映画「セトウツミ」の感想(ネタバレ)

2017.06.24 Saturday 邦画 コメディ/お笑い

■映画「セトウツミ」の感想(ネタバレ)



■監督:大森立嗣
■出演者:池松壮亮/菅田将暉/中条あやみ/鈴木卓爾/成田瑛基/宇野祥平

WOWOWで放送していた映画「セトウツミ」を鑑賞。

【映画「セトウツミ」のあらすじ】

高校2年生の内海と瀬戸は、放課後にいつも河原でダラダラとしゃべりながら一緒に過ごす。性格は対照的な彼らだが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、好きな女の子に送るメールの文章で悩んだり、ときには本音を語り合ったりと、話は尽きない。そんな2人を陰ながら見守っているのが同級生の一期だった。さらにはヤンキーの先輩・鳴山や、謎のバルーンアーティストたちが、2人の日常にちょっとした波風を立てていく。

WOWOWから引用

【映画「セトウツミ」の感想(ネタバレ)】


此元和津也の人気漫画を「さよなら渓谷」の大森立嗣監督が菅田将暉と池松壮亮がW主演で映画化した青春コメディ。

WOWOWの番宣でちょっと気になったので見てみた。

内容は、二人の関西の高校生の漫才のような座り話を基本に展開する青春映画。

一応マンガからの映画化のようだが、原作は読んでないので、そちらとの比較はできないが、映画のみとしてみた場合、この映画の評価(感想)は、非常に難しい。

大きな起承転結のストーリーが用意されてる訳でもなく(ないことはないが、物語は弱い)、ただ、二人の川沿いでの立ち話(座り話)に、周りの出来事(人たち)が、オチやフリとして放り込まれてくるという位置づけ。

最後まで見ても何か物語というものがあったともいいにくい。特に大きなことがない何も無い日常という、それがストーリーといわれてしまえばそれまでだが、そんな何かあるようなないようなゆるい話。

とりあえず、製作者としては、映画の中で漫才(観客を笑わせたい)がやりたいために作られたコント映画といった方が早い。

とにかくこの映画の中でやろうとしてる笑いは、ベタからは遠くかなり高度で(空気感を伝える笑い)、お笑い作品としてフリやオチ、天丼など細部までしっかり練られている。論理的にかっちりし過ぎと言ってしまえばそれまでだが。

ちなみに物語は別にして、池松壮亮(福岡出身)と菅田将暉(大阪出身)がかもし出す、笑いの空気感はなかなかで、ちょっとひねくれた関西人の日常を上手く表現できていると思う。

もちろん実際の関西人がすべてこんな人ばかりではないと思うが、ある特定のお笑い力の高い芸人の姿を見ているような感じがある。本当に面白い人は、実は率先して面白いことをやらず、常にどこか世間に対して、斜に構えている部分がある。

映画の雰囲気としては、ときおり松本人志作品かなと思うような空気感が漂っていたり、大いに影響を受けているだろう(どこかで見たような)笑いも多い。

総合的に見ると、笑いを前に出て取りに行かずに、引きながらカウンターで当てて行く笑いで、そういうのは嫌いではないが、映画のコメディとして声に出して笑えるかというと、そこまでは達していない。ずっとくすぐられている感じは、あるんだけど、イマイチ爆笑するほど、突き抜けてこない。面白いことは言ってるんだけどね。

個人的に一番面白いのは、セトの親父が地面に這いつくばってる時の情けない絵で、結局、ベタなところがわかりやすく面白いかなと思う。コメディ映画って難しいね。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:お笑い好きなら見といても良い俳優が演じるコント作品。ただ、映画館で1800円も金払ってみるようなものでは決してない。良くてレンタルかな。そもそもこの映画は、映画館向きではないけど。深夜や早朝に放送してたら、時間が合えば見ようかなという感じでしょう。)



走り回って汗かかな あかんのか

なんかクリエイティブなこと

せなあかんのか

仲間と悪いことせな あかんのか

この川で暇を潰すだけの

青春が合っても

ええんちゃうか


-?


誕生日も重なってるから

-?


>>セトウツミ 豪華版


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2017.08.19 Saturday -

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