映画「見えない目撃者(2015)」の感想(ネタバレ)

  • 2020.06.10 Wednesday
  • 07:22

■映画「見えない目撃者(2015)」の感想(ネタバレ)


■監督:アン・サンフン
■出演:ヤン・ミー ルハン ワン・ジンチュン リウ・ルイリン チュウ・ヤーウェン


【映画「見えない目撃者(2015)」のあらすじ】

警察官候補生だったが、事故で弟の命と自身の視力を失い、将来の夢も断たれたシャオシン。ある日、乗っていたタクシーがひき逃げ事故を起こし、彼女は路上に置き去りにされる。警察に駆け込んだシャオシンだが、目が見えない彼女の証言を信じる者はいない。だが、この事件と世間をにぎわす女子大生失踪事件の関連性が浮かび上がり、警察は目撃証言に懸賞金を付ける。その矢先、リン・チョンという青年が目撃者を名乗り出るが……。

WOWOWから引用

【映画「見えない目撃者(2015)」の感想(ネタバレ)】

 

 

元EXOのルハンが出演した中国韓国合作のサスペンス。

 

吉岡里帆が主演した日本版リメイクの初放送に合わせ、中国のリメイク版が同時に放送してたので見てみた。※2011年の「ブラインド」という韓国映画が原作らしい。

 

内容は、過去のある事故によって視覚障害となってしまったヒロインが連続女性失踪事件の犯人から狙われるという話。

 

この作品、サスペンスとしては、視覚障害というハンディのあるヒロインを主役にしたことで、犯人とのやりとりにそれなりにハラハラドキドキはあるのだが、基盤となるストーリーや設定(背景)に雑だなと感じる、共感できない部分がある。

 

それが、始めに弟を交通事故で死なせてしまうという冒頭のエピソード。

 

バンド活動をする(音楽)が好きな弟のライブに警察官であるヒロイン(姉)が、遊んでないでちゃんと働け的な感じで、練習中にスタジオから強引に弟を連れ出して、車に手錠で繋ぐが、それを嫌がった弟が姉の運転を邪魔したことで、交通事故に遭い、手錠に繋がれた弟は一人車から脱出できずに亡くなってしまう。

 

これがヒロインの背景となって、話は数年後から再び始まるが、この過去の事故によって視覚障害とさらに弟の死の責任を背負って生きるという悲哀なヒロイン像が出来ているのだが、このエピソードもう少しなんとかならなかったのかと思う。

 

バンド練習中に車と手錠までして弟を連れ出す姉(ヒロイン)の強引さ、それに腹を立てて運転中なのに邪魔する弟の危険極まりない行動。

 

これのどちらの行動にもまるで共感ができないのだ。

 

そもそも弟に手錠する必要もないし、弟が姉の運転を強引に邪魔する必要もないと思う。普通に車で走ってたら、飲酒運転のトラックにでも横から激突させられたとかで十分話は成り立つのだ。交通事故に遭って弟が不幸にも死んでしまうのが目的なだけの話で。

 

この過剰なエピソードのせいで、この姉弟に対して、感情が入っていかない。視覚障害になったのも、弟が死んだのも、結局、二人の自業自得的な要素が強くなってしまった。勝手に車で走って事故ってただけなので。

 

ちなみに、この過剰設定は、のちのち犯人の背景(付け狙う動機)とシンクロしていくために存在していたことがわかるが、そこの部分とヒロインや姉弟への共感とどっちが大事だったかと考えると、断然ヒロインへの共感を取った方が良いでしょう。

 

何せ、この変なエピソードのせいで、ヒロイン目線に気持ちがなかなか入っていかないからだ。

 

ちなみに、こういう単純な雑さがあるからか、他にも細かい部分で気になるところが結構ある。

 

まず、バンド活動をしていた弟についてだが、彼が亡くなった後、当時彼が歌っていた曲が結構売れたのか、若者なら誰もが知ってるような曲になって、数年後には追悼コンサートが開かれることになるのだが、弟のバンド練習中に姉が連れ出していた冒頭のシーン、一向に目が出てなく音楽の才能も何もないバンド(弟)だと思ってたら、その時点で、すでにCDデビューしてる位結構なレベルにあったのだ。

 

じゃないと、数年後に死んだとしても、あの大きさの追悼コンサートなど開かれないだろう。

 

このことがのちのちわかった時、この姉(ヒロイン)に対する好感度がどんどん離れていく。

 

弟がまるでダメ過ぎて心配してた結果、あの事故ならまだ僅かにあるが、弟なりに結構頑張っていたのに、それすらも見ずに、ただ頭ごなしに否定してただけで、ほぼほぼ、弟の事なんて彼女は何も考えてなかったのだ。

 

家族のことで(実際は本当の姉弟ではなかったらしいが)個人的事情はわかるが、せめて弟を応援してる設定にしといてくれないと、弟の音楽を否定しておきながら、挙句、死に追いやった張本人として、それを背負って生きている、そういう背景の人間が主役では、なかなか共感はできないだろう。

 

始めからヒロインに与えられてる共感のハードルが高過ぎなのだ。

 

しかも、しなくても良いのに、自らハードルを高く設定し過ぎて、自分で乗り越えられず、コケているというひどさでもある。

 

ちなみに、感情移入ができないという部分で、この作品とはやっぱり合わないと思ってしまったのが、最後のシーン。

 

犯人と最後に対峙した際、ヒロインは、弟が大事にしていたであろう、ウクレレ(楽器)を使って、それで殴って犯人を倒すのだ。

 

この最後のシーンを見た時に、なんて弟に対しても音楽に対しても、敬意が無い作品なんだと思った(笑)

 

制作サイドとしては、弟の音楽の思いを一緒にぶつけるという表現(解釈)なのかもしれないが、日本人としては、そういうことなのか?と疑問が出てしまう。大事なものだからこそ、それを使ってぶん殴る。

 

なぜ?

