映画「真夜中の五分前」の感想(ネタバレ)

2016.05.19 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「真夜中の五分前」の感想(ネタバレ)



■監督:行定勲
■出演者:三浦春馬 リウ・シーシー チャン・シャオチュアン

WOWOWで放送していた映画「真夜中の五分前」を鑑賞。

【映画「真夜中の五分前」のあらすじ】

上海で時計修理工をする日本人のリョウはプールで美しい女性ルオランに声を掛けられる。友人に贈るプレゼントを選んでほしいと言われた彼は、彼女と2人でさまざまな店を回るが、自分が直した置き時計を手渡す。これをきっかけに彼らは交際を始めるが、食事をしようと入った店に彼女の双子の妹ルーメイが現われる。自由奔放なルーメイにはティエルンという婚約者がいたが、ティエルンはひそかにルオランを愛していた。

WOWOWから引用

【映画「真夜中の五分前」の感想(ネタバレ)】


本多孝好の小説を「世界の中心で愛をさけぶ」の行定勲監督が三浦春馬を主演に迎えてオール海外ロケで撮ったファンタジーラブストーリー。

三浦春馬が主演してたので見てみた。

この作品は、見た目がほとんど一緒で、さらに意図的に姉妹間で入れ替わる遊びをして楽しむ双子姉妹との恋愛によって、彼女たちに抱いた感情(愛情)のよりどころに苦悩する男たちの姿を描いている。

一般的に恋愛(愛情)とは、この人(個体)が好きだという、自分の中に生まれる感情は、相手が持つ個体一人ひとりに割り振られた独自の情報(見た目や性格含む)はすべて正しい(実存する)と自分が信じていることを前提にしてすべては、始まっているが、もし仮に人の見た目が同じで、さらに性格も区別できるようなものが非常に曖昧であったとすれば、その自分が抱いた好意というもの(しるし)は、一体なんなのか?というものをこの作品では提示しているように思う。

こう書くと、とても難解な話に思えるが、物語を見ても実際よくわからない。普通にラブストーリーを楽しもうと思うと、中盤以降頭がこんがらがっていく。上記は、製作者が思う話の意図は、そうではないかという個人的に感じた解釈です。決して答えではない。

そもそも双子の姉妹、ルオランとルーメイが出てくるが、話が進むごとに、彼女の個体を区別する情報の前提が壊されていき、最後になると、ほぼ客観的には識別不能になる。唯一識別できる頭のキズも、最初がどっちだったかわからない。

大雑把に見れば、リョウ(三浦春馬)が好きになったのは、ルオランで、のちに海外旅行にてそのルオランは事故で亡くなり、ルーメイ一人が生き残ったという話ではあるが、子供の頃の昔話の情報操作により、ルオランという人(性格)自体がもともとルーメイの性格でという情報もあり、果たしてどっちがどっちなのかはわからないので当てにならない。

ラストシーンでは、時計を5分遅らせる情報(習慣)をルオランに伝えていたリョウだが、ルオランが亡くなり時計が戻ってくると、時刻が12時ぴったりあわされていて、生き残った彼女はやっぱりルーメイだったと認識するのだが。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:三浦春馬が主演してる物語で見ると感情移入が微妙なラブストーリー。この話は、恋愛成就の恋愛感情を楽しむ恋愛モノでは全く無いので、わかりやすい恋愛バンザイ的な目線で見てしまうと、かなり期待外れで終わる。またこの物語を深く解釈しようとするなら、物語だけでなく、時計屋の主人の言葉とその主人が読んでいた詩の一節とリョウたちの物語を客観視することによって、その答えが導き出されると思う。結局、大きく見れば、仏教的な空観の話かな。すべては自分の心が映し出すもの。幻。)


価値はお前さんが決めるんだ

-?


誰も他人を愛することはない

他人の内にいる

いると思っている

自分だけを愛する

愛されないことを

悩まなくていい

人はお前を他人として感じたまでだ

お前はお前のままで

あろうと努めよ

そうすれば

愛されようが愛されまいが

わずかな苦しみを被るだけだ

没有人愛任何別的人(誰も他人を愛することはない)


-?


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2017.11.16 Thursday -

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