映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)

2018.07.25 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)


■監督:西谷弘
■出演者:福山雅治 吉高由里子 北村一輝 杏 山崎光 西田尚美


【映画「真夏の方程式」のあらすじ】

物理学者の湯川は美しい自然が海に残る玻璃ヶ浦の海底鉱物資源開発計画の説明会に招かれ、旅館“緑岩荘”に滞在する。彼は親の都合で夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平と出会う。翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見される。遺体は元警視庁捜査一課の刑事で、服役後に消息を絶ったある殺人事件の犯人を捜していたらしい。現地入りした警視庁捜査一課の刑事・美砂は湯川に捜査への協力を依頼する。

WOWOWから引用

【映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)】 

 

 

福山雅治主演の人気ドラマ「ガリレオ」の映画版第2作。

 

ドラマ版「ガリレオ」は、一応見ていて(吉高由里子に変わってからのシーズン2の記憶はほぼないけど)映画版も1作目「容疑者Xの献身」は消化済みで、この「真夏の方程式」(2013年)のみ見忘れていたが、最近WOWOWで放送してたので見てみた。

 

ガリレオ好きなら、特に説明する必要もないいつもの展開(事件内容が変わるだけで、始めは興味ないが、次第に興味を持ち…)ではあるが、この第2弾(第二作)も安定のサスペンスで面白い。※ガリレオは主人公がはしゃがないので落ち着いて見れる。

 

映画版に関しては、ドラマよりも1事件に関する時間が長いので内容がより濃くなっているが、この「真夏の方程式」も前作の「容疑者Xの献身」と共通する家族の悲哀があり、サスペンスだけでない、秘密が明らかになった後に残る感動と教訓がある。

 

この辺は、両作とも作りが上手い。

 

今作は、出番は少ないが、仙崎役?の白竜がいい味だしている。特に過去の踏み切りでのシ−ンは名シーン。

 

なかなか身代わり出頭を見て感動しないよね。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:ガリレオ好きなら見といて損無しの安定の邦画サスペンス。今回は、サスペンス以外にも、杏のビキニ姿やスーツ姿の吉高由里子など別の見どころもある。吉高由里子は、たぶんこの頃(現在30歳なので5年前(2013)の作品なので当時25歳かな)がちょうど旬な時じゃないかなと思う。メイクもスタイリッシュ?(ダーク系)でいつもと雰囲気が違う。あと、内容と全然関係ないけど、ラストの方で福山雅治と杏が海に潜るが、シュノーケリング(用具)をつけた福山雅治は、誰だかわからないですね。個人的にあそこの海のシーン(見失った杏(川畑成実)を探すシーン)は、福山雅治本人かどうも微妙な気がしている。体格や外見が似た吹き替え(スタントマン)を使ってるんじゃないかなと。だって、福山雅治に見えない。一瞬、バカリズムに見えた。)

 

 

 

好奇心は人を成長させる

 

最大のエネルギー源だ

 

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問題には必ず答えがある

 

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成美、ちゃんと

 

ご飯食べなさいよ

 

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映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の感想(ネタバレ)

2018.04.30 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の感想(ネタバレ)


■監督:入江悠
■出演者:藤原竜也 伊藤英明 夏帆 野村周平 石橋杏奈 平田満 岩松了 岩城滉一 仲村トオル

WOWOWで放送していた映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」を鑑賞。

【映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」のあらすじ】

阪神・淡路大震災が起きた1995年に発生した5件の連続殺人事件は15年後、最後の事件が時効を迎えたが、2017年、自分こそが連続殺人事件の犯人だという男、曾根崎が犯行手記を刊行し、マスコミのスポットライトを浴びる。曾根崎は記者会見を開き、かつて事件の捜査に当たった刑事、牧村の心は騒ぐ。やがて22年前のある被害者の親戚に当たるヤクザの橘は、別の記者会見の場に、復讐のためのヒットマンを送り込むが……。

WOWOWから引用

【映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の感想(ネタバレ)】 

 

韓国映画「殺人の告白」を「ジョーカー・ゲーム」「ビジランテ」などの入江悠監督が藤原竜也、伊藤英明共演でリメイクしたサスペンス映画。

 

少し前に話題になっていた藤原竜也と伊藤英明が共演した作品がWOWOWで初放送したので見てみた。

 

この作品、原作小説、原作の韓国映画ともに見ていないが、日本で新たにリメイクしただけあって内容そのものは面白い。

 

かなりえぐい映像(首締め殺害映像)もあり、時々見ていて不快感はあるものの、ストーリー自体は、引き付けられ、中盤で主要キャストが出揃いテレビ局で対峙するシーンは、緊張感あるし、さらにそこからどんでん返しもあって先が読めない。

 

ただ、そこでの盛り上がりとは裏腹に最後の真犯人とのやりとりは、笑ってしまうほどグダグダ。

 

会話の部分は緊張感あるんだけど、感情に任せて殴ったりとか肉弾戦を始めると、途端にダラダラしてきて、これまでのことが、最終的にここに繋がるのかと思うと大分しょぼく見える。

 

ネタバレになってしまうが、真犯人が仲村トオル(元戦場ジャーナリストでキャスター)というのも意外性としては、そこに落ち着くかという感じもあるけど、それまでが非常に作りが良かっただけに、全然知らないヤツが真犯人の方が、神秘性が最後まであって良かったと思う。

