映画「ビッグバグズパニック」の感想(ネタバレ)

2010.09.18 Saturday 映画レビュー

■映画「ビッグバグズパニック」の感想(ネタバレ)



■監督:カイル・ランキン 
■出演者:クリス・マークエット ブルック・ネヴィン レイ・ワイズ

WOWOWで放送していたモンスター(昆虫)パニックムービー映画「ビッグ・バグズ・パニック」を見てみました。

映画「ビッグバグズパニック」のあらすじは、連日の遅刻とお客に対する接客態度の悪さから、ついにクビを宣告されたダメ社員クーパー。だがその瞬間、強烈な音が鳴り響き、その場の全員が気絶してしまう。時が経ち、クーパーは繭(まゆ)のような糸に包まれた状態で目が覚めると、巨大な虫が床を這っていた。必死で外に這い出したところ、なんと街は巨大な虫に支配され、人々はみな繭にされていた。上司の娘サラやお天気キャスターのシンディ、耳の不自由なヒューゴら生き残りの男女と共に、決死のサバイバルを続けるクーパーだったが……。

「ビッグバグズパニック」といういかにもB級感漂うタイトルから特に期待していなかったこの作品ですが、巨大な昆虫のCGもリアルに描かれなかなかの拾い物でした。

同じ昆虫を題材にした10年くらい前の映画「スターシップトゥルーパーズ」のCGレベルは越えているように思います。さすがに1〜2mほどに巨大化しカサカサと動き回る昆虫達は、気持ち悪いの一言。実際にこのサイズだったら、怖すぎです。たぶんすぐ殺されてしまうでしょう。

製作費の関係もあるのか、虫の種類は、クモ、クワガタ、ハエ、ミミズ(女王虫)と数えるほどなのが残念。一応B級映画のお決まりともいえる、逃走するメンバーにセクシーなブロンド美人(お天気キャスター)が混ざっており、途中で主人公に言い寄りトップレスになるというサービスショットもある。その辺も含めやっぱりB級映画ですね。

評価 ★★★☆☆ (星3.5つ)

(かなりハードルを下げていたためか意外と楽しる。クーパーの父親が昆虫達にさらわれたサラを助けに行くのだが、昆虫達の巣の中で鉢合わせしたサラに、虫と勘違いされナイフで刺されてしまうというシーンは意外と笑えた。虫に種を植えられると急に足が8本?くらい生えクモに変化するゾンビ的なアプローチもある。クモになったときの人間部分の足を後ろに折り曲げた変な体勢も面白い。)

ビッグ・バグズ・パニック 特別版

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ニコールキッドマン主演の映画「オーストラリア」の感想(ネタバレ)

2010.09.17 Friday 映画レビュー

■映画「オーストラリア」の感想(ネタバレ)



■監督:バズ・ラーマン 
■出演者:ニコール・キッドマン ヒュー・ジャックマン デヴィッド・ウェンハム ブライアン・ブラウン ブランドン・ウォルターズ

少し前にWOWOWで放送していたニコールキッドマン、ヒュージャックマン共演の映画「オーストラリア」を見てみました。

映画「オーストラリア」のあらすじは、1939年。ロンドンに暮らす貴族夫人サラ(ニコールキッドマン)は、1年以上も帰ってこない夫を訪ねてオーストラリアを訪れる。夫の領地(フェラウェイダウンズ)にたどり着いたサラだったが、彼女を待っていたのは荒れ果てた屋敷と夫の遺体。彼は領地を狙う近隣の牧場主一派によって殺されていた。抵当に入れられた領地を守るためには、1500頭の牛を、遠く離れたダーウィンの港に運ぶしかない。彼女は、粗野な牛追いカウボーイ、ドローヴァー(ドローヴァー)の助けを借り、9000キロの旅へと出発する。

映画「ムーランルージュ」のバズラーマン監督の作品ということだからなのか、前半はなんとなくムーランルージュのミュージカルっぽい雰囲気やテンポが漂う。そんな印象もあったためか、テレビの予告編などで見ていたラブストーリーアクション超大作という自分の思い描いていた印象と異なり、前半は期待外れであまり面白くない。予告編では出てこなかったナラという少年が物語の全面に出てくるし。

