映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の感想(ネタバレ)

2016.08.01 Monday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の感想(ネタバレ)

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■監督:スティーヴン・ナイト
■出演者:トム・ハーディ オリヴィア・コールマン ルース・ウィルソン アンドリュー・スコット ベン・ダニエルズ

WOWOWで放送していた映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」を鑑賞。

【映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」のあらすじ】

夜、仕事を終えて建築現場を後にし、愛車に乗って帰宅の途に就いた建設会社のエリート社員、ロック。一大建設プロジェクトの着工を翌朝に控え、今晩は家に帰って、愛する妻子とともにサッカーをTV観戦するはずだったが、かつて一夜の過ちで彼と関係を持ち、妊娠した女性ベッサンから、破水をして病院に搬送され、いまにも赤ん坊が生まれそうとの緊急連絡が入り、ロックは大切な家庭や仕事を棒に振って病院へ向かう決心をする。

WOWOWから引用

【映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の感想(ネタバレ)】

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトムハーディが主演したサスペンス。

番組情報で、車内でのシチュエーションモノ(一人芝居)ということで気になって見てみた。

内容は、建設会社のプロジェクトリーダーが、過去の過ちと向き合うために、翌日に控えた大事な仕事を抜けて、目的地に向う車中で起こる様々な出来事を描いた物語。

番組情報でも書かれているが、この物語は、終始車内での主人公の一人芝居(携帯電話での外部との会話だけ)で構成されている。

こんな絵面が変わらない話で(ほぼ車内映像と周辺の道路状況)、楽しめるのかと思っていたが、見てみると、これが意外とよく出来ていて、主人公の周りの人間は一切顔も出ず、音声のみの出演だが、会話から想像していくことで、十分状況を理解できるし、そのなかにあるサスペンス感?も楽しめる。

むしろ車内に閉じ込められ(移動中のため)それぞれの現場に行けない状況だからこその苛立ちみたいなものがよく表現できている。

主人公は、大規模な建設プロジェクトを任されたリーダーだが、大量のコンクリートが翌朝に数百台?のトラックによって運ばれてくるのを前に、主人公は別の用事で外出したため、残った仕事を不慣れな作業員に電話で指示を出して準備を整えようとするのだが、この作業員が頼りなく、途中で酒を飲んだり、思い通りに動いてくれない。

それだけに限らず、勝手に帰ったりしてる作業員もいたり、手抜き仕事で終わりにしてる作業員がいたり問題が次々と出てくる。

これと同じ状況でも、仮に日本だったらもっとスムーズにことが進むんじゃないかと思いながら、次第にこの主人公の置かれている状況にどんどん浸透させられていく。それはもう、主人公と同じく、翌朝に来る、大量のコンクリートのことが心配でたまらなくなるほどに。

コンクリートの調合?がC6?じゃないとダメとか、役所の人間の携帯電話の番号を暗記することになったり、とにかく、設定がリアルというか、日常生活における、言葉(電話)だけですべてを他人に説明する難しさをよく表現出来てる話だと思う。会って話せればどれだけ楽かと。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:車内での一人芝居というアイデアを上手く消化した良作サスペンス。ラストは、妻に見切られ、家も無くし、職も失ったが、なんとか目的の病院につくが、子供は無事に生まれたのでハッピーエンド(再出発)ではあると思うが、このラストではちょっと先がまだまだ見たいというか、物足りなさがある。もちろん、車を降りてしまったらこの映画の設定は、終わりではあるが、病院から出て、主人公が仕事や家庭に戻ったその後のストーリー(状況)は、もう少し描いていてもらいたい。このラストでは、あまりにもぶつ切り過ぎる。ちなみに内容が内容で、特に気になるセリフ(名言)はなかった。)


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映画「ラスト・リベンジ」の感想(ネタバレ)

2016.07.18 Monday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ラスト・リベンジ」の感想(ネタバレ)



■監督:ポール・シュレイダー
■出演者:ニコラス・ケイジ アントン・イェルチン アレクサンダー・カリム イレーヌ・ジャコブ ロバ−ト・G・スレイド

WOWOWで放送していた映画「ラスト・リベンジ」を鑑賞。

【映画「ラスト・リベンジ」のあらすじ】

勤続30年のキャリアと数々の輝かしい実績を誇るベテランCIA捜査官のレイク。ところがある日彼は、医師から思いがけず末期的な認知障害で余命わずかと宣告され、それを知った上司からも引退勧告を受けるはめに。その一方、かつて若き彼を監禁して拷問にかけたイスラム過激派組織のリーダーで、その後死亡したと思われていたバニールが、実は生存しているらしいとの極秘情報を得たレイクは、仇敵との宿命の対決に執念を燃やす。

