映画「エクソダス:神と王」の感想(ネタバレ)

2016.07.24 Sunday 洋画 アクション/SF

■映画「エクソダス:神と王」の感想(ネタバレ)

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■監督:リドリー・スコット
■出演者:クリスチャン・ベール ジョエル・エドガートン ジョン・タトゥーロ アーロン・ポール ベン・メンデルソン マリア・バルベルデ シガニー・ウィーヴァー ベン・キングスレー

WOWOWで放送していた映画「エクソダス:神と王」を鑑賞。

【映画「エクソダス:神と王」のあらすじ】

紀元前1300年ごろ、古代エジプト。王セティのもとで王子ラムセスと兄弟同然に育った養子モーゼは、王の信頼も厚く、民からも慕われる存在へと成長する。だが、奴隷として使役するヘブライ人のヌンから、自らもヘブライ人であるという出自を知らされたモーゼは激しく動揺する。セティの逝去後、王に即位したラムセスはその噂を知り、モーゼに対する情を抱きながらも、同時に脅威に思う気持ちも拭い切れず、彼を国外追放に処す。

WOWOWから引用

【映画「エクソダス:神と王」の感想(ネタバレ)】

旧約聖書の預言者モーゼの活躍をリドリー・スコット監督がクリスチャンベールを主演に描いた歴史大作ドラマ。

タイトルから少し前に見たザロックの「ヘラクレス」や「タイタンの戦い」的なものを想像して選んでみたが、実際は、以前見た聖書の世界を忠実に再現した映画「サン・オブ・ゴッド」と同じような史実にならった作品。

しかも収録時間は151分と長尺映画。

内容は、モーゼが古代エジプト人の奴隷となっていたヘブライ人たちをエジプトから解放し、神に約束された土地(カナン)まで引き連れていく道のりを描いた話。

モーゼの物語に関しては、これまで何度も映画化されているが、もういろいろなこと起こりすぎというか、まさに映画向きの物語といえる。神の御技部分(イナゴの大群、カエル大量発生、川が血で染まる、津波等)は、やっぱり見せ場でしょう。

ただ、今回は、モーゼの役をバットマンビギンズで新たなバットマン像を作ったクリスチャンベールが演じていることからもわかるが、これまでのモーゼ像とはやや違う、なんでも出来るあきらかなヒーローというよりは、かなり普通の人間よりな(人間の延長線上にいる)人物像として描かれている。

例えば、モーゼというと、杖を振りかざして?海を割る有名な部分(絵)があるが、この映画では、ロードオブザリングのガンダルフのような魔法使い的な演出はやらず、引き潮や津波など、自然科学的に起こりえるであろう状況や方法(理由はわからないが)にて、その部分(海を割る)を表現している。実際にその条件が揃っているかどうかは、謎だが。

決して、彼が合図することによって、それがすぐさま起こるという風には描いていない。このモーゼに対して、決して主導権が確実ではない時間の流れ方が、より現実っぽくリアルだ。何かを信じて待つという感覚、これこそが信仰でもあると思うが。

また、モーゼの無神論(神否定)から神を信仰していく心の過程も上手く描かれている。

この映画の描き方を見ると、実際のモーゼは、こんな感じで、話が伝わるうちにどんどん美化、脚色されていったのかなと思うような気もする。現代人(人間)に海を割る力はない。では、それを現代的にその状況を再現するなら…こんなことだったのだろうと。

そういう意味では、宗教(信仰心)の発生(自己の中に神を作り出す行為)もヘブライ人の地獄のような奴隷生活を彼らの視点で見ていくと、なぜこんな仕打ちを自分は受けなければならないのか?(生まれた時からずっとその状態が続いている)という理由を自分以外の何か(神)に求めるのは、人間なら誰でも自然とそういう発想は出てくるだろうし、同じ人間(奴隷)の中から、この状況を救ってくれる英雄の登場を待望するのも自然な流れでしょう。

特に、現状が絶望状況であればあるほど、何かを待望(信仰)する気持ちはより出てくる。

もちろんこの考えに至る下地には脈々とアダムからアブラハムの話などが、ヘブライ人(ユダヤ人)には浸透してるのは、いうまでもないけど。そこの我々は神に選ばれし(契約した)、特別な民族という括りは、絶望状況化で自己の精神を維持する上でも重要でしょう。

そう考えていくと、この聖書の話は、神がいるいないに関わらず、歴史の話として、モーゼのような民族を引っ張る人物が、この時代(状況)に出現していて、さらに奇跡的なこと(奴隷解放)を成し遂げるのも、決しておかしいことではない。

またその彼を民族で持ち上げ、練られた脚本(神の導きの)のように話が進行していくのも、ある価値感を共有している集団ならではの奇跡的行動かなと思う。

そんなことも含めて、いろいろ考えさせられる話ですね。



評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:旧約聖書(モーゼ)を現代的な解釈を入れて新たに描いた歴史大作アクション。作品としてのクオリティは、非常に高いが、ストーリーは、焼き増しというか、聖書に沿った内容なので、その辺の大まかな流れを知っていると、段取りを追ってしまう退屈さはありますね。ただ、これを見ると、旧約聖書をもう一度、読みたくなる。結局、映像で実写として再現したときのすごさはあるが、それが良ければ良いほど、やっぱり活字で読んで、もう一度内容を確認したい。これは、原作がある物を映画化した時に付きまとう問題だが、どうしても活字からの想像との比較には勝てない。旧約聖書もしかり。)




毒を制するのは毒だけ

-?



”イスラエル”の意味は

”神と戦闘する者”です

”神と格闘する者”だ

意味が違う


-?


王のような暮らしはよせ

王ではないだろう


-?


それでいい

相手が望むような

返事はするな


-?

”家族を捨てろ”という

神なんて

あなたに分かるなら

説明してよ


-?


どの神だ

-?


戦闘方法は二種類

兵の数で決まる

兵が多ければ正面から突撃し

敵の心臓を一撃する

兵が少なければ

心臓を動かすための

血液を止めるのだ


-?


俺たちは”侵略者”と同じ

-?


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2019.11.20 Wednesday -

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