ただ、ダーウィンに牛を運び出すためにフェラウェイダウンズから皆で旅立った辺りから少しずつ面白くなる。牛の群れを引き連れる重低音が凄くサブウーファーはゴウゴウと唸っている。そして、牛を無事に届け終えると自宅に戻り、ドローヴァーと混血の子ナラと3人で幸せに暮らす。ここまででちょうど90分ほど過ぎ、映画的には、このまま終わっても問題ないほどのハッピーエンドを迎える。

しかし、ここで終わらず、サラの夫を殺した真犯人でサラに解雇されたフレッチャーは権力者カーニーを殺し、自分がその地位につくと、復讐のためサラの領地(フェラウェイダウンズ)や混血の子ナラを奪おうとし始める。

ナラが突然居なくなったのを知ったサラは、救出に向かおうとするが、ドローヴァーと意見が対立し、二人は別れてしまう。一人ナラを探すサラだが、寸前でナラは伝道の島に送られてしまう。

戦争が始まり、サラは軍の伝令部で働くことになったが、その場所にも日本軍が迫ってきて空爆を受けてしまう。

サラと別れ牛追いに出ていたドローヴァーは、仲間の言葉に引き返しナラの救出に向かう。伝道の島から無事ナラを救出すると、空爆から危機一髪無事だったサラと再会する。ナラが離れたところを見計らっていたフレッチャーは銃口の狙いをつけるが、ナラの祖父のまじない師が助けナラは無事だった。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(最初は、星★★2つの映画だと思っていたが、後半の怒涛の展開に★★★★4つになった。日本軍の攻撃(空爆)の迫力も凄まじい。そして、決して前に出ないが人物の感情を表現するような音楽の出来も素晴らしい。戦争、人種問題などもあり、熱いセリフや展開に知らずに泣いてしまう感動作だった。大画面+サラウンドで観るとより◎。サブウーファーは、近所迷惑なので絞りましょう(笑))

オーストラリア


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映画「7つの贈り物」の感想(ネタバレ)

2010.09.12 Sunday 映画レビュー

■映画「7つの贈り物」の感想(ネタバレ)



■監督:ガブリエレ・ムッチーノ 
■出演者:ウィル・スミス ロザリオ・ドーソン ウディ・ハレルソン マイケル・イーリー 

少し前にWOWOWで放送していたウィルスミス主演の映画「7つの贈り物」を見てみました。

映画「7つの贈り物」のあらすじは、自分の運転ミスにより婚約者のサラと7人の命を奪ってしまった、航空学エンジニアのトーマスは、弟の国税庁職員ベンのIDカードとデーターベースを使い、自分の臓器を必要としている人を実際に会って選び抜き、それらを提供することで自分の罪を償おうとする贖罪がテーマの感動作。

ただ、この映画は、時間軸がバラバラだったり、重要な部分は伏せられているため、最後まで見てようやくトーマスが行おうとしていたことがわかる(繋がる)という、わかりにくい編集がされている。この部分は、見る人の好みに分れそうだ。個人的には、すべて見終わった後再度見返してみると、なぜトーマスはあの時、あんな表情・行動(演技)をしているのかという謎が解け、それがわかると再度感動を呼ぶ作りになっている。

自分の命を削って人を助けるという部分で、自分が助ける人が善人かどうか実際に会ってから決めるという、トーマス自身が助ける人を選択する条件なども垣間見えるが、ここも熱いものがある。

トーマスが肝臓を提供したホッケーチームのコーチに、「私で良いでしょうか?」と聞かれたとき、トーマスは、「あなたは、人が見ていないときも良い人だから」という言葉があるが、ここもぐっとくる。

また子供の頃、空を飛びたいという想いで高い樫の木からジャンプしたが、飛べずに落ちて骨折してしまう。しかし、それが原因でMIT(マサチューセッツ工科大学)に進み現在は航空学エンジニアになったが、事故が原因で職を辞め、国税庁職員と言う偽りの身分を装う。

