映画「3時10分、決断のとき」の感想(ネタバレ)

2010.11.10 Wednesday ウエスタン/西部劇 映画レビュー

■映画「3時10分、決断のとき」の感想(ネタバレ)



■監督:ジェームズ・マンゴールド 
■出演者:ラッセル・クロウ クリスチャン・ベイル ピーター・フォンダ グレッチェン・モル ベン・フォスター

WOWOWで再放送していたウエスタン/西部劇の映画「3時10分、決断のとき」を鑑賞。

【映画「3時10分、決断のとき」のあらすじ】

アリゾナで妻子と共に小さな牧場を営むダン。しかし干ばつ続きで借金が増え、生活は苦しくなる。そんなある日、ダンは悪党のウェイド一味が駅馬車強盗を働く現場を目撃。やがてウェイドは保安官たちに捕まり、3日後の3時10分、ユタ行きの列車に乗って裁判所へ連行されることになる。手下たちがボスの奪還を目論む中、ダンは命がけの危険な仕事であることを承知の上、報酬のため、ウェイドの護送役を引き受けることにするが……。

※WOWOWから引用
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ラッセルクロウとクリスチャンベールが共演した作品で最近WOWOWで初放送したわりには2007年製作という意外と前の作品だった。レンタルも今年だったような気もする。ウエスタン物が好きな人にはかなり男臭い内容と、ど派手な銃撃戦が楽しめる。サラウンドも熱い。

最近PS3からグランドセフトオートの会社が作った西部が舞台のゲーム「PS3 レッド・デッド・リデンプション」が発売してますが、この映画を観ると無性にやりたくなってきます。

ちなみにこの映画「3時10分、決断のとき」は、3時10分発のユマ行きの汽車にラッセルクロウ演じる極悪党ウェイドを公開処刑させるために乗せるかどうかというダン(クリスチャンベール)の決断が描かれている。

1.鉄道会社のオーナーからの依頼でもある極悪党ウェイドを汽車に乗せれば報酬200ドルをもらう?※ダンの日給は2ドル

2.俺を逃がせば1000ドル与えるという極悪党ウェイドの頼みを聞いて彼を逃がすか?


ダンの良心に問いかけるこの決断がこの映画の見どころ。

そして、ウェイドを助けるために集まった仲間が取った行動は、「ウェイドの護衛を殺せば200ドル与える」と聞いた町にいた人々は我先にと、ダンら一行を銃で襲い始める。ラスト30分は壮絶な銃撃戦に突入する。

ウェイドの引き取りに来ていた保安官も外に集まる傭兵の数を見るや、命が惜しいと任務を放棄する始末。そして、依頼人でもある鉄道会社のオーナーまで、保安官の退去を見てせっかく捕まえたウェイドをあきらめ逃げ出そうと言う。

そんな状況でもダンは一人立ち向かうのだが、なぜ命を懸けてまで、ウェイドを護送しようとするのか、その理由がなかなか興味深い。

「俺は頑固ではない」

「俺には誇れるものが何もないんだ」

戦争で足を負傷し義足になってから、生活は借金まみれ、息子や妻が自分を軽蔑するような目で見ているのをなんとかしたいという気持ちのみで、命を懸けていた。

この背景を知るとぐっとくる。主人公が実は戦争の英雄(ウソ)ではなく、単なるヘタレだったというのが、共感を生む。義足になったのも、敵にやられたのではなく、退去中に味方に撃たれたという悲しい話。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(タイトルから受ける印象とは違い、意外とラストは感動的な話に涙腺が緩む。ラッセルクロウとクリスチャンベール共演というだけでなくストーリーは、よく出来ており、極悪党ウェイドの生い立ちなども語られ、聖書の話や、悪とは?、善とは?の考え方もそれぞれ語られて面白い。)

3時10分、決断のとき

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2018.04.22 Sunday -

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