WOWOWから引用

【映画「ラスト・リベンジ」の感想(ネタバレ)】


「タクシードライバー」の脚本のポール・シュレイダーが監督・脚本を務めニコラスケイジを主演に迎えたサスペンスドラマ。

ニコラスケイジが主演してたので見てみた。

久しぶりに見たニコラスケイジは、役柄のためか、頭髪は、白髪になり、見るからに年を重ねていて、見た目から全盛期の勢いは無くなっていた。※役柄の影響もあるが

CIA捜査官の役柄だが、認知症を患っているというもう一つ設定が乗っかっている。

個人的に、ニコラスケイジが活躍する単純なサスペンスドラマを求めていたが、この認知症の設定が乗っかっているため、話のテンポが非常に悪いし、ストーリーとしても、爽快感がない。一応過去のテロリストと対決するみたいなのはあるが、雰囲気は、どこか暗く、じめっとしている。

サスペンスだけど人間ドラマを重視したといえば、それまでだが、CIA捜査官に認知症(軽度だが)という設定は必要なのか、疑問が残る。

認知症というものを扱うのなら、それはそれで、テーマとしてしっかりその部分のみを重点的に描いた方がいいんじゃないかと思う。

ちなみに主演のニコラスケイジをサポートしている若手のCIA捜査官役で出演しているアントン・イェルチンは、先月事故?で亡くなってしまったのが惜しいですね。アトランティスのこころの少年役から結構好きだったんですけど、この人も享年が魔の27歳。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:サスペンスと重厚な人間ドラマの融合に完全に失敗した感のあるニコラスケイジ主演作。年を重ねることで、単純な役ではなく、何かしら役柄として、重いテーマを取り扱いたいという気持ちは、映像からわかるが、CIA捜査官に認知症はどうだろうか。これはホントに難しい問題だと思うが、病気と戦いつつ、テロ(悪)とも戦う。これはさすがにどちらか一個に絞った方がいいだろう。欲張りすぎですね。ちなみにメメントみたいな、記憶障害の主人公の視点に入って、ストーリーもぐにゃぐにゃになってしまうとかならわからなくもないが、このサスペンス自体は、至って普通のサスペンスで、決してニコラスの認知症視点には入らないので、視聴者としては、ニコラスが悩んだり、苦しんだりしてる姿のみをただ我慢して見てるしかない。結果、サスペンスとしてテンポが悪いだけということになる。ちなみになぜこんな出来になってしまったのかは、ウィキペディアにいろいろ書いてある。)



CIAは仲間は見捨てない

-?


いや敬虔だよ

祖国にね

米国という宗教に

心酔してる

米国人らしい生き方に


-?


イスラム教に残された希望は

マルクスだけだ

社会的正義だ


-?



最も危険なのは

やみくもに指示に

従う奴らだ


-?



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映画「フォーカス」の感想(ネタバレ)

2016.07.02 Saturday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「フォーカス」の感想(ネタバレ)



■監督:グレン・フィカーラ
■出演者:ウィル・スミス マーゴット・ロビー ロドリゴ・サントロ ジェラルド・マクレイニー B・D・ウォン アドリアン・マルティネス

WOWOWで放送していた映画「フォーカス」を鑑賞。

【映画「フォーカス」のあらすじ】

超一流の詐欺師ニッキーは同業者たちを束ねる集団のボス。ある日、彼は高級ホテルのレストランで女性詐欺師のジェスと出会う。彼女はニッキーを騙そうとするが、逆に彼の詐欺のテクニックに魅了されてしまう。結果、ニッキーの詐欺一味に加わったジェスはめきめきと頭角を現わし、やがて彼の信頼を得るように。だが、最後の大きなヤマに勝った後、ニッキーは姿を消してしまう。数年後、2人は思わぬ形で再会するのだが……。

WOWOWから引用

【映画「フォーカス」の感想(ネタバレ)】


ウィル・スミスとマーゴット・ロビー共演のロマンティッククライムサスペンス。

ウィルスミスが主演していたので見てみた。

ウィルスミスの作品は、作品によるが、意外とその世界をきっちり?描いてくれるというか、テクニック等をしっかり描いて見せるという部分がある。

かなり前だが、「最後の恋のはじめ方」では、恋愛カウンセラー役を演じていて、恋愛のテクニック(ノウハウ)みたいなものを実地的に見せていたが、この「フォーカス」では、役柄が詐欺師になり、今度は恋愛ではなく(恋愛も含むだが)、詐欺のテクニック、その際の人間の心理(本質)などを隠すことなくおおっぴらに解説している。※実際にスリテクニックは、マネするだけで利用できてしまう物もある。

この辺は、ウィルスミスのテクニック系作品傾向として毎回見どころ。

ちなみに内容も序盤は、テクニックを説明して、ノウハウで話をリードしながら、物語へと誘い、視聴者は、その得たノウハウを事前情報として、先を読んでいくことになるが、それをきっちり毎回裏切ってくれるというか、よく計算されたつくりになっている。

