映画「きょうのキラ君」の感想(ネタバレ)

2018.06.21 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「きょうのキラ君」の感想(ネタバレ)


■監督:川村泰祐
■出演者:中川大志 飯豊まりえ 葉山奨之 平祐奈 岡田浩暉 三浦理恵子 安田顕


【映画「きょうのキラ君」のあらすじ】

長く伸ばした前髪で目を隠し、他人と関わることを避けてきた女子高校生のニノ。そんな彼女は、隣に暮らす同級生のキラに恋をしてしまう。とはいえ、イケメン男子で学校一の人気者であるキラに気持ちを伝えることなど思いも寄らないニノ。だが、あるとき彼女がキラの重大な秘密を知ってしまったことから、次第に2人の距離が縮まっていく。キラがいつでも笑顔でいられるよう、365日ずっと一緒にいることを誓うニノだったが……。

WOWOWから引用

【映画「きょうのキラ君」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「近キョリ恋愛」のみきもと凜の人気漫画を「海月姫」の川村泰祐監督が中川大志と飯豊まりえ共演で映画化した青春ラブストーリー。

 

邦画の恋愛映画を見つけたので見てみた。

 

こちらも少女マンガが原作の恋愛作品のようで(原作は読んでいない)、内気な女子がキラキラした男性(イケメンで人気者)に恋したことで次第に明るく変わっていく一方、男の方が実は、”病気で余命1年という秘密?”を持っていて出会いの段階からそこを一緒に共有する部分が、これまでの少女系恋愛作品とはやや違うところになっている。

 

少女マンガの世界観でありながら、死が絡む悲しい話で多少の重たさはあるが、決して死んだりするラストではないので、後味の悪さは無い。

 

ただ、恋愛作品として面白いかというと、特に面白さは感じられず、途中でかなり退屈になった。

 

ヒロインを演じる飯豊まりえの良さは多少わかるが(キャラクターではなく女優の好みで)、中川大志演じる主役のキラ君の方には男前だが、ほとんど共感が起きない。

 

イケメンではあるし(好感度はあると思う)、病気に悩むという共感エピソードもあるが、あまり人間的魅力が出て無くて(西島秀俊的な大根演技臭がしないでもない(笑))、ほとんどキラ目線では見れない。途中に病気で苦しんだりするのだが、キャラクターに対して感情移入が出来ていないので、他人事感がいつまでも拭えない。

 

っというか、この作品一体何が良いのかわからない(笑)

 

最後まで見ても、特にこれといって盛り上がりが無い。ニノの父親に交際を許してもらえなかったキラ君が翌日から急に学校に来なくなったりするが、ただ母親の墓参りに行っていただけというオチでなんだそれという感じ。

 

過去に尖っていた男(荒れていた男)がヒロイン(ニノ)と恋愛していく中で、徐々に優しくなっていくという変化はあるが、それすらもあまり伝わってこない。終始演技が演じてます感があり臭い。

 

また、主役二人以外で、共感できる人間がいるかといえば、周りを囲む親友(男女)もあまり魅力的でない。

 

ドラマやマンガによくいるタイプのわかりやすいキャラではあるけど(実際にはそんなヤツはいないと思う人たち)。またヒロイン(ニノ)の両親も、そんな親いる?みたいな優し過ぎる両親で生活感がない。その割に、交際に反対したりするが、そんな親なのでなんか説得力が無い。しかも父親変態だし(安田顕)。※変態仮面に出た俳優は、もう何を演じても変態が真面目なフリして日常生活してるだけにしか見えない(笑)

 

この作品見終わってから思ったが、学園ドラマ(映画)という割りに彼らがそこでホントに学生生活を送っているようなリアリティが感じられない。英語の授業中にキラ君の病床仲間の彼女がニノを連れ出すシーンがあるが、クラスメートや先生の存在が完全に背景扱い。クラスメートが見てる前で、あんなやりとりは、見てて恥ずかしい。完全に何かに酔っている。

 

たぶんこの映画に共感できない原因はそこに尽きると思う。演技含めて演出なのか。そうなってくると世界観を描けていない監督がダメという結論になる。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:”きょうのキラ君”という、タイトルの今日のキラ君の状態にあまり興味がでない恋愛映画。この映画唯一面白いところがあるといえば、キラ君の同級生の親友(矢部和弘)。始めは、不良で尖っていたキラ君に話しかけられないほどびびり倒していたのに、今では、キラ君とタメ口で、むしろ上からいく位(胸倉とか掴んじゃう)の勢いで接しちゃう。こんな男同士の急な人間関係(立場)の変化ってあんまり考えられない。お互い不良同士ならある瞬間で立場が変わるのはわかるけど、もともとヘタれでビビってた男が、不良だったキラ君と次第に仲良くなったからと言って関係が急に対等以上になるってね。普通タメ口になったとしてもところどころ少し気を使ってる感じを残してるのが普通だと思うが、この映画はそうではない。勢いに任せると上からいっちゃう。そう考えると、結論は、ヘタれから舐められるキラ君って実はもともと大分しょぼかったんだねという感想しかない。)

 

 

 

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2018.09.20 Thursday -

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