映画「連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない」の感想(ネタバレ)

2014.06.03 Tuesday 邦画 お色気

■映画「連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない」の感想(ネタバレ)



■監督:内田春菊
■出演者:小松みゆき 内田春菊 河相我聞 田山涼成 古川悦史

WOWOWで放送していた映画「連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない」を鑑賞。

【映画「連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない」のあらすじ】

40代専業主婦の良子。ずっとセックスレスの夫は家のことは何もできず、良子にとっては妻ではなく母親役をやらされているも同然だった。そんな毎日に悩む彼女は、ある日占い師の助言でカフェでのアルバイトを始め、同僚で役者の卵でもある青年・八幡と親しくなる。ひそかに彼との恋の妄想をふくらませ、生活に潤いを取り戻していく良子。だが、妻の様子を見に来た夫が浮気を疑い、八幡の素性を調べ上げるなどの干渉を始め……。

※WOWOWから引用

【映画「連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない」の感想(ネタバレ)】  


漫画家・内田春菊が自身のコミックを本人が監督、出演して映画化したエロティックコメディ。

なんとなくタイトルの嫌らしさに惹かれて選んでみた。

WOWOWでは、深夜によくお色気系タイトルが放送しているが、こちらの作品も、そういったピンク系作品かと思いきや、その要素はあるものの基本は中年の夫婦(家庭)の悩みを真面目にときに面白おかしく描いたコメディドラマ。

原作コミックの映画化とか全く事前情報知らずに見たのだが、いい意味で裏切られた。

今年見た映画の中で、ポールトーマスアンダーソン監督の「ザ・マスター」が今のところ面白い(笑える映画)という部分では、個人的にベスト1だが、この「連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない」は、それに次ぐベスト2かなと思う。

なんというか、俳優の演技の空気感の面白さが伝わってくるという部分では、内容は異なるが、「ザ・マスター」と同種の作品だと思う。下ネタが多いという部分では、かなり似ている(笑)

ちなみに「ザ・マスター」は、一流俳優による張り詰めたハイレベル演技の中で作られた空気感の中にある面白さだが、こちらは、セリフ棒読みの下手すぎる演技(あえてそういう演出なのかもしれないが)によって出てきた空気感の面白さである。

どちらも場の空気感が面白い。

特に、主人公(良子)の姉の娘の女子高生役の演技は、セリフの棒読み感がすごい。真面目な監督なら、即効、指導もしくは、俳優、入れ替えしてもいいレベルだが、あえて使っているということは、そういう選抜、演出なのかなとも思う。全然演技に力が入っていない。

また占い師や他のキャストにも明らかに演技が出来ない人がちらほら混ざっていて、出来る人と出来ない人のギャップが激しい。どないやねんって思う。ただ、それらの演技の下手さ加減が妙にリアル(本物っぽく)に感じる時もある。

ちなみに原作者の内田春菊本人も出演しているが(あとから知ったが)、よくその外見で出演して、さらにトップレスになったなと思えるほど、ひどい体つきと顔をしている(笑) ※そこにお色気の需要はないだろうけど…。

はじめに原作者本人と知らずに見ていて、お色気作品なのに、どういうキャスト選抜なんだと思っていたが、監督本人だと知って妙に納得した。ちなみに外見は褒められないが、キャラクターの雰囲気はすごくいい味を出している。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(中年の夫婦生活や性生活の実体を描いた大人のエロティックコメディ。個人的に下手にわらかしにかかった芸人のコントを見るならこっちの方が、全然面白い雰囲気が出てると思う。とにかく中年ならではの性の実体を描いたところは、下品だけど面白い。原作者が女性ということもあり、女性目線で描いた男性像は、男としてみていてひどく切ない。結局、このドラマに出ている男で、セッ○スをちゃんと最後まで出来た男はいなかったんじゃないだろうか…。途中リタイヤばっかで。なんか悲し過ぎる…(笑) あとこの作品に登場する男はロクでもない奴ばっか。原作者の皮肉かな。)


15の時やってないのに

やってないのに…

やったことになってんのね


-美津子



風呂敷は

もともとお風呂の着替えを包んだ布のことを

そう呼んだのです


-一行豆知識男


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