら、女性の夢を叶えたようなそんな物語なので、そんな女性向け。ある日イケメンを道で拾ってきて同棲する。そして、料理(弁当)も持たせて作ってくれる。至れり尽くせり。これ男と女、逆バージョンでも全然ありだけどね。ちなみにこの映画、自分は映画館では、絶対見れないですね。※まー見に行かないけど(笑)。中盤で二人が一夜を共にした後の朝のベッドでの甘いやりとりは、見ていられない。恥ず気持ち悪すぎて。ああいうのは、製作者は、どういう意図で、作ってるのかよくわからない。家で一人で見てるならまだわかるけど、一応この映画は映画館で上映(上映前提で作品を作ってるはず)されてると思うので、劇場でああいうシーンを他の客と一緒にまじまじ見せられて、その間どうしろっていうのだろうか。客席の照明がいくら暗いからといっても、絶対周り気になるわ。一体この間、他の観客はどういう顔してるんだろうかって。)



誰かにつけられてます

-?


雑草と言う草はない

草にはすべて名前があります

って昭和天皇は

おっしゃったそうです


-?



別れる男に花の名前をひとつは

教えておきなさい

花は毎年必ず咲きます

川端康成は

そう言ったそうな


-?


>>植物図鑑 運命の恋、ひろいました


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映画「orange -オレンジ-」の感想(ネタバレ)

2017.05.02 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「orange -オレンジ-」の感想(ネタバレ)



■監督:橋本光二郎
■出演者:土屋太鳳/山崎賢人/竜星涼/山崎紘菜/桜田通/清水くるみ/鶴見辰吾

WOWOWで放送していた映画「orange -オレンジ-」を鑑賞。

【映画「orange -オレンジ-」のあらすじ】

長野県松本市。高校2年生になった菜穂のもとに10年後の自分から手紙が届く。そこに書かれていたのは、転校生としてクラスにやって来る翔を好きになること、その翔が1年後には亡くなっていること、そしてその未来を変えるためにやるべきこと。最初はイタズラかと思った菜穂だったが、手紙の通りの出来事が起こっていくことからその内容を信じるようになり、菜穂は10年後に自分が後悔しないように運命を変えようと挑むが……。

WOWOWから引用

【映画「orange -オレンジ-」の感想(ネタバレ)】

高野苺の人気コミックを橋本光二郎監督が「人狼ゲーム ビーストサイド」の土屋太鳳を主演に迎えて実写映画化した青春ラブストーリー。

以前に男勝りな演技が印象的だった「人狼ゲーム〜」の土屋太鳳が出演してたので見てみた。

内容は、未来の自分から手紙が届き、転校してきた同級生の男子が数年後に亡くなることを知らされたヒロイン始め同級生たちが阻止しようと奮闘する話。

この映画、一般の人は結構好意的に見てるのかもしれないが、個人的には、どうも肌があわないというか、生理的になんか受けつけづらい。

まず率直な感想を言うと、収録時間140分はかなり長いです。一時間半で十分な内容。

そして、ヒロインの土屋太鳳の演技が、人狼ゲームの男勝りな強い演技の印象があるからか、こちらでは、あまりにも友達思いの良い子(ブリっ子というほどではないけど)を過剰に演技しすぎていて、その演技が妙に鼻につく。

特に声の出し方が、どこから声をだしてるのかわからないが、いかにもか弱そうな声を無理に出しているのが、かなり不自然に見える。子役の寺田心のしゃべりかたといったらわかりやすいだろうか、個人的にはあの感じに近い。

あと、このヒロインの性格もこんな聖人みたいな女の子は実際にはたぶん存在しないと思う。ちなみに良い子設定なのに、男友達の”すわ”のことを”すわ”って、苗字で呼び捨てにしてるのも、意外というか、気になる。せめて名前の呼び捨てならわかるけど、なんで、苗字呼び捨て。普通このキャラは、苗字呼びは敬称つけるだろうって思う。性格が良いのか(お嬢様(設定)なのか)そうでないのか、わからない。

また、登場人物もバカがつくほど全員良い人しすぎで、人間関係にリアル感が乏しい。途中にダチョウ倶楽部みたいなことやってるし。

地に足がついていないというか、青春というのをあまりにも美化し過ぎた世界観で作品を作りすぎているというか、人間の汚いもの(感情やモノ)は絶対に映さないという徹底ぶりにみえる。特にヒロインの見ている精神世界観。これは、「近キョリ恋愛」や「黒崎くん」みたいな、男をあえて王子のように過剰に持ち上げた少女マンガ原作のキラキラ演出の世界観とも違う。

