韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話の感想(ネタバレ)
2011.01.18 Tuesday 韓国ドラマ ロードナンバーワン あらすじ
■韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話の感想(ネタバレ)

■監督:イ・ジャンス キム・ジンミン
■出演者:ソ・ジソブ キム・ハヌル ユン・ゲサン チェ・ミンス ソン・チャンミン
WOWOWで放送中の韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話を鑑賞。
【韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話のあらすじ】
判決保留中のスヨンは移送中に解放される。"最後まで平壌で防衛線を張れ"という決死の命令を受け入れたジャンウとテホへの報いとして、軍上層部が恩赦を下したのだった。だが、スヨンはジャンウを探すため、平壌へと戻る。その頃、平壌ではジャンウ率いる第2中隊が、圧倒的な人数の中国軍を相手に市街戦を繰り広げていた。激戦の最中、戦場に迷い込んでしまったスヨンは、ジャンウの目の前で危機に陥り……。
※WOWOWから引用
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【韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話の感想】
ジャンウが平壌に残り戦っていることを聞かされたスヨンは、車から下ろされた荒地から走ってジャンウのもとへ向かう。
一方、ジャンウとテホら第二中隊の志願兵たちは、中共軍の進軍に備え、爆弾を仕掛けたり、銃器を設置したり、平壌で防備を固め始める。ジャンウらの作戦は出来るだけ敵を引きつけ、中共軍に大打撃をを与えつつ、これ以上無理だと思ったら、撤退し大隊長が脱出用に用意している逃走車両に乗り平壌から脱出するというもの。
中共軍の進軍が始まり、先陣が平壌の市街地に到着する。ジャンウの合図により奇襲が始まり、激しい銃撃戦に突入する。奇襲を受けた中共軍は、壊滅的大打撃を受ける。第二中隊は先陣部隊の一掃に成功するが、古参兵などが犠牲になり、第二中隊も無傷ではなかった。
銃撃戦が収まった隙に衛生兵が負傷した兵士の治療をするが、治療に専念する間もなく、戦車を従えた中共軍の本陣(本隊)が押し寄せる。
ジャンウの指示により、再び銃撃戦のための準備が進められるが、ちょうどそのとき中共軍と対峙した第二中隊の目の前を割って入るように、ジャンウに会うために平壌に来ていたスヨンがふらふらと現れる。
スヨンを見たジャンウは、驚き目を奪われるが、銃撃戦が始まり、スヨンも撃たれ地面に倒れてしまう。目の前の出来事にショックを受けたジャンウは、放心状態となり、銃撃戦が繰り広げられているなか、スヨンを助けようと、歩みだしてしまう。
一部始終を見ていたテホは、混乱するジャンウを体を張って止めるとともに、中共軍の猛攻に溜まらず、放心状態の中隊長の代わりに撤退命令を出す。
中共軍の本隊の勢力が強いとわかるとハン中尉は、部下や仲間を捨て一人戦場を抜け、撤退するためのトラックが待つ拠点につくと、自分が最後だと偽り、トラックごと撤退してしまう。
中共軍の猛攻をなんとか掻い潜った第二中隊の兵士らは、手を取り合い脱出拠点に向かうが、拠点についても逃走車両はなかった。テホは、歩いて撤退することを決め、敵に見つからないように山を超えるルートを選択する。
ジャンウは、銃撃戦でスヨンが死んだと思いそのショックが抜けず、抜け殻のような状態になっていたため、第二中隊の指揮はすべてテホが命令を下すようになる。
山越えの途中で中共軍の一部隊の死体を見つけると、夜の防寒対策も兼ね死体から服を剥ぎ取り、中共軍の兵士に偽装する。
雪が降り、顔には氷が張り付くような凍てつく寒さのなか、足が凍傷で腐リ始め、部隊から遅れをとっていたマ少尉が夜中に行方不明になり、中隊で探し始めると、しばらくして遠くで銃声が聞こえる。
