映画「ビューティー・インサイド 」の感想(ネタバレ)
2017.07.30 Sunday 韓国映画 レビュー
■映画「ビューティー・インサイド 」の感想(ネタバレ)
■監督:ペク
■出演者:ハン・ヒョジュ/パク・ソジュン/上野樹里/キム・デミョン/ト・ジハン/イ・ドンフィ/ムン・スク
WOWOWで放送していた映画「ビューティー・インサイド 」を鑑賞。
【映画「ビューティー・インサイド 」のあらすじ】
家具デザイナーのウジンは18歳のときから目覚めるたびに心以外の姿、性別、国籍のすべてが変わるようになった。その体質から人に会うことが困難な彼は、才能とインターネットを生かして活躍していた。ある日、彼はアンティーク家具店で働く美しい女性イスに恋してしまう。毎日初めての客のように店に通い、告白できる“見た目”になるまで待ったウジンはついに彼女をデートに誘い、ロマンティックな3日間を過ごすのだが……。
※WOWOWから引用
【映画「ビューティー・インサイド 」の感想(ネタバレ)】
ハン・ヒョジュ、上野樹里共演の韓国ファンタジーロマンス。
韓国映画に日本の上野樹里が出演してたようなので見てみた。
内容は、寝て起きると顔(外見)が変わってしまうという体質の男性が、家具屋で働く女性を好きになり…という話。
まず期待していた上野樹里の役どころだが、主人公が好きになる相手役(ヒロイン)かと思ってたら(主役はヒロインのハンヒョジュ(韓国女優))で、男側の主人公が毎日変わる外見の一人(ある一日)という扱いだった。時間にして10分位かな。
出演時間10分位で、WOWOWの番組情報で上野樹里共演って、堂々と書かれているのもどうかと思うけど、まーまるっきり出てない訳では無いのでしょうがない。
ちなみに男側は外見が毎日変わるということで、有名、無名に関わらずかなり多くの韓国俳優が出演し、演じ分けている。韓国映画やドラマに詳しければ、結構知ってる俳優もたくさん出てるので、意外とお得感はある。
さて、内容の方の感想だが、固定されない外見の悩みを持つ男側と、それを受け入れる女性側の悩みをかなりリアルに描いていて、序盤は、コメディチックではあるが、中盤から後半は、かなり悩みと向き合ったシリアスな恋愛模様になっている。
そして、この外見が毎日変わるというテーマを巧みに使って、ただのファンタジーで終わらず、恋愛における、人の見た目、外見とは何か?、愛とは何か?についても、かなり深く切り込んでいる。
この外見と愛がテーマ。
外見が毎日変わるため、次の日に待ち合わせすれば、相手を見つけることすら出来ないヒロインが、ただ、見た目が変わってもどこか相手に対して感じる部分は同じで、そこに対する変わらぬ愛情は自分の中にある。
それは、見た目ではないから、愛そのものでしかない。
雰囲気なのかなんなのか。
愛とは何かに出会った感じがした。
評価 ★★★☆☆ (星3.6)
(まとめ:設定はファンタジーだが、意外と佳作の韓国恋愛映画。恋愛映画として、変化球なので、ものすごくおすすめするほどではないが、こういう恋愛映画も見といても損はないかも。期待の上野樹里は、中世的な男っぽい役どころで、演技は良かったが、あまり女性的な良さは出てなかった。最後に映画とは全然関係ないが、普段はあまり韓国のニュース等で話題になることはないと思うが、韓国での日本のAV女優の知名度の高さは、この映画が発端ではないが、意外と秘めてあるなと思う。きっと蒼井そらだけじゃない。もっといっぱい知っているはずだ韓国人男性(笑))
俺の一番好きな日本の女優
蒼井そら
-?
愛はすべてを解決するけど
愛のせいで壊れることもある
-?
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