映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)
2016.06.10 Friday 邦画 ホラー
■映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)

■監督:園子温
■出演者:トリンドル玲奈 篠田麻里子 真野恵里菜 斎藤工 桜井ユキ 高橋メアリージュン 磯山さやか
WOWOW
で放送していた映画「リアル鬼ごっこ」を鑑賞。
【映画「リアル鬼ごっこ」のあらすじ】
女子校の高校生ミツコは級友たちと2台のバスに分乗して修学旅行へ。バスが山奥に差し掛かった時、突風が吹いて惨劇が起きてしまう。生き残ったミツコがバスを後にして逃げ出すと、彼女はある女子校にたどり着く。そこにいた生徒たちはミツコのことを知っていて彼女に親しく接するが、ミツコは彼女たちのことを知らない。やがてミツコは新たな惨劇に巻き込まれるが、それからケイコやいずみといった別の女性だと思い込まれて……。
※WOWOWから引用
【映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)】
園子温監督が人気小説「リアル鬼ごっこ」のタイトルにインスパイアされて書いた脚本を映画化したファンタジーホラー。
過去の「リアル鬼ごっこ」シリーズ(佐藤を捕まえるヤツ)の同名作品は見たことがあったので、そういったリメイク映画かなと思ってみてみた。
ただ、見てみると、いわゆる、鬼がいて、一般人が街中で逃げ回るという過去の映画とは全く違うタイプの作品だった。
っというか、この映画で、「リアル鬼ごっこ」って言うタイトルは、もう紛らわしい。
特にかっちりとした原作が過去にあるわけで、園子温監督がその原作にインスパイアされたのは勝手で、それでこの映画もタイトルを「リアル鬼ごっこ」にしてってのはどうか。
まず根本となる鬼の存在が、かまいたちとか、人間だったり、決まってなくて抽象的過ぎる。
追いかけられるという部分では鬼ごっこではあるが、でも追いかけてくるのは、鬼ではないのでなんともいえない。もともと鬼ごっこって本当の鬼は襲ってこないけど。
そして肝心のストーリーも、あるのかないのか、ほとんどアクションばかり。
ただ、ひたすら”シュール”というテーマで貫いていて、型に嵌らない裏切りの連続展開。疾走感はあるが感情移入は全くできない。
見てるほうは、序盤から中盤あたりまで(主人公が三人で切り替わる)、なんだこれ?の連続。全然話が見えない。※そこが狙いなんだと思うが
で、そのまま、最後の大オチまで。
彼女たちは、すでに本人は過去に死んでる遺伝子(クローン)で作られた3Dゲームの主人公だったということがわかる。
最終的には、絶対やらないような意外な行動を取ることで決められた運命から逸脱できるという伏線を回収するように、全員自殺を選択し、全員死亡となるバッドエンド。
この話、実は、キャラクターが人間というオチを除けば、ただアクションゲームをしていたら、そのプレイキャラクターが、自分の操作ミスでもなく、勝手に死んだ(穴に落っこちたりして)という話です。ゲームをしてる側の話。
ときおりゲームしてたらそういう、キャラクターが勝手に死ぬことってあるけど、それをあえて映画にしないでしょうね。
そして、そのキャラが勝手に死んだことには、実は意味があった。(運命を切り開く、ゲームプレイヤーに対する、抵抗があったのでは)と解釈する。※彼女らがゲームになってる画面は、3人を切り替えて使えるという部分で、たぶんPSのゲーム戦国無双が元になっている?。
なんか変な映画。
そういった意味では、まさしく鬼才ですね、園子温。
ただ、映画としては、そんなに面白くないですけど。
シュールで笑いを取りにいってるけど、力技の多さにややスベってる感じあります。
一番気に入ったのは、走ってる女をとび蹴り(ドロップキック?)していくのは、好きですね。あれは面白い。女の子に後ろからとび蹴りって、絶対やっちゃいけないですからね。危ない。でも蹴られて倒れていく姿は面白い。
評価 ★★★☆☆ (星3つ)
(まとめ:リアル鬼ごっこというより、ドローンパンチラバトルロワイヤルメッセージ入りCM(広告)風映画。トリンドル玲奈しかり、篠田麻里子しかり、普通では見れない結構セクシーなシーン(パンチラやブラ姿、谷間とか)が豊富にあります。ファンにはおすすめ。あと、斉藤工のブリーフ姿とか。これはあんまり見たくないですね。あんなに見たくないブリーフ姿はない。イケメンのイメージ崩れます。)
シュールに負けんな
人生はいつだって
シュールなんだ
シュールに耐えれらなくなったら
負けだ
-?
>>リアル鬼ごっこ 劇場版 Blu-ray BOX【初回限定生産】(Blu-ray)

