映画「ラスト ナイツ」の感想(ネタバレ)

2017.01.28 Saturday 洋画 アクション/SF

■映画「ラスト ナイツ」の感想(ネタバレ)



■監督:紀里谷和明
■出演者:クライヴ・オーウェン モーガン・フリーマン クリフ・カーティス アクセル・ヘニー ペイマン・モアディ アイェレット・ゾラー ショーレ・アグダシュルー 伊原剛志 アン・ソンギ

WOWOWで放送していた映画「ラスト ナイツ」を鑑賞。

【映画「ラスト ナイツ」のあらすじ】

ある封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣が要求する賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は、残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て身分を隠していた。すべては忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む最後の騎士達の戦いが今、はじまるー。

※商品ページより引用

【映画「ラスト ナイツ」の感想(ネタバレ)】

クライヴ・オーウェンやモーガン・フリーマンらハリウッドスターを主演に迎えた紀里谷和明監督のハリウッド初進出作品。

宇多田ヒカルの元夫がメガホンを取ったというハリウッド作品がやってたので見てみた。

内容は、忠臣蔵?(といっても自分はしっかり見たこと無いけど)みたいな、武士道を表した(日本好きな外国人が好きそうな)忠義の話。

上記に挙がっているクライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンなど始めかなり豪華な有名俳優が参加していて、日本人監督作品と言われなければ気付かないほど、画力もあり、ほとんど洋画作品化している。ただ、ところどころ日本人キャスト(伊原剛志)や韓国人キャスト(アン・ソンギ)もいるので、その辺で若干アジアの血が入っていることがわかる。

物語としては、敵討ちの話なので、日本人なら説明する必要がない話だが、実際の展開もほぼパターン通り。

唯一、ライデン(クライヴ・オーウェン)の堕落した行動を演技として見せてた部分があるが、それも日本人なら、まあそうだろうねと予想できてしまう範囲。一応ユージュアルサスペクツのケビンスペイシーみたいな足元で演技だったとバラすシーンにしてるけど、そこの視聴者に対する裏切りはあんま必要ないかなと思う。

また結構気になる部分としては、バルトーク卿(モーガンフリーマン)が裁判で有罪(死罪)となり、皇帝命令とはいえ、ライデン(騎士)が自らの手で自分の主君の処刑に手を貸してしまっていいものかという部分。

そうするようにバルトーク卿(本人)から説得されるのはわかるが、忠義としては、主殺しはできないと言って自分が自害する方がより忠義が高いような気がしてしまう。

この辺の決断の仕方の違いが、微妙に感情が入っていかない部分でもある。理屈で説得されれば、その行動が最善なのは、その通りなんだけど、そう理屈に簡単に従えないところが忠義のような気がする。

また、バルトーク卿の娘が売春婦として目の前に連れてこられたときにも、作戦遂行上そこは仕方ないとは言え我慢するというのも、どうも違うような気がする。ラストに、すべて解決して、改めて助け出した主君の娘と再度対面して忠義を見せるのだが、どうもしっくりこない。さっき演技とは言え、一回見捨ててたじゃんと。

もし自分がこのバルトーク卿の娘だったら、この騎士(ライデン)はあまり信用できない気がする。どこまでが演技かわかんないし。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:ハリウッド進出作としては、そこまで悪過ぎずまた、良すぎることもない微妙な作品。一応、画力はあるので、見れますが、作品として面白いかというと微妙です。重厚に作ってる部分が逆に退屈に感じる時もある。一番の原因は、上記の忠義の見せ方の展開に日本人として感情があまり揺り動かされないところでしょうか。ちなみに上記の作戦遂行上仕方ない外面的行動を演技として許容する部分は、キリスト教の精神が反映されているのかもしれない。そういった意味合いで作っているのなら、もしかしたらこの作品はあえて欧米向きにアレンジされているのかもしれない。)



大臣の要求の話をする時は

”賄賂”と言え

遠回しに言うと

その色に染まるぞ


-?

自ら招いたことで

名誉は傷つくのだ


-?

名誉は持って生まれるもの

誰もそれを奪えず

与えもできない

失ってもなるぬ


-?

屈するな

-?


>>ラスト ナイツ [ クライヴ・オーウェン ]


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2017.05.25 Thursday -

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