映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想(ネタバレ)

2018.05.15 Tuesday 洋画 アクション/SF

■映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想(ネタバレ)


■監督:マーク・ウェッブ
■出演者:アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン ジェイミー・フォックス デイン・デハーン ポール・ジアマッティ サリー・フィールド

WOWOWで放送していた映画「アメイジング・スパイダーマン2隊」を鑑賞。

【映画「アメイジング・スパイダーマン2」のあらすじ】

ニューヨーク。高校生ピーターはクモのようなパワーを持つ正義のヒーロー、スパイダーマンでもあるが、恋人グウェンの亡き父親と交わした“彼女を危険に巻き込まないよう別れる”という約束を果たせずに悩む。そのころ町では孤独な男性マックスが勝手に自分がスパイダーマンのパートナーだと思い込む一方、ピーターの旧友ハリーの父親が総帥を務める巨大企業“オズコープ”がなぜかずっとピーターを監視していた事実が分かり……。

WOWOWから引用

【映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想(ネタバレ)】 

 

 

初代のアムライミ監督×トビーマグワイアコンビからマークウェップ監督×アンドリューガーフィールドに主演が交代してリブートされた「アメイジング・スパイダーマン」シリーズの続編。

 

先日、主演交代し、アベンジャーズを見据えた新しいスパイダーマンシリーズとしてWOWOWで初放送していた「スパイダーマンホームカミング」を見た際に、過去作のこちらの「アメイジング・スパイダーマン2」を見ていないことに気づいたので、こちらも再放送をちょうど見つけたので見てみた。

 

「アメイジング・スパイダーマン」は、クリストファーノーラン×クリスチャン・ベールが描くバットマン的な、ヒーローをリアルな人間としてキャラクターを丁寧に掘り起こした(特殊能力は使っているが)もので、個人的にパート1はそれなり良かったと思うが、このパート2は、なんか微妙な出来。

 

ところどころ良い部分(シーン)もあるが、細部を見ていくと、ダメなところも目立つ、そして差し引きギリプラスかな。

 

まず良いところを挙げると、最初のスパイダーマンの親父と殺し屋との飛行機での一連のシーン(格闘含む)は、物語の掴みとして非常に良い。特殊能力は何も使ってないのだが、先がわかってるだけにシーンの説得力(悲しさ)がある。ここの親父役が救命医ハンクで大富豪役をやってたキャンベル・スコットなので、それだけでも感情移入しちゃう。ここの飛行機墜落シーンは良い。

 

あと、スパイダーマンの昔の親友役にデイン・デハーン。若手俳優だが、このデイン・デハーンの見た目は洗練された感じで非常に良い。昔のレオナルドディカプリオ的な雰囲気があり好印象。

 

ただ、このデイン・デハーンだが、スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド )といろいろゴタゴタがあってダークサイドに堕ちて、悪役として再登場した時の見た目が、笑っちゃうくらいちょーダサイ(笑)髪型から何から変わりすぎ。

 

あの美形だった彼が、こんなヤツに???という位のドギタナイ特殊メイクした姿の見た目のヒドさ。そして、悪役演技も思ってた感じと違って、見た目に引っ張られていてあまり深く入り込めていない。入り込めてないというか、コント演技に見える。

 

この作品、彼の悪役としての再登場シ−ンが出オチで終わりなんじゃないかと思うくらいひどい。この映画、全部で140分近くある長い映画なのに、最後の最後に来て、彼が再登場して全部台無しにしている。

 

もっと言えば、ジェイミー・フォックスが悪役としてエレクトロ(マン)としてメインを張ってたのに、後からのこのこ彼が出てくる必要はないと思う。しかもキャラクターは、過去のサムライミ版のスパイダーマンでジェームズ・フランコが悪役になった時にやってることとほぼ一緒。お馴染みのサーフィンの乗りモノにまた乗ってるし。100円ガチャの入れ物のような光る丸い爆弾を使うのも一緒。