そして、最後は、今までのテクニックを否定するというか、愛という本質(何が大事か)に気付くような流れになっている。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:詐欺師の手法を知りたい方(人間のしくみが知りたい)にはおすすめの良作恋愛?サスペンス。上記に説明したような展開で、最初から最後まで安定して楽しめます。もしかしてウソついてる?と登場人物を疑い始めたら、もう嵌ってしまった証拠です。そして、ビジネス(詐欺)も恋愛が絡むと一筋縄でなくなる。この映画好きなら、「最後の恋のはじめ方」もおすすめです。)



脳は物事を

同時に処理できない


-?


注意をそらせば

なんでも盗れる


-?



ペテンがバレても

絶対に認めないこと


-?



手を見るように仕向ければ

近寄れる

目を見れば相手も見る


-?


賭け続ける

-?



情は命取りになる

この世界には

無用のものだ


-?

いつもウソばかりで

何が真実か分からない


-?




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映画「タイムシャッフル」の感想(ネタバレ)

2016.06.08 Wednesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「タイムシャッフル」の感想(ネタバレ)



■監督:ブラッドリー・キング
■出演者:ダニエル・パナベイカー マット・オリアリー ジョージ・フィン ジョン・リス=デイヴィス アミン・ジョセフ ジェイソン・スピサック

WOWOWで放送していた映画「タイムシャッフル」を鑑賞。

【映画「タイムシャッフル」のあらすじ】

共同生活を送る画家志望のフィンと恋人キャリー、ドッグレースに目がないジャスパー。ある日、彼らは向かいに住む科学者が死んでいることに気付き、彼の部屋で定期的に写真を吐き出す巨大な機械を発見する。やがてこの機械は、24時間後の未来を映すカメラと判明、スランプに苦しむフィン、彼との仲が進展しないことに悩むキャリー、レースで負け続けていたジャスパー、3人はカメラで未来を理想の形にしようとするが……。

WOWOWから引用

【映画「タイムシャッフル」の感想(ネタバレ)】


「ピラニア リターンズ」のダニエル・パナベイカーが主演するシチュエーションSFスリラー。

「インターステラー」を見てから、SFが気になりだしたので、「タイムシャッフル」というそれっぽいタイトルに惹かれて見てみた。

内容は、未来(明日)の出来事が予知できる写真撮影機を偶然手に入れることになった男女三人が、その撮影機を使って理想の未来を手にしようとする話。

タイトルからタイムマシーンが出てきてという大掛かりなSFを期待していたが、実際は、ほとんど室内のみで繰り広げられる低予算のシチュエーションモノ。

ただ、脚本が良いのか、物語としては、予想した未来に対する、訪れる現在の状況の裏切り展開が普通に面白い。

まとめると、未来がわかるという機械(設定)を逆手に取って、それをコントロールしようとするが、結局、自分たちではコントロールできない部分(ハプニング)が毎回あるため、そのズレにどんどん翻弄されつつ、さらにそれぞれの欲望も後押して…泥沼へ。

ネタバレになるが、最後は、なんで現在で仲間が死んでも(彼氏を殺しちゃっても)、写真に上手く情報を伝えられれば、未来では問題ないのか、よくわからない。新たにあきらかになった午前設定のキモはなんだっけな。なんとなくそういうものとして、大丈夫なんだと押し切られたが、考えてみると、イマイチ理解ができない。

現在の行動が変わることで、未来(明日)に起きる自分たちの行動を映した写真が変わるのは、わからないでもないが、さすがに現在で死んでしまったら、未来を変えようが意味がないんじゃないか。そもそも現在で死んでるわけで、未来が映した写真の明日に現在が追いついたときには、現在(過去)の自分は死んでるわけで、その現在が明日になって、なぜ生き返る(生きてる)のか。

未来で死んでいた場合に、現在で行動を変えれば、未来で死ななくなるはわかるが、現在で死んでたら、未来でも死んでるはずではないのか。

流し見で細かいところまで、見てなかったので、もう一度内容を確認しようと思ったが、見た後に普通に録画データを消去してしまってた。これは、ブルーレイに焼いとくべきだったな。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:意外と良質なSFサスペンス。SFサスペンス好きには、かなりおすすめできる。途中で一日以上先の未来も映せるらしいという設定(情報)がわかったのに、結局、使われていないのは、もったいない。さすがにそこまで未来を広げると、もう話を収拾できなくなっちゃうと思ったのか。ラスト(午前設定導入)もかなり強引な締めくくりではある。)


時間には逆らえないんだ

-?


