連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話の感想(ネタバレ)

2019.08.21 Wednesday WOWOW ドラマ

■連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話の感想(ネタバレ)



■監督:熊切和嘉
■出演者:舘ひろし 古川雄輝 星野真里 村上淳 赤堀雅秋 ハマカワフミエ 酒井若菜 竹原ピストル 若松武史 小林勝也 康すおん


【連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話のあらすじ】

刑事の有馬(舘ひろし)は出向先の「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。「誤判対策室」は死刑囚の冤罪の可能性を調査する組織で、有馬と弁護士の世良(古川雄輝)、検察官の春名(星野真里)が所属する。有馬はかつて無実の者を冤罪に陥れた過去があり、以来、惰性で過ごす日々だったが、あるとき一つの事件の情報を入手し、なぜか有馬は取り付かれたようにその事件を調べ、死刑囚の古内(康すおん)にたどり着く。

WOWOWから引用

【連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話の感想(ネタバレ)】 

 

 

石川智健の同名ミステリー小説を舘ひろし主演でWOWOWドラマ化したサスペンス。

 

刑事モノのWOWOWドラマを見つけたので見てみた。

 

内容は、死刑囚の冤罪を見つける名目で作られた誤判対策室という部署での冤罪疑い案件を再捜査する人達の話。

 

比較的落ち着いて安定感のある作品が多いWOWOWの連続ドラマ作品だが、この作品も、1話の開始30分位は、舘ひろし(有馬)が過去を引きずっていて動きがないが、ある殺人告白の情報を手に入れて捜査を始まると普通に面白くなる。

 

ちなみに、ただ冤罪事件を解決するだけでなく、その中に埋もれた父と娘の親子愛もひっそりと描かれたり、意外と深く、死刑囚の冤罪が晴れた後も、最後まで、事件の真相がわからないオチになっている。

 

ネタバレ前提で書くと、母親と娘二人の計三人が殺された殺人事件があり、それを自白し死刑囚となっていた男:古内。実は、彼はその殺人自体には関わってなく、娘とその結婚相手の夫(矢野)が、殺人現場にいてそこに呼び出されていた。

 

しかし、一人娘が殺人に関与した(手を下した)と思った父親(古内)は、過去の負い目もあって咄嗟に娘を庇い、殺人を自供し、それがそのまま採用、刑が確定し死刑囚となる。

 

その過程では、担当刑事の作文と呼ばれる、容疑者古内の自供に合わせた強引な辻褄合わせ(目撃者や関係者への等の証言の根回し)が行われていて、これはのちにあきらかになるが、古内本人は罪を被りたい一心で、それらをすべて受け入れていた。

 

再捜査する中、古内の娘の結婚相手の夫でもあり、詐欺グループのリーダーでもあった矢野が子飼いの詐欺メンバーとのトラブルからその構成員でもあった親子の一家殺人に関与してる可能性が浮上する。

 

日々の不法行動等から、矢野が殺人に関与してる可能性が高いとする一方で、矢野の妻で古内の娘にも、過去に問題行動が多くあり、どちらが殺人を行ったのかはわからない。

 

再び事件の裁判が開かれる中、新たな証拠として被害者の娘の爪から矢野のDNAが新たに見つかるが、矢野は逃走する際に妻でもある古内の娘に刺された傷が致命傷となり、公判中に入院してた病院で死亡してしまう。

 

残された唯一の事件の真実を知る古内の娘が裁判に出廷する中、刑事の有馬は、傍聴席から古内の娘と目を合わせ、40年の刑事の勘を頼りに、彼女の人間性を見極めようとするが、その目は深い闇があり、有馬の目をただ強く見据えていた…END。

 

真相をあきらかにしないところで、このドラマは終わってしまう。

 

わかりやすく矢野が殺人に関与してるという話なら、ある犯罪者の一線を超えた行動ということで理解は単純だが、娘(女)が殺人に関与してたとなると、これほど怖い話はない。

 

なぜなら、古内の娘は事件当時、妊娠中だったから。自分の娘がこれから生まれようとしてる時に、母親はともかく、他人の娘を二人も殺すことが出来るのか…(物理的でなく、人間の親として)。そんな闇が女にあったのかどうか…。

 

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:舘ひろしが熱演してる秀作刑事ドラマ。最後の答えは、一応視聴者に投げているが、ほぼ結論(方向性)は出ていると思う。なぜなら最初に”三人を殺した”という証言は冤罪夫の妻(酒井若菜)の嘘だったということがのちにわかる。ということで矢野の直接の事件関与(殺人告白)は無くなり、状態はDNA証拠のみになる。っというと、ストーリー上、やはり娘の可能性が高くなる。逃亡する際に星野真里(春名?)の頭を矢野が殴ったのも咄嗟の行動とみれば、矢野には行き当たりばったりで娘を含む三人を殺害するほどの度胸と勢いは無いと思われる。脅しで刺す位はあるかもしれないが。こう考えていくと、矢野に暴力的にコントロールされていた古内の娘というより、それを含めて矢野を利用していた女という目線も出てくる。いざという時は、矢野を出し抜こうと、逃げる矢野を刺したのも口封じのための確信犯という感じも無くない。ま〜すべては謎なんだけど。そんなことをいろいろと思うと、このドラマは、もう少しだけ描いてほしい気がします…。最後に内容と全然関係ないが、ちょっと見ないうちに星野真里がすげえ良い女になってた。最終話の水ぶっかけられる一連のシーンは良いですね。このドラマキャスト人選がいいですね。)

 

 

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2019.11.20 Wednesday -

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