映画「劇場霊」の感想(ネタバレ)

2016.11.09 Wednesday 邦画 ホラー

■映画「劇場霊」の感想(ネタバレ)



■監督:中田秀夫
■出演者:島崎遥香 足立梨花 高田里穂 町田啓太 中村育二 小市慢太郎

WOWOWで放送していた映画「劇場霊」を鑑賞。

【映画「劇場霊」のあらすじ】

芸能事務所に入って5年になるのに役に恵まれない若手女優の沙羅。ある日、彼女は気鋭の演出家・錦野の新作舞台に端役で出演することに。演目は若さを保つために少女の生き血を浴びて生きていた実在の女性貴族エリザベートの生涯を描く「鮮血の呼び声」。舞台にはエリザベートの内面を映し出す分身の人形が置かれ、その前で沙羅や主演の葵、香織らが火花を散らし連日稽古に打ち込むが、スタッフの変死事件が発生してしまい……。

WOWOWから引用

【映画「劇場霊」の感想(ネタバレ)】


「リング」の中田秀夫監督がAKB48の島崎遥香を主演に迎えて描いたホラー。

去年の劇場公開時にCMで見て気になっていたのが、WOWOWで初放送してたので見てみた。

今作では、AKBの島崎遥香が主演しているが、実はちょうど3年前に公開していた同じAKB出身の前田敦子を主演に迎えたホラー「クロユリ団地」も同じ中田秀夫監督作品。

「クロユリ団地」は、ウィキペディア情報だと興行収入1位になったりとかなりヒットし、当時もそれなりに話題になっていた記憶があるが、二作品続けて、ホラー作品で中田秀夫監督がAKB出身メンバーを主演に迎えたのには、過去作「クロユリ団地」のヒットが影響したからなのかと勝手に想像してしまう。

ただ、そんなAKBメンバー二発目のホラー「劇場霊」に関しては、特に公開後に物凄くヒットしてる(していた)という情報は聞いてない。

その一般評価があってるのかどうかはわからないが、実際に見てみると、その波風が立っていない評価も頷ける内容。

「クロユリ団地」は、多少の怖さはあったと思うが、この「劇場霊」は、全くと言っていいほど、その恐怖が無い。

主演の演技がどうこうという問題ではなく(むしろ島崎遥香は頑張っている方、一応彼女目線で見れる)、肝心のホラーとしての恐怖演出が不発に終わっている。部屋を真っ暗にして、サラウンドとかもしてみたのに。世界観が弱くて全然怖くない。

同じ監督の作品(リングの恐怖はどこいった)でここまで、駄作になるのかと思うほど、出来がひどい。

ちなみにアイデアの段階では、それほど悪くない内容だとは思う。

例えば、ヴァンパイアは人間の血を吸うと若返るという特性があるが、この映画では、怨念を持つ人形が人間の生気を吸うと、次第に人間のように血が通い肉体化していくというテーマで恐怖を描いている。自分の記憶では、ここまできっちりしたのは、なかったかなと思う。

活字で読めば、そこの変化は結構な恐怖があると思うが、これを映像化したときに、人形が直接襲ってくる(CG+実写)という表現の恐怖映像の出来が非常に弱い。

まず、実際の人形を使う点では、結局人形じゃん(動かされてる)という部分を超えられないし、CGで描くと、恐怖というよりどこかモンスター的な方向(動きが機械的でそこかターミネーターっぽい?)にいってしまって、日本人が思う生々しい恐怖(貞子)とは違った感じになってしまっている。かと言って、生身の人間が演技してる、半人形状態は、それはそれで、人間入ってるのバレバレで、どうしようもない。

ここの基盤(見せ場)がどうしようもないので、怨念がどうという以前に、ほとんど最後は、モンスター(人形)退治のような話で終わっている。また全体を通して心理的恐怖がほとんどない(感じない)というのも、ダメな部分だろう。

なぜ土砂崩れに巻き込まれて死んだ女性の人形を作ったら(たしか)、人間を襲って殺すほどの過度の怨念を持ってるのか動機が弱い。怨念化するほど、人間関係でひどい仕打ちや状況にいたような感じでもないし。???

ちなみに、シーンとして気になったところで、人形に生気を吸われて殺される足立梨花がその最中に小さい声でしゃべりながら友人(島崎)に対して謝るシーンがあるが、生気を吸われながら同時にしゃべるって、どれほど暇(余裕)なんだよって思ってしまう。その間に逃げればいいじゃん。どことなく死にキャラに対する予定調和な展開があるので、見てて急に冷めます。あ、この人死ぬのね、と。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:ホラー的(演出)にこけたAKBメンバー主演中田秀夫監督ホラー第2弾。島崎遥香目当て以外でなければ、特に見る必要はないかなと思います。意識的にそうなってるのか、たまたまそうなのかわからないが、AKBの島崎遥香本人の状況と多少シンクロしたような内容(役柄:女優)です。タイトルは劇場霊ですが、別に劇場に取り付いてる霊ではなく、人形に取り付いてる霊がたまたま劇場に来たので、正しくは、人形霊ではないかと思います。まー何も知らない人にとっては、劇場にいた霊とも思えなくないですが。)