 

せめてゴルフ好きだったので、弟愛用のドライバーで殴るとかならまだわかるけどね。

 

ウクレレは、用途が全然違うから(笑)

 

楽器を作ってる人にも申し訳ない。

 

ウクレレは、もともと人を殴るために作ってない。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:視覚障害者目線のアクションは良く出来てる部分もあるが、物語の基盤が大分ズレてた中韓合作サスペンス。こういう人種間の文化や感覚の違いを見せられると、地球人という一つの纏まりで語ろうとするのは、到底無理だなと思う。同じアジア人ですらこれですから。欧米人はよりわからない。ウクレレで殴れる文化は、もう日本ならコメディ。)

 

 

盲人が夜道で明かりを待つ理由を?

 

明るければ誰もぶつからずに済む

 

-?

 

 

車を拾うのは

 

天国に行くより難しいの

 

-?

 

 

 

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映画「迫り来る嵐」の感想(ネタバレ)

  • 2020.02.15 Saturday
  • 16:52

■映画「迫り来る嵐」の感想(ネタバレ)


■監督:ドン・ユエ
■出演:ドアン・イーホン ジャン・イーイェン トゥ・ユアン チェン・ウェイ チェン・チュウイー


【映画「迫り来る嵐」のあらすじ】

1997年。雨が絶えず降り続く中国の小さな町で、若い女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。町にある国営工場の警備員ユィは、事件に興味を抱いて独自の捜査を開始。現場の証拠写真を工場の出口に貼り出し、監視を続けていた彼は、ある日、ひとりの不審な男の姿を発見し、男の後を追いかけるが、あと一歩のところで相手を取り逃がしてしまう。犯人捜しに熱中するユィは、やがて恋人のイェンズまで事件に巻き込むようになり…。

WOWOWから引用

【映画「迫り来る嵐」の感想(ネタバレ)】 

 

 

第30回東京国際映画祭で最優秀男優賞と最優秀芸術貢献賞を受賞したという中国映画。

 

東京映画祭で受賞した作品ということで見てみた。

 

WOWOWの番組情報で、ノワール映画と書かれていたので、勝手にマフィアモノかと思っていたら、中身は、韓国映画でありそうな、猟奇殺人モノだった。

 

ノワールという言葉を調べたら”人間の悪意や差別、暴力などを描いたり、闇社会や犯罪者視点”(ウィキペディア)というジャンルらしく、特にマフィアモノに限定された言葉ではなかったようだ。マフィアモノは多いけど。

 

で、内容の方だが、ネタバレになるが、ある連続女性殺人事件に興味を持った地元の工場の警備員が、自力で捜査を始めるも、事件にのめりこんだ末に、間違った容疑者を暴行し、自分も犯罪者になって(服役)しまうという話。※犯人は別人だった。

 

単純にまとめるとこんな話なのだが、編集や演出が悪いのか(説明不足)、普通に見てるのにシーンの流れや意味を見失う時がある。

 

また、登場人物の感情の変化が説明不足のためか、つかみにくく、よくわからないうちに、感情的になったり、恋人が急に死んだり、シーンが意味不明に感じるときが結構あった。そのシーンを見させられて、こちらはどう感じろというようなシーンがある。

 

結局、主人公が事件にのめりこむ姿にあまり共感できず、あきらかに間違った容疑者を選んで暴行し始めた瞬間、コイツただのアホやなと急激に冷めてしまった。

 

せめて、容疑者の男が誰が見ても犯人の可能性が限りなく高いと思うほどの証拠や確信が欲しい。靴のサイズが合っただけでは、そこに至る、確信としてはちょっと弱い。

 

またこの容疑者にさせられた男も、リアクションが悪く、変に意味深な言動していて、逆に紛らわしい。

 

普通、疑いがかけられたら、すぐに否定するのが、普通だが、頭が悪いのか、自ら不信感を醸し出している。結果、犯人と間違えられ、ぶん殴られてるので、自業自得のような気もしてしまう。

 

主人公目線では、あきらかにそいつじゃなさそう?というこの容疑者に、もう一度アタックしてて、かなり早計に思う(笑)

 

犯人じゃなかったのは結果論かもしれないが、主人公にはもう少し冷静さが欲しい。じゃないと共感できない。

 

誰もが正義感を追い求める中で犯罪者に陥ってしまう可能性があるよ、ということにしてくれないと、ただ急にある時を境に頭がおかしくなってしまったのでは、話が違ってくる。

 

総評すると、意味深なシーンがあり、良作になりそうな、小さいタネみたいなものをどことなく撒いてるのはわかるが、作品として、結果的にそれらが何に育った(着地した)のかが全くこちらには、理解が出来ない。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:描き方がテクニカル調で一見良さそうに見えるだけで、実はそれほど大した作品ではなかった失敗作。たしかに、主人公の演技という部分で、東京国際映画祭で評価されているのは、多少理解できるが、受賞作品だからといって作品自体も優秀かというと、全くそうではなく、意外と普通というか駄作です。「運命は踊る」のような見終わった後に考えさせられるほどの情報もないし。個人的に星1つにしたのは、物語のラストに、”この後に、中国を大雪などの大寒波が襲う…”的な、全然物語とは関係ない情報で締めくくっていたことだ。時期的にそういう時代だったのかもしれないけど、それ今ここで言う必要ある?って思ってしまう。(寒波が必要なら作品の中で描くべきでしょう)災害で亡くなった〇〇に捧ぐとかならわかるけど、物語との関連性がよくわからない。とにかく最後に雪が降ってきて、何を感じてもらいたいのか、まったくもって意味不明です。邦画で2011年を扱った作品の最後に地震が来て、この後、東日本大震災が起こると言われても、どういう感想を持ったらいいかわからない。大変だったねという解釈をさせたいのか。そもそも、この作品の主人公は、結果的に自ら早計で犯罪者となってしまったので、出所した後に寒波が来て、引き続き厳しい人生という解釈も何か違う。それなら真面目に働いて、波乱万丈の末に、ようやく幸せになりかけたところに大寒波が来る方が、人生は厳しいという意図がわかりやすい。この作品は、結局、誰目線の何の話なのか謎だ。)

