映画「ザ・ボルト−金庫強奪−」の感想(ネタバレ)

  • 2020.11.22 Sunday
  • 06:11

■映画「ザ・ボルト−金庫強奪−」の感想(ネタバレ)


■監督:ダン・ブッシュ
■出演:フランチェスカ・イーストウッド タリン・マニング ジェームズ・フランコ スコット・ヘイズ クオリンカ・キルヒャー


【映画「ザ・ボルト−金庫強奪−」のあらすじ】

ギャングに命を狙われた弟マイケルを窮状から救うため、長らく疎遠状態だったリーアとヴィーの姉妹を中心に5人の男女がチームを組み、銀行強盗を計画。ところが、いざ銀行に押し入ったものの、さしたる金を得られず、あてが外れて落胆していた彼らは、人質となった銀行の業務部長エドから「地下の金庫には、実は600万ドルもの大金が眠っている」と聞かされ、色めき立つ。かくして彼らは、喜び勇んで地下へと向かうのだが…。

WOWOWから引用


【映画「ザ・ボルト−金庫強奪−」の感想(ネタバレ)】

 

クリントイーストウッドの娘(フランチェスカ・イーストウッド)とサムライミ版「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコが共演したB級サスペンス。

 

番組情報で、2段構えの物語構成で見せる…と書いてあったので2段オチが気になり見てみた。

 

ちなみにいきなりネタバレで書くと、銀行強盗+幽霊のサスペンスといった感じだが、登場人物の人物描写が甘く、誰目線で何を目的に見ればいいのかが曖昧なので、面白みがほとんどない。

 

銀行強盗の成功を願うべきなのか、被害者が犯人たちを説得する方を応援するのか、どっちのレールも中途半端である。

 

銀行強盗から始まって、強盗団の一味が、地下に眠る開かずの金庫を開けたことから、閉じ込められていた?霊たちによって、次々と犯人らが自ら命を絶っていくという話ではあるだが、強盗団に共感できる作りではないので、霊に襲われて死んだところで、警察の役目が霊に変わっただけで、特に問題が無い。

 

残る謎は、なぜ犯人たちが霊に襲われてしまうのかだが、過去に凶悪な銀行強盗の犯人に無残に殺された被害者たちの霊が怨霊となってそうしたということらしい。これも開けてみれば、普通の話である。

 

そう言う理由もあって、犯人以外の人質たちには一切危害はなく、無事である。

 

ちなみに唯一逃げのびた犯人らもいたのだが、結局、その呪いが追いかけてきて、最終的に全員(たぶん)襲われてしまう(死ぬ)。

 

犯人目線ではバッドエンドであるが、道徳的に見ると、ハッピエンドともいえる。

 

逃げた犯人に深く感情移入することもないので、最終的に襲われて死んだところで、因果応報的で、まあしょうがないかという印象しかない。

 

脇役で登場していたジェームズ・フランコの役柄は、実は、当時銀行強盗が起きた際に殺された人質の一人であり、彼の通報があったおかげで、今回警察が来ることになったが、人質たちの証言で彼の話は出るものの、警察が監視カメラを調べても彼の姿は確認できなかったという。

 

ジェームズ・フランコは、自分を犠牲にしたお助けマン的ないい幽霊だったらしい。

 

この作品は、助けを呼んで過去に殺された幽霊(ジェームズフランコ)が金庫の中で死んだ被害者(同僚ら)の幽霊を誘った(金庫を開けさせた)という見方もあり、これだけ取れば感動的な話であるが、登場人物や物語に全然魅力が無いので、今更そんなことを言われてもである(笑)

 

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:二段構えの構成もただ話が散らかってるだけでしかない駄作サスペンス。ちなみに当時の銀行強盗の凶悪犯が未だに捕まっていないという話があり、最後に落ちのびた犯人の前に現れたのは、その犯人だったというオチ(容姿が似ている)でもあるのだが、この作品は心霊系の脅かし演出もやってるので、心霊現象として登場してきたのか、物理現象として本当に現われたのかがよくわからない。まあそこを気にするほどの話でもないし、どっちでもいい。これなら幽霊じゃなくて、モンスターが入ってた方が良かったな。これ要注意映画です。)

 

 

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映画「ダウンレンジ」の感想(ネタバレ)

  • 2020.09.30 Wednesday
  • 07:24

■映画「ダウンレンジ」の感想(ネタバレ)


■監督:北村龍平
■出演:ケリー・コンネア ステファニー・ピアソン ロッド・ヘルナンデス=ファレラ アンソニー・カーリュー アレクサ・イエームズ ジェイソン・トバイアス


【映画「ダウンレンジ」のあらすじ】

突然車がパンクし、携帯電話も通じない山中で立ち往生してしまった大学生の男女6人。途方に暮れる中、どこからか飛んできた銃弾が仲間のひとりの額を撃ち抜く。やがて姿も見えず、音も聞こえない場所から次々放たれる銃弾の嵐。いったい誰が、何のためにこんなことをしているのか? 何も分からないまま、若者たちは車以外身を隠す場所もない山中の荒れ地でじわじわと追い詰められていく。この地獄から脱出する方法はあるのか?