銃声が聞こえた場所には、撤退してからずっと放心状態でおかしな行動を取り始めていた中隊長のジャンウが探していたマ少尉と一緒にいたため、第二中隊のなかでは、中隊長がマ少尉を殺したのでは?という噂が立ち始める。
翌日マ少尉の弔いが終わったのち、しばらくして少し正気を取り戻し、命令を下すようになったジャンウだが、部下に気を配ることなく先頭を一人突き進むなどこれまでどこか違う様子を見せる。また、中共軍の部隊と遭遇すると、先制攻撃で仕留めようなど、まるで殺人を楽しむかのような一面を見せ始める。
一方スヨンは、気を失ったまま死体が山のように集まる死体置き場に運ばれ、そこへ投げ込まれる。火をつけるための油が顔にかかり、そこでようやく目が覚める。近くにあった他の死体が持っていたラッパを吹いて知らせると、スヨンに気づき助ける。スヨンは撃たれた肩に入っていた弾をナイフで取り出すが、その後気を失ってしまう。
中共軍の敗残兵の中で運良く生き残っていた中国人の子供を見つけた第二中隊の新米の兵士は、一緒に連れて行くと言い、皆が批判する中、ジャンウも自分で責任を持てといって、同行を許す。
平壌撤退後、絶望的で落ち込んでいた第二中隊だったが、新米兵士と子供のやりとりを見ているうちに、笑顔を取り戻し始める。※続く
評価 ★★★★☆ (星4つ)
(第15話の平壌での市街戦は、映画「プライベートライアン」のラスト45分のミラー大尉(トムハンクス)率いるアメリカ軍とドイツ軍の銃撃戦を彷彿する場面が満載。ロードナンバーワンの製作者はこれがやりたかったのかとおもうほどあからさまに意識しているシーンがある。だが、こちらとしては元の作品を知っているので見ていて面白い。
このドラマは恋愛シーンのやり過ぎな演出さえなければすごく良い作品なんだが…。今回も、スヨンが銃撃戦のなかに急に現れるシーンも、画としてはインパクトがあるが、状況を良く考えなさいと、スヨンの人格を疑いたくなってしまう変な演出だ。(急に冷めてしまう)たぶんこの原因は「天国の階段」の監督がいるからだと最近になって気づいた。恋愛シーンで天国の階段と通じるやりすぎな部分がある。)
ロードナンバーワン DVD-BOX1

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■監督:イ・ジャンス キム・ジンミン
■出演者:ソ・ジソブ キム・ハヌル ユン・ゲサン チェ・ミンス ソン・チャンミン
WOWOWで放送中の韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話を鑑賞。
【韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話のあらすじ】
判決保留中のスヨンは移送中に解放される。"最後まで平壌で防衛線を張れ"という決死の命令を受け入れたジャンウとテホへの報いとして、軍上層部が恩赦を下したのだった。だが、スヨンはジャンウを探すため、平壌へと戻る。その頃、平壌ではジャンウ率いる第2中隊が、圧倒的な人数の中国軍を相手に市街戦を繰り広げていた。激戦の最中、戦場に迷い込んでしまったスヨンは、ジャンウの目の前で危機に陥り……。
※WOWOWから引用
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【韓国ドラマ「ロードナンバーワン」第15話の感想】
ジャンウが平壌に残り戦っていることを聞かされたスヨンは、車から下ろされた荒地から走ってジャンウのもとへ向かう。
一方、ジャンウとテホら第二中隊の志願兵たちは、中共軍の進軍に備え、爆弾を仕掛けたり、銃器を設置したり、平壌で防備を固め始める。ジャンウらの作戦は出来るだけ敵を引きつけ、中共軍に大打撃をを与えつつ、これ以上無理だと思ったら、撤退し大隊長が脱出用に用意している逃走車両に乗り平壌から脱出するというもの。
中共軍の進軍が始まり、先陣が平壌の市街地に到着する。ジャンウの合図により奇襲が始まり、激しい銃撃戦に突入する。奇襲を受けた中共軍は、壊滅的大打撃を受ける。第二中隊は先陣部隊の一掃に成功するが、古参兵などが犠牲になり、第二中隊も無傷ではなかった。