 

 

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映画「マンハント(2017)」の感想(ネタバレ)

  • 2019.08.01 Thursday
  • 17:36

■映画「マンハント(2017)」の感想(ネタバレ)


■監督:ジョン・ウー
■出演:福山雅治 チャン・ハンユー 桜庭ななみ チー・ウェイ ハ・ジウォン 國村隼 竹中直人 倉田保昭 斎藤工 アンジェスル・ウー 池内博之


【映画「マンハント(2017)」のあらすじ】

大阪に本社がある天神製薬の顧問弁護士ドゥ・チウ。彼がある朝目覚めると、同じベッドに同社の社長秘書・希子の他殺体が横たわっていた。自分が何者かによる罠に掛かったと気付いたドゥ・チウは、すぐに逃亡する。大阪府警の刑事・矢村はまだ新人の部下・里香を従え、独自の捜査でドゥ・チウの行方を追うが、捜査を進めるうち、次第にドゥ・チウは犯人ではないと感じだし、出会ったドゥ・チウとともに真犯人を追い求めるが……。

WOWOWから引用

【映画「マンハント(2017)」の感想(ネタバレ)】 

 

 

西村寿行の同名小説を映画化した日本映画「君よ憤怒の河を渉れ」を「男たちの挽歌」のジョンウー監督が福山雅治出演でリメイクしたというアクション映画。

 

福山雅治が主演してたので見てみた。

 

ジョンウー監督の下、日本を舞台に日中韓の有名俳優が多数共演してたので、多少期待していたのだが、開始10分ほどでわかる、ストーリー以前に気になるハリウッドが日本を描いた時によくある中国とごっちゃになっている日本描写と同様の日本人ならどうしても感じてしまう違和感がとにかく満載。

 

中国人が描く中国的日本解釈の微妙な間違いと言った感じだろうか、ジョンウー監督が原因なのかわからないが、日本の俳優が多数出演し、日本が舞台にも関わらず、普段ドラマや映画で見るいつもの日本とどこか違っていて、根本的に何かがずっとズレているように思う。

 

この違和感は主演の福山雅治の演技にも影響してると思う。

 

妙に演技に力が入りすぎていて、ただの嫌なヤツになっている。

 

一応、ジョンウー監督作なので、ストーリーよりもアクションが見どころの作品ではあると思うが、これと言って、おすすめのアクションは無い。いつものガンアクション?は、健在だが。今更そこをウリにされても弱い。

 

水上バイクを使った激しいシーンもあるが(※その部分だけでなく)、あきらかにCGを乱発してるので、作品全体として「男たちの挽歌」的な生々しいアクション作品を期待してると、肩透かしに合う。

 

また全体的に中国視点だからなのか、製薬会社の生体実験の描写(原作も同様だが)は、遠まわしの反日映画っぽく感じます。なぜこんな映画をこの時期にリメイクしたのか、政治的な意図を感じずにはいられない。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:ストーリー以前に日本文化(世界観)の違和感が大きすぎて作品に集中できないジョンウー監督の要注意作(駄作)。日中韓の有名俳優を揃えアジア圏で興行を狙ったところまではいいが、作品の質がどっちつかずで、まるで面白くない。そもそもそれぞれの登場人物の説明が少な過ぎて、感情移入ができない。さらに、いつもの中国映画特有の吹き替え(音声別撮り?、音ズレ)問題もある。福山雅治(出演者)の口の動きと音声(言葉)が合ってないのは、映画以前の話だ。この違和感が一番かな。結局、1.5倍速視聴です。時間の無駄なのでおすすめできません。)

 

 

 

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映画「恋するシェフの最強レシピ」の感想(ネタバレ)

  • 2019.06.19 Wednesday
  • 23:56

■映画「恋するシェフの最強レシピ」の感想(ネタバレ)


■監督:デレク・ホイ
■出演者:金城武 チョウ・ドンユイ リン・チーリン スン・イージョウ シー・ミン トニー・ヤン


【映画「恋するシェフの最強レシピ」のあらすじ】

上海。やり手の実業家ルー・ジンは、名門だが時代遅れのホテルを買収した。美食家の彼にとってこのホテルの料理は満足できるものではなかったが、その中に彼の興味を引く一皿があった。実はそれは、見習いシェフのションナンが担当したものだった。顔を出さず、ジンの出す難題に応えてその舌を満足させるションナンと、そうとは知らず彼女を無能な若手と見下すジン。料理を通じて、2人の距離は少しずつ縮まっていくのだが……。

WOWOWから引用

【映画「恋するシェフの最強レシピ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

ドラマ「神様、もう少しだけ」の金城武と中国女優チョウ・ドンユイの共演のグルメラブコメディ。

 

最近EXLIEのAKIRAと結婚した台湾のリンチーリンが出演していたらしいので見てみた。録画したときは、金城武が出てたのでチェックしといたのだが、結婚報道を受け、前倒しで見てみた。

 

ちなみにリンチーリンが登場するのは、開始1時間以上過ぎてから。

 