ただ、心臓を提供しようとして近づいたエミリーは、グリーンカードの印刷業をしていたが、現在は印刷機が壊れ仕事ができない状態になっていた。特別な仕様が施された印刷機のため修理が出来なかったが、航空学エンジニアでもあったトーマスは、それを元通りに修理してしまう。大した話ではないが、なぜ国税庁の職員が修理できてしまうという、この辺りも編集の難解さが、ピタっと繋がったときに心にグットくる作りになっているように思う。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(心を熱くさせる物語。前半は、関連性がないようなぶつ切りのエピソードが展開するが、ベンの目的があきらかになると、ラストは感動を呼ぶ。最後の決断については、考えさせられる。また「海の上のピアニスト」でも使われていた、不協和音を取り入れた音楽が心地よく画面に染みこんでいて良い。今まで見たことがない変わった映画。)

オリジナル・サウンドトラック 7つの贈り物

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映画「ファンタスティックフォー・超能力ユニット」の感想(ネタバレ)

2010.08.23 Monday 映画レビュー

■映画「ファンタスティックフォー」の感想(ネタバレ)



■監督:ティム・ストーリー 
■出演者:ヨアン・グリフィズ クリス・エヴァンス ジェシカ・アルバ マイケル・チクリス

もう随分前の作品になりますが、これまで観る機会がなく、たまたまWOWOWで放送していた映画「ファンタスティック・フォー:超能力ユニット」を見てみました。

映画「ファンタスティックフォー・超能力ユニット」のあらすじは、科学者リード(ヨアングリフィズ)とその親友ベン(マイケルチクリス)、リードの元恋人スー(ジェシカアルバ)とその弟ジョニー(クリスエヴァンス)という4人は、リードの親友でスーの今の恋人である億万長者のビクターの資金提供を受け、研究のためにビクターと同行して宇宙へ旅立つ。

しかし、宇宙ステーションで宇宙嵐の直撃を受けてしまった4人とビクターは、地球に帰還後、体をゴムのように伸ばせたり、体から炎が出たり、空を飛べたり、透明になれたり、岩のような頑丈な肌になったりと、それぞれ特殊能力を持つようになっていた。

しかし、同じく特殊能力を持ったビクターは、宇宙での実験失敗によって、銀行からの資金提供が途絶え崖っぷちに立たされると、次第に備わった超能力を悪用し始める。ビクターの悪の手から4人はF4というチームを組んで対抗する。
 
評価 ★★★★☆ (星4つ)

(久々に一人一人のキャラクターが立ったわかりやすい良い映画だと思います。なぜか、皮膚が岩になるベンだけ他の3人とは違い超能力が出っぱなしという状態に笑ってしまいますが。スー(ジェシカアルバ)の透明人間になる度に服を脱がなければならないというジェシカアルバの軽いお色気もあって良い。そして4人のリーダー的存在の科学者リードは、スーの好意に気づかず科学に夢中な恋愛ベタのキャラ設定も良い。そして、体がゴムのように伸びたりする、ヒーロー的には見た目があまり格好良くない地味な能力を備える。単純な内容だがほろりとさせる場面もあり、感動してしまった。この映画好き。)

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

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映画「革命戦士ゲバラ!」の感想(ネタバレ)

2010.08.21 Saturday 映画レビュー

■映画「革命戦士ゲバラ!」の感想(ネタバレ)



■監督:リチャード・フライシャー 
■出演者:オマー・シャリフ ジャック・パランス

かなり前にWOWOWで録画しておいた1969年に製作されたキューバの革命家チェゲバラの伝記映画「革命戦士ゲバラ!」を見てみました。WOWOWでは、”革命戦士”は付かず「ゲバラ!」と題されています。

少し前に公開して話題になっていたスティーヴン・ソダーバーグ監督、ベニチオデルトロ主演の2部作の映画「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」がありますが、同じチェゲバラの作品ですが、描き方がかなり異なります。