銃撃戦が収まった隙に衛生兵が負傷した兵士の治療をするが、治療に専念する間もなく、戦車を従えた中共軍の本陣(本隊)が押し寄せる。
ジャンウの指示により、再び銃撃戦のための準備が進められるが、ちょうどそのとき中共軍と対峙した第二中隊の目の前を割って入るように、ジャンウに会うために平壌に来ていたスヨンがふらふらと現れる。
スヨンを見たジャンウは、驚き目を奪われるが、銃撃戦が始まり、スヨンも撃たれ地面に倒れてしまう。目の前の出来事にショックを受けたジャンウは、放心状態となり、銃撃戦が繰り広げられているなか、スヨンを助けようと、歩みだしてしまう。
一部始終を見ていたテホは、混乱するジャンウを体を張って止めるとともに、中共軍の猛攻に溜まらず、放心状態の中隊長の代わりに撤退命令を出す。
中共軍の本隊の勢力が強いとわかるとハン中尉は、部下や仲間を捨て一人戦場を抜け、撤退するためのトラックが待つ拠点につくと、自分が最後だと偽り、トラックごと撤退してしまう。
中共軍の猛攻をなんとか掻い潜った第二中隊の兵士らは、手を取り合い脱出拠点に向かうが、拠点についても逃走車両はなかった。テホは、歩いて撤退することを決め、敵に見つからないように山を超えるルートを選択する。
ジャンウは、銃撃戦でスヨンが死んだと思いそのショックが抜けず、抜け殻のような状態になっていたため、第二中隊の指揮はすべてテホが命令を下すようになる。
山越えの途中で中共軍の一部隊の死体を見つけると、夜の防寒対策も兼ね死体から服を剥ぎ取り、中共軍の兵士に偽装する。
雪が降り、顔には氷が張り付くような凍てつく寒さのなか、足が凍傷で腐リ始め、部隊から遅れをとっていたマ少尉が夜中に行方不明になり、中隊で探し始めると、しばらくして遠くで銃声が聞こえる。
銃声が聞こえた場所には、撤退してからずっと放心状態でおかしな行動を取り始めていた中隊長のジャンウが探していたマ少尉と一緒にいたため、第二中隊のなかでは、中隊長がマ少尉を殺したのでは?という噂が立ち始める。
翌日マ少尉の弔いが終わったのち、しばらくして少し正気を取り戻し、命令を下すようになったジャンウだが、部下に気を配ることなく先頭を一人突き進むなどこれまでどこか違う様子を見せる。また、中共軍の部隊と遭遇すると、先制攻撃で仕留めようなど、まるで殺人を楽しむかのような一面を見せ始める。
一方スヨンは、気を失ったまま死体が山のように集まる死体置き場に運ばれ、そこへ投げ込まれる。火をつけるための油が顔にかかり、そこでようやく目が覚める。近くにあった他の死体が持っていたラッパを吹いて知らせると、スヨンに気づき助ける。スヨンは撃たれた肩に入っていた弾をナイフで取り出すが、その後気を失ってしまう。
中共軍の敗残兵の中で運良く生き残っていた中国人の子供を見つけた第二中隊の新米の兵士は、一緒に連れて行くと言い、皆が批判する中、ジャンウも自分で責任を持てといって、同行を許す。
平壌撤退後、絶望的で落ち込んでいた第二中隊だったが、新米兵士と子供のやりとりを見ているうちに、笑顔を取り戻し始める。※続く
評価 ★★★★☆ (星4つ)
(第15話の平壌での市街戦は、映画「プライベートライアン」のラスト45分のミラー大尉(トムハンクス)率いるアメリカ軍とドイツ軍の銃撃戦を彷彿する場面が満載。ロードナンバーワンの製作者はこれがやりたかったのかとおもうほどあからさまに意識しているシーンがある。だが、こちらとしては元の作品を知っているので見ていて面白い。
このドラマは恋愛シーンのやり過ぎな演出さえなければすごく良い作品なんだが…。今回も、スヨンが銃撃戦のなかに急に現れるシーンも、画としてはインパクトがあるが、状況を良く考えなさいと、スヨンの人格を疑いたくなってしまう変な演出だ。(急に冷めてしまう)たぶんこの原因は「天国の階段」の監督がいるからだと最近になって気づいた。恋愛シーンで天国の階段と通じるやりすぎな部分がある。)
ロードナンバーワン DVD-BOX1

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