本田翼じゃないが、キャストの並び順では三番目に堂々と名前が載っている割に出番が異常に少ないとかホントやめてもらいたい。出演時間で考えれば、たぶん5番手とか6番手とかその辺の位置が妥当だろう。この映画に関して言えば、ヒロインが飼ってる犬の方が出番が多いかもしれない。

 

さて、話は戻り、個人的にリンチーリン(の全盛期)は、見た目最強だと思っていたのだが、さすがに40も半ばになり、この映画ではさすがに衰えを隠せない。※といってもまだまだ全然綺麗だが。

 

最近は、日本の2000年代を引っ張ったメジャーな若手女優にしても、ほとんどが30代に入り、中堅女優化して、時の残酷さを痛感するばかりだ。ただ、深田恭子だけは、まだ異常な位維持してるのは謎だが。

 

めちゃくちゃ美人ってのは、少し衰えるだけで、受ける印象がかなり変わる。点数で言えば、98点から80点位になってる感覚だと思うが、それでも80点もあるなら客観的には全然いいと思うけど、印象というかデータとしての心理的ショックが、それ以上に下がってる風に思える。それと平行して、同じように質の良い若手がどんどん出てくるのもあるだろう。

 

そう思うと、60点位の子が40点位になってる方が、もともと外見に期待していない分、ほとんどショックがないように思えて、トータルで考えるとそっちの方が幸せなんじゃないかと思う。

 

これは顔がもともとシャープで整っている人ほど、崩れ始めた時に全体に与える印象の影響(ショック)が大きいともいえる。

 

そういうことなのかはわからないが、この映画のヒロイン(チョウ・ドンユイ)は、外見的な数値で比べれば、リンチーリンと比べるとまるで相手にならないのだが(顔のタイプが違うとも言う)、可愛さという魅力で言えば、終始圧倒している。

 

ストーリー上、チョウドンユイ寄りの話に仕上がってるから、その影響もあるだろうが、映画の中での人間的キラキラ感は、リンチーリンより数段上だ(演技が上手い)、なかなか映像からここまで魅力が出る女優も珍しい。最近の日本の若手女優でこんな感じの子がいるだろうかと思う。

 

さすが中国で”13億人の妹”と言われるだけある。※誰が言ってるのかは知らないが。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.6)

 

(まとめ:チョウ・ドンユイ(ヒロイン)の魅力が全開のラブコメディ。結果、チョウ・ドンユイの魅力しか書いていないが、数々の料理も綺麗で、映像の撮り方もファンタジーっぽさもあり、全体的に非常に綺麗だ(ラストシーン(中盤含む)の夕焼けシーンも良い)。そういった意味では、癒し系作品でもある。)

 

 

 

下等な動物ほど群れで食する

 

-?

 

 

 

この世にいるのは

 

ブタを殺す者 買う者

 

そしてブタだ

 

-?

 

 

食欲とは

 

基本的本能である

 

左右されるのは

 

意志が弱い証拠だ

 

-?

 

 

 

嫌われれば孤独になり

 

他人の影響も受けない

 

-?

 

 

 

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映画「ワイルド・シティ」の感想(ネタバレ)

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 19:08

■映画「ワイルド・シティ」の感想(ネタバレ)


■監督:リンゴ・ラム
■出演者:ルイス・クー ショーン・ユー トン・リーヤー チャン・シャオチュアン サム・リー


【映画「ワイルド・シティ」のあらすじ】

警察の仕事を辞め、今はバーを経営するマン。ある晩、彼は、店で泥酔した見知らぬ美女のユンを介抱するはめとなり、やむなく彼女を弟のチュンと義母の住むアパートの部屋に泊めることに。翌日、凶悪な男たちが不意に出現してユンを車で連れ去ろうとしたことから、マンとチュンは彼らの後を必死で追いかけ、乱闘を繰り広げる事態に。実はユンは、香港の裏社会のボスから、組織の闇金である大金を持ち逃げしていたのだった…。

WOWOWから引用

【映画「ワイルド・シティ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「ドラゴン×マッハ!」のルイス・クーと「モーターウェイ」のショーン・ユーが共演した香港アクション。

 

久々に香港映画を見つけたので見てみた。

 

内容は、夜中に酔った女性を助けたことで、犯罪に巻き込まれてしまう兄弟の話。

 

ストーリーは、王道の巻きこまれ型の話なので、その話のわかりやすさと安定感で、途中で飽きることなく普通に見れる。見どころのアクションも、現在のレベルでは、特にこれはすごい!というほどのものはないが、通常のアクション映画としては十分満たしている。

 

ただ、アクションの質がどうこうよりも、主人公たちのアクション(犯罪救出)によって巻き込まれた一般大衆の被害が甚大過ぎて、そちらの方が気になってくる。悪人を倒すため(女性を救出する)という理由はわかるが、それと一般人の被害が全然割に合っていない。

 

特に最後のバスに追突させて、暴走を止めるやり方(たまたまかもしれないが)は、主人公の行動としてどうなんだろうか。全く一般人への配慮が無いし、その辺に気を配ってる感じもない。グランドセフトオート的な世界観。怒りに任せ過ぎて、視界が狭くなっている。

 

あのレベルの事故なら、確実にバスに乗ってた何人か死んでると思う。バスの横っ腹に車が刺さってるし。

 

この辺の映画のストーリーの中でも、大衆への配慮が全く足りてない(繊細さがない、扱いが悪い)のも、中国的感覚なのかと思う。気になるわ、

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:犯罪の仕方や正義の貫き方に中国らしさ(感覚)が全開の香港アクション映画。ちなみにこの映画のヒロインを演じてるトン・リーヤーという女性(かなり美人)は、中国で今問題になっている(弾圧されている)新疆ウイグル出身の人らしいが、新疆ウイグル出身の人が中国の映画に普通に出れてるのは意外に思う。どうしても何らかの意図を感じづにはいられないけど。)

 

 

車の速度より

 

頭の回転の速さだ

 

 

-?