こちらの映画「革命戦士ゲバラ!」の方が、ゲバラの農村への略奪、規律を守るための銃殺処刑などゲバラのダークな面も普通に描かれており、単純に良い面をクローズアップしていた二部作のチェ作品とは、見た後に感じるゲバラへの印象が違います。またカストロを始めアメリカ、ソ連、中南米など世界情勢との関係もこちらの方が、断然わかりやすい。

映画「革命戦士ゲバラ」のあらすじは、ゲバラが死体となって輸送されていくのと同時に、キューバ革命をめざすカストロが、ゲリラ部隊を率いてキューバの南東の地にヨットで上陸するところから始まります。※途中、途中ににゲバラを知る関係者がカメラの前でゲバラについて語っています。

カストロの下で医師として参戦していたゲバラは、ある戦闘に巻き込まれた時に、仲間の弾薬を持ってきてくれという声で、医療道具を捨て、弾薬を運んだことで、医師から次第に戦士として変わっていきます。弾薬が底をつき、敵の武器庫を襲うことになったときには、先頭を切って鎮圧に乗り込んだことで、カストロに認められ始めます。

その後、支援してくれる協力者が現れた時、カストロが集中力が切れて煙たげに追い払おうとする中、ゲバラは、協力者との友好関係を保つための間を持ちます。これ以降、ゲバラはある部隊の隊長に任命されます。そして、キューバを二分することが出来る、キューバのちょうど真ん中に位置するサンタクララを制圧することを一番に考えたのもゲバラでした。

カストロがリーダではあったが、ほぼすべての作戦はゲバラが立てており、ゲバラの話した内容をカストロがメンバーに伝えていた。キューバ革命が成功し、カストロが首相につくと、ゲバラは帝国主義のアメリカを意識し始めます。

共産主義を掲げるキューバに対し、じきにアメリカが介入してくるだろうと思ったゲバラは、核武装をさえすれば、対等にアメリカと渡りあえることを思い立ち、アメリカと冷戦状態にあり、同じく共産主義を掲げるソ連の軍隊をキューバに引き込もうとします。

中南米に位置するキューバにソ連の軍事基地があれば、アメリカの主要都市への攻撃が容易になるため、ソ連もその話に乗ります。しかし、アメリカのケネディ大統領が、キューバーからアメリカに関わらず他国への攻撃が行われた場合、アメリカへの宣戦布告するという内容の文を発表すると、ソ連は戦争はしたいわけじゃないとその脅しに引いてしまいます。

またカストロもアメリカの宣戦布告に意気消沈し、それとともに誰かが言っていたゲバラの夢想という言葉に惑わされます。ゲバラは、自分の言葉に耳を貸さなくなったカストロやキューバに対して、不信感を覚え、同じ中南米で拠点となるボリビアへの革命に参加をすることを決めます。

しかし、ボリビアにとってはゲバラという外国人が革命を起こすことにどこか消極的であり、またゲバラの決断もキューバで行われていたものとは変わり始め、次第に部隊の士気は落ちていきます。結局、物資に困り、略奪しに入った村の村人に密告され、ゲバラは捕まってしまう。

村人を自由にするために革命を起こそうとするゲバラに対し、その村人は、ボリビア軍やあなた(ゲバラ部隊)に、生活を邪魔されたくないと言います。その言葉にゲバラは、革命の意味を失い、自ら処刑室に入る。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(1969年製作というかなり古い作品で、始めは映像の古さに抵抗があったが、見始めると面白く、チェ2部作よりも全然良かった。特にカストロとの関係やキューバーと諸外国との関係などはわかりやすい。革命は市民の心と支援があって初めて成功する。革命とゲリラ戦争についてゲバラ本人が書いたゲバラ戦争という本があるらしいが、かなり気になります。)

新訳ゲリラ戦争

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映画「ザ・スピリット」の感想(ネタバレ)

2010.08.13 Friday 映画レビュー

■映画「ザ・スピリット」の感想(ネタバレ)