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映画「パーフェクト・プラン」の感想(ネタバレ)

2016.05.05 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「パーフェクト・プラン」の感想(ネタバレ)



■監督:ヘンリク・ルーベン・ゲンツ
■出演者:ジェームズ・フランコ ケイト・ハドソン トム・ウィルキンソン オマール・シー サム・スプルエル アンナ・フリエル

WOWOWで放送していた映画「パーフェクト・プラン」を鑑賞。

【映画「パーフェクト・プラン」のあらすじ】

ロンドン。米国から移住したトムとアナの夫婦は、いつか祖母から相続した廃屋を改装し、ささやかな家庭を築きたいと夢見ていた。だが現実は厳しく、2人は居住するアパートから退去の勧告を出されてしまう。そんな矢先、階下の住人が急死したことに気付いたトムが、部屋の天井裏からバッグに入った大金を見つけ出す。現場検証の警察にも気付かれず、2人は危険な香りをかぎ取りながらもその金を着服しようとするのだが……。 

WOWOWから引用

【映画「パーフェクト・プラン」の感想(ネタバレ)】


初期「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコと「あの頃ペニー・レインと」のケイト・ハドソンが共演した犯罪サスペンス。

気になる上記俳優二人が共演したサスペンスだったので見てみた。

内容は、支払いに追われる日々を送っていた夫婦のところに、ひょんなことから大金が舞い込み、仕方なく支払いに使うことを決断するが、それがマフィアの金だったことからのちのち金を探す悪者に目を付けられ…という話。

結末が二転三転するという話ではないが、大金が手に入ってから警察に目を付けられないよう豪遊せず、最低限の支払いのみに使っていく(※実際はそれだけじゃないが)巧妙な計画をするドキドキ感は、なかなかいい。※使った瞬間すぐに警察にバレてるけど。

ただ、その路線で上手い具合に大金の存在を誤魔化していく話かと思いきや、早めにボロが出て、金の存在が警察にもばれてしまう。

一応、そこから警察(警部補?)を味方にして、マフィア?との駆け引き、ラストで上手い具合に悪人全員がきれいに死んですっきりして、話としては、最後にわずかながらお金も手に入って、主人公目線(夫婦目線)で見ればすっきりする話で良いが、早い段階でお金が警察にばれるというのは、せっかくの着服?の緊張感(視聴者との共犯感)があったのに、無くなってしまったのはもったいないと思う。もっと上手いことやってほしい。

当初は計画的に金を使おうとしてたはずだが、時間が経つにつれ、勝手に病院に行ったり、家族に洗濯機を買ってあげたり、その他夫婦でちょこちょこと使っている。この辺を見ると、全然タイトルが指すところのパーフェクトプラン感はない。

ちなみに原題は、”Good People”で、直訳だと”善人たち”とかになるかと思うので、邦題が指すところの、パーフェクトプランてのはもともとこの作品の意図にはない。ただの結果論。

彼らが、”プラン”を計画したというよりかは、善人だったから良い方向に話が進んだ(着地した)と見るのが、本来の作品の主張でしょう。

今回も、邦題タイトルの勝手感(自己主張、勝手な解釈)が少なからず出ていたように思う。邦題って、見出しだから惹きつけるタイトルは必要だと思うが、製作者が主張したい部分と異なる部分を勝手に押し出してしまうのはどうかと思う。タイトルの先入観(期待)も入っちゃうし。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:ジェームズ・フランコとケイトハドソン共演で普通に見れるサスペンス。序盤に人がたくさん出てきてひと悶着(強盗シーン)あるのだが、顔がよく見えないし(覆面も被るし)、覚える時間も少なく、あのシーンだけでは、誰が誰だか一瞬で把握できない。その後、地下で死んでたヤツも、顔を見せられてもすぐに誰かわからない。話の流れで、コイツって最初の金持って逃げたアイツかってようやくわかる。まさかあんな男を普通の夫婦が地下に部屋を間貸ししてるとは思わないし(笑)。それと、大金を巡る悪人たちの人間関係の話が、序盤のあれだけではちょっとわかりにくい。まーのちのち全貌はわかるけど、あのわかりにくさだったら、もう最初の強盗シーンは別になくてもいいかなと思う。とりあえずやばい金だってのだけわかれば十分なわけで。序盤のシーンがあるせいで、コイツは最初のあれかって思い出す一致作業が逆にややこしい気がする。)



スシナイトは終りよ

-?