 

 

過去に涙は流さない

 

-?

 

 

道を間違えるな

 

間違えると二度と戻れない

 

-?

 

 

 

強欲な男は信用できないと

 

人は言う

 

そういう男は不正を働くからだ

 

-?

 

 

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映画「ドラゴン×マッハ!」の感想(ネタバレ)

  • 2018.01.24 Wednesday
  • 19:30

■映画「ドラゴン×マッハ!」の感想(ネタバレ)



■監督:ソイ・チェン
■出演者:トニー・ジャー/ルイス・クー/ウー・ジン/サイモン・ヤム/マックス・チャン

WOWOWで放送していた映画「ドラゴン×マッハ!」を鑑賞。

【映画「ドラゴン×マッハ!」のあらすじ】

香港で臓器密売ビジネスをするホンを捕らえようとしていた潜入捜査官チーキットは任務中に正体がばれ、タイの刑務所で監禁される。潜入捜査の指揮官チャンはチーキットの行方を追うが、臓器密売の拠点である刑務所の所長はチーキットを排除すべく、彼に執拗に暴行を加えていた。正義感が強い看守チャイは愛する娘の入院費を所長に融通してもらっていたが、チーキットが娘に適合するドナーだと知り、彼を救おうとある行動を起こす。

WOWOWから引用

【映画「ドラゴン×マッハ!」の感想(ネタバレ)】  


タイの「マッハ!」シリーズのトニー・ジャーと中国の「コネクテッド」のルイス・クーらが共演した香港映画。

ドラゴンマッハというアクション感漂うタイトルに惹かれて見てみた。

この作品、タイと香港のアクションが共演ということで、格闘アクションの見どころは満載なのだが、ストーリーや演出は、ツッコミどころ満載。

まず一番に日本人として見てて気になるところは、同じアジア圏といえど、まだタイ、香港(中国)ともに近代化がされていないのか、日本と比べると、人権や倫理感に対する考え方が非常に荒い。

主人公のひとり刑務官役のトニージャーにしても、受刑者が暴れたからといって、アクション演出とはわかるが、とび膝蹴りを食らわしてたりするのはどうかと思う。暴力が過剰(笑)

また、別に何か悪いことをしてる訳でもないのに別の受刑者の顔に粉をぶっかけたり、倫理感や正義感のお見本となるべき主人公の態度や行動に、あまり見てて共感性がない。唯一、あるのは病気の子供を思ってる部分位だろうか。

また、物語として描いてる部分でも、中国のマフィアが実の兄弟なのに心臓移植が必要だからという理由で実の兄(弟)を拉致して心臓を強引に奪おうとする倫理感?は、日本人には全く考えられない発想だと思う。 これがフィクションとはいえども物語として、作れて、それが許容されてしまう中国人の発想は、中国の歴史を知ってるとやっぱりそうかという感じで怖い。

そういった意味では、甥を命がけで助ける伯父の一面もあれば、実の兄弟ですら殺そうとする中国(CHINA)文化?の両極端が描かれているといえる。

ちなみにこの映画、ラストシーンが、まるで理解不能(笑)

急に唐突に狼が病気の少女の前に出てきて…、そしてハッピーエンドなのかなんなのかよくわらない感じで終了。

そもそも病気の少女は、半年しか命が持たないと言われていて、骨髄移植で助けられるおじさんは見つかったが、麻薬をやっていたため移植できるまで回復するのに3年掛かると言われていたが、この理論でいけば、どう見積もってもハッピーエンドには数字が合わないのだが。あのラストは一体どういうことなのか。

狼の設定が理解に苦しむ。キリスト教で言うところのキリスト(救世主)みたいなポジションなのか。

ちなみにエンドロールで歌が流れて、狼をモチーフにした伝説(歌?)があるらしいが、この歌詞もよく聞くと勢いだけで謎だ。仏が止めても茨の道を突き進むからわかる通り、とにかく自我が強い(自我を突き通す、仏教否定)ということなのだろう。



評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:よくわからないストーリーだが熱さは伝わってくる謎の香港映画。登場人物の繋がり方は、計算されていて意外と凝っているのだが、それ以外の脚本(演出?)がとにかく荒い。豪華共演と言われるタイと香港のお互いの良さは、あまり出ていない。)



信じるから生きていけるんだ

神様はいるよ

いつか過去を振り返り

気付くのさ

間違ったことは

正しい時に起きていたと


-?


殺破狼(サッポーロン)

仏が俺を止めても

いばらの道を

突き進むだけ


-?


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映画「101回目のプロポーズ〜SAY YES〜」の感想(ネタバレ)

  • 2017.03.23 Thursday
  • 22:43

■映画「101回目のプロポーズ〜SAY YES〜」の感想(ネタバレ)



■監督:レスト・チェン
■出演者:リン・チーリン ホアン・ボー チン・ハイルー カオ・イーシャン 武田鉄矢

WOWOWで放送していた映画「101回目のプロポーズ〜SAY YES〜」を鑑賞。

【映画「101回目のプロポーズ〜SAY YES〜」のあらすじ】

上海で内装業の店を営む男性ホアン・ダーは、99回目のお見合いに失敗してしまう。そんなとき彼は偶然、美人チェリストのイエ・シュンと出会う。その後も偶然の出会いが重なり、ホアン・ダーは美しい上に誠実な彼女の人柄に惹かれ、イエ・シュンは不器用でも真面目なホアン・ダーの優しさに触れ、次第に彼の存在が気になりだす。そんなある日、行方不明だったイエ・シュンの婚約者シュー・ジュオが生きているという知らせが届く。 

