連続ドラマW「ミラー・ツインズ Season1 Season2」の感想(ネタバレ)

2019.08.30 Friday WOWOW ドラマ

■連続ドラマW「ミラー・ツインズ Season1 Season2」の感想(ネタバレ)



■監督:村上正典 池澤辰也 守下敏行 野田健太
■出演者:1.藤ヶ谷太輔 倉科カナ 渡辺大 武田梨奈 温水洋一 村上知子(森三中) 櫻井淳子 中村久美 佐戸井けん太 石黒賢 高橋克典 2.福田悠太 霧島れいか 飯尾和樹(ずん) 平山祐介 平井理央 宮崎美子 中村俊介 古谷一行


【連続ドラマW「ミラー・ツインズ Season1 Season2」のあらすじ】

20年前、双子の葛城圭吾と勇吾が遊んでいると、兄・勇吾が何者かに誘拐されてしまう。そして現在、今も行方不明のままの勇吾を捜すため刑事となった弟・圭吾(藤ヶ谷太輔)。恋人の里美(倉科カナ)、20年前から圭吾を見守ってきた刑事・皆川(高橋克典)は事件の呪縛にとらわれている圭吾を案じていた。そんな中、ある殺人未遂事件が発生。犯行現場に残されていた犯人の毛髪のDNA鑑定によって驚くべき事実が浮かび上がる。

WOWOWから引用

【連続ドラマW「ミラー・ツインズ Season1 Season2」の感想(ネタバレ)】 

 

犯罪症候群に続いて、WOWOWと東海テレビが共同製作し、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が二役を演じたサスペンスドラマ。

 

最近、シーズン1とシーズン2が一挙放送してたので見てみた。

 

一応WOWOWドラマなので結構期待していたのだが、第1話を見終わった時点で、少年時代に誘拐されたまま20年以上行方不明になっていた双子の兄が、普通に姿を現し、個人的に肝だと思っていた謎(モヤモヤ)がすぐ解決してしまい、いきなり見る気が萎えてしまった。

 

なぜ萎えてしまったかというと、一応、この物語で描きたいことは、少年期に誘拐された後、刑事と犯罪者と環境の違いからそれぞれ違った立場(ミラーツインズ)となってしまった二人が、過去の誘拐事件の真相を追いつつ、お互いが再び兄弟という関係を取り戻していけるか?というのを、シーズン1は、全8話(1話45分程度)を使って描こうとしてるのは、1話を見終わった時点ですぐにわかるのだが、一番大事なこの双子に対しての描き方が悪いため、感情移入が弱い。

 

1話の段階では、兄を探すため刑事となっていた弟には、動機その他、共感しやすいのだが、兄の方が、登場からいきなり傷害殺人事件の容疑者となってるわ、さらに弟の彼女と寝るわ(のちに彼女の正体も明らかになるが)で、せっかく弟が20年以上も探し続けていた兄のキャラクターがただただ復讐に燃えているだけのひどい人物で、せっかく生きて現れたのに、彼の行動をまるで応援できない。その過程で父親は事故死するわ。母親は余命いくばくもないし。

 

自分が弟で当事者なら、犯罪者となってしまった兄のことをそれでも心配して、とそういう気持ちはわからなくはないが、客観的な立場となって物語を見ると、こんなキャラになってしまった兄はもうどうでもいんじゃないかと思えてしまって、まったくストーリーに入り込めない。

 

そもそも、弟に対して、復讐心を持ってるという部分での、何かしらの誤解があるのが、すでにめんどくさい。しばらく弟の方がやられ放題になるのは見えてるし。

 

ちなみになぜそうなってしまったのかが、シーズン1では全8話として丁寧(長ったらしく)に描かれていくのはわかるが、完全に最初の掴みの描き方で失敗していて、現に自分は、この双子(兄)から気持ちが離れてしまった。

 

すでに悪人となっていた状態で兄が最初から登場するのではなく、そこに至る過程を描きつつ最終的に悪人となってしまうという葛藤部分を同時に描いてくれれば、兄に対しても最初から共感が生まれたと思うが、1話のラストの見せ方をされたら、もう見る気が起きない。事情はどうあれ行動が悪意に満ちているし。

 

一応、早送りしつつ、物語の外観はほぼ理解したが、結局のところ、この物語も前回見た東野圭吾のダイイングアイと似ていて、主人公(弟)だけが、知らないだけで、周囲の人物が意図的に情報を隠している類の話になっている。これも本音は、脚本家の都合で見せないようにしてるともいえるのだが。

 

それでも話数が短い話なら、それほどストレスではないが、全8話とか言われると、もう無理です(笑)

 

とにかく、それでも時間軸通りに描いてくれれば、基本ストレスは感じにくいのだが、時間軸を変にいじってる手前やはりストレスがある。

 

この兄の誘拐事件に始まるストーリーも、誘拐された側と誘拐されなかった側を少年期から同時並行的に、弟が普通に学校に行ってる時、兄は、バイトしてたとか、そういう感じで描いてくれた方が断然面白く、共感しやすかったと思う。

 

この作品は、誘拐事件と兄弟愛?みたいなテーマを壮大に描こうとしようとしたのは、いいが、細かい謎ばかりが作られていて、話自体がシンプルではなくなってしまったように思う。

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1.5)

 

(まとめ:藤ヶ谷太輔が二役の熱演で頑張っているが、物語としての共感性が弱く、話自体がやたら長ったらしい駄作サスペンス。結局、ほぼほぼ、早送りで見たのでこの評価です。ちなみにシーズン2は、双子の彼女役の倉科カナ(里美)の生い立ちに迫る内容になっているが、シーズン2が必要かどうかは微妙ですね。WOWOWと東海テレビの共同制作ドラマは、第一弾の犯罪症候群の時もそうだが、話数が長いだけでドラマとしては、微妙なものが多いですね。)

 

 

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2019.11.20 Wednesday -

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