映画「火天の城」の感想(ネタバレ)

2011.02.01 Tuesday 邦画レビュー

■映画「火天の城」の感想(ネタバレ)



■監督:田中光敏 
■出演者:西田敏行 福田沙紀 椎名桔平 大竹しのぶ  

WOWOWで放送していた映画「火天の城」を鑑賞。

【映画「火天の城」のあらすじ】

戦国時代の1576年。天下統一という自らの野望実現にあと一歩まで迫った織田信長は、琵琶湖を望む安土の地に巨大な城を築くことを決意。金閣寺を建立した京の池上家、奈良の大仏殿を造った中井一門との指図(設計図)争いを勝ち抜いて、築城の総棟梁の地位を獲得した熱田の宮大工・岡部又右衛門は、愛する妻子や門下の大工たちに支えられながら、難事業に懸命に取り組む。しかし彼の前にはなお多くの困難や試練が待ち受けていた…。

※WOWOWから引用

【映画「火天の城」の感想】

織田信長より安土城の築城の命令を受けた宮大工の苦労を描く築城ドラマで、宮大工の頭領を西田敏行が演じており、これまでにない地下2階の地上5層の計7階建ての城を作るために命をかける人々の姿が涙を誘う感動作。

2時間半という比較的長い作品ですが、時間を感じさせないようなテンポで見れる。

ただ、ストーリーは良いが、映画製作の資金面や国の天然記念物等の規制の面に引っかかってしまうためか、実際の築城シーンのスペクタクルさとリアルさが失われているのがかなりおしい作品。

7重の城を支えるのに必要な大黒柱、飛騨ひのき高さ8系、2百5寸(1寸=約3cm、約6m)の柱を用意しなければならず、頭領は武田の領地に取りに行き、ようやく神木を見つけるのだが、育つまでに2000年掛かるという神木をこの映画1本の為に切ることはできず、その後は、この神木はCG処理となってしまう。



実際の木、手は回せるはずもなく、人間(西田敏行)と比べてもかなりでかい!



そして、倒木し、船で持ってきたときの映像。CGにより多少違和感があるが、まあしょうがない。



そして、いざ、大黒柱をみんなで建てるシーン。

さすがにこんな大木を城の土台とするためにはすごい人数が必要になる。



しかし、いざ実写のシーンになると…



かなり細い木になってしまった。外側が削られ加工されているとはいえ、細すぎる。



ちなみに城の骨組みが出来上がり、近くで映した映像が上記だが、急に抱きつける太さにランクダウンしてしまった。※原木は以下



この映画で原寸大の安土城を復元して作りそのまま、どこかに壊さず残しておけば、現地に見に行きたいと思わせる作品ですが、残念ながらそれは叶わず。


信長の命令で吹き抜け構造を作らされるマタエモン他有名大工たちだったが、マタエモンだけ火攻めに対応するため、吹き抜けを作らず7重構造にする。

実際にそれぞれの模型を燃やして証明するシーンがあるが、実際に模型に火を点けているため、緊張感がある。一発撮りだと思うので、俳優はNGは出せないな。※マタエモンの作品は一番左



ちなみに150分の1の安土城の木製模型が購入することができるみたいだが、見ていたら急に欲しくなってきた。いろんな城模型があるが、やっぱり買うなら安土城かな。

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価格:34,650円(税込、送料込)



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(後半に守り神と呼ばれる大石を運ぶために指揮を執りに姿を現れた信長に対し、反乱を企てるものが現れ、アクションシーンに突入するが、それによりでかい岩が転がったりしてたくさんの人が亡くなってしまう。この部分は急に映画のカラーが変わってしまい、いらなかったのではと思う。全体的に観ると、西田敏行、椎名桔兵、大竹しのぶらベテラン俳優人に囲まれた良い作品でおすすめ。)


火天の城

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