WOWOWから引用


【映画「ダウンレンジ」の感想(ネタバレ)】

 

 

「ミッドナイト・ミート・トレイン」の北村龍平監督のシチュエーションスリラー。

 

突然スナイパーから狙われる男女というあらすじを見て選んでみた。

 

特にあらすじ以上のことは起きず、登場人物たちの物語もほぼほぼ無いです。

 

終始、誰かもわからない狂ったスナイパーに見境なく狙われる人たちのパニック(恐怖)を描いてるだけのシチュエーションスリラー。

 

唯一、何かあるとすれば、こういうシチュエーションスリラーでの死亡設定をすべて裏切っていく作りといえよう。

 

むしろそれだけのための、ほぼほぼネタに特化した映画ですね。

 

通常、犯人に狙われる人物というか死ぬ順番は、ある程度暗黙のルールがあって、誰もが予想しますが、この作品では、その設定をどんどん裏切っていきます。以下ネタバレになります。

 

ということで最初は、なんとなく物語を引っ張っていきそうなイケメンの主人公っぽい人から先に撃たれます(笑)

 

そして、普通は殺されないはずの子供すらも容赦なく殺されます。

 

ちなみに、なぜ狙われるのか?そして狙われる順番など、犯人と被害者の因果関係など、動機に当たるような説明などは一切ありませんし無いです。

 

例えば、犯人にとって、善となる行動や特徴によって、被害者が死ぬ運命から回避される、遅らされるという裏ルールや駆け引きなども特にありません。

 

基本的に、撃つ理由と言うのは、犯人のその場のノリによるものと思われる。

 

そして最後は、作品すべてを裏切ります。

 

唯一の生存者と犯人が対峙して、犯人を撃った末に、撲殺することに成功するが、ライフルの柄で殴った際に、銃口が自分に向いていて、その誤射で生存者自身も死んでしまう。

 

最後は、犯人含め、全員死亡というひどいオチです(笑)

 

ドリフではないですけど、完全にコントですね。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2.5)

 

(まとめ:本当にシチュエーションスリラーという設定のみの内容しかないシチュエーションスリラー。内容が無いので、ハラハラドキドキだけのジェットコースタームービーと言いたいところだが、ジェットコースターほど、展開が早く楽しい訳でもなく、途中やることが見つからなくて、結構だらだらします。ということで全体的には、微妙な作品です。)

 

>>ダウンレンジ(字幕版)

 

 

 

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映画「ガルヴェストン」の感想(ネタバレ)

  • 2020.09.25 Friday
  • 05:33

■映画「ガルヴェストン」の感想(ネタバレ)


■監督:メラニー・ロラン
■出演:ベン・フォスター エル・ファニング リリ・ラインハート アデペロ・オデュイエ ボー・ブリッジス


【映画「ガルヴェストン」のあらすじ】

がんで余命わずかと医者から宣告を受けた殺し屋のロイは、ある日、ボスに指定されて出向いた場所で何者かに襲われる。自分が組織から非情にも切り捨てられたことを知った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場に拘束されていた若い売春婦のロッキーを連れて、命からがら逃避行の旅へと出発。その途中、ロッキーの頼みで、彼女のまだ幼い〈妹〉を実家から連れ出したロイは、ロッキーの哀れな身の上をまざまざと思い知ることになる。

WOWOWから引用


【映画「ガルヴェストン」の感想(ネタバレ)】

 

 

N・ピゾラットの犯罪小説「逃亡のガルヴェストン」を「ローン・サバイバー」のベンフォスター主演で映画化したサスペンス。

 

殺し屋と娼婦が逃避行というあらすじを見て選んでみた。

 

WOWOWの番組情報では、秀作サスペンスと紹介されていたが、個人的には、これはかなり微妙な出来だと思う。

 

たしかにラストにはちょっとした感動が用意されているので、そこだけ見れば、秀作という評価もありかもしれないが、全体を通して見ると、作品としては、ダメな個所がかなり目立つ。っというのも、最初がひどすぎて、すぐに早送りで見たので、全部は細かく見ていない。流れやオチは確認したけど。

 

まず、導入部分だが、誰かわからないのに、医者からガン宣告されたところからいきなり始めていて、全然ついていけない。

 