ちょうだい ちょうだいって

あげないんだから


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映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)

2016.06.10 Friday 邦画 ホラー

■映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)


■監督:園子温
■出演者:トリンドル玲奈 篠田麻里子 真野恵里菜 斎藤工 桜井ユキ 高橋メアリージュン 磯山さやか

WOWOWで放送していた映画「リアル鬼ごっこ」を鑑賞。

【映画「リアル鬼ごっこ」のあらすじ】

女子校の高校生ミツコは級友たちと2台のバスに分乗して修学旅行へ。バスが山奥に差し掛かった時、突風が吹いて惨劇が起きてしまう。生き残ったミツコがバスを後にして逃げ出すと、彼女はある女子校にたどり着く。そこにいた生徒たちはミツコのことを知っていて彼女に親しく接するが、ミツコは彼女たちのことを知らない。やがてミツコは新たな惨劇に巻き込まれるが、それからケイコやいずみといった別の女性だと思い込まれて……。

WOWOWから引用

【映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)】


園子温監督が人気小説「リアル鬼ごっこ」のタイトルにインスパイアされて書いた脚本を映画化したファンタジーホラー。

過去の「リアル鬼ごっこ」シリーズ(佐藤を捕まえるヤツ)の同名作品は見たことがあったので、そういったリメイク映画かなと思ってみてみた。

ただ、見てみると、いわゆる、鬼がいて、一般人が街中で逃げ回るという過去の映画とは全く違うタイプの作品だった。

っというか、この映画で、「リアル鬼ごっこ」って言うタイトルは、もう紛らわしい。

特にかっちりとした原作が過去にあるわけで、園子温監督がその原作にインスパイアされたのは勝手で、それでこの映画もタイトルを「リアル鬼ごっこ」にしてってのはどうか。

まず根本となる鬼の存在が、かまいたちとか、人間だったり、決まってなくて抽象的過ぎる。

追いかけられるという部分では鬼ごっこではあるが、でも追いかけてくるのは、鬼ではないのでなんともいえない。もともと鬼ごっこって本当の鬼は襲ってこないけど。

そして肝心のストーリーも、あるのかないのか、ほとんどアクションばかり。

ただ、ひたすら”シュール”というテーマで貫いていて、型に嵌らない裏切りの連続展開。疾走感はあるが感情移入は全くできない。

見てるほうは、序盤から中盤あたりまで(主人公が三人で切り替わる)、なんだこれ?の連続。全然話が見えない。※そこが狙いなんだと思うが

で、そのまま、最後の大オチまで。

彼女たちは、すでに本人は過去に死んでる遺伝子(クローン)で作られた3Dゲームの主人公だったということがわかる。

最終的には、絶対やらないような意外な行動を取ることで決められた運命から逸脱できるという伏線を回収するように、全員自殺を選択し、全員死亡となるバッドエンド。

この話、実は、キャラクターが人間というオチを除けば、ただアクションゲームをしていたら、そのプレイキャラクターが、自分の操作ミスでもなく、勝手に死んだ(穴に落っこちたりして)という話です。ゲームをしてる側の話。

ときおりゲームしてたらそういう、キャラクターが勝手に死ぬことってあるけど、それをあえて映画にしないでしょうね。

そして、そのキャラが勝手に死んだことには、実は意味があった。(運命を切り開く、ゲームプレイヤーに対する、抵抗があったのでは)と解釈する。※彼女らがゲームになってる画面は、3人を切り替えて使えるという部分で、たぶんPSのゲーム戦国無双が元になっている?。


なんか変な映画。

そういった意味では、まさしく鬼才ですね、園子温。

ただ、映画としては、そんなに面白くないですけど。

シュールで笑いを取りにいってるけど、力技の多さにややスベってる感じあります。

一番気に入ったのは、走ってる女をとび蹴り(ドロップキック?)していくのは、好きですね。あれは面白い。女の子に後ろからとび蹴りって、絶対やっちゃいけないですからね。危ない。でも蹴られて倒れていく姿は面白い。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:リアル鬼ごっこというより、ドローンパンチラバトルロワイヤルメッセージ入りCM(広告)風映画。トリンドル玲奈しかり、篠田麻里子しかり、普通では見れない結構セクシーなシーン(パンチラやブラ姿、谷間とか)が豊富にあります。ファンにはおすすめ。あと、斉藤工のブリーフ姿とか。これはあんまり見たくないですね。あんなに見たくないブリーフ姿はない。イケメンのイメージ崩れます。)



シュールに負けんな

人生はいつだって

シュールなんだ

シュールに耐えれらなくなったら

負けだ


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映画「呪怨−ザ・ファイナル−」の感想(ネタバレ)

2016.05.30 Monday 邦画 ホラー

■映画「呪怨−ザ・ファイナル−」の感想(ネタバレ)



