映画「ザ・プール」の感想(ネタバレ)

  • 2019.12.28 Saturday
  • 11:11

■映画「ザ・プール」の感想(ネタバレ)


■監督:ピング・ランプラプレング
■出演:ティラデート・ウォンプアパン ラットナモン・ラットチラタム


【映画「ザ・プール」のあらすじ】

とある映像作品で美術スタッフを務めるデイは、翌日閉鎖されるプールでの撮影を終えた後、ひとり残って水遊びを満喫する。だが、浮きマットで眠り込んだ彼が目覚めると、水が抜け始めてプールから出られなくなっていた。そんな時、デイの恋人コイがやって来るが、彼が遊んでいると思った彼女もまたプールに飛び込んでしまう。やがて水が抜けたプールの底で2人を待ち構えていたのは、動物園から逃げ出した巨大なワニの姿だった。

WOWOWから引用

【映画「ザ・プール」の感想(ネタバレ)】 

 

タイ産のシチュエーションスリラー。

 

久々にシチュエーションモノを見つけたので見てみた。

 

内容は、水が抜けた6メートルプールに増水によって動物園から逃げ出してきた一匹のワニとともに取り残されてしまった男女の話です。

 

ちなみにこの作品、最初だけちょっと見た感じで、期待のワニが一昔前のような粗いCG映像で表現されてるところからもわかるが(せめて実写だったらもう少し見れたかも)、アジア映画特有の繊細さを感じない雑なB級映画感が出まくっていたので、途中から普通に早送りしてしまいました。(※セリフが聞き取れる1.5倍速ではなく)

 

最初から最後まで一通り見ていない映画の感想を書くのはどうかとは思ったが、オチが想像を絶する内容だったので、その部分だけ少し記しておきたいと思います。むしろそこだけ書きたい。

 

この映画、というかこういうシチュエーションモノ(ジャンル)作品は、設定にある、閉じ込められてしまったプ−ルから苦難の末にどう主人公らが脱出するか?という部分が見せ場で、むしろそこのアイデアが勝負の作品といっても良いでしょう。

 

いいアイデアが浮かんで、次の映画はこのパターンでやってみようと、または面白い脚本(原作)があったので映画化してみようなど、基本的には、そういう流れで映画というものは作られてるはずです。

 

ただただ商業的に行きあたりばったりで作ってるのも稀にありますが、基本的には最初にアイデアありきで、そこに予算がついてとそういう流れで作るのが正常な映画作りだと思います。

 

例えば、この作品で言えば、肝となる脱出方法について、そこありきで、映画作りがスタートしてると言っても良いでしょう。

 

そこ一番大事ですからね。

 

脚本家のアイデアを使うにしても、とりあえずいろいろこの脱出パターンについて、人が集まって会議などで練る訳です。監督の独断というのも無くもないですが。

 

絶体絶命の主人公をどうこのプールから脱出させようかと、変化球でバッドエンディングとかにしない限りは、グッドエンディングで、生き残れるようにしなきゃいけない訳です。

 

じゃあ、どう脱出させようか?と、通常通りそこに行き着く訳ですね。

 

よし、みんな脱出アイデアを出しくれと。

 

6メートルのプール、そこから脱出するには、

 

1.人に見つけてもらい誰かに救出してもらうか、

2.自力で脱出するか。

 

この2パターンしかありません。

 

人に救出してもらうのは、普通だから、今回は、2(自力)で行こう。

 

たぶんそうなったと思います。

 

じゃあ、みんな脱出アイデアを出してくれ、自力では登れない水深6メートルの水の無いプールからどうやって、この主人公は、脱出するのか。

 

※ここからは、本編のオチを採用しています。※以下は想像でのスタッフの会話。

 

奇跡的に何か紐のようなものが、プールに垂れ下がってきて、それを掴んで、なんとか主人公はプールから脱出出来たというのはどうでしょうか。

 

よし、今回は、そのアイデアで行こう。

 

じゃあ、その紐に該当するモノを何にするかだな。

 

でもそんなに周りに何も無いプールで、都合よく、紐のようなものが垂れ下がってくるような状況なんて無いですよね。

 

言われて見ればそりゃそうだ。

 

じゃあ、この紐の案は、ダメだな。他の案にしよう。

 

いや、ちょっと待ってください!この作品犬が居ましたよね。

 

犬?

