映画「悪魔の存在を証明した男」の感想(ネタバレ)

2016.04.07 Thursday 洋画 ホラー/スリラー

■映画「悪魔の存在を証明した男」の感想(ネタバレ)



■監督:デヴィッド・イァング
■出演者:シェーン・ジョンソン エラ・アンダーソン カーラ・ピフコ ジュリー・マクニーヴン トーマス・アラナ デイル・ディッキー

WOWOWで放送していた映画「悪魔の存在を証明した男」を鑑賞。

【映画「悪魔の存在を証明した男」のあらすじ】

最愛の妻を亡くし、失意に沈むマイケル。占い師の助言通りに旅行を取りやめた彼の妻は、そのために自宅付近で事故に遭い、命を落としたのだ。無念から、占いや心霊現象全般へ怒りを向けるマイケルは、それらのインチキを暴くためドキュメンタリーを撮り始める。カメラの前で降霊実験や黒魔術を行ない、何も起きないことを証明していくマイケル。あるとき彼は、オカルト専門家の助けを借りて悪魔召喚の儀式を行なうのだが……。

WOWOWから引用

【映画「悪魔の存在を証明した男」の感想(ネタバレ)】


「エネミー・ライン」や「プライベート・ライアン」に出演していたシェーンジョンソン主演のドキュメンタリー風ホラー。

「悪魔の存在を証明した男」とものすごくハードルをあげていた邦題タイトルに釣られて選んでみた。

見る前は、通常の映画として描いているのかと思ったが、実際は、今流行のドキュメンタリー風ホラー作品だった。

「パラノ−マルアクティビティ」に始まるモキュメンタリーホラーは、散々見たので、もういいかげん見るのはやめようと思っていた矢先、さすがにこれは違うだろうと思ってたが、この作品も切り口は違った、ただのモキュメンタリー風ホラーだった。

結局、いつもの流れで、悪魔(幽霊)否定→実際に悪魔降霊を行う儀式に参加(ビデオカメラ片手に)→悪魔にとりつかれる(定点カメラ等によるいつもの一人ユ−チューバー)→結果いろいろあって本人死ぬ(バッドエンド) という話です。

最初のみ主人公が神の存在を全否定してから始まるのは、キリスト教国のアメリカ映画としては、思い切った始まりで結構期待は募ったが、結局、悪魔がいないことには、出来ないので、通常通りなんの捻りも無く、悪魔がいたという着地になった。

悪魔がいない=悪魔祓いなどをやる教会の存在の否定に繋がる。

悪魔がいないことを証明すると、神がいないことも同時に証明してしまう。

イコール、宗教(聖書)の否定=アメリカの全否定でもあるので、それはさすがに出来ない。

個人的には、悪魔がいないことを証明して欲しかったんだけど。

そもそも邦題タイトルで、「悪魔の存在を証明した男」という無責任なタイトルをつけるのは良くない。

この映画の原題は、「The Possession of Michael King」。

Possessionとは、所有、占有という意味らしい。直訳だと、”マイケルキング(主人公名)の占有について”が実際の意味だろうと思う。意味するところは、彼(の肉体)は誰の物か、とかそんなとこだろう。

映画の中では、結果的には、彼の肉体は悪魔に占有されてしまったということで、そこから=悪魔の存在を証明した男 に繋げたと思うが、そこまでタイトルで大風呂敷を広げてしまっていいのか、はなはだ疑問です。

そもそも、映画の中では、後から足したような映像や音声の加工等の演出は満載なわけで、科学的には、全く何も証明していないので(ドキュメンタリー風であって、ドキュメンタリーでは全くないし、証明する気もない(一人演技)、せめて完全ドキュメンタリーとして撮っていて、そういう現象を押えられていたら、同タイトルにしても良いかなというレベルです。

ナイフで自分の体を刻むシーンがあるが、ナイフの裏側に仕込んだと思われるホースから血がピュ〜と飛び出てるのが丸見えですし。なんで切ったところから血が出ず、あとから血が体に付着するんだと。ホットドッグに後からケチャップ付けてるときと、さほど変わらない。それは別にいいか。とにかくいろいろ雑です。

このレベルで証明したって言えるんなら、ほとんどの悪魔を題材にした映画は、悪魔の存在を証明した○○というタイトルで問題ない気がする。

エクソシストなら、悪魔の存在を証明した神父でいいんじゃない。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:邦題タイトルのみが大風呂敷過ぎるいつもの普通のモキュメンタリーホラー映画。最後だけ少しひねりがある。個人的に悪魔や幽霊を証明するときに、その世界観(そういう雰囲気を作る)を事前に作ってから(作らせてから)証明させるのは科学的でない。幽霊が出るらしいという場所に行く時に、前もってそこでの幽霊話を聞いてからいくとか。先に相手の脳に幽霊のイメージが先行させておいてから、追い討ちをかけるのは、方法論がずるいですね。幽霊がいそうと思考したあとに、幽霊っぽいものを見つけるのは方法論として普通です。脳がイメージを基に自分で作って見せてる、またはそう勘違いしてる可能性があります。世界観一切作らず、いきなり幽霊登場ならそれはすごいです。まずはそこからでしょう。ただその場合は、幽霊という事前認識がないので、それが幽霊と気付かない可能性もありますが。こういう脳のしくみがわかった上で、悪魔の存在を証明するという客観的行為を冷静に行って欲しいです。なので、この映画の主人公は、あえて幻覚を見る薬を注入してもらったり(※薬はやっちゃダメでしょう(笑))、悪魔降臨の世界観に入って行ったりと、自分から悪魔を迎えに行っていて、途中から何かトリックを見破るとかそういう考えは一切なくなり、ほとんど茶番です。カメラで記録してるから客観性が保ててるのかもしれませんが、本人が全く保てていない。唯一最初のタロット占いのばあさんへの追求位かな冷静だったのは。あの感じですべて行けや(笑) )



しょせん宗教は最も儲かる

ビジネスに過ぎず

死後の世界存在を示す

証拠など何一つないのだ


-?


あんなのただの冗談だ

-?


悪魔の存在を証明した男(DVD)


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ


JUGEMテーマ:Horror

スポンサーサイト

2019.09.03 Tuesday -

  • Check
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • -
  • -
  • 0
    • -
    • -

    コメント

    コメントする








    この記事のトラックバックURL

    WOWOWのおすすめ番組!    

    Search

    管理人の記憶に残るおすすめ作品

    Links