映画「君の膵臓をたべたい(2017)」の感想(ネタバレ)

  • 2020.02.06 Thursday
  • 15:57

■映画「君の膵臓をたべたい(2017)」の感想(ネタバレ)


■監督:月川翔
■出演:浜辺美波 北村匠海 大友花恋 矢本悠馬 森下大地 北川景子 小栗旬


【映画「君の膵臓をたべたい(2017)」のあらすじ】

[僕]は高校時代の同級生・桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった。彼は図書館の改築のため本の整理をしているとき、教え子と話し始めたことをきっかけに、彼女と過ごした数カ月を思い出す。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」という日記を偶然拾ったことから[僕]は家族以外で唯一、彼女が病気の身であると知る。[僕]は桜良の亡くなる前にしたいことのリストに沿って、彼女と一緒の時間を過ごしたが……。

WOWOWから引用

【映画「君の膵臓をたべたい(2017)」の感想(ネタバレ)】 

 

 

住野よるの同名小説を「黒崎くんの言いなりになんてならない」の月川翔監督が浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子らで映画化したラブストーリー。

 

浜辺美波が出てたので見てみた。

 

原作は小説作品のようだが、浜辺美波が演じるヒロインは、女子高生らが主役の青春(萌え系?)アニメに出てくる自分の世界に酔ってるヒロインのようで、実写作品だが、あまりキャラ設定や世界観に現実っぽさは無い。というかどこかアニメっぽい。

 

ちなみに同名のアニメ映画もあるようだが、この実写版公開の後に、アニメ化(2018年)されたようなので、演技等でアニメのキャラクターを意識してたという訳でもなく、小説の段階でもともとこんなキャラクター設定なのだろうと推測する。

 

内容に関しては、ネタバレになるが、膵臓(すいぞう)の病気で余命一年のヒロインの話で、悲劇的な話なのだが、病気の症状をほぼ描かずに、ヒロインも明るく振舞ってることもあって、普通の青春恋愛映画とあまり変わらずに見れる。

 

一応、病いの作品だが、具合の悪さをことさら強調して、お涙頂戴的な演出に振ってないので、ジメジメすることなく好感度は高い。

 

全体的に静かに落ち着いて描かれていて、最近の少女漫画原作系恋愛作品に多くみられる過剰な演出とノリだけで描いてるようなバカっぽさは無いのも良い。

 

そういった意味では、最近の個人的なヒット「あの頃、君を追いかけた(2018)」に次ぐ内容だ。

 

結果的には、一緒にならなかったが、死ぬ前に親友のことを心配して付き合わせようとする(友達にさせようとする)ヒロインの自己犠牲精神には、ベタだが、心をつかまれた。

 

ちなみに欲を言うと、ヒロインのキャラクターはこれで良いが、男の設定がもう少し、行動や言動にユーモアが欲しいところだ。

 

ちょっと性格があまりにも真面目過ぎるので流れ(やりとり)が単調に思うところがある。

 

すごい本が好きで高校生にも関わらず自宅に岩波文庫作品を含む何百冊と本を持ってる設定だが、多少物知りという部分以外の思想的や知的な奥行きがあまり感じられないのはもったいない。

 

この部分で、「あの頃、君を追いかけた(2018)」の方が、引用を使ってる分、知的で会話に深みがある。もちろんこちらも悪くはないが、ヒロインの言動に押され気味だ。図書館を整理できるほど、本を読んでる(設定)なら、もっと返しの言葉から知性を感じるいい訳が欲しい。

 

また個人的には、自信満々のヒロインが勝手にデートの約束をしたりするが、待ち合わせに行かないなどの裏切る行動パターンがあっても良いと思う。もし休日デートの最初の約束をほっぽっていたら、確実にこの男に興味が出て心を鷲掴みにされていたと思う。

 

図書室でデートの約束をした次のシーンが、当たり前のように休日のデートシーンに行くのではなく、月曜の朝の学校の教室のシーンから始まっていたらやばかった。

 

ヒロインの

「なんで来ないの?」

の詰め寄りから、

「行くとは言ってない」

「来ると思ってずっと待ってた」

「時間を無駄にするべきじゃない」

「待ってる時間を無駄にしたわ」

 

膵臓の病気で余命があと1年と宣告されてるヒロインに上から目線で時間を無駄にするなと言いつつ、その子から誘われたデートになぜか行かない。

 

多少人でなしっぽいが、人間的な興味は尽きない。言い分もわかるし。

 

シリアスを維持しつつも、この位のユーモアの幅は欲しい。

 

この作品は、男側が消極的過ぎて、ところどころ会話に勢いが足りない。

 

外見で選ぶとヒロインは、三番目とか、ところどころ注目すべきところはあるが、まだまだ地味に面白さを狙える箇所はある。

 

ヒロインのキャラなど枠組みはしっかりしていて、フリは、良く出来ているが、男側の返しのオチが弱い。

 

共感、感情移入という部分では、非常に惜しい作品だ。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:浜辺美波の魅力が全開の良作青春映画。最近見た彼女の数作品の中では間違いなくベスト1。浜辺美波を知るには、まずはこの作品からでしょう。作品の評価とは関係ないが、この映画の中であるように女性に家に誘われて、さらに思わせぶりな態度で体を密着され、それによって男に火がついて、そのまま強引に事に至った場合、あとから合意の上じゃなかったと仮に女に訴えられたら、男は準強姦罪になってしまうのだろうか。たぶんなってしまうんだろう事実付き合ってた訳じゃないから。そうなったら、もう何も信用できないな(笑) ハニートラップってこういうことなんだろうね。)

 

 

 

偶然じゃない 

 

流されてもいない

 

私たちは自分で選んで

 

ここに来たの

 

-?

 

 

ガムいる?

 

-?

 

 

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