まずどういった人間かを最初に描いた上で、こんな人がガン宣告されたという状況にしないと、主人公目線に気持ちが入っていかない。

 

また、ボスに切り捨てられるという部分があるのに、作品の中では、仕事を依頼された一件目ですぐに裏切られていて、裏切りに対して、何も感情が動かない。

 

今までのボスとの関係があった上で、こんなに尽くしていたのに、裏切りに遭ったという風に流れを見せないと、裏切られたことに対して、気持ちが入らない。

 

さらに、裏切られる過程の描写が、非常にわかりにくい。相棒と依頼先に行ったら、逆に襲われて、相棒は殺されてという感じなので、なんなのかよくわからない。説明が少ない。

 

そして、やたらシーンが暗くて、何が起きてるのかもわかりにくいシーンが多い。

 

そうかと思うと、後半に1カットの長回しのシーンがあるのだが、監禁されたところから逃げるシーンなのだが、隠れて逃げるだけで、特にこれといってアクションは無い。最後に車を奪う時にちょっとあるだけで、基本は、あんまり長回しの意味がない。

 

絵的に緊張感を出したかったのだろうが、あまり長回しに対して、すごいという感じがない。

 

敵のアジトを全滅させる位の長いアクションがあったら全然違っただろう。

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1.5)

 

(まとめ:物語(話)に対して、映像(描写)が大分負けている駄作サスペンス。物語的には、感動的ないい話なのだが、その良さを全然描き切れていない。とりあえず、感情移入とか、共感とは何かというのを考えた方が良いと思います(笑) それが先に無いと、どんなに最後に話が素晴らしくても、映画を見続ける気にならない。まず主人公が誰やねんの状態を解決してくれないとね。)

 

 

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映画「ザ・ウォール」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.30 Thursday
  • 07:20

■映画「ザ・ウォール」の感想(ネタバレ)


■監督:ダグ・リーマン
■出演:アーロン・テイラー=ジョンソン ジョン・シナ ライト・ナクリ


【映画「ザ・ウォール」のあらすじ】

2007年。とあるイラクの戦場に派遣されたアメリカ兵の2人のスナイパー、アイザックとマシューズ。幾つもの味方の死体が転がる荒廃した村の様子を遠くから偵察し、敵の動きがないことを確認した上で彼らは村へと向かうが、突然の敵の銃撃に遭って、マシューズはその場へ倒れ込む一方、アイザックも負傷し、がれきの壁の背後へ逃げ込むハメに。かくして、アイザックと姿の見えない敵のスナイパーとのサバイバルゲームが始まる。

WOWOWから引用


【映画「ザ・ウォール」の感想(ネタバレ)】

 

「ボーンアイデンティティ」のダグリーマン監督が、「ノクターナル・アニマルズ」のテイラー=ジョンソンを主演に迎えた戦争サスペンス。

 

番組情報でスナイパーモノということで選んでみた。

 

内容は、隠れた凄腕スナイパーに狙われ、負傷しながらもジリジリと対決するという話。

 

負傷した後は、ずっとウォール(壁)を背に隠れながらという、かなり地味な内容ではあるが、常に狙われ、また無線での駆け引きなどあり、終始緊張感は途切れず保たれている。

 

シチュエーションモノというジャンルの中で見れば、普通に楽しめる。

 

ラストは、珍しく裏切ってきて、バッドエンドを採用しているが、個人的には、相棒と協力して撃ち返すあの部分を採用して、そのままハッピーエンド(九死に一生)でも良かったと思う。

 

スナイパーシーンの相棒がヒーローっぽい演出でかなり格好良い。

 

見終わった後に「ボーンアイデンティティ」の監督だということがわかったが、シチュエーションモノ×低予算と言う部分で評価すれば、その中では作品の質は良い方でしょう。

 

通常作品と比べて評価すると、世界観が狭いので物足りなさはあるが…、最初からそういう場所が限定された映画として理解してるなら、それほど気にならない。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:ダグリーマン監督の反米(反戦)的なシチュエーションモノ。ほぼほぼ寝そべっている状態にも関わらず緊張感はある(普通に見れる)ので、ボーンを手掛けただけはあると思う。B級映画っぽい内容ながらも、映像的(ストーリー)にコントラストもあるし。構成は良いと思う。)

 

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映画「レベル16 服従の少女たち」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.11 Saturday
  • 06:52

■映画「レベル16 服従の少女たち」の感想(ネタバレ)


■監督:ダニシュカ・エスターハジー
■出演:ケイティ・ダグラス セリーナ・マーティン サラ・カニング ピーター・アウターブリッジ アレクシス・ウィーラン アマリア・ウィリアムソン


【映画「レベル16 服従の少女たち」のあらすじ】

身寄りのない少女だけが集められた寄宿学校で暮らすヴィヴィアン。16歳になった彼女は最終学年である“レベル16”に進級、近いうちにすばらしい里親に迎えられるはずだった。そんなある日、彼女は同級生のソフィアから、毎日与えられるビタミン剤を飲まないように忠告される。こっそり錠剤を吐き出した彼女は、その夜いつものように眠りに就けず、ソフィアとともに皆が寝静まった学校内を探検するのだが……。

WOWOWから引用


【映画「レベル16 服従の少女たち」の感想(ネタバレ)】

 

 

「エブリデイ」のケイティ・ダグラスが主演したディストピアスリラー。

 

美少女が集まる寄宿学校という設定に惹かれて選んでみた。

 

WOWOWの番組情報では、ディストピアスリラーというジャンルになっているが、ディストピアというのは、ユートピア(理想郷)の反対語のことらしい。理想の反対語は現実で、単純に解釈すれば嫌なところとでもいえるのかもしれない。

 

ちなみに、内容もその通りになっていて、ネタバレになるが、寄宿学校の正体は、美容整形のための人体売買用に少女らを育てていた学校だったというオチである。

 

タイトルのレベル16は、そのためのカリキュラムが16段階あり、レベル16になると(素材として完成すると)、いよいよ買い手が現れ、養子と言う名の人身売買に出荷されてしまう。

 

物語としては、社会から隔絶された空間で生活する少女たちの姿を描いているが、それなりに閉鎖空間のやりとりには緊張感があり、話の導線もわかりやすいので、その辺は、良く出来ている。

 

感情移入は少ないが、一応ヒロイン目線で見れる。

 

ただ、シチューエションスリラーということもありずっと室内の話で、展開や背景含め、大きな変化がない。それもあって中盤位になると、多少眠気が襲ってくる。

 

そして、ラストだが、一応、ハッピーエンドではあるのだが、救出されるシーンが、どこかで見たようなラストであまり宜しくない。

 

せっかく敷地内だが、施設から外に出れたので、個人的には、そのままヒロインたちも自力で脱出して欲しかった。

 

追手に追われ、ある小屋に立てこもった末に、そのまま時が経って、救出に来た警察に保護されるでは、あまりにも普通過ぎて、逃げれた達成感が無い。

 

そもそも、一緒に逃げた他の少女たちが逃げ切れていたから、ヒロインらも助かったということになる訳だが、それならそっちの逃げれた少女側のシーンが欲しい位だ。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:ラストが普通過ぎてやや残念なディストピアスリラー。最後のオチを知ってしまうとあれだが、誰でも見てれば、このオチ(人体売買)は、ある程度想像できてしまう。いろいろなシチュエーションモノを見てる身としても、特に新しさみたいなものは感じず、現実的な嫌なことを普通に描いた正統派な話といえる。途中、エロに傾きそうな流れもあったが、そっち方面に伸びてた方が、B級映画としては、割り切れて良かったのかもしれない。)

 

 

 

女性の第一の美徳は?

 

従順であること

 

-?

 

 

忍耐は美徳ですよ

 

-?

 

 

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映画「ザ・ボート」の感想(ネタバレ)

  • 2020.06.28 Sunday
  • 05:49

■映画「ザ・ボート」の感想(ネタバレ)


■監督:ウィンストン・アゾパルディ
■出演:ジョー・アゾパルディ


【映画「ザ・ボート」のあらすじ】

男性は小さなボートに乗って港から沖に出て、そこで釣りを始める。やがて一帯は深い霧に覆われ、1隻のクルーザーが目前に現われる。男性は誰か乗っていないかと声を掛けるが返事はなく、まずはクルーザーに乗り込んでみる。するとロープで縛った彼のボートが消えてしまった上、トイレの中、ドアの外側から鍵を掛けられ、彼はそこから脱出できなくなる。翌日、近くの貨物船から無線通信で貴船と衝突しそうだと警告を受けるが……。

WOWOWから引用


【映画「ザ・ボート」の感想(ネタバレ)】

 

 

マルタ産のシュエーションスリラー。

 

WOWOWの番組情報を見て選んでみた。

 

内容は、海に浮かんでいた1隻のクルーザーに乗り込んだことから巻き起こる災難を描いた話。

 

登場人物は主人公の男一人しかおらず、一人演技にプラスして、セリフもほぼなく、全編ほぼ海上という、シチュエーションモノとしては、かなりシンプルな作品。

 

しかし、シンプルな内容ではあるが、撮り方や見せ方は上手く、畳みかけるようなアクシデントの数々に脱出モノとしても意外と緊張感があり良く出来ている。

 

そして、ラストのオチも、想定内ではあるが、背景やその後を考えるとじわじわとした恐怖が残る。

 