 

仲村トオルの犯人は、動機こそ満たしているし(戦場ジャーナリストで拷問されてたことがトラウマになる、他人にも同じ苦痛を求める)、犯人探しという目線で言えば、主要キャストの一人から選ぶのはサスペンスとしてはそうなのかもしれないが、、連続殺人の計画性(完璧さ)に関しては、果たして自分で取材しながら、連続殺人も同時にやり続けて、犯人に繋がる証拠も一切残さないというのは、さすがに無理じゃないかなという気がする。

 

常に殺害現場やその周辺を取材でうろうろしてる訳で、いいかげん警察の捜査線上に犯人の一人(疑いのある人物)として、名前があがっていても良さそうだ。※警察が無能だったといわれてしまえばそれまでだが。

 

それなら真犯人は警察官で自ら重要証拠を破棄していたという方が、証拠をほとんど残さない完全犯罪者(時効になってしまう事件)としては、理屈が通りそうだ。

 

またジャーナリスト(仲村トオル)が真犯人とするならば、やはり、過去の事件の捜査の段階から、警察の伊藤英明らと面識があって、ちょくちょく顔を出しているような関連する映像がないと、真犯人として暴かれた時に、なんとなく後からとってつけた感がする。(※最初に流れる関連事件のダイジェスト映像では、特にその姿を確認できないし。)

 

内容的に、”私が殺人犯です”というテーマが先行してるので、真犯人側のエピソードに時間をさけないのはわかるが、主要キャスト(過去にその場に出入りしていたとされる人物)から真犯人を選ぶスタイルで描くのなら、あとから話で出てくるのではなく、最初の時点でさりげなく、実際に映像として登場してる方がやられた感があって、納得しやすい。

 

また、この作品の真犯人は、時効になる完全犯罪を行ったという計画犯(知能犯)でもあるので、誰が犯人というのよりかも重要だが、どうやって行ったかという計画の完全犯罪の巧みさの方が重要に思える。(※原作小説では書かれてるのかもしれないが)

 

さらにこの映画の根本的なことを言ってしまうと、そもそも刑事(伊藤英明)と著者の殺人犯(藤原竜也)が、実は知り合いで(のちにあきらかになるが)、お互い演技をして世間をだましていたということだが(ちなみに演出上は視聴者も騙していた)、そう思って後から二人が共演した過去のシーンを見返してみると、実は大分面白い。

 

なぜなら、すべてのリアクションが彼らにとっては演技である訳で、視聴者が何も知らずに見て真剣なシーンに思えたシーンですら、その事情を知った上で後で見ると、そこは彼らにとってはただの演技だった訳で、二人の目線で振り返れば、「ここの時のお前良い演技してるね、入り込めてるね」という風な見方も二人の間では出来てしまう訳だ。

 

例えば、ハイライトとなる、病院の院長の前で藤原竜也が土下座するシーンでのやりとりなんかは、アカデミー賞級の違った意味での二人の演技合戦でもある。セリフを全く噛まないし、かなりお互いキャラクターに入り込めてるのだ。

 

本当ならすべて演技なので、事前に用意されたセリフ(企画立案の時点でここはこんな感じのやりとりにしようとあらかじめ二人で練ったと思われる脚本)を多少噛んでいても良い訳だが、そこはなぜか一切噛まない。二人とも完璧に演技をこなしていくのだ。※映画だから当たり前なんだけど

 

そう思ってみると、二人が完璧にこなせばこなすほど逆に面白くみえたりもする。

 

ちなみに、この映画、二人が最初から知り合いという部分を含めて、全部ドキュメンタリー映画のように最初から追っていったとすれば、ところどころ陰で打ち合わせしてたりする場面に出くわす訳で、連続殺人事件の被害者というものすごくシリアスな一面とは別に妙なコミカルな面が見えてきたりする。

 

一番大事な、記者会見での「はじめまして、私が殺人犯です」という決めセリフをたぶん何回か練習の時に噛んだりしてると思うし。もともと前に出るタイプの人間(刑事の伊藤英明)ならその心配はないだろうけど、気弱そうな妹の彼氏(藤原竜也)の方は、ちゃんとしゃべれなかったと思う。

 

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:角度を変えてみるといろいろと面白さが出てくる藤原竜也主演映画。この作品、物語は面白いのだが、サウンドデザイン(音楽)と映像加工のセンスがダメダメ。なんでそんな変な音(機械音)を演出音として使ってるのかまったく理解に苦しむ。もし自分が監督なら音楽担当と映像加工担当を即刻クビにしたい位だ。新手の音響効果での洗脳手法(より不快にして怖がらせたりする)なのかと思うが、ただただ不快なだけで映画としてはストーリーを邪魔してるだけ。また最初の過去の事件映像の編集もカット割や映像加工が多くてただただ見づらい。他のシーンがちゃんとしてるだけに、すごいもったいない。)

 

 

憎しみってのは

 

世代をも超える

 

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映画「クリーピー 偽りの隣人 」の感想(ネタバレ)