少女マンガ演出は、それはそれでそういうもの(わかりやすいフィクション)として処理できるけど、こちらは、フィクション感を出さずに、現実っぽい感じなんだけど、ずっとおかしなバカな青春をやってるので、非常にたちが悪い。

中国のプラパガンダ映画に通じる妙な違和感。日本のある理想の青春を追求しているというか、まるでコントの世界。

人間関係(仲間)ってこんなのが素敵だよね。というPTA?教育委員会?の学校教育の理想にのみ、突っ走りすぎた人間関係の模型を見ているよう。

この世界観(ヒロインの目線)でホントに人が生きてるのか?と疑いたくなる。もっと人間っていろいろと泥臭いでしょ。しかも、小学生向けならまだしも、高校生の話でこれはないと思う。そろそろ現実をみていいと思う。

ちなみに、人間的な泥臭さがないからか、同級生が死んでしまうという”死”のテーマに対しても、それほど重みが伝わってこない。

最後も、アホみたいに青春のバカノリ演出で突っ走ってしまってるし。

最後の道路の真ん中で集まって、アハハハってあれ何なの(笑) 

このテーマの映画のラストがあれで本当にいいのか。

もし、自殺(死)というテーマの解決を本気でとらえるなら、友人がいるいないに関係なく、自殺しそうな本人が孤独を一人で乗り越えられるような方向性で描かないといけないと思う。この映画見たときに、そういえばオレ、あんな友達がいないわ、って人はどうすればいいんだよ(笑)



評価 ★☆☆☆☆ (星1.5)

(まとめ:とりあえずやたら長いバカ青春恋愛SF映画。定番の展開と言えばそうなのかもしれないが、登場人物全員(同級生)がすべてわかりやすい良い人で、さらに未来が非常に細かくわかっている。行動こそ違えど、未来を変える同じような作業が度々繰り返される。結局、話が長い割に最後まで、その大まかな作業が変わることがない。それと、ちょくちょく未来変えてるのに、なんで最後のオチは、トラックに突っ込むところまで(そこでギリギリ辞める)、同じなのか。気持ちや行動があそこまで変わらず同じって、普通ちょっと未来変えただけで、バタフライエフェクトじゃないけど、大分先は、ものすごく変わってると思うけど。なぜかすごいちゃんと未来の手紙のレールに乗っかって彼は動いている。個人的には、彼に未来では自殺して死んでることを、本人に直接そのことを伝えてからの、彼が自らの力で変わっていこうとする苦悩を描いた方が良かったんじゃないだろうか。全然違う映画になっちゃうけど。)


俺が走ります、翔と

-?


私も走りたいです

翔と一緒に


-?


先生、私も参加します

-?


先生、私も

-?


僕も翔と走ります

-?


高校生位の男の子

見ませんでした?


-?


翔、大丈夫か!

-?


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映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の感想(ネタバレ)

2017.04.25 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の感想(ネタバレ)



■監督:月川翔
■出演者:中島健人/小松菜奈/千葉雄大/高月彩良/岸優太/岡山天音

WOWOWで放送していた映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」を鑑賞。

【映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」のあらすじ】

転校を機に冴えない自分からのイメチェンを目指して1カ月。由宇は高校で寮生活を送りながら、芽衣子という親友ができ、女子生徒たち憧れの“白王子”ことタクミと人生初デートをするなど充実した日々を送っていた。だが一方、絶対服従を言い渡された副寮長の“黒悪魔”こと晴人のドSな無理難題に翻弄される。ある日、芽衣子が晴人に片想いをしていると知り、由宇は彼に惹かれながらも芽衣子の恋を応援しようとするが……。

WOWOWから引用

【映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の感想(ネタバレ)】


マキノの同名少女コミックをSexy Zoneの中島健人主演で実写映画化したラブコメディ。

いかにも少女マンガ原作的なタイトルを見つたので見てみた。

内容は、ドSのイケメン男子に目を付けられてしまったヒロインが翻弄されるという少女漫画でよくありがちな恋愛話。

もうタイトルと設定を見ただけで、ストーリー展開は、ほぼ予測できてしまうし、その予測もほぼ裏切ることなく実際の話も王道一直線。

結局のところ、お決まりストーリーなので、ストーリーがどうとかいうより、このヒロインがイケメン男から迫られるときの様々なパターンでのキュンキュン演出を見せたいだけの作品に思えて仕方ない。M女性向け恋愛映画というか。