WOWOWから引用

【映画「101回目のプロポーズ〜SAY YES〜」の感想(ネタバレ)】


1991年にフジテレビで放送された名作ドラマ?「101回目のプロポーズ」をリン・チーリン主演に迎えて日中合作でリメイクした作品。

WOWOWで放送してるのを見つけたので見てみた。

内容は、基本設定は、原作(日本版)と同じだが、原作では浅野温子(ヒロイン)の婚約者はすでに死んでたはずだったが、この中国版では、婚約者は行方不明のままになっていて、途中でなぜか生きていた知らせが届き、二人の間に合流してきてひと悶着あるようになっている。

原作と同じ流れを想像していたので、急な展開に一瞬韓国ドラマかと思ったが、のちの登場人物のセリフでもそう言っていて、アジア圏では、もうこういう無理目の泥沼展開?と言えば、=韓国ドラマの定義はもう有名なんだと知った。

ちなみにラストは、それほど泥沼にならず(元婚約者が引いて)?ハッピーエンドなので最後も心地良い。

この中国版「101回目のプロポーズ」だが、ヒロインに台湾女優のリンチーリンを起用しているが、このリンチーリンの美女感&透明感は、すこぶるやばい。この撮影当時でもすでに30代後半だが、今の日本人女優でこれほど美的に見て味わえる人はいないんじゃないかとさえ思う。

もちろん、美女と野獣設定なので、衣装や世界観など過度に美女として持ち上げてる(盛ってる)こともあるが、もともとモデルだけあって、何着ても似合うなと思う。しかも背が高くて細いだけじゃなくて、意外とナイスバディ。この映画は、それに尽きます。



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:リメイク作品ではあるが、主演のリンチーリンの魅力が全開のラブストーリー。話のテーマとしては、男の愛の頑張りの感動作ではあるけど、個人的には、男としてみてると、絵的に癒される、癒しムービー的な側面も感じます。とにかくリンチーリンが最高です。特にウエディングドレスのお店での嫉妬するお茶目な演出は、違う別のパターンも欲しい位です。あと、武田鉄矢がゲスト出演してるが、いつもの金八先生風の例えは、なんか説教臭く感じていらないかなと思う。)


何だよそれ

韓流ドラマかよ


-?


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映画「超強台風」の感想(ネタバレ)

  • 2017.03.12 Sunday
  • 16:14

■映画「超強台風」の感想(ネタバレ)



■監督:フォン・シャオニン
■出演者:ウー・ガン ソン・シャオイン リウ・シャオウェイ イン・グォホワ ジョウ・ジェンポー

WOWOWで放送していた映画「超強台風」を鑑賞。

【映画「超強台風」のあらすじ】

太平洋上に発生した大型台風12号は、地球温暖化の影響で観測史上最大級に勢力を拡大、人口120万を抱える中国沿岸部のある都市へと進路を向けていた。上陸の可能性は五分五分、市民の避難を断行して進路がそれれば経済的な損失は計り知れない。責任の大きさに行政担当者たちが尻込みする中、市長は台風が直撃してからでは遅いと避難を決断する。やがて台風が上陸、市長はなおも逃げ遅れた被災民をひとりでも救おうと奔走する。

WOWOWから引用

【映画「超強台風」の感想(ネタバレ)】

中国ドラマ「-大明帝国- 朱元璋」のフォン・シャオニン監督が監督、製作、脚本、撮影を担当した災害スペクタクル。

あらすじでミニチュアを多用した中国映画と言うことで気になって見てみた。

災害スペクタクル部分ではCG+ミニチュアを使って表現しているが、CG全盛の時代にあえてミニチュア?という気がしないでもないが、精巧につくられた家や、車などを実際に津波?(水)でぶっこわしてるので、CGでは出てこない生々しさ(リアルさ)があり、意外とミニチュアありだなと感じた。

ミニチュア感はどうしてもわかってしまうけど、どこか平面的で薄っぺらいCGに比べると断然リアル。

ちなみにこの映画、災害スペクタクルアクション部分は素晴らしいが、ストーリー部分(演出)は、極端に過剰な演出が施されていて、まるでコントのようで笑ってしまう。

しかも、あえて笑わそうとしてそのように作ってる訳ではなく、製作者はたぶん一生懸命真面目に作っているのに、結果的にお笑い文化がある日本人がみると非常に面白い出来になっている。

そういった意味では、日本のほぼパターン化されたお笑い(フリを作ってからボケる)に慣れていると、みない種類のいきなり笑わそうとする(別に笑わそうとしてはいないんだけど)天然の笑い?がかなり隠れていて楽しめる。

もし仮に、こういう映画を日本人が狙って作ろうとしたら、もっと整理された感じになるが、そうなってしまうと、この映画の本来の面白さは、無くなってしまうと思われる。それを考えると、やはり日本人にとっては、この映画は、特出した貴重な映画だと思う。

ちなみにこのおかしな流れに見えるすべての原因は、中国ならではの儒教文化によるところが大きい。この儒教文化を理解してるかどうかで、この映画の面白さも変ってくると思う。

儒教は、民が苦しみから救済される(解放される)条件(この映画で巨大台風から助かる方法)は、神様の意志(祈る)でもなく、また人民の協力でもなく(平民がいくらそれぞれがんばっても実はあまり関係なく)、聖人が君主(皇帝)となり正しい良い政治(判断)を行うことによってのみ、民は救済されるという理屈が根本にあるのだ。正しい政治が行われさえすれば、経済だけでなく、自然災害すらも無くなってしまうというのが宗教としての儒教。

