映画「悪魔を見た[R15+指定版]」の感想(ネタバレ)

 


■監督:キム・ジウン
■出演:イ・ビョンホン チェ・ミンシク オ・サナ チョン・グクァン チョン・ホジン キム・ユンソ

 

映画「悪魔を見た[R15+指定版]」のあらすじ

 

国家情報院の敏腕捜査官スヒョン。ある夜、彼の婚約者ジュヨンが惨殺死体で発見される。怒りと悲しみにとらわれたスヒョンは、捜査資料を入手し、独自に犯人を追う。やがて彼は、ある中年男ギョンチョルこそが犯人だと特定。男は快楽のために殺人を繰り返す悪魔そのものだった。だがスヒョンはギョンチョルをあえて捕らえず、GPSカプセルをのませて解放する。スヒョンの目的は法の裁きではなく、“完全なる復讐”の遂行だった。

 

WOWOWから引用

 

【映画「悪魔を見た[R15+指定版]」の感想(ネタバレ)】

 

「甘い人生」のキム・ジウン監督×イビョンホンが再びコンビを組んだバイオレンス。

 

2010年のイビョンホン作品だが、WOWOWで初放送したので見てみた。

 

内容的には、婚約者を惨殺された捜査官が犯人を捕まえてじわじわと復讐するという話。

 

犯人を捕まえて、暴行を加えたのち、GPS付きで一度解放し、再び悪事を働くと捕まえて、さらに暴力を加えて解放するを繰り返すという、途中から犯人をいたぶるコメディみたいな雰囲気があるのは面白いが、最終版では、逆に犯人に出し抜かれて、身内に再び被害が出てしまう展開は、マッチポンプ(主人公のミス)が原因なので個人的にはいらないと思う。

 

この映画の趣旨は、被害者家族の犯人への過剰な復讐がテーマで、犯人が後々出し抜いてどうこうみたいなのは、余談でしかなく、あんまり関係ない。

 

よく犯人が罪を反省して改心すれば、うんぬんみたいなことで、この主人公も多少その要素を求めてる部分があるが、のちのち罪を反省するような人間なら、そもそも最初からそんなひどいことをしないというのが、個人的な考えなので、犯人との必要以上のやりとりは無駄に感じてしまう。

 

なので、犯人をいたぶってる部分こそこの映画の本質で、再び身内に被害が出てうんぬんは、最終的に犯人を殺すかどうかを視聴者に納得してもらうための理由付けのためのエピソードでしかない。

 

この主人公的には、そもそも最初から、犯人が途中で逃亡するしない関わらず、ギロチンする流れだったのかもしれないが、犯人が逃げたことで、どこまでが計画なのかが、非常に曖昧になったように思う。

 

2時間半弱(144分)とかなり長い作品というのもあるが、後半の逃げる部分をカットすれば、2時間で十分な内容です。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:バイオレンス描写が凄惨で韓国映画の勢いを感じるイビョンホン主演作。物語としては、一言で説明できてしまうほど取り立てて内容はないが、映画作品としては、被害者女性に相当可愛い子が揃っていて、そんな子が脱がされているので、違った意味で見どころである。)

 

 

>>悪魔を見た(字幕版)

 

 

 

JUGEMテーマ:韓国映画全般

  • -
  • 17:13
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment





   

当ブログの広告について

「Amazonのアソシエイトとして、[当ブログ]は適格販売により収入を得ています。」またWOWOWのアフィリエイトプログラムを利用しております。

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
にほんブログ村
ブログランキング
  • seo




Selected Entry

       

Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

Archive

Mobile

qrcode

Profile

Search

        

PR

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM