映画「レインフォール 雨の牙」の感想(ネタバレ)

2010.06.21 Monday 邦画レビュー

■映画「レインフォール 雨の牙」の感想(ネタバレ)



■監督:マックス・マニックス 
■出演者:椎名桔平 長谷川京子 ゲイリー・オールドマン 清水美沙 柄本明 

昨年(2009年)劇場公開した椎名桔平、長谷川京子出演の話題の邦画?「レインフォール 雨の牙」がWOWOWで初放送した録画分をようやく消化。WOWOWは普通に毎月の初放送の新作映画を追っていくだけ結構な録画量がある。

さて、この映画は、日本人俳優の名前が並ぶ中、ただ一人、ハリウッドほかで活躍する俳優ゲイリーオールドマンが出演しているのが、一番の特徴といえます。

また監督をはじめスタッフにも外国人が多いため、日本が舞台で、日本人俳優が多く出てはいますが、ゲイリーオールドマンを迎えた邦画というよりは、日本を舞台にした洋画といった雰囲気です。

たまにハリウッド映画で日本を舞台にしたシーンを入れた場合に、日本の習慣、文化を間違って取り入れて、なぜか中国っぽかったり、日本の伝統品がやみくもにただ並べられているだけだったり、日本に住むものにとっては「そんなわけない!」と違和感を存分に感じてしまうことがありますが、この映画「レインフォール 雨の牙」は、そういった不安は少ない。

また、邦画に外国人を一人呼んだ場合に起きる、外国人俳優の扱いですが、これも監督が外国人ということで、ゲイリーオールドマンの存在が、最初こそ違和感がありますが、見ていくとそれほど気にならなくなるあたりで、この辺も映画としてはよく出来ているように思います。

原作が元CIAをしていた人が書いたというシナリオを基に作っているだけあって、日本の官僚の汚職の証拠(メモリースティック)を追って、日本のやくざやCIAがその情報を入手して、恐喝や日本との交渉を有利に進めようと目論むという、「そういうこともあるかもしれない!」と意外とリアルに描かれている。

ストーリー的には、追うもの追われるもの、守るもの守られるものという人間関係が適度な緊張感があって良いです。ヒロインに美形の長谷川京子を迎えていることもありますが、長谷川京子をPVみたいに、映像としてきれいに撮ろうとする撮影の仕方が、少し気になります。

ラストは、意外なほどあっさりとゲイリーオールドマンが死んでしまい、中途解決して終わってしまいますが、それを抜きにすれば、なかなかの作品だと思います。椎名桔平が殺し屋役?を熱演しています。


★★★☆☆ (評価 星3つ)

(映画全体としては、メモリースティックがキーになるサスペンスアクションというジャンルではありますが、中盤から意外とジョンレイン(椎名桔平)とカワムラ(長谷川京子)の二人の関係も深く描かれ、程よくしっとりとした映像が楽しめる。音楽(ピアノ)も落ち着いた雰囲気に添えていて良い。洋画+日本人キャストではありますが、よく出来ている作品ですね。

気になる点を言えば、やくざ役の高齢の組長が、「メモリースティックを早く探すんだ!」という組員に喝を入れる言葉(シーン)がありますが、”メモリースティック”を知らなそうなそうな世代から出てくる”メモリースティック”という言葉(用語)に違和感があり、少し面白い。無理せず”データ”とか”例のもの”の方がしっくり来るように思う。)

レイン・フォール/雨の牙 コレクターズ・エディション


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