この映画も根本的にそういう流れで作られているため、上記説明にある聖人役がしっかり登場している。それがこの映画の中での最高権力者である市長。この映画での彼の活躍といったら、必要以上にいろんなところで口を出してきては、正しい判断を下すのだ。というか、彼の正しい決断がないことには、人民は救われないという教えなのでしょうがないのだが。

日本人からすると、市長が市長職以外の決断まで勝手にしてることに違和感ありありなのだが、中国では、彼を頂点として政治判断を下す事に意味があるので、ごく普通のことなのだ。別に遊んでいる訳ではない。

しかし、この市長の強引さというか、聖人っぷりに対する、過剰なまでの持ち上げる演出は、度を越えていて時々笑えてしまう。ときには、モーセかと思うくらいの荒れた海すらも味方にするくらいの聖人(超人)ぶりだ。これも別に遊んでいるわけでもなく、聖人の力というのは、超能力者にも思えるほどになる。

ちなみに彼(市長)の学校の先生であった女性の気象科学者?も出てくるが、彼(市長)が本当に正しい判断を下したかどうかは、彼女の反応にて、一応確認されるようになっている。中国にとって、両親や先生、師匠というものは、この上なくありがたき位の高い人物。その尊敬された人物から、褒められるということは、行動が正しいという結論になる。

この二人の関係は、劉備(市長)と諸葛孔明(先生)だと思ってみると、わかりやすいかもしれない。

この二人のやりとりもまた実に面白く、政治判断を学校のテストの点数に例えて、先生が言うセリフ「満点よ、また満点よ!」は、もうコントでしかない。

ちなみに、聖人(市長)を過剰に持ち上げる演出はいいのだが、その反面一般人が、必要以上に低くされてしまって、妊娠した妻を持つ夫役の人は、大人なのに小学生みたいな駄々っ子になっていて、かなりアホキャラクターにさせられている。

映画として見ると、儒教の理想主義が強めに反映されて(プロパガンダ映画?)、弊害がいろんなところに出ているが、日本人として、中国の根本思想を理解するには、この上なき教材ではないかと思う。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(まとめ:ところどころ退屈ではあるが、意表を突く面白さが味わえる中国災害アクション。暇があれば、一度見てみて欲しい、最近では、おすすめしたい中国映画。ぜひ夜中とかに見て欲しい。面白さを自分で見つけられる人なら、この映画のいろんな場所に面白さが隠れていることを発見することでしょう。個人的には、サメの登場シーンが一番笑えたかな。完全に投げ入れてるよね。)



そのあと、

僕の携帯電話が

壊れて


-?


電話番号も覚えてなくて

-?



俺たちはみんな

ただの漁師ですよ


-?


市長だ

-?


命ずる

-?


満点よ

また満点よ


-?



サメだ危ないぞ

-?


人民解放軍が来てくれたぞ

-?


>>超強台風 [ ウー・ガン ]


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映画「ブラッド ウェポン」の感想(ネタバレ)

  • 2017.01.22 Sunday
  • 17:03

■映画「ブラッド ウェポン」の感想(ネタバレ)



■監督:ダンテ・ラム
■出演者:ニコラス・ツェー、ジェイ・チョウ、リン・ポン、バイ・ビン[白冰]、アンディ・オン、リウ・カイチー

WOWOWで放送していた映画「ブラッド ウェポン」を鑑賞。

【映画「ブラッド ウェポン」のあらすじ】

巨大犯罪組織がたくらむ天然痘ウィルステロを追う、国際警察のジョン(ジェイ・チョウ) 。しかし、テロの実行犯は、幼い頃生き別れた実の兄ヨウ(ニコラス・ツェー)だった。兄の娘は組織に監禁され、ウィルスに感染させられてしまう。娘の命はあと10時間--。戦うべき相手いったい誰なのか?本当の正義とは?予断を許さぬ絶体絶命の状況下、対立する境遇のふたりが下した決断は!?

※商品ページより引用

【映画「ブラッド ウェポン」の感想(ネタバレ)】


ニコラス・ツェーとジェイ・チョウが共演したハードアクション。

ジェイチョウが久々に映画に出てたので見てみた。

中東(ヨルダン?)での戦闘アクションに始まり、マレーシアほかアジア各地(たぶん)で大規模ロケを行っていて、カーアクション、銃撃戦、格闘アクションなど様々なタイプのアクションがあり、アクションシーンに相当力の入れた作品。中盤から終盤は、ほぼアクションシーンの連続という位、怒涛のアクション満載で、二時間すべて見終わると、アクション見疲れがあるほど。

そんなアクション超大作と言ってもよい作品だが、内容の方は、アクションを抜きに考えると、ご都合主義満載と言うか、アクション以外ほとんど何も見えていないんじゃないかと思うほど、細かい部分でツッコミどころ満載。

電話ボックスで電話してたら、探していた男が目の前を車に乗って通るとか、カフェでお茶してたら、目の前で急に知り合いが人質銃撃事件に巻き込まれてるとか、事件が起きる世界観どれだけせまいんだよという、奇蹟的な偶然が何度も起きる。別にそういう情報が事前に入って、そこにいたという訳でもなく、たまたまそこにいたという状態なのだが。

その他、イケメンキャラなのに、号泣すると鼻水が伸びる演出を普通に許容するとか(なんで彼にやらせたんだよ)、それ以外にも主人公が倫理観を大きく逸脱してしまう犯罪行為を、特に大した理由もなく、あっさり破ってしまうとか、日本人としては、考えられない主人公のヒーロー行動が散見される。

よくジェイチョウこの映画受けたなと思うほど、日本人?として見ていて雑に思う展開が非常に多い。

ただ、中国では、細かい内容とは別に、こういうストーリー構成(見ず知らずの兄弟のために命を張る)が平気で受け入れられる文化的な背景があるのも最近知って、なんとなく中国人の感覚が理解できるようになった。

