映画「岳−ガク−」の感想(ネタバレ)

2016.12.14 Wednesday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「岳−ガク−」の感想(ネタバレ)



■監督:片山修
■出演者:小栗旬 長澤まさみ 佐々木蔵之介 石田卓也 矢柴俊博 市毛良枝 渡部篤郎

WOWOWで放送していた映画「岳−ガク−」を鑑賞。

【映画「岳−ガク−」のあらすじ】

誰よりも山を愛する男性・三歩は世界中の山々を渡り歩き、今は日本で山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を守っている。ある日、彼が暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの久美がやって来る。彼女は同じ山岳救助隊の隊長・野田や三歩の指導のもと、過酷な訓練を通じて成長していく。だが実際の救助活動の中で、久美は自分の未熟さや自然の脅威によって遭難者を救助できず、自信をなくしてしまい……。

WOWOWから引用

【映画「岳−ガク−」の感想(ネタバレ)】


小栗旬、長澤まさみ共演の山岳ドラマ。

WOWOWの小栗旬特集からまだ見てなかった「岳」を選んでみた。

結構前の作品で、長澤まさみ、小栗旬の若さが気になるが、内容は、よくある山岳救助隊の活動を描いた話。

小栗旬の役柄は山岳救助のボランティアで多少変わっている性格、よく言えば天然で命の現場にいながら、緊張感はあまりなくノホホンといつでもマイペース。

ちなみにこのキャラクターは、いい意味で山の厳しさを教えるのに、説教臭くなく好感度は高い。

個人的に中盤位までは、それなりに好意的に良い山の物語として見れていたのだが、終盤に起きる、お決まりの大吹雪による救助難航でのドタバタの盛り上がりには、展開が強引過ぎて、興醒めです。

最後に感動のお涙頂戴をやりたいと思うのはわかるのだが、演出方法や展開が無理やり過ぎてもうすべてぶち壊してです。

めんどうくさいので箇条書きで。

・雪崩が起き、モロに直撃してしまった三歩(小栗旬)とは別の場所いたはずの久美(長澤まさみ達)がどういう訳か巻き込まれてたらしく、次のシーンでは、急にクレバス(深い割れ目)に落ちている。それまでは普通に山の表にいたはずだったが。三歩が雪崩を喰らうシーンはあるのだが、久美が雪崩を喰らってるシーンはない。※常に凝視してた訳でないので、見逃したかもしれないが。

・でかい雪崩が直撃したのにほぼ無傷だった三歩(小栗旬) ※主人公だからまー良いけど この辺からリアル感は皆無。

・クレバスに落ちたことで要救助者の足が岩に挟まり抜けなくなり、生きるためにその場で久美(長澤まさみ)が足の切断を独断で行う。

ここはもう急過ぎる決断のでかさ。今までそんなシーンなかったじゃん。急に深刻さを出すなよ。そもそも、そんな緊急の設定はいらない。すでにクレバスから落ちたらそれだけで、どこかしら骨折して動けなくなって重傷という設定は十分作られている。このシーンでは、その程度の重傷さが伝わってれば十分。

・三歩は、クレバスを発見すると(実際はその場所から見えていないが)、急にダッシュして、穴の底めがけて両手ハンマーのみで飛び込んでいく。※まーここも主人公だから良しとしよう。もう三歩はリアル感無視のスーパーマン設定。

・クレバスの底で、久美らを見つけるが、なぜか元気だったはずの久美が心配停止になっており、足を切断された要救助者の方がまだギリギリ生きているという不思議。※もうここはなんでやねんとしかいいようがない(笑)

なんで元気な方が先に逝ってるのか。演出が無理やりすぎる。次のシーンで心肺停止からの人工呼吸のくだり(生き返り)をやりたいのか知らないけど、ここの衝撃度が強すぎて、そっちに感情が向かないよね。

次のシーンになったら、それまで元気な人が急に死んでるって。これまで映画結構見てきたけど、前フリなしで死んでるとか見たこと無い。しかもこんな短い間に。普通は、死ぬ流れがあっての死ぬシーン。もうビックリの方が強くて、感情が動かない。

 

ちなみに急にこの部分は、音声を無音にする演出してるけど、急に音で無くなったからスピーカーぶっ壊れたかと思った。

もう完全にここの終盤のドタバタシーンはこれまでのまだ地に着いてた話の流れをすべて台無しにして、終わっている。視聴者を舐めすぎだし。もうスタッフも全員アホとしかいいようがないほどの出来(笑)



評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(まとめ:中盤以降、急にクソみたいな作品になった山岳バカコメディ。もうここまでひどいと逆にコメディです。たぶんもともとあった話に誰か製作側の人間が現場に口出したことで、そのように強引に話を作ることになったのかと最後は勝手に想像したい。それじゃなければ、この終盤でのこのぶち壊し演出と展開はありえない。その他にも、三歩が悪天候なのに一人で救助に行くのは黙認しつつも、山岳隊員が救助に行こうとすると隊長は殴って止めるという論理の破綻など。それ以外にもおかしいところだらけ。子供の参観日も学校まで行ってて行かないなら、せめて連絡位しろよとか。もう言い出すとキリがないなこれ。ただ、唯一いいところがあるとすれば、この映画を誰かと一緒に見た後にそのまま飲み屋に行ったら、朝まで語れるんじゃないかという話題の尽きないダメさ加減のオンパレード。酒のツマミの映画として満点じゃないだろうか。)



お花を摘んで来ます

あはっ、おしっこ?

勉強してるね

山の隠語

大きい方はきじ撃ちね


-?


クイズ 

山に捨てちゃいけないものは

ゴミと命


-?



雪がとけたら

山においでよ


-?


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2017.11.16 Thursday -

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