■監督:落合正幸
■出演者:平愛梨 小林颯 最所美咲 おのののか 桐山漣 柳ゆり菜 佐々木希

WOWOWで放送していた映画「呪怨−ザ・ファイナル−」を鑑賞。

【映画「呪怨−ザ・ファイナル−」のあらすじ】

ホテルの従業員として働く麻衣のもとに、小学校教師の妹・結衣が失踪したとの知らせが届く。結衣から念願の学級担任になったと聞いて間もないだけに、麻衣は妹が仕事を放棄したとは信じられない。そんな矢先、彼女の夢の中に結衣が奇妙な白塗りの少年とともに現われ「俊雄」と言い残す。自宅に届けられた結衣の荷物を調べていた麻衣は、やがて結衣が失踪前に佐伯俊雄という不登校の生徒の家を訪ねていたことを知り……。

WOWOWから引用

【映画「呪怨−ザ・ファイナル−」の感想(ネタバレ)】


「リング」に続いて、2003年に発表されたジャパニーズ人気ホラー「呪怨」シリーズの完結編。

ちょうど1年位前に見た佐々木希主演の「呪怨 終わりの始まり」に続いて、いよいよ完結編がWOWOW初放送してたので見てみた。

ただ、これでシリーズ最終回(ファイナル)というわりに、特に思い切った内容の変化は感じられずほとんど通常通り。いつもの白いブリーフを穿いた白い少年と床を這って追いかけてくる髪の長い女、この二つが主な脅かしのポイントになっているのは変わらない。

シリーズを見ているとそろそろやることが定番化しているため、もうその脅かし方はいいです!と思えてくる。っというかファイナルになり、製作者のネタ切れ感も感じる。怖がらすという意味では、前回の「呪怨 終わりの始まり」の方がいろいろ攻めていたし、心象に残る。

ちなみに映画「リング」では、テレビから女が飛び出てきた衝撃の脅かし方があったが、このファイナルでは、玄関のドアポストの僅かな隙間から人が入ってくるという、上記のリングの影響をもろに感じる方法(テレビがドアに変わっただけ)もあって、いよいよやばいなと思う。それ以外にも、脅かしがスベってる(大して怖くない)ものも結構ある。ファミレスで女子高生が湯気が出て死ぬというのは、ないな。

また、物語に関してもまだまだ続く(繰り返す)というホラーの定番のラストになっており、ほとんど何も解決していないように思う(一応、あの家そのものが原因ではないらしい?、っというか物語は全然頭に入ってきてないけど)。ファイナルと言ってはいるが、そのうちスピンオフみたいな感じで名前を変えて、再開するんじゃないかと思う。

ちなみに唯一、出演者だけは、おのののかを始め、柳ゆり菜など、人気が出だしている、若手女性アイドルを起用したりしていて(前回のトリンドル玲奈や佐々木希に続いて)、新鮮さがある。またユーチューブでお馴染みのHIKAKIN(ヒカキン)もちょい役で出ている。びびってる演技はユーチューブの時と大して変わらず。

ただ、柳ゆり菜に関しては、青空の下での水着グラビアの印象しかなかったせいで、普通にこの映画で女子高生の役柄を与えられて制服を着て出演してるが、服を着たせいなのか(じめっとした暗い映画だからか)、ほとんどいつもの(グラビアの時の)良さが出ていない。服を着ただけで、急に地味な感じになって、オーラが消えたように思う。

あと、それと関係ないが、暗い映像が結構多いが、液晶テレビ(42z1)では、ほとんど暗がりで、何が起きてるのかわからない点もマイナスですね。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:いろんな意味でファイナルというタイトルで良かった「呪怨」ホラー。そろそろホラー映画も視聴者を脅かすためにのみ作っているホラー演出(例えば、物語の登場人物の視界にだけ入ってなくて、視聴者にだけはその危機が近づいていることがわかる演出(黒いモヤモヤ)や(主人公見てないところで起きてる現象って誰目線だよ)、また、死んだように見えるが、近づいて、声を掛けると急にビクっと起き上がって首を絞めてくる等)は、よく考えると、なんでだよって思う。完全に霊や呪い側が、人を脅かすための遊びを仕掛けている。そういうのではなくて結果的に怖くなってるのはいいけど、完全に人を脅かすだけの遊びになってる演出は、いいかげん見てて冷めます。前提として、霊や呪う側に少しの余裕があってはいけないでしょう。襲ってくることに一生懸命だから怖いので合って、廊下曲がったところで待ち構えてるとか、エレベータ開けたら、さっきまでいなかったのに、もう一度開けたら急にいるとかもなんか違う。今いるのはわかったけど、じゃあさっきなんでいなかったんだよって思う。今いたのとさっきはいなかった、その因果関係は、何?。基本、呪いって過去に何か悪いことがあったことで、現在に影響してるわけなんで、少なからず呪う意味(原因)がある。それが、脅かすこと(呪うこと)に遊びがみられる。原因と結果の間に、少し遊びがある…しかも意図的に。どうしても気になっちゃう。そういう遊びが見えた時点で、スタッフと出演者のメイキング映像が頭の中に見えてしまう。)


止められない

また繰り返す


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映画「青鬼」の感想(ネタバレ)

2015.08.05 Wednesday 邦画 ホラー

■映画「青鬼」の感想(ネタバレ)



■監督:小林大介
■出演者:入山杏奈 須賀健太 陳内将 聖也 古畑星夏 尾関陸

WOWOWで放送していた映画「青鬼」を鑑賞。

【映画「青鬼」のあらすじ】

転校先の学校になじめず、孤独な毎日を過ごしていたシュン。だが同級生の杏奈だけはそんな彼を気に掛けていた。そんなある日、2人は学校の仲間たちに連れられ、化け物が出るという噂の不気味な洋館“ジェイルハウス”に足を踏み入れることになる。だが、なぜか館に入ったとたん扉が固く閉ざされてしまい、シュンと杏奈、そして仲間たちは閉じ込められてしまったことを知る。やがて恐怖に駆られる彼らの後ろに青い影が……。

WOWOWから引用

【映画「青鬼」の感想(ネタバレ)】 

AKB48の入山杏奈がヒロイン役で映画初主演したフリーゲームが原作のホラー。

AKBメンバーが出演してる+収録時間70分という短さから選らんでみた。

内容は、フリーゲームが原作だという事前情報も全く知らずに見始めたが、シックスセンス+青鬼からアイテムを見つけながらただ逃げるロープレ的な脱出ゲームが合わさったような話で、内容は大分薄かった。っというかほとんどない。

脅かしのジェットコースタームービーと言えば、聞こえはいいが、肝心のホラー要素についても、青鬼というキャラクターがCGで描かれているが、非現実的で特に青鬼自体の説明もなく(化け物)、ただ闇雲に襲ってくるだけで、大して怖くない。残忍性というか、襲われた際のグロ感はある。

ただ、襲われた次のシーンでただの血と肉片になってしまう友達の変わり果て過ぎた姿はある種、スプラッターコントの域でもある。そんな状態の友人に対して、普通にコメントしてるが、実際のところ、そんな状況になったらコメントできるのかどうか。リアリティがない。

また呪怨みたいな、心理的な恐怖演出や話の流れもないので、その辺の怖さも無い。また登場人物(初主演の入山杏奈含め)の演技も危機感を感じるかといえば、微妙です。

最後は、夢オチみたいな展開(ゲームの中の出来事だった?)で、どこまでが現実だったのか、よくわからない。

とりあえず、映画を見終わった後に「青鬼」のフリーゲームの実況プレイで内容を確認したが、ゲームと映画の関連性は、かなり高く、映画を見る前にフリーゲーム版をプレイしておく必要がある。っというか、そっちを知らないと世界観含めよくわからない。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:AKBメンバーと原作フリーゲームファンのためのようなホラー作品。どちらも興味がないならあまりおすすめでないのはたしかです。映画に興味があるなら、まずは青鬼のフリーゲームをプレイする(もしくは誰かの実況プレイを見る)のをおすすめします。)



立ち向かっていく強さだっけ

変則プログラム


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映画「呪怨−終わりの始まり−」の感想(ネタバレ)

2015.05.30 Saturday 邦画 ホラー

■映画「呪怨−終わりの始まり−」の感想(ネタバレ)



■監督:落合正幸
■出演者:佐々木希 青柳翔 トリンドル玲奈 金澤美穂 黒島結菜 最所美咲

WOWOWで放送していた映画「呪怨−終わりの始まり−」を鑑賞。

【映画「呪怨−終わりの始まり−」のあらすじ】

小学校教師の結衣は、年度途中で突然3年生の学級担任を任されることになった。前任者がどうしたのか口を濁す学校側の態度に疑問を抱きながらも、結衣は初の担任に意欲を燃やす。そんな矢先、彼女はクラスに佐伯俊雄という不登校児童がいることを知り、あるとき彼の自宅を訪問する。だがその日以来、なぜか彼女の身に不可解な現象が起こり始める。その家は、足を踏み入れた者すべてが奇怪な死を遂げるという呪われた家だったのだ。

WOWOWから引用

【映画「呪怨−終わりの始まり−」の感想(ネタバレ)】 


佐々木希を主演に迎えた呪怨シリーズの11年ぶりの続編。

佐々木希が出ていたので選んでみた。

久々にパラノーマルアクティビティ系でない(モキュメンタリーでない)純粋な脅かし系?(リング(貞子)の流れから来るような)の邦画ホラー映画を見たが、やっぱり日本のホラーは怖いという部分を再確認したとともに、行き過ぎて面白い(笑える)という部分も同時に多数発見してしまった。

あー怖い…と思いながら、ときおり大爆笑していた。

これは見る人のホラー感覚(どこからが怖いと判断するか)と科学的な情報知識の理解(科学的にありえないだろ、そんなバカな)によるところがあると思うが、この呪怨は、あきらかにその線引きが、ゆるゆるのような気がしている。