日本人の感覚では、いくら幼い頃に生き別れた実の兄弟だとはいえ、全く面識がなければ、ほとんど他人の彼のために自分の命を張ろうなんてことは考えられないと思うのだが、そこは中国、三国志の劉備、関羽、張飛の桃園の誓いを例に出せばわかるように、義兄弟の契りを結べば、それは、例え元が他人だったとしても、兄弟のために自分の命を賭けることなんてなんとも思わない強固で深い仁義(儒教)の人間関係を一瞬で構築してしまうという文化的背景があるらしい。

そういう背景があればこそ、仮にも今までは会った事が無くても本当の兄弟(血縁関係がある)だとわかれば、他人で構築された桃園の誓い以上の関係も一瞬でできてしまうというのが、この映画の中では語られないが、中国人の人間関係の根底にある意識らしい。その部分がわからないと、なんでこんなに、他人のためにジョン(ジェイチョウ)は一生懸命がんばってるのかは、日本人としては一生謎のままでしょう。

例えば、途中で、警察の同僚にジョンが兄弟を助けるため発砲するシーンなんかがあるが、あれも、一度血縁関係という上位の人間関係が自分の中にあることがわかれば、そちらの方が同僚との人間関係よりも優先されてしまうという部分を描いたシーンでもある。

日本人としては、どうしても今まで築いてきた同僚との人間関係の方を大事に考えてしまいそうだが、そこは、中国人、血縁関係の方がそちらよりも大事になる。

まー状況が状況でなければ、別にあえて同僚を撃つ必要はないが、あそこで同僚を撃つということは、それほど血縁関係の事実というものが何よりも大事だと示しているシーンでもある。

こういう人間関係の構築する部分での背景を知っていると、中国映画も今までと違った見方ができるでしょう。

ちなみに、日本人が旅行で中国に行って、商品を買った時によくぼったくられる(高く売りつけられる)のは、中国人にとって日本人(日本人に限らず他人全般)がそういう構築された人間関係の外に位置しているからで、別にいじわるでそうしているわけではないらしい。

より深く付き合い、桃園の誓いほどの関係を中国人と結べれば、相当安く売ってもらえるのは、いわずもがな、あなたのために命を賭けて助けてくれるらしい。中国人とはそういう背景がある人物らしい。実際、周りにいないのでわからないけど。



評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:アクションはがんばってるがツッコミどころ満載のスペクタクルアクション。感想は上記に書いたとおりで、ジェイチョウとアクション映画に興味があるなら、おすすめだが、どちらも興味がないならスルーで良いかも。)


勝(セン)

男でも女でも

人生は博打と同じで

勝つことが大事


-?


何十億も稼ぐ会社に

良心がある?


-?


>>ブラッド・ウェポン


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映画「カンフー・ジャングル」の感想(ネタバレ

  • 2016.11.24 Thursday
  • 18:20

■映画「カンフー・ジャングル」の感想(ネタバレ)



■監督:テディ・チャン
■出演者:ドニー・イェン ワン・バオチャン チャーリー・ヤン ミシェル・バイ アレックス・フォン

WOWOWで放送していた映画「カンフー・ジャングル」を鑑賞。

【映画「カンフー・ジャングル」のあらすじ】

香港警察の武術教官の身でありながら、私的な試合で相手を過って死なせてしまい、禁錮5年の刑で服役することになったハーハウ。そんなある日、武術界のチャンピオンが何者かに殺される事件が発生。それを知ったハーハウは、女性警部のロクに、今後も似たような事件が起きるといち早く警告。果たして彼の予言通り、同様の事件が続いたため、ハーハウは捜査への協力と引き換えに仮釈放を認められ、ロク警部とともに犯人の後を追う。

WOWOWから引用

【映画「カンフー・ジャングル」の感想(ネタバレ)】


「イップ・マン」シリーズのドニーイェンが「孫文の義士団」のテディ・チャン監督と再びコンビを組んだカンフーアクション。

ドニーイェンが出演してたので見てみた。

内容は、各種格闘技のチャンピオンたちが殺される事件が多発したことを受け、武術教官で現在服役中の男(ドニーイェン)に捜査協力の依頼が来て、一緒に犯人を捜すというもの。

なんとなくサスペンスチックな話になっているが、犯人は丸わかり。

結局、まとめると、各種格闘技のチャンピオン:ツワモノ同士のアクション(対決の見せ場)がやりたいだけの話で、ストーリーは合ってない様な物。感情移入もポーズ的で、心底共有できない。

「イップマン」では、その厳しい時代に生きた人間の辛苦みたいなものが描かれていたが、これは、もうそういうのがほとんどない。ただのアクションだけの映画。

そのためか、ラストの高速道路?でのラストバトルは、迫力がどうとかではなく、「もう、危ないし、人の迷惑だからからそんなところで戦うのは辞めなよ!」と冷静に諭したくなるほど、全く主人公たちの世界観に入り込めない出来。

また、弟子の女性が犯人にやられて負傷したことには、懸命に救急車を呼ぶのだが、それまで仲間のはずだった警官たちを逃げるためとはいえ、自らの手でボコボコにしたことには、一切、触れないご都合主義には、興ざめしてしまう(笑)

唯一、走る車の車体の下で寝ながら戦うアクション?(CGというか合成だけど)は、新しいアクションかなと思ったが、実際には、全く使えないので、う〜んというしかない。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:ストーリーがほぼない(感情移入ができない)アクション一辺倒のカンフー映画。エンドロールを見ると、ゲスト(出演陣)は、豪華なようだが、その豪華さがあまり伝わってこないコスパの非常に悪い映画です。)


カンフーは殺人技だ

-?


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