■監督:フランク・ミラー 
■出演者:ガブリエル・マクト エヴァ・メンデス サミュエル・L・ジャクソン スカーレット・ヨハンソン サラ・ポールソン パス・ベガ

少し前にWOWOWで録画していたおいた映画「ザ・スピリット」を見てみました。

映画「ザ・スピリット」は、「シンシティ」でロバートロドリゲスと共同監督したフランクミラーが、のちに単独で監督した映画。前作?「シンシティ」同様、黒を基調としながらも、赤が際立つ特殊な処理が加えられ、スタイリッシュな映像が特徴です。

映画「ザ・スピリット」のあらすじは、大都会セントラル・シティで、マスクをつけて、次々と犯罪者を倒す謎のヒーロー”スピリット”(ガブリエルマクト)がいた。

スピリットの正体はかつて犯罪者に射殺されたが奇跡的に甦った警官デニー・コルト。ある夜、大物犯罪者オクトパス(サミュエルLジャクソン)が怪しい取引をしていると知ったスピリットはその場に乗り込むが、取引されようとしていた《ヘラクレスの血》と《黄金の毛皮》のうち、《ヘラクレスの血》は女性の宝石強盗サンド・サレフ(エヴァメンデス)が持ち去ってしまい……、このブツを狙うオクトパスらとスピリット、サンドサレフを交えた死闘を描く。

この映画は、特にストーリーは合って無いようなもので物語に魅力はないですが、アクションシーンとスタイリッシュな映像が他にはない見どころでしょう。特に悪役側のスカーレットヨハンソンと宝石強盗のエヴァメンデスは、スタイリッシュな映像処理との相性がよくセクシーな魅力が出ているといえます。

悪役のスカレットヨハンソンの役は、最後まで残っているので次回作があれば、次も出そうな感じです。

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(映画に何か求めないで、気軽にファッション感覚で観るには良いかもしれません。アメコミの影響もあるのか、なんとなく雰囲気がアニメチックですね。)

ザ・スピリット 特別版

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映画「アイカムウィズザレイン」の感想(ネタバレ)

2010.08.03 Tuesday 映画レビュー

■映画「アイカムウィズザレイン」の感想(ネタバレ)



■監督:トラン・アン・ユン 
■出演者:ジョシュ・ハートネット 木村拓哉 イ・ビョンホン

「パールハーバー」のジョシュハートネット、日本の木村拓哉、「アイリス」のイビョンホンというアジア、ハリウッドの男前3人が集結して話題になった映画「アイカムウィズザレイン」がWOWOWで早くも初放送していたので録画してみました。

「アイカムウィズザレイン」というタイトルと予告編の感じから以前見た、椎名桔平とゲイリーオールドマン共演の映画「レインフォール 雨の牙」みたいな、アクションサスペンス的な娯楽映画だと思っていたら、全く別物だった。

この映画は、見終わった後に賛否両論が巻き起こりやすい、ストーリーのわかりにくさがある。

あらすじは、ジョシュハートネット演じる私立探偵クラインが、シタオ(木村拓哉)の父の依頼で、行方不明の息子シタオを探すところから始まる。シタオは、行く先々で他人の痛みを身代わりになって受けることで、その痛みを癒すという特殊能力を持っていた。シタオを慕い共に行動していたリリという女性は、マフィアのボスのスドンポ(イビョンホン)に溺愛されていたが、ドンポもなぜかシタオを血眼になって探していた。

あらすじだけ読むと、意外と単純に思える内容なのだが、見てみると時間軸がバラバラの上意外とスローテンポでとにかくわかりづらい。公式サイトで書かれているようなノンストップサスペンスでは全然ない。

ジョシュハートネットが最初の方で男に肩を噛まれるのだが、そこもよくわからない。

この映画は一番に何が言いたいのかと言う大きなテーマでは、”キリストの受難”をキリストを木村拓哉に演じさせて現代版にしたというところでしょうか。木村拓哉が日本ではあまり見せないような体を張ってがんばっている。

ただ、それ以外に死体?を集めて縫い合わせて変なモンスターを作り上げる男がいたり、グロテスクな描写もあるのだが、その辺がよくわからない。2〜3回見れば、いろいろ納得いく答えが見つかりそうだが、正直何度も見たい映画ではない。

