映画「ディバイナー 戦禍に光を求めて」の感想(ネタバレ)

2017.10.12 Thursday 洋画 戦争映画

■映画「ディバイナー 戦禍に光を求めて」の感想(ネタバレ)


■監督:ラッセル・クロウ
■出演者:ラッセル・クロウ/オルガ・キュリレンコ/ジェイ・コートニー/イルマズ・アルドアン/チェム・イルマズ

WOWOWで放送していた映画「ディバイナー 戦禍に光を求めて」を鑑賞。

【映画「ディバイナー 戦禍に光を求めて」のあらすじ】

第1次世界大戦中、かつての宗主国たるイギリス軍を支援するため、オーストラリアからも多くの志願兵たちがヨーロッパや中東に出征。激戦地となったトルコ・ガリポリの戦いでは、相当数の死傷者を出すことに。戦後の1919年になっても、3人の愛する息子たちが戦場から戻らず、悲嘆にくれる妻が悲劇の自殺を遂げた後、オーストラリア人のコナーは、自らの手で息子たちの消息を突き止めるべく、単身トルコを訪れるのだが…。

WOWOWから引用

【映画「ディバイナー 戦禍に光を求めて」の感想(ネタバレ)】  


「グラディエーター」「レ・ミゼラブル」のラッセル・クロウが初監督し、自身も主演して2014年度のオーストラリア・アカデミー作品賞などに輝いたという人間ドラマ。

最近見る機会がなかったラッセルクロウの出演作品を見つけたので見てみた。

ちなみにこの映画は、俳優ラッセルクロウが初監督したということだが、大抵、俳優が監督をする作品の第一作目は、俳優個人の思い入れが強く反映したものが多いが、この映画もその種の力強さ(意気込み)が感じられる。

ラッセルクロウ自身がほぼオーストラリア(ニュージーランド出身ではあるが)で育ったり、暮らしたりしてるということもあるが、オーストラリアの歴史(第一次大戦中の話)をあえて題材にしたのは、自然な流れだと思う。日本人で言えば、大東亜戦争等をテーマにしたようなものだと思う。

さて、内容の方だが、ラッセルクロウ自身が父親役で、戦争で息子3人を失い、そのショックから妻が自殺して一人身となり、生きがいを失くしたことから、最後に3人の息子の消息を知ろうと、異国のトルコへ赴きという話。

この作品、物語自体は最後にどんでん返しの事実(生還はなんとなく途中で予想できるけど)があり感動的で良いのだが、オーストラリア作品のためか、制作費が意外と少ないからかわからないが、A級ハリウッド映画の感じになれてると、画的な安っぽさが少し見え隠れする。

また戦争シーンがあるが、戦争アクション映画というほど、アクションを重視(見どころにしてる(迫力重視))してるわけでもなく、人間ドラマの延長のような扱い。一応、塹壕などオープンセットで作ってるけど。

さらに言うと、民間人が戦地に行っているという設定だからなのか、戦争状態(休戦状態)の緊張感があまり伝わってこない。これはラッセルクロウという強面キャラ(ある種ヒーロー)が主役をしてるのも、心強すぎて(頼りがい合って)戦争シーンすらもあまり、恐怖や緊張という感じが出にくいのかもしれない。

主役ということもあるけど。どんな状態でもこの人(ラッセルクロウ)死なないだろうなと思ってしまう。そんな感じがしなくもない。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:ラッセルクロウが主演、監督のやや微妙な戦争感動映画。戦争映画にエンタメ的な面白さを求めてしまう(評価する)のは、どうかと思うが、エンタメ的な目線では、ちょっと微妙な感じは否めない作品。自分がオーストラリア人、または、このトルコ・ガリポリの戦いをよく知ってれば、また違った感想を持ったかもしれないが。またラッセルクロウではなく、別の監督が描いていたら、もっと良い感じの映画になっていたような気がしないでもない。細部の演出や全体的な構成等でやや甘さがある。物語以前に気になるところが見られる。ちなみにオーストラリア・アカデミー作品賞などを受賞しているようだが、ラッセルクロウ、またこの戦争という愛国題材を考慮し、ちょっと甘めな作品評価(話題性等)になってる気がしないでもない。やはり作品賞に輝くだけあって、素晴らしい映画だと、手放しで言える評価には足りないかな。)


キリストの教えを

知ってるだろ

奥さんが自殺なら教会には埋葬できない

神への裏切りになるからだ


-?


”我が子より長生きであれ”

という言葉が

祈りの言葉に聞こえるが

最低の悪態だ


-?


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2017.11.16 Thursday -

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