映画「龍三と七人の子分たち」の感想(ネタバレ)

2016.05.17 Tuesday 邦画 コメディ/お笑い

■映画「龍三と七人の子分たち」の感想(ネタバレ)



■監督:北野武
■出演者:藤竜也 近藤正臣 中尾彬 品川徹 樋浦勉 伊藤幸純 吉澤健 小野寺昭 安田顕 ビートたけし

WOWOWで放送していた映画「龍三と七人の子分たち」を鑑賞。

【映画「龍三と七人の子分たち」のあらすじ】

70歳の龍三は、かつて“鬼の龍三”と呼ばれた元ヤクザ。だが引退した現在は息子の家族が住む家で肩身の狭い想いをしていた。ある日、“振り込め詐欺”に引っかかりそうになった龍三は、元暴走族の西が半グレ集団“京浜連合”を率い、“振り込め詐欺”などの悪徳ビジネスで荒稼ぎしていると知って憤慨。そこで龍三は昔、自分の子分として活躍したが、今はわびしい老後を送る元仲間7人を呼び集め、“京浜連合”打倒に立ち上がる。

WOWOWから引用

【映画「龍三と七人の子分たち」の感想(ネタバレ)】


北野武監督が2015年に発表した痛快コメディ。

前回の「キッズリターン」ともにWOWOWで初放送してた北野武監督の最新作を見てみた。

たけしさんの映画は、「アウトレイジ」や「HANABI」のような真面目系路線と「監督バンザイ」のような作品自体が笑いを狙うコメディ系があるが、この「龍三と七人の子分たち」は、後者に属する。

個人的には、たけしさんの中でこんな○○は嫌だ的なたけしメモ的なユーモアが溜まって来ると、それを消化しようと思って、ときおり映画という場所を利用しているように思う。

真面目系の「アウトレイジ」にしても、本来は、ここはこうしたら面白いという崩したユーモア版が同時に頭に浮かんでいると思うが、そのユーモアの封印を解きたくなるのが、数年に一回の割合で訪れると思われる。

大半は、ワイドショー番組「新・情報7DAYS ニュースキャスター」のコーナーや27時間テレビなどバラエティ番組でユーモアは消化されるが、もっとがっつり笑わしたいと思うと、今回の映画になるような気がする。

そのため、これでもかという感じで序盤から笑いが詰め込まれているが、かなり詰め込みすぎのため、ほとんどストーリーは、どうでも良い感じになっている。一応、起承転結の物語の流れは汲んで、その上で笑いを入れてるが、ときおり笑いがやりたいからこの部分のストーリーが強引に作られてるなと思う、逆転現象も起きている。※特に中盤で京浜連合のボスと女の家でニアミスして、裸に女装の格好で出てくる部分は、完全にストーリー関係ない。ばったりあって展開が転べば必要だけど、ニアミスなんで、あのネタやりたいだけ(笑)

まーそういう映画なんで。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:北野武監督の自己満足感満載のコメディ映画。キッズリターンの時のような、濃縮した笑いのキレ味(緊張感)は、映像から薄れていて、ほぼ全編コント化している。茶番というべきか。ラストに商店街をバスで暴走するシーンは、一応エンタメ感を出そうとしたのか、無駄に激しいアクションがある。笑いに関しては、ボツネタも満載で、本来ならカットされるようなひどい質のものも普通にある。とにかくベタな笑いが満載で、「HANABI」「ソナチネ」とかを知ってると、これを北野武作品と呼んでいいものかはちょっと微妙だ。ただ、あきらかに狙ったわかりやすい笑いよりもストーリーの中に紛れこませてる実際に彼らがマジでボケてるような笑いは、意外と好きです。)


カード?

青田と川上はあるよ

水原がねえんだよ


-?

野球カードじゃなくて

銀行のです


-?


龍三の兄貴なんだから

龍がついた方がいいんじゃねえか

どうですか一龍会とか

一龍会なんてお前

赤坂の方にラーメン屋なかったか


-?


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2017.07.18 Tuesday -

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