映画「ReLIFE リライフ」の感想(ネタバレ)

2018.07.15 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ReLIFE リライフ」の感想(ネタバレ)


■監督:古澤健
■出演者:中川大志 平祐奈 高杉真宙 池田エライザ 岡崎紗絵 千葉雄大 市川実日子


【映画「ReLIFE リライフ」のあらすじ】

新卒で入った会社をある事件をきっかけに退職した新太は、再就職に挑むものの不採用続きで、気が付けばニート状態で27歳になっていた。そんな彼の前に謎の男・夜明が現われ、見た目だけ10歳若返り、1年間限定で高校生活をやり直すという、ニートを対象にした社会復帰プログラム“リライフ”への参加を打診される。17歳の体で2度目の高校生活に飛び込んだ新太は、編入されたクラスで風変わりな優等生の千鶴と出会い……。

WOWOWから引用

【映画「ReLIFE リライフ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

夜宵草の原作を「今日、恋をはじめます」の古澤健監督が中川大志、平祐奈共演で実写映画化した青春映画。

 

今日のキラ君」に出ていた中川大志が主演していた作品を見つけたので見てみた。

 

「今日のキラ君」での中川大志は、演出の悪さなのか俳優の演技力の無さなのかはわからないが、かなり大根役者になっていてダメダメだったが、こちらの「ReLIFE リライフ」では、主役(中川大志)の背景にリアリティが感じられて素直に共感しやすい。そのためか、演技が気になることはない。

 

内容は、27歳の無職の男がひょんなことからリライフという制度を使い、もう一度高校生活をやり直すというファンタジーな話で序盤はジェネレーションギャップに引き付けられるが、年下との高校生活にそれなりに慣れてからは、普通の青春恋愛映画と対して変わらなくなってしまう。2回目か1回目かの違い。

 

ネタバレになるが、女子生徒の中にも一人だけ主役(中川大志)と同様にリライフ制度を使って偽高校生活を送っていたことがわかるのだが、その衝撃とは別にそこから大した盛り上がりが無い。個人的には、そもそもリライフしてきた彼女との無理やりな恋愛はいらなかったと思う。

 

結局、リライフ後はお互いの記憶がなくなってしまうという悲しいシステムこそあれ、お決まりのように再びお互いが偶然に出会う機会を得て…一応ハッピーエンドになる。ちなみにお互いがリライフで高校生活をした後に、現実(今までの)の人生でも学校の先生として再出発するというのもどうだろうか。

 

リライフ後、「やりたいことがあるんです」と言って、学校の先生になる。

 

もっと違う意外な職業になるのかと思いきや、学校生活を経験したからこそのベタな職業先生。そして、リライフしていた別の彼女の方も先生となって再び学校で出会う…。恋愛映画のオチとしては、無難過ぎる展開(どこかで見たような)。しかし、予定調和過ぎて、まるで面白みが無いラストでもある。

 

個人的には、同じ高校でリライフをしている人間が二人いる時点で、この映画(設定)は、せっかくのリライフ制度の良さをなくしているように思う。

 

やはり、リライフ一人VS本物学生という構図でなければいけないと思う。(※本物学生ももっとリアリティあるキャラクラーにする)

 

二人いると話が散ってくる。もちろん二人いることによって、いろいろ展開を望めるということもあるが、この映画を見るからにせっかく二人いる良さが、お決まりの青春恋愛に終始し、途中から展開が予想できてしまう。

 

そもそも2人いけるのなら、”もう高校生全員実は、リライフ生徒だった”(リライフ学校)ということにした方が断然衝撃が大きいし、その後の人間関係もいろいろと面白さが見込める。

 

クラス全員ニセ高校生だった時点で、1回目の高校生活とは全員異なる高校生活を送ろうとするので(はず)、よりこの学校の学園生活に活気が起こり、それぞれの生徒の人生の振り幅も広くなってくると思う。

 

いきなり高校生活を送りながら事業を始めようとする人間がいたり、遊び歩いていて学校にそもそも来ない(行かない)人間がいたりなど、今まで高校生は、○○だ!というある程度決められた生活スタイル(風習、概念)、制度(常識)にしたがっていたのであれば、それらを壊すような別のアプローチがこの学園では見られるかもしれない。

 

この映画は、結局のところ、高校生活(リライフ)というものを体験しながらも、新しい何かを発見するというよりかは、結局、既存の学校→就職(会社、学校の先生も同じ)という決められた制度の中にぴっちりと収まり、より被支配層(奴隷、不自由感)という状態を強めているだけといえるだろう。

 

ちなみに学校行って→学校の先生になりたいという安易な発想は、その最たるもんだと思う(笑)

 

もっと目の前のことだけじゃなく、物事を深く、別の視点でしっかり考えるべきでしょう。そういうことが得られることがリライフという制度じゃないのかな。

 

学校行って、そこで出会った生徒とのちにお互い先生となって、再会し、恋愛するだけじゃないでしょ。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:リライフしても空元気だけであんまり意味を感じられない中途半端な恋愛映画。この作品、学園恋愛映画にせずにもっと社会生活に視点をおいたまま、別のアプローチを取るべきだったと思う。序盤は良かったのに、途中から遊園地に行ったり、夕日を見たりなど、あまりにも行動が短絡的過ぎる。結局、他の青春映画でやってることをやってるだけ。個人的には、主役は、リライフした後も、最初だけは活発に動いていたが、その後、再びニートに戻り、家でだらだら過ごしていたら、もっと見てる側はいろいろと逆に考えさせられたかもしれない。リライフが全然響かないほど今の社会は、厳しい。それこそが現実、リアリティ。)

 

 

 

「今を大切に!」でしょ、「今を」

 

-?

 

あれ?それ誰かも言ってなかったっけ?

 

-?

 

 

うん、誰だっけ?

 

さんざん言われた気がするんだけどな

 

-?

 

 

 

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2018.12.08 Saturday -

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