個人的には、この主人公に起きた九死に一生体験の部分よりも、このエピソードを他人に話したとしても、そのことを誰も信用してくれないのでは?というところに怖さがある。孤独感というか。

 

やられ損というか(笑)

 

例えば、お金を盗まれてしまったとして、その金額は、もう戻ってこなかったとしても、その事を誰かに話して、不幸エピソードとして共感してもらえれば多少なりとも、慰めの報酬を得ることが出来るが、このエピソードってのは、実害というのは、自分の船は結局無傷で戻ってきてたし、手を軽く負傷したこと位で、特に無いにも関わらず、精神的に受けた傷は、もう海に出たくないと思うほどの、トラウマもののキズである。

 

しかも、一時は、死を覚悟するほどの状態に何度も遭遇している。

 

結果論としては、手を負傷した程度で済んだが、船の操作含め、何も行動していなかったら、あきらかにどこかで死んでいたエピソードである。

 

そんなエピソードなのに、浦島太郎のようなオチである。

 

途中で誰かに救助されれば、これまでの九死に一生エピソードに真実味が出てみんなが心配してくれるが、自分の足で家に普通に戻って来てしまったこともあり、さらに物質的な損害もなければ、何も証拠がないため、この後もどうすることも出来ない。助かった後に騒ぎ立てるのもなんか違うし。

 

ただただ、この二日間位が死ぬほど大変だったというだけの体験。

 

そして、このエピソードを話したところで誰も信じてくれないため(下手すると嘘つき呼ばわりされることもあるだろう)、結局、これまでと同じ日々を過ごしていくと思うが、記憶の中にはいつまでもこのクルーザーが追いかけてくる恐怖がある。

 

信じてくれないから誰も人に言わないだけで、大なり小なり実際にこういった不思議な体験(九死に一生ではないにしても)ってのは、ありそうだ。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:クルーザーというアイテムをかなり上手く使っているシチュエーションスリラー。物語もさることながらクルーザーを使ったアクションも船に詳しい人が考えてると思うほど結構良く出来ている。閉じ込められたトイレの窓から、腕一つ出して、船の帆を操作するアイデアは、船に詳しい人ならではの発想だ。単純なシチュエーションモノだが、結構こだわりが感じられます。船好きとシチュエーション好きなら見といても良いでしょう。)

 

 

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映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」の感想(ネタバレ)

  • 2020.06.18 Thursday
  • 07:28

■映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」の感想(ネタバレ)


■監督:アンソニー・バーン
■出演:ナタリー・ドーマー エド・スクレイン エミリー・ラタコウスキー ジョエリー・リチャードソン ヤン・ベイヴート


【映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」のあらすじ】

ロンドンでひとり暮らしをしている盲目の女性ピアニスト、ソフィア。ある晩彼女が自分の住むアパートの上階の部屋で誰かが争う様子を耳にした直後、その部屋の住人の女性ヴェロニクが地上へ転落死するという怪事件が発生。ヴェロニクは、かつてボスニア紛争で大量殺人を指揮したとして戦争犯罪に問われ、イギリスに亡命中のセルビアの元軍人ラディチの娘だった。それ以来、ソフィアの身には絶えず監視の目が付きまとうようになる。

WOWOWから引用


【映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」の感想(ネタバレ)】

 

海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のナタリードーマーが、共同脚本・製作も兼ねて主演したサスペンス。

 

「見えない目撃者(2015)」に続いて視覚障害者の主人公の作品を見つけたので選んでみた。

 

この作品、最後にどんでん返しがあるサスペンスとなっているが、個人的には、この最後のオチの印象があまり良くない。

 

っというのも、ネタバレとしていきなり書いてしまうと、この主人公(ヒロイン)は視覚障害者ではなかった(盲目者を演じていた)というのが、大オチになっているのだが、最初から見てきて思うのは、さすがにそれは無理があるし、主人公に対してそのオチでは、ただただ悪い印象しかない。

 

確かに驚くという部分では、ずっと視覚障害を演じていたこと自体には凄さはあるが、そのオチを主人公自らがやってどうすんだよというのが、率直な感想。やってることは似ているが、ユージュアルサスペクツとは、全く似て非なるものだ。

 

単純に言って、主人公がボケてどうする、だ。

 

これを成立させたいなら刑事とか監視の男の目線で描くべきだろう。

 

そもそも、家族を殺されその復讐を果たすために悪党のラディチに近寄るために彼好みの盲目女性を演じていたというのが、演じる動機になってるが、そのように最初から描いてくれれば、シンプルな復讐話で応援しやすくハラハラドキドキもありでわかりやすいのだが、なぜか、復讐のために近づいているということだけをすべてひた隠しにした上で、たまたま事件に巻き込まれてしまった不幸な盲目女性という角度にして強引に話を語っている。

