映画「PとJK」の感想(ネタバレ)

  • 2020.03.15 Sunday
  • 07:00

■映画「PとJK」の感想(ネタバレ)


■監督:廣木隆一
■出演:亀梨和也 土屋太鳳 高杉真宙 玉城ティナ 西畑大吾 村上淳 ともさかりえ 大政絢 田口トモロヲ


【映画「PとJK」のあらすじ】

恋愛初心者の高校生・歌子は友人に連れられて行った合コンで警察官の功太と出会う。歌子が男らしい功太に惹かれる一方、彼女が16歳の高校生と知った功太は戸惑いを隠せない。職務上、功太は女子高校生と軽々しく付き合うことはできないと考えるが、高まる気持ちを抑えることができず、いきなり彼女にプロポーズ。歌子は彼との結婚を決め、2人の“内緒の結婚生活”がスタートするが、次第に気持ちがすれ違っていき……。

WOWOWから引用

【映画「PとJK」の感想(ネタバレ)】 

 

三次マキの同名少女コミックを「オオカミ少女と黒王子 」の廣木隆一監督が亀梨和也、土屋太鳳共演で映画化した青春ラブストーリー。

 

タイトルに惹かれて見てみた。

 

PとJKは、ポリス(警察)と女子(J)高校生(K)の略だと思うが、ひょんなことから知り合った警察官と女子高生が惹かれ合い、結婚前提に付き合うという話。

 

原作は未見だが、ほぼほぼ設定ありきで作られたとわかる話で、この設定をやりたいがために起こる主人公の言行にあまり納得がいかず、この設定を受け入れるだけの共感が入ってない。

 

っというのも、最初の設定、警察官の男(26歳?)に対して、土屋太鳳が演じる女子高校生(16歳)という年齢設定から、さすがに無理がある。せめて女子高生といえど、18歳位にしてくれないと、16歳では、ほぼほぼ中学生の方に近く、年齢から来る犯罪臭に気が散って中身が入ってこない(笑) 

 

大人っぽい16歳もいるがそういう事ではない。

 

教師と生徒なら学校のことなので、16歳という設定でもしょうがないが、警官と女子校生という設定なら別に無理に16歳にしとく理由もない。原作がたぶん16歳だったんじゃないかと思うが、そこは実写(俳優)に合わせて年齢も変えたらいいと思う。

 

そもそも実年齢で言うと、撮影当時、亀梨和也(1986-2017)が31歳(前後)に対して、土屋太鳳(1995-2017)は、22歳(前後)という状態で演じているわけだが、どちらもやはり見た目に無理がある。なんであえてこの設定でこのキャストなんだと。

 

土屋太鳳の16歳は、高校生に見えなくはないが、16歳と言われると大分無理してる感じは否めない。特に若さ(フレッシュさ、純粋さ)というものを演技でカバーしよう(出そう)とすればするほど、なんかどこかキャラがアホに見えてくる(笑)

 

亀梨和也にしても、なぜ今、この設定で亀梨和也なのか?という疑問もある。

 

もっと他若手でちょうど良いジャニーズがいるだろうし。

 

まーこの年齢や外見は、実写作品なので、なんとか許容するにしても、それ以前に登場人物の動機や行動にも共感ができないことが多い。

 

まず、そもそも16歳の女子高生とちゃんと付き合うという主人公の行動が、作品上で全然理解ができない。これは個人的な価値観とかではなく、物語上の流れとして。

 

もちろん、誠実さをウリにしてる警察官という設定なので、法律に触れないように行動しようとするのはわかるが、キャラクターが心底そう決断してるというよりかは、作品のコンプライアンス上、そういうスタンス(模範警察官)にしないといけませんと、上から命令が下されたような行動にしか思えない。

 

この行動にこっちの気持ちがまるで乗ってこず、どこか暑苦しさだけがある。

 

こう言ってはあれだが、なんか警察の名誉回復映画とも言わんようなキャラクターだ。

 

正義感の塊というか。全然人間味(私生活)が感じられない。

 

例えば、交番の同僚が、結婚前提に付き合うと決めた彼に対して、18歳まで待てないの?というような普通の事を言うが、ホントにその言葉通りで、本当に好きなら付き合わずに2年位待ちゃいいのだ。それが大人の判断(決断)じゃないのか。なぜにそんなに焦る。そんなに現役女子高生がいいのか。

 

