映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」の感想(ネタバレ)

  • 2020.06.18 Thursday
  • 07:28

■映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」の感想(ネタバレ)


■監督:アンソニー・バーン
■出演:ナタリー・ドーマー エド・スクレイン エミリー・ラタコウスキー ジョエリー・リチャードソン ヤン・ベイヴート


【映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」のあらすじ】

ロンドンでひとり暮らしをしている盲目の女性ピアニスト、ソフィア。ある晩彼女が自分の住むアパートの上階の部屋で誰かが争う様子を耳にした直後、その部屋の住人の女性ヴェロニクが地上へ転落死するという怪事件が発生。ヴェロニクは、かつてボスニア紛争で大量殺人を指揮したとして戦争犯罪に問われ、イギリスに亡命中のセルビアの元軍人ラディチの娘だった。それ以来、ソフィアの身には絶えず監視の目が付きまとうようになる。

WOWOWから引用


【映画「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」の感想(ネタバレ)】

 

海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のナタリードーマーが、共同脚本・製作も兼ねて主演したサスペンス。

 

「見えない目撃者(2015)」に続いて視覚障害者の主人公の作品を見つけたので選んでみた。

 

この作品、最後にどんでん返しがあるサスペンスとなっているが、個人的には、この最後のオチの印象があまり良くない。

 

っというのも、ネタバレとしていきなり書いてしまうと、この主人公(ヒロイン)は視覚障害者ではなかった(盲目者を演じていた)というのが、大オチになっているのだが、最初から見てきて思うのは、さすがにそれは無理があるし、主人公に対してそのオチでは、ただただ悪い印象しかない。

 

確かに驚くという部分では、ずっと視覚障害を演じていたこと自体には凄さはあるが、そのオチを主人公自らがやってどうすんだよというのが、率直な感想。やってることは似ているが、ユージュアルサスペクツとは、全く似て非なるものだ。

 

単純に言って、主人公がボケてどうする、だ。

 

これを成立させたいなら刑事とか監視の男の目線で描くべきだろう。

 

そもそも、家族を殺されその復讐を果たすために悪党のラディチに近寄るために彼好みの盲目女性を演じていたというのが、演じる動機になってるが、そのように最初から描いてくれれば、シンプルな復讐話で応援しやすくハラハラドキドキもありでわかりやすいのだが、なぜか、復讐のために近づいているということだけをすべてひた隠しにした上で、たまたま事件に巻き込まれてしまった不幸な盲目女性という角度にして強引に話を語っている。

 

完全にやってる演出であり、自分で隠しておいて、実はずっと彼女は演技してましたということを最後に明かすという、マッチポンプをやっている。

 

それは、物語どうこうではなく、ただの制作者の都合じゃんとしか言いようがない。

 

というか、このオチは、見ている人に対してかなりの裏切り行為でもある。ルール違反。

 

映画を見てたら急に映画館から編集スタジオ(作業部屋)に移動してた位の衝撃だ。

 

仮にソフィアという人物の生い立ちを最初から追っていったとしたら、ある瞬間にどこかで盲目だったり。盲目でなかったりする瞬間が普通にある訳で、それを演出と編集で、盲目であるという部分だけを強引に切り取ってつなぎ合わせ、視覚障害者という人物に見立てていただけなのだ。主人公と協力して。

 

それってどうなのか?

 

それなら誰でも何にでも成れるし、なんでもありだ。

 

もし仮に公私関係なくヒロインが視覚障害者でもないのに、障害者を演じ続けていたとするならそれはそれでこの人物は大分痛い奴だと思う。

 

矢沢永吉のモノマネ芸人が、普通に病院とかに行っても、ずっと自分は矢沢永吉として、過ごしてる位やばい。

 

どちらにしても、このヒロインは、共感の対象ではない。

 

そもそも物語が破綻している。

 

家にいる時、誰も周りに人がいない時に盲目でいる必要性が全く無い。

 

一体誰向けの目が見えないアピールなのか。

 

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:真実はなんなのか、フェイクニュースならぬフェイクムービー。内容的には星2つだが、オチがひどいので星1つです。このオチがズレてるからなのか、ハラハラドキドキする話ではあるもの、イマイチ盛り上がらず、後半もだらだらしてきて微妙に眠たい。結局、復讐したいのかしたくないのかよくわからない。目が見えるなら、目が見える人として、ラディチに会った瞬間、瞬殺すればいいのに最後の最後までなぜか目が見えることを隠してる意味もよくわからない。後々急に目が見えるようになったのか、そうではない。監視の男を街で見つけて確認してるシーンが挿入されている。もうなんだかわからない。といって、もう一度見返してどうのという気も起きない。ただただひどいのだオチが…。)

 

 

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