映画「ラプラスの魔女」の感想(ネタバレ)

2019.03.30 Saturday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ラプラスの魔女」の感想(ネタバレ)


■監督:三池崇史
■出演者:櫻井翔 広瀬すず 福士蒼汰 志田未来 佐藤江梨子 リリー・フランキー 豊川悦司


【映画「ラプラスの魔女」のあらすじ】

それぞれ離れた温泉地で、硫化水素ガスの中毒による死亡という同類の事件が発生。しかも被害者同士には面識があった。警察は連続殺人を疑うが、協力を依頼された地球化学の専門家・青江教授は、気象条件の安定しない屋外で、致死量の硫化水素ガスを意図的に吸引させる殺人など、“ラプラスの悪魔”でもなければ不可能だと事件性を否定する。だが、青江の前に、自然現象を正確に言い当ててしまう謎めいた女性・円華が現われて……。

WOWOWから引用

【映画「ラプラスの魔女」の感想(ネタバレ)】 

 

東野圭吾の同名ベストセラーを櫻井翔主演で映画化したミステリー。

 

嵐の櫻井翔が出てたので見てみた。

 

内容は、不可能犯罪の解明に挑む科学者の話で、櫻井翔は、警察から協力を依頼されたその科学者役。

 

始めの方は、不可能犯罪をどう実行する?という部分でかなり謎めいていて、興味が尽きないのだが、のちに事件があきらかになり、父親が家族殺人の実行者とわかり、さらにその息子が気象条件を予知し、それを利用して、父親を殺そうと試みる、終盤のCGをふんだんに使った大スペクタクル映像を見るまでに至ると、どうもやり過ぎ感が出てきて、興味が急に失速する。

 

あんな複雑な気象条件を予知できるなら、もっと他に簡単に殺害できる条件があるんじゃないかとさえ思ってしまう。

 

さらに途中から悪役となる豊川悦司演じる甘粕監督のゲームやマンガのラスボスかと言わんばかりのわかりやすい自己中的な動機設定(披露)もどうもついていけない。マンガの読みすぎじゃないかなと(笑)

 

そもそも、家族思いの悲劇な父親像から急に自己中犯罪者へと転換するどんでん返しも、急すぎて、イマイチ理解がついていかない。もう少し説得が必要だったんじゃないだろうか。

 

っというのも玉木宏演じる刑事と、科学者の櫻井翔が出番こそあるのに、あんまり役に立っている感じがない。櫻井翔の科学者にいたっては相当ひどい。知らないところで話が進んでいて、急にクライマックスに突入したような速さ。

 

そもそも最初の硫化水素で殺された二人と甘粕監督の関係も、電話の会話がちょっとあるだけで、大して描かれていないので、最初の家族殺人(最初は自殺と処理される)の一番の動機とそこに対する、彼らの協力関係もよくわからない。家族殺人は甘粕監督が勝手に始めたことであるのだが、そこに至る、殺人行動を決断するほどの甘粕監督への共感が全く起きないので、なんだかよくわからない。

 

娘が非行に走っていたから殺したというだけでは、ちょっと話が早すぎ。もう少しそこの彼の苦悩部分のシーンが必要だったんじゃないだろうか。そこを抜きにして、ラスボス発想の極端な動機に至ってしまうので、話が非常に薄っぺらくなってしまった。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:理論的に言いたいことはわかるが、作品としての完成度はかなり微妙なサスペンス。ただ科学的な人間の可能性という部分の知的好奇心は結構満たしてくれるのでその辺は面白い。その部分では、作者(東野圭吾)の知識への欲求やリサーチの幅を感じる作品ではあります。)

 

 

 

記録され人々が

 

認識した時

 

それが真実になるんだ

 

-?

 

 

 

人間は原子だ

 

一見なんの変哲もなく

 

価値もなさそうな人々こそが

 

重要な構成要素だ

 

-?

 

 

この世界に存在意義のない

 

個体などない

 

ただのひとつとして

 

-?

 

能力というのは目的が

 

あるからこそ

 

進歩するんです

 

-?

 

 

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2019.08.16 Friday -

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