たぶん、呪怨シリーズ中でも怖がらせる方法のやり過ぎ度は、かなり高いものと思う。

特に音を使ってかなり緊張感を高めているせいもあって、違った意味で緊張が緩むと、怖いと感じずになんか面白いという方向にベクトルが向いてしまう。

あと、今まであまり気にしてなかったが、ホラー映画はある種のそういうホラー教という宗教なんだな、と見ながら思うようになった。

この映画もそうだが、たいていのホラー映画は、主人公が、不可思議な世界に立ち入るところからスタートするが、主人公が最初の段階で何かおかしいと感じて、周りの人たちに、その事を言おうとするのだが、なぜか周りにいる人にはちゃんと聞いてもらえなかったり、または、すでにその不思議な世界観を信じ込みすぎていて、それを隠そうとしたり、また違う角度の話を聞くゆとりが全然なく、逆によりその世界観を強めるような、話をはじめてきたりする。それはもれなく(笑)

ま〜脚本があえて、話が脱線しないように行き道を整えてるのだが、その微妙な分岐点に差し掛かったときの周囲の人の対応は、よく考えると不自然過ぎて面白い。真面目すぎだったり、深刻すぎだったり。考えが異様に堅い。

主人公(佐々木希)が全然話を聞いてもらえないし、させてもらえないのだ。

「どんな風に変でした?」って聞く側は、掘り下げて欲しいよね。その質問が出た時点で、もう状況がおかしすぎて、詳しく説明しはじめたらもう笑いしかないですけど。

ほかにも、細かい部分をあげたらキリがないが、ラストで彼氏が首が後ろに折れたまま取りつかれたようにリビングで動いてるシーンがあるが、あれも、その前(夢段階)の時に佐々木希は、殺された彼氏に一度出会ってるわけで、あの状態のままリビングにいるってことは、その後警察に行かずに、家において置いたのかよという疑問が一瞬でも過ぎると、主人公の性格すらも、疑問が沸いてしまう。よく生活してたなと。

実際はあれは夢の話なので、直接関連はないが、流れ上そう思ってしまう。むしろ最後の部分で夢オチ(記憶が途切れる)を使うなら、あそこのやり方(怖がらせ方)もほんとは変えたほうがいいように思う。夢オチ部分がないなら、それまで彼氏は普通に生きていたわけで、突然あそこでは、急に殺された上に霊にとりつかれて、さらにリビングを徘徊してるって、急なこと起こりすぎだろ。

彼氏側の視点だと、あれは一体どういう状態なんだ。まるで状況が飲み込めない。

いろいろツッコミ始めると、キリがないが、とにかく面白い(笑える)のはたしかです。

あと、そろそろ全身白塗りの子供が怖いという発想は、やめませんか(笑)


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:旬は過ぎてしまったが、佐々木希の良さを再確認できるコメディホラー映画です。トリンドル玲奈も出演してるが、学園モノのホラー映画にハーフの人が出てるとそれだけで、出演部分の世界観が独特で面白いです。怖さが散っちゃうね。あと、中盤で家の中を足を引きずられて、いろいろかき回されるシーンも、ときおり家具とかに腰を強打していて面白いです。そして、怖いシーンとして使われる、冷蔵庫の中に吸い込まれたり、机から人が出てきたり、布団に吸い込まれたりするのは、もう何次元の話なんでしょうか、この映画。)



トシオ君のお母さん

なんだか様子が変なんです


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この部屋カギは付いてないの

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あおい、お風呂入ってらっしゃい

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映画「クロユリ団地」の感想(ネタバレ)

2014.05.05 Monday 邦画 ホラー

■映画「クロユリ団地」の感想(ネタバレ)




■監督:中田秀夫
■出演者:前田敦子 成宮寛貴 勝村政信 西田尚美 佐藤瑠生亮 並樹史朗 筒井真理子

WOWOWで放送していた映画「クロユリ団地」を鑑賞。

【映画「クロユリ団地」のあらすじ】

介護士を目指す明日香は、家族とともにクロユリ団地という古びた団地に引っ越してきた。ほどなく、彼女は団地にまつわる幽霊の噂を耳にする。そんな矢先、彼女は引っ越しのあいさつに行ったとき不在だった隣室を再度訪ね、鍵が開いたままだった部屋の中で独居の老人が亡くなっている姿を発見する。それがきっかけなのか、たびたび怪現象に襲われるようになった彼女は、老人の遺品整理に来た青年・忍に悩みを相談するのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「クロユリ団地」の感想(ネタバレ)】


「リング」シリーズの中田秀夫監督が元AKB48の前田敦子を主演に迎えたホラー。

前田敦子の演技がすごいと話題になっていた「クロユリ団地」がWOWOWで初放送したので見てみた。

まず率直な感想だが、話題になっていた前田敦子の演技はかなり入り込んでいて、鬼気迫るものはあるが、物語の設定、演出など突っ込みどころ満載で、電気を消して真っ暗闇で見ていたのにも関わらず、ホラー演出はそれほど怖くはない。

