映画「Zアイランド」の感想(ネタバレ)

2016.06.30 Thursday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「Zアイランド」の感想(ネタバレ)



■監督:品川ヒロシ
■出演者:哀川翔 鈴木砂羽 木村祐一 宮川大輔 RED RICE 大悟 窪塚洋介 中野英雄 鶴見辰吾 山本舞香

WOWOWで放送していた映画「Zアイランド」を鑑賞。

【映画「Zアイランド」のあらすじ】

10年の刑期を終えて出所した宗形組の元幹部・武史は、兄と慕う元組長・宗形の落ちぶれた姿に落胆する。追い打ちをかけるように、愛娘の日向が前科者の父に会いたくないと家出したことが判明、武史は元妻・桜と宗形とともに、思い出の地である地方の島、銭荷島(ぜにじま)へ向かう。折しもその島には、宗形組を壊滅させた宿敵・竹下組が消えた麻薬を追って上陸していた。そんな中、島では謎の薬によってゾンビが発生し……。

WOWOWから引用

【映画「Zアイランド」の感想(ネタバレ)】

お笑いコンビの品川庄司の品川祐が、監督脚本を務め、哀川翔を主演に迎えたゾンビアクション。

芸人の品川ヒロシが監督を務めた作品ということで見てみた。

たしか第1作「ドロップ」第2作「漫才ギャング」は、視聴済みで、それなりに良かったと記憶している。(※すでに記憶にないけど)

で、第3弾「サンブンノイチ」は見忘れて、この第4弾「Zアイランド」はたまたま放送してたので見れた。

で、思うのが、第1作からそうだが、職業が芸人ということで、出演者にお笑い芸人がかなり出演している(先輩、後輩関係なく)、また品川ヒロシ自身の人脈だと思うが、俳優も友情出演多数という形もあったりで、かなりたくさん出演している。

キャストを見る限り、かなり豪華だ。

ただ、内容に関しては、最後まで見るのも多少辛くなるほどの吸引力の無さ(中身の無さ)。最初のヤクザの抗争は、それなりに緊張感はあるが、その後は、大分だらけてくる。

とりあえずいろいろ詰め込み過ぎの感は否めない。

お笑いもやりたいし、ゾンビもやりたいし、ヤクザもやりたいし、アクションもやりたいし…。

それで、どれもなんか中途半端。

基本は、監督がお笑い芸人なので、お笑いをやりたい(シーンに入れたい)のはヒシヒシと伝わってくる。特に通常の会話に漫才コントみたいな、しゃべくり会話を豊富に盛り込ませて、ウケを取ろうとしているのは、見るからにわかるというか、品川監督作品の特徴でもある。

しかし、このしゃべくり会話(故意にボケたり、ツッコんだり、説明セリフが多い)で、バラエティのように笑いを取っていこうとするのは、映画というジャンルでは、不向きのように感じる。

まず、それがあることによって、作品全体を包む空気感が中途半端になるし(視聴者はそのたびにテレビ的な現実空間に戻ってしまう)、物語という全体像で見たときに、違和感極まりないし、吸引力や緊張感が著しく欠けてしまう。

また、主役、脇役関係なく、場所(設定)があれば、お笑い的行動を取っているため、登場人物の役柄がほぼ破綻している。 普通は作品の世界観のために演技をしているのだが、それがお笑い欲しさの行動(コント演技)なんだと思うと、見てるほうからすると、作品の中で、誰が死のうが、何をしようが、ほぼどうでも良くなってしまう。結局コントでしょ。ってことで。

結果、作品自体の意味も見出せないし、説得力もなくなるので、見る気がしなくなる。

こういう結論に至る。

この辺は、北野武監督作品のコメディ(お笑い)と映画とのバランスは、映画の世界観を壊さない程度に入れていて、上手いと思う。ちなみに「キッズリターン」とか「アウトレイジ」など真面目系作品に限る。

お笑いを積極的に取りに行く「龍三と七人の子分たち」とかは、コメディが映画の世界観から大分はみ出しているので別だが。

ちなみに「Zアイランド」のすべてのお笑いパターンが悪いわけではなく、身動きが取れないゾンビの顔にパンティを何度も被せようとする木村祐一や、ゾンビになった時の宮川大輔の全力の走り方みたいな、セリフで説明しないようなシュール?な笑いみたいなものは、より映画向きで、そっちの方に照準を合わせていけば、もっと映画として締まったと思う。

ああいうところどころ面白いのがあるのに、全体的にふざけちゃってるので、シュールな笑いに必要な映像の緊張感(吸引力)がないために笑えなくなってしまう(流れてしまう)のは、ほんともったいない。

あとは、寅さんではないけど、物語の人間関係の中で生じて面白いことが起きているのを映画として見せられるのは気にならないけど、確実に視聴者を笑わせようとしてる笑い(ここが笑うポイントですと注釈がついたような笑い)は、それが普通に見たら面白かったとしても、映画の中で見ると、それほど面白くないというか、笑いが映画向きではないと感じてしまう。映画はこちらが一方的に覗いてるの(感覚)であって、向こうがこっちを意識して覗いてくるようだと暑苦しさがある。

見せ方の問題ではあると思うけど。

こういったらあれだけど、この「Zアイランド」は、全体的に説明セリフが多い(笑)

言葉に頼りすぎというか。

あと、セリフ無しで絵だけで、状況や登場人物の心情を見せるみたいなのがほとんどないので、キャラクターへ感情移入がほぼできない。
 
こいつら悩み無さそうだなということになる。

まーそういう映画ではないけど。ところどころ必要だよね。
 
あと、窪塚洋介演じる警官がグランドセフトオートみたいなことがしたい的なセリフがあったのに、その後に大してその良さが出ていないのが、もったいない。あそこは唯一、アクションの幅を期待できる部分だけに残念。

この映画は窪塚洋介が主役でいいかな。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:内容は、ほとんどないが、出演者だけは豪華な品川監督第四弾。言いたいことは上記に記した通りです。)


どっちだ?

ゆっくりの方か

早い方か どっちだ

マジか〜!?

早い方か おい!


-?


>>Zアイランド(Blu−ray Disc)


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ



JUGEMテーマ:邦画

スポンサーサイト

2019.10.12 Saturday -

  • Check
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • -
  • -
  • 0
    • -
    • -

    コメント

    コメントする








    この記事のトラックバックURL

    WOWOWのおすすめ番組!    

    Search

    管理人の記憶に残るおすすめ作品

    Links