映画「OVER DRIVE」の感想(ネタバレ)

2019.05.26 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「OVER DRIVE」の感想(ネタバレ)


■監督:羽住英一郎
■出演者:東出昌大 新田真剣佑 森川葵 北村匠海 町田啓太 要潤 吉田鋼太郎


【映画「OVER DRIVE」のあらすじ】

国内最高のラリー選手権SCRSを戦うスピカレーシングファクトリー。そこに所属する檜山兄弟は、兄の篤洋が信望も厚い生真面目なメカニック、弟の直純が天才肌だが時に無鉄砲なレーサーという対照的な2人。幼い頃は仲の良い兄弟だった2人は、思春期に起きたある事件を機に、今ではろくに口も利かない険悪な関係となっていた。そんな中、直純の新たなエージェントとしてラリーのことを何も知らないひかるがやって来て……。

WOWOWから引用

【映画「OVER DRIVE」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「海猿」シリーズの羽住英一郎監督が東出昌大、新田真剣佑らを迎えて描いたスポーツカーアクション。

 

邦画のカーアクション作品を見つけたので見てみた。


特に今ラリーブームが来てる感じはないところに(※どちらかというと、テニスや将棋がブーム)一応、最近ではメジャー俳優になってきた東出昌大を主演に迎えているやや期待を感じる映画ですが、特に何かの原作マンガからの映画化という訳でもないらしい。ただラリー映画がやりたかった。

 

そんな作品だからなのか、熱さはあるものの、ストーリーの流れが悪い。

 

まず、一番の見せ場と思えるカーアクションシーンだが、各地域でのレースがほぼダイジェスト映像のような感じの紹介に留まっていて、レースとストーリーにどこか別撮り感がある。またストーリーが盛り上がってきて、いざ、レースになるのはいいが、二台の車で前へ後ろへデッドヒートしないので、あまり対決してるハラハラ感が無い。

 

これはラリーというタイムアタックルール(いかに早く回るか)なのが原因だと思うが、思っていた感じのレースの盛り上がりと違う。

 

ちなみにレース映像(各地域のレース)が変な理由は、番組情報でも書いてあるが、その部分のみCG映像で作ってるためらしい。(※全部ではないが)この部分はほぼ実写映像と見間違うほどクオリティは高く、CGだと言われるまで気づかないが、その反面、何か妙な違和感があったのも事実だ。

 

さすがに、トヨタを始めとする有名企業がスポンサーについてはいるが、各外国でのレース映像を全部あのクオリティで撮影できるほどの予算があるとは思えない。あのレベルで各レースまで現地で実写撮影して世界観を構築するなら、007とかミッションインポッシブルクラスのハリウッド予算が必要になるだろう。

 

この部分の予算の違いが、どうもこの映画の最終的な作品としての生感覚が無い仕上がりの悪さにつながっているように思う。

 

しいていうなら、この映画は、野球映画で言えば、野球シーンをあまり描かず、ベンチ映像や試合をする過程までの選手やコ−チの準備や生活の方ばかりを描いている映画といえなくもない。

 

いや、こっちはずっと野球が見たいんだ。が本音だ。

 

ちなみに、その選手側のストーリーも熱い思いはわかるのだが、いかんせん登場人物に好感度が無い。

 

東出昌大(兄)は好感度がある設定になっているが、レーサー役の新田真剣佑(弟)が才能はあっても、わがまま放題で周りに迷惑ばかり掛けていて、感情移入できない。のちのち理由があきらかになるが、それを知ってもプラマイゼロ位にしかならない。周りに当たり散らすのとは別だろう。

 

また結構大事な森川葵演じるヒロインのマネージャーも人格設定が悪く、ずっと不満ばかり言っているようにしか見えず魅力が無い。

 

ラリーに携わることで、それぞれが次第に成長する姿を同時に描きたいのはわかるが、連続ドラマで10話とか時間を掛けて描くなら次第に良さが出てくるとは思うが、映画の2時間で描くなら、何かもっと最初から好感度が持ちやすい設定にしておく必要があると思う。特に原作があってそこに縛られてる訳ではないなら。

 

ヒロインと、レーサーの弟が両方好感度が無いので、メインの2/3は、好感度が無いので、さすがにキツイ。そういう意味では、登場人物目線で物語に寄り添えないところが、この映画の大きなマイナス点です。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:結局、音楽と海猿的な熱い演出で強引に感動話に仕上げたよくあるフジテレビ系の準カーアクション映画。幼い頃のエピソードなどは各部分は良いんだが、大人になったときの人物性格の第一印象が悪すぎる。そもそも性格の悪い弟でも弟目線でその気持ちが自然に理解できるようにちゃんと描けば、そこの気持ちに感情移入できるようになるとは思うが、兄目線や客観視点ばかりで弟を見せているので、弟がただのわがままで扱いにくいヤツにしか見えてこない。これはヒロインも同じ。ヒロインの仕事に対する動機が客観的にしか語られてないので、ただの不満ばかり言ってる、存在が煙たいヤツにしか見えない。)

 

 

直せないものは…

 

直せねんだよ

 

-?

 

 

 

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2019.10.12 Saturday -

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