これなら呪怨やリングの方が怖かった。

そもそも隣の老人の怪現象は雰囲気出てて良かったけど、実は事故で亡くなっていたという子供に怖さの根源がバトンタッチしてからは、大した怖さはない。だって子供だから。

特殊メイクの出来なのか知らないが、洋画のホラーのチャッキーみたいな感じに見えるときがあって興ざめです(笑) 途中、成宮君に襲い掛かってくるときの、子供のサイズもなんかおかしいし。

あと、あとあと両親や弟が実は死んでいたという設定が、明らかになるが(よくあるパターン)、そんなこと言い出すと、もうなんでもありじゃないかなと思う。

実はもうあの人は死んでいたの…パターンなら、聞き込みに来ていた、禿げてる刑事が死んでいた方がよっほど怖い。※あの人はクロユリ団地の霊現象を追っていて、自分が死んだ後もまだ追ってるの。

ちなみに近所の子供は幽霊で、実の家族は幻想?でと主人公の世界観には、やたら怪現象や妄想が盛りまくっていて、話がごちゃごちゃしている。精神的トラウマで推したいのか、霊現象でいきたいのかはっきりして欲しい。

じゃないと、ただただややこしい。

せめて部屋に帰ってきた時に、家族が誰もいないシーンで急に正気を取り戻すより、家族は生きてる設定で、主人公を残して家族が全員旅行に行ってた方が怖い。置手紙で旅行に行ってきますって。

なんでこんなときに限ってみんな旅行に行ってるの〜(笑)



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(前田敦子ファンには良いが、ホラー作品としては、ツッコミどころ満載で平均点以下の駄作ですね。とりあえずもっと違う展開を予想していたが、すごいこじんまりした映画だなという感想です。思ったより話が広がっていない。最後の成宮君は結局どうなったのかな。行方不明?、なんか放置されてるけど。)



幽霊は場所に付くんじゃなくて

人の心に付くの


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映画「ラビット・ホラー」の感想(ネタバレ)

2013.01.18 Friday 邦画 ホラー

■映画「ラビット・ホラー」の感想(ネタバレ)




■監督:清水崇
■出演者:満島ひかり 澁谷武尊 香川照之 大森南朋 緒川たまき

WOWOWで放送していた映画「ラビット・ホラー」を鑑賞。

【映画「ラビット・ホラー」のあらすじ】

10年前に起きた継母の死がトラウマとなり、口がきけなくなってしまったキリコ。小学校の図書館で司書として働く彼女は、あるとき、10歳になる弟の大悟が学校のウサギを叩き殺すところを目撃してしまう。心配する彼女は絵本作家の父・公平に相談するが、彼は逃げるように何も語ろうとしない。その夜、大悟は着ぐるみのウサギに招かれるように不思議な遊園地へ消え、その後を追ったキリコも奇妙で奇怪な世界へと足を踏み入れる。

※WOWOWから引用

【映画「ラビット・ホラー」の感想(ネタバレ)】


呪怨」の清水崇監督が満島ひかりを主演に迎えたファンタジーホラー。

物語は、弟が学校で飼っているウサギを安楽死させたことが原因で、弟はあるときから夜な夜なウザギの着ぐるみを着たものに追いかけられるようになり、次第に姉も不思議な遊園地へと連れられ…という話。

呪恐の監督の新作ということでホラー(怖さ)を期待してチェック。

ジャンル的にはファンタジーホラーのようだが、ホラーにファンタジーがある時点で実のところあまり怖さがない。

そして、この映画のポイントになっているウサギ(ラビット)だが、ウサギの着ぐるみが襲ってきたり追っかけてくる演出が、子供ならそれなりに怖くて楽しめると思うが、さすがに大人にはキツイ。※中に絶対ひと入ってるもん。もう人です。

結構な怖さを期待して見始めただけあって、あまりにも世界観に入り込めない演出に開始40分ほどで挫折。久々の早送り(2倍速)視聴となった。

ストーリー的には、満島ひかり演じる女性には継ぎ母が死と引き換えに残した男の子(弟)がいるが、その弟が、ウサギの呪いに悩まされていたのを知り、彼女もまた弟を助けるためにその呪いの世界に入り込んでしまう。

しかし、実際は助けようとしていた弟は生まれてなく(現実に存在せず)、彼女がショックから作り出していた幻想の一部だったということがわかる。これで終わりかと思いきや、彼女はそのことを知ると、幻想の男の子を殺そうとするが、誤って階段から落ちて彼女は死んでしまう。

しかしラストシーンでは、父親とともにいないはずの弟が仲良く一緒にいて…。

どんでん返しが二回もあってもうよくわからない。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(満島(まんじま)なのか満島(みちじま)なのか、満島(みつしま)なのかすらよくわからないホラー映画。主演を演じている女優:満島ひかりの姓の読み仮名を自分はしばらく、ずっと”まんじま”だと読んでいたが、どうや正解は、”みつしま”だったらしい。ま〜どうでもいい話だけど、それと同じくらいこの映画のストーリーもよくわからずどうでもいい。裏切りの裏切りで感情移入は一体誰にしたら良いのという感じだ。最後は急に突き放されて終了。結局のところ実際にある?アトラクション(遊園地)の宣伝も兼ねた映画だったようだ。最後の廃病院は、映画「戦慄迷宮」でも出てきたような。)