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映画「オオカミは嘘をつく[R15+指定版]」の感想(ネタバレ)

2016.04.18 Monday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「オオカミは嘘をつく[R15+指定版]」の感想(ネタバレ)



■監督:アハロン・ケシャレス  ナヴォット・パプシャド
■出演者:リオル・アシュケナージ ツァヒ・グラッド ロテム・ケイナン ドヴ・グリックマン メナシェ・ノイ

WOWOWで放送していた映画「オオカミは嘘をつく[R15+指定版]」を鑑賞。

【映画「オオカミは嘘をつく[R15+指定版]」のあらすじ】

イスラエル。少女が森から誘拐される事件が発生。ミッキ刑事は温厚そうに見える宗教学の教師ドロールを容疑者とにらみ、強引に彼を拘束して激しい尋問を開始。だがミッキのやり方に問題があると判断した上司の命令で、ドロールは釈放される。その直後、誘拐された少女の運命が明らかになると、上司から担当を外されたミッキだが、無断でドロールを捕まえてしまう。そこに被害に遭った少女の父親で、犯人を捜すギディが現われ……。

WOWOWから引用

【映画「オオカミは嘘をつく[R15+指定版]」の感想(ネタバレ)】


イスラエル産の犯罪サスペンス。

タランティーノが「今年いちばんの映画」と絶賛したという番組情報を見て選んでみた。

序盤から誘拐された少女がかくれんぼ中に行方不明になるところを、セリフ一切なしで映像のみで見せるという、ちょっと期待を持たせた導入で始まるが、その後は、普通だった。っというか、いきなり私服警官らが犯人らしき一人の男性を廃ビルに捕まえてきて、暴力によって自白を試みようとするシーンに切り替わる。

視聴者には、この事件の事前情報がほとんど与えられないまま(通報や初動捜査などをまるまるカットして)、容疑者らしき男を捕まえてきたところから始まるので、適当に見ていると完全に置いてかれる。

あとからわかるが、彼が少女誘拐の犯人らしいが、捜査情報は状況証拠のみで、確たる証拠はないらしいというのが、一応電話中のセリフのみで解説される。ただ、いきなり過ぎて、誘拐された少女の家族目線もなければ、捜査も急な強行で(※こちらには情報が少なすぎて、彼が犯人なのかすらもよくわからない)、結果、誰にも感情移入ができない。

とりあえず、中盤位の犯人を地下部屋に連れて行き、誘拐された娘の父親と警官の自白拷問からが見どころになる。

ただ、この映画のネタバレから話すと、この拷問されていた犯人は、真犯人だったということ。この少女の他に、実は、この警官の娘も殺しているという、完全なる悪党だった。

しかし、指の骨を折られようと、足の爪をはがされようと、胸にガスバーナーの火を押し当てられようとも、ずっと自白することはなかった。この映画はそういう話である。

まあそれはいいと。しかし、一番気になったのが、邦題の”オオカミは嘘をつく”である。

このタイトルは、よく考えれば、完全に内容をネタバレさせている。

”オオカミは嘘をつく”は、仮に犯人がオオカミと仮定すれば、殺人を犯していても、絶対に自供しない(ウソを突き通す)と考えるのが普通だろう。

ちなみにこの映画で犯人らしき人物と言えば、拷問を受けた彼以外に特に登場していない。いや、可能性としては、彼か彼以外の誰かということになるのだが、タイトルでは、”オオカミは嘘をつく”となってるため、仮に犯人が他にいたとしたら、最低限その人物に対し、一度は、尋問または聴取がされてる必要がある。

しかし、そんなシーンはない。ウソをつくオオカミの可能性があるのは、最初から登場し、拷問を受けた犯人らしき男しかいない。

なので、この男に拷問をすればするほど(他の登場人物が犯人と決め付ければ決めつけるほど)、タイトルの”オオカミは嘘をつく”が頭から離れなくなる。コイツがやっぱりオオカミなんじゃないかと。

まだオオカミ(真犯人)かどうかすら決まってないうちから。完全にタイトル誘導が起きているのだ。

なんちゅう邦題のつけかただろうか。

ちなみに原題は、”Big Bad Wolves” 直訳だと、大きな悪いオオカミたち、とかなんとかだろう。

ここでは、ウソのことについては、何一つ触れていない。

一応、オオカミはウソをつくという、童謡の話はあるが、だからと言って、原題ではそこに直接決め付けてはいないわけだ。雰囲気だけで。そりゃそうだ、ウソをつくとか先に視点(ヒント)を与えてしまったら、もう作品を客観的に見れないから。

しかし、邦題は勝手にそこを広げてしまっている。

このタイトルのミスリード?のせいで、ずっと、この犯人ウソついてるんじゃないか?という必要以上の疑いが、犯人から離れず、全く中立的に話を楽しめなかった。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:邦題(タイトル)が作品をかなり台無しにしてるイスラエル産サスペンス。邦題のタイトルの台無し感で☆一つマイナスです。ちなみに作品について言えば、タランティーノの推薦の言葉「今年いちばんの映画」は、日本人の感覚としてその言葉をそのままストレートに受け取ってはいけない種類のほめ言葉です。いわゆる、最高にクレイジーだねという意味で解釈するべきでしょう。決してカンヌやアカデミー作品賞候補(イスラエル産なので外国語賞か)という意味では使っていない。タランティーノの二枚目のキャラクターを理解する必要あり。ちなみに中盤以降の父子含む拷問等のブラックユーモアは、タランティーノが好きそうなノリだなと思う。ちなみに拷問からがこの映画の見せ場でしょう。その前の警察署長?とその子供との会話とか、コメディを狙ってる部分があるが、完全に話として邪魔だし、スベッてる。真面目なシーンで、自分の子供から部下へ命令させたりとかそんなシーンあえて使わないでしょう。)



何してる?

