映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)

2015.12.31 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)



■監督:トラヴィス・オーツ
■出演者:ミーナ・スヴァーリ ブライアン・オースティン・グリーン ジョアンヌ・ケリー フィオナ・グーベルマン ザック・ウォード ロバート・ピカード

WOWOWで放送していた映画「ロッジ LODGE」を鑑賞。

【映画「ロッジ LODGE」のあらすじ】

休暇を利用して山荘にやって来た10人の仲間たち。だが、ガス欠寸前で到着した彼らを待っていたのは、無人の建物だった。食べかけの食事など、つい先ほどまで人がいた痕跡はあるのだが、受付はもとより他の客も職員も誰ひとり姿が見えない。誰かいないかと探し回る彼らは、やがて一室で首つりをほのめかすロープを発見し、薄気味悪さを覚える。そんな中、今度は彼ら自身の仲間がひとり、またひとりと姿を消して……。

WOWOWから引用

【映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)】


「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリが出演するシチュエーションスリラー。

あらすじを見て良さげなシチュエーションスリラーものが初放送してたので見てみた。

人里離れたロッジに集まった人たちが跡形も無く次々と消えていくという、よくありががちなスリラー設定ではあるが、最近のシチュエーションスリラーとしては、一線を画すよく出来た作品で、最初から最後まで謎の解明(オチの予想)に対して、頭を使わせてくれる。

見る人によっては、最後に答えが何も用意されてなくなんだそれという話ではあるが、あえてぶれずに行き切ったオチ(理由も無くただ消えてしまう)を貫いたのは良いと思う。なぜ消えるという論理的でない不条理さが死への恐怖を増しているし。

謎解きという部分では、何も解決していないが、跡形も無く消えるということをもっと大きな視点で見ると、仏教の空の概念のような話でもある。この一瞬で消えるという設定をもっと時間を引き延ばしてみれば、人間は100年ほどで肉体は皆消えてなくなるわけで、そこになぜ消えてしまう(死ぬ)理由は用意されていない。(※今のところ)

歴史に残るような人物なら肉体は死んだ後も後世に語り継がれるが、そういう人でないなら、生きていたことすら誰も知らない。遠まわしにそういったことが言いたい作品なのかなとも思う。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ありきたりの設定を逆手に取った(あえて謎解きをしない)シチュエーションスリラーの良作。人が見てないときに見られていない人が消える設定なら、そもそも二人っきりで片方がいなくなったらもう片方もその影響ですぐいなくなるだろうというツッコミは、とりあえずなしですね。この作品のそもそもの命題は、”人(生物)が突然急に消えてしまう”こと自体にあるが、それがすでに成り立っていない(理屈が証明できない=解決していない)ので、それを補足する他のことは、実は何をやっても良いことになる。もとから話が成り立ってない話なので。命題以外への細部のツッコミは無意味です。まー結果的に最後にはみんないなくなってるので、そこに至る過程は抜きにして、”人が最終的に消えてしまう”という命題部分については、最初から最後までブレずに一貫している。ということで非論理的な論理話である。そう思うとやっぱりよく出来ているこの作品。)



どうせ俺たちは

消される

消去済みのビデオを

渡されたら

消去前の内容を気にするか

映ってたのが

実際の殺人だとしても

関係ないだろ?


-?



皆が消えればやったことも

消えるんだ

どうせ俺たちは

消される


-?



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2019.09.03 Tuesday -

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