大吾って男の子は

いないんだよ


-父


人の心には

過去も現在も未来も

ないんです


-医者


満島ひかり/ラビット・ホラー


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映画「ドッペルゲンガー」の感想(ネタバレ)

2012.04.30 Monday 邦画 ホラー

■映画「ドッペルゲンガー」の感想(ネタバレ)




■監督:黒沢清
■出演者:役所広司 永作博美 ユースケ・サンタマリア 柄本明 ダンカン 戸田昌宏

WOWOWで放送していた映画「ドッペルゲンガー」を鑑賞。

【映画「ドッペルゲンガー」のあらすじ】

医療機器メーカーの研究者として、目下、人工人体の開発に取り組んでいる早崎道夫。けれども、最近の彼はスランプに陥ってなかなかその計画がうまく捗らず、ストレスを募らせていた。そんなある日、早崎の前に、自らの分身たるドッペルゲンガーが出現。外見は早崎と瓜二つだが、性格は、内気で真面目な彼とまるで正反対のその分身は、早崎を巧みにそそのかして計画の促進に協力する一方、次第に勝手な暴走を始めて…。

※WOWOWから引用

【映画「ドッペルゲンガー」の感想(ネタバレ)】


LOFT ロフト」「回路」の黒沢清監督が役所広司を主演に迎えたホラーコメディ。

物語は、スランプに陥った研究者が自分と瓜二つの外見と相反する性格を持つドッペルゲンガーが現れたことで、人生観が狂っていく様を描いた話。

ドッペルゲンガー”という都市伝説のようなテーマを扱った作品で、潜在的なホラー要素は持っているが、”ドッペルゲンガー”=”怖い”と思うのは、ドッペルゲンガーが初登場した開始30分位までで、その後は、ドッペルゲンガーが普通に主人公の家に居座りだしたことで、恐怖感は徐々に薄れていく。

はじめのドッペルゲンガーの登場シーンは、前回見た「回路」のような不気味な怖さがあったが、それも最初だけで、本人よりも明るい性格のドッペルゲンガーと本人のやりとりを見ていると、ホラーというより単純にシュールなコメディだ。

そして、終盤は、ノーベル賞モノの人口人体の研究が完成したことで仲間内によるロボット(権利)の争奪戦を繰り広げるという、映画の入り口と出口が全く異なる、予想外な作品になっている。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(この映画は、”ドッペルゲンガー”というテーマを使った異色コメディ。最後は好き邦題散らかしていて、ロードムービーの最後みたいな変わったオチになっている。主演は役所広司だが、自由奔放なドッペルゲンガーと神経質な本人の二人を演じ分けているが、演技は上手い。軽く狂気じみた演技をするが、その感じが韓国俳優のチェミンシクに見える。ちなみに逆も同じ。二人のバサバサの髪の毛の質感が似ている。)


います…家に今でも

小説書いてます

-永井


全部オレの責任に

なるんだからな〜


-早崎


役所広司/ドッペルゲンガー


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映画「回路」の感想(ネタバレ)

2012.03.05 Monday 邦画 ホラー

■映画「回路」の感想(ネタバレ)




■監督:黒沢清
■出演者:加藤晴彦 麻生久美子 小雪 有坂来瞳 松尾政寿 武田真治 哀川翔 役所広司

WOWOWで放送していた映画「回路」を鑑賞。

【映画「回路」のあらすじ】

園芸店で働くミチは、無断欠勤した同僚の男性の家を訪ねるが、部屋にいた男性は一見普段と変わりないように見えながら、ミチが目を離した一瞬の隙に首を吊って自殺してしまう。やがて彼女の周囲の人間は次々と姿を消していき……。一方、大学生の亮介はインターネットを見ているうち、奇妙なサイトにたどり着く。不気味な物を感じた彼はあわてて接続を切り、情報処理センターで知り合った女子学生の春江に相談を持ちかけるが……。

※WOWOWから引用

【映画「回路」の感想(ネタバレ)】


カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した「LOFT ロフト」の黒沢清監督のホラー作品。

物語は、職場仲間や友人、家族が伝染のように謎の死を遂げていく異常な状況の中で唯一生き残っていた女性の話。

前回の「ロフト」に続き、黒沢清作品の二作目にあたるが、こちらの方がホラーとして、ビジュアル、心理的に怖い。特にラストの黒い霊がカメラに近寄ってくるシーンはなかなかの怖さだ。部屋を真っ暗で見よう。影がテレビから出てきそうな、そこにいるかのような感覚がある。

ちなみに、霊(死者)も物質で、普通なら別の世界(霊界)にいるが、その霊界の箱も限界があり、制限を超えると、こちらの生きた世界に霊が飛び出てくるというのが、この”回路”の大まかな話になる。