 

完全にやってる演出であり、自分で隠しておいて、実はずっと彼女は演技してましたということを最後に明かすという、マッチポンプをやっている。

 

それは、物語どうこうではなく、ただの制作者の都合じゃんとしか言いようがない。

 

というか、このオチは、見ている人に対してかなりの裏切り行為でもある。ルール違反。

 

映画を見てたら急に映画館から編集スタジオ(作業部屋)に移動してた位の衝撃だ。

 

仮にソフィアという人物の生い立ちを最初から追っていったとしたら、ある瞬間にどこかで盲目だったり。盲目でなかったりする瞬間が普通にある訳で、それを演出と編集で、盲目であるという部分だけを強引に切り取ってつなぎ合わせ、視覚障害者という人物に見立てていただけなのだ。主人公と協力して。

 

それってどうなのか?

 

それなら誰でも何にでも成れるし、なんでもありだ。

 

もし仮に公私関係なくヒロインが視覚障害者でもないのに、障害者を演じ続けていたとするならそれはそれでこの人物は大分痛い奴だと思う。

 

矢沢永吉のモノマネ芸人が、普通に病院とかに行っても、ずっと自分は矢沢永吉として、過ごしてる位やばい。

 

どちらにしても、このヒロインは、共感の対象ではない。

 

そもそも物語が破綻している。

 

家にいる時、誰も周りに人がいない時に盲目でいる必要性が全く無い。

 

一体誰向けの目が見えないアピールなのか。

 

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:真実はなんなのか、フェイクニュースならぬフェイクムービー。内容的には星2つだが、オチがひどいので星1つです。このオチがズレてるからなのか、ハラハラドキドキする話ではあるもの、イマイチ盛り上がらず、後半もだらだらしてきて微妙に眠たい。結局、復讐したいのかしたくないのかよくわからない。目が見えるなら、目が見える人として、ラディチに会った瞬間、瞬殺すればいいのに最後の最後までなぜか目が見えることを隠してる意味もよくわからない。後々急に目が見えるようになったのか、そうではない。監視の男を街で見つけて確認してるシーンが挿入されている。もうなんだかわからない。といって、もう一度見返してどうのという気も起きない。ただただひどいのだオチが…。)

 

 

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映画「パラサイト 禁断の島」の感想(ネタバレ)

  • 2020.06.14 Sunday
  • 06:20

■映画「パラサイト 禁断の島」の感想(ネタバレ)


■監督:フランク・カルフン
■出演:クリスティン・フロセス ローガン・ミラー ジョリーン・アンダーソン ジェリカ・ライ フォディソ・ディントゥ


【映画「パラサイト 禁断の島」のあらすじ】

強盗に殺された父の死に責任を感じ、立ち直れずにいた青年トビー。彼は無人島で3泊を過ごす更生プログラムに参加する。それはサバイバルを通じて自分を見つめ直し、生きる意志を取り戻すというものだったが、程なく、彼は無人のはずの島でひとりの少女と遭遇する。その少女マデリンは、母親によって半ば閉じ込められるようにこの島に住まわされているらしい。トビーは迎えが来次第彼女を連れて島を出ようとするのだが……。

WOWOWから引用


【映画「パラサイト 禁断の島」の感想(ネタバレ)】

 

 

若手女優クリスティン・フロセスが出演したサバイバルサスペンス。

 

無人島に美少女がいてという番組あらすじを見て選んでみた。

 

物語自体は、低予算のよくあるサバイバル×ビックリ系(どんでん返し)で、特にこれと言うほどの話ではないが、見せ方が上手いのか、適度に緊張感があって、無人島に場所を移してからは、キャンプムービー(自然の癒し系)の延長と言う感じもあり、飽きることも無く普通に見れた。

 

ただ見終わってみて、何かこの映画について語りたい思うほどの中身は全然無い。

 

ヒロイン役のクリスティン・フロセスが多少可愛い位だろうか。

 

あとは、もうちょっとエロ要素(セクシー)に偏れば、より物語への吸引力が増したと思う。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:まあまあ見れるシチュエーション(無人島)スリラー。収録時間86分という短さもちょうど良い。おすすめするほどの中身は全く無いのだが、気楽にちょっと映画でも見ようかなという感じの映画としては、物語がシンプルで適当な部類の作品。しかし、考えて作品を厳選するならもっと他の作品を選んだ方が良いのは言うまでも無い(笑))

 

 

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映画「ミスター・ガラス」の感想(ネタバレ)

  • 2020.05.07 Thursday
  • 07:14

■映画「ミスター・ガラス」の感想(ネタバレ)