2017.08.19 Saturday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「クリーピー 偽りの隣人 」の感想(ネタバレ)



■監督:黒沢清
■出演者:西島秀俊/香川照之/竹内結子/東出昌大/川口春奈/藤野涼子

WOWOWで放送していた映画「クリーピー 偽りの隣人 」を鑑賞。

【映画「クリーピー 偽りの隣人 」のあらすじ】

ある事件の苦い失敗をきっかけに刑事の職を退き、いまでは大学で犯罪心理学の講義を受け持つ高倉。6年前に起きた謎の一家失踪事件に興味を抱く彼は、かつての同僚だった若い刑事の野上とともに、今なお未解決のその事件の再調査を始める。その一方で、愛妻の康子とともに新居に引っ越した高倉は、隣家に住む西野とその家族と知り合うが、西野は、愛想がいいかと思うと突然がらりと態度を豹変させるなんとも不気味な変人だった…。

WOWOWから引用

【映画「クリーピー 偽りの隣人 」の感想(ネタバレ)】

第15回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝いた前川裕の小説を「回路」の黒沢清監督が西島秀俊、香川照之、竹内結子らを迎えて映画化したサスペンススリラー。

最近あまり見てなかった竹内結子が出てたので見てみた。

物語は、過去にサイコパスに刺され今は、刑事を退き大学で犯罪心理学を教えている男が、ひょんなことからある一家失踪事件を調べることになり…という話。

この映画、普通の犯罪サスペンス的な気楽に見れる内容だと思って見始めたら、意外と猟奇的で描写がショッキングというか、かなりえぐめの内容で、見終わった後の後味が非常に悪かった。

ちなみにこの映画を見た後は、隣人(特に知らない人を)が信用できなくなるというか、あんな変人が何万分の1か何十分の1かの確率にせよ、どこかに存在してると思うと人と接するのが怖くなる。それ位、サイコパス役の香川照之の変人演技はやばめです(笑)

ただ、それと同時にこの映画、演出方法と言うかオチありきのストーリー構成(最後の挽回がやりたい)のため、途中で何度も見ていてイライラさせられる。

一応最後は、ハッピーエンド(ハッピーエンドという言い方は違うかもしれないが)で事件解決をみるが、東出昌大、笹野高史、そして、西島秀俊が全員警察官(もと含む)なのにサイコパスの罠に簡単にかかり、やることなすことすべて後手後手。なんか単純に隙が多過ぎというか。

とりあえず、警察官ならまず新たな犯人情報や証拠を得たら部署や仲間同士での情報共有は第一だと思う。なんか個人プレーが多く、それが原因でピンチになっていたり、証拠が消滅したり(謎のままだったりで)、もうなんだかなあという感じ。

まー実際の捜査も映画のように犯人が事前にわかってる訳ではないので、そんな感じなのかもしれないが、…それにしても刑事部長?の笹野高史と西島秀俊が隣人のサイコパスの香川照之がかなり怪しいと思った段階での捜査(突入)は、ダメダメ。

彼の家を捜索することになるが、なぜか二人だけで突入しちゃう。部下に一言声かけて、後からでも応援に来るようにしておくべきだと思う。しかも、さらに家についたらついたで、そこからさらに二手に分かれて、お互い一人で行動するし、もうダメだこりゃ。そして予想通り罠にかかり…。

個人的には、あの突入段階で、適切に処理していれば、とりあえず警察全体があの情報を共有して、それが公になり、この物語は終り、または指名手配などの次の捜査段階に進むはずだが、なぜかそうならず、ひっそりと物語が続いていく。個人的には、あの家に突入した時点で物語としては終りで良い。そもそもそれ以降のサイコパスの知能犯展開は、ただの警察のミスでしかない。

最後のオチに関しても、サイコパスは自分の手で人を殺めないというルールがこの映画の中でしかれていて、西島秀俊(高倉)もそのルールを信用した行動を取り、最後のオチに繋がっているが、実際は、サイコパス役の香川照之は途中でやむなく人(どこぞの母親)を自らの手で殺していて、そのルールはすでに崩壊しているように思うのだが。

なので最後の銃を渡されてというオチ(挽回)は、物語のオチとしてはそうなるが、なんとも成立してるのかしていないのか、微妙なラストだと感じる。



評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(まとめ:香川照之の変人演技がやばいサスペンススリラー。しかしスリラーならではのイライラ展開は、流れ上の必要性というよりかは、オチありきの感じ(刑事のダメダメ感)を否定できない。だが、ショッキングスリラーとしては、意外とおすすめで、韓国映画では結構ありそうなタイプの映画だが、邦画ではあまり見ないタイプの映画。ちなみに今回は引っかかるような名言とか、気になるセリフは拾えなかった。)



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映画「予告犯」の感想(ネタバレ)

2017.04.12 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「予告犯」の感想(ネタバレ)



■監督:中村義洋
■出演者:生田斗真/戸田恵梨香/鈴木亮平/濱田岳/荒川良々/小松菜奈/本田博太郎/小日向文世

WOWOWで放送していた映画「予告犯」を鑑賞。

【映画「予告犯」のあらすじ】

新聞紙を被った男がネットの動画サイトで、ある食品加工会社に対する制裁を予告し、実際にそれが実行される事件が起きる。そんな“予告犯”はその後も法が裁かない不正に対する制裁の予告とその実行を繰り返し、マスコミを巻き込ながら社会現象を生んでいく。警視庁サイバー犯罪対策課の吉野刑事は“シンブンシ”と呼ばれるこの予告犯を追い詰めるべく懸命の捜査を続ける。やがて“シンブンシ”が複数犯である可能性が浮上し……。