ちなみに完全に女子中高生をターゲットにしてるためか、男が見るとこのドS男のキャラは、やり過ぎでこんな奴いないだろうという感じがするし、自信過剰具合が度を越しているため、逆にひねくれた子供のようで、好感度は低い。

また、ドSの黒崎(中島健人)とマブダチのタクミ(千葉雄大)が最後にヒロインを争って、バスケで決着をつけるのも、めちゃくちゃかっこつけてた割に勝負がバスケって、めっちゃ青春を謳歌してるし、二人ともなんだかんだで仲良いなと思う。汗流して倒れてセリフをいう時の顔の距離感も異常に近いし。一瞬、近すぎてホモ映画(ボーイズラブ)かなと思った。

まーそれはいいとして、山下智久の「近キョリ恋愛」でもヒロインを演じていた小松菜奈がこちらでもヒロインを演じているが、近キョリ恋愛は、内気で感情を表に出さないキャラだったが、こちらは、普通に感情を表に出していて、こちらの方がキャラクターが魅力的だ。

ちなみになぜか、「近キョリ恋愛」(2014)のあとにこの「黒崎くん」(2016)と、ほぼ似たような設定の恋愛映画に立て続けに小松菜奈が出ているのが、どうも事務所が「近キョリ恋愛」の失敗を取り返そうとしているように見えて仕方ない。

これからのスターダストプロモーションの期待の新人なので、たぶんもう一度やり直したのかなと思う。近キョリは、良さ出てなかったからね。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:ドS設定の王道少女漫画ラブストーリー。二人の王子から迫られるというのが、女性目線では、理想の恋愛の一つらしい。個人的には、その逆の二人の美女から迫られるという露骨な男向けの恋愛映画があってもいいけど、あまりそういう男性版ハーレム映画は見てないけどモテキ位で他に聞いたことがない。なんでだろう。A○では、よくあるのに。)


リセットボタン

押したら

僕はもうキミのことなんか

好きじゃなくなるから


-?



黒崎くんの言いなりに

なんてならない


-?


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映画「近キョリ恋愛」の感想(ネタバレ)

2017.03.07 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「近キョリ恋愛」の感想(ネタバレ)


■監督:熊澤尚人
■出演者:山下智久 小松菜奈 水川あさみ 小瀧望 山本美月 新井浩文

WOWOWで放送していた映画「近キョリ恋愛」を鑑賞。

【映画「近キョリ恋愛」のあらすじ】

どんなときもクールな表情を崩さない女子高生ゆには、成績こそ学年トップだが、英語だけは大の苦手。そんなある日、彼女は赴任したての英語教師ハルカに放課後の特別補習授業を言い渡されてしまう。感情表現が苦手なゆには、自信満々なハルカの態度に反発するが、常に気持ちを抑え強がっていることを見抜かれ、心を乱す。一方、ゆにの親代わりでもある数学教師・明智は、彼女がハルカに惹かれていくことを危惧するが……。

WOWOWから引用

【映画「近キョリ恋愛」の感想(ネタバレ)】


みきもと凛の同名少女コミックを「君に届け」の熊澤尚人監督が山下智久×小松菜奈共演で映画化したラブストーリー。

山下智久が主演してたので見てみた。

少女コミックからの映画化は後から知ったが、内気なヒロインに自信過剰な?イケメン教師という設定からすぐに見て、少女コミック(女性目線の作品)が原作だろうとわかる。

そのためか、男がこの作品をみると、どうも物足りなさがある。

男としてみたときに、自信過剰な?イケメン教師という男性設定に対して、あまり共感が湧いてこない。

女性にとっては、いわゆるかっこいい男性像になっていると思うが、それが=男が見て、共感できる男かという部分では別問題。もちろん、外見だけでなく、過去に何か抱えている(共感させる)部分も一応描いてはいるが、あまりこちらの感情にヒットするほどでもない。

結局、この作品は、基本女性向け映画であって、男は除外されている作品なんだという気がしてしまう。少し前に見た「俺物語」は、原作は少女マンガでも、十分楽しめたけど。

個人的に山下智久は、ブザービートとか好きで普通に好感持ってるけど、そういう作品に比べると、この作品は、かっこう良さにのみ重点的に演出されていて、人間的な良さ(弱さ)があまり出ていないので、共感しづらい。