■監督:M・ナイト・シャマラン
■出演:ジェームズ・マカヴォイ ブルース・ウィリス サミュエル・L・ジャクソン アニャ・テイラー=ジョイ サラ・ポールソン M・ナイト・シャマラン


【映画「ミスター・ガラス」のあらすじ】

フィラデルフィア。不死身の体と悪を感知する能力を持つデヴィッドは、女子高校生たちを監禁した多重人格のケヴィンを捕まえるが、2人とも秘密の施設に送られてしまう。施設では、特別な能力を持つ人間が本当にいるのか、研究が行なわれていたが、そこにはかつてデヴィッドがスーパーヒーローだと信じた、頭脳明晰だが骨折しやすい体を持つイライジャも収容される。精神科医ステイプルは超能力が3人の妄想だと証明しようとする。

WOWOWから引用

【映画「ミスター・ガラス」の感想(ネタバレ)】

 

 

M・ナイト・シャマラン監督による「アンブレイカブル」「スプリット」に続く、ヒーローモノサスペンスの第3作。

 

前回「スプリット」を見たので、続けて続編も見てみた。

 

この作品、出来れば(というか絶対)、関連作と呼ばれる「アンブレイカブル」と「スプリット」は、事前に見ておいた方が良い。

 

特に「アンブレイカブル」は必然だ。

 

内容を思い返してみて、何も思い出せない場合は、もう一度、見返してから見た方が良い。

 

第一作の「アンブレイカブル」は20年前の作品だし、この第三弾と、それほど関係性は薄いだろうと思っていたら、意外にも、真正面から描かれ、関連度は激高だった。

 

シャマラン監督の気持ちとしては、「アンブレイカブル」は、2〜3年前に作ってます、位な感じなのだろうか。

 

ストーリーは、みなさんもご存じのように、改めて振り返って説明されることなく、淡々と進んでいくが、20年のブランクがあるこちらには、ややつらい。そういえばそんなこともあったっけ?…とキャラクターの背景に関しては、手探り状態でついていくのがやっとだ。

 

そんな記憶が大分ない中、ざっくりと内容を理解した上での感想だが、ストーリーとしては、コミックヒーローという存在に注目しつつ、そこからある程度、話に奥行きを持たせていて、ラストのオチも含め意外と興味深い。芯がある。

 

アクションは、低予算で地味な肉体アクションに終始してるが、それが逆に等身大に見えて良い。カメラワークの見せ方も上手く、超人アクションにリアリティがある。

 

昨今では、アベンジャーズ的なCG満載のド派手なスケールのアクションが多いが、個人的には、こういう地味なのも嫌いじゃない。というか、むしろ好きだ。

 

3人のヒーローをこの作品で集めたことで、エンタメ感も感じるし、終始、退屈さは無い。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:ストーリー、アクション、サスペンスのバランスがあるシャマラン監督作。ストーリーとしては、好きだし、キャラクターも悪くなく、興味深いが、どこか作品全体として見ると、今一つ突き抜けてこない印象もある。理由はよくわからないが、たぶん最後のオチがいつものシャマラン節で、心理に訴えるような作り(こじんまり感がある)になってしまったことではないかとも思う。マンガや研究好きの内向映画。中身があるだけに、なんとも惜しい。)

 

 

無力に思えた瞬間が

 

超人になるという考えを

 

受け入れさせた

 

-?

 

 

コミックは人間の能力を

 

長年記録してきた資料だ

 

誰かがどこかで見たり感じた記録

 

-?

 

 

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映画「スプリット」の感想(ネタバレ)

  • 2020.04.26 Sunday
  • 05:47

■映画「スプリット」の感想(ネタバレ)


■監督:M・ナイト・シャマラン
■出演:ジェームズ・マカヴォイ アニヤ・テイラー=ジョイ ベティ・バックリー ジェシカ・スーラ ヘイリー・ルー・リチャードソン


【映画「スプリット」のあらすじ】

過去の痛ましい事件を経て周囲に対して心を閉ざすようになった女子高校生ケイシーだが、親友クレアの誕生日パーティーの日、クレアやもうひとりの級友マルシアといたところ、謎の男に誘拐されてしまう。3人が目覚めた場所は殺風景な部屋。そこに現われた男ケビンはDID(解離性同一性障害)で、23もの人格を持ち、それぞれの人格に移り変わり続ける。ケビンを担当する女性医師フレッチャーは彼を警戒し続けてきたのだが……。

WOWOWから引用

【映画「スプリット」の感想(ネタバレ)】

 

 

「シックスセンス」のM・ナイト・シャマラン監督が「アンブレイカブル」に続いて描いたスリラー。

 