WOWOWから引用

【映画「予告犯」の感想(ネタバレ)】

筒井哲也の同名コミックを「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督が生田斗真、戸田恵梨香らの共演で映画化したサスペンス。


大分前に放送してたけど、まだ見てなかったので見てみた。

原作コミックも読んでない、予告編等も覚えておらず、内容もほとんど知らない状態で見たが、これはなかなかの拾い物で面白い。

よくある警察(制度)に頼らずに自らの手で正義の裁き(制裁)を加える犯人の話だが、そこに至る過程は、感情的であり、やり方は計画的であり、この主人公(犯人)に対して、いちいち共感が堪えない。

しかも、制裁を与える人間(標的)の選び方が、丁度良い目立ちたがり屋の腹立つお騒がせ男(人間)たちを選んでいるのも、ギャグなのかわからないが、共感度の目線が丁度良い。

こういう映画は、結局、なんだかんだで最後は、警察側(社会に配慮して)の正義を強調して無難に終わるのが、よくあるパターンだが、これは、犯人が死を覚悟してるためか、最後まで行き切っていて(やり遂げていて)、見終わった後も感動するし、気持ちが良い。

やってること自体は、社会を無視した自己中的な犯人:いわゆる中二病と呼ばれるモノに該当していて、映画の中でもそういう指摘や批判が書き込まれているが、実際の犯人の意図は、全くそこの反応は無視していて(ただのツールで使ってるだけ)、本質(目的)は、しっかりと、別にあって、そこに集まってくる同類のネット民を全く相手にしていないところも良い。

ときおり語られる主人公のセリフからも、その人間の生き様がよく反映されていると思う。

監督は、「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督だが、この監督は、シリアスの中でのコメディ(笑い)の入れ方(演出)が、嫌味がなくホント上手いと思う。笑いは狙いすぎる(やりすぎる)と、メインのストーリー(作品自体)が破綻するが、ちょうど良いところで上手く遊んでいる。

最後の海での寿司を食うシーンは、俳優のフリー演技だと思うが、会話が自然で面白い。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:タイムリーなテーマで遊んでいる良作サスペンス。「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」でこけてた生田斗真もこの映画では、取り返したと思う。俳優を生かすも殺すも、監督次第なのかな。やっぱり監督って、当たり前だが大事なのかもしれない。)


がんばれるだけ

幸せだったんですよ

あなたは


-?


それが誰かのためになるなら

どんな小さなことでも

人は動く


-?


(回ってない寿司で)ワサビと別のやつって

あるか

オレみたことねえよ


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映画「ピンクとグレー」の感想(ネタバレ)

2017.04.10 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ピンクとグレー」の感想(ネタバレ)



■監督:行定勲
■出演者:中島裕翔 菅田将暉 夏帆 小林涼子 岸井ゆきの 宮崎美子 柳楽優弥

WOWOWで放送していた映画「ピンクとグレー」を鑑賞。

【映画「ピンクとグレー」のあらすじ】

関西から関東に引っ越してきた小学生の大貴は、同級生の真吾とサリーに出会い、親友となった。やがて高校生になった大貴と真吾は、芸能界での成功を夢見て上京、同じ部屋に暮らしながらオーディションを受ける日々を過ごす。そんな中、真吾がいち早くチャンスをつかみ、新進俳優“白木蓮吾”としてスターダムにのし上がる。一方、なかなか芽の出ない大貴はいらだちを強め、いつしか2人は同居も解消して別の道を歩み出すが……。

WOWOWから引用

【映画「ピンクとグレー」の感想(ネタバレ)】


ジャニーズのNEWSの加藤シゲアキによるデビュー小説を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が映画化したサスペンス。

ジャニーズメンバーが書いた小説を映画化した作品というので見てみた。※WOWOWで放送してたのは去年だけど。

見終わった後で番組情報で知ったが、原作とは異なるアレンジをされているということらしいので、原作と映画でどれ位違いがあるかについては、原作を読んでないのでわからないが、一応この映画について=原作の延長、という感想で書くと、ジャニーズのメンバーが書いた作品(小説)という偏見を持って見始めたが、最後には、そのことを忘れてしまう位、よく出来ている(普通に見れる)映画だと思う。

特にどんでん返し(ここは映画版のアレンジ)の後は、急に先が読めなくなり、どこに落ち着くのか、興味が尽きない。また良かれと思って作品を生み出しことによる想定外の批判を受けて思い出が傷つく悲しさなど、意外と深いとこまで描かれている。

ただ、細かいことを言うと、ここからネタバレになるが、最後の大貴(主人公)と真吾との対話は、真吾はあの時点ではすでに死んでいるので、あの部分で真吾が語ってる内容は、大貴の中での勝手な解釈(妄想)だと思うので、実際、真吾が本当に何を思っていたのかは、ずっと不明のままだと思われる。あそこで、真吾はそんな風に思っていたのかと納得するには、ちょっと違うだろう。