JUGEMテーマ:邦画

■監督:園子温
■出演者:トリンドル玲奈 篠田麻里子 真野恵里菜 斎藤工 桜井ユキ 高橋メアリージュン 磯山さやか
WOWOW
【映画「リアル鬼ごっこ」のあらすじ】
女子校の高校生ミツコは級友たちと2台のバスに分乗して修学旅行へ。バスが山奥に差し掛かった時、突風が吹いて惨劇が起きてしまう。生き残ったミツコがバスを後にして逃げ出すと、彼女はある女子校にたどり着く。そこにいた生徒たちはミツコのことを知っていて彼女に親しく接するが、ミツコは彼女たちのことを知らない。やがてミツコは新たな惨劇に巻き込まれるが、それからケイコやいずみといった別の女性だと思い込まれて……。
※WOWOWから引用
【映画「リアル鬼ごっこ」の感想(ネタバレ)】
園子温監督が人気小説「リアル鬼ごっこ」のタイトルにインスパイアされて書いた脚本を映画化したファンタジーホラー。
過去の「リアル鬼ごっこ」シリーズ(佐藤を捕まえるヤツ)の同名作品は見たことがあったので、そういったリメイク映画かなと思ってみてみた。
ただ、見てみると、いわゆる、鬼がいて、一般人が街中で逃げ回るという過去の映画とは全く違うタイプの作品だった。
っというか、この映画で、「リアル鬼ごっこ」って言うタイトルは、もう紛らわしい。
特にかっちりとした原作が過去にあるわけで、園子温監督がその原作にインスパイアされたのは勝手で、それでこの映画もタイトルを「リアル鬼ごっこ」にしてってのはどうか。
まず根本となる鬼の存在が、かまいたちとか、人間だったり、決まってなくて抽象的過ぎる。
追いかけられるという部分では鬼ごっこではあるが、でも追いかけてくるのは、鬼ではないのでなんともいえない。もともと鬼ごっこって本当の鬼は襲ってこないけど。
そして肝心のストーリーも、あるのかないのか、ほとんどアクションばかり。
ただ、ひたすら”シュール”というテーマで貫いていて、型に嵌らない裏切りの連続展開。疾走感はあるが感情移入は全くできない。
見てるほうは、序盤から中盤あたりまで(主人公が三人で切り替わる)、なんだこれ?の連続。全然話が見えない。※そこが狙いなんだと思うが
で、そのまま、最後の大オチまで。
彼女たちは、すでに本人は過去に死んでる遺伝子(クローン)で作られた3Dゲームの主人公だったということがわかる。
最終的には、絶対やらないような意外な行動を取ることで決められた運命から逸脱できるという伏線を回収するように、全員自殺を選択し、全員死亡となるバッドエンド。
この話、実は、キャラクターが人間というオチを除けば、ただアクションゲームをしていたら、そのプレイキャラクターが、自分の操作ミスでもなく、勝手に死んだ(穴に落っこちたりして)という話です。ゲームをしてる側の話。
ときおりゲームしてたらそういう、キャラクターが勝手に死ぬことってあるけど、それをあえて映画にしないでしょうね。
そして、そのキャラが勝手に死んだことには、実は意味があった。(運命を切り開く、ゲームプレイヤーに対する、抵抗があったのでは)と解釈する。※彼女らがゲームになってる画面は、3人を切り替えて使えるという部分で、たぶんPSのゲーム戦国無双が元になっている?。
なんか変な映画。
そういった意味では、まさしく鬼才ですね、園子温。
ただ、映画としては、そんなに面白くないですけど。
シュールで笑いを取りにいってるけど、力技の多さにややスベってる感じあります。
一番気に入ったのは、走ってる女をとび蹴り(ドロップキック?)していくのは、好きですね。あれは面白い。女の子に後ろからとび蹴りって、絶対やっちゃいけないですからね。危ない。でも蹴られて倒れていく姿は面白い。
評価 ★★★☆☆ (星3つ)
(まとめ:リアル鬼ごっこというより、ドローンパンチラバトルロワイヤルメッセージ入りCM(広告)風映画。トリンドル玲奈しかり、篠田麻里子しかり、普通では見れない結構セクシーなシーン(パンチラやブラ姿、谷間とか)が豊富にあります。ファンにはおすすめ。あと、斉藤工のブリーフ姿とか。これはあんまり見たくないですね。あんなに見たくないブリーフ姿はない。イケメンのイメージ崩れます。)
シュールに負けんな
人生はいつだって
シュールなんだ
シュールに耐えれらなくなったら
負けだ
-?
>>リアル鬼ごっこ 劇場版 Blu-ray BOX【初回限定生産】(Blu-ray)

JUGEMテーマ:邦画