M・ナイト・シャマラン監督作品を見つけたので見てみた。

 

内容は、多重人格の犯人に拉致されてしまった女子高生の話ということで、なかなか興味設定ではあるのだが、後半での衝撃的な展開とは別にやや中盤は退屈さが漂う。

 

その原因については、多重人格という主テーマに対して、女子高生を拉致するという部分の関連性が(一応後半に動機は解明されど)、あまり設定として面白い方に機能していないように思う。もっと他に良い設定があるんじゃないのか。

 

そもそもの問題として、犯人は女子高生を拉致してきたのはいいが、最初こそ暴行しようとするが(単純な目的だった?)、それ以降は、何をする訳でもなく、ただ監禁してるだけで、率先して危害を加えることも無い。

 

また目的も不明のまま。

 

この拉致してる目的が提示されないまま、犯人に対しては、新たな疑問となる、多重人格症状が徐々に出始めるが、人を拉致するような奴は多少頭がおかしい(常人ではない)のは前提な訳で、犯人が実は多重人格だったとわかっても、変態に拉致されたことに変わりなく、だからなんなんだ?という位にしかならない。

 

ここで必要なのは、拉致されたことによるわかりやすい恐怖や危機感とその目的の提示だろう。

 

わかりやすく言えば、最初の段階で一人女子校生が殺されてしまうか、危害を加えられ死にそうになってる位の方が、それ以降の他の女子高生たち(視聴者)に感じる、ストーリーとしての緊迫感が全然変わってくる。

 

おしっこ出しちゃえではないのだ。※おしっこで強姦を撃退できちゃうってしょうも無さすぎるだろ(笑)

 

この将来的な危機感の提示がない弱いなか、ただ二重人格と言われても、あまり響いてこない。

 

しかも、監禁されてるのに、時間という経過概念があまり重要視されていないのも緊張感が弱い原因だろう。

 

監禁もどうも長期スパンだし(笑) それはダレてくるわ。

 

そして、一番は目的が提示されてないことによって(例えば身代金など)、被害者(女子校生)にとっても、また捜索してるであろう警察(外部)の方でも、犯人との設定が得られないので、時間を浪費してるだけで、特に何も率先してやりようがないということ。

 

ただ、出来ることは、女子高生たちは、その場(監禁場所)から普通に物理的に犯人のスキをついて、逃げることのみ。

 

これしかやることがない。ものすごく普通。アナログ活動。ここには何も新しさが無い。

 

しかし、残念なことに女子高生たちが、監禁場所から自力で逃げれるというストーリーは最初から用意されていない。

 

なぜなら、この作品でやりたいことは、多重人格設定による犯人が豹変する恐怖。これありき。

 

女子校生には、ずっと居てもらわなければならない。これが最初から前提なのだ。

 

女子校生は逃げてもいいが、最終的には、捕まってくれないと意味がない。なので作品を俯瞰で見ると、女子高生が途中で逃げる作業と言うのは、ただ泳がせてるだけの扱い。フリです。

 

その割に、犯人にスキは多く、もっと三人でうまいことやれば、普通に犯人を撃退できるんじゃないかとすら思うほど、ユルユル。

 

女子校生側のチームプレイもなってないし。

 

この辺が、シーンにイマイチ緊張感が出てこないところだろう。

 

結局、やることもないので、二重人格設定のストーリーがじわじわ進んでる間、ずっと視聴者は、話が行きつくのをただじっと待ってるしかないのだ。

 

「今、何待ちですか?」

 

「犯人の豹変待ちです」

 

「そうですか…、このスタジオ収録長いですね」

 

これなら、普通に捕まえてきて、すぐバラバラにして殺そうとする連続殺人犯の方がよっぽど怖い。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:多重人格設定からの跳躍発想は面白いが待ちがやたら長いシャマラン監督作。ストーリーの持っていき方に難はあるが、個人的にオチは、それほど悪くはない。虐待されてたことで逆に助かるという皮肉も。過去作の「アンブレイカブル」を見てるか見ていないかで、ラストの評価も変わってくるだろう。個人的には続編となる「ミスターガラス」は、結構気になってるので、すぐにでも見ようと思う。この作品、犯人の多重人格演技が、モノマネタレントがいろんなモノマネを披露してくれてると思ってしまう、もう恐怖は感じられないですね。俳優の演技は上手いんだけど、子供の役やったあとに、シリアスの役やるのは見てて無理がある。幾ら取り繕ってても、さっきのお前、めちゃくちゃはしゃいでたぞって、どうしても言いたくなっちゃう。)

 

 

人は痛みを通してのみ

 

己の偉大さに達する

 

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苦しんだことのない者は

 

その存在に価値は無い

 

-?

 

 

奴らはただ”寝ている”

 

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