評価 ★★☆☆☆

(よくわからない映画だが、ラストのシタオが磔にされた後、私立探偵のクラインが見つけ、十字架から解放するところは、なぜか感動的である。主にレディオヘッドの音楽が効果的に使われているのが印象的な映画だが、意外にもこの映画の世界観にマッチしていて良い。これまであまり見たことがないなんとも不思議な映画ですね。)

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

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映画「ほぼ300(スリーハンドレット)」の感想(ネタバレ)

2010.08.01 Sunday 映画レビュー

■映画「ほぼ300(スリーハンドレット)」の感想(ネタバレ)



■監督:ジェイソン・フリードバーグ アーロン・セルツァー 
■出演者:ショーン・マグワイアー カーメン・エレクトラ ケン・ダヴィティアン ケヴィン・ソーボ 

発掘シネマと題されてWOWOWで放送していた映画「300」のパロディ映画「ほぼ300(スリーハンドレット)」を鑑賞。

アメリカのブラックジョークが満載のこの映画ですが、楽しめるかどうかは、ハリウッド映画(主に大作)をどれだけ観ているか、アメリカのセレブ事情(ゴシップ)にどれだけ詳しいかなどが影響しますが、映画が好きな人ならそれなりに楽しめます。コメディといっても下ネタ、ゲイネタ等の下品さ以外の何者でもないのですが…。

単純にどんな映画パロディがされているかですが、個人的に見つけられた部分では以下。

1.映画「300」
2.映画「ロッキー」(シルベスタースタローン)
3.映画「スパイダーマン3」
4.映画「8マイル」
5.映画「シュレック」
6.映画「007 カジノ・ロワイヤル」
7.映画「ハッピーフィート」
8.海外ドラマ「アグリーベティ」
9.映画「トランスフォーマー」
10.映画「ゴーストライダー」
11.ゲーム「グランドセフトオート サンアンドレアス」

その他セレブゴシップ小ネタは以下。

1.アメリカンアイドル(※ポールポッツを発掘したあの番組)
2.ブリトニースピアーズ
3.パリスヒルトン
4.アンジェリーナジョリー&プラッドピット
5.カルメンエレクトラ
6.飲料水、アイスのCM

上記以外にもダンス映画をはじめ、アメリカのゴシップネタ、テレビ番組多いですが、詳しいところはわかりません。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(ハリウッド作品を多く見ている人のための集大成的な映画ですね。個人的にブリトニースピアーズを始めプラッドピット&アンジェリーナジョリーの本人のモノマネをする人のクオリティは意外と高い。)


ほぼ 300 スリーハンドレッド <特別編>


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映画「デスルーム」の感想(ネタバレ)

2010.07.28 Wednesday 映画レビュー

■映画「デスルーム」の感想(ネタバレ)



■監督:ジョー・ダンテ ケン・ラッセル ショーン・S・カニンガム 
■出演者:ヘンリー・ギブソン レイチェル・ヴェルトリ ララ・ハリス ジョン・サクソン ミシェル・バーバラ・ペレティア 

7/17〜7/20の3日間WOWOWのシチュエーションホラー特集の中で放送していた「デスルーム」を見てみた。ちなみに前回書いた「変態村」と「変態島」もこのシチュエーションホラー特集の中で放送していたのものです。

さて、この映画「デスルーム」ですが、過去に恐怖映画の撮影で実際に使われていたスタジオに訪れた男女7人が、スタジオから出られなくなってしまい、なぜかある映画と同じように、集まった7人が実体験の恐い話をそれぞれがしていくというもので、オムニバスの形式のエロス&ホラーになっています。

ちなみにオムニバス形式の話は、

1.ある一人の女性は、女優になるため豊胸手術を行うが、不老不死を研究している科学者の陰謀によって胸の中にある生き物を植え付けられてしまう。乳首から人間の生き血を吸うことで不老不死を手に入れる女性は、次々と共演俳優を襲い…。

