映画「ミスミソウ」の感想(ネタバレ)

  • 2020.03.19 Thursday
  • 07:03

■映画「ミスミソウ」の感想(ネタバレ)


■監督:内藤瑛亮
■出演:山田杏奈 清水尋也 大谷凜香 大塚れな 中田青渚 紺野彩夏 櫻愛里紗


【映画「ミスミソウ」のあらすじ】

東京から過疎の町へ引っ越してきた中学生の少女・春花は、早々に激しいいじめを受けることになった。もめ事を起こしたくない担任教師も見て見ぬ振りを決め込み、いじめは日ごとにエスカレートしていく。そんな中、春花は唯一自分を気に懸けてくれる同級生の晄を心の支えにしていたが、やがて春花の家に火が付けられ、彼女の両親が命を落とし、幼い妹も重傷を負ってしまう。あまりのことに、耐え忍んでいた彼女の心は崩れ去り……。

WOWOWから引用

【映画「ミスミソウ」の感想(ネタバレ)】 

 

押切蓮介による同名マンガを「わたしに××しなさい!」の山田杏奈主演で実写映画化したバイオレンス。

 

壮絶ないじめという番組情報を見て選んでみた。

 

原作は未見だが、久々に頭おかしい映画を見た気がする。

 

学生が血まみれになるという行き過ぎたバイオレンス描写においては、公開時話題になった深作欣二の学生映画「バトル・ロワイアル」を優に超える壮絶さだ。

 

壮絶ないじめの結果によって家族が巻き込まれたヒロインが、殺戮と言う名の復讐を始める。

 

一言で物語を表すとこんな内容だが、いじめの度合いが、いわゆる、みんなが思ういじめの度を越している。

 

こういう作品を見ると、いじめにもそれなりにいじめという言葉のルール(さじ加減)があるように思う。

 

そして、そのルールを越え過ぎた部分に関しては、急にシュールに思え、逆にシーンがコントにように面白く見えてくる。

 

個人的に、いじめられっ子の父親をいじめっ子が学校の階段から蹴り落とすというのは、もうルール違反というか、話が変わってくる(笑) 

 

最初は、蹴られたのは他の先生(大人)なのかと思ったが、家に戻ってきたら親父が負傷していて笑った。

 

お前の親父だったのか(笑)

 

同級生はいいとして、その父親まで、いじめの対象とするのは、もう頭おかしいとしか思えない。

 

いじめというのは、いじめてることをひた隠しながら、出来る限り表沙汰にならないように隠密に実行するのが”いじめ”だと思うが、いじめっ子の親父が学校に相談に来てるのをいいことに、その親父を蹴ってしまっては、本末転倒ではないだろうか。

 

こういう緊張感のなさがこの作品の良さ(アホさ)でもある。

 

そもそも、この作品の世界観において、いじめという描写が、ほぼほぼやり過ぎで暴力沙汰レベルで、保護者が訴え出れば、警察が介入しても良い内容だが、どういう訳か警察の存在は、控えめで出番はない。

 

火事があっても、捜査してる感じすらない。

 

もちろん、教師というか学校すらほぼほぼ機能していなく、無法地帯。

 

下手すると、自分の身は自分で守るのだ!でお馴染みのアメリカの西部開拓時代を日本に移した話なのかもしれない。

 

そう思うと、ほぼ納得できる内容だ。

 

家を放火され、家族を失ったガンマンが悪党に対して復讐に立ち上がる。

 

このヒロインがクリントイーストウッドだと思うとしっくりくる。

 

ただ、唯一、西部劇的で計れないのが、彼氏の存在だろう。

 

一人だけ善人で仲間に思えた彼氏が実は、頭がおかしかった。

 

もしかしたら一番頭がおかしいのかもしれない。

 

キレると、拳で殴って、人を殺める。過去には父親や母親も殺めていた。最終的に祖母まで。

 

自分のおばあちゃんをぶん殴ったらいかん(笑)

 

おばあちゃんが殴られて、血まみれの絵は面白い。

 

そして彼の武器は、相手を素手でぶん殴る。

 

これは彼の才能だ。

 

この背景があきらかになった後、好きな彼女(ヒロイン)が目の前で同級生に襲われてしまう。

 

キレた彼氏は、同級生の女を馬乗りになって、素手でボコボコにぶん殴る。

 

このシーンがまた面白い(笑)

 

これまでに、散々ナイフやボーガンでの緊張感ある死闘が繰り広げられていたのだが、この彼氏に至っては、素手でボコボコにする。

 

しかも同級生の女の子を。

 

この同級生の女の子も、ヤクザの鉄砲玉みたいなキャラクターで、一番危ないヤツなのだが。

 

この学校には絶対に通いたくない。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:バイオレンスなのか、コメディなのかルールが曖昧な狂人映画。狂人映画だが、ラストは物語を成立させようと、綺麗な落としどころ見せるが、狂人作品が今更何やってるんだという気がしてまた面白い。どう考えても、全然収拾ついてない。寸法が合ってない。それで収拾ついたと思うならまたそれも狂人の発想だ。ただ、良いように言えば、この作品としてのルールの曖昧さが、バイオレンスの世界の中で、唯一の救い(現実ではないと思える瞬間)なのかもしれない。良いように言えばだけどね(笑))

 

 

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