映画「15時17分、パリ行き」の感想(ネタバレ)

2019.06.08 Saturday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「15時17分、パリ行き」の感想(ネタバレ)


■監督:クリント・イーストウッド
■出演者:アンソニー・サドラー アレク・スカラトス スペンサー・ストーン ジェナ・フィッシャー ジュディ・グリア


【映画「15時17分、パリ行き」のあらすじ】

2015年8月21日15時17分、パリ行きの高速列車がオランダのアムステルダムを発車。乗客554人の中には、ひそかに自動小銃を持ち込み、やがてそれを乱射して車内をパニックに陥れるイスラム過激派の男や、まさかそんなことが起きるとも知らず、無邪気に観光旅行を楽しむ3人組のアメリカ人青年、アンソニー、アレク、スペンサーもいた。幼なじみの3人は、どのように成長し、銃乱射事件にいかに立ち向かったのか―。

WOWOWから引用

【映画「15時17分、パリ行き」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「アメリカン・スナイパー」のクリントイーストウッド監督が2015年に実際にパリで起きた「タリス銃乱射事件」を映画化したサスペンス。

 

劇場公開時の番宣CMで気になっていたのが、WOWOWで放送してたので見てみた。

 

テーマとなってる「タリス銃乱射事件」については、個人的に映画を見て今回初めて知った程度。その理由は、見ればわかるのだが、三人の活躍によって、重傷者は出たものの亡くなった人が誰もいなかったことで大惨事には至っていなかったため、当時、フランスから遠く離れた日本では、それほどニュースにはなってなかったのではと思う。

 

そのため、そういった事件の事情を知らずに、多数の死傷者が出たいつかの大きなテロ事件だと思ってみてたら、意外と最後は、地味と言ったら失礼だが、現場こそ壮絶ではあるが、映画としてはかなりあっさりしていた。

 

ただ、のちにヒーローとなる人物を少年時代から遡って丁寧に描いてることもあり、いわゆる問題児的な部分があったりすると、こんなヤツがヒーローになるのかと、序盤から結構前倒しで、感動してしまう。この辺は、そもそもオチがヒーローになるので、生い立ちは、苦労してたり、ちょっとダメな部分があればあるほど、感情移入してしまう。※勝手ながら、真相を知らなかったので、このテロ事件に巻き込まれて最後は死んでしまうと思っていた。

 

ちなみに最後まで見て知ったが、この映画は、実際に「タリス銃乱射事件」を防ぎ、ヒーローになった当事者の3人(+α)を映画に呼んで、彼らを自分役で出演させ、実際の事件を彼ら視点で再度演じてもらって、事件を再現していたらしい。

 

実際の事件を本人出演で再現するなんて、こんな映画は今までたぶん見たこと無い(笑)

 

ずっとよく知らないマイナーな俳優が演じてるとばかり思っていたが、普通の素人が出ていただけだった。しかし、改めて素人と思って見返してみると、演技は自然で普通に上手い。英語がわからないからかもしれないが、見た目に素人っぽさ(B級感)はあるものの、それほど違和感は感じない。

 

個人的には、これを機会に日本でもヒーロー事件を本人出演で映画化してみたらどうだろうか。

 

少し前に、行方不明の少女を発見した、例のおじいさんを本人出演で映画化してもいいと思ってる。※メインが素人だと、他のプロ俳優と比べてセリフ回しが、ちょっとコントみたいな雰囲気になってしまう感じは大いにするけど。それも込みで、海猿的なフジテレビ演出全開の熱い映画にしてくれたら見たい。

 

なぜか日本は、時のヒーロー(一般人)を称える文化がすごく弱いと思う。ニュースでは語るけど、後追いとしてはあんまり見ない。プライバシーに配慮してるからか。

 

一方、アメリカは、テロ事件でも積極的に映画化して、貢献した一般人を積極的に持ち上げて称えるが、日本は、事件が起きるとものすごく暗くなってしまう。文化や信仰の違いだと思うけど、ヒーローがいるような話は、積極的に映画化して称えて欲しい気はします。思い出したくないとか、金儲けに使うなとかいろいろあると思うけど。

 

このテロ事件を映画に出来る、アメリカの死に対する意外なまでのポジティブな考え方(死んでも復活して、永遠の肉体(生)をもらえる信仰)というのは、キリスト教(圏)の良さなのかとも思う。

 

ま〜金儲けに積極的という部分も大いにあるだろうけど。ただ、愛国心を称える文化は、素直に日本も見習って欲しい。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:奇跡体験アンビリバボーの再現ドラマみたいな映画だが、愛国心を凄く感じる作品。映画の構成としては、事件のテロ部分をひたすら温存して、とにかく最後に引っ張っています。そのため中盤でヨーロッパ旅行に入ると、そのこと忘れてるんじゃないかと思うくらい、ただ普通にみんなで観光旅行しています(笑)この映画を見ると、結論として、偶然その場に居合わせた3人の奇跡という感じで、あの時あ〜してなかったら、あの場に彼らはいなかったという、たられば奇跡論が出てきますが、個人的には、あの時彼らがあ〜してなかった場合は、テロリストも15時17分のパリ行き列車に乗らず、テロもしていなかったんじゃないかなという結末も同時に考えてしまう。なぜかテロリストの行動だけ変化せず、確定してるのはおかしいので。一部が変化すれば、それに応じて、全体の結論も変わると思う。これは彼らの偉業とは別の話ですけど。それにしても銃を持ってる相手に間髪おかず突撃できるのは、勇気というか頭のねじが多少飛んでいないと出来ない行動だなと思う。勇気と無謀は紙一重です。ただどちらにしても、あそこで行動出来るのはすごい。それに尽きます。)

 

 

”できない”とは思わないが

 

お前はやらない

 

-?

 

 

 

自分が分かってくると

 

自分に課された力が

 

見えてくる

 

そうなるためには

 

日々闘うのみ

 

人は戦いを避ける

 

人は痛みを避ける

 

夢を目指していると

 

ある時点で

 

変化が起きてくる

 

今まで活性化しなかった何かが

 

お前の中で目覚める

 

より高く跳ぶこと

 

より深く知ることを学べ

 

人に夢を認めてもらう必要は無い

 

正しいことをしろ

 

近道しようとするな

 

経験を積め

 

我々はこの偉業に選ばれた

 

-?

 

 

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2019.08.16 Friday -

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