 

せっかく今までリアルな人物としてキャラクターを描いていたのに、そこから前作にはない新たな違うタイプの新キャラクターで登場するのかと思いきや、ほぼ同じなのに、見た目が前作よりも大幅に劣化してる(ただ汚い)ってどういうこと(笑)

 

あれなら前のジェームズ・フランコので全然良い。

 

ちなみにもっと深く言うと、デイン・デハーンがダークサイド(悪役)に堕ちる時(スパイダーマンに対して敵意する)の動機が前作よりも弱くなっている。サムライミ版は、親父を殺したのがスパイダーマンだったというところからダークサイドに堕ちるが(のちに誤解だと分かる)、今回は、親の敵とかそういう訳ではない。自分が病気で死にそうなのにスパイダーマンが血をよこさないから、それで悪役になる。クモの血の影響もあるけど。

 

かなり自分勝手すぎる。結局、スパイダーマンの最初の助言どおり、血を与えたことで状態がかなり悪いことになってるし。本人は一応生き延びれるようになったのかもしれないが、社会には完全に悪影響を及ぼしている。スパイダーマンはそれを心配してたんだよね。おかしなことになっちゃうよって。

 

そもそもクモの血さえ手に入れられたのなら、追い出そうとした自分の会社(重役)への復讐はわかるが、幼い頃からの親友への復讐(彼女を攻撃したり)は関係ない。完全な八つ当たり。

 

過去作のジェームズ・フランコの時は、父殺し(誤解だけど)だったので彼にも同情は出来たが、こっちは、完全に同情できず親友に感情移入ができない。

 

もう少し付け加えると、メインの悪役のジェイミー・フォックスの扱いもかなり雑だ。

 

彼に対しては、誤解から逆恨みで、のちにスパイダーマンと対決する流れとなっていくが、最終的にそこの誤解は一切解かれることなく、普通にイチ悪党として倒され、爆発してそのまま終了。

 

誤解なんだ、いや信じられない、誤解なんだ…、そうだったのか…スパイダーマン、俺が間違ってた…的な、最後にエレクトロが改心するような流れがない。ヒーロー映画なのに。最終的に悪役を破壊!

 

完全にジェイミー・フォックスは、ただのいちモンスターとして役目を終えてしまった。この映画での彼の良さは、設計図がどうのと人間として出てきた数分位だろう。あとは、ずっとモンスターなので。

 

この「アメイジングスパイダーマン2」は、この悪人とのやりとりが結局力任せで押し切ってしまってるところに、ちゃんと作ってる割にどこか内容が薄いと感じてしまう。

 

その部分を埋めてるのが、最後にヒロインが死んでしまうという喪失感。しかし、ヒーロー映画とは到底思えない展開であり、やはり見終わった後にヒロインが死んでるヒーロー映画というのはどうなんだろう?とい問いが見た後に収まらない。

 

喪失からの再起という部分は、人間ドラマとしては、これ以上無い感動的な部分(演出、展開)ではあるのだが、別にヒーロー映画でしなくてもいいかなと思います。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:全体的に重厚な感じで描かれるが、胃がもたれただけで、あまり栄養は無かったアメイジングスパイダーマン2。この作品、最初のシーンが良かったところから逆算して思うのは、この作風では、アンドリューガーフィールド 、デインデハーンという俳優には、ちょっと絵的に荷が重かったような、それに尽きると思う。キャンベル・スコットのシーンは、総じて落ち着いていて、アメイジングしていて説得力があっただけに、主演が違っていたらもう少し違った印象になっていたかもしれない。ヒロイン役のエマストーンは良い。)

 

 

道ある道を進むな

 

自分の道を歩め

 

-?

 

 

ただどこかに

 

ちゃんと仕舞っておくの

 

-?

 

もう一度よく見て

 

あとに悔いは残さない

 

-?

 

 

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2018.11.13 Tuesday -

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