映画「ベイマックス」の感想(ネタバレ)

2016.07.20 Wednesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ベイマックス」の感想(ネタバレ)



■監督:ドン・ホール クリス・ウィリアムズ
■出演者:菅野美穂 小泉孝太郎 川島得愛 本城雄太郎 新田英人 浅野真澄 武田幸史 山根舞 金田明夫

WOWOWで放送していた映画「ベイマックス」を鑑賞。

【映画「ベイマックス」のあらすじ】

謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るために兄が開発したケアロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする2人だったが、彼らの前に未知なる強大な敵が立ちはだかる。ケアロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのだろうか? そして、兄がベイマックスに託した、驚くべき“使命”とは?

WOWOWから引用

【映画「ベイマックス」の感想(ネタバレ)】


マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」をもとにしたというディズニーのアドベンチャー。

1年位前に劇場公開時にテレビCMで話題になっていた作品がWOWOWで初放送?してたので見てみた。

最近のディズニーアニメだと、2013年の「アナと雪の女王」の次がこの「ベイマックス」(2014年)になるようだが、続けて見てみて思うのは、最近のディズニーアニメはなかなかやるというか、個人的には、アナ雪の歌のクオリティを除けば、この「ベイマックス」の方がストーリー他では内容が優れている。

アナ雪は、感情移入がそれほどでもなかったが(自分が男だからか)、このベイマックスは、マジでやばい。

いろいろ想像して、号泣に近いほど、泣ける。感情移入の掴み方がやばい。

主人公ヒロの兄のタダシがなぜ「ベイマックス」を心のケアロボットに仕上げていたのか、ストーリーを追いながら、時々兄貴のその思いに想像を膨らますだけで、泣けてくる。

結果的に兄貴が死んでしまったからというのもあるが、死ななくて、生きている間の兄の弟を時々気に掛ける行動や思いは、シーンは少ないながらによくあらわれている。 ※正しい方向に誘導しているというか、上手く導いている。

しかも、弟がロボットに対し、日々武装化に拘っていく(欲望を追求していく)のと対照的に、平和機能しかない兄が作ったベイマックスの完成度は、弟をはるかに超越した考え方に達している。

これは、話が進むに連れて、この兄貴の到達した偉大な考え方がよくわかる。

人間の生きるテーマは、欲望(夢)を叶えることだと錯覚しがちだが、実際のもっと深い本質は、どうしようもない孤独という自己の疎外感(物理的、精神的な)を乗り越えることにある。だいたいのことは、孤独にならないために仕方なくやってる行動の多さに気付くわけで、孤独を乗り越えられるとほとんどの悩みから解放される。

このベイマックスは、まさにそういった人間が本質的に持つ孤独(疎外感)を埋めるためのロボットでもある。
 
なのでベイマックスは、この後、さらにアップグレードにより、牧師機能(指導者)が標準装備されていくことであろう。そして、オプションでイスラム教やキリスト教、仏教など自分が信仰したい宗教の教本を選べれば、ほぼ完成の域に達するでしょう。これほど強い味方はいない。

ちなみに創造的には、心のケアロボットという発想は、すでにどこかで聞いたことのある発想ではあるが、この物語の中にこう上手く組み込んだという部分では、この作品の功績はすごい。最近は妙なわけのわからない目的不明の映画が溢れている中で、正統派にしっかり作ると、いい映画が出来るもんだと思った。


評価 ★★★★☆ (星4.8)

(まとめ:兄弟がいるなら(特に弟なら)感情をがっつり掴まれること請け合いのディズニーの傑作アニメ。もうがっつり感情を掴まれたので、気になる部分はあってももう言うことないです。)



ヒロ 私はいつも

一緒にいます


-?

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2018.01.22 Monday -

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