事実としてあるのは、真吾は、実の姉とよからぬ関係になっていたということまで。

また、親友だからと言って、その親友のすべてを理解できているかどうかという問いは、まさにその通りだが、しかし、付き合いの程度で、ある程度、何か隠してる部分があるというところ(不信感)は気付くだろうと思う。

あと、もう少し突っ込むと、自分の子供(息子と娘)が、近親相姦的な状態になっていたことを、実の母親が息子の友達とは言え、それが思い切りわかる(匂わす)ような情報(ビデオテープ)を提供するかという部分で、そんなこと普通の親はしない(ひた隠しにしておきたい)だろうと思ってしまう。※ここがあきらかにならないと話が進まないけど

これ死んだ息子の部屋に合った遺品ですと無記名のDVDを渡されて、それがエロDVDだった時よりも、ここの衝撃度のランクは上だと思う。

後者は、母親のおちゃめなギャグとして最悪理解できなくも無いが、前者は、もうマジだからね。いろいろ怖いです。このお母さんもだし、親友もというか、この家族全員やばい。

それと、菅田将暉が演じていた俳優役の実際の男は、最後の方はちょっと演出がやりすぎですね。いくら大貴を芸能界から追放したいと思ってたにしても、執着が過剰というか、なぜそこまで固執するに至っているのか、原因と結果がよく見えない。ただ、品川庄司の品川見たいな人なんだなというところまではわかったけど。

ちなみにこの映画のタイトルにある、ピンクとグレーというのは、ピンクがサリー(幼馴染の女)で、グレーがごっち(幼馴染の男)という解釈だろうと思う。



評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:ジャニーズメンバーが書いた…というのは関係なく、普通に楽しめる青春サスペンス。セリフの中や物語の展開に多少の中二病感は無いとは言えないが、ところどころにあるギャグはベタで意外と面白い。あと、女優の夏帆が清純な子と魔性の女の二役を演じているが、魔性の方はエロい。細身なのにエロい。この映画は、構成上二役を演じる必要が出ているが、俳優の演技力がかなり必要な作品で、それがしかも上手く回っている。)


やることはね

なるべくすべてやるの

やりたいことじゃないよ

やれること

私は、そうするから


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映画「ヒメアノ〜ル」の感想(ネタバレ)

2017.03.14 Tuesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ヒメアノ〜ル」の感想(ネタバレ)



■監督:吉田恵輔
■出演者:森田剛 濱田岳 佐津川愛美 ムロツヨシ 山田真歩 駒木根隆介 大竹まこと

WOWOWで放送していた映画「ヒメアノ〜ル」を鑑賞。

【映画「ヒメアノ〜ル」のあらすじ】

「なにも起こらない日々」に焦りを感じながらビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田。ある日、先輩の安藤から恋のキューピッド役を頼まれた彼は、安藤が想いを寄せる女性ユカが働くカフェを訪れ、そこで高校時代の同級生・森田と再会する。当時過酷ないじめに遭っていた森田は、まるで別人のように虚無的な雰囲気を漂わせていた。やがて、岡田はユカから森田にストーキングされていると悩みを打ち明けられるのだが……。

WOWOWから引用

【映画「ヒメアノ〜ル」の感想(ネタバレ)】


古谷実の同名コミックをV6の森田剛と濱田岳の共演で実写映画化したサスペンス。

話題の古谷実のコミックの映画化がWOWOWで初放送したので見てみた。

V6の森田剛の演技がすごいという風の噂(WOWOWの番宣)を聞きつつ、原作コミックは読んでいない状態で見てみたが、率直な感想として、これはなかなかの衝撃作です。

濱田岳と佐津川愛美の甘い恋愛&妙に生々しくてエロいベッドシーンと対比して描かれる森田剛のサイコキラーとしてのこっちも生々しい残忍な殺戮?描写は、見ながら心の置き所をどうして良いかわからなくなるほどえぐい。

映画としての出来は、演技や演出や見せ方含めすこぶる高いが、サイコキラーのやりたい放題感に関しては、計画性が全くなく、惰性で生きていて(やっていて)、見ながら都度腹が立ってきてしょうがない。まーそういう映画ではあるんだけど。

過去の強烈ないじめが原因で、精神が崩壊して二重人格になった(少年的な優しさと狂気が共存)ということになっていることがラストでわかるが、いじめられっ子に復讐(抵抗)するところまでは、なんとなく因果で彼に共感できるが、全く関係ない他人を巻き込み出してからは、もう彼に対する同情の余地は自分にはもう1mmも湧かない。殺害された人からみたら、もう彼もいじめっ子と同じ側の人間です。

なので、映画としては、最後の森田剛の殺人犯としての逃亡劇は、エンタメ的には、盛り上がる部分ではあるけど(それにしても日本の警察がなんかしょぼ過ぎ)、逃亡してから殺戮をやり過ぎてしまっている手前、見終わった後に殺戮部分の衝撃しか残らなくなってしまったのが痛い。