2.仕事で日本を訪れたある夫妻は、墓地で男の首吊り死体を見つける。一度パーティでこの男に会っていた妻は、死んだ男との妄想?の快楽に落ちてしまう…。※石橋陵、杉本彩出演。

3.ある女性が、生の食事に混入していたサナダ虫を体内に入れてしまい、さらに妊娠したことで、そのサナダ虫とともに成長した子供(女性)の話。

4.ある脚本家が、才能のある脚本家と親しくなるが、ある時からその友人に美人の彼女が出来ると、仕事そっちのけになってしまう。その友人が外出している間に、その彼女と関係を持ってしまうと、その脚本家も仕事そっちのけになってしまう。数十年が過ぎ、ヒット作を作る脚本家になっていた友人が、亡くなったことを知ると、ある荷物が届く、そこには…。

一応、こんな話が語られますが、シチュエーションホラーということで「ソウ」みたいな密室からの脱出や謎解きなどのストーリーを期待していると、肩透かしに合います。

「デスルーム」というタイトルがついている割には、殺されもせずただスタジオから脱出できずに終わるというだけで、最後のオチも弱い。むしろホラーを抜きにした人間ドラマとしてみると以外にもオムニバスのストーリーはよく出来ているように思う。

特に脚本家の話は、オチこそ弱いが、話の展開は良い。

★★☆☆☆ (評価 星2つ)

(なぜか、警察官役で杉本彩が出ているが、特に濡れ場を演じているわけではない。ただ、杉本彩の出ているシーンは、意外と面白い。男の首吊り死体を見つけた外人夫婦が、日本の警察官(杉本彩)に死体があることを日本語で伝えようとするのだが、上手く伝えられず妻に”旅行会話(ガイドブック)に「死体が見つかった」なんて(会話)は載っていなかったぞ”と愚痴を言う。さすがに旅行中に”死体が見つかった”という日本語会話を使う機会はまずないなと思った。そういえば、英会話で”死体がある”という言い方も知らない。)


デス・ルーム(※ノベライズ本)



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映画「変態村」の感想(ネタバレ)

2010.07.27 Tuesday 映画レビュー

■映画「変態村」の感想(ネタバレ)



■監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ 
■出演者:ローラン・リュカ ジャッキー・ベロワイエ フィリップ・ナオン 

前回書いた映画「変態島」のレビューに続いて、同じくWOWOWで同日に放送した「変態村」も見てみました。

もともとこちらのベルギー映画「変態村」のヒットによって続編のエマニュエルベアール主演のフランス版?「変態島」に繋がるようですが(※タイトル以外に特に関連性はない)、この「変態村」は、続編「変態島」と比べてもあきらかに変態さが際立っています。

続編の「変態島」がエロス的な”変態”をオチに求めていた感がありましたが、こちらの「変態村」は、もっと捻じ曲がった(狂った)変態と言えます。

例えば、変態村に来てしまった歌手の若者が、元コメディアンの宿屋の主人に監禁されると、なぜか頭を坊主に刈り上げられたあげく、宿屋の主人の元妻が着ていたらしい赤ジャンパーにスカートという女装の格好をさせられます。

そして、他の村人も、女装をした若者を宿屋の主人の元妻(女性)だと思い込み、なぜか捕まえようと襲ってきます。(※わけがわからない、さすが変態村)そして、仕舞いにはその村人(男)に犯されそうになる。

ラストは、村人からの追撃をなんとか逃げ切った主人公は、助けが来ることもなく森で佇んで終わりという。嫌な終わり方。

この「変態村」は、ハリウッドのホラー映画「テキサスチェーンソー」と同じような閉鎖された地域でのホラーですが、テキサス〜がなんとなく捕まったら即殺されるという直接の恐怖を煽るホラーに対し、この「変態村」は、狂った村人の行動が、何をされるかわからない恐怖に繋がるという同じホラーでも
、テイストが少し違います。基本的に内容は変態ですし。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(変態さでは、続編の「変態島」を超えているが、相変わらずハッピーエンドではない。とりあえず、宿屋の主人が取る行動(盗みや物色等)が無性に腹立ちます。)

変態村


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