これがそういう設定だから、仕方ないのはわかるが、この時点でもう設定に無理が出てきているのだ。

 

ちなみに、変にここで正義感を出したことで(結婚前提に付き合うと両親に宣言する)、話がややこしくなってる。

 

そもそも、出会って1日目で(飲み会の終わりに一緒に帰って不良に絡まれて彼女がケガして、入院して、付き添ってるうちに好意が募って)、結婚前提に付き合うって決めるって、早すぎ。そう思っててもいいが、別に思ったことをすぐ口に出して言わなくていい。

 

本来なら、この男側の内面の感情が理解できて、結婚前提に付き合うという決断が素直にこちらにもそうした方が良いと感じられるようでなくてはいけないが、まるでこっちの感情が育ってないうちに勝手に一人で決断していて、ずっと気持ちは置いてけぼりなのだ。

 

で、その理由が、”彼女を近くで守りたい”というのだが、その建前が回りくどくて、よくわからない(笑)

 

これなら、女子高生とやりたいと下心全開で言ってくれた方が、話がわかりやすい。

 

”彼女を近くで守りたい”と言っても、仕事中は、警察の仕事をしてる訳で、実際、守れるのは私生活の時間だけだし。

 

職業が警備員ならギリギリわかるが。

 

警備のし過ぎで、自分が警備員なのか警察なのかごっちゃになっているのではないかすら思う。

 

彼女を近くで守りたいなら警備会社に就職した方が良い。

 

そして、彼女の両親から警備の仕事をもらうのだ。仕事はこないだろうけど。

 

あと、自分に絶対の自信(正義)を持ってるようだが、出会って二日目に、結婚前提に付き合わせてください…という両親への報告は、彼女の家族からしたら、あんた誰だよ?のレベルだ(笑)

 

せめて彼女の家族と適度に人間関係が出来て、変な男にばっかり当たって傷つく娘を心配した父親から、本当は、娘には君のような人と一緒になってくれたらいいんだけどね…というような言葉をもらえる位信頼を勝ち取れてから、娘さんと結婚前提に付き合わせてくださいというのが、本当の誠実さではないのか。

 

出会って二回目に急に結婚前提に付き合わせてくださいというのは勝手だが。

 

あんたはな、誠実さがあるように見えて、あんたの誠実さというのは、ただ、自分の意見を通したいだけの、ただの自己満足なんだよ。(笑)

 

それに飲み会に来てた子が、急に女子校生だとわかった時に、”このクソガキ!”と豹変するのは警察官(人)としてどうなんだろうね。

 

あんたのその軽々しい態度が、事件を呼び込んでいるんじゃないのかね。

 

彼女が不良達に拉致されたのも、もとはと言えば、スケボーで遊んでた少年を無理やり逮捕しようとしたことが原因じゃないのか。

 

父親が亡くなった時もそうだ。

 

街中でヘッドフォンして、辺りの物事に一切気を配ってなかったから、犯人が近づいてたことすらわからなかった。

 

そうだ、父親は、そんなあんたを庇って死んだ。

 

ヘッドフォンをしてたあんたには、父親の最後の声も届いてなかっただろう。

 

そうか、教えてほしいか、父親が最後に何て言ってたか?

 

こうだ、

 

”うしろ〜〜、功太うしろ〜、うっ…功太…”

 

それがあんたの父親が残した最後の言葉だ。

 

街を歩くときは、せいぜい後ろに気を付けるんだな、志村さんよ、

 

「俺、佐賀野って言います」

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1.5)

 

(まとめ:設定としてPとJKの相性が良くないことがわかる亀梨和也と土屋太鳳の青春ラブストーリー。最初の15分位は走って、疾走感はあったが、走らなくなってからは、面白さも無くなってしまった。少女漫画で基本女子目線の映画であるが、女性側として、この男(内容)にぐっとくるのだろうか。マンガならわからなくもないが、実写では謎です。むしろ同級生の不良の男の子の方が、背景がわかりやすく、共感がある。亀梨和也と土屋太鳳のファンもなければ、スルーで良い。ラストシーンも急に出演者が劇化してふざけてるし。ああいうのは誰が言うんだろうね。最後は出演者みんなで校門まで二人を送り届けよう、…今までの役が台無しもいいところだね(笑))

 

 

 

想像できないってことは

 

可能性があるってことなんだよな

 

どんな人間にもなれるよ

 

-?

 

 

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