せめて、同級生や主人公周辺だけに被害を留めておけば、もう少し最後に彼に対して考える余地が残ったかなと思う。

どうもグランドセフトオートをクリアーした時と同じような感じで、物語はいろいろハラハラドキドキあったけど、結局終わってみたら、これ何だっけ?という感じがしないでもない(笑) そんな映画。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:森田剛の演技も凄いが、個人的にはヒロインの佐津川愛美が可愛いのにエロい、それに尽きる映画。あとは、やはりというべきか、サイコキラー森田に対峙したムロツヨシは、全く役立たずで終わる。これは笑ってはいけないが、なんか面白い。作者としては笑わせたい部分だろう。だいたい人のキャラクターで、社会的な地位や役割ってある程度決まっている気がしてしまう。この映画、普通に恋愛部分だけで普通に面白いので、変にサイコエピソードを強引に入れなくても良かったと思う。もう少し三角関係で遊べたかな。)



君のペ○スを

出したり入れたり

しているのか


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映画「アンフェア the end」の感想(ネタバレ)

2017.02.28 Tuesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「アンフェア the end」の感想(ネタバレ)


■監督:佐藤嗣麻子
■出演者:篠原涼子 永山絢斗 阿部サダヲ 加藤雅也 AKIRA 寺島進 佐藤浩市 吉田鋼太郎

WOWOWで放送していた映画「アンフェア the end」を鑑賞。

【映画「アンフェア the end」のあらすじ】

敏腕刑事だったが何者かに殺された父の無念を晴らすべく、自らも警察官となった雪平夏見。彼女は父が警察の不正を追っていたことを知り、大きな犠牲と引き替えに不正の証拠を入手する。そんなとき、東京地検特捜部の検事・村上とその父が続けて殺される事件が発生、逮捕された容疑者の津島は、なぜか雪平を取調官に指名する。警察の闇を告発しようとして罠にはめられたと語る彼は、唯一信頼できるという雪平に助力を求めるが……。

WOWOWから引用

【映画「アンフェア the end」の感想(ネタバレ)】


篠原涼子主演のドラマ「アンフェア」の劇場版第3弾で完結編。

去年に放送してて録画したまま、まだ見てなかったので見てみた。

すでに第2作を見てから時間が経ちすぎて、ほとんど内容覚えてないが、この第3弾を見ながらそんなことあったなと思い出しながら、なんとか最後まで話についていけた。

もうこのアンフェアは、劇場版第2弾の段階で、もうラストに、大どんでん返しやり過ぎて、3は無理じゃないかと思ってたけど、一応なんとか作ったみたいで。

基本的には、この3も飽きさせないようにいろいろ展開があるので、普通に退屈にならず見れるが、これまでの伏線の整合性や最終回としてのドラマの終わり方とか考えると、これで良かったのかは大いに疑問がある。最後も一応、雪平(篠原涼子)は生きていたという、良くあるパターンで終わる。まだ続ける余力は残してる…。

個人的には、あそこまで信頼していたはずの津島(永山 絢斗)に対して、安易などんでん返しの裏切りはいらなかったような気がします。死を覚悟するほど、信念あったのに、急に組織との裏取引を持ちかけられて、最後にいわゆる体制派ではない雪平を撃つ意味はあるのか。

そもそも、日本の警察や検察、裁判所に裏切られたはずなのに、また日本の他の組織?の言葉を安易に信じてしまうのもどうかと思う。ずっとそれが気がかりで、外国のジャーナリストや新聞社への告発を試みてたんじゃなかったのか。内側(日本)からでは、暴露するにも限度があると自分で言っていなかったかな。

それにもう治外法権のエクアドル?大使館までたどり着いたなら、基本に習って大使館経由で暴露すればいいんじゃないとも思う。なぜにあそこまで来て、急に仲間割れというか、血みどろの戦いをするのか。

細かいこと言えば、医者を呼びに行ったはずの、大使館職員が、全然音沙汰なしなのもサービスとして違和感あり過ぎ。「今、医者を呼びましたから〜」という、後のフォローもない。まーそれはいいけど。

あと、津島役の永山絢斗が、ドラマ版で死んだはずの瑛太に似てて、瑛太が生き返ったのかと思ったら、普通に瑛太の実の弟だったようだ。実の兄弟使うのはいいけど、ドラマ上で全く関係ない別の役なら、紛らわしいのでやめてほしい。ずっと瑛太に顔似てるし、しゃべり方も似てる、だけど、ストーリーとは関係ない。って紛らわしい。

それと今回、元EXILEのAKIRAが組織の重要なインテリ役をやってるけど、他のメンツに比べて、演技がなんか危ういよね。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:内容はともかく、篠原涼子の全裸?シャワーシーンがあるアンフェアの完結編。ドラマ版では、まだ小学生位の子供で子役だったはずの雪平(篠原涼子)の娘役の向井地美音が、今ではAKBに入って、背は小さいけど完全に大人になっているのに、すごく時間の流れを感じる。確実に10年は経っている。篠原涼子や俳優陣はそんなに見た目変らないけど、子役がでかくなると、内容よりそっちの方が気になる。でか!って思う。)


関係ないから

利用価値がある


-?


世の中には

フェアなことなんてない

何もない

目には目を 

復讐には復讐を

アンフェアにはアンフェアを


-?