下準備ってとこだ

でもそういつじゃないぞ

彼は警官だ


-?



これなら一晩中でも

やっていたい


-?


ずっとこの匂いに餓えてた

健康のために

野菜中心の食事なんだ


-?



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映画「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」の感想(ネタバレ)

2016.02.11 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」の感想(ネタバレ)



■監督:デヴィッド・グロヴィック
■出演者:ジョン・キューザック ロバート・デ・ニーロ レベッカ・ダ・コスタ  クリスピン・グローヴァー ドミニク・パーセル

WOWOWで放送していた映画「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」を鑑賞。

【映画「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」のあらすじ】

凄腕の殺し屋ジャックは、ボスのドラグナに命じられ、黒いかばんをとある場所まで運ぶ仕事を請け負う。かばんの中身は何か、ジャックはつい好奇心に駆られるが、中を決してのぞいてはならないとボスから釘を刺される。途中で襲撃を受けたジャックは手に傷を負いながらも、指定のモーテルにどうにかたどり着く。そこでドラグナの到着を待つ間に、ジャックの前には、売春婦のリヴカをはじめ、何やら怪しげな連中が次々と現われて…。

WOWOWから引用

【映画「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」の感想(ネタバレ)】


ジョン・キューザック&ロバート・デ・ニーロ共演のサスペンス。

ジャケ買いならぬ、タイトルのみで選んでみた。

最近では、ハリウッドの有名俳優が出演するものは、ほとんど見ていなかったこともあるが(ほとんどがB級作品ばかり)、ジョン・キューザック&ロバート・デ・ニーロという顔馴染み俳優の登場に多少緊張してしまった。っというかさすが有名俳優で、画面的安定感がある。

で、内容の方だが、依頼人の荷物を運ぶプロの運び屋の話で、車をあまり使わないだけで、ほぼジェイソンステイサムの「トランスポーター」と同じ。

バッグの中身も知らされずに、中身を見るなと言われて、運ぶが、受け渡し場所のモーテルには、どこからか聞きつけた連中が、そのバッグを狙い、死闘になる。

バッグの中身の謎と、なぜその中身を欲しがるのかという興味で最後まで突き進み、最後は、依頼者のロバートデニーロも現れ、なんだかんだで、セブンみたいな中身オチ。

舞台はほとんどモーテル周辺のみで行われ、スペクタクルなアクションとか開放感はないけど、ダレたりせず、サスペンスとして、普通に109分楽しめます。ガチガチに練られたサスペンスではなく、行き当たりバッタリ感満載。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(ハリウッドの二大スター共演の安定のサスペンス。ジョンキューザックとモーテル(部屋)の組み合わせは、以前にも「1408号室」って、内容は全然違うけどサスペンス映画があったが、舞台との相性は意外といい。ジョンキューザックは、部屋(室内)に閉じ込められるといいらしい。そんな気がする。)


殺害に費やした時間の

10分の1を

読書に費やせば

実にに多くを得られる


-?


信頼は友情の礎だ

-?


人の指向性を知ると

史劇に対する反応を

予測できる


-?

人には傾向がある

-?

女は裏切る

-?


ザ・バッグマン 闇を運ぶ男


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映画「ロスト・フロア」の感想(ネタバレ)

2016.02.02 Tuesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ロスト・フロア」の感想(ネタバレ)



■監督:パチ・アメスクア
■出演者:リカルド・ダリン ベレン・ルエダ オズバルド・サントロ ルイス・シエンブロウスキー ホルヘ・デリア アベル・ドルス・ドバル チャロ・ドルス・ドバル

WOWOWで放送していた映画「ロスト・フロア」を鑑賞。

【映画「ロスト・フロア」のあらすじ】

アルゼンチン。弁護士セバスチャンは2人の子どもを学校に送るため、アパートの7階にある別居中の妻の部屋へやって来た。エレベーターに乗るセバスチャンは、階段を下りる子どもたちと、どちらが先に1階に着くか競争を始める。だが、セバスチャンが1階でいくら待てども子どもたちは現われない。階段の途中で誰かが誘拐したのか? セバスチャンは管理人や3階に住む警視の力を借りて、姿を消した子どもたちを捜し始めるが……。  