 

そうです、犬です。

 

この犬を使いましょう。

 

犬をどう使うんだ?

 

犬って、鎖に繋がれてますよね、

 

そうだな。

 

その犬の鎖を掴んで、主人公がプールから登ってくるというのは、どうでしょうか。犬がこうなってこうなって…

 

おお、それで行こう!犬の鎖か、こんな脱出方法、誰も見たこと無いぞ。ヒット間違い無し。

 

よしみんな撮影だ〜〜!

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:動物愛護団体からクレームが出てもおかしくないワニより犬の扱いが気になるタイ産のシチュエーションコメディ。むしろCGは犬に使うべきだろう、このオチのシーンは、爆笑モノの仕上がりです。鎖を引きずった大型犬が、プールの底にいる男の制止を無視して飛び込んだら、引きずっていた長い鎖が引っかかり、プールの底に着地することなく、宙釣り状態でプールの壁に叩きつけられて、そのまま犬は首吊り死。壁際で首吊り状態となっている犬の死体にしがみついて、主人公は、6メ−トルプールから脱出する。どんな脱出方法やねん。8〜90年代ならまだわかるが、この21世紀のスマホの時代によくこんな危険な映画を作ったもんだ。)

 

 

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映画「キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-」の感想(ネタバレ)

  • 2012.08.04 Saturday
  • 12:38
■映画「キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-」の感想(ネタバレ)




■監督:ブリランテ・メンドーサ
■出演者:ココ・マルティン フリオ・ディアス マリア・イザベル・ロペス

WOWOWで放送していた映画「キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-」を鑑賞。

【映画「キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-」のあらすじ】

警察学校の生徒である20歳の青年ペピン。恋人のセシルと近く結婚式を挙げる彼にとって、当面の課題は、少しでも多くの金を得ること。サイドビジネスとして麻薬の売買に関わり、小銭を稼いでいた彼は、ある晩、“うちのボスに会ってくれ”と仲間たちから誘われ、彼らの夜のドライブに付き合うことに。ところが、その途中、彼らはマニラの歓楽街でひとりの売春婦を強引に拉致すると、ペピンのすぐそばで彼女を拷問し始め…。

※WOWOWから引用

【映画「キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-」の感想(ネタバレ)】


第62回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したフランス×フィリピン合作作品。

物語は、一人の青年が一夜に遭遇した闇社会の恐怖と不安を描いた話。

WOWOWの番組情報で”マニラの闇社会の恐怖を描く”と書かれていて、気になってチェックしてみた。

序盤は、結婚を控えた恋人や彼らの親族との食事など、マニラ(フィリピン)の平凡な家庭の日常が映されている。主人公の周りでは、町に出没した飛び降り自殺をしようとする若者とそれを報道するマスコミなども描かれ、周辺のリアルタイム感(緊迫感)も強く演出されている。

前半の幸せ感のある日常と、夜中にバイトするため友人の車に乗った開始25〜30分からの空気感の変化が凄い。これ以降、絶え間なく、状況は悪化し、緊張感が増幅し続いていく。

このわかりやすい嫌な緊張感は大人になって久々に感じた緊張感だ。

学生の時に少し尖った同級性が親しくしているという先輩ヤンキー(こちらは出来上がっている)とたまたま場を共有した時と同じパターンだ。これは普通のお子さんは完全に萎縮して正解。

そしてこの映画は、それの最たるもんだ。

この作品で描かれるフィリピンを見たら、自分はフィリピンでは生きられるバイタリティが足りないことに気づいた。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(絶え間ない緊張感が逆に眠気を誘ってくる作品。軽い疲れもあり、後半はまぶたが落ちそうになるのを必死で我慢した。暗い映像とキュっと引き締まった緊張感がずっと張りっぱなしで、息つく暇がないのが原因だ。これを現実に体験したら完全にトラウマレベル。裏社会は怖いです。そして、光が差す朝が来るのをどれほど待ったことか。ただ、朝食でのあっさりとしたボスとの別れは、拍子抜けしてしまう。あれだけのことしたのに、普通に家に帰れるんだね。そして、帰ると言えるタイミングは、あそこしかないな。他で言ったら角が立っちゃうもん。っということで、終始帰りたい緊張感のある状況で”帰ると言い出す絶妙な間とタイミング”はこちらの作品で勉強できます。)



早く慣れろ

-ボス


ボス帰っていいですか?

-ペピン



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