フィクションであるが、理論的にも説明があり、意外と良く出てきている脚本だと思う。人が自殺した(死ぬ)と、その場所に黒い染みが残り、霊はそこに閉じ込められてしまったように、その場所にずっと残っているという設定だ。

死んだら””ではなく、死は”永遠の孤独”というのがテーマにあり、想像すると心理的にも結構怖い。この映画を見ると余計死にたくないと感じる。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(この作品は、カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞という賞を取っただけあって、見た後にいろいろと考えさせられる良く出来たホラー映画。個人的に前回見た「ロフト」よりも全然良い。ラストでは、異常事態により飛行機の墜落シーンまであり、ニコラスケイジ主演の映画「ノウイング」の1シーンを髣髴し結構ビックリ。ある町のひとつの出来事レベルではなく、世界規模の話に広がる絶望感は海外ドラマ「LOST」の雰囲気も感じる。テンポが遅いのでやや退屈に感じるときもあるが、ホラー、ストーリー含め内容は良く出来ている。)


人を助けようとして

良かれと思って掛けた言葉が

結局いつもより深く相手を

傷つけることになるよね

そのことで自分もまた傷つくし

コミュニケーションって

そういうものじゃない

どうしたらいい

私ならたぶん何もしないな


-園芸店の社長


本当は繋がっていないよ

人間なんて

コンピューターの点と同じ

一人ひとりバラバラに生きてる

そんな感じするな


-春江



死んでもずっと一人だったら

どうする?


-春江


結局人間も幽霊も同じ

生きてようが死んでようが


-春江


永遠に生きたいの?

それって楽しい?


-春江



長い

死は永遠の

孤独だった

-幽霊


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映画「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」の感想(ネタバレ)

2012.02.03 Friday 邦画 ホラー

■映画「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」の感想(ネタバレ)




■監督:長江俊和
■出演者:中村蒼 青山倫子 吉谷彩子 鯨井康介 守永真彩 山田登是 津村和幸

WOWOWで放送していた映画「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」を鑑賞。

【映画「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」のあらすじ】

東京。閑静な住宅街に暮らす山野家に、旅先のアメリカから長女の春花が帰国してくる。彼女は現地で事故に遭い、しばらく車いす生活を余儀なくされることになったのだ。やがて父親が長期出張に旅立ち、姉の世話は大学浪人中の弟・幸一に任されることになった。そんなある朝、春花はベッド脇にあるはずの車いすが窓際に移動していることに気づく。姉に疑われた幸一は、潔白を証明しようと夜通しビデオカメラを回すのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」の感想(ネタバレ)】


1万5000ドルという超低予算で製作しながらも1億ドルを超える大ヒットを記録した大ヒットホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」の日本版続編にあたるホラー映画。

物語は、アメリカ旅行中に事故に遭い両足骨折して帰国した女性に降りかかる不可思議な現象を追った話。

前作「パラノーマルアクティビティ」で夫を殺害後、行方不明になっていたケイティと偶然旅行先で事故を起こしたという女性が、ケイティの怨念を受け継いでしまい、あの悪夢が日本でも引き起こされるという、ストーリー的には前作の内容を引き継ぐ形だが、ホラーの部分では、呪怨やリングを感じさせるジャパニーズホラー要素も少し入っている。

その他は手法含め、単純に舞台が日本に置き換わっているだけだが、日本語、日本家屋と親しみのあるものに変わっていることで、前作よりも日本人ならではの身近に感じる恐怖は倍増している。

ちなみに、アメリカ版ではそれほど気にならなかったが、日本版では寝てるところをカメラで撮影することに対し、姉が結構な拒否感があり、それが原因で姉弟がケンカしたりと、ホラー以外のところの会話が若干面白い。

それと、なんとなくだが、手持ちカメラでプライベートを撮影しているためか、ホラー映画というよりも素人撮りのアダルトビデオの印象もあり(※原因は姉が艶っぽい)、撮影の方向が違えば、エロに傾きそうな勢いもある。

その理由として、カメラを撮るな、撮らせてくれの姉弟のやりとりがちょっといやらしく感じるからだろう。姉役の青山倫子も細身で美人だし。

前作に比べると、ストーリーの進め方は怪奇現象に好奇心旺盛でやや早い。日本ならではの”お祓い”含め、恐怖がじわじわくる感じは出ている。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(ラストは、前作でもあったお決まりのビデオカメラに人間がぶっ飛んでくる脅かしがある。物音がしたり、物が動いたりといろいろなポルターガイスト現象が起こるが、結局は、人間が狂って襲い掛かってくるのが一番怖かったりする。こちらも夜中に真っ暗にしてみるとちょうど良い怖さだ。姉が狂い始めてからの動きは、どことなく髪の毛が長いせいもあり、リングの貞子を髣髴する。出演キャストの少なさの割りにエンドロールのスタッフの多さにビックリする映画。)


一回だけ!

-幸一



一回って約束したじゃん

-春花



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