WOWOWから引用

【映画「ロスト・フロア」の感想(ネタバレ)】


「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン主演のスパニッシュサスペンス。

アパートから子供が突然消えるという番組あらすじを見て選んでみた。

1回の玄関では管理人が見ているなか、7階と1階の間で、子供がこつ然と消えてしまう?という謎解き(犯人探し=大オチ)がある作品。

テーマがわかりやすい(子供を見つける)のでストーリーにも入りやすく、普通にサスペンスとしての緊張感もあり楽しめる。

ただ、最後にオチを知ってしまうと、ネタバレになってしまうが、身内ネタだったので、なんか拍子抜け。

主人公の父親が最後に言う、犯罪だぞは、まさにその通りで、誘拐してまで、妻は夫と別れたいのか(金が欲しかったのか)の、動機は、共感に至らず。一応父親の性格は、頑固で偏見やいやな部分は多いが、ここまでメタメタに陥れるほどやっていいものかは疑問だ。

結局、最後の空港での父親のどんでん返し(妻一人だけ実家に戻る)は、笑うしかない。

お母さんはね、一人で行くから。

見送りが切ない。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(テーマは、悪くないが、最後のオチがやや弱く、なんとなくこじんまり感があるスパニッシュサスペンス。あの時、あーしてこーしてたのかと、推理サスペンスとして見終わった後にもう一度状況を見返したいという、オチの楽しみはほとんどないですね。せっかくほぼ密室?のアパート内に終始してたので、完全にアパート内の住人との推理モノ(名探偵コナンや金田一少年みたいに)として作っても良かった気がする。完全に違う映画になっちゃうけどね。とりあえず、この日の主人公(父親)の一日は最悪ですね。10万ドル?借金した挙句に離婚するってね。)


”私たち”より

まず子供のことを


-?


彼には”生涯最悪の日”だろう

-?


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映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)

2015.12.31 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)



■監督:トラヴィス・オーツ
■出演者:ミーナ・スヴァーリ ブライアン・オースティン・グリーン ジョアンヌ・ケリー フィオナ・グーベルマン ザック・ウォード ロバート・ピカード

WOWOWで放送していた映画「ロッジ LODGE」を鑑賞。

【映画「ロッジ LODGE」のあらすじ】

休暇を利用して山荘にやって来た10人の仲間たち。だが、ガス欠寸前で到着した彼らを待っていたのは、無人の建物だった。食べかけの食事など、つい先ほどまで人がいた痕跡はあるのだが、受付はもとより他の客も職員も誰ひとり姿が見えない。誰かいないかと探し回る彼らは、やがて一室で首つりをほのめかすロープを発見し、薄気味悪さを覚える。そんな中、今度は彼ら自身の仲間がひとり、またひとりと姿を消して……。

WOWOWから引用

【映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)】


「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリが出演するシチュエーションスリラー。

あらすじを見て良さげなシチュエーションスリラーものが初放送してたので見てみた。

人里離れたロッジに集まった人たちが跡形も無く次々と消えていくという、よくありががちなスリラー設定ではあるが、最近のシチュエーションスリラーとしては、一線を画すよく出来た作品で、最初から最後まで謎の解明(オチの予想)に対して、頭を使わせてくれる。

見る人によっては、最後に答えが何も用意されてなくなんだそれという話ではあるが、あえてぶれずに行き切ったオチ(理由も無くただ消えてしまう)を貫いたのは良いと思う。なぜ消えるという論理的でない不条理さが死への恐怖を増しているし。

謎解きという部分では、何も解決していないが、跡形も無く消えるということをもっと大きな視点で見ると、仏教の空の概念のような話でもある。この一瞬で消えるという設定をもっと時間を引き延ばしてみれば、人間は100年ほどで肉体は皆消えてなくなるわけで、そこになぜ消えてしまう(死ぬ)理由は用意されていない。(※今のところ)

歴史に残るような人物なら肉体は死んだ後も後世に語り継がれるが、そういう人でないなら、生きていたことすら誰も知らない。遠まわしにそういったことが言いたい作品なのかなとも思う。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ありきたりの設定を逆手に取った(あえて謎解きをしない)シチュエーションスリラーの良作。人が見てないときに見られていない人が消える設定なら、そもそも二人っきりで片方がいなくなったらもう片方もその影響ですぐいなくなるだろうというツッコミは、とりあえずなしですね。この作品のそもそもの命題は、”人(生物)が突然急に消えてしまう”こと自体にあるが、それがすでに成り立っていない(理屈が証明できない=解決していない)ので、それを補足する他のことは、実は何をやっても良いことになる。もとから話が成り立ってない話なので。命題以外への細部のツッコミは無意味です。まー結果的に最後にはみんないなくなってるので、そこに至る過程は抜きにして、”人が最終的に消えてしまう”という命題部分については、最初から最後までブレずに一貫している。ということで非論理的な論理話である。そう思うとやっぱりよく出来ているこの作品。)



どうせ俺たちは

消される

消去済みのビデオを

渡されたら

消去前の内容を気にするか

映ってたのが

実際の殺人だとしても

関係ないだろ?