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映画「僕だけがいない街」の感想(ネタバレ)

2017.01.30 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「僕だけがいない街」の感想(ネタバレ)



■監督:平川雄一朗
■出演者:藤原竜也 有村架純 及川光博 鈴木梨央 中川翼 杉本哲太 石田ゆり子

WOWOWで放送していた映画「僕だけがいない街」を鑑賞。

【映画「僕だけがいない街」のあらすじ】

売れない漫画家の悟は、事件等の“悪いこと”に遭遇すると、意図せずとも原因を取り除くまで過去に戻って同じ時を繰り返す奇妙な力があり、それを“リバイバル”と呼んでいた。ある時、悟の母の佐知子が誘拐未遂事件を目撃した直後何者かに殺され、アルバイト仲間の愛梨も誰かに命を狙われる。悟に容疑が掛けられる中、彼はかつてないリバイバルで小学校時代へ戻され、事件の発端が当時周囲で起きた連続誘拐殺人事件にあると知る。

WOWOWから引用

【映画「僕だけがいない街」の感想(ネタバレ)】


藤原竜也と有村架純共演のSFミステリー。

藤原竜也の主演作品が放送してたので見てみた。

内容は、過去を変えられるという特殊能力を持つ男が過去を変えて現在を良くしようと奮闘する話。

カイジではないが、追い込まれる男の役が似合う藤原竜也が主演してることもあり、感情移入しやすい。演技はどの作品も基本同じ感じだと思うが(そう見えるけど)、説得力はある。

また話もミステリー(サスペンス)として十分面白いし、ちゃんと主人公の感情が登場人物の動機に反映されていて、共感できる。特に少年時代のシーンは、肉体的違いで大人へ抗えない感じがよく伝わってくる。子供は大人を味方にしないと、自分自身の力では、なんにも解決出来ない。

ただ、物語はいいとして、設定上ひとつ気になるのが、少年時代まで遡って、過去をすべて変えれたらそれズルくない?ということ。

始めは、現在の数分前の出来事を変えれるのは、わかるとして、そういう話で進むのかと思いきや、急に少年時代まで遡りそこから根こそぎ変えれるようになってしまったのは、もうさっき現在で数分前の出来事をチョコチョコ変えてたのが意味無いような気がしてしまう。

まーそれいったらこの映画成立しないけど。

確定した基本の現在の時間の流れがある中で、数分前の過去を変えれるというのなら、現在への変わり具合が微々たる物だと思うが、数十年前ともなると、現在の影響はもっと大幅に変化しているんじゃないかとさえ思う。すでに真犯人は捕まってたりとか、犯人変わってたりとか。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:リバイバルの設定はあれだが、普通に面白い藤原竜也主演ミステリー。ラストは、強引にメッセージをゴリ押しのように入れていたのは、ちょっと説教臭い感じがする。あと、別に最後は主人公死ななくてもいいような展開の話でもある。主人公が死なないとタイトルが変っちゃうけど。全然関係ないが、母親が刺されてたのを見つけた時のリアクションがリアルっぽくて良い。あと、リバイバルが起きた後のシーンで何も状況が変わってない場面があり、フリとボケみたいな感じに見えて笑えるときが結構ある。ヒロイン役に有村架純が出ているが、片思いの役が好感度が高い。有村架純の良さを再確認。)


人に夢とか話しちゃって

実現しなかったら

どうしよって

思わない?


-?

言葉って

口に出して

言ってると

本当になる気がする


-?


人間の欲望や

悪意によって

希望の糸は

いつだって断ち切られてしまう


-?

先生は正義じゃきゃダメなの

-?


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映画「白ゆき姫殺人事件」の感想(ネタバレ)

2016.12.16 Friday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「白ゆき姫殺人事件」の感想(ネタバレ)



■監督:中村義洋
■出演者:井上真央 綾野剛 蓮佛美沙子 菜々緒 金子ノブアキ 小野恵令奈 谷村美月 染谷将太

WOWOWで放送していた映画「白ゆき姫殺人事件」を鑑賞。

【映画「白ゆき姫殺人事件」のあらすじ】

ヒット商品“白ゆき石鹸”で知られる日の出化粧品の美人OL典子が国定公園のしぐれ谷で惨殺遺体となって発見され、疑惑の目は彼女と対照的に地味な同期社員の美姫に向けられる。ワイドショーのディレクター赤星は美姫の同僚や同級生、家族など周辺の人々への取材を開始し、美姫の足取りを追う。やがて、赤星が取材を通じてつかんだホットなネタをSNSでつぶやいたことから、噂がひとり歩きを始めてしまい……。

WOWOWから引用

【映画「白ゆき姫殺人事件」の感想(ネタバレ)】


湊かなえの同名小説を井上真央、綾野剛ら共演で描いた社会派ミステリー。

井上真央が出演していたので見てみた。

白ゆき姫殺人事件と付けられたタイトルから犯人探しを目的とした普通の真面目な王道サスペンス映画だと思っていたが、どうやら見てみると、やや雰囲気が違っていて、最初と最後では事件の見方が180度変わり、どんでん返しがあった後は、そのサスペンス的展開よりも、加害者?が置かれた状況の方に度々笑ってしまった。

この映画がどれほど原作を再現してるのかわからないが、原作に忠実だとすれば、作者の湊かなえ、そして、監督の中村義洋監督の演出(見せ方)は、笑いに対して、表現方法をよくわかっているなと思う。

