映画「ゲスト」の感想(ネタバレ)

2010.10.26 Tuesday ハリウッド リメイク作品

■映画「ゲスト」の感想(ネタバレ)



■監督:チャールス・ガード&トーマス・ガード 
■出演者:エミリー・ブラウニング アリエル・ケベル デヴィッド・ストラザーン エリザベス・バンクス

WOWOWで放送していたホラー映画「ゲスト」を鑑賞。

【ホラー映画「ゲスト」のあらすじ】

長らく病に臥せっていた母親が自宅の火災によって死亡。そのショックから精神のバランスを崩して入院していた少女のアナが、ようやく社会復帰。ところが意外にも、父と姉のアレックス以外に、それまで派遣看護師として母の世話をしていたレイチェルが、父の新たな恋人の座に収まって、退院したアナを家で待ち受けていた。アナは、レイチェルへの反発心を募らせる一方で、何かを自分に訴えようとする亡霊の姿を目にするようになる。

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韓国映画「箪笥(たんす)」のハリウッド版リメイクということですが、韓国の原作を見たことがなかったので、先入観なしに楽しめた。

この映画「ゲスト」は、主人公アナの過去の精神的ショックの影響による幽霊的な恐怖に加え、レイチェルという亡くなった母親の代わりに父親が交際している女性の過去と疑惑が現実的な恐怖を生む。単純に脅かせて怖がらせるだけのホラーではない、ストーリー(サスペンス)と心理的恐怖が同時に味わえるホラー作品。

この映画にはネタバレがありますので、まだ見ていない方はご注意ください。

中盤までは、火事で亡くなった母親の死は事故ではなく、もしかしたら父の交際相手(レイチェル)に殺されたのではという疑問から、犯人探しの方向性でがっちりと進んでいく。そして、徐々に明らかになる父親の交際相手(レイチェル)の過去。

中盤までは、アナと姉のアレックスがレイチェルの事故として処理された母親の死の疑惑と解明に奮闘するが、調べていくとレイチェルの過去に逃亡中の殺人犯という証拠を掴むと、いよいよレイチェルが怪しくなる。しかし、その過去を巡ってレイチェルとの間でトラブルが起きると、姉のアレックスがレイチェルを刺し殺してしまう。

逃亡中の殺人犯レイチェルが死にこれで一件落着かと思いきや、この映画「ゲスト」には大オチが待っていた。帰ってきた父親に事の成り行きを話してと姉のアレックスに問いかけるアナだが、父親に「アレックスは、もう死んだ、いないんだ」と言われる。

その言葉にアナは現実に戻ると、隣にアレックスはいなく近くの鏡には自分の姿が映っていただけだった。そして、アナの手には血まみれのナイフが握られていた。ずっと一緒にいた姉アレックスはすべてアナの空想だった。

この場面を見て久々に背筋がザワザワする感覚があった。

あれだけ疑惑のレイチェルを追い詰めていたアナだったが、ラストで視点がアナから父親へ180度逆転する内容

当初の物語は主人公(アナ)目線で語られていたが、実は父親目線、レイチェル目線が正しく、アナがずっと頭がおかしい(間違っている)というオチだった。そういえば、はじめ精神病院から出てきたっけと納得。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(いわゆるシックスセンス的なオチだが、物語の運びが上手く、犯人探しに没頭するあまり、この逆転の発想に驚いた。久々にホラー映画を見て変なザワザワ感を味わった。)

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ハリウッド版映画「DRAGONBALL EVOLUTION」の感想(ネタバレ)

2010.05.20 Thursday ハリウッド リメイク作品

■ハリウッド版映画「DRAGONBALL EVOLUTION」の感想(ネタバレ)

 

出演:ジャスティン・チャットウィン/エミー・ロッサム/チョウ・ユンファほか
監督:ジェームズ・ウォン
脚本:ベン・ラムジー
原作:鳥山明

ハリウッドで映画公開前からネットでかなり批判にさらされていた鳥山明の原作のドラゴンボールのハリウッドでの映画化(アニメをリメイク?)したという映画「ドラゴンボールレボリュ−ション」ですが、ようやく今月(2010年5月)WOWOWで放送したので見てみました。

ストーリーは、ピッコロVS悟空の話ですね。アニメ(原作)では、亀仙人がピッコロを電子ジャーに魔封波(マフウバ)で、封じ込めようとする話(結局失敗する)でしたが、ハリウッド版は、黒人が持っていた謎の壺の中に入れるという、若干のアレンジが加えられています。さすがにアメリカで米を炊く電子ジャーは一般的ではないのか!?

その他にも、登場人物として、悟空の良き友の”クリリン”が出てきませんし、ブルマが恋心を抱くヤムチャ?らしき人も、なんか別人物として描かれている。ちなみに将来、悟空の嫁になるチチがなぜか主要キャストとして出ている。なぜ?、やっぱりハリウッドは恋愛(ラブとキス)が必要だからなのか。

このハリウッド版の映画「DRAGONBALL EVOLUTION」ですが、アニメ、漫画のドラゴンボールに親しんでいる人にとっては、かなり受け入れずらく、設定もめちゃめちゃ。完全に別物としてみた方が良さそうです。アクションシーンは結局、中国カンフーの延長になっています。なんか違う…。

なんとなく、ピッコロによる地球の滅亡(危機)という現実的リアル感を上手く表現しつつ、ドラゴンボールという摩訶不思議なワールド(世界観)も両立させるのに無理が生じたように思います。やっぱりドラゴンボールはアニメの世界観ですね。

また、アニメ→映画で大成功している、映画「トランスフォーマー」の路線を取り入れようとしている感が時折垣間見えますが、機械が主役でCG向きのトランスフォーマと違い、ドラゴンボールは生身の人間にCG処理を施すことが多いため、CG合成による違和感が常にあるのも問題かもしれません。

これなら、ファイナルファンタジーやベオウルフ的に全CGで描く路線の方が違和感は薄かったように思います。

あと、悟空が着るいつもの”亀”マークの胴着が、生身の人が着るとどうも、”コスプレ”という概念が生まれてしまってこちらも問題ですね。スパイダーマンやバッドマンはあまり思わなかったですが、ドラゴンボールは親しみ過ぎて逆にファッションとしての違和感が強い。

最後のピッコロとの真面目な決闘のシーンの前に、悟空(外人)がいちいち胴着のコスプレに着替えるというのはどこか笑えます。

いろいろと問題の多い「ドラゴンボール EVOLUTION」ですが、”ドラゴンボール”という作品を忘れてみれば、意外と笑える映画(コメディ)になっています。

「そんなバカな…」とツッコミを入れながらみると、楽しいかも。

ドラゴンボールと言えば、爆風や、蹴飛ばされた後に、人が岩や瓦礫(がれき)等にぶつかって物が壊れるシーンがお馴染みですが、この「ドラゴンボールレボリューション」もその部分を大事にしています。

個人的に、はじめの方で、じいちゃん(孫悟飯)と悟空が修行で戦うシーンで、頭からスイカに突っ込む悟空のシーンは、かなり好きです。

ス〜っと滑っていく感じがGOOD。


ドラゴンボール EVOLUTION 特別編
 ★★☆☆☆ (評価 星2つですね)




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