映画「リバーズ・エッジ」の感想(ネタバレ)

  • 2019.05.05 Sunday
  • 04:30

■映画「リバーズ・エッジ」の感想(ネタバレ)


■監督:行定勲
■出演者:二階堂ふみ 吉沢亮 上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵


【映画「リバーズ・エッジ」のあらすじ】

ハルナは恋人の観音崎にいじめられている山田を助けたのをきっかけに彼から誘われ、夜の河原に放置された“遺体”を見に行く。さらにその“遺体”を宝物として共有する後輩でファッションモデルのこずえが現われ、3人は奇妙な友情で結ばれる。やがて、山田に執着するカンナ、観音崎と体を重ねるカンナの友人ルミ、暴力性を抑えられない観音崎と、閉ざされた高校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていく。

WOWOWから引用

【映画「リバーズ・エッジ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

岡崎京子の同名コミックを「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が二階堂ふみ、吉沢亮らを迎えて映画化した青春映画、

 

「オオカミ少女と黒王子」の二階堂ふみが出てたので見てみた。

 

この作品は、原作コミックからの映画化らしいが、コミックは読んでないので、そことの比較はわかりません。

 

内容は、数名の高校生がそれぞれ抱える悩みや苛立ちが、お互い干渉し合い、次第に傷害(殺人未遂)や自殺?(焼身飛び降り事故)など暴力的な方向に進んでいくという話。

 

かなり内容は、生々しくショッキングな話になってるのだが、それ以上に一番印象的なところは、この作品で二階堂ふみが全裸になっているところだと思う。一人暮らしで家を満喫してるOLか、と言わんばかりの脱ぎっぷりだ。

 

ドラマでも普通に主演する位の旬な若手女優が映画で脱いでいるのは、それだけでもショッキング。大分前に沢尻エリカが映画で脱いだときがあったが、それに次ぐそっち系ではインパクトな作品じゃないかと思う。

 

この作品、総じて、愛と暴力ではないが、少女マンガ系の高校生恋愛映画の平和的な世界観とは異なる、売春とか薬、セックス、同性愛とかそっち方面の話題が日常的に描写されていて、見た目の印象はかなり気分が悪い世界観。

 

ちなみにエンタメとして、話が面白いかというと、かなり微妙で、そういう物語としての面白さはない。

 

誰目線で見て、共感するとかも、無くは無いが、根本的に特定の登場人物に深く感情移入して見る話でもない。ほとんどダメなヤツしか出てこないし。

 

そもそも映画の方向性が、この映画を見て楽しんでもらおういう感じの大衆向けに作られていない。

 

高校生位の年齢だからこそ持つ、若い時ならではの、快楽や興味だけで生きている攻撃性というかパワーみたいなのが、テーマの中心にあり、それをひたすらキレ味鋭く描くことに集中しているような作品で、作品の芸術点のみを狙っている作品。

 

ちなみに、物語の設定は、1980〜90年代位の話になっているが、登場人物を演じる二階堂ふみ、吉沢亮らが着てる服装や髪形などは、ほぼその当時のファッションを忠実に再現している。実際に30〜40年前?の映画と言われてもすぐには分からないほど、世界観や古さが当時を表現している。

 

画角も16:9のワイドではなく、ブラウン管全盛時代の4:3という当時の画面サイズや、画質も荒くして、作られていることも大きい。ビデオテープの時代というべきか。

 

ただ、客観的に当時のファッションを見て思うのは、登場人物全員の服装が等しくダせえなということ。その格好で外をうろうろするなと言いたい。

 

あの時代、その時代では、格好良いヤツや、オシャレなヤツも学校にいたと思うが、今見ると、まとめて全員がダサイ(笑)

 

個人的に、1960〜70年代とかのアメリカファッションは今見ても、それなりにイケてる(当時の良さがある)というものはあると思うが、この時代の日本の若者ファッションは、相当ひどいなと思う。そのまま過去の遺物として封印しておきたいレベルのダサさだ。

 

唯一、Tシャツだけは、今と同じ感覚で、そこだけはほとんど時代を感じない。そもそも現在でも昔のデザイン(ロックバンドTシャツ等)をあえて気に入って着たりすることもあるためか、違和感がない。

 

結局のところ、Tシャツという食で言えば、おにぎり的な位置の王道ファッションアイテムを着ていれば、時代に取り残されることなく、無難に通過することが出来そう。

 

今後もTシャツはファッションから無くならないだろうし、Tシャツの安定感は不滅だと思う。もともとオシャレ度が高いアイテムではないところが幸いしてるのだろう。

 

 

 

評価 ★★★★☆(星4つ)

 

(まとめ:二階堂ふみが女優魂を炸裂させてる青春エロ?映画。せっかく脱ぐなら画質が綺麗な現代映画で脱いでほしかった気もするが、そういう作品では無いところが、女優魂という気もする。作品のために脱ぐ的な。…最後に作品の本質について少し付け加えると、ある時期に非常に辛い経験をしたことによる人生への達観が描かれている。それは誰かに教えられた訳でもなく、そこを通過したことによる実感する。この映画は、作品として面白くは無いが、ひとつの作品の出来としてはかなり素晴らしいと思う。)

 

 

 

温かいものを温かいとか

 

冷たいものを冷たいとか

 

感じることだと思う

 

-?

 

 

傷つきながら忘れながら

 

思い出しながら

 

たまに…泣いたり 怒ったり

 

笑ったりしながら

 

感じて生きていきたい

 

-?

 

 

 

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