映画「ビューティフル・デイ」の感想(ネタバレ)

2019.07.06 Saturday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ビューティフル・デイ」の感想(ネタバレ)


■監督:リン・ラムジー
■出演者:ホアキン・フェニックス    ジュディス・ロバーツ エカテリーナ・サムソノフ ジョン・ドーマン アレックス・マネット


【映画「ビューティフル・デイ」のあらすじ】

行方不明者の捜索を請け負うプロの仕事人ジョー。元軍人の彼は、さまざまな修羅場を経験しながら、犯罪組織の手中に落ちた多くの少女たちの救出に成功してきた。そんな彼のもとに、組織にさらわれた愛娘のニーナをどうか無事取り戻して欲しいと、州上院議員のアルバートから新たな仕事の口が舞い込む。組織のアジトに乗り込んだジョーは、愛用の武器を使って用心棒らをたたきのめすと、うつろな表情をした少女を無事救出するが…。

WOWOWから引用

【映画「ビューティフル・デイ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

第70回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞を受賞したホアキン・フェニックス主演のサスペンス。

 

カンヌ映画祭で賞を受賞した作品ということで見てみた。

 

内容は、人探しを請け負う元軍人の殺し屋の話で、上院議員から依頼された愛娘の救出を請け負ったことから、急に人生が大きく狂い始めるという話。

 

ネタバレ前提で書くと、行方不明の上院議員の娘は、実は州知事のお気に入りの売春婦で、その娘を救出(売春宿を襲った)したことで、知事の抱えた闇の勢力から報復を受ける。それによって、依頼者の上院議員は自殺、ジョー(ホアキン)の母親も殺害されてしまう。その後、母親を湖に埋葬すると、奪われてしまった娘の救出に再度向かう、無事救出するとお互い孤独になった二人同士、新たに人生を歩み始める。…そんな新たな旅立ちの日が晴天で、ビューティフルデイという訳だ。

 

いつもの単純な任務を引き受けたら、予想外の闇があったというよくあるちょいびっくり展開ではあるのだが、この話が男優賞はともかく、脚本賞を受賞してるのは、よくわからない。

 

映画として話が盛り上がるのは、娘を救出してホテルで強襲される開始45分経ってから、それまでは、かなりダラダラしていて、イマイチどこに向かってるのかわからない不親切な編集になっている。主人公の過去の闇や、母親との普段の日常、仕事の関係など。情報が小出しになっていて、全体像がどうも見えない。

 

この編集や構成も、どんでん返しに効果的な編集かと言うと、別にそういう類ではない、もっと普通に見せてくれたらその方が、話しがストレートでわかりやすい。辺にシ−ンをいじくり凝りすぎてる印象がある。

 

話自体は、知事が上院議員の娘を売春婦にしていたという部分は衝撃的かもしれないが、これが明らかになっても言われるほど、衝撃は無い。この部分が脚本賞ではないと思う。

 

客観的に見れば、内容もありがちなサスペンス展開で、描き方が多少独特で、編集が回想を細かく入れて、テクニカルに見せているので、その辺で玄人の評価があるのかもしれないが、編集賞ではないので、そこは違うのかなと思う。

 

脚本で評価できるという部分があるとすれば、高齢者の母親が寝てるどっきりをしていたり、ABCDの歌、冷蔵庫を整理してるシーン、豆チョコのお菓子の話(グリーンが好き)、仕事仲間が鼻血を出している、母親を殺した?男と一緒に歌を歌うなど、メインの話とは関係ないところが妙にリアル(生活感、人間味)に描写されているというところだろうか。

 

この部分は他の映画には見られない、描写かなと思う。

 

でも直接、それがメインの話に繋がってはこないので(説明が足りない)、目的を持ってストレートな話を楽しみたいと思うと、そこの部分が緊張感がなくただダラダラしたシーンのようにも見えるので、エンタメ作品としてみると、評価は難しい。

 

※ヤフーレビューに、細かいシーンを説明した(解説した)レビューが載っていて読むとそういうことかと納得できるが、一度見て、誰もがそこまで情報を整理できるかはかなり微妙だと思う。最低限もう少し説明を入れないと(シーンの理由)自然と共感するまでには至らないと思う。よって情報をはしょりすぎで、個人的には、説明不足感は否めない。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:カンヌ受賞作品(男優、脚本)だからなのか、エンタメとしては面白さが弱いサスペンス。同じ賞を受賞した作品ならアカデミー作品賞、脚本賞(ほか)の受賞のスリービルボードの方が、作品全体としての完成度は断然上だと思う。ホアキンフェニックスの男優賞は、見た目もひげ面で誰か分からない位変わっていて、いつものホアキン感が無いので、演技の部分はなかなかだと思うが、男優賞という感じで見ると、鬼気迫るわかりやすいインパクト重視の演技で押しているというよりかは、ただ自然に殺し屋役をその人になり切って淡々と演じている。なので”演技が上手い”というわかりやすい感想が逆に出てこない。そういうのが実は演技が上手いということなんだと思うけど。最後に、脚本賞受賞の割りには、名言的な気になるセリフがなかったな。)

 

 

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2019.10.12 Saturday -

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