映画「ラブ&ピース」の感想(ネタバレ)

2016.07.15 Friday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「ラブ&ピース」の感想(ネタバレ)



■監督:園子温
■出演者:長谷川博己 麻生久美子 渋川清彦 奥野瑛太 マキタスポーツ 西田敏行 星野源 中川翔子 犬山イヌコ 大谷育江

WOWOWで放送していた映画「ラブ&ピース」を鑑賞。

【映画「ラブ&ピース」のあらすじ】

かつてロックミュージシャンを志した良一だが夢破れ、今は平凡なサラリーマンをしている。そんな良一は、なんとなく飼うことにした1匹のミドリガメを“ピカドン”と名付けてかわいがるが、そのことを職場で嘲笑され、つい“ピカドン”をトイレに流してしまう。“ピカドン”が地下に住む謎の老人に拾われて飼われる一方、良一はあるロックバンドに所属するようになり、トントン拍子でプロデビューを実現していくが……。 

WOWOWから引用

【映画「ラブ&ピース」の感想(ネタバレ)】


鬼才・園子温が自身のオリジナル脚本を、長谷川博己、麻生久美子、西田敏行らを迎えて映画化したファンタジー。

「リアル鬼ごっこ」の破天荒さが印象に残ってた園子温監督、脚本作が放送してたので見てみた。

「リアル鬼ごっこ」は、血が飛び出るスプラッターホラーみたいな作品だったが、こちらは、ジャンルで言うとファンタジーな人間ドラマ。

こちらも相変わらず、鬼才監督と呼ばれるに相応しいほかの映画とは異質な世界観の構築度合いを誇っているのは確認できるが、ただ、内容に関しては、この作品に関しては、映画としての面白みは全く発見できなかった。

「リアル鬼ごっこ」とこの「ラブ&ピース」を見て思ったのは、園子温監督作(特にオリジナル脚本の場合)は、ラストに何かしらのまとめ(メッセージ)が、置かれているような作り方だと感じる。

映画で言えば、ポール・トーマス・アンダーソンの「マグノリア」みたいな感じだろうか。最後に天からカエルが降ってくるみたいな、意外なラストにビックリな要素がある。

なので、序盤から変わった描き方をしているのは、最終的なオチのため…、とりあえず最後まで見れば、その作品で園子温がやりたかったこと(言いたいこと)がわかるというような映画手法。それが面白いかどうかは別にして。

なので、一応最後まで見ないことには、園子温監督ワールドの「ラブ&ピース」で意図するオチも理解できないし、たどり着けないということで、最後までがんばってみたが、オチを見たところで、大した驚きもないし、ストーリーとしてのまとめ方も微妙と言うか、大して印象に残らない。なんかあったかもしれないが、その意図が「リアル鬼ごっこ」ほど伝わってこない。

結果、久々に見ながら、時計を何度も見るほどの退屈感を味わった。

これをもし、一日中ずっと見続けろと言う罰則があったら、地獄でしかない。それ位つまらない。
学校の期末テストや中間テストを受けていたときの、長い一日のかったるさを思い出した。

ただ、細かく言えば、劇中で歌われる「ラブ&ピース」の音楽はどこか印象的で良い歌だと思うし、また人間に必要がなくなって捨てられたペットやおもちゃの悲しさは理解できなくない。また原爆を国民が忘れているというメッセージもわからなくもない。

ただ、それを伝える方法として、この映画を見て、しっかり何かを考えたり思うかというと、あまりにも子供騙しのような作品。

押し付けが強いというか、ずっと映像がうるさい。

対象が子供向けなのかもしれないが、一応大人も見るわけで、子ども向けといっても大人にも何かしら思うようなことを要求したい。何もかも、安易過ぎるとしかいえない。鬼才の才能だけどっか行って、鬼だけ残った感じだな。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(まとめ:もうつまらない、意味不明という評価しかできない駄作です。まずストーリーは、まとめればわかりやすい話だが、描き方にクセがあり過ぎて、感情移入がほぼできない。テンポもだるい。あのわかりやすい設定だけの主人公にどう感情移入しろというのか。またあのリアル風なカメに対しても。っというかしっかり感情移入できる対象が一人もいない。もし、これがマンガやアニメならもっとメッセージがシンプルに伝わってきた思う。これを見るなら、トイストーリーを見た方が、断然わかりやすい。)


どうせ来年も

あんたの配った夢が

ここに戻ってくるんだ


-?


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2018.04.22 Sunday -

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