-?



皆が消えればやったことも

消えるんだ

どうせ俺たちは

消される


-?



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映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」の感想(ネタバレ)

2015.11.19 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」の感想(ネタバレ)



■監督:ルパート・ワイアット
■出演者:マーク・ウォールバーグ ブリー・ラーソン ジョン・グッドマン アンソニー・ケリー アルヴィン・イン マイケル・K・ウィリアムズ ジェシカ・ラング

WOWOWで放送していた映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」を鑑賞。

【映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」のあらすじ】

大学教授のジムは、教鞭を執る一方、夜ごとカジノで大金をつぎ込む破滅的な日々を送っていた。マフィアから多額の借金を重ねていた彼は、ついに1週間で全額を返済するよう最後通告を受ける。だが、裕福な母親に泣きついて金を工面してもらいながら、彼はその金すらもためらいなくギャンブルで浪費してしまった。そんな矢先、ジムは教え子のエイミーと親密な関係となり、人生をやり直そうと最後の大勝負に臨むのだが……。

WOWOWから引用

【映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」の感想(ネタバレ)】 


1974年の映画「熱い賭け」を「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアット監督がマーク・ウォールバーグを主演に迎えてリメイクしたサスペンス。

ギャンブル×マークウォールバーグ主演ということで見てみた。

大学教授がどうのと番組あらすじで書いてあったので、単純に、生徒と共にギャンブルを攻略していくような映画(そんな映画あったけど)だと思っていたが、この作品は全く異なり、主人公が自分の存在価値を確認するために(自暴自棄でもあるが)、ギャンブルにひたすらのめりこむという話。

傍から見れば、ただのギャンブル依存症にしか見えないが、本人の中では、ギャンブルをやる目的(理由)がある。

彼の中での世界は、1か0(ゼロ)の価値感しか認めないところから来るもの。みんなが思う、才能がないから平凡でいいやという中途半端(間)な概念を一切認めていない。中途半端=クズ(価値が無い) みたいな発想(信念)を貫き通す。

それは、借金を返すための金を借りるために債権者から唯一出された条件、”俺は男じゃない”と言えば金を貸すというものを、拒んだところからも、単なるギャンブル依存症ではない(本人もギャンブラーではないと言ってるが)、ギャンブルすることに何かしらのプライド、信念があることが垣間見れる。

結局、ギャンブルの世界は、一切の曖昧がなく、勝者と敗者が誰の目にもわかりやすく、表現される場所。

その世界(ギャンブル)に自分の価値を見出すために主人公は、借金してはギャンブルし、さらに借金を返すために集めた金すらも返さずにその金すら狂ったようにギャンブルにどんどんつぎ込んでいく…。

それは全く計画性がないように思えるが、ラストシーンを見ると、そこに行く過程での主人公の考え方やセリフが集約されて、映画タイトルの”ギャンブラー”という言葉の意味を理解する。

それは、才能があるやつとないヤツの差。なのかもしれない。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(ギャンブルという世界と才能という人間の個体に秘める能力の差を哲学的に表現したようなユニークな作品です。結局答えは、数学的に考えると、借金しては、つぎ込むを自分が出来うる限り最大限繰り返し、最大限(2倍になる)の賭けを毎回し続ければ、結局、あるところで、確率論でたまたま勝ちが回ってきて、勝てる(大勝する、チャンスがやってくる)というのを表現しているように思う。(ギャンブルに限ったことではないのかもしれないが)とりあえずギャンブルをやるなら、この精神は、必要かもしれない。もちろん、やるギャンブルは、ブラックジャック、ルーレットなど、勝率が限りなく50%のもの(掛け金が二倍になるルール)に限る。)



僕は自分を守るために来たんじゃない

-?


作家と棒高跳びの選手に

なるのは同じ

棒高跳びの選手になろうとするなんて

才能がなきゃ考えない


-?


天才でなければ志すな

-?



才能は物じゃない

いくら願っても手に入らない





”自分に嫌気が差した時

変わりたくなる”と


-?


過去をなくせば

やり直せる


-?



賢い人生は

”くたばれ”に基づく

アメリカもその精神がベース

相手が王や軍隊

史上最強の海軍でも

”くたばりやがれ”

敵は自分だけ

今アメリカは”くたばれ”

という立場を失った


-?


”くたばれ”と言えない

-?



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