ヒロイン役の小松菜奈も全然悪くないと思うけど、性格が内気なこともあって、男として、外面を見ているだけだと、あまり魅力が伝わってこない。高校卒業して、多少笑顔を見せるようになってからかな、魅力が出てきたのは。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:悪くないけど、それほど良くもない女性向けラブストーリー。やはり教師と生徒という禁断の関係にしては、話がライトに収まり過ぎてるのが(肉体関係なし)、原因のような気がします。ちなみに泥沼化しなかったのは、好感度はあるけど、結局、卒業まで恋愛するのは待とうという大人の考えで、二人ともちゃんと対応してしまうと(また外部が積極的に二人の恋愛を問題化せず沈静化してしまうなど)、意外と恋愛要素が弱まり、気持ちが一定以上高まらず平凡な話になってしまっている。とりあえず話が王道というか、どっかで見た内容でベタベタですね。)



人は無意識な行動で

ウソはつけないって


-?

ひどい熱

-?


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映画「俺物語!!」の感想(ネタバレ)

2017.01.26 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「俺物語!!」の感想(ネタバレ)



■監督:河合勇人
■出演者:鈴木亮平 永野芽郁 坂口健太郎 森高愛 高橋春織 鈴木砂羽 寺脇康文

WOWOWで放送していた映画「俺物語!!」を鑑賞。

【映画「俺物語!!」のあらすじ】

いかついルックスで周りをおびえさせる巨漢高校生・猛男は、見た目に反して純情な好青年。だが恋愛面では、彼が好きになった女の子は例外なく幼なじみで甘いイケメンの親友・誠に恋をしてしまい、いつも失恋に終わってばかり。そんなある日、猛男はチンピラに絡まれていた女子高校生・凛子を助け、彼女に一目惚れしてしまう。凛子もまた猛男の優しさに恋心を抱くのだが、猛男はやはり彼女も誠が好きなのだと思い込み……。

WOWOWから引用

【映画「俺物語!!」の感想(ネタバレ)】


人気同名少女漫画を鈴木亮平と永野芽郁共演で映画化した恋愛映画。

久々に日本の恋愛映画を見てみた。

少女漫画が原作らしいが、ぱっと見、設定というか世界観(キャラクター)はかなり悪ふざけしてる作品だが、内容は、至って真面目で、思春期ならではの男女のすれ違い?(思い込み?)を丁寧に描いている。

この映画は、キスシーンすらない純愛ぶりだが、主人公のキャラがマンガチックになっていること、さらにキャラの心情がちゃんとわかるので、トータルすれば内容は浅いけど、普通に彼氏彼女らの視点で見れる。

始めは、ただの悪ふざけ作品かなと思っていたが、主人公のキャラクター(性格)以外は、至って真面目で、不必要なところで、俳優が調子に乗ったりして笑いを取ろうとしていない(作品からはみ出さない)ので、好感度が高い。ちゃんとコメディが作品の中に収まっている。

ちなみに、普通なら恋愛映画でメインキャストが三人いれば、正規カップルに友人が首突っ込んできて、関係が泥沼化して複雑になるが、この映画は、三人ともそれぞれ恋愛を譲り合っていて、泥沼にならずに見ててホント気持ちよい。

こんなに気持ちの良い恋愛映画は、なかなかないと思う。内容はベタだけど、見ながら心が洗われる。

そして泣ける。

また、この映画のヒロイン(永野芽郁)もどこから捕まえてきたのかわからないがベストキャストと言えるほど素朴さが嵌っている。変に顔が売れているほど有名人ではない人選がいい。※自分が知らないだけかもしれないが 


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:意外と映画ではなかったと思うギャグ設定の純愛ラブコメディ。最初から最後までずっと、ノリツッコミのツッコミがないボケ状態をずっとキープしているような映画で、猛男が砂に対して言う、彼女を傷つけるなよ的な発言には、ずっと”お前だよ!”のツッコミが欠かせない。そういう意味では、視聴者にツッコませるような映画ですね。)


アイツは覆面をするべきだ

-?


子供の時

隅っこの砂ちゃんだっただろ

思い出せ


-?


おい大和

魚がいるぞ


-?


星座って言うのは

見たいものが

見えるんだって


-?


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