なんといっても犯人に仕立てられる役の井上真央の描き方が最高。

嵌められてる人がさも客観的に見ると、こんなに面白く描かれるとはね。途中からコント。

実際にも、こういう誤解から生まれた悲劇は、大小に限らず日常的によく起きていると思うが、その最たるもんがこの映画だと思う。

ちなみにこの城野(井上真央)は至って真面目に生きてるところがミソでしょう。決して、故意にそうしてるわけではない。とにかく真面目。だからこそそんな彼女が不幸に陥ってしまう姿が、たまらなく面白い。ひたむきに生きてる人間を仇で返すような、報われない姿。

主人公に対する不幸への突っ込みたくなる状況が満載。またそれら不幸に対して、社会のせいだと外部に直接原因を求めず、内に問いかける主人公の姿がより、悲しいし、そこがより面白い。

普通の人なら、さすがに最後はいろんな人に怒っていい。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:殺人事件という凶悪事件を扱ってるのになぜか笑えてしまう秀作コメディ。個人的には、この映画のジャンルは。サスペンスというより、コメディですね。そして、SNSの問題の皮肉り方は、素晴らしい。っというか自分も含めて、情報に踊らされてしまう人間の本質的な好奇心と無責任さのどうしようもない感じが、非常によく描かれていると思う。人間全員アホっていう。)


ツイッターとかでもあるだろ

大人のクセに

変なハンドルネーム

つけてる奴いるだろ

ケロッパとか


-?


人の記憶ってのは

捏造される

人は自分の都合の良いようにしか

記憶を語らねえ

大切なことを見逃すな

わかったか レッドスター(red star)


-?


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映画「謎解きはディナーのあとで」の感想(ネタバレ)

2016.10.22 Saturday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「謎解きはディナーのあとで」の感想(ネタバレ)



■監督:土方政人
■出演者:櫻井翔 北川景子 椎名桔平 中村雅俊 桜庭ななみ 要潤

WOWOWで放送していた映画「謎解きはディナーのあとで」を鑑賞。

【映画「謎解きはディナーのあとで」のあらすじ】

休暇のクルーズでシンガポール行きの豪華客船“プリンセスレイコ”号に乗り込んだ、令嬢の麗子とその執事の影山。久々の休みに何をしようかと心を躍らせる麗子だったが、それも束の間、船から奇妙な遺体が海に落とされ、犯人からの声明文が届く。船がシンガポールに到着するまであと5日。それまでに犯人を捕まえなければ、新たな犠牲者が出るだけでなく、犯人も逃がしてしまう。影山と麗子は事件の真相解明に乗り出す。

WOWOWから引用

【映画「謎解きはディナーのあとで」の感想(ネタバレ)】


櫻井翔と北川景子が共演した人気TVドラマの劇場版。

 


北川景子のドラマ「ヒポクラテスの誓い」がWOWOWで始まったことに関連してだと思うが、WOWOWで「謎解き〜劇場版」が再放送してたので見てみた。

ちなみにフジテレビ(地上波)で放送してたドラマ版の方は、すでに視聴済みで、普通に面白かった。

それでこの劇場版だが、物語のスケールこそ少し大きく(豪華客船借りてる)なったが、基本、やってる内容(テンプレート)はドラマ版と変わらない。俳優も映画版ということもあり脇役が豪華。

ただ、この映画の見どころ(目的)は、執事(櫻井翔)とお嬢様(北川景子)の掛け合いにあると思うので、個人的には豪華さとかドラマ版程度あれば、なんら問題ない。

北川景子もこの謎解きシリーズの時は、金持ち設定で衣装やメイクが華やかで、一般的な役をやってる時よりも魅力が出ている。刑事とお嬢様の二面性がより良い。

ちなみに、桜庭ななみが、この劇場版で加わっていて、ジャズシンガー役をやっているのだが、歌ってるシーンが完全に外人の歌手のCDに口パクで合わせてるだけで、かなり映像に違和感がある。

この謎解きシリーズは、ある種、世界観がギャグなので、そういう口パク感をわざと全面に出した新手のジョークなのかと理解したが、意外と感動シーンにも口パクを使ってたりするので、シーンとしてはえらい微妙だ。ギャグでやってるのか、真面目なのか、その辺はっきりしてもらいたい。全体で見て、そこのシーンだけ妙に浮いている。ギャグとして処理するには、真面目にやってるし。



評価 ★★★☆☆ (星3.6)

(まとめ:北川景子ファンなら見といて損なしの謎解き〜劇場版。このシリーズは、ドラマ版で作られた一話完結型の謎解きミステリーのテンプレ(設定)の完成度が非常に高いので、この世界観が好きなら(気に入れば)劇場版も安心してみれる。劇場版になったことで、ドラマ版と変わりすぎて、面白くなくなってしまうようなものでもない。なぜなら、櫻井翔と北川景子が出演していて、二人の掛け合いがあれば、ほぼこの作品の90%は成立してると思われるので。個人的には、この劇場版に拘らずにまた、地上波で第二シーズンとかやって欲しい。相棒シリーズじゃないけど、いくらでも作れそうだし。)



最後はボンボヤージュって

笑顔で送り出すだけですから

”良い旅を”(ボンボヤージュ)


-?


今自分が輝ける場所で

精一杯生きる

それが人間にとって

一番幸せな人